JP4903321B2 - ヒータ駆動装置、定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機やレーザプリンタなどの画像形成装置における定着装置に用いられるヒータ駆動装置、定着装置及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、複写機やレーザプリンタなどの画像形成装置では、転写紙にトナーを固定するために、ヒータを内蔵した定着ローラを有する熱定着装置が用いられている。
上記ヒータはトライアックなどのスイッチ素子を介してAC電源に接続され、定着ローラにはその温度を検出するためのサーミスタ等の温度検出手段が接続される。
【0003】
通常、画像形成装置では、エンジン制御回路からの信号で上記ヒータにAC電源からスイッチ素子を介して電力が供給され、定着ローラが所定の温度に達すると定着ローラの温度が所定の温度になるように位相制御方式でスイッチ素子の通電時間が調整され、画像形成が可能になる。
【0004】
画像形成装置で画像を形成するために定着ローラで転写紙上のトナーが転写紙に固定されると、定着ローラの温度が画像形成のスピード・量(転写紙の大きさ×枚数)に応じて所定の温度よりも低下する。定着ローラの温度はサーミスタ等の温度検出手段で常時検出されているので、定着ローラの温度が所定の温度より低下すると、スイッチ素子の通電時間が大きくなるように制御され、定着ローラの温度が再び所定の温度に達する。
【0005】
ヒータへ電力を供給する方式は、上記の方式の他に、AC電源から整流回路とスイッチ素子を介してヒータに電力を供給し、上記スイッチ素子をAC電源の周波数よりも高速でスイッチングさせ、このスイッチングの導電比率を定着ローラの温度が所定の温度になるように変化させる方式も知られている。
【0006】
特開平11−95607号公報には、定着ローラの温度と基準温度との差を少なくするようにヒータへの供給電力量を増減させ、画像形成開始からの画像形成枚数に応じて基準温度を順次に切り換え、用紙サイズに基づいて画像形成開始時のヒータへの供給電力量を選択する画像形成装置が記載されている。
【0007】
特開平9−218720号公報には、AC電源から整流回路とスイッチ素子を介して負荷に電力を供給し、上記スイッチ素子をAC電源の周波数よりも高速でスイッチングさせ、このスイッチングの導電比率を定着ローラの温度が所定値になるように制御し、負荷電流値が所定値以上の時には上記導電比率を制限し、スイッチング時の導電比率の最大値を電源電圧に応じて設定するAC制御装置が記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したヒータへ電力を供給する方式のうち前者では、サーミスタ等の温度検出手段で定着ローラの温度を検出し、その温度に変化があった場合にスイッチ素子の通電時間を変えて定着ローラの温度を所定の温度に制御するので、定着ローラの温度リプルが大きくなる。また、ヒータに電力が供給されてから定着ローラの温度が上昇するまでの時定数と、ヒータの熱が定着ローラに伝わる時定数は共に大きく、さらに、定着ローラの温度をサーミスタ等の温度検出手段が検出までの時定数も大きいので、定着ローラの温度リプルが更に大きくなる。
【0009】
定着ローラの温度リプルが大きくなると、転写紙上のトナーを転写紙に固定するための条件が異なり、定着ローラの温度が所定の温度よりも大きく異なったときに画像を形成した場合には定着ムラが生じるという問題があった。この問題は、画像形成の量(転写紙の大きさ×枚数)が大きいほど顕著になり、また、連続して画像を形成する場合には画像形成のスピードが速いほど顕著になる。
【0010】
また、上述したヒータへ電力を供給する方式のうち後者では、定着ローラの温度制御が前者と変わらず、前者と同様な問題があった。
特開平11−95607号公報記載の画像形成装置では、定着ローラの温度と基準温度との差を少なくするようにヒータへの供給電力量を増減させ、画像形成開始からの画像形成枚数に応じて基準温度を順次に切り換え、用紙サイズに基づいて画像形成開始時のヒータへの供給電力量を選択するが、定着ローラの温度リプルを十分に低減させることができず、定着ムラを十分に少なくすることができない。
