JP4905874B2 - 無線通信装置および無線通信装置における制御方法 - Google Patents

無線通信装置および無線通信装置における制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4905874B2
JP4905874B2 JP2005130583A JP2005130583A JP4905874B2 JP 4905874 B2 JP4905874 B2 JP 4905874B2 JP 2005130583 A JP2005130583 A JP 2005130583A JP 2005130583 A JP2005130583 A JP 2005130583A JP 4905874 B2 JP4905874 B2 JP 4905874B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
array
antenna element
reception
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005130583A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006311150A (ja
Inventor
方偉 童
健太 沖野
滋 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2005130583A priority Critical patent/JP4905874B2/ja
Priority to CNA2006800234027A priority patent/CN101208829A/zh
Priority to PCT/JP2006/308830 priority patent/WO2006118191A1/ja
Priority to US11/912,865 priority patent/US8275337B2/en
Publication of JP2006311150A publication Critical patent/JP2006311150A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4905874B2 publication Critical patent/JP4905874B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/08Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station
    • H04B7/0868Hybrid systems, i.e. switching and combining
    • H04B7/0874Hybrid systems, i.e. switching and combining using subgroups of receive antennas
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q3/00Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
    • H01Q3/26Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture
    • H01Q3/2605Array of radiating elements provided with a feedback control over the element weights, e.g. adaptive arrays

Description

本発明は、複数のアンテナ素子で構成されたアレーアンテナを有する無線通信装置および無線通信装置における制御方法に関するものである。
複数のアンテナ素子で構成されたアレーアンテナを有するアダプティブアレー無線通信装置としては、種々の装置が提案されている(たとえば特許文献1〜3参照)。
たとえば特許文献1の通信装置は、アダプティブアレーを適用する時に、アレーを構成する全てのアレー素子を用いて、アレー重みを計算し、そのアレー重みを全ての素子に適用するものである。
また、特許文献2,3の通信装置は、アレー素子毎の受信電力順、または/およびアレー素子間の相関値順によって、全てのアレー素子の中から一部を選択し、その後の送受信は選択されたアレー素子によって行うものである。
特表平11−504159号公報 特開平10−154952号公報 特開2004−289407号公報
しかしながら、特許文献1〜3に記載された通信装置は、以下の不利益を有する。
特許文献1に記載の通信装置は、実環境における、フェージング、およびアレー素子の配置位置によって、あるユーザに対して、各アレー素子の受信レベルが異なる。したがって、受信レベルが低いアレー素子を用いても、信号品質改善への貢献が少なく、単に演算量が増え、収束速度が遅くなるだけである。
また、演算量に関しては、アダプティブアルゴリズムにもよるが、一般論として、素子数がNの場合、演算量はN**2(**はべき乗を示す)に比例する。たとえば、N=8の場合、演算量は8**2=64に比例する。また、収束速度に関しても、アダプティブアルゴリズムにもよるが、一般論として、Nの倍数に比例する。たとえばN=8の場合、最小16回(8の2倍)の繰返し演算を行う必要があり、または等価的に16個以上の受信サンプルが必要になることもある。
