JP4905121B2 - 作業車両用の盗難防止装置およびこの盗難防止装置を備えたコンバイン - Google Patents

作業車両用の盗難防止装置およびこの盗難防止装置を備えたコンバイン Download PDF

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Description

この発明は、作業車両用の盗難防止装置およびこの盗難防止装置を備えたコンバインに関するものである。
従来から、作業車両において、エンジンの始動時に、予め設定しているパスワードを入力して、これが一致したときにのみ車両の操縦を可能にしている盗難防止装置が知られている。
また、本件出願人と同一人が出願している特開2006−35977号公開特許公報には、トラクタに関する技術であるが、オペレータがパスワードを忘れてしまった場合やパスワードが外部(他人)に知られた場合の対策としての技術が公開されている。すなわち、トラクタのエンジン始動キーに、キー側記憶装置と通信器とを備え、一方、トラクタ側には、エンジンの停止ごとに新たにパスワードを作成し、このパスワードをトラクタ側記憶装置と、前記通信器を介して前記キー側記憶装置へ記憶させるコントローラを備えている。これにより、オペレータが、パスワードを覚える必要はなく、且つ単に機械的に合鍵を作製するだけではエンジンを始動することができず、車両の盗難をより確実に防止できる技術となっている。
特開2006−35977号公報
従来の車両盗難防止装置において、車体上に装備されているコントローラにパスワードを手動操作で設定したり、設定パスワードの照合時に入力するためには、専用のダイヤル又はスイッチ類が必要である。しかしながら、作業車両の運転操縦席は、狭くスペースが限られていて、そこに装置する操作パネルの面積も狭く、運転時に欠くことのできない機能装置を操作するためのスイッチ類を配列するだけの余裕しかない課題があった。
本件出願の発明は、運転位置の操作パネル上に、車体に装備した各種の装置を操作するために配置されている複数の操作スイッチを利用して、パスワードの設定とパスワードの入力とに使用することによって、パスワードの設定と照合とを可能にしたものであって、既存の機能装置の操作スイッチを有効に活用することによって、構成を簡潔とし、低コストで確実な盗難防止装置を提供するものである。
この発明は、上記課題を解決するために以下のような技術的手段を講じる。
即ち、請求項1記載の発明は、操縦部に設けた操作パネル上に複数の第1スイッチと単一の第2スイッチを配置し、これら第1スイッチと第2スイッチをコントローラに接続して、パスワード設定モード前記複数の第1スイッチの操作順序に応じてパスワードが形成され、パスワード入力モード前記複数の第1スイッチの操作によってパスワード入力され、前記パスワード設定モードおよびパスワード入力モードから抜けた状態では、前記複数の第1スイッチによって作業車両に備えた各種の装置が夫々操作される構成とし、前記第2スイッチを押した後にメインキーをON操作してエンジンを始動することで前記パスワード設定モードに自動的に移行し、このパスワード設定モードに移行した状態で前記第1スイッチの操作でパスワードを設定すると、後、前記第2スイッチを押さずにメインキーをON操作してエンジンを始動した場合には前記パスワード入力モードに自動的に行しこのパスワード入力モードに移行した状態において、予め設定されている設定時間内に前記パスワード設定時のスイッチ操作と同一の順序で第1スイッチを操作してパスワードを入力した場合にエンジンの継続運転が可能となり、前記設定時間内にパスワードが入力されない場合にはエンジンが自動停止する構成ことを特徴とする作業車両の盗難防止装置としたものである。
また、請求項2記載の発明は、前記パスワード入力モードを20秒程度の継続時間だけ継続しこの継続時間内にパスワードが入力されなかった場合に、エンジンスタータ回路が自動的にOFFしてエンジンが自動停止する構成とした請求項1記載の作業車両の盗難防止装置としたものである。
