JP4905679B2 - クリーンルーム - Google Patents

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本発明はクリーンルームに係り、特にミニエンバイロメントを用いる半導体製造工場等のクリーンルームに関する。
半導体製造工場では、生産エリアを高清浄度な空間にするためにクリーンルームが用いられている(特許文献1参照)。また、近年では、ミニエンバイロメントを用いて局所的に浄化するクリーンルームが開発されている(特許文献2参照)。このクリーンルームは、図4に示すように、製造装置8等が設置される部屋1の天井面にファンフィルタユニット(以下、FFUという)2、2…が配設され、このFFU2、2…によって天井裏空間3のエアが除塵されて部屋1内にダウンフローされる。ダウンフローされたエアは、床下空間4に吸い込まれた後、部屋1と仕切られたリターンチャンバ5を通って天井裏空間3に吸い込まれる。そして、エアが再び部屋1にダウンフローされて循環することによって、生産エリアである部屋1が高い清浄度に維持される。
また、部屋1の内部には、ミニエンバイロメント6が設けられており、このミニエンバイロメント6の上部にFFU7が設けられる。そして、このFFU7で部屋1内のエアを除塵してダウンフローすることによって、ミニエンバイロメント6内が局所的に浄化される。これにより、部屋1の内部全体の浄化レベルを落とすことができ、ランニングコストを大幅に削減することができる。
特開2004−218919号公報 特開2001−182978号公報
しかしながら、従来のクリーンルームは、リターンチャンバ5を生産エリアとして利用できないため、クリーンルーム全体の敷地面積を必要以上に大きくしなければならないという問題があった。
そこで、リターンチャンバ5を無くすとともに部屋1の天井面に開口部を形成することによって、部屋1のエアを天井裏空間3に直接戻すクリーンルームが考えられる。しかしながら、そのようなクリーンルームは、FFU3からダウンフローしたエアがショートカットして天井裏空間3に流れるため、部屋1全体の清浄度が大きく低下するという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みて成されたもので、生産エリアの床面積割合を増加させることができ、且つ、部屋全体の清浄度を向上させることのできるクリーンルームを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は前記目的を達成するために、少なくとも一つの浄化エリアと該浄化エリアの少なくとも一辺に接するリターンエリアとが部屋の内部に形成されるクリーンルームであって、前記浄化エリアの天井面に設けられ、天井裏空間のエアを浄化して前記浄化エリアにダウンフローするファンフィルタユニットと、前記浄化エリアに設けられ、エアを吸い込んでダウンフローする送風ユニットと、前記リターンエリアの天井面に形成されるリターン開口部と、前記浄化エリアと前記リターンエリアの間の天井面から前記部屋内に垂設される垂れ壁部材と、を備え、前記複数台のファンフィルタユニットは、前記浄化エリア内の中央部に配置されたファンフィルタユニットが、前記浄化エリア内の周辺部に配置されたファンフィルタユニットよりも大きな送風量であることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、天井面のファンフィルタユニットによって天井裏空間のエアが浄化されて浄化エリア内にダウンフローされ、そのエアの一部が送風ユニットに集められて吸い込まれ、送風ユニットからダウンフローされる。ダウンフローされたエアはリターンエリアを上昇してリターン開口部から天井裏空間に吸い込まれる。一方で、天井面のファンフィルタユニットでダウンフローされたエアの残りは、垂れ壁部材の下を通ってリターンエリアに流れ、リターン開口部から天井裏空間に吸い込まれる。これにより、浄化エリア内のリターンエリアから離れた部分に大きなダウンフローが形成され、且つ、リターンエリアに上昇気流が形成されるとともに、垂れ壁部材の下側を回り込む気流が形成されるので、部屋の内部全体に清浄エアの気流が効果的に形成され、部屋の内部全体の清浄度を向上させることができる。