【0011】
特開平9−218720号公報記載のAC制御装置では、AC電源から整流回路とスイッチ素子を介して負荷に電力を供給し、上記スイッチ素子をAC電源の周波数よりも高速でスイッチングさせ、このスイッチングの導電比率を定着ローラの温度が所定値になるように制御し、負荷電流値が所定値以上の時には上記導電比率を制限し、スイッチング時の導電比率の最大値を電源電圧に応じて設定するが、負荷の温度リプルを十分に低減させることができない。
【0012】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、画像形成のスピード・量に関わらず温度リプルを大幅に低減させて定着ムラを少なくすることができ、画像品質を向上させることができるヒータ駆動装置、定着装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、画像形成装置における定着装置の加熱体を加熱するためのヒータの駆動制御を行うヒータ駆動装置において、AC電源から整流回路及びスイッチ素子を介して前記ヒータに電力を供給する電力供給手段と、前記加熱体の温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段からの温度検出信号に基づいて前記加熱体の温度が温度設定信号に対応した所定値になるように前記スイッチ素子の導通比率を変化させる制御手段と、前記AC電源の電圧を検出する電圧検出手段とを有し、前記制御手段は前記電圧検出手段で検出した前記AC電源の電圧によって前記スイッチ素子の導通比率を前記加熱体の温度が一定になるように変化させ、前記温度設定信号を、前記画像形成装置の連続して画像を形成した記録媒体の大きさが大きいほど前記加熱体の温度を高くする信号とすると共に、前記温度設定信号を、前記画像形成装置の連続して画像を形成した記録媒体の枚数が多いほど前記加熱体の温度を高くする信号とすることにより、前記画像形成装置の連続して画像を形成した記録媒体の大きさ及び枚数の積である画像形成量に応じて前記温度設定信号を変えるものである。
【0014】
請求項2に係る発明は、請求項1記載のヒータ駆動装置において、デジタル制御手段にて、前記電圧検出手段からの電圧検出信号及び前記温度検出手段からの温度検出信号を変換したテジタル信号に応じて前記スイッチ素子の導通比率を変化させるものである。
【0015】
請求項3に係る発明は、請求項1または2記載のヒータ駆動装置において、前記加熱体の温度が所定の温度に上昇したら前記ヒータへの電力供給を停止させる手段を有するものである。
【0016】
請求項4に係る発明は、請求項1、2または3記載のヒータ駆動装置において、前記ヒータへの電力供給量を検出する手段と、この手段で検出した前記ヒータへの電力供給量が所定の大きさになった時に前記ヒータへの電力供給を停止させる手段とを有するものである。
【0017】
請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載のヒータ駆動装置を有するものである。
【0018】
請求項6に係る発明は、請求項5記載の定着装置を有するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1実施例を示す。この第1実施例は、画像形成装置における定着装置に用いられるヒータ駆動装置の例である。このヒータ駆動装置は、定着装置のヒータへの電力供給を制御し、加熱体としての定着ローラの温度を所定の温度に制御する機能を有する。
【0020】
図1において、1は外部のAC電源、2はノイズフィルタ、3は整流回路としてのダイオードブリッジである。外部のAC電源1はノイズフィルタ2を介してダイオードブリッジ3に接続され、外部のAC電源1からのAC入力はノイズフィルタ2を経てダイオードブリッジ3により全波整流される。ダイオードブリッジ3にはコンデンサ4、コイル5及びコンデンサ6からなるノイズフィルタが接続される。
【0021】