また、請求項3記載の発明は、前記操作パネルの中央にモニター画面を配置し、操作パネルにおけるモニター画面の左右両側上部にウインカーを点滅操作する左右のウインカー操作用のスイッチを夫々配置し、操作パネルにおける左側のウインカー操作用のスイッチの下側の部位には運転操縦座席の前側に配置された前照灯を点灯及び消灯操作する前照灯操作用のスイッチを配置し、操作パネルにおける右側のウインカー操作用のスイッチの下側の部位には排出オーガーの先端部に取り付けた作業灯を点灯及び消灯操作する作業灯操作用のスイッチを配置し、操作パネルにおける前照灯操作用のスイッチの下側の部位にモニター画面の表示画面を順次切り替え操作する表示画面切替用のスイッチを配置し、操作パネルにおける作業灯操作用のスイッチの下側の部位に警報用のホーンを操作するホーン操作用のスイッチを配置し、前記パスワード設定モードおよびパスワード入力モードから抜けた状態では、前記左右のウインカー操作用のスイッチによって左右のウインカーが点滅操作され、前記前照灯操作用のスイッチによって前照灯が点灯及び消灯操作され、前記作業灯操作用のスイッチによって作業灯が点灯及び消灯操作され、前記表示画面切替用のスイッチによってモニター画面の表示画面が順次切り替え操作され、前記ホーン操作用のスイッチによってホーンが操作される構成とし、前記表示画面切替用のスイッチが前記第2スイッチとして機能し、前記パスワード設定モードまたはパスワード入力モードに移行した状態では前記左右のウインカー操作用のスイッチと前照灯操作用のスイッチと作業灯操作用のスイッチがパスワードを形成または入力する前記第1スイッチとして機能し、前記ホーン操作用のスイッチがパスワード設定モードおよびパスワード入力モードにおいてパスワードの入力操作が完了したことをコントローラに入力するための第3スイッチとして機能する構成とした請求項記載の作業車両の盗難防止装置を備えたコンバインとしたものである。
請求項1記載の発明によると、操作パネル上の第2スイッチを押した後にメインキーをON操作してエンジンを始動することでパスワード設定モードに自動的に移行させることができ、このパスワード設定モードに移行した状態で操作パネル上の複数の第1スイッチの操作でパスワードを設定して、以後、第2スイッチを押さずにメインキーをON操作してエンジンを始動した場合にはパスワード入力モードに自動的に移行させることができる。この際、例えば左右のウインカーや作業灯(前照灯)をON/OFF切替操作する複数の第1スイッチを、パスワード設定モードではパスワード設定用のスイッチとして使用し、パスワード入力モードはパスワード入力スイッチとして利用できるものであって、狭くて限られたスペースの範囲内において、構成が簡潔となって低コストで製造でき、安価に提供することができる。
そして、作業車両は、パスワードの照合によって一致が無い限りエンジンが自動的に停止して駆動できないから、移動ができず、盗難を防止できる。
請求項記載の発明によれば上記請求項1記載の発明の効果に加え、パスワードを入力できる時間を、入力モード状態において20秒程度の継続時間に制限することで、車両の盗難を少なくすることができる。
請求項3記載の発明によれば、上記請求項2記載の発明の効果を奏するうえで、パスワード設定モードおよびパスワード入力モードから抜けた状態では、左右のウインカー操作用のスイッチによって左右のウインカーを点滅操作でき、前照灯操作用のスイッチによって前照灯を点灯及び消灯操作でき、作業灯操作用のスイッチによって作業灯を点灯及び消灯操作でき、表示画面切替用のスイッチによってモニター画面の表示画面を順次切り替え操作でき、ホーン操作用のスイッチによってホーンを操作できるものでありながら、表示画面切替用のスイッチをパスワード設定用の第2スイッチとして機能させることができ、パスワード設定モードまたはパスワード入力モードに移行した状態では、左右のウインカー操作用のスイッチと前照灯操作用のスイッチと作業灯操作用のスイッチをパスワードを形成する第1スイッチとして機能させることができ、ホーン操作用のスイッチを、パスワード設定モードおよびパスワード入力モードにおいてパスワードの入力操作が完了したことをコントローラに入力するための第3スイッチとして機能させることができる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、コンバイン1は、図7、及び図8に示すように、左右にクローラ2,2を装備した車体3上に、穀稈供給口4を前側に位置して脱穀装置5を搭載し、その前側に刈取搬送装置6を設けて刈取・脱穀作業ができるように構成している。そして、刈取搬送装置6は、前部低位置に分草杆7を設け、その後方の下部から上方に傾斜させて穀稈引起し装置8を配置し、その下方に刈取装置9と穀稈搬送装置10とを設けて、刈取穀稈を脱穀装置5まで搬送して供給できる構成としている。
