JP4907319B2 - Nc工作機械および同nc工作機械におけるファイルの保存方法 - Google Patents

Nc工作機械および同nc工作機械におけるファイルの保存方法 Download PDF

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本発明は、作業者の誤操作によるNCプログラムの変更等を防止するNC工作機械およびNC工作機械におけるファイルの保存方法に関する。
近年、工作機械によるワークの加工においては、高い加工精度を要求されることが多くなっており、この要求を満足すべく、特許文献1および特許文献2に開示されるようなNCプログラムを用いた加工が広く行われている。このNCプログラムは、一般に、NC制御装置のハードディスクドライブやフロッピー(登録商標)ディスクドライブ等(補助記憶装置)にファイル形式で保存されており、例えば、加工に際して対応するファイルがない場合には、作業者が類似するNCプログラムのファイルを選択して該NCプログラムの一部を変更し使用する等していた。
しかしながら、作業者のキーボード操作やマウス操作等の際、NCプログラムを主記憶装置に読み出して該NCプログラムを変更し補助記憶装置に書き戻すときに変更前のファイルと同一名称のファイルに誤って保存されたり(上書き保存)、ファイルが削除されることも多く、例えば、プログラムの変更や削除が厳に禁止されるような重要なNCプログラムのファイルが誤って上書き保存等される事例も数多く報告されており、このような場合にはNCプログラムの修復に膨大な時間を費やしたり、最悪の場合にはNCプログラムの修復ができない等、取り返しのつかない事態を招くことがあった。
そこで、従来は、重要なNCプログラムのファイルについては読み取り専用属性を設定してNC制御装置の補助記憶装置に保存する等、作業者の誤操作により上書き保存等されることのないように対策を講じていた。
特開2003−295917号公報 特開2005−349520号公報
ところで、近年は品質管理体制や生産管理体制を強化することが内外の趨勢となっており、NC工作機械における加工においても加工時間等のいわゆる現在値データを管理することが極めて重要となっていた。そこで、従来は、NCプログラムの実行に関連して各種現在値データを得るとともに、この現在値データを作業者のキーボード操作等を介さずにNC制御装置の所定の手段により上書き保存するようにしていた。
しかしながら、上述の如くファイルに読み取り専用属性を設定すると、作業者のキーボード操作等による上書き保存等が禁止されるばかりか、NC制御装置の所定の手段による上書き保存も禁止されてしまい、NCプログラムの実行に関連して得られた現在値データが保存されず品質管理や生産管理に大きな支障を来たすことがあった。このような問題に対し、作業者が作業日誌等に現在値データを逐一書き込むことも考えられるが作業効率を低下させる等現実的な手段とは言えなかった。更に、作業者のキーボード操作等により読み取り専用属性を一旦解除してNCプログラムを実行し、NCプログラムの実行終了後、読み取り専用属性を再設定することも考えられるが、作業が煩雑となるばかりか作業者が読み取り専用属性を設定し忘れて重要なNCプログラムを消滅させる恐れもあり、課題を解決する手段には到底なり得なかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、読み取り専用属性を設定したNCプログラムのファイルにおいて、作業者の誤操作によるNCプログラムの変更等を防止しつつNCプログラムの実行に関連して得られた現在値データを確実に保存することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、作業者が操作することにより各種指令を入力する入力装置を有し、少なくともNCプログラムおよびNCプログラムの実行に関連して得られた現在値データを含み読み取り専用属性を設定したファイルを保存するNC工作機械において、NCプログラムは、加工動作の終了後にプログラム終了処理過程を経て終了するように構成され、プログラム終了処理過程の開始によりファイルに設定した読み取り専用属性を解除する属性解除手段と、プログラム終了処理過程において、入力装置からのファイルの保存指令を受け付けず入力装置を介してのファイルの保存を禁止するとともに、プログラム終了処理過程の開始により属性解除手段においてファイルの読み取り専用属性を解除した後に、NCプログラムは上書き保存せずに、現在値データのみを上書き保存するデータ保存手段と、データ保存手段により現在値データを上書き保存した後であって、プログラム終了処理過程の終了前または終了と同時にファイルに読み取り専用属性を再設定する属性再設定手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ファイルに設定した読み取り専用属性を解除する属性解除手段と、属性解除手段によりファイルの読み取り専用属性を解除した後に、NCプログラムは上書き保存せずに、現在値データを上書き保存するデータ保存手段と、データ保存手段により現在値データを上書き保存した後にファイルに読み取り専用属性を再設定する属性再設定手段と、を有することとしたので、読み取り専用属性が設定されたファイルにおいても、作業者の誤操作によるNCプログラムの変更等を防止しつつNCプログラムの実行に関連して得られた現在値データを確実に保存することができる。