JP4906891B2 - 燃料電池 - Google Patents

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Description

本発明は、電解質の両面に電極が設けられた電解質膜・電極構造体と波板形状の金属セパレータとが積層されるとともに、前記金属セパレータの両面には、燃料ガス、酸化剤ガス又は冷却媒体である流体が流通される第1及び第2流体流路が形成される燃料電池に関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の両側に、それぞれアノード側電極及びカソード側電極を配設した電解質膜・電極構造体(MEA)を、一対のセパレータによって挟持した単位セルを備えている。この種の燃料電池は、通常、所定の数の単位セルを積層することにより、燃料電池スタックとして使用されている。
上記の燃料電池では、一方のセパレータの面内に、アノード側電極に対向して燃料ガスを流すための燃料ガス流路が設けられるとともに、他方のセパレータの面内に、カソード側電極に対向して酸化剤ガスを流すための酸化剤ガス流路が設けられている。また、セパレータ間には、冷却媒体を流すための冷却媒体流路が、前記セパレータの面方向に沿って設けられている。
その際、セパレータとして金属セパレータが使用される場合、アノード側の金属セパレータの一方の面に燃料ガス流路用の凹部が設けられると、前記金属セパレータの他方の面には、前記凹部の裏面形状である凸部が形成される。さらに、カソード側の金属セパレータの一方の面に酸化剤ガス流路用の凹部が設けられると、前記金属セパレータの他方の面には、前記凹部の裏面形状である凸部が形成される。
例えば、特許文献1に開示されている燃料電池用セパレータは、図17に示すように、セパレータ板1とセパレータ枠2とから構成されている。セパレータ板1は、金属材料で構成されるとともに、エンボス加工乃至ディンプル加工を施してその表裏面に、数ミリ間隔で多数の突起3、4が形成されている。各突起3、4は、燃料電池スタックを構成したときに、突起の頂上が燃料電池単セル5に密接している。セパレータ板1と燃料電池単セル5との間には、突起3側に燃料ガス用流路6が形成される一方、突起4側に酸化剤ガス用流路7が形成されている。
特開平8−222237号公報
ところで、上記のセパレータ板1では、多数の突起3により燃料ガス用流路6が形成される一方、多数の突起4により酸化剤ガス用流路7が形成されるため、前記突起3間や前記突起4間に生成水が滞留し易い。その際、燃料ガスや酸化剤ガスは、生成水を迂回して突起3間や突起4間を流れるため、前記生成水が排出されないおそれがある。これにより、燃料ガスや酸化剤ガスの流れが阻害されてしまい、発電性能が低下するという問題がある。
さらに、燃料電池では、所定数の単位セル間に冷却媒体流路が形成される、所謂、間引き冷却構造を採用する場合がある。その際、例えば、2枚の電解質膜・電極構造体と3枚のセパレータとでセルユニットを構成し、各セルユニット間に冷却媒体流路が形成されている。
しかしながら、セルユニットは、各電解質膜・電極構造体を互いに対向するセパレータの突起同士で保持する場合、互いに隣接するセルユニット間で、前記突起同士の位置がずれてしまう。従って、セパレータが変形し、電解質膜・電極構造体を確実に保持することができず、前記セパレータや前記電解質膜・電極構造体が損傷するとともに、流体の円滑な流通が阻害されるという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、電解質膜・電極構造体を確実に保持するとともに、バッファ部に沿って流体を円滑に流通させることが可能な燃料電池を提供することを目的とする。
本発明は、電解質の両面に電極が設けられた電解質膜・電極構造体と波板形状の金属セパレータとが積層されるとともに、前記金属セパレータの一方の面には、燃料ガス、酸化剤ガス又は冷却媒体である流体のいずれかが流通される第1流体流路及びバッファ部が形成され、前記金属セパレータの他方の面には、前記流体の他のいずれかが流通される第2流体流路及びバッファ部が形成される燃料電池に関するものである。
