JP4062044B2 - 羽根及び送風機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、工場、倉庫あるいは飲食店の厨房など、強度を必要とし、材質も金属性が必要な場合の羽根及びこれを使用した送風機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の羽根は、羽根の段差形状の絞り部が羽根フレームと重なる全面にわたり絞り加工されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−250786号公報(第2頁)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
全面にわたり絞り加工されているので、しわが生じやすく、これによって騒音が発生したり、羽根自体が重くなってしまうという問題があった。
【課題を解決するための手段】
第1の前縁部と第1の外周部と第1の後縁部とを備えた第1の羽根部と、前記第1の羽根部に連続し、電動機の軸に接続する第1の内径部とを有する薄板鋼鈑を絞り加工して形成された第1の羽根板と、第2の前縁部と第2の外周部と第2の後縁部とを備えた第2の羽根部と、前記第2の羽根部に連続し、前記電動機の軸に接続する第2の内径部とを有し、前記第1の羽根板の一方の面に接続して、薄板鋼鈑を絞り加工して形成された第2の羽根板とを有し、前記第2の外周部は、前記第1の外周部よりも前記電動機の軸に近くなるように配置されている。
【0005】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
はじめに、この発明の羽根を備えた送風機全体の構成について説明をする。図1は、この発明の実施の形態1における羽根を使用した送風機の構造図である。図中,送風機1は、枠体2に取り付けられた支持脚3を介して中央部の風洞4内に固定された電動機5の軸に 羽根6が取り付けられていることで構成されている。この構成は、商品名有圧換気扇と呼ばれる工場、倉庫あるいは飲食店の厨房などに多く使用され、一般家庭の換気扇に比べ、大風量、高静圧が得られるものであるが羽根の材質は使用環境、使用温度などの関係で金属性が要求され、また羽根の強度も強固なものが要求される。
【0006】
次に、この送風機1に取り付けられている羽根6について詳細な説明をする。図2は、この発明の実施の形態1における羽根の構造図である。図中、羽根6は、薄板鋼鈑を一体絞り加工して羽根板を製作し、これら複数枚の羽根鈑を積層することで形成しているので、この羽根6の構成についてさらに詳細に説明する。例えば、厚みが0.8mm程度の薄板鋼鈑を一体絞り加工した第1の羽根板7と、これと同一形状で外形寸法が小さい同じく薄板鋼鈑を一体絞り加工した第2の羽根板8と、さらに外形寸法が小さい同じく薄板鋼鈑を一体絞り加工した第3の羽根板9を積層して構成している。積層の順序は、第1の羽根板7の吸込側に当たる面すなわち負圧面の上に第2の羽根板8をのせ、さらに第2の羽根板8の負圧面に第3の羽根板9をのせている。この3枚の羽根板の結合は、例えば、図中の丸印位置であるスポット溶接部10をスポット溶接することで行う。
【0007】
このようにして積層した羽根6の性能について断面形状を見ながら説明する。図3は、この発明の実施の形態1における羽根の断面観察位置を示す構成図、図4は、この発明の実施の形態1における羽根の断面図である。
【0008】
図4(a)は、図3における半径方向の半径方向線11上のA−Aに沿って切断した断面の断面図である。このように、第1の羽根板7の第1の前縁部12、第2の羽根板8の第2の前縁部13、第3の羽根板9の第3の前縁部14は一致せず階段状に厚みが増加する。また、第1の羽根板7の第1の後縁部15、第2の羽根板8の第2の後縁部16、第3の羽根板9の第3の後縁部17は一致せず階段状に厚みが減少する。従って、このような形状の羽根6が回転した場合には、羽根6の表面の階段形状に従った空気の流れ線18が生じる。
【0009】