また、請求項1の発明は、部屋の内部に形成したリターンエリアが従来のリターンチャンバとして作用するので、部屋の外側にリターンチャンバを別途設ける必要がない。したがって、製造装置などを設置する生産エリアの敷地面積の割合が大きくなり、結果として設備全体を小型化することができる。
更に、浄化エリアの中央部の送風量を周辺部の送風量よりも大きくすることによって、浄化エリアの中央部に大きなダウンフローを形成することができ、部屋全体の清浄度をより向上させることができる。なお、中央部の送風量を周辺部の送風量よりも大きくする方法としては、各ファンフィルタユニットの送風量を制御する方法や、ファンフィルタユニットの設置密度を変える方法などがある。
請求項2に記載の発明は請求項1の発明において、前記天井裏空間には、前記リターン開口部から前記天井裏空間に吸い込まれたエアの温度を調節する温度調節手段が設けられることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、温度調節手段を天井裏空間に設けたので、天井裏空間と部屋とを循環するエアの温度を調節することができる。本発明のクリーンルームでは、部屋と天井裏空間とを循環するエアの流れを考慮し、温度調節手段を天井裏空間に設けることが好ましい。
請求項3に記載の発明は請求項1又は2の発明において、前記送風ユニットの全送風量は、前記ファンフィルタユニットの全送風量の20%以上80%以下であることを特徴とする。
請求項3の発明によれば、送風ユニットの全送風量をファンフィルタユニットの全送風量に対して20%以上80%以下にしたので、部屋全体の清浄度を確実に向上させることができる。すなわち、ファンフィルタユニットの全送風量に対する送風ユニットの全送風量の割合が上記の範囲を外れると、部屋内の気流が乱れたり滞留域ができたりして部屋全体の清浄度が低下するが、請求項3の発明ではこれを確実に防止することができる。
請求項に記載の発明は請求項1〜のいずれか1の発明において、前記送風ユニットは、前記浄化エリア内に形成されるミニエンバイロメントの上部に設置されるとともに前記浄化エリア内のエアを吸い込んで浄化して前記ミニエンバイロメント内にダウンフローするミニエンバイロメント用ファンフィルタユニットであることを特徴とする。
本発明は、浄化エリア内に局所的な高清浄度領域を形成するミニエンバイロメント方式のクリーンルームにおいて特に効果的である。
請求項に記載の発明は請求項の発明において、前記部屋の内部には、複数の装置がその前面同士で向き合うように二列ずつに配設され、該装置の前面に前記ミニエンバイロメントが配設されることを特徴とする。
請求項の発明は、複数の装置を二列ずつ配設し、その前面にミニエンバイロメントを設けるので、ミニエンバイロメントが浄化エリアの中央側に配置される。このようなレイアウトにすることによって、部屋全体の気流を効率良く形成することができる。
本発明によれば、リターンチャンバを設けることなく、部屋の内部全体に効果的な清浄エアの気流を形成して、清浄度を向上させることができる。
以下添付図面に従って本発明に係るクリーンルームの好ましい実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態のクリーンルーム10を模式的に示す構成図である。このクリーンルームは、半導体製造用のウエーハを加工、洗浄するとともにそのウエーハを密閉容器(FOUP)で搬送するシステムである。
同図に示すクリーンルーム10は、側面が壁で仕切られた部屋12を有しており、この部屋12の内部に三つのリターンエリア12A、12A、12Aと二つの浄化エリア12B、12Bを備えている。リターンエリア12Aと浄化エリア12Bは交互に設けられており、二つの浄化エリア12B、12Bの両側にリターンエリア12Aが形成されている。
部屋12の床面は、多数の貫通孔を有するグレーチング14で構成されており、グレーチング14の下側には床下空間16が形成されている。なお、本実施形態では、部屋12の下側に床下空間16を形成した例で説明するが、これに限定するものではなく、床下空間16のない設備(すなわち部屋12の床面に孔がない場合)にも適用することができる。