この燃料電池は、互いに電解質膜・電極構造体を挟んで隣接する、又は直接隣接する第1及び第2の金属セパレータを備え、前記第1の金属セパレータは、バッファ部に前記第2の金属セパレータ側に突出するエンボス凸部を設け、前記第2の金属セパレータは、前記バッファ部に前記第1の金属セパレータ側に突出する連続ガイド凸部を設けるとともに、前記エンボス凸部と前記連続ガイド凸部とは、積層方向に互いに重なり合う位置に設定されている。
そして、各金属セパレータは、バッファ部の一方の面に突出するエンボス凸部と前記バッファ部の他方の面に突出する連続ガイド凸部とが、交互に設けられている
さらにまた、燃料電池は、アノード側金属セパレータ、第1の電解質膜・電極構造体、中間金属セパレータ、第2の電解質膜・電極構造体及びカソード側金属セパレータの順に積層されるセルユニットを備えるとともに、互いに隣接する前記セルユニットは、一方のエンボス凸部及び連続ガイド凸部と他方の前記エンボス凸部及び前記連続ガイド凸部とが、異なる位相に設定されることが好ましい。
本発明によれば、第1金属セパレータのエンボス凸部と第2金属セパレータの連続ガイド凸部とが、積層方向に互いに重なり合っているため、前記エンボス凸部と前記連続ガイド凸部とにより、例えば、電解質膜・電極構造体を確実に保持することができる。
しかも、バッファ部には、連続ガイド凸部が設けられている。このため、連続ガイド凸部の案内作用下に、流体を円滑に流通させることが可能になり、良好な発電機能を確実に維持することができる。
さらに、間引き冷却構造では、小型及び軽量化が容易に図られる。
さらにまた、アノード側電極に連続ガイド凸部を設けることにより、純水素と酸素とで発電を行う燃料電池において、流量の少ないアノード側の排水性を向上させることが可能になり、安定した発電が行われる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池の要部分解斜視説明図である。 前記燃料電池を構成する第1セルユニットの分解斜視説明図である。 前記第1セルユニットを構成する第1金属セパレータの正面説明図である。 前記第1金属セパレータの入口バッファ部の一部斜視説明図である。 前記第1金属セパレータの、図4中、V−V線断面説明図である。 前記第1セルユニットを構成する第2金属セパレータの一方の面の説明図である。 前記第1セルユニットを構成する第2金属セパレータの他方の面の説明図である。 前記第1セルユニットを構成する第3金属セパレータの正面説明図である。 前記燃料電池を構成する第2セルユニットの分解斜視説明図である。 前記燃料電池の、図2中、X−X線断面図である。 前記燃料電池の、図2中、XI−XI線断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池の要部分解斜視説明図である。 前記燃料電池を構成する第1セルユニットの分解斜視説明図である。 前記燃料電池を構成する第2セルユニットの分解斜視説明図である。 前記第1セルユニットを構成する第1金属セパレータの正面説明図である。 前記第1セルユニットを構成する第2金属セパレータの正面説明図である。 従来の燃料電池の説明図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池10は、第1セルユニット12Aと第2セルユニット12Bとが、交互に矢印A方向に積層して構成される。
第1セルユニット12Aは、図2に示すように、第1金属セパレータ14A、第1電解質膜・電極構造体(MEA)16a、第2金属セパレータ18A、第2電解質膜・電極構造体16b及び第3金属セパレータ20Aを設ける。
第1金属セパレータ14A、第2金属セパレータ18A及び第3金属セパレータ20Aは、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、あるいはその金属表面に防食用の表面処理を施した金属プレートにより構成される。第1金属セパレータ14A、第2金属セパレータ18A及び第3金属セパレータ20Aは、金属プレートを波形状にプレス加工することにより、断面凹凸形状を有する。
第1及び第2電解質膜・電極構造体16a、16bは、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜22と、前記固体高分子電解質膜22を挟持するアノード側電極24及びカソード側電極26とを備える。アノード側電極24及びカソード側電極26は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層(図示せず)と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成される電極触媒層(図示せず)とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜22の両面に形成される。