11はグレンタンクである。
そして、運転操縦席12は、車体3の前部右側で、前記刈取搬送装置6の横側に配置し、オペレータが座って操縦ができるように、運転操縦に必要な各装置の操作レバー類や操作スイッチ等を集中させて配置した構成としている。そして、エンジン13は、前記運転操縦席12の下方において、車体3上に搭載して設け、図外の走行ミッション装置を経由して前記刈取搬送装置6と前記クローラ2,2を伝動する走行系の伝動機構と、前記脱穀装置5を伝動する脱穀系の伝動機構とに分岐して伝動する構成としている。そして、実施例の場合、刈取搬送装置6は、上記走行系の伝動機構によって、走行速度(作業能率)にシンクロさせた速度で駆動される構成となっている。
以上のように構成されたコンバイン1に装備している盗難防止装置について説明する。
まず、運転位置の操作パネル14は、図1に示すように、中央にモニター画面15が配置されて運転情報が表示できる構成とし、その下側の見易い位置に速度メータ16を配置して構成している。なお、図6に示す別実施例の操作パネル14は、上記速度メータ16を設けない構成としている。そして、該操作パネル14には、車両の左右上部で前後から見易い位置に取り付けた左・右ウインカー17L,17R(図7、及び図8参照)の操作スイッチ(第1スイッチとしてのウインカー操作用のスイッチ)18L,18Rが、モニター画面15の左右両側の上部に配置されている。したがって、左右のウインカー17L,17Rは、操作スイッチ18L,18Rの操作で点滅の切替操作ができる構成となっている。
つぎに、前照灯19(実施例の場合、作業灯を兼ねている)は、前述の運転操縦座席12の前側に配置し、これの点灯と消灯との切替操作をする操作スイッチ(第1スイッチとしての前照灯操作用のスイッチ)20を、図1に示すように、操作パネル14の前記モニター画面15の左側で、前記操作スイッチ18Lの下側に配置して設け、切替操作ができる構成としている。つぎに、作業灯21の点灯と消灯とを切り替える操作スイッチ(第1スイッチとしての作業灯操作用のスイッチ)22は、操作パネル14上の右側で、操作スイッチ18Rの下側に配置して設け、作業灯21の切り替え操作ができる構成としている。実施例の場合、作業灯21は、図7で解るように、排出オーガー23の先端部(穀粒排出口24の前側)に取り付けて設けた1個と前照灯19と兼用にした1個とがある。
そして、操作パネル14の左下にある操作スイッチ(第2スイッチとしての表示画面切替用のスイッチ)25は、モニター画面15の表示画面を切り替えて順送りする操作スイッチであり、右側の操作スイッチ(第3スイッチとしてのホーン操作用のスイッチ)26は、コンバインの警報用ホーンを発するスイッチとしている。そして、上記操作スイッチ25は、後述するパスワード設定モードに移行したときには自動的に「パスワード設定キー」としての機能が発揮できる構成としており、他方の上記操作スイッチ26は、パスワード設定モード時とパスワード入力モード時の両モード時において、パスワードの入力を完了した時点で、入力操作が完了したことをコントローラに入力するために操作する「入力完了キー」となる構成としている。(図6参照)
このように、操作パネル14上に配列されている各操作スイッチ18L,18R,20,22,25,26は、それぞれの機能を備えた装置、すなわち、ウインカー17L,17R、前照灯19、作業灯21等の切替操作、更にはモニター画面16の切替やコンバインの警報用ホーンを発することができる構成となっているが、これをコントローラに接続して、パスワードの設定モード時にはスイッチ操作の順番でパスワードが形成できるパスワード設定用のスイッチとして利用できるものとし、更に、パスワードを設定した後において、パスワード入力モード時には、パスワード入力スイッチとして利用できる構成となっている。