なお、本発明において「現在値データ」とは、加工時間、加工の開始時または終了時における電極位置の座標データ、加工の日付・時刻等、NCプログラムの実行に関連して得られた各種現在値を示すデータをいう。また、「読み取り専用属性」とは、ファイルの上書き保存や削除を禁止するファイルの属性をいう。更に「保存」とは、補助記憶装置に各種データを記憶させることをいう。更にまた「上書き保存」とは、主記憶装置に読み出したときのファイル名と同じファイル名で当該ファイルを保存することをいう。
請求項2の発明は、作業者が操作することにより各種指令を入力する入力装置を有し、少なくともNCプログラムおよび前記NCプログラムの実行に関連して得られた現在値データを含み読み取り専用属性を設定したファイルを保存するNC工作機械におけるファイルの保存方法において、NCプログラムは、加工動作の終了後にプログラム終了処理過程を経て終了するように構成され、プログラム終了処理過程の開始によりファイルに設定した読み取り専用属性を解除する属性解除ステップと、プログラム終了処理過程において、入力装置からのファイルの保存指令を受け付けず入力装置を介してのファイルの保存を禁止するとともに、プログラム終了処理過程の開始により属性解除ステップにおいてファイルの読み取り専用属性を解除した後に、NCプログラムは上書き保存せずに、NCプログラムは上書き保存せずに、現在値データを上書き保存するデータ保存ステップと、データ保存ステップにより現在値データを上書き保存した後であって、プログラム終了処理過程の終了前または終了と同時にファイルに読み取り専用属性を再設定する属性再設定ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ファイルに設定した読み取り専用属性を解除する属性解除ステップと、属性解除ステップによりファイルの読み取り専用属性を解除した後に、NCプログラムは上書き保存せずに、現在値データを上書き保存するデータ保存ステップと、データ保存ステップにより現在値データを上書き保存した後にファイルに読み取り専用属性を再設定する属性再設定ステップと、を有することとしたので、読み取り専用属性が設定されたファイルにおいても、作業者の誤操作によるNCプログラムの変更等を防止しつつNCプログラムの実行に関連して得られた現在値データを確実に保存することができる。
本発明によれば、読み取り専用属性を設定したNCプログラムのファイルにおいて、作業者の誤操作によるNCプログラムの変更等を防止しつつNCプログラムの実行に関連して得られた現在値データを確実に保存することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1実施形態に係るNC放電加工装置(NC工作機械)およびNC放電加工装置におけるファイルの保存方法の概略を説明するための構成図である。
同図を参照してNC放電加工装置1の概要を説明すると、NC放電加工装置1は、ベース2、コラム3、ヘッド4、および定盤5等の各構造体を有しており、ヘッド4に装着された工具電極Eにより定盤5に備えられたワークWを放電加工する構成となっている。このNC放電加工装置1にはNC制御装置6が付設されており、NC制御装置6には、ワークWを放電加工するためのNCプログラムがファイル形式で保存されている。
NCプログラムは、図2に示すように、NCコードを用いて作成されており、本実施形態にあっては、このNCプログラムのファイル100には、加工開始時の工具電極Eの位置を示すコード(G92)、加工条件の設定値データを読み込むコード(C140)、工具電極Eの加工位置を示すコード(G01)、NCプログラムの実行に関連して得られた現在値データを出力するコード(G83)、および加工動作の終了を示すコード(M02)等のNCプログラムと、コードC140に対応する各加工条件の設定値データ(C140=+0130・・・)と、NCプログラムの実行に関連して得られコードG83に対応する現在値データとして加工時間(H000=+000:00:09)と、が保存されている。なお、現在値データとして保存されるデータには加工時間の他に、加工の開始時または終了時における電極位置の座標データおよび加工の日付・時刻等がある。