第1セルユニット12Aの長辺方向(矢印B方向)の一端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガス、例えば、水素含有ガスを供給するための燃料ガス入口連通孔30a、冷却媒体を排出するための冷却媒体出口連通孔32b、及び酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを排出するための酸化剤ガス出口連通孔34bが設けられる。
第1セルユニット12Aの長辺方向(矢印B方向)の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス入口連通孔34a、冷却媒体を供給するための冷却媒体入口連通孔32a、及び燃料ガスを排出するための燃料ガス出口連通孔30bが設けられる。
図3に示すように、第1金属セパレータ14Aの第1電解質膜・電極構造体16aに向かう面14aには、酸化剤ガス入口連通孔34aと酸化剤ガス出口連通孔34bとを連通する第1酸化剤ガス流路(流体流路)36Aが形成される。第1金属セパレータ14Aの面14bには、第1酸化剤ガス流路36Aの裏面形状である第1冷却媒体流路(流体流路)38Aが形成される。
第1酸化剤ガス流路36Aは、発電面に沿って矢印B方向に延在し且つ矢印C方向に配列される複数本の直線状流路40aと、前記直線状流路40aの入口近傍及び出口近傍に設けられる入口バッファ部42a及び出口バッファ部42bとを有する。直線状流路40aは、面14a側に突出する直線状流路突起部40b間に形成される。
入口バッファ部42aは、中間高さ部44aから第1酸化剤ガス流路36A側に突出する複数のエンボス凸部46aを備える。出口バッファ部42bは、中間高さ部44bから第1酸化剤ガス流路36A側に突出する複数のエンボス凸部46bを備える。エンボス凸部46a、46bは、それぞれ所定の数ずつ一列に配列されたエンボス群が所定の間隔ずつ離間して複数列に配置される。
図2に示すように、第1金属セパレータ14Aの他方の面14bには、第1酸化剤ガス流路36Aの裏面形状である第1冷却媒体流路38Aが形成される。第1冷却媒体流路38Aは、発電面に沿って矢印B方向に延在し且つ矢印C方向に配列される複数本の直線状流路48aと、前記直線状流路48aの入口近傍及び出口近傍に設けられる入口バッファ部50a及び出口バッファ部50bとを有する。
直線状流路48aは、面14a側に突出する直線状流路突起部48b間に形成される。直線状流路48aは、直線状流路突起部40bの裏面形状である一方、直線状流路突起部48bは、直線状流路40aの裏面形状である。入口バッファ部50aは、入口バッファ部42aの裏面形状である一方、出口バッファ部50bは、出口バッファ部42bの裏面形状である。
図4及び図5に示すように、入口バッファ部50aは、中間高さ部44aから第1冷却媒体流路38A側に突出する連続ガイド凸部52aを備える。中間高さ部44aから連続ガイド凸部52aの深さは、前記中間高さ部44aからエンボス凸部46aの深さと同等に設定される。
図2に示すように、出口バッファ部50bは、中間高さ部44bから第1冷却媒体流路38A側に突出する連続ガイド凸部52bを備える。第1金属セパレータ14Aの表裏には、1列に配列された所定数のエンボス凸部46a(エンボス群)と連続ガイド凸部52aとが交互に設けられるとともに、1列に配列された所定数のエンボス凸部46b(エンボス群)と連続ガイド凸部52bとが交互に設けられる。
図6に示すように、第2金属セパレータ18Aの第1電解質膜・電極構造体16aに向かう面18aには、第1燃料ガス流路(流体流路)54Aが形成される。第2電解質膜・電極構造体16bに向かう面18bには、第1燃料ガス流路54Aの裏面形状である第2酸化剤ガス流路(流体流路)56Aが形成される。
第1燃料ガス流路54Aは、発電面に沿って矢印B方向に延在し且つ矢印C方向に配列される複数本の直線状流路58aと、前記直線状流路58aの入口近傍及び出口近傍に設けられる入口バッファ部60a及び出口バッファ部60bとを有する。直線状流路58aは、面18a側に突出する直線状流路突起部58b間に形成される。