また、図3の翼弦線の中心を結んだ翼弦線中心線19上のB−Bに沿って切断した断面を図4(b)に示す。図4(b)は、羽根のB−B断面図である。このように、第1の羽根板7の第1の外周部20、第2の羽根板8の第2の外周部21、第3の羽根板9の第3の外周部22は一致せず階段状に厚みが増加する。一方、ボス部23が送風機1のカシメ結合される部分の羽根の内径部24は第1の羽根板7、第2の羽根板8、第3の羽根板9の内径部が重なり合うため、厚みは3倍となる。強度は一般的には板厚みの2乗でアップするため、第1の羽根板7のみで構成した場合の応力と比べると、応力は約1/9となり非常に強度に優れる。
【0010】
また、羽根6が回転する際にかかる応力が最大となる部分(図3における矢印Z部分)においては、第1の羽根板7、第2の羽根板8、第3の羽根板9の前縁部の形状は同一のためこの部分では積層された羽根の厚みは3倍となり、非常に強度に優れる。
【0011】
従って、羽根の厚みが自由に設計できる樹脂製羽根のように、前縁部、外周部及び後縁部では薄く、応力が高くなる羽根の根元付近では厚くすることが可能となる。これにより、羽根6の負圧面側である吸込口側の厚みの変化は階段状に徐々に変わるので騒音が小さくできるとともに、正圧面側は段差がないため送風性能に優れる。さらに、強度が必要な部分だけ複数枚の薄板鋼鈑製の羽根板を積層するため、軽量で強度的、騒音的に優れ、製造コストが安価にできる。
【0012】
また、図2に示すように、第1の羽根板7の外周部には、羽根6(この場合、第1の羽根板7も同じ)の外周形状とほぼ平行に羽根6の負圧面側即ち吸込側に凸状のリブ25が設けられている。このリブ25の絞り高さは概ね1mm程度で、外側R6程度としている。このリブ25を設けることにより、第1の羽根板7の翼面全体の座標がさらに精度良く加工でき、第1の羽根板7は鋼鈑製で厚みが0.8mm程度にもかかわらず特に第1の前縁部12の先端部分の強度も向上させることができる。
【0013】
なお、この実施の形態ではスポット溶接で羽根板間の結合を行っているが十分な結合力が得られれば接着などの他の方法でも同じ結果が得られる。
【0014】
実施の形態2.
実施の形態1の羽根は強度的に優れるが、この実施の形態ではさらに強度が必要な場合の羽根について検討する。なお、実施の形態1と同様の機能を有する部分には同じ番号を付すとともに説明を省略する。
【0015】
図5は、この発明の実施の形態2における羽根の構造図、図6は、この発明の実施の形態2における羽根の断面観察位置を示す構成図、図7は、この発明の実施の形態2における羽根の断面図である。この実施の形態の羽根26における複数枚の積層した羽根板の結合は、図5及び図6に示すように丸印位置であるスポット溶接部10をスポット溶接することと曲線で描かれているシーム溶接部27をシーム溶接することで行っている。これは、前述したように第1の前縁部12が回転方向に前進している形状では、応力が最も高くなるのは図6における矢印Zすなわち、羽根26の前縁部の羽根内径側付近となる。また、第1の羽根板7の第一の前縁部12の先端部は回転方向に大きく前進しており、距離も長いため応力のみならずこの先端部分が変形することが懸念される。
【0016】
このような場合には、羽根26の羽根板を積層する場合に、前縁部が階段状にならないように、第1の羽根板7の第1の前縁部12、第2の羽根板8の第4の前縁部28、第3の羽根板9の第5の前縁部29をほぼ一致させる。そして、第1の羽根板7、第2の羽根板8、第3の羽根板9が2以上重なり合う部分でしかも羽根26に加わる応力が最も高くなる部分にシーム溶接部27を設けて結合すれば、この結合はスポット溶接だけに比べより強固なものになり、強度が向上するばかりか品質も安定する。但し、この場合においては、シーム溶接により、羽根板の座標がずれてしまうことが考えられ、シーム溶接後にプレス加工により再度座標修正するとより精度が高くなる。
【0017】
図7は、図6における半径方向の半径方向線11上のA−Aに沿って切断した断面の断面図である。この羽根26の後縁部のように応力が低い部分は、3枚の羽根板によって階段状に形成されている。そのため、前縁部も階段状になっていた実施の形態1のものよりも騒音は大きくなる恐れがあるものの、後縁部だけでも階段状としたことで、後縁部の端面を一致させた場合よりは騒音を小さく抑えることができる。
【0018】
このように、最も応力が高くなる部分が積層された構造となるので、羽根26は変形や破損を生じにくくなり信頼性が向上する。
【0019】
実施の形態3.