更に、NCプログラムは、加工動作の終了後(コードM02の実行後)にデータ処理等のプログラム終了処理過程を経て終了するように構成されており、本実施形態においては、このNCプログラムのプログラム終了処理過程(以下、単にプログラム終了処理過程とする)は0.1秒程度継続するように設定されている。
NC制御装置6はこのように構成されたファイル100の保存等を適宜に行うべく、図3に示すように、入力装置10、補助記憶装置20、主記憶装置30、中央処理装置40、および表示装置50を有しており、各装置はバス7で接続されている。
入力装置10は、各種情報を中央処理装置40に入力する機能を有しており、入力インターフェース11を介してバス7に接続されている。すなわち、入力装置10は、キーボード、マウス、或いはタッチパネル等で構成されており、例えば、作業者が入力装置10を所要に操作することにより、ファイル100の実行、編集、保存等に関しての各種指令を中央処理装置40に入力させることができる。
補助記憶装置20は、各種ソフトウエアをファイル形式で保存する機能を有しており、NCプログラムのファイル100を保存するとともに、NC制御装置6を適宜に操作すべくオペレーティングソフトや各種アプリケーションソフトを保存している。この補助記憶装置20は、例えば、ハードディスクドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、USBメモリ等で構成される。
主記憶装置30は、ファイル100の実行等に際し補助記憶装置20からファイル100のNCプログラムや各種データを読み出す等、中央処理装置40の作業場としての機能を有している。
中央処理装置40は、各種情報に基づいて情報処理を行う機能を有しており、NCプログラムの解読および実行を行う他、ファイル100の編集および保存等に際し主体的な役割を担うべく、データ読み出し手段40aと、データ編集手段40bと、属性解除手段40cと、データ保存手段40dと、属性再設定手段40eと、を有している。
データ読み出し手段40aは、図4に示すように、主記憶装置30に、ファイル100の現在値データと、NCプログラムおよび加工条件の設定値データと、を異なる領域に区分けして読み出す機能を有している。
具体的には、NCプログラムの実行開始(加工動作の開始)により、各コードの「C」、「G」、「H」、「M」等のアルファベット部分、「000」、「140」等の数字部分、「=」、「+」、「;」等の記号部分を個々に解読してデータの識別を行い該データを該当する領域に読み出す。
データ編集手段40bは、データ読み出し手段40aにより主記憶装置30に読み出された現在値データを、NCプログラムの実行開始から加工動作終了(プログラム終了処理過程開始)の間に、NCプログラムの実行に関連して新たに得られた現在値データに基づいて主記憶装置40上で編集する機能を有している。具体的には、新たに得られた現在値データを既存の現在値データを削除して書き込んだり、既存の現在値データを残したまま書き込む他、既存の現在値データのない初期状態から新たに得られた現在値データを書き込む等、現在値データの各種編集機能を有している。
属性解除手段40cは、ファイル100に読み取り専用属性が設定されている場合に、一定のタイミングをもって該読み取り専用属性を一旦解除する機能を有している。具体的には、属性解除手段40cは、NCプログラムの実行開始によりファイル100の読み取り専用属性の設定の有無を確認するとともに、読み取り専用属性が設定されている場合は、加工動作の終了、すなわちプログラム終了処理過程の開始によりファイル100の読み取り専用属性を一旦解除する。
データ保存手段40dは、プログラム終了処理過程において、入力装置10からのファイル100の保存指令等を受け付けず入力装置10を介してのファイル100の保存等を禁止するとともに、図4に示すようにデータ読み出し手段40aにより主記憶装置30に読み出されたNCプログラムおよび加工条件の設定値データについては補助記憶装置20に書き戻さず、かつ、データ編集手段40bによる編集後の現在値データについては書き戻すことを許可して、NCプログラムおよび加工条件の設定値データは上書き保存せずに、現在値データのみを上書き保存する機能を有している。
すなわち、プログラム終了処理過程においては、ファイル100に読み取り専用属性が設定されている場合にあっても、属性解除手段40cにより該読み取り専用属性が解除されるので、データ保存手段40dにより作業者による入力装置10を介しての保存行為を禁止しつつ、編集後の現在値データのみの上書き保存が可能となる。なお、編集後の現在値データにはNCプログラムの実行に関連して新たに得られた現在値データの他、既存の現在値データを残したまま編集する場合にあっては既存の現在値データも含まれる。