このノイズフィルタには、インバータ回路7が接続され、さらにAC電源1の電圧を検出する電圧検出手段としての抵抗8、9が直列に接続されている。インバータ回路7においては、定着装置の定着ローラを加熱するヒータ10と温度ヒューズ11とスイッチ素子14がコンデンサ4、コイル5及びコンデンサ6からなるノイズフィルタの出力側に直列に接続されている。
【0022】
ヒータ10の外周には定着ローラが接続され、この定着ローラの近傍には温度検出手段を構成するサーミスタ12が配置されている。このサーミスタ12は定着ローラの温度を検出し、ローラ温度検出回路13はサーミスタ12の検出温度に応じた温度検出信号を出力する。インバータ回路7のスイッチ素子14及びローラ温度検出回路13にはドライブ回路15及びヒータ制御手段としてのヒータ制御回路16が接続され、抵抗8、9の分圧点がヒータ制御回路16に接続されている。ヒータ制御回路16には画像形成装置のエンジン制御手段としてのエンジン制御回路17が接続されている。
【0023】
次に、この第1実施例の動作について、画像形成装置が画像を形成しない場合と、画像形成装置が画像を形成する場合とに分けて説明する。
まず、画像形成装置が画像を形成しない場合の本実施例の動作について説明する。
AC電源1からのAC入力は、ノイズフィルタ2を経てダイオードブリッジ3により全波整流され、コンデンサ4、コイル5及びコンデンサ6からなるノイズフィルタと温度ヒューズ11とスイッチ素子14を介してヒータ10に供給される。スイッチ素子14はドライブ回路15により駆動されてスイッチングし、抵抗8、9はコンデンサ4、コイル5及びコンデンサ6からなるノイズフィルタの出力電圧を分圧することでAC電源1の電圧を検出する。
【0024】
サーミスタ12で定着ローラの温度が検出され、ローラ温度検出回路13がサーミスタ12の検出値に応じた温度検出信号を出力する。ヒータ制御回路16は、ローラ温度検出回路13から温度検出信号がフィードバックされ、定着ローラの温度が目標値の温度になるようにドライブ回路15を介してスイッチ素子14を制御する。
【0025】
すなわち、画像形成装置全体の動作を制御しているエンジン制御回路17がヒータ制御回路16にローラ温度設定信号を出力すると、ヒータ制御回路16はドライブ回路15にスイッチ素子14のスイッチングを開始させてヒータ10に通電させる。スイッチ素子10はAC電源1の周波数に比べて十分に高い周波数(例えば20KHz)でオンとオフを繰り返すスイッチングを行う。このため、AC電源1からのAC入力は、ノイズフィルタ2を経てダイオードブリッジ3により全波整流され、コンデンサ4、コイル5及びコンデンサ6からなるノイズフィルタを経てスイッチ素子14でスイッチングされて温度ヒューズ11を介してヒータ10に供給され、スイッチ素子14のスイッチング周波数に同期した負荷電流がヒータ10に流れる。ヒータ10はその負荷電流により発熱して定着ローラを加熱する。
【0026】
定着ローラの温度はサーミスタ12により検出され、ローラ温度検出回路13がサーミスタ12の検出値に応じた温度検出信号をヒータ制御回路16へ出力する。ヒータ制御回路16は、ローラ温度検出回路13からの温度検出信号に基づいて定着ローラの温度が上記ローラ温度設定信号に対応した所定値になるようにドライブ回路15を介してスイッチ素子14の導電比率を制御する。
【0027】
スイッチ素子14のスイッチングは固定の周期で繰り返し、スイッチ素子14の導電比率が大きくなるとヒータ10への通電量が増して定着ローラの温度が高くなる。逆にスイッチ素子14の導電比率が小さくなるとヒータ10への通電量が減少して定着ローラの温度が低くなる。このように画像形成装置が画像を形成しない場合には、ヒータ制御回路16はローラ温度検出回路13からの温度検出信号がフィードバックされてスイッチ素子14の導電比率を制御することにより、定着ローラの温度を所定値に保つ。
【0028】
次に、画像形成装置が画像を形成する場合の本実施例の動作について説明する。
エンジン制御回路17は、ヒータ制御回路16からの信号により定着ローラの温度が所定値になった後で、画像形成信号により、画像形成装置内の各駆動負荷を動作させて画像を形成させるが、画像形成以降、複数回にわたって、画像形成の量(画像を形成する記録媒体としての転写紙の大きさ及び枚数)に応じてローラ温度設定信号をヒータ制御回路16へ出力する。