部屋12の天井面には、梁を縦と横に組み合わせた格子状の天井フレーム18が設けられる。この天井フレーム18の格子部分で、且つ、浄化エリア12Bの上方には、FFU(ファンフィルタユニット)20が設けられている。FFU20の内部構造は図示しないが、上下に開口されたケーシングと、このケーシング内に設置されたファン及びフィルタで構成されており、ファンを駆動することによって天井裏空間22のエアがケーシング内に吸い込まれ、吸い込まれたエアがフィルタによって除塵されて部屋12の浄化エリア12Bにダウンフローされる。FFU20は間引きして配設されており、浄化エリア12Bの残りの格子部分は閉止板24で閉塞されている。
一方、リターンエリア12Aの上方となる天井フレーム18の格子部分は、閉塞されずにリターン開口部26となっている。リターン開口部26は、図1に示すように、部屋12の両サイド部分と中央部分に形成されている。
また、天井フレーム18には、垂れ壁部材(アイリッドともいう)28、28…が部屋12側に垂設されている。垂れ壁部材28は、浄化エリア12Bとリターンエリア12Aの境界部分に垂設されている。また、垂れ壁部材28は、その下端が、後述する製造装置32A〜32Dに触れないように設定されている。なお、垂れ壁部材28は、グレーチング14から垂れ壁部材28の下端までの高さをH、浄化エリアの幅をWとした際、W/H>2となるように設定することが好ましい。
上記の垂れ壁部材28を設けることによって、FFU20から吹き出されたエアが垂れ壁部材28の下端をまわってリターン開口部26に流れるようになり、FFU20からリターン開口部26にショートカットする気流を防止することができる。
天井裏空間22には、ドライコイル30が設けられている。ドライコイル30は、天井フレーム18を挟んで垂れ壁部材28の反対側(すなわち浄化エリア12Bとリターンエリア12Aの境界線上)に設けられており、リターン開口部26を通過したエアが全てドライコイル30を通過するように周囲が壁31で覆われている。ドライコイル30は、通過するエアを熱媒体との顕熱交換によって冷却する機器であり、このドライコイル30によって、循環エアの温度が調節される。
ところで、部屋12の内部には、半導体用のウエーハを加工或いは洗浄する装置(以下、まとめて製造装置という)32A〜32Dが設けられている。製造装置32は、所定の間隔を空けて、且つ、その前面34が互いに向き合うようにして二列ずつ二組設けられている。すなわち、装置32Aと装置32Bが所定の間隔で向き合うように配置され、装置32Cと装置32Dが所定の間隔で向き合うようにして配置される。なお、装置32A〜32Dの前面34とは、ウエーハを受け渡しする側である。また、装置32A〜32Dは、その背面36でメンテナンスが行われ、その背面36はメンテナンスのために部屋12の側壁から離れて配置される。
各製造装置32A〜32Dの前面34には、局所的な清浄空間を形成するためのミニエンバイロメント38が設けられる。ミニエンバイロメント38は、下方を除いて周囲が覆われており、その上部には、ミニエンバイロメント用のFFU(送風ユニットに相当)40が設けられている。FFU40の内部構成は、上述したFFU20と同じ構成であり、その説明を省略する。このFFU40によってミニエンバイロメント38外のエアが吸引されて浄化され、ミニエンバイロメント38内にダウンフローされ、そのエアがグレーチング14を介して床下空間16に吸引される。
FFU40のファンとFFU20のファンは、不図示の制御装置によってその回転数が制御されており、FFU40、40…の全送風量がFFU20、20…の全送風量に対して20%以上80%以下になるように制御される。
ミニエンバイロメント38の前面(製造装置32A〜32Dの反対側の面)には、ウエーハを受け渡しするための開口部(不図示)と、この開口部を開閉するための扉(不図示)が設けられており、ウエーハの受け渡し時に扉が自動的に開閉される。