属性再設定手段40eは、データ保存手段40dにより現在値データが上書き保存された後であって、プログラム終了処理過程の終了前または終了と同時にファイル100に読み取り専用属性を再設定する機能を有している。これにより、以後ファイル100に対する作業者による入力装置10を介しての保存行為等は禁止されるので、作業者の誤操作によるNCプログラムの変更等を防止することができる。
表示装置50は、中央処理装置40における処理状況や処理結果を表示する機能を有しており、出力インターフェース51を介してバス7に接続されている。この表示装置50は、例えば、CRTディスプレーや液晶ディスプレー等で構成されており各種画面が表示可能となっている。
次に図5のフローチャートに基づき、中央処理装置40による、読み取り専用属性を設定したNCプログラムのファイル100におけるNCプログラムの実行に関連して得られた現在値データのみの上書き保存方法について説明する。
まず、中央処理装置40は、NCプログラムの実行開始により加工動作が開始され(S1)、かつ、ファイル100に読み取り専用属性が設定されていることを確認すると(S2)、データ読み出し手段40aにより主記憶装置30に現在値データと、NCプログラムおよび加工条件の設定値データと、を異なる領域に区分けして読み出す(S3)。
次いで、中央処理装置40は、データ編集手段40bによりNCプログラムの実行に関連して新たに得られた現在値データに基づいて主記憶装置30に読み出された現在値データを編集する(S4)。そして、中央処理装置40は、加工動作が終了してプログラム終了処理過程が開始されたことを確認すると(S5)、属性解除手段40cによりファイル100に設定した読み取り専用属性を一旦解除(S6)する。
続いて、中央処理装置40は、データ保存手段40dにより入力装置10からのファイル100の保存指令等を受け付けず入力装置10を介してのファイル100の保存等を禁止するとともに、NCプログラムおよび加工条件の設定値データは上書き保存せずに、データ編集手段40bによる編集後の現在値データのみを主記憶装置30から補助記憶装置20に書き戻して上書き保存する(S7)。そして、更に、中央処理装置40は、属性再設定手段40eによりプログラム終了処理過程の終了前または終了と同時にファイル100に読み取り専用属性を再設定する(S8)。これにより、読み取り専用属性が設定されたファイル100においても、作業者の誤操作によるNCプログラムの変更等を防止しつつNCプログラムの実行に関連して得られた現在値データを確実に保存することができる。
次に本発明の第2実施形態および第3実施形態について図6乃至および図7に基づいて説明する。なお、第2実施形態および第3実施形態において、第1実施形態と同一の構成部分については同一の符号を使用し詳細な説明は省略するものとする。
本発明の第2実施形態は、第1実施形態のデータ読み出し手段40aおよびデータ保存手段40dを変更した構成を示している。すなわち、図6に示すように、本第2実施形態のデータ読み出し手段は、主記憶装置30に、現在値データに加えて加工条件の設定値データをNCプログラムと区分けして読み出す。そして、本第2実施形態のデータ保存手段は、データ編集手段40bがNCプログラムの実行に関連して新たに得られた現在値データに基づいて既存の現在値データを編集した後、プログラム終了処理過程において、入力装置10からのファイル100の保存指令等を受け付けず入力装置10を介してのファイル100の保存等を禁止するとともに、データ読み出し手段により主記憶装置30に読み出されたNCプログラムについては補助記憶装置20に書き戻さず、かつ、加工条件の設定値データおよびデータ編集手段40bによる編集後の現在値データについては書き戻すことを許可して、NCプログラムは上書き保存せずに、現在値データに加えて加工条件の設定値データも上書き保存する。これにより、得られた現在値データの前提となる加工条件の設定値データも同一ファイルに保存して管理することができる。