このように、各操作スイッチ18L,18R,20,22,25,26は、各モード毎にそれぞれの機能を有し、パスワード設定モードとパスワード入力モードに入っているときには、パスワードを入力する働きのみができるものとしており、スイッチ操作をしても点灯や消灯の操作スイッチが本来備えている機能は働かないものとなっている。そして、上記各操作スイッチ18L,18R,20,22,25,26は、パスワード設定モード、及びパスワード入力モードを抜けて通常モードに移行したときにのみ、本来のスイッチ機能が発揮できるもので、各機能装置、左右ウインカー17L,17Rの切り替えや前照灯19の点灯(消灯)の切り替えや作業灯21の操作が出来るものとなっている。
つぎに、パスワードの設定とパスワードの入力、照合について、図面に基づいて説明する。
まず、本件盗難防止装置は、基本的な流れとして、図2に示すように、エンジン13を始動すると、最初にパスワード設定モードに入り、パスワードの設定が完了すると、その後、パスワード入力モードに移行して照合の後、通常モードに達する経過をたどるものとしている。
以下、具体的に説明する。
まず、パスワードの設定は、図3のフローチャートで示すように、パスワード設定キーとなる操作スイッチ25を押した後、メインキーをON操作してエンジン13をスタートすると、パスワード設定モードが開始される。そして、パスワードは、仮に、図3のフローチャートに示す順番に従って、図6に示す各操作スイッチ20,18R,22,18Lの順番に4個を押した後、入力完了キーである操作スイッチ26を押してパスワード設定が完了したことを入力する。
このように、パスワード設定の作業は、図3のフローチャートに示すように、手順を間違いなくスイッチ操作をすれば、接続しているコントローラが判断して設定モードが完了する。この場合、パスワードは、上記設定の作業によって、図5に示すように順番に設定されている。
つぎに、上記のように設定したパスワードを使用してコンバインのエンジン13を始動して通常モードに移行して作業を行う場合は、図4に示すフローチャートに従って入力することになる。
まず、コンバイン1は、メインキーをON操作してエンジン13を始動すると、コントローラのメモリーにパスワードが設定されているから、自動的に入力モードに移行する。すると、オペレータは、既に設定しているパスワード(図5参照)を設定時と同じ順序で入力し、最後に入力完了キーとして操作スイッチ26を押して入力完了とする。すると、コントローラは、入力されたパスワードを、既に設定されているパスワード(図5参照)と照合して判断をし、図5に示す通りに入力されておれば、エンジンスタート回路がONとなり、エンジン13の継続駆動が可能となるものである。
そして、コントローラは、照合の結果、入力したパスワードが、予め、設定しているパスワードと一致しなかった場合、及び入力モードの継続時間、実施例では20秒程度の間にパスワードの入力ができなかった場合にはエンジンスタータ回路が自動的にOFFとなってエンジン13を停止させることになる。
このようにして、実施例に係るコンバイン1の盗難防止装置は、設定しているパスワードと、その後入力したパスワードとを照合して、一致が無い限りエンジンスタータ回路がONとなることはなく、エンジン13が自動的に停止して駆動できないから、移動することができず、盗難を防止することができる。
そして、操作スイッチの一つを、初期化スイッチとして構成しておけば、パスワード設定後に、オペレータが、万一、パスワードを忘れた場合にも初期化スイッチによって初期化し、設定し直すことができる。なお、コントローラのメモリに記憶した情報を書き換えることのできるマイコンチェッカーを接続して初期化することは可能である。
更に、マイコンチェッカーは、これをコントローラに接続することによって、パスワードの入力モードを抜けて、通常モードに移行することが可能であって、エンジン13の停止を避けて、顧客に対するサービス運転等を行うことができる。
そして、コンバイン1の盗難防止をより確実にするために、二重安全機構を施す実施例を述べる。
