JP4900863B1 - 3輪型自動2輪車のトレッド可変な左右分割輪 - Google Patents

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Abstract

【課題】中速域や高速域での操縦性に優れていて、かつ低速域での安定性にも優れている2輪車を提供する事を課題とする。
【解決手段】従来の3輪車型2輪車の欠点である中速域や高速域での操縦性を良くする為に、前輪或いは後輪を左右の2輪に分割して用いる。そして、その左右に分割した2輪のトレッドを可変とする手段により、中速域や高速域では2輪車の操縦性を低速域では3輪車の安定性を得られる様にする。即ち操縦安定性を向上させるものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は3輪型自動2輪車に関するものである。
現在、2輪車は前後2輪の場合だけではなく、前後いずれかが2輪の3輪の場合であっても、そのトレッドの大きさによっては2輪として扱われている。しかし前後2輪の場合と3輪の場合ではその操縦感覚、特に低速域での走行時と中速域や高速域での走行時では操縦感覚に大きな差を感じるものである。更に低速域での走行時或いは停止時や押して移動させる時での安定性においては2輪の場合は3輪の場合に勝るものではない。
特許第4230483号 実用新案登録第3133942号
従来の方法では2輪車は中速域や高速域での操縦性に優れているが低速域での安定性に難がある。それに対して3輪車型の2輪車は中速域や高速域での操縦性に難があるが低速域での安定性に優れている。
従って、中速域や高速域での操縦性に優れていて、かつ低速域での安定性にも優れている2輪車を提供する事を課題とする。
従来の3輪車型2輪車の欠点である中速域や高速域での操縦性を良くする為に先行技術文献の特許文献1に示された車輪の左右分割に見るように、前輪或いは後輪を左右の2輪に分割して用いる。
但し、先行技術文献の特許文献1に示された様に、前後輪を分割して近接した位置で左右に別けた左右2輪11の回転速度制御による転倒防止としての車輪の左右分割ではない。
ここでは、その左右に分割した2輪のトレッド10を可変とする手段により、中速域や高速域では2輪車の操縦性を低速域では3輪車の安定性を得られる様にするものである。
本発明によれば、中速域や高速域での操縦性に優れていて、かつ低速域での安定性にも優れている2輪車を提供でき、大変有用である。
1−トレッド可変前輪 2−可変トレッド左側面図 3−可変トレッド平面図 4−トレッド可変装置側面図による動作説明 5−トレッド可変装置の分解側面図 6−トレッド可変装置正面図 7−トレッド可変装置分解正面図
一つ目には前輪を左右2輪11に分割して、それぞれ左右のフロントフォーク20と共に、左右方向に移動させることでトレッド10を可変とする。
左右方向への移動方法は図1に示す様に、フロントフォーク20の上部を起点として左右のフロントフォーク20ごと左右2輪11をコンパスのように広げる方法を用いる。しかし左右のフロントフォーク20に大型車のワイパーのようにゴムブレード部分を平行移動させる様な平行移動機構を組み込んで、左右2輪11は直立或いはほぼ直立させた状態を保たせても良い。
二つ目には後輪を左右に分割して、左右方向に移動させることでトレッド10を可変とする。この場合は駆動用のチェーンやドライブシャフト30を左右2輪11の外側に配置する場合と左右2輪11の間に配置する方法が考えられが、外側に配置するよりも図2に示す様に、左右2輪11の間に配置する方が構造的にも空間的にもまた動的作用からも最良と考える。
何故ならば、動的作用を考えるとドライブシャフト30を左右2輪11の間に配置する事により、加速時にはタイヤをトーインにするようにモーメントが生じ、減速時にはタイヤをトーアウトにするようにモーメントが生じる為にトレッド10を変化させ易いからである。