入口バッファ部60aは、中間高さ部62aから第1燃料ガス流路54A側に突出する連続ガイド凸部64aを備える。各連続ガイド凸部64aは、燃料ガスを燃料ガス入口連通孔30aから直線状流路58aに案内するように設けられる。出口バッファ部60bは、中間高さ部62bから第1燃料ガス流路54A側に突出する連続ガイド凸部64bを備える。各連続ガイド凸部64bは、燃料ガスを直線状流路58aから燃料ガス出口連通孔30bに案内するように設けられる。
第2金属セパレータ18Aの面18bには、図7に示すように、第1燃料ガス流路54Aの裏面形状である第2酸化剤ガス流路56Aが形成される。第2酸化剤ガス流路56Aは、第1酸化剤ガス流路36Aと同様に構成されており、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
第3金属セパレータ20Aの第2電解質膜・電極構造体16bに向かう面20aには、第2燃料ガス流路(流体流路)66Aが形成されるとともに、反対側の面20bには、前記第2燃料ガス流路66Aの裏面形状である第2冷却媒体流路(流体流路)68Aが形成される。第2燃料ガス流路66Aは、第1燃料ガス流路54Aと同様に構成されており、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図8に示すように、第2冷却媒体流路68Aは、発電面に沿って矢印B方向に延在し且つ矢印C方向に配列される複数本の直線状流路70aと、前記直線状流路70aの入口近傍及び出口近傍に設けられる入口バッファ部72a及び出口バッファ部72bとを有する。
直線状流路70aは、面20b側に突出する直線状流路突起部70b間に形成される。入口バッファ部72a及び出口バッファ部72bは、中間高さ部62b、62aから第2冷却媒体流路68A側に突出する複数のエンボス凸部74a、74bを備える。
第1セルユニット12Aでは、第1金属セパレータ14Aと第2金属セパレータ18Aとで、第1電解質膜・電極構造体16aを挟持する際、互いに対向する第1酸化剤ガス流路36A及び第1燃料ガス流路54Aは、エンボス凸部46a、46bと連続ガイド凸部64b、64aとが積層方向に同一位置に配置される。エンボス凸部46a、46bと連続ガイド凸部64b、64aとは、第1電解質膜・電極構造体16aを挟持する。
同様に、第2金属セパレータ18Aと第3金属セパレータ20Aとで、第2電解質膜・電極構造体16bを挟持する際、第2酸化剤ガス流路56A及び第2燃料ガス流路66Aは、エンボス凸部46a、46bと連続ガイド凸部64b、64aとが積層方向に同一位置に配置される。エンボス凸部46a、46bと連続ガイド凸部64b、64aとは、第2電解質膜・電極構造体16bを挟持する。
図2に示すように、第1金属セパレータ14Aの面14a、14bには、この第1金属セパレータ14Aの外周端縁部を周回して第1シール部材68aが一体成形される。第2金属セパレータ18Aの面18a、18bには、この第2金属セパレータ18Aの外周端縁部を周回して第2シール部材68bが一体成形されるとともに、第3金属セパレータ20Aの面20a、20bには、この第3金属セパレータ20Aの外周端縁部を周回して第3シール部材68cが一体成形される。
図9に示すように、第2セルユニット12Bは、第1金属セパレータ14B、第1電解質膜・電極構造体16a、第2金属セパレータ18B、第2電解質膜・電極構造体16b及び第3金属セパレータ20Bを設ける。なお、第1のセルユニット12Aと同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
第1金属セパレータ14Bの第1電解質膜・電極構造体16aに向かう面14aには、酸化剤ガス入口連通孔34aと酸化剤ガス出口連通孔34bとを連通する第1酸化剤ガス流路(流体流路)36Bが形成される。第1金属セパレータ14Bの面14bには、第1酸化剤ガス流路36Bの裏面形状である第1冷却媒体流路(流体流路)38Bが形成される。
第1酸化剤ガス流路36A、36Bでは、直線状流路突起部40b同士の位相が異なっており、表裏で凹凸が逆に設定される。第1冷却媒体流路38A、38Bでは、直線状流路突起部48b同士の位相が異なっており、表裏で凹凸が逆に設定される。エンボス凸部46a、46b同士の位相及び連続ガイド凸部52a、52b同士の位相が異なっており、前記エンボス凸部46aと前記連続ガイド凸部52b及び前記エンボス凸部46bと前記連続ガイド凸部52aの交互に配置順が逆に設定される。