【0029】
ヒータ制御回路16は、エンジン制御回路17からのローラ温度設定信号と、AC電源1の電圧を検出するための抵抗8、9の分圧点の電圧信号からスイッチ素子14の導電比率を決めて制御することで、ヒータ10への通電量がローラ温度設定信号に対応した所定値になるようにスイッチ素子14の導電比率を制御する。このように、画像形成装置が画像を形成する場合、定着ローラの温度は定着ローラが転写紙に熱を奪われるため、定着ローラの温度を所定値に保つためには画像を形成しない場合に比べてヒータ10への通電量を増やす必要があるが、ヒータ制御回路16は、エンジン制御回路17からのローラ温度設定信号により、定着ローラの温度が降下する前にスイッチ素子14の導電比率を段階的に拡げるフィードフォワードでの定温制御を行い、これにより、定着ローラの温度リプルのない制御が可能で、画像形成の量に関わらず定着ローラの温度を所定値に保つことができる。
【0030】
これをより詳しく説明すると、次のようになる。
上述したように、エンジン制御回路17は定着ローラの温度が所定値になった後で、画像形成信号により、画像形成装置内の各駆動負荷を動作させて画像を形成させるが、例えば、画像を形成する前のスイッチ素子14の導電比率を固定して画像を形成した場合の定着ローラの温度は図2に示すようになる。
【0031】
図2は画像形成開始から画像形成終了までの定着ローラ温度を示したものであるが、画像形成前には定着ローラ温度は所定値に制御され、図2のA点で画像形成を開始すると、定着ローラの熱が転写紙に奪われるため、定着ローラ温度は徐々に降下し、ヒータへの通電量による定着ローラへの熱の供給量から転写紙での熱の消費量を引いた熱量による温度になる。
【0032】
定着ローラ温度が所定値より低くなると、転写紙にトナーを固定するための条件が最適条件から外れ、定着ムラが生じる。これを防ぐために、従来は、前述したように、定着ローラ温度が低下すると、スイッチ素子の導電比率を大きくしてヒータへの通電量を増やすフィードバック制御を行っていた。しかし、この場合、ヒータへの通電量が大きくなってからヒータの温度が上昇するまでの時定数と、ヒータの熱が定着ローラに伝わる時定数は共に大きく、さらに、サーミスタで定着ローラの温度を検出するまでの時定数も大きいため、図3に示すように定着ローラの温度リプルが大きくなり、この温度リプルの中の高い温度と低い温度では定着条件が変わり、定着ムラが生じる。
【0033】
本実施例では、画像を形成する場合、定着ローラ温度を検出してからフィードバック制御をするのではなく、ヒータ制御回路16は、定着ローラ温度が低下する前に、エンジン制御回路17からのローラ温度設定信号と、AC電源1の電圧を検出するための抵抗8、9の分圧点の電圧信号によってスイッチ素子14の導通角を定着ローラ温度が一定になるように拡げ、定着ローラが転写紙に熱を奪われるとほぼ同時にヒータ10への通電量を増やし、定着ローラ温度の低下をなくす。
【0034】
エンジン制御回路17は、連続して画像を形成する量(連続して画像を形成する転写紙の大きさ×枚数)が分かるため、その量に応じてヒータ制御回路16へのローラ温度設定信号を変え、また、そのローラ温度設定信号も複数回にわたって出力することにより、AC電源1の電圧・画像形成量(転写紙の大きさ×枚数)に関わらず、図4に示すように、定着ローラの温度リプルを大幅に低減させて定着ムラを少なくし、画像品質を向上させる。
【0035】
具体的には、エンジン制御回路17からヒータ制御回路16へのローラ温度設定信号は、転写紙の大きさが大きいほど定着ローラ温度を高くする信号とするとともに、転写紙の枚数が多いほど定着ローラ温度を高くする信号とし、また、転写紙の両面に画像を形成する場合は転写紙を反転させるための時間が必要で単位時間当りの熱消費量が減るために片面画像形成時よりは温度を低くする。
【0036】