この特許文献1のように、アレーを構成する全てのアレー素子を用いてアレー重みを計算し、そのアレー重みを全ての素子に適用すると、素子数が多い場合、演算量も多く、収束も遅くなる。そして、その演算量を実際に実現するには、相当なDSPが必要なり、消費電力も大きくなる。
また、全てのアレー素子を利用するので、全てのアレー素子が全方向にランダム的に現れるユーザ信号を受信できるように、無指向性のアレー素子が必要であり、指向性アレー素子のメリットを発揮できなくなるので送受信のカバーできる距離が小さくなる。
また、特許文献2,3に記載の通信装置は、受信電力順、または/および相関値(の小さい)順によって、アンテナを選択するものであるが、このアンテナ選択方法では、複雑な環境に対応しきれない問題がある。
たとえば、所望の信号しか存在しない環境において、受信電力順、または/および相関値(の小さい)順によって正しくアレー素子を選択できるが、干渉信号も存在する環境において、受信電力には干渉信号の成分も含まれている。したがって、受信電力が一番大きいと言っても、所望信号の電力か、干渉信号の電力かが分からず、受信電力順の意味がなくなり、正しくアレー素子を選択できない可能性がある。
また、相関値(の小さい)順も同様に、干渉成分の存在で、相関値が干渉信号に影響され、アレー素子を正しく選択できない。さらに受信電力順と相関値順とを同時に用いてアレー素子を選択する場合においても、電力値および相関値自体が干渉成分に影響されるので、明確な意味がなくなり、正しくアレー素子を選択できない。
さらに、電波伝搬環境に多数のユーザ信号、多数のマルチパス波、多数の干渉波、特に未知の干渉波が存在する複雑な場合、所望信号の電力、明確に定義した相関値を測定し計算できると仮定しても、もはや電力値、相関値により適切な選択基準を決めること自体が非常に困難である。
たとえば、干渉信号をキャンセルするための基準を用いて、アレー素子を選択すると、所望信号の受信レベルが低いアレー素子が選択される可能性がある。
逆に所望信号を最大限に受信できる基準を用いて、アレー素子を選択した場合、干渉キャンセル効果が悪くなる可能性がある。
次に、アンテナを選択した後、選択されたアレー素子は固定されるので、送受信の相手との間の電波状況が変わった場合(たとえば、移動局ユーザが高速移動中の場合)、相手を追従できなくなり、送受信が上手くできなかったり、さらに送受信自体ができないこともある。
また、特許文献2,3に記載の通信装置は、アンテナ毎の電力、アンテナ間の相関値を計算すること自体に演算量が必要になる。
特に、アンテナ間の相関値を計算する場合、たとえばアンテナが8本あるとき、(8×7)/2=28回の相関計算が必要になり、一回の相関演算に16回の複素数乗算が必要と仮定すれば、28×16=448回の複素数乗算が必要になり、既に全素子利用の演算量を上回ってしまう。
また、電力計算において、相関値計算より演算量が少ないが、たとえば一回の電力計算に10回の複素数乗算が必要と仮定すれば、8本のアンテナの受信電力計算ために、10×8=80回の複素数乗算が必要になる。
したがって、たとえ相関、電力演算精度を減らし、必要な複素数乗算の回数を減らしても、ある程度の演算量が必要であることが明白である。また、もし、ただの受信電力の計算ではなく、特定の受信信号、たとえば所望信号の電力だけを計算する場合には、特定の信号を受信した信号中から分離できる処理が必要であり、この分離処理にもかなりの演算量が必要になる。
以上のように、特許文献1に記載の装置は、全アレー素子を用いてアレー重みを計算し、そのアレー重みを全アレー素子に適用するものであるが、このような方法では、受信レベルが低いアレー素子(アダプティブアレーへの貢献が少ないアレー素子)についても常にアレー重みの計算が必要になり、演算量が増え、収束速度が遅くなる。
また、特許文献2,3に記載の装置は、全アレー素子で各々受信した信号の電力順や相関値順に基づいて送受信に用いるアレー素子を選択するものであるが、このような選択方法では、干渉信号の電力等も参酌されてしまうので、送受信に適したアレー素子が適切に選択されない。
本発明の目的は、演算量が少なく収束速度が速く、送受信に適したアンテナ素子を適切に用いることができる無線通信装置および無線通信装置における制御方法を提供することにある。
本発明の第1の観点は、複数のアンテナ素子を有する無線通信装置であって、制御部を備え、前記制御部は、送受信に用いるアンテナ素子を決定し、当該決定したアンテナ素子における現アレー重みベクトルと前回のアレー重みベクトルとの内積を計算し、該内積が閾値よりも大きい場合には、送受信に用いるアンテナ素子を決定するための周期を長くし、前記内積が前記閾値よりも小さい場合には、前記周期を短くする
好適には、前記周期の調整は、前記アンテナ素子決定手段で決定されたアンテナ素子の組合せと前回決定されたアンテナ素子の組合せとを比較し、両組合せが同じ場合には、当該周期を長くし、両組み合わせが異なる場合には、当該周期を短くすることにより行う。
好適には、前記周期の調整は、前記アンテナ素子決定手段で決定されたアンテナ素子における現アレー重みベクトルと前回のアレー重みベクトルとの内積を計算し、当該内積が閾値よりも大きい場合には、当該周期を長くし、前記内積が前記閾値よりも小さい場合には、当該周期を短くすることにより行う。
また、本発明の第2の観点、複数のアンテナ素子を有する無線通信装置であって、制御部を備え、前記制御部は、送受信に用いるアンテナ素子を決定し、当該決定したアンテナ素子における現アレー重みベクトルと前回のアレー重みベクトルとの内積を計算し、当該内積が閾値よりも小さい場合には、次回の重み係数生成において、全アンテナ素子を用いるように決定する。