その場合、中速或いは高速時にトレッド10を限りなくゼロに近づける為には、分割された左右2輪11の各アクスルシャフト34をデファレンシャルギア32や等速ジョイント33で結ぶ線を仮に一直線の横棒として表し、この横棒の両端の直線部をタイヤとして表して、H字形に平行に配置するのでは無く、逆さA字形からH字形、次にA字形へと連続的に変化させる事でトレッド10を変化させるものとする。
後輪を左右に分割して、左右方向に移動させることでトレッド10を可変とする方法について一例を示す。
図2及び図3に示す様に、分割された左右2輪11の各アクスルシャフト34をデファレンシャルギア32や等速ジョイント33で結ぶ線を仮に一直線の横棒として表し、この横棒の両端の直線部をタイヤとして表して、逆さA字形からH字形、次にA字形へと連続的に変化させる事でトレッド10を変化させる為に、分割された左右2輪11で外側からトレッド可変スイングアーム43を挟み込むように設置する。
このトレッド可変スイングアーム43は図4に示す様に、トレッド可変ピニオン40を回転させることで左右2輪11それぞれ用のトレッド可変スイングアーム43用トレッド可変ギア42をそれぞれ逆方向に回転させる事で、左右2輪11それぞれ用のトレッド可変スイングアーム43と共に分割された左右2輪11を共に外側へ、或いは共に内側へ傾ける事が出来る。
この左右2輪11それぞれ用のトレッド可変スイングアーム43は左右2輪11それぞれ用のトレッド可変ギア42の外周部に、ドライブシャフト30に平行に為るように設けられる。
このトレッド可変ギア42とトレッド可変ピニオン40を分かり易くする為に図5に側面方向から分解して示した。
このギアの組み合わせにより、トレッド可変ピニオン40を回転させることで向かい合う二つのトレッド可変ギア42がそれぞれ反対方向に回転し、それぞれのトレッド可変ギア42外周部に設けられたトレッド可変スイングアーム43と共に左右2輪11がそれぞれ反対方向に傾く構造となる。
また、図6と図7に正面方向から、ドライブシャフト30の中心軸と中心軸を同じくする位置に向かい合ったトレッド可変ギア42とこの向かい合ったトレッド可変ギア42に挟まれるように組み込まれたトレッド可変ピニオン40の関係を図示した。
更に、図5と図6と図7に示したが、ドライブシャフト30はこのトレッド可変ギア42の中を貫きデファレンシャルギア32に繋がり等速ジョイント33を介してアクスルシャフト34からリアホイールハブに繋がる構造とする。
以上説明した様に、本発明は、中速域や高速域での操縦性に優れていて、かつ低速域での安定性にも優れている2輪車を提供でき、大変有用である。
10 トレッド
11 分割された左右2輪
20 フロントフォーク
21 フロントホイールリム
22 フロントホイールアクスル
30 ドライブシャフト
31 ドライブシャフト用貫通穴
32 デファレンシャルギア
33 等速ジョイント
34 アクスルシャフト
35 リアホイールハブ中心軸
36 リアフォイールリム
40 トレッド可変ピニオン
41 ベアリング
42 トレッド可変ギア
43 トレッド可変スイングアーム

Claims (1)

  1. 後輪二輪型の二輪車扱いの車輌において、左右に分割した後二輪の各アクスルシャフトをデファレンシャルギアや等速ジョイントで結ぶ線を一直線の横棒として表し、更にこの横棒の両端にタイヤを直線として表した場合、停車時や低速域ではA字型からH型へ、中速域や高速域ではH型から逆さA型へと左右に分割した後二輪の傾きを左右対称に変化させる事により、低速域では後二輪のトレッドを広げて安定性に優れかつ中速域や高速域では後二輪のトレッドを狭めてほとんどトレッドゼロの一輪のようにして操縦性に優れたものにする為の、ドライブシャフトと中心軸を同じくする向かい合った二つのトレッド可変ギアとなる傘歯車の間に歯の部分に噛み合う傘歯車のピニオンを組み込みこのピニオンの回転により向かい合ったトレッド可変ギアとなる傘歯車が互いに逆方向に回転することで、ドライブシャフトと平行になるようにトレッド可変ギアとなる傘歯車のそれぞれの外周部に設けた左右のスイングアームと左右後二輪が共に外側へ或いは内側へ傾く機構を有するトレッド可変装置。
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