まず、エンジン13は、その始動操作に先立って、第一に、駐車ブレーキペダルを踏み込むことを条件とし、その後、第二として、パスワードの入力が完了した後に駐車ブレーキを解除することを条件とした構成とする。このように、二重に安全機構を構成すると、エンジン13は、設定したパスワードを正しく入力することは当然であるが、その上に加えて、第一と第二の条件が満足されないと、エンジンのスターター回路がONとならず、自動停止する二重安全機構となっている。
すなわち、実施例の場合、エンジン13は、始動操作の後で駐車ブレーキペダルを踏み込んだり、パスワードの入力が完了する前に駐車ブレーキを解除するとエンジンの継続駆動ができないことになる(パスワードは正しく入力されていても)。
更に、副変速装置等のように、ニュートラル位置に操作レバー(副変速操作レバー)を保持することによって中立状態を保って、パスワードの正しい入力が完了するまでニュートラル位置の解除ができないように電気的に構成しておくことができる。このように構成すると、コンバインの盗難防止装置は、エンジン13側と副変速装置側との二重の盗難防止ができるために、より安全な装置とすることができる。
また、メインキーを廃止して、複数ある操作スイッチの中の一つのスイッチを操作すればエンジン13の始動ができる構成にすると、盗難防止が更に効果的にできる。このように、メインキーを廃止して、メインキーに代わるキーを操作スイッチの中から選んで設定しておけば、オペレータは、便利であるし、盗難の防止にも効果的である。
つぎに、コンバイン1の排出オーガー23を、ラジコンで遠隔操作ができる構成としている装置において、リモコンキー30を活用して盗難防止装置に利用する構成とした。すなわち、この種のラジコンオーガーを遠隔操作するリモコンキー30は、図10に示すように、コンバイン1の排出オーガー23を手元のスイッチ操作で、上、下、左、右に移動操作し、更に、各スイッチを選択して押せば、コンバイン1に搭載している通信機31が受信してコントローラに入力し、コントローラから出力する制御信号でアクチュエータ(リレーによる制御モータやソレノイドバルブの切替で操作される油圧シリンダ等)を制御駆動しながら目的の位置に回動できる構成となっている。そして、ラジコンの制御機構は、図11にブロック図で示すように、入力側の各スイッチを操作すれば、出力側のアクチュエータが制御作動して目的を達することができる構成となっている。
そして、実施例のリモコンキー30は、コンバイン1のエンジンが作動していないときには盗難防止に利用できる構成としている。すなわち、リモコンキー30は、排出スイッチ32を盗難防止の入り、切りの切替をするキーとし、入りに操作して各スイッチを操作してパスワードを設定して通信器31を介してコンバインのコントローラに設定できる構成としている。
このように、コントローラは、パスワードが設定されると、つぎに入力されるパスワードが一致するまでエンジンの始動ができない構成としている。
そして、実施例の場合、オーガーリモコンキー30は、盗難防止の入り、切りの操作をダブルクリックで切替する構成にしている。
そして、コンバインのコントローラは、リモコンキー30から盗難防止の信号(パスワード)を受け付けると、盗難防止の作動状態であることを不揮発性メモリーに記憶し、エンジン停止リレーを作動させてエンジンをかからないようにする構成としている。
このように、オーガー操作のリモコンキー30は、通常は排出オーガー23の移動操作以外には使用することが無いものであるが、これを車両の盗難防止装置として使用すれば、全体として大幅にコスト低減を図ることが可能である。更に、リモコンキー30は、盗難防止と通常の操作との切替を前述のように、ダブルクリックにして区別をすれば、誤操作が防止できて安全性を確保することができる。
つぎに、エンジンオイルのメンテナンスを、容易化した実施例を説明する。
従来の構成では、エンジンオイルの点検やオイルの給油は大変難儀な仕事で、工具を使って床やカバーを外さなければならない苦労があった。
まず、エンジン13は、図12、及び図13に示すように、運転操縦座席12の下側にあるエンジンルーム35に装置し、その外側に、冷却ファン36、ラジエーター37を設け、その外側に開閉可能にラジエーターカバー38を設けた構成としている。そして、実施例の場合、ラジエータカバー38は、側面側と上面側とが一体構成となっており、後部の縦軸P−Pを支点軸にして外側に回動する構成としている。