本発明の第3の観点は、複数のアンテナ素子を有する無線通信装置における制御方法であって、送受信に用いるアンテナ素子を決定するステップAと、前記ステップAで決定されたアンテナ素子における現アレー重みベクトルと前回のアレー重みベクトルとの内積を計算するステップBと、前記ステップBで計算された内積が閾値よりも大きい場合には、送受信に用いるアンテナ素子を決定するための周期を長くし、前記内積が前記閾値よりも小さい場合には、前記周期を短くするステップCと、を含む
本発明の第4の観点は、複数のアンテナ素子を有する無線通信装置における制御方法であって、送受信に用いるアンテナ素子を決定するステップAと、前記ステップAで決定されたアンテナ素子における現アレー重みベクトルと前回のアレー重みベクトルとの内積を計算するステップBと、前記ステップBで計算された内積が閾値よりも小さい場合には、次回の重み係数生成において、全アンテナ素子を用いるように決定するステップDと、を含む。
本発明によれば、演算量が少なく収束速度が速く、通信に適したアンテナ素子を適切に決めることができるとともに、決めたアンテナ素子によって重み付けを行うので、アレーアンテナの指向性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に関連付けて説明する。
図1および図2は本実施形態に係るアダプティブアレー無線通信装置の構成例を示すブロック図であって、図1は受信系を、図2は送信系をそれぞれ示している。
本実施形態に係るアダプティブアレー無線通信装置10は、アダプティブアレー処理における演算量の減少、収束速度の向上を図るため、アダプティブアレーを構成する複数のアンテナ素子のなかから、送受信に用いるアンテナ素子を決定する。本実施形態においては、複数のアンテナ素子で受信された受信信号に対する重み係数に基づいて送受信に用いるアンテナ素子を決定し、決定したアンテナ素子の受信信号について重み付けして、アンテナの指向性を制御することにより、重み付け合成の演算量を効果的に減らして収束速度を向上させ、アンテナの指向性を向上させている。
なお、本実施形態においては、重み係数(アレー重み)の絶対値とは複素数重みの振幅を意味する。
また、重み係数の絶対値が大きいアンテナ素子を選択する理由は、絶対値が大きい重み係数で重み付けされた信号は、重み付け合成信号の品質の向上に貢献するからである。
本実施形態においては、複数(3つ以上)のアンテナ素子を用いるアレーアンテナ送受信システムにおいて、各アンテナ素子から適応的に最適の一部アンテナ素子を決定し、決定された素子だけにアダブティブアレーを適用する。これにより、演算量を減らし、収束速度を向上させると同時に、反射板または指向性アンテナ素子を用いることで、送受信カバー範囲を倍増できるアダプティブアレー送受信装置を提供している。
本実施形態においては、あるユーザに対して、全受信アンテナ素子から、MMSE等の基準に従って、適応的に最適な一部アンテナ素子を決定する。
また、対応ユーザの次の受信スロットにおいて、決定されたアンテナ素子のみに対して、アレー重みを計算し、アダプティブアレーを適用する。
また、全受信アンテナ素子から、適応的に最適な一部アンテナ素子を決定する処理を間欠的に行い、送受信相手との間の電波状況を動的に追従する。
また、最適な一部アンテナ素子を決定する処理を行う時間間隔を、送受信相手との間の電波状況の変動に応じて適応的に調整する。
また、本実施形態においては、アレーの各アンテナ素子が円形配置された場合に(ここでは、正方、三角配置も円形配置とする)、円形の内部に反射板を設置する。または、アレー素子に指向性アンテナを用いることで不要方向からの受信、または/および不要方向への送信を強制的に遮断する。このことにより、決定するアンテナ素子が頻繁に変わることを抑え、受信感度の増加、および送信機の送信電力を維持したまま送信方向への送信電力の増強、または送信方向への送信電力を維持したまま、送信機の送信電力を減らすことができるように構成される。
以下に、図1および図2の受信系20Rおよび送信系20Sを例に本実施形態のアダプティブアレー無線通信装置を具体的に説明する。
なお、ここでは、説明の便宜上、アレーが円形配置で、移動通信の基地局に適用される場合を例に説明する。
受信系20Rは、図1に示すように、複数のアレーアンテナ素子ant1〜antNが円形配置され、円筒状反射板211を有するアンテナアレイ部21、RF部(RFフロントエンド部)22R、各ユーザごとに設けられたアンテナ素子選択部23R、アレー重み生成手段としてのアレー重み計算部24R、重み付け手段としての重み付け合成部25R、および制御部26Rを主構成要素として有している。
送信系20Sは、図2に示すように、受信系と同様に、複数のアレーアンテナ素子ant1〜antNが円形配置され、円筒状反射板211を有するアンテナアレイ部21、RF部(RFフロントエンド部)22S、アンテナ素子選択部23S、アレー重み生成手段としてのアレー重み計算部24S、重み付け手段としての重み付け部25A、制御部26S、およびアンテナスイッチ27を主構成要素として有している。
RF部22は、各アンテナ素子ant1〜antNの受信信号をベースバンドへ変換し、アナログ/デジタルコンバータによりデジタル化して、受信信号X1、X2、・・・、XNとして出力する。
図1には受信だけを描いているが、送信の場合にはRF部22Sはさらにベースバンド信号を送信周波数まで変換し、アンテナ素子ant1〜antNを送受信共有できるように送受切替器(duplexer)を備える。