実施の形態1の羽根はスポット溶接により複数枚の羽根板を結合しているが、この実施の形態ではもっと簡単に結合できる方法について検討する。なお、実施の形態1と同様の機能を有する部分には同じ番号を付すとともに説明を省略する。
【0020】
図8は、この発明の実施の形態3における羽根の断面観察位置を示す構成図、図9は、この発明の実施の形態3における羽根の断面図である。この実施の形態の羽根30における複数枚の積層した羽根板の結合は、図8に示すように、例えば第1の羽根板7の上に第2の羽根板8を乗せ、その上に第3の羽根板9を乗せた後に、金型によりプレス加工しカシメ部31を抜きカシメ結合する。この場合には、金型によりプレス加工するだけで複数箇所を同時に抜きカシメ結合することができる。
【0021】
図9は、図8における半径方向の半径方向線11上のA−Aに沿って切断した断面の断面図である。この断面図に示すように抜きカシメ結合は、鋼板製の板厚の約1/2までプレスで例えば長方形の穴(長方形に限らず色々な形状が可能)をプレス抜きするものである。実際には鋼板製の板厚の約1/2までしかプレス加工しないため、貫通する穴は形成されない。このプレス加工を鋼板を2枚、または3枚重ねた状態で行うと、プレス抜きした部分で上下の鋼板は結合される。
【0022】
このようにすると、スポット溶接の場合と比べ、自動化が容易となる。また、メッキ処理鋼鈑などでスポット溶接した場合には、溶接部分のメッキ処理がはがれるが、抜きカシメの場合には、このようなことがなくさらには、結合による羽根板の変形など生じにくく品質的にも優れる。
【0023】
なお、実施の形態2において、この抜きカシメをスポット溶接の代わりに用いてもよい。
【0024】
実施の形態4.
実施の形態2では実施の形態1よりも強度が必要な場合について検討したが、逆に実施の形態1ほどは強度が必要でない場合もあるので、そのような場合の羽根について検討する。なお、実施の形態1と同様の機能を有する部分には同じ番号を付すとともに説明を省略する。
【0025】
図10は、この発明の実施の形態4における羽根の構造図、図11は、この発明の実施の形態4における羽根の断面観察位置を示す構成図、図12は、この発明の実施の形態4における羽根の断面図である。
【0026】
図10及び図11における羽根32の第1の羽根板7は薄板鋼鈑を一体絞り加工したもので実施の形態1、2、3とほぼ同様である。一方、第4の羽根板33は第2の羽根板8と異なり、その第4の前縁部34は、第1の羽根板7の第1の前縁部12部分の周囲をヘミング曲げにて覆うようにカシメ結合された前縁ヘミング曲げ部35を有する。さらに、第4の後縁部36は、第1の羽根板7の第1の後縁部15部分の周囲をヘミング曲げにて覆うようにカシメ結合された後縁ヘミング曲げ部37を有する。
【0027】
このようにすれば、図11における最も応力の大きい矢印Z部分は、図12における半径方向の半径方向線11のA−A断面に示されるように、羽根板が2枚にもかかわらず前縁ヘミング曲げ部35を有するため薄板鋼鈑を3枚重ねた状態と同様となり、強度的に優れる。但しこの場合には、金型費用が高価になるが、製造コストが低減でき、さらに軽量な羽根になる。さらに、このようにして形成した前縁ヘミング曲げ部35は丸みがあるため、この端面による騒音を抑制できる。
【0028】
このようにこの実施の形態においては、羽根の強度で最も重要な羽根前縁部及び後縁部の羽根内径部分が確実に強度アップされる。但し、ヘミング曲げ加工されていない外周部は補助的にスポット溶接などにより結合する必要がある。
【0029】
図13は、この発明の実施の形態4における他の羽根の構造図である。図10における羽根32は、第4の羽根板33の第4の外周部38は、円弧を描くような形状となっていたが、図13の羽根39では第4の外周部38の中央部をV字形にカットしている。このようにすれば、強度的に不要な部分がなくなり、軽量化できる。
【0030】
実施の形態5.