第2金属セパレータ18Bの第1電解質膜・電極構造体16aに向かう面18aには、第1燃料ガス流路(流体流路)54Bが形成されるとともに、第2電解質膜・電極構造体16bに向かう面18bには、前記第1燃料ガス流路54Bの裏面形状である第2酸化剤ガス流路(流体流路)56Bが形成される。
第1燃料ガス流路54A、54Bでは、直線状流路突起部58b同士の位相が異なっており、表裏で凹凸が逆に設定される。第2酸化剤ガス流路56A、56Bでは、直線状流路突起部40b同士の位相が異なっており、表裏で凹凸が逆に設定される。エンボス凸部46a、46b同士の位相及び連続ガイド凸部64a、64b同士の位相が異なっており、前記エンボス凸部46aと前記連続ガイド凸部64b及び前記エンボス凸部46bと前記連続ガイド凸部64aの交互に配置順が逆に設定される。
第3金属セパレータ20Bの第2電解質膜・電極構造体16bに向かう面20aには、第2燃料ガス流路(流体流路)66Bが形成されるとともに、反対側の面20bには、前記第2燃料ガス流路66Bの裏面形状である第2冷却媒体流路(流体流路)68Bが形成される。
第2燃料ガス流路66A、66Bでは、直線状流路突起部58b同士の位相及び連続ガイド凸部64a、64b同士の位相が異なっている。第2冷却媒体流路68A、68Bでは、直線状流路突起部70b同士の位相及びエンボス凸部74a、74b同士の位相が異なっている。
このように構成される燃料電池10の動作について、以下に説明する。
先ず、図1に示すように、酸化剤ガス入口連通孔34aに酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス入口連通孔30aに水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。さらに、冷却媒体入口連通孔32aに純水やエチレングリコール、オイル等の冷却媒体が供給される。
このため、第1セルユニット12Aでは、図2に示すように、酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口連通孔34aから第1金属セパレータ14Aの第1酸化剤ガス流路36A及び第2金属セパレータ18Aの第2酸化剤ガス流路56Aに導入される。
第1金属セパレータ14Aでは、図3に示すように、酸化剤ガスは、入口バッファ部42aに導入された後、各直線状流路40aに沿って矢印B方向(水平方向)に移動し、第1電解質膜・電極構造体16aのカソード側電極26に供給される。第2金属セパレータ18Aでは、図7に示すように、酸化剤ガスは、入口バッファ部42aに導入された後、各直線状流路40aに沿って矢印B方向(水平方向)に移動し、第2電解質膜・電極構造体16bのカソード側電極26に供給される。
一方、燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔30aから第2金属セパレータ18Aの第1燃料ガス流路54Aに供給される。燃料ガスは、図6に示すように、入口バッファ部60aに導入された後、各直線状流路58aに沿って矢印B方向(水平方向)に移動し、第1電解質膜・電極構造体16aのアノード側電極24に供給される。
また、燃料ガスは、第3金属セパレータ20Aの第2燃料ガス流路66Aに供給される。この燃料ガスは、入口バッファ部60aに導入された後、各直線状流路58aに沿って矢印B方向(水平方向)に移動し、第2電解質膜・電極構造体16bのアノード側電極24に供給される。
従って、第1及び第2電解質膜・電極構造体16a、16bでは、カソード側電極26に供給される酸化剤ガスと、アノード側電極24に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費されて発電が行われる。
次いで、第1及び第2電解質膜・電極構造体16a、16bの各カソード側電極26に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス出口連通孔34bに沿って矢印A方向に排出される。同様に、第1及び第2電解質膜・電極構造体16a、16bの各アノード側電極24に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス出口連通孔30bに排出される。