この第1実施例によれば、AC電源1から整流回路としてのダイオードブリッジ3及びスイッチ素子14を介してヒータ10に電力を供給し加熱体としての定着ローラの温度を温度検出手段としてのサーミスタ12で検出してスイッチ素子14の導通比率を変化させる手段と、AC電源1の電圧を検出する電圧検出手段としての抵抗8、9とを有し、この電圧検出手段で検出したAC電源1の電圧と、前記温度検出手段で検出した定着ローラの温度と、画像形成装置の画像形成状況とに応じて、定着ローラの温度が低下する前に、スイッチ素子14の導通比率を拡げるので、定着ローラの温度リプルを小さくすることができる。その結果、画像形成装置の画像形成状況に関わらず最適な定着ローラ温度で転写紙へのトナー固定が可能になり、定着ムラを少なくして画像品質を向上させることができる。
【0037】
次に、本発明の第2実施例を図5に基づいて説明する。この第2実施例は、画像形成装置における定着装置に用いられるヒータ駆動装置の例であり、図1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。この第2実施例は、定着装置のヒータへの電力供給をヒータ制御手段としてのデジタル制御回路18でデジタル制御して定着ローラの温度を所定の温度に制御する機能を有し、上記第1実施例において、ヒータ制御回路16の代りにデジタル制御回路18が用いられる。デジタル制御回路18は、ローラ温度検出回路13からの温度検出信号と、AC電源1の電圧を検出するための抵抗8、9の分圧点の電圧信号とをそれぞれデジタル信号に変換するA/D変換器(A/Dコンバータ)181と、演算手段182を有する。
【0038】
次に、この第2実施例の動作について、画像形成装置が画像を形成しない場合と、画像形成装置が画像を形成する場合とに分けて説明する。
まず、画像形成装置が画像を形成しない場合の本実施例の動作について説明する。
デジタル制御回路18は、ローラ温度検出回路13からフィードバックされたアナログ温度検出信号をA/D変換器181によりデジタル信号に変換し、このデジタル信号と、エンジン制御回路17から通信手段により入力されたローラ温度設定信号を演算手段182で演算してスイッチ素子14の導電比率を決め、この導電比率で定着ローラの温度が上記ローラ温度設定信号に対応した所定値になるようにドライブ回路15を介してスイッチ素子14の導電比率を制御する。その他の点については、上記第1実施例と同様である。
【0039】
次に、画像形成装置が画像を形成する場合の本実施例の動作について説明する。
デジタル制御回路18は、AC電源1の電圧を検出するための抵抗8、9の分圧点の電圧信号をA/D変換器181によりデジタル信号に変換し、このデジタル信号と、エンジン制御回路17から通信手段により入力されたローラ温度設定信号を演算手段182で演算してスイッチ素子14の導電比率を決める。その他の点については、上記第1実施例と同様である。
【0040】
この第2実施例では、定着ローラ温度を一定にするためのヒータ10への通電量の制御をデジタル制御回路18で行うことで、エンジン制御回路17から通信手段により入力されたローラ温度設定信号と、抵抗8、9の分圧点から入力されてA/D変換器181でデジタル化した信号を直接演算することが可能になり、エンジン制御回路17から1回の通信により入力されたローラ温度設定信号でスイッチ素子14の導電比率を徐々に変化させることが可能になる。その結果、AC電源1の電圧、画像形成量(転写紙の大きさ×枚数)に関わらず、定着ローラの温度リプルをさらに大幅に低減させて定着ムラを少なくし、画像品質を向上させることが可能になる。また、回路構成が簡単になって安価になると共に、スイッチ素子14の導電比率の変化の割合はソフトウェアで変更可能になって設定変更が簡単になる。
【0041】
次に、本発明の第3実施例について図6に基づいて説明する。この第3実施例は、画像形成装置における定着装置に用いられるヒータ駆動装置の例であり、図5と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。この第3実施例は、上記第2実施例において、異常時の保護を主な目的とするものであり、定着ローラ温度が上限温度以上に上昇したらヒータ10への電力供給を停止する機能を持っている。
【0042】