そして、エンジンオイルの点検ゲージ40は、図面に示すように、ラジエータ37より上方で、前記ラジエータカバー38のすぐ裏側まで延長した位置に設け、上記の如く、カバー38を開くとすぐに点検ができる位置に設けた構成としている。そして、エンジンオイルの給油口41は、図面に示すように、上記点検口40より低い位置で前記ラジエータカバー38のすぐ裏側に配置しており、そのラジエーターカバー38を開くと外部から給油ができる位置に配置した構成としている。そして、該給油口41と前記点検ゲージ40は、それぞれパイプ42,43を使ってエンジン13に接続した構成としている。
このように、実施例の構成は、ラジエーターカバー38を開くと上側にエンジンオイルの点検ゲージ40が位置し、下側の位置にエンジンオイルの給油口41が配置されているから、従来装置に比較すると、エンジンオイルの点検と、給油とをきわめて容易に行うことができる優れた特徴がある。
つぎに、コンバインの注油装置について実施例を説明する。
従来から、コンバインは、回転駆動部分(例えば、刈取装置の摺動部分、フィードチエンの伝動部)には自動注油装置が装備され、必要に応じて自動的に潤滑油が注油される構成となっている。公知例として、実開昭62−162930号公開実用新案公報に開示された注油配管装置の例がある。これらの従来の装置は、いずれも注油タンクと注油モータとが離れ、タンクのサクション口にホースを接続してモータ側(ポンプとモーターは一体)につなぐ配置関係に構成されており、多くの課題があった。
この出願の実施例は、図14、及び図15に示すように、注油タンク50の下側に直接注油モータ51を吸引可能に接続して注油ホース52によって注油するように配管した構成としている。この場合、注油タンク50は、図面に示すように、下側の中央位置に注油モータ51の上半分が入り込む程度のモータ取付部53を凹状に形成し、側部に厚肉部を設けてモータ51の吸入口54を挿入する挿入孔55を開口している。そして、挿入孔55は、中間位置にオイルシール57とするOリングの溝58を形成している。そして、注油モータ51は、図面に示すように、上半分を注油タンク50のモータ取付部53に入り込ませて、側面視の投影面内に入って、下半分が下側に出るように取り付けた構成としている。そして、モータ51は、吸入口54を注油タンク50の厚肉部に開けた前記挿入孔55に挿し込んでサクション作用ができる構成とし、吸入した注油を注油ホース52側に圧送する構成となっている。そして、注油モータ51は、取付けた状態で正面(図15参照)からも、側面(図14参照)からも上側の注油タンク50の範囲内に収まるように略中央位置にある構成としている。
そして、注油ホース52は、先端のバルブ59を介して刈取側ホース60と脱穀側ホース61とに分岐されてそれぞれに注油ができる構成としている。
このように、実施例は、モータ51を注油タンク50の下部に形成したモータ取付部53内に上半分を収納した状態にして一体に取り付けることによって、従来のサクションホースが不要となり、全体がコンパクト化して場所をとらない装置とした特徴がある。更に、実施例は、モータ50がエアの吸い込みやキャビテイションを起こすことが少なくなり、効率的に注油ができる利点がある。
つぎに、エンジンルーム35の実施例を説明する。
なお、ラジエーターの冷却装置に関する先行技術は、例えば、特許第3511813号特許公報に開示されている。
まず、エンジンルーム35は、図16、及び図17に示すように、一番外側にラジエーターカバー38が開閉自由に設けられており、その内側に一定の層厚を有するフィルター65が配置され、その更に内側にオイルクーラー66等を取り付けるプレートシール67を設けて構成している。この場合、上記フィルター65は、通風口の全面に配置した状態で設けている。そして、前記ラジエーターカバー38は、最も外側に目抜き鉄板68を設けて,防塵網の機能を有する構成としている。そして、ラジエーター37は、前記オイルクーラー66のすぐ背後に装置しており、更に、その背後に、冷却ファン36がエンジン13側に支持され、駆動可能に軸架されている。