一方、冷却媒体入口連通孔32aに供給された冷却媒体は、第1セルユニット12Aを構成する第1金属セパレータ14Aと第2セルユニット12Bを構成する第3金属セパレータ20Bとの間に形成された第1冷却媒体流路38A、及び前記第1セルユニット12Aを構成する第3金属セパレータ20Aと前記第2セルユニット12Bを構成する第1金属セパレータ14Bとの間に形成された第1冷却媒体流路38Bに導入される。この冷却媒体は、矢印B方向に移動して第1及び第2電解質膜・電極構造体16a、16bを冷却した後、冷却媒体出口連通孔32bに排出される。
また、第2セルユニット12Bでは、上記の第1のセルユニット12Aと同様に、第1及び第2電解質膜・電極構造体16a、16bにより発電が行われる。
この場合、第1の実施形態では、第1セルユニット12Aにおいて、第1金属セパレータ14Aの入口バッファ部42a及び出口バッファ部42bと、第2金属セパレータ18Aの出口バッファ部60b及び入口バッファ部60aとは、第1電解質膜・電極構造体16a側に突出するエンボス凸部46a、46bと、連続ガイド凸部64b、64aとが積層方向に同一位置に配置されている。
このため、第1金属セパレータ14Aと第2金属セパレータ18Aとは、エンボス凸部46a、46bと連続ガイド凸部64a、64bとにより、第1電解質膜・電極構造体16aを確実に保持することができる。
しかも、第1燃料ガス流路54Aは、図6に示すように、入口バッファ部60a及び出口バッファ部60bに、第1電解質膜・電極構造体16a側に突出して複数の連続ガイド凸部64a、64bを設けている。従って、連続ガイド凸部64a、64bの案内作用下に、燃料ガスを第1燃料ガス流路54Aに沿って円滑に流通させることが可能になり、良好な発電機能が確実に維持されるという効果が得られる。
同様に、第2金属セパレータ18Aの入口バッファ部42a及び出口バッファ部42bと、第3金属セパレータ20Aの出口バッファ部60b及び入口バッファ部60aとは、それぞれ第2電解質膜・電極構造体16b側に突出するエンボス凸部46a、46bと連続ガイド凸部64b、64aとが積層方向に同一位置に配置されている。これにより、エンボス凸部46a、46bと連続ガイド凸部64b、64aとにより、第2電解質膜・電極構造体16bを保持することができる。
しかも、第2燃料ガス流路66Aは、入口バッファ部60a及び出口バッファ部60bに、それぞれ複数の連続ガイド凸部64a、64bを有している。このため、燃料ガスを第2燃料ガス流路66Aに沿って円滑に流通させることが可能になる。
さらにまた、第1の実施形態では、第1セルユニット12Aと第2セルユニット12Bとは、それぞれの第1酸化剤ガス流路36A、36B、第1燃料ガス流路54A、54B、第2酸化剤ガス流路56A、56B及び第2燃料ガス流路66A、66Bが、互いに異なる位相に設定されている(図10及び図11参照)。
従って、第1セルユニット12Aの第1金属セパレータ14Aと第2セルユニット12Bの第3金属セパレータ20Bとが重なり合う際に、連続ガイド凸部52a、52bとエンボス凸部74a、74bとが積層方向に互いに重なり合っている。
同様に、第1セルユニット12Aの第3金属セパレータ20Aと第2セルユニット12Bの第1金属セパレータ14Bとが重なり合う際に、エンボス凸部74a、74bと、連続ガイド凸部52a、52bとが積層方向に重なり合っている。
これにより、第1冷却媒体流路38A及び第1冷却媒体流路38Bで荷重抜けが惹起することがなく、積層時の荷重や発電時の圧力変動に対して第1及び第2電解質膜・電極構造体16a、16bを確実に保持することができる。
このため、第1及び第2電解質膜・電極構造体16a、16bの損傷やセパレータ変形を可及的に阻止するとともに、冷却媒体、燃料ガス及び酸化剤ガスの良好な流通を確保することが可能になるという利点がある。しかも、間引き冷却構造を採用することにより、燃料電池10全体の小型及び軽量化が容易に図られる。
さらにまた、アノード側電極24に対応して、連続ガイド凸部64a、64bが設けられている。従って、純水素と酸素とで発電を行う燃料電池10において、流量の少ないアノード側の排水性を向上させることが可能になり、安定した発電が行われるという利点がある。