第3実施例では、上記第2実施例において、デジタル制御回路18の代りにデジタル制御回路18aが用いられ、ノイズフィルタ2とダイオードブリッジ3との間に挿入された接点19bを有するリレー19が設けられる。デジタル制御回路18aは、デジタル制御回路18において、異常時にリレー19を作動させる機能が追加されている。
【0043】
通常は、リレー19がオフであり、リレー19の接点19bが閉じている。定着ローラの温度はサーミスタ12で検出されてローラ温度検出回路13がサーミスタ12の検出値に応じた温度検出信号をデジタル制御回路18aへ出力し、このローラ温度検出回路13からの温度検出信号がA/D変換器181でデジタル化される。
【0044】
デジタル制御回路18aは、そのデジタル化された温度検出信号を予め設定された定着ローラの使用最高温度に対するデジタル信号と比較し、温度検出信号がデジタル信号を越えた(定着ローラ温度が予め設定された定着ローラの使用最高温度を越えた)場合にリレー19を作動させて接点19bを開にすることでヒータ10への電力供給を停止させると共に通信手段によりエンジン制御回路17へ異常信号を出力する。これにより、部品故障等により定着ローラの温度制御が外れて定着ローラ温度が異常に上昇した場合に定着ローラ及びヒータ10の損傷を防ぐことができる。
【0045】
なお、上記第1実施例において、上記第3実施例と同様にリレー19を設けてヒータ制御回路16にてローラ温度検出回路13からの温度検出信号を予め設定された定着ローラの使用最高温度に対するアナログ信号と比較し、温度検出信号がアナログ信号を越えた(定着ローラ温度が予め設定された定着ローラの使用最高温度を越えた)場合にリレー19を作動させて接点19bを開にすることでヒータ10への電力供給を停止させると共に通信手段によりエンジン制御回路17へ異常信号を出力するようにしてもよい。
【0046】
次に、本発明の第4実施例について図7に基づいて説明する。この第4実施例は、画像形成装置における定着装置に用いられるヒータ駆動装置の例であり、図6と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。この第4実施例は、上記第3実施例において、異常時の保護を主な目的とするものであり、ヒータ10への供給電力が上限値を越えたらヒータ10への電力供給を停止する機能を持っている。
【0047】
第4実施例では、上記第3実施例において、デジタル制御回路18aの代りにデジタル制御回路18bが用いられ、コンデンサ4、コイル5及びコンデンサ6からなるノイズフィルタとインバータ回路7との間にスイッチ素子14と直列に電流検出手段としての電流検出抵抗20が接続されて該電流検出抵抗20と並列に電流検出回路21が接続される。
【0048】
インバータ回路7の電流(ヒータ10の電流)が電流検出抵抗20により検出されて電流検出回路21が電流検出抵抗20の検出値に応じた電流検出信号をデジタル制御回路18bへ出力する。デジタル制御回路18bは、デジタル制御回路18aにおいて、A/D変換器(A/Dコンバータ)181aにて、電流検出回路21からの電流検出信号、AC電源1の電圧を検出するための抵抗8、9の分圧点の電圧信号、ローラ温度検出回路13からの温度検出信号をそれぞれデジタル信号に変換する。
【0049】
デジタル制御回路18bは、A/D変換器181aにてデジタル化した電流検出信号及び電圧信号(電流検出回路21からの電流検出信号、AC電源1の電圧を検出するための抵抗8、9の分圧点の電圧信号をA/D変換器181aにてデジタル化したもの)を演算してヒータ10への電力供給量を求め、この電力供給量を予め設定されたヒータ10の最大電力に対するデジタル信号と比較し、電力供給量がデジタル信号を越えた(ヒータ10への電力供給量が予め設定されたヒータ10の最大電力を越えた)場合にリレー19を作動させて接点19bを開にすることでヒータ10への電力供給を停止させると共に通信手段によりエンジン制御回路17へ異常信号を出力する。これにより、部品故障等により定着ローラの温度制御が外れてヒータ10への供給電力が異常に上昇した場合に定着ローラ及びヒータ10の損傷を防ぐことができる。
【0050】