実施の形態4において、羽根の強度で最も重要な羽根前縁部、及び後縁部の羽根内径部分の強度を確実に向上させる手段について検討したが、さらに、軽量化する方法について検討する。なお、実施の形態1と同様の機能を有する部分には同じ番号を付すとともに説明を省略する。
【0031】
図14は、この発明の実施の形態5における羽根の構造図、図15は、この発明の実施の形態5における羽根の断面観察位置を示す構成図、図16は、この発明の実施の形態5における羽根の断面図である。
【0032】
図14及び図15における羽根40の第5の羽根板41の第5の前縁部42には、第4の羽根板33の第4の前縁部34と同じように前縁ヘミング曲げ部35が設けられ、第1の羽根板7の第1の前縁部12部分の周囲をヘミング曲げにて覆うようにカシメ結合されている。しかし、第5の羽根板41は第1の羽根板7の第1の後縁部15部分を覆うほどの面積を有しておらず、第1の後縁部15は第5の羽根板41で覆われていない。
【0033】
このようにすれば、図15における最も応力の大きい矢印Z部分は、図16における半径方向の半径方向線11のA−A断面に示されるように、羽根板が2枚にもかかわらず前縁ヘミング曲げ部35を有するため薄板鋼鈑を3枚重ねた状態と同様となり、強度的に優れる。但しこの場合には、金型費用が高価になるが、製造コストが低減でき、さらに軽量な羽根になる。
【0034】
また、羽根の前縁部だけ補強すればさらに無駄がなく軽量な羽根ができると共にカシメ結合以外の部分の面積が小さくなり、スポット溶接などの併用の必要性がなくなり、製造コストも削減できる。
【0035】
実施の形態6.
これまでの実施の形態の羽根に比べ羽根全体としての強度は劣るが、さらに簡単な手段で一体絞り加工したものより強度を向上させる手段について検討する。なお、実施の形態1と同様の機能を有する部分には同じ番号を付すとともに説明を省略する。
【0036】
図17は、この発明の実施の形態6における他の羽根の構造図である。この図において、羽根43は、第1の羽根板7の第1の前縁部12の内径部付近は折り曲げられ、前縁二重曲げ部44を形成している。ただし、折り曲げる加工を加えなければならないので、間隔が広い羽根の場合に限られる。
【0037】
このようにすれば、容易に応力の高い部分を強度アップすることができる。また、第1の羽根板7は、羽根板の前縁部を二重曲げ加工した後一体絞り加工するようにすれば比較的容易に製造できる。
【0038】
また、以上の実施の形態1−6の羽根は、羽根板の材質を表面処理鋼鈑すなわち塗装鋼鈑とすれば意匠性にも優れ、薄板で構成されているため、切断面からの錆の発生も少なく塗装の必要性もなくなり、また意匠面で問題ない場合には、メッキ処理鋼鈑とすれば、錆の発生も少なく、製造コストも安価でしかもリサイクル性に優れる。
【0039】
【発明の効果】
羽根にしわが生じることがなく、かつ軽い羽根とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における羽根を使用した送風機の構造図。
【図2】 この発明の実施の形態1における羽根の構造図。
【図3】 この発明の実施の形態1における羽根の断面観察位置を示す構成図。
【図4】 この発明の実施の形態1における羽根の断面図。
【図5】 この発明の実施の形態2における羽根の構造図。
【図6】 この発明の実施の形態2における羽根の断面観察位置を示す構成図。
【図7】 この発明の実施の形態2における羽根の断面図。
【図8】 この発明の実施の形態3における羽根の断面観察位置を示す構成図。
【図9】 この発明の実施の形態3における羽根の断面図。
【図10】 この発明の実施の形態4における羽根の構造図。
【図11】 この発明の実施の形態4における羽根の断面観察位置を示す構成図。
【図12】 この発明の実施の形態4における羽根の断面図。
【図13】 この発明の実施の形態4における他の羽根の構造図。
【図14】 この発明の実施の形態5における羽根の構造図。
【図15】 この発明の実施の形態5における羽根の断面観察位置を示す構成図。
【図16】 この発明の実施の形態5における羽根の断面図。
【図17】 この発明の実施の形態6における羽根の構造図。
【符号の説明】