アンテナ素子選択部23は、制御部26からの制御情報に従い、全アンテナ素子ant1〜antNを用いたり、または、制御部26によって指定されるM個のアンテナを用いて、受信信号を出力する。
アレー重み計算部24は、アンテナ素子選択部23からの出力信号および制御部26から制御情報を用いて、MMSE等の基準に従って、アレー重みを計算する。
アレー重み計算部24が計算したアレー重みは、制御部26と重み付け合成部25Rあるいは重み付け部25Aに送られる。
重み付け合成部25Rは、アンテナ素子選択部23の出力信号を、アレー重み計算部24から送られてくるアレー重みによって重み付け合成し、ユーザの受信信号として出力する。
また、重み付け25Aは、アレー重み計算部24から送られてくるアレー重みによって、ユーザの送信信号を重み付けする。
制御部26は、アレー重み計算部24から送られてくるアレー重み情報をもとに、通信に用いるアンテナ素子の組み合わせを決定し(アンテナ素子決定手段)、その情報をアンテナ素子選択部23およびアレー重み計算部24に送る。
また、制御部26は、送受信の相手との間の電波環境の変動速度に追従するように、アンテナ素子の決定を行う周期を学習し、当該学習結果に基づいて、アンテナ素子の決定の周期を調整し、アンテナ素子の決定を行うタイミングをアンテナ素子選択部23に知らせる(アンテナ素子決定周期の制御手段)。
より具体的には、制御部26は、重み付けされた信号に基づいて、アレーアンテナ素子の指向性を制御する指向性制御手段としての機能を有し、かつ、アンテナ素子の決定を間欠的に行う機能を有する。また、制御部26で決定したアンテナ素子の情報に基づいて、通信に用いるアンテナ素子の決定の周期を調整するアンテナ素子決定周期の制御手段としての機能を有する。
周期の調整は、制御部26で決定されたアンテナ素子の組合せと前回決定されたアンテナ素子の組合せとを比較し、両組合せが同じ場合には、周期を長くし、両組み合わせが異なる場合には、周期を短くすることにより行う。
また、周期の調整は、制御部26で決定されたアンテナ素子における現アレー重みベクトルと前回のアレー重みベクトルとの内積を計算し、内積値が閾値よりも大きい場合には、周期を長くし、内積が閾値よりも小さい場合には、周期を短くすることにより行うようにしてもよい。
また、制御部26は、周期が予め設定された時間よりも長い場合には、周期が設定された時間になるように調整するが、制御部26で決定したアンテナ素子における現アレー重みベクトルと前回のアレー重みベクトルとの内積を計算し、内積値が閾値よりも小さい場合には、次回の重み係数生成において、全アンテナ素子を用いるように周期の調整を行うものでもよい。
以下、制御部26についてさらに詳しく脱明する。
ここでは、訳明の便宜上、ユーザ1の受信を例に説明する(図3参照)。複数のユーザが存在する場合、それぞれ独立にユーザ1と同様の処理を行う。
図3は、本実施形態に係る制御部の制御動作を説明するためのフローチャートである。
図4は、アンテナ素子決定処理の概要を示す図である。
受信開始時、制御部26は、基地局が備えるアンテナ素子全てを用いるようにアンテナ素子選択部23を制御する(ST1)。
アレー重み計算部24は、全アンテナ素子の受信信号X1、X2、・・・、XNを用いて、MMSE等の基準に従って、アレー重みW1、W2、・・・、WNを計算する。制御部26は、この計算結果を受け取ると、通信に用いるアンテナの決定を行う(ST2、ST3)。
ステップST3におけるアンテナの決定は、たとえば、図5に示す例では、まず、アレー重み計算部24で計算されたアレー重み(重み係数)の絶対値の大きさ順にアンテナ(の番号)をソートし、表(リスト)として保存する。ユーザが複数存在する場合、このソートした表(リスト)はユーザ数分を作成し、保存する(ST31)。
このようなソート、表作成は一定時間間隔を空けて連続的に行う。なお、「一定時間間隔」を、ここでは、アンテナ選択更新時間と呼ぶ。
次に作成した表をもとに、アレー重みの絶対値の大きい順にM(<N)個のアンテナ素子を決定する(ST32)。
そして、アレ−重み計算を行うための信号を受信するタイミングになると、アンテナ素子選択部23に対して、制御部26で決定したM個のアンテナ素子を選択させ、次の指示を出すまで(アンテナ選択更新時間が経過するまで)はそのM個のアンテナを継続して使用させる。
なお、他のアンテナ決定方法としては、MMSE等の基準に従って計算したアレー重みにより選択することは同じであるが、固定のM個を決定することではなく、図6に示す要因、アレー重みの絶対値の最大の重みと比べて、絶対値がたとえば1/10以上のもの通信に用いるアンテナ素子として決定する方法もある(ST33)。
このように、通信に用いるアンテナ素子の決定はMMSE等の基準に従って計算したアレー重みにより行うため、複雑な電波環境にもかかわらず、常に最適なアンテナ素子を選択できる。
次に、表作成後、アンテナ選択更新時間が経過すると、制御部26はアンテナ素子選択部23に再度全てのアンテナ素子を選択させるとともに、アレー重み計算部24は全アンテナ素子に対してMMSE等の基準に基づきアレー重みを計算する。そして、制御部26は新しく計算されたアレー重みで以後の通信に用いるアンテナ素子を決定する。
また、制御部26では、たとえば図7に示すように、今回選択したアンテナ素子と前回選択していたアンテナ素子の組み合わせを比較する(ST41)。
組み合わせが同じ場合には、電波環境が安定しているということで、アンテナ選択更新時間を増加させる(ST42)。