そして、冷却ファン36は、その外側外周に沿ってシュラウド69を取り付けており、吸引した風をファン側に誘導する構成としている。そして、排風ガイド板70は、図16、及び図17に示すように、エンジン13の上側において、天井板71(エンジンルームの天井)から距離を置いた位置に左右と前後とに張り渡して設けた構成としている。この場合、前記天井板71は、上側にある電装品やエアクリーナ等の部屋との境界板となっている。
そして、排風ガイド板70は、図17に示すように、下面に排風の流れる方向に沿わせてフィン70aを配列して設け、排風を誘導案内する構成としている。
以上の構成によって、実施例は、エンジン13が駆動状態にあると、伝動されている上記冷却ファン36によって外気が吸引されるが、この場合、外側からラジエーターカバー38の目抜き鉄板68を通り、フィルター65を経て、オイルクラー66を冷却し、更に、ラジエーター37側に流動しながら冷却作用を行うものである。
そして、実施例は、フィルター65を一定の厚い層厚に形成しているから、フィルターの表面に藁屑等が接近し付着することがあっても、厚みのために、藁くずが抜け難くなって、ラジエーター37に達してフィンに巻き付くものはほとんどなく、一方、冷却風は、前記フィルター65の層が厚いために少々藁屑があっても抜け易く冷却効率を高めることができる。
そして、エンジンルーム35は、通常の場合、天井側に熱気が停滞する傾向が強いが、実施例では、天井板71から離した下側の位置に排風ガイド板70を配置し、更に、ガイド板70の下面にフィン70aを配列して構成しているから、排風を促進し、熱気のこもった排風を誘導、案内して流動を促進し、迅速にマフラー72側に送り、機外へ排風できるものである。
したがって、従来、天井板71側を高価な断熱構造にして電装品等を保護していたが、上記実施例の構成によれば、比較的安価に製作できて、電装品側にエンジン熱が伝わらないようになった。
つぎに、エンジンルーム35の防塵装置の他の実施例を説明する。
まず、防塵ネット73は、図18、及び図19に示すように、前記したラジエーターカバー38の内側に設けるが、前記プレートシール67から空間Lを隔てて取り付けた構成にしている。そして、防塵ネット73は、図19に示すように、後部の上下を蝶番74,74で固定側に取り付けて開閉自由に構成している。
以上のように、実施例の防塵ネット73は、防塵効果を上げながら、冷却風を通過させてラジエーター37を熱から護り、目詰まり時には開閉によって清掃等のメンテナンスが簡単にできる利点がある。
つぎに、エンジンルーム35の通風路(ラジエータカバー38の内側の位置)に設けている遮風板75について、実施例を説明する。
まず、実施例の遮風板75は、図22に示すように、冷却ファン36の正面視における投影範囲内に無数の通風孔76を、パンチングによって開口するが、その通風孔76の孔径を、前記冷却ファン36の中心部に位置する孔ほど大径に構成し、孔76の外側(通風孔76の周辺部分)を金網77にして構成している。そして、遮風板75は、図20に示すように、ラジエーターカバー38の内空に外側に開閉可能に取り付けて構成している。
以上のように構成した実施例は、エンジン13によって駆動される冷却ファン36によって吸引風が発生するとき、その吸引風は、ファンの周速差に基づき、中心部位が弱く、外周に近づくにつれて吸引力が強くなる傾向にある。したがって、遮風板75は、中心部の通風孔76を大きくし、外周部に近づくに従って通風孔76の孔径を小さく構成して通過する風量を全面的にほぼ均一にすることにしている。
このように、実施例は、通風路の全体(通風間口の全体)、を吹き抜ける冷却風量をできる限り均等に配分してオイルクーラー66やラジエーター37の冷却を効果的に行うようにしている。
操作パネルの正面図 盗難防止装置のパスワード設定モードとパスワード入力モードとの関連図 パスワード設定モードのフローチャート図 パスワード入力モードから通常モードのフローチャート図 設定パスワード(一例) 別実施例の操作パネルの正面図 コンバインの正面図 コンバインの背面図 模式的に示した排出オーガーを有するコンバインの側面図 ラジコンオーガーを操作するためのリモコンキーの平面図 排出オーガーの制御機構のブロック図 エンジンルームの内部を示す側面図 エンジンルームの内部正面図 注油タンクに注油モータを取り付て一部破断した側面図 注油タンクと注油モータの正面図 エンジンルームの内部を示す正面図 エンジンルームの内部を示す側面図 エンジンルームの内部を示す正面図 エンジンルームの内部を示す側面図 エンジンルームの内部正面図 エンジンルームの内部側面図 遮風板と冷却ファンとの正面図