図12は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池90の要部分解斜視説明図である。
なお、第1の実施形態に係る燃料電池10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
燃料電池90は、第1セルユニット92Aと第2セルユニット92Bとが、矢印A方向に交互に積層して構成される。第1セルユニット92Aは、第1金属セパレータ94A、第1電解質膜・電極構造体16a、第2金属セパレータ96A、第2電解質膜・電極構造体16b及び第3金属セパレータ98Aを設ける(図12及び図13参照)。
第2セルユニット92Bは、図12及び図14に示すように、第1金属セパレータ94B、第1電解質膜・電極構造体16a、第2金属セパレータ96B、第2電解質膜・電極構造体16b及び第3金属セパレータ98Bを設ける。
第1セルユニット92Aを構成する第1金属セパレータ94Aは、図15に示すように、面94aに第1酸化剤ガス流路36Aを設ける。この第1酸化剤ガス流路36Aは、直線状流路40aの両側に入口バッファ部42a及び出口バッファ部42bを有する。
入口バッファ部42a及び出口バッファ部42bは、第1酸化剤ガス流路36A側に突出する複数の連続ガイド凸部100a、100bを設ける。連続ガイド凸部100aは、酸化剤ガス入口連通孔34aから直線状流路40aに酸化剤ガスを案内するとともに、連続ガイド凸部100bは、前記直線状流路40aから酸化剤ガス出口連通孔34bに前記酸化剤ガスを案内する。
図13に示すように、第1金属セパレータ94Aの面94bには、第1冷却媒体流路38Aが設けられる。この第1冷却媒体流路38Aは、入口バッファ部50a及び出口バッファ部50bを有し、前記入口バッファ部50a及び前記出口バッファ部50bは、前記第1冷却媒体流路38A側に突出する複数のエンボス凸部102a、102bを備える。所定数のエンボス凸部102a、102bは、それぞれ1列ずつ且つ連続ガイド凸部100a、100bと交互に配置される。
第2金属セパレータ96Aの面96aには、第1燃料ガス流路54Aが形成され、前記第1燃料ガス流路54Aは、入口バッファ部60a及び出口バッファ部60bを有する。入口バッファ部60a及び出口バッファ部60bは、第1燃料ガス流路54A側に突出する複数のエンボス凸部104a、104bを備える。
第2金属セパレータ96Aの面96bには、図16に示すように、第2酸化剤ガス流路56Aが形成される。第2酸化剤ガス流路56Aを構成する入口バッファ部42a及び出口バッファ部42bには、第2酸化剤ガス流路56A側に突出する複数の連続ガイド凸部106a、106bが形成される。
図13に示すように、第3金属セパレータ98Aの面98aには、第2燃料ガス流路66Aが設けられる。第2燃料ガス流路66Aを構成する入口バッファ部60a及び出口バッファ部60bには、第2燃料ガス流路66Aに突出する複数のエンボス凸部108a、108bが形成される。
第3金属セパレータ98Aの面98bには、第2冷却媒体流路68Aが形成される。第2冷却媒体流路68Aを構成する入口バッファ部50a及び出口バッファ部50bには、前記第2冷却媒体流路68A側に突出する複数の連続ガイド凸部110a、110bが形成される。
第1セルユニット92Aでは、第1酸化剤ガス流路36Aを構成する連続ガイド凸部100a、100bと、第2金属セパレータ96Aの第1燃料ガス流路54Aを構成するエンボス凸部104b、104aとが、第1電解質膜・電極構造体16a側に突出し、且つ積層方向に重なり合って、前記第1電解質膜・電極構造体16aを挟持する。
第2金属セパレータ96Aの第2酸化剤ガス流路56Aを構成する連続ガイド凸部106a、106bと、第3金属セパレータ98Aの第2燃料ガス流路66Aを構成するエンボス凸部108b、108aとは、第2電解質膜・電極構造体16b側に積層方向に重なる位置に突出し、前記第2電解質膜・電極構造体16bを挟持する。
第1セルユニット92A及び第2セルユニット92Bにおいて、第1酸化剤ガス流路36A、36Bでは、連続ガイド凸部100a、100b同士の位相が異なるとともに、第2酸化剤ガス流路56A、56Bでは、連続ガイド凸部106a、106b同士の位相が異なる。