一方、組み合わせが異なる場合には、電波環境が一定していないので、直ぐに更新する必要があるということでアンテナ選択更新時間を減少させる(ST43)。
このように、アンテナ選択更新時間を調整することにより、送受信の相手との間の電波状況の変動に追従したアレー制御ができると同時に、無駄なアンテナ素子の決定や選択を行う回数が減少し、演算量が減少する。
なお、アンテナ選択更新時間の学習方法について、上記のように、前回選択していたM個のアンテナ素子と組み合わせを比較する方法のほかに、図8に示すように、アレー重みをベクトルとして、前回計算したアレー重みベクトルとの内積を計算し(ST51)、それが閾値(たとえば0.5)を下回ったときにアンテナ選択更新時間を減少させ(ST52,ST53)、閾値を上回ったときは、アンテナ選択更新時間を増加させる(ST52,ST54)方法もある。
また、アンテナ選択更新時間があまりにも長くなると、選択したアンテナの指向性範囲外に端末が移動してしまう可能性があるので、アンテナ選択更新時間の更新上限時間を設定しておく。
たとえば、図9の例においては、更新上限時間を越えた場合は、アンテナ選択更新時間の更新上限時間を代入するようにしている(ST61、ST62)。
別の方法としては、図10に示すように、アンテナ選択更新時間よりも短く、アレー重み計算期間よりも長い周期(内積確認周期)とで、前のアレー重みと今のアレー重みの内積を計算し、閾値を下回った場合には、全アンテナ素子を用いるようにする(アンテナ選択更新時間を短縮させる)方法も考えられる(ST71〜ST75)。
図11には、図10の処理の概要を模式的に示している。
また、制御部26におけるアンテナ素子の決定が頻繁に行われることを抑えるために、本実施形態においてはアレー素子が円形配置された場合において、反射板または指向性アンテナを用い、不要方向の受信を強制的に遮断する。
このことにより、制御部26におけるアンテナ素子の決定が頻繁に行われることを抑え、アンテナ素子アレー素子決定の周期を長くすることができ、相対的に演算量を減らすことができる。
たとえば、反射板(指向性アンテナも同じ)により、移動端末ユーザ方向に面していないアレーで素子の受信が遮断され、急遽反対側のアンテナ素子が選択されることがなく、大抵安定的にこのユーザ方向に面しているアンテナ素子が選択される。
このような要因や、本実施形態のアンテナ素子の決定周期の学習特徴により、頻繁的なアンテナ素子の決定が必要なく、相対的に演算量を減らすことができる。
また、本実施の形態では、反射板または指向性アンテナを設置して利用するので、必要方向だけに受信または/および送信することで、送受信方向において受信感度、送信電力が倍増され、一つの基地局がカバーできる範囲が拡大される。
反射板または指向性アンテナのうち、どちらを利用しても構わないが、同時利用の必要はない。また、指向性アンテナ素子を利用する場合、素子の指向性が円形外部に面する半分平面をカバーできることが望ましいが、図12に示した全素子の指向性を合わせたら、全平面をカバーできる指向性を持つアンテナ素子も利用できる。
反射板の設置または指向性アンテナの利用は本発明の効果を向上するが、本発明の必須要件ではない。
また、図2に示すような送信系20Sにおいては、受信信号から計算したアレー重みを用いるときに、決定したアンテナ以外のアンテナは重みを持たないので、アンテナスイッチ27において出力をOFFにする。
上記のように、あるユーザに対して、アレーを構成する全てのアンテナ素子ではなく、通信に適した一部のアンテナ素子だけにアダプティブアレーを適用することで、演算量を減らし、アダプティブアレーの収束速度を向上させることができる。同時に円形内部に反射板を設置する、または指向性アンテナを用いることで、不要方向からの受信、または/および不要方向への送信を遮断し、送信電力の半減、またはカバーできる距離を倍増することができる。
以上説明したように、本実施形態のアダプティブアレー無線通信装置10によれば、重み付けされた信号に基づいて、アレーアンテナの指向性を制御し、また、アンテナ素子の決定を間欠的に行うようにするとともに、制御部26で決定されたアンテナ素子の情報に基づいて、アンテナ素子の決定の周期を調整することができるので、以下の効果を得ることができる。
あるユーザに対して、アレー構成するアンテナ素子の一部を利用しアダプティブアレーを適用して受信、または/および送信を行うので、演算量が少なく、収束速度が速い。
演算量が少ない分、相対的に小さいDSPを利用でき、消費電力を節約できる。
また、アンテナ素子を選択するときに、MMSE等の最適基準を用いて選択するので、複雑な電波環境にもかかわらず、常に適応的に最適なアンテナ素子を選択でき、アダプティブアレーの性能を損なうことなく、演算量を削減し、収束速度を向上させることができる。
アンテナ素子の決定を周期的に行うので、電波環境の変動にも追従できる。しかも、アンテナ素子の切換周期を学習的に調節するので、電波環境変動の速い送受信相手に対しては遅延なく追従でき、電波環境変動の遅いまたは変動しない送受信相手に対しては無駄な演算を行う必要がない。
アンテナ素子中から最適な一部を選択し、アダプティブアレーを適用する特徴を活かし、指向性アンテナ(または反射板)を利用し、必要方向だけに受信または/および送信することで、アダプティブアレーのカバーできる距離が増えるあるいは発射電力を減らすことができる。
たとえば、水平平面上半分カバーできる指向性アンテナを利用する場合、指向性がカバーしない半分に対しては送受信できないが、カバーしている半分においては、受信感度、送信電力を倍増できる。