なお、上記第1実施例及び第2実施例において、それぞれ、上記第4実施例と同様にリレー19、電流検出抵抗20及び電流検出回路21を設け、ヒータ制御回路16、デジタル制御回路18にて電流検出回路21からの電流検出信号、AC電源1の電圧を検出するための抵抗8、9の分圧点の電圧信号を演算してヒータ10への電力供給量を求め、この電力供給量を予め設定されたヒータ10の最大電力に対する信号と比較し、ヒータ10への電力供給量が予め設定されたヒータ10の最大電力を越えた場合にリレー19を作動させて接点19bを開にすることでヒータ10への電力供給を停止させると共に通信手段によりエンジン制御回路17へ異常信号を出力するようにしてもよい。
【0051】
次に、本発明の第5実施例について説明する。この第5実施例は、画像形成装置の例であり、像担持体としてのドラム状感光体22が図示しない駆動部により回転駆動される。この感光体22は、帯電手段としての帯電ローラ23により一様に帯電され、図示しない露光手段としての書き込み装置により光24で露光されて静電潜像が形成される。
【0052】
この感光体22上の静電潜像は現像装置25により現像されてトナー像となり、また、図示しない給紙装置から記録媒体としての転写紙26がレジストローラ27へ給送される。レジストーラ27は感光体22上のトナー像に合わせて転写紙26を送り出し、この転写紙26は転写手段としての転写ローラ28により感光体22上のトナー像が転写される。このトナー像が転写された転写紙26は、定着装置29における定着部材としての定着ローラ30と加圧部材としての加圧ローラ31とのニップ部を通過する際に定着ローラ30及び加圧ローラ31による加熱、加圧でトナー像が定着され、外部へ排出される。また、感光体22は、転写後に残留するトナーがクリーニング装置32により除去される。ここに、定着ローラ30は上記ヒータ10により加熱され、該ヒータ10の駆動制御は上記第1実施例乃至第4実施例のヒータ駆動回路のいずれかにより行われる。また、この第4実施例は上記エンジン制御回路17を有する。該エンジン制御回路17は、ヒータ制御回路16からの信号により定着ローラの温度が所定値になった後で、画像形成信号により、画像形成装置内の各駆動負荷を動作させて画像を形成させ、画像形成以降、複数回にわたって、画像形成の量(転写紙の大きさ及び枚数)に応じてローラ温度設定信号をヒータ制御回路16へ出力する。
【0053】
この第5実施例の定着装置29によれば、ヒータの駆動制御が上記第1実施例乃至第4実施例のヒータ駆動回路のいずれかにより行われるので、画像形成装置の画像形成状況に関わらず最適な定着ローラ温度で転写紙へのトナー固定が可能になり、定着ムラを少なくして画像品質を向上させることができる。
【0054】
また、第4実施例の画像形成装置によれば、ヒータの駆動制御が上記第1実施例乃至第4実施例のヒータ駆動回路のいずれかにより行われる定着装置29を有するので、画像形成装置の画像形成状況に関わらず最適な定着ローラ温度で転写紙へのトナー固定が可能になり、定着ムラを少なくして画像品質を向上させることができる。
【0055】
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、ヒータが定着ベルトなどの定着部材や定着装置の他のローラなどの加熱体を加熱する場合にも適用することができる。
【0056】
【発明の効果】
以上のように請求項1に係る発明によれば、加熱体の温度リプルを小さくすることができ、前記温度設定信号を、前記画像形成装置の連続して画像を形成した記録媒体の大きさが大きいほど前記加熱体の温度を高くする信号とすると共に、前記温度設定信号を、前記画像形成装置の連続して画像を形成した記録媒体の枚数が多いほど前記加熱体の温度を高くする信号とすることにより、前記画像形成装置の連続して画像を形成した記録媒体の大きさ及び枚数の積である画像形成量に関わらず最適な加熱体温度で記録媒体へのトナー固定が可能になり、定着ムラを少なくして画像品質を向上させることができる。
請求項2に係る発明によれば、加熱体の温度リプルをさらに大幅に低減させて定着ムラを少なくし、画像品質を向上させることが可能になる。また、回路構成が簡単になって安価になると共に、スイッチ素子の導電比率の変化の割合はソフトウェアで変更可能になって設定変更が簡単になる。