第1燃料ガス流路54A、54Bでは、エンボス凸部104a、104b同士の位相が異なるとともに、第2燃料ガス流路66A、66Bでは、エンボス凸部108a、108b同士の位相が異なる。
このように構成される第2の実施形態では、例えば、第1金属セパレータ94Aの連続ガイド凸部100a、100bと、第2金属セパレータ96Aのエンボス凸部104b、104aとが積層方向に互いに重なり合っている。このため、連続ガイド凸部100a、100bとエンボス凸部104b、104aにより、第1電解質膜・電極構造体16aを確実に保持することができる。
しかも、第1酸化剤ガス流路36Aを構成する入口バッファ部42a及び出口バッファ部42bでは、前記第1酸化剤ガス流路36A側に突出する連続ガイド凸部100a、100bが設けられている。従って、連続ガイド凸部100a、100bの案内作用下に、第1酸化剤ガス流路36Aに酸化剤ガスを円滑に流通させることが可能になり、良好な発電機能が確実に維持される。
さらに、第1セルユニット92Aと第2セルユニット92Bとは、異なる位相に設定されており、第1冷却媒体流路38A及び第2冷却媒体流路68Aに荷重抜けが惹起されることはない。これにより、第2の実施形態では、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、第1及び第2の実施形態では、間引き冷却構造を採用しているが、これに限定されるものではない。例えば、1枚の電解質膜・電極構造体を一対のセパレータで挟持するセルユニットを備え、各セルユニット間に冷却媒体流路を形成する燃料電池にも、適用することが可能である。
10、90…燃料電池
12A、12B、92A、92B…セルユニット
14A、14B、18A、18B、20A、20B、94A、94B、96A、96B、98A、98B…金属セパレータ
16a、16b…電解質膜・電極構造体
22…固体高分子電解質膜 24…アノード側電極
26…カソード側電極 30a…燃料ガス入口連通孔
30b…燃料ガス出口連通孔 32a…冷却媒体入口連通孔
32b…冷却媒体出口連通孔 34a…酸化剤ガス入口連通孔
34b…酸化剤ガス出口連通孔
36A、36B、56A、56B…酸化剤ガス流路
38A、38B、68A、68B…冷却媒体流路
40a、48a、58a、70a…直線状流路
42a、50a、60a、72a…入口バッファ部
42b、50b、60b、72b…出口バッファ部
46a、46b、74a、74b、102a、102b、104a、104b、108a、108b…エンボス凸部
52a、52b、64a、64b、100a、100b、106a、106b、110a、110b…連続ガイド凸部
54A、54B、66A、66B…燃料ガス流路

Claims (2)

  1. 電解質の両面に電極が設けられた電解質膜・電極構造体と波板形状の金属セパレータとが積層されるとともに、前記金属セパレータの一方の面には、燃料ガス、酸化剤ガス又は冷却媒体である流体のいずれかが流通される第1流体流路及びバッファ部が形成され、前記金属セパレータの他方の面には、前記流体の他のいずれかが流通される第2流体流路及びバッファ部が形成される燃料電池であって、
    互いに前記電解質膜・電極構造体を挟んで隣接する、又は直接隣接する第1及び第2の金属セパレータを備え、
    前記第1の金属セパレータは、前記バッファ部に前記第2の金属セパレータ側に突出するエンボス凸部を設け、
    前記第2の金属セパレータは、前記バッファ部に前記第1の金属セパレータ側に突出する連続ガイド凸部を設けるとともに、
    前記エンボス凸部と前記連続ガイド凸部とは、積層方向に互いに重なり合う位置に設定され
    各金属セパレータは、前記バッファ部の一方の面に突出する前記エンボス凸部と前記バッファ部の他方の面に突出する前記連続ガイド凸部とが、交互に設けられることを特徴とする燃料電池。
  2. 請求項1記載の燃料電池において、前記燃料電池は、アノード側金属セパレータ、第1の電解質膜・電極構造体、中間金属セパレータ、第2の電解質膜・電極構造体及びカソード側金属セパレータの順に積層されるセルユニットを備えるとともに、
    互いに隣接する前記セルユニットは、一方の前記エンボス凸部及び前記連続ガイド凸部と他方の前記エンボス凸部及び前記連続ガイド凸部とが、異なる位相に設定されることを特徴とする燃料電池。
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