したがって、本実施形態に係るアダプティブアレーを装備する送受信装置、たとえば、移動通信の基地局はカバーできる範囲を拡大でき、その結果、基地局設置数を減らすことができる。
なお、本実施形態のアダプティブアレー無線通信装置10では、反射板または指向性アンテナを用いるため、不要方向の受信を強制的に庶断することで、制御部26におけるアンテナ素子の決定が頻繁に行われることを抑え、アンテナ素子選択の周期を長くすることができ、相対的に演算量を減らすことができる。
たとえば、反射板(指向性アンテナも同じ)により、移動端末ユーザ方向に面していないアンテナ素子の受信が遮断されるので、急濾反対側のアンテナ素子が選択されることがなく、大抵安定してこのユーザ方向に面しているアンテナ素子が選択される。
このことにより、かつ、本実施形態の決定周期の学習特徴により、頻繁なアンテナ素子の決定が必要なく、相対的に演算量を減らすことが可能である。
本実施形態に係るアダプティブアレー無線通信装置の受信系の構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係るアダプティブアレー無線通信装置の送信系の構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係る制御部の制御動作を説明するためのフローチャートである。 アンテナ素子決定処理の概要を示す図である。 選択アンテナの決定の第1例を示すフローチャートである。 選択アンテナの決定の第2例を示すフローチャートである。 アンテナ選択更新時間の第1の制御例を示すフローチャートである。 アンテナ選択更新時間の第2の制御例を示すフローチャートである。 更新アンテナ更新時間の上下限制御例を示すフローチャートである。 アンテナ選択更新時間の補正制御例を示すフローチャートである。 図10の処理の概要を模式的に示す図である。 アンテナ素子指向性の例を示す図である。
符号の説明
10・・・アダプティブアレー無線通信装置、20R・・・受信系、20S・・・送信系、21・・・アンテナアレイ部、211・・・円筒状反射板、22・・・RF部、23・・・アンテナ素子選択部、24・・・アレー重み計算部、25R・・・重み付け合成部、25A・・・重み付け部、26・・・制御部、27・・・アンテナスイッチ。

Claims (4)

  1. 複数のアンテナ素子を有する無線通信装置であって、
    制御部を備え、前記制御部は、送受信に用いるアンテナ素子を決定し、当該決定したアンテナ素子における現アレー重みベクトルと前回のアレー重みベクトルとの内積を計算し、該内積が閾値よりも大きい場合には、送受信に用いるアンテナ素子を決定するための周期を長くし、前記内積が前記閾値よりも小さい場合には、前記周期を短くする、
    ことを特徴とする無線通信装置。
  2. 複数のアンテナ素子を有する無線通信装置であって、
    制御部を備え、前記制御部は、送受信に用いるアンテナ素子を決定し、当該決定したアンテナ素子における現アレー重みベクトルと前回のアレー重みベクトルとの内積を計算し、当該内積が閾値よりも小さい場合には、次回の重み係数生成において、全アンテナ素子を用いるように決定する、
    ことを特徴とする無線通信装置。
  3. 複数のアンテナ素子を有する無線通信装置における制御方法であって、
    送受信に用いるアンテナ素子を決定するステップAと、
    前記ステップAで決定されたアンテナ素子における現アレー重みベクトルと前回のアレー重みベクトルとの内積を計算するステップBと、
    前記ステップBで計算された内積が閾値よりも大きい場合には、送受信に用いるアンテナ素子を決定するための周期を長くし、前記内積が前記閾値よりも小さい場合には、前記周期を短くするステップCと、を含む、
    ことを特徴とする制御方法。
  4. 複数のアンテナ素子を有する無線通信装置における制御方法であって、
    送受信に用いるアンテナ素子を決定するステップAと、
    前記ステップAで決定されたアンテナ素子における現アレー重みベクトルと前回のアレー重みベクトルとの内積を計算するステップBと、
    前記ステップBで計算された内積が閾値よりも小さい場合には、次回の重み係数生成において、全アンテナ素子を用いるように決定するステップDと、を含む、
    ことを特徴とする制御方法。
JP2005130583A 2005-04-27 2005-04-27 無線通信装置および無線通信装置における制御方法 Expired - Fee Related JP4905874B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005130583A JP4905874B2 (ja) 2005-04-27 2005-04-27 無線通信装置および無線通信装置における制御方法
CNA2006800234027A CN101208829A (zh) 2005-04-27 2006-04-27 自适应阵列无线通信设备及其方法
PCT/JP2006/308830 WO2006118191A1 (ja) 2005-04-27 2006-04-27 アダプティブアレー無線通信装置およびその方法