本発明の第3実施形態は、第1実施形態の属性解除手段40cおよび属性再設定手段40eを変更した構成を開示している。すなわち、図7に図5に示すフローチャートを一部変更して示すように、本第3実施形態にあっては、主記憶装置30に、ファイル100の現在値データと、NCプログラムおよび加工条件の設定値データと、を異なる領域に区分けして読み出した後、所定の手段により補助記憶装置20に保存されている全てのファイル100の読み取り専用属性の設定の有無を記憶するとともに(S10)、属性解除手段は、加工動作が終了してプログラム終了処理過程が開始されたことにより、読み取り専用属性が設定された全てのファイル100の同属性を一旦解除し(S20)、属性再設定手段は、データ保存手段40dにより現在値データが上書き保存された後であって、プログラム終了処理過程の終了前または終了と同時に読み取り専用属性を解除した全てのファイル100に再び読み取り専用属性を設定(S30)する構成を示している。これにより、ソフトウェアの処理がモジュール化されるので、簡易な構成でファイル100の読み取り専用属性の解除および再設定を行うことができる。
本発明は、NC工作機械に利用できる。具体的には読み取り専用属性を設定したNCプログラムのファイルにおいて、作業者の誤操作によるNCプログラムの変更等を防止しつつNCプログラムの実行に関連して得られた現在値データを確実に保存することに役立つ。
本発明の第1実施形態に係るNC放電加工装置の全体構成を示す図である。 同NC放電加工装置に付設されたNC制御装置に保存されているNCプログラムを含むファイルの構成を示す図である。 同NC制御装置の構成を示すブロック図である。 同NC制御装置の中央処理装置における読み取り専用属性を設定したファイルの保存方法を説明するための図である。 同ファイルの保存方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る読み取り専用属性を設定したファイルの保存方法を説明するための図である。 本発明の第3実施形態に係る読み取り専用属性を設定したファイルの保存方法を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
E:工具電極
W:ワーク
1:NC放電加工装置
2:ベース
3:コラム
4:ヘッド
5:定盤
6:NC制御装置
7:バス
10:入力装置
11:入力インターフェース
20:補助記憶装置
30:主記憶装置
40:中央処理装置
40a:データ読み出し手段
40b:データ編集手段
40c:属性解除手段
40d:データ保存手段
40e:属性再設定手段
50:表示装置
51:出力インターフェース
100:ファイル

Claims (2)

  1. 作業者が操作することにより各種指令を入力する入力装置を有し、少なくともNCプログラムおよび前記NCプログラムの実行に関連して得られた現在値データを含み読み取り専用属性を設定したファイルを保存するNC工作機械において、
    前記NCプログラムは、加工動作の終了後にプログラム終了処理過程を経て終了するように構成され、
    前記プログラム終了処理過程の開始により前記ファイルに設定した読み取り専用属性を解除する属性解除手段と、
    前記プログラム終了処理過程において、前記入力装置からの前記ファイルの保存指令を受け付けず前記入力装置を介しての前記ファイルの保存を禁止するとともに、前記プログラム終了処理過程の開始により前記属性解除手段において前記ファイルの読み取り専用属性を解除した後に、前記NCプログラムは上書き保存せずに、前記現在値データのみを上書き保存するデータ保存手段と、
    前記データ保存手段により前記現在値データを上書き保存した後であって、前記プログラム終了処理過程の終了前または終了と同時に前記ファイルに読み取り専用属性を再設定する属性再設定手段と、を有することを特徴とするNC工作機械。
  2. 作業者が操作することにより各種指令を入力する入力装置を有し、少なくともNCプログラムおよび前記NCプログラムの実行に関連して得られた現在値データを含み読み取り専用属性を設定したファイルを保存するNC工作機械におけるファイルの保存方法において、
    前記NCプログラムは、加工動作の終了後にプログラム終了処理過程を経て終了するように構成され、
    前記プログラム終了処理過程の開始により前記ファイルに設定した読み取り専用属性を解除する属性解除ステップと、
    前記プログラム終了処理過程において、前記入力装置からの前記ファイルの保存指令を受け付けず前記入力装置を介しての前記ファイルの保存を禁止するとともに、前記プログラム終了処理過程の開始により前記属性解除ステップにおいて前記ファイルの読み取り専用属性を解除した後に、前記NCプログラムは上書き保存せずに、前記NCプログラムは上書き保存せずに、前記現在値データを上書き保存するデータ保存ステップと、
    前記データ保存ステップにより前記現在値データを上書き保存した後であって、前記プログラム終了処理過程の終了前または終了と同時に前記ファイルに読み取り専用属性を再設定する属性再設定ステップと、を有することを特徴とするNC工作機械におけるファイルの保存方法。
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