また、ミニエンバイロメント38の前方には、密閉容器42を載置するためのロードポート44が設けられる。密閉容器42は、ウエーハを収納して搬送するための容器であり、ミニエンバイロメント38側に開閉自在な扉(不図示)が設けられる。この扉は、ミニエンバイロメントの扉とともに開閉制御され、ウエーハの受け渡し時に開放され、ウエーハの搬送時に閉成される。ウエーハを収納した密閉容器42は、自走台車46によって搬送される。
上記の如く構成されたクリーンルーム10では、天井裏空間22のエアがFFU20によって除塵されて部屋12の浄化エリア12Bに吹き出される。そして、FFU20から吹き出されたエアの一部(20〜80%)は、FFU40に吸い込まれて除塵され、ミニエンバイロメント38内にダウンフローされる。これにより、ミニエンバイロメント38内が浄化エリア12Bよりも高い清浄度に維持される。
ミニエンバイロメント38内にダウンフローされたエアと、ミニエンバイロメント38、38同士の間にダウンフローされたエアは、グレーチング14を通って床下空間16に吸い込まれる。これにより、浄化エリア12Bの中央部に大きなダウンフローが形成される。このエアは、床下空間16を両サイドに流れた後、リターンエリア12Aを通って上昇し、リターン開口部26から天井裏空間22に吸い込まれる。一方、FFU20から浄化エリア12Bの周辺部に吹き出されたエアは、垂れ壁部材28の下側を通ってリターンエリア12Aを上昇し、リターン開口部26から天井裏空間22に吸い込まれる。
天井裏空間22に吸い込まれたエアは、FFU20によって再度除塵されて部屋12の浄化エリア12Bに吹き出される。これにより、部屋12と天井裏空間22とを循環するエアの気流が形成される。その際、浄化エリア12Bの中央部に大きなダウンフローが形成されるので、リターンエリア12Aを上昇する気流を確実に形成することができ、部屋12の内部全体の清浄度を向上させることができる。
次に上述したクリーンルーム10の作用を図4の従来例と比較して説明する。図4に示した従来のクリーンルームは、部屋1と仕切られたリターンチャンバ5が形成されており、このリターンチャンバ5内をエアが上昇するようになっている。したがって、部屋1の側方にリターンチャンバ5のスペース(通常、クリーンルーム床面積の約10%)を確保しなければならず、リターンチャンバ5の分だけ敷地面積が余分に必要になる。
これに対して本実施の形態のクリーンルーム10は、部屋12の内部に形成されたリターンエリア12Aを通ってエアが上昇するので、図4のリターンチャンバ5を別途設ける必要がない。よって、クリーンルーム10を小型化することができる。
図2は、FFU20の全送風量に対するFFU40の全送風量の割合と、部屋12の清浄度との関係を示している。同図に示すように、上記割合が20%以上80%以下の範囲では部屋12の清浄度が大きく向上し、上記割合が20%未満又は80%超の範囲では部屋12の清浄度が大きく低下する。
これは、送風量の割合が20%未満の場合、FFU20から吹き出されたエアの大部分が垂れ壁部材28の下側を通ってリターン開口部26に流れるためである。このような現象が生じると、清浄エアを無駄に循環させることになるとともに、リターンエリア12Aから床下空間16に流れる気流が発生するなど、気流の乱れが生じて部屋12全体の清浄度が悪化する。反対に、送風量の割合が80%を超えた場合は、FFU20から吹き出されたエアの大部分がFFU40に吸い込まれ、これによって、垂れ壁部材28の下端周辺に滞留域が形成されるようになり、清浄度が悪化する。
これに対して本実施の形態のように送風量の割合を20%以上80%以下とした場合には、浄化エリア12Bの中央部に大きなダウンフローが生じるとともに、浄化エリア12Bの周辺部に垂れ壁部材28を回り込む小さな気流が形成される。したがって、部屋12、床下空間16、天井裏空間22を循環する気流が効果的に形成されるとともに、部屋12の内部に滞留域が発生することを防止できる。これにより、部屋12全体の清浄度を向上させることができる。