14 操作パネル
18L 左ウインカーの操作スイッチ(ウインカー操作用のスイッチ(第1スイッチ)
18R 右ウインカーの操作スイッチ(ウインカー操作用のスイッチ(第1スイッチ)
20 前照灯の操作スイッチ(前照灯操作用のスイッチ(第1スイッチ)
22 作業灯の操作スイッチ(作業灯操作用のスイッチ(第1スイッチ)
25 操作スイッチ(表示画面切替用のスイッチ(第2スイッチ))
26 警報用ホーンの操作スイッチ(ホーン操作用のスイッチ(第3スイッチ)

Claims (3)

  1. 操縦部に設けた操作パネル上に複数の第1スイッチと単一の第2スイッチを配置し、これら第1スイッチと第2スイッチをコントローラに接続して、パスワード設定モード前記複数の第1スイッチの操作順序に応じてパスワードが形成され、パスワード入力モード前記複数の第1スイッチの操作によってパスワード入力され、前記パスワード設定モードおよびパスワード入力モードから抜けた状態では、前記複数の第1スイッチによって作業車両に備えた各種の装置が夫々操作される構成とし、前記第2スイッチを押した後にメインキーをON操作してエンジンを始動することで前記パスワード設定モードに自動的に移行し、このパスワード設定モードに移行した状態で前記第1スイッチの操作でパスワードを設定すると、後、前記第2スイッチを押さずにメインキーをON操作してエンジンを始動した場合には前記パスワード入力モードに自動的に行しこのパスワード入力モードに移行した状態において、予め設定されている設定時間内に前記パスワード設定時のスイッチ操作と同一の順序で第1スイッチを操作してパスワードを入力した場合にエンジンの継続運転が可能となり、前記設定時間内にパスワードが入力されない場合にはエンジンが自動停止する構成ことを特徴とする作業車両の盗難防止装置。
  2. 記パスワード入力モードを20秒程度の継続時間だけ継続しこの継続時間内にパスワードが入力されなかった場合に、エンジンスタータ回路が自動的にOFFしてエンジンが自動停止する構成とした請求項1記載の作業車両の盗難防止装置。
  3. 前記操作パネルの中央にモニター画面を配置し、操作パネルにおけるモニター画面の左右両側上部にウインカーを点滅操作する左右のウインカー操作用のスイッチを夫々配置し、操作パネルにおける左側のウインカー操作用のスイッチの下側の部位には運転操縦座席の前側に配置された前照灯を点灯及び消灯操作する前照灯操作用のスイッチを配置し、操作パネルにおける右側のウインカー操作用のスイッチの下側の部位には排出オーガーの先端部に取り付けた作業灯を点灯及び消灯操作する作業灯操作用のスイッチを配置し、操作パネルにおける前照灯操作用のスイッチの下側の部位にモニター画面の表示画面を順次切り替え操作する表示画面切替用のスイッチを配置し、操作パネルにおける作業灯操作用のスイッチの下側の部位に警報用のホーンを操作するホーン操作用のスイッチを配置し、前記パスワード設定モードおよびパスワード入力モードから抜けた状態では、前記左右のウインカー操作用のスイッチによって左右のウインカーが点滅操作され、前記前照灯操作用のスイッチによって前照灯が点灯及び消灯操作され、前記作業灯操作用のスイッチによって作業灯が点灯及び消灯操作され、前記表示画面切替用のスイッチによってモニター画面の表示画面が順次切り替え操作され、前記ホーン操作用のスイッチによってホーンが操作される構成とし、前記表示画面切替用のスイッチが前記第2スイッチとして機能し、前記パスワード設定モードまたはパスワード入力モードに移行した状態では前記左右のウインカー操作用のスイッチと前照灯操作用のスイッチと作業灯操作用のスイッチがパスワードを形成または入力する前記第1スイッチとして機能し、前記ホーン操作用のスイッチがパスワード設定モードおよびパスワード入力モードにおいてパスワードの入力操作が完了したことをコントローラに入力するための第3スイッチとして機能する構成とした請求項記載の作業車両の盗難防止装置を備えたコンバイン
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