【0057】
請求項3に係る発明によれば、部品故障等により加熱体の温度制御が外れて加熱体の温度が異常に上昇した場合に加熱体及びヒータの損傷を防ぐことができる。
請求項4に係る発明によれば、部品故障等により加熱体の温度制御が外れてヒータへの供給電力が異常に上昇した場合に加熱体及びヒータの損傷を防ぐことができる。
【0058】
請求項5に係る発明によれば、加熱体の温度リプルを小さくすることができ、画像形成装置の画像形成状況に関わらず最適な加熱体温度で記録媒体へのトナー固定が可能になり、定着ムラを少なくすることができる。
請求項6に係る発明によれば、定着ムラを少なくして画像品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】ヒータ駆動装置でスイッチ素子の導電比率が一定の場合の画像形成状態による定着ローラ温度を示す特性図である。
【図3】ヒータ駆動装置でスイッチ素子の導電比率をフィードバック制御する場合の画像形成状態による定着ローラ温度を示す特性図である。
【図4】上記第1実施例の画像形成状態による定着ローラ温度を示す特性図である。
【図5】本発明の第2実施例を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3実施例を示すブロック図である。
【図7】本発明の第4実施例を示すブロック図である。
【図8】本発明の第5実施例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 AC電源
3 ダイオードブリッジ
7 インバータ回路
8、9 抵抗
10 ヒータ
12 サーミスタ
14 スイッチ素子
15 ドライブ回路
16 ヒータ制御回路
17 エンジン制御回路
18、18a、18b デジタル制御回路
19 リレー
Claims (6)
- 画像形成装置における定着装置の加熱体を加熱するためのヒータの駆動制御を行うヒータ駆動装置において、AC電源から整流回路及びスイッチ素子を介して前記ヒータに電力を供給する電力供給手段と、前記加熱体の温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段からの温度検出信号に基づいて前記加熱体の温度が温度設定信号に対応した所定値になるように前記スイッチ素子の導通比率を変化させる制御手段と、前記AC電源の電圧を検出する電圧検出手段とを有し、前記制御手段は前記電圧検出手段で検出した前記AC電源の電圧によって前記スイッチ素子の導通比率を前記加熱体の温度が一定になるように変化させ、前記温度設定信号を、前記画像形成装置の連続して画像を形成した記録媒体の大きさが大きいほど前記加熱体の温度を高くする信号とすると共に、前記温度設定信号を、前記画像形成装置の連続して画像を形成した記録媒体の枚数が多いほど前記加熱体の温度を高くする信号とすることにより、前記画像形成装置の連続して画像を形成した記録媒体の大きさ及び枚数の積である画像形成量に応じて前記温度設定信号を変えることを特徴とするヒータ駆動装置。
- 請求項1記載のヒータ駆動装置において、デジタル制御手段にて、前記電圧検出手段からの電圧検出信号及び前記温度検出手段からの温度検出信号を変換したテジタル信号に応じて前記スイッチ素子の導通比率を変化させることを特徴とするヒータ駆動装置。
- 請求項1または2記載のヒータ駆動装置において、前記加熱体の温度が所定の温度に上昇したら前記ヒータへの電力供給を停止させる手段を有することを特徴とするヒータ駆動装置。
- 請求項1、2または3記載のヒータ駆動装置において、前記ヒータへの電力供給量を検出する手段と、この手段で検出した前記ヒータへの電力供給量が所定の大きさになった時に前記ヒータへの電力供給を停止させる手段とを有することを特徴とするヒータ駆動装置。
- 請求項1〜4のいずれか1つに記載のヒータ駆動装置を有することを特徴とする定着装置。
- 請求項5記載の定着装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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