US11/912,865 US8275337B2 (en) 2005-04-27 2006-04-27 Adaptive array wireless communication apparatus and method of same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005130583A JP4905874B2 (ja) 2005-04-27 2005-04-27 無線通信装置および無線通信装置における制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006311150A JP2006311150A (ja) 2006-11-09
JP4905874B2 true JP4905874B2 (ja) 2012-03-28

Family

ID=37307989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005130583A Expired - Fee Related JP4905874B2 (ja) 2005-04-27 2005-04-27 無線通信装置および無線通信装置における制御方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8275337B2 (ja)
JP (1) JP4905874B2 (ja)
CN (1) CN101208829A (ja)
WO (1) WO2006118191A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102111202B (zh) 2010-02-05 2014-05-21 电信科学技术研究院 一种天线校准的方法及装置
JP6169581B2 (ja) * 2011-10-19 2017-07-26 マーベル ワールド トレード リミテッド 2つまたは2つを超えるアンテナを有する装置で受信した信号における干渉を抑制するシステムおよび方法
WO2013059566A1 (en) 2011-10-20 2013-04-25 Marvell World Trade Ltd. Systems and methods for suppressing interference in a wireless communication system
US9071474B1 (en) 2013-07-25 2015-06-30 Marvell International Ltd. Systems and methods for suppressing interference in a wireless communication system
WO2017142045A1 (ja) * 2016-02-19 2017-08-24 京セラ株式会社 基地局および送信アンテナ決定方法
US11082110B2 (en) * 2018-12-03 2021-08-03 Mediatek Inc. Communication method and communication device
JP7364474B2 (ja) 2020-01-17 2023-10-18 矢崎総業株式会社 指向性制御装置および指向性制御システム
JP7361998B1 (ja) * 2023-02-09 2023-10-16 三菱電機株式会社 アレー給電反射鏡アンテナ、アレー給電反射鏡アンテナ用の信号処理装置及び信号処理方法

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5812438A (ja) * 1981-07-14 1983-01-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd アンテナ自動切換装置
JP2650297B2 (ja) * 1988-01-30 1997-09-03 ソニー株式会社 アンテナ切換方法
JP2646408B2 (ja) * 1991-04-01 1997-08-27 国際電信電話株式会社 妨害波除去方式及び装置
US5581876A (en) 1995-01-27 1996-12-10 David Sarnoff Research Center, Inc. Method of adhering green tape to a metal support substrate with a bonding glass
JP3108641B2 (ja) * 1996-11-21 2000-11-13 株式会社ワイ・アール・ピー移動通信基盤技術研究所 受信装置
JP2000151487A (ja) * 1998-11-05 2000-05-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線基地局装置
JP3444270B2 (ja) 2000-05-23 2003-09-08 日本電気株式会社 アレーアンテナ受信装置の校正システム
EP1202587B1 (en) * 2000-10-31 2004-12-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless communication system, weight control apparatus, and weight vector generation method
JP3973371B2 (ja) * 2001-03-21 2007-09-12 三洋電機株式会社 無線基地システムおよび指向性制御方法
JP4587357B2 (ja) * 2001-07-12 2010-11-24 三洋電機株式会社 無線基地システムおよび送信指向性制御方法
CA2415170C (en) * 2001-12-28 2008-07-15 Ntt Docomo, Inc. Receiver, transmitter, communication system, and method of communication