1 送風機、 2 枠体、 3 支持脚、 4 風洞、 5 電動機、 6 羽根、 7 第1の羽根板、 8 第2の羽根板、 9 第3の羽根板、 10 スポット溶接部、 11 半径方向線、 12 第1の前縁部、 13 第2の前縁部、 14 第3の前縁部、 15 第1の後縁部、 16 第2の後縁部、 17 第3の後縁部、 18 空気の流れ線、 19 翼弦線中心線、 20 第1の外周部、 21 第2の外周部、 22 第3の外周部、 23 ボス部、 24 内径部、 25 リブ、 26 羽根、 27 シーム溶接部、 28 第4の前縁部、 29 第5の前縁部、 30 羽根、 31 カシメ部、 32 羽根、 33 第4の羽根板、 34 第4の前縁部、 35 前縁ヘミング曲げ部、 36 第4の後縁部、 37 後縁ヘミング曲げ部、 38 第4の外周部、 39 羽根、 40 羽根、 41 第5の羽根板、 42 第5の前縁部、 43 羽根、 44 前縁二重曲げ部。
Claims (8)
- 薄板鋼鈑を絞り加工して形成され、第1の前縁部と第1の外周部と第1の後縁部とを備えた第1の羽根部と、前記第1の羽根部に連続し、電動機の軸に接続する第1の内径部とを有する第1の羽根板、
薄板鋼鈑を絞り加工して形成され、第2の前縁部と第2の外周部と第2の後縁部とを備えた第2の羽根部と、前記第2の羽根部に連続し、前記電動機の軸に接続する第2の内径部とを有し、前記第1の羽根板の一方の面に接続した第2の羽根板、
を有し、
前記第2の外周部は、前記第1の外周部よりも前記電動機の軸に近く、
前記第2の内径部に近い第2の前縁部の一部は、前記第1の内径部に近い第1の前縁部の一部と一致することを特徴とする羽根。 - 薄板鋼鈑を絞り加工して形成され、第1の前縁部と第1の外周部と第1の後縁部とを備えた第1の羽根部と、前記第1の羽根部に連続し、電動機の軸に接続する第1の内径部とを有する第1の羽根板、
薄板鋼鈑を絞り加工して形成され、第2の前縁部と第2の外周部と第2の後縁部とを備えた第2の羽根部と、前記第2の羽根部に連続し、前記電動機の軸に接続する第2の内径部とを有し、前記第1の羽根板の一方の面に接続した第2の羽根板、
を有し、
前記第2の外周部は、前記第1の外周部よりも前記電動機の軸に近く、
前記第2の前縁部は、前記第1の前縁部の一部と一致することを特徴とする羽根。 - 薄板鋼鈑を絞り加工して形成され、第1の前縁部と第1の外周部と第1の後縁部とを備えた第1の羽根部と、前記第1の羽根部に連続し、電動機の軸に接続する第1の内径部とを有する第1の羽根板、
薄板鋼鈑を絞り加工して形成され、第2の前縁部と第2の外周部と第2の後縁部とを備えた第2の羽根部と、前記第2の羽根部に連続し、前記電動機の軸に接続する第2の内径部とを有し、前記第1の羽根板の一方の面に接続した第2の羽根板、
を有し、
前記第2の外周部は、前記第1の外周部よりも前記電動機の軸に近く、
前記第2の羽根の前縁部はヘミング曲げにより前記第1の羽根板の前縁部を覆うようにカシメ結合されたことを特徴とする羽根。 - 第2の後縁部は、前記第1の後縁部よりも第2の羽根部の中心に近いことを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか記載の羽根。
- 第2の後縁部は、前記第2の後縁部の一部と一致することを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか記載の羽根。
- 第2の羽根板が接続する第1の羽根板の一方の面は、回転時に負圧となる面であることを特徴とする請求項1乃至請求項5いずれか記載の羽根。
- 薄板鋼鈑を絞り加工して形成され、第1の前縁部と第1の外周部と第1の後縁部とを備えた第1の羽根部と、前記第1の羽根部に連続し、電動機の軸に接続する第1の内径部とを有する第1の羽根板を有し、
前記第1の羽根板において、前記第1の前縁部に近い一部であって前記第1の内径部に近い一部は2重であり、
前記第1の羽根板の2重部分は前記前縁部の前記第1の内径部に近い一部を折り曲げ部分として連続していることを特徴とする羽根。 - 枠体と、
前記枠体内に設けられた電動機と、
前記電動機と内径部に設けられたボス部で接続される請求項1乃至請求項7いずれか記載の羽根とを有する送風機。
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CN102197228A (zh) * | 2008-10-22 | 2011-09-21 | 夏普株式会社 | 螺旋桨式风扇、流体输送装置和成型模具 |
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