なお、上述した実施形態において、各FFU20は均等にエアをダウンフローするようにしてもよいし、各FFU20の送風量を個別に制御してもよい。個別に制御する場合、浄化エリア12Bの中央部のFFU20が浄化エリア12Bの周辺部のFFU20よりも大きな風量で送風することが好ましい。これにより、浄化エリア12Bの中央部分でのダウンフローが大きくなり、部屋12の内部全体に効果的な気流を形成することができる。
また、上述した実施形態は、製造装置32A〜32Dを四列に配置したが、製造装置の列の数や配置はこれに限定するものではなく、二列ずつ配置されているのであればよい。たとえば図3は、製造装置32A、32Bが二列に配置されたクリーンルームを示している。この場合にも、製造装置32A、32Bが向かい合うように配置し、ミニエンバイロメント38、38を浄化エリア12Bの中央部に配置することによって、部屋12と天井裏空間22とを循環するエアの流れを効果的に形成することができ、部屋12の清浄度を向上させることができる。
なお、本発明において、送風ユニットは、ミニエンバイロメント38用のFFU40に限定するものではなく、ファンなどの送風手段だけで構成してもよい。
また、上述した実施の形態では、浄化エリア12Bの両側にリターンエリア12A、12Aを設けた例で説明したが、本発明の構成はこれに限定するものではなく、浄化エリア12Bの片側だけにリターンエリア12Aを形成してもよい。この場合には、送風ユニットをリターンエリア12Aから離れた位置に配置することが好ましく、リターンエリア12Aから離れた位置のFFU20の送風量を他のFFU20の送風量よりも大きくすることがより好ましい。
本実施形態のクリーンルームを示す構成図 FFUの送風量の割合と清浄度の関係を示す図 図1と異なるクリーンルームを示す構成図 従来のクリーンルームを示す構成図
符号の説明
10…クリーンルーム、12…部屋、14…グレーチング、16…床下空間、18…天井フレーム、20…FFU、22…天井裏空間、24…閉止板、26…リターン開口部、28…垂れ壁部材、30…ドライコイル、32…製造装置、34…前面、36…背面、38…ミニエンバイロメント、40…FFU、42…密閉容器、44…ロードポート、46…自走台車

Claims (5)

  1. 少なくとも一つの浄化エリアと該浄化エリアの少なくとも一辺に接するリターンエリアとが部屋の内部に形成されるクリーンルームであって、
    前記浄化エリアの天井面に設けられ、天井裏空間のエアを浄化して前記浄化エリアにダウンフローするファンフィルタユニットと、
    前記浄化エリアに設けられ、エアを吸い込んでダウンフローする送風ユニットと、
    前記リターンエリアの天井面に形成されるリターン開口部と、
    前記浄化エリアと前記リターンエリアの間の天井面から前記部屋内に垂設される垂れ壁部材と、を備え
    前記複数台のファンフィルタユニットは、前記浄化エリア内の中央部に配置されたファンフィルタユニットが、前記浄化エリア内の周辺部に配置されたファンフィルタユニットよりも大きな送風量であることを特徴とするクリーンルーム。
  2. 前記天井裏空間には、前記リターン開口部から前記天井裏空間に吸い込まれたエアの温度を調節する温度調節手段が設けられることを特徴とする請求項1に記載のクリーンルーム。
  3. 前記送風ユニットの全送風量は、前記ファンフィルタユニットの全送風量の20%以上80%以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のクリーンルーム。
  4. 前記送風ユニットは、前記浄化エリア内に形成されるミニエンバイロメントの上部に設置されるとともに前記浄化エリア内のエアを吸い込んで浄化して前記ミニエンバイロメント内にダウンフローするミニエンバイロメント用ファンフィルタユニットであることを特徴とする請求項1〜のいずれか1に記載のクリーンルーム。
  5. 前記部屋の内部には、複数の装置がその前面同士で向き合うように二列ずつに配設され、該装置の前面に前記ミニエンバイロメントが配設されることを特徴とする請求項に記載のクリーンルーム。
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