JP3866118B2 (ja) * 2002-02-27 2007-01-10 日本電信電話株式会社 空間分割多重アクセス装置、適応アレーアンテナ基地局、端末およびその制御方法
US6907272B2 (en) * 2002-07-30 2005-06-14 UNIVERSITé LAVAL Array receiver with subarray selection
JP4202162B2 (ja) * 2003-03-20 2008-12-24 京セラ株式会社 アダプティブアレイ無線装置、アンテナ選択方法およびアンテナ選択プログラム
JP4184854B2 (ja) * 2003-04-07 2008-11-19 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 電波送受信装置及び電波送受信方法
US7043213B2 (en) * 2003-06-24 2006-05-09 Northrop Grumman Corporation Multi-mode amplifier system
US20070018718A1 (en) * 2005-06-20 2007-01-25 National Sun Yat-Sen University Microwave transmitter and the method for increasing envelope bandwidth

Also Published As

Publication number Publication date
US8275337B2 (en) 2012-09-25
US20090167311A1 (en) 2009-07-02
JP2006311150A (ja) 2006-11-09
WO2006118191A1 (ja) 2006-11-09
CN101208829A (zh) 2008-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4905874B2 (ja) 無線通信装置および無線通信装置における制御方法
JP4110519B2 (ja) 空間分割多重アクセス制御方法、無線通信システム、基地局、および移動局
JP4594881B2 (ja) 多入力多出力通信装置
EP2235847B1 (en) Method and systems for receiving plural informations flows in a mimo system
JP2008147792A (ja) 無線通信装置、制御装置および無線通信システム
JP2009525694A (ja) 直交周波数領域変調システムのための変調及び符号化レベル及び空間速度の選択
JP2004201296A (ja) 無線通信システム、無線通信方法、及び無線通信装置
WO2006070478A1 (ja) 無線通信システム
JPH11220430A (ja) ダイバシチ通信装置及びダイバシチ受信方法
JP2010068510A (ja) マルチアンテナを用いた無線通信方法、無線通信システムおよび無線通信装置
EP1487140B1 (en) Radio terminal device, transmission directivity control method, and transmission directivity control program
JP2002026789A (ja) 通信装置および指向性送信方法
JP2005520381A (ja) スマートアンテナおよびダイバーシティ技法を実施するための方法およびシステム
JP3933597B2 (ja) 送信方法およびそれを利用した無線装置
WO2003009496A1 (fr) Appareil de terminal radio et son programme de controle de reception
JP5670275B2 (ja) 無線通信装置及び無線通信システム
JP2002077010A (ja) 基地局装置および無線受信方法
JP2009207179A (ja) 無線通信システム、無線通信方法、及び無線通信装置
KR101525644B1 (ko) 이동통신 단말기 및 그 동작 방법
JP4732161B2 (ja) 無線通信装置及び無線通信制御方法
JP2004328356A (ja) アダプティブアレーアンテナシステム、無線装置および重み係数算出方法
JP4684068B2 (ja) 無線受信装置及び無線受信方法
JP4592662B2 (ja) 無線基地装置、送信電力制御方法、および送信電力制御プログラム
WO2017142045A1 (ja) 基地局および送信アンテナ決定方法
JP4722096B2 (ja) 無線装置およびアンテナ指向性制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110913

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111213

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120104

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4905874

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees