JP4898953B2 - 印刷装置及びその管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷装置及びその管理方法に関するものである。
従来、使用者毎の使用実績などを調査分析するジョブアカウントシステムや、機密文書の印刷を防ぐことなどのために使われる使用履歴及び印刷履歴の管理を行うには、印刷装置或いは周辺機器で実行されたジョブの情報を取得することが必要である。このジョブの情報を取得する方法としては、次に述べるような方法がある。
図11は、従来の印刷システムにおける印刷履歴の管理方法を説明するための図である。図示するように、ホストコンピュータ1100と印刷装置1110とから構成される印刷システムにおいて、使用者がホストコンピュータ1100のアプリケーション1101から文書などの印刷を指示すると、アプリケーション1101はオペレーティングシステム(OS)が提供するアプリケーションプログラミングインタフェース(API)を使用してグラフィックデバイスインターフェース(GDI)1102に対して印刷を行うための命令を発行する。
次に、GDI1102はアプリケーション1101から発行された印刷命令を対象となる印刷機器(この例では印刷装置1110)に適合した形式に変換し、それをスプーラ1103に送信する。尚、一連の印刷命令の集合を「ジョブ」と呼ぶ。また、印刷命令は、例えばページ記述言語(PDL)によって構成されている。
ここで、スプーラ1103はGDI1102からのジョブを印刷装置1110に送信する。これにより、印刷装置1110では、ジョブを適宜解釈し、印刷を実行する。
次に、印刷履歴取得部1104は、後述するGDIフック法或いはジョブ属性取得法により印刷履歴を取得する。
まず、GDIフック法では、アプリケーション1101がGDI1102に発行する印刷命令をフックし、例えば排紙命令の数をカウントすることで、ジョブに要する印刷枚数を知ることができる。また、用紙サイズやレイアウト、片面/両面、丁合、などについても適切な命令をフックすることにより、取得することができる。
また、ジョブ属性取得法はOSのAPIを利用するものである。一部のOSでは、スプーラ1103に溜っているジョブに要する印刷ページ数、枚数、その他印刷に関わる情報を取得するAPIを提供している。印刷履歴管理部1105はスプーラ1103を監視し、ジョブが投入された時点で適切なAPIを発行し、印刷に関する情報を取得することで、印刷履歴を作成する。
しかしながら、上記従来例では、GDIフック法或いはジョブ属性取得法で取得した印刷履歴が実際に印刷装置1110が印刷ジョブを実行した印刷結果と異なることがある。例えば、コンピュータ1100で想定していない時点で、印刷装置1110側で強制改行や強制排紙が起こり、ページ数が変わったり、ジャムにより一部のページが排紙されなかったり、或いは電源断によりジョブが一切実行されないこともありうる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、印刷装置が受信した印刷ジョブを実行する際に、印刷履歴として印刷ジョブの履歴情報を記録する印刷装置及びその管理方法を提供する。
本発明は、印刷ジョブの履歴情報を記録させるための記録プログラムを受信し、当該記録プログラムに従って、印刷ジョブで用いる印刷命令を、当該印刷ジョブの履歴情報を記録するように再定義して、当該再定義した内容を記憶部に格納することで管理する管理手段と、
外部装置から印刷ジョブを受信するジョブ受信手段と、
前記ジョブ受信手段により受信した印刷ジョブに、前記管理手段により再定義して管理された印刷命令が含まれていた場合に、当該印刷命令によるデフォルトの動作に加えて、当該印刷ジョブの履歴情報を記録する記録手段と、を有し、
前記印刷ジョブの履歴情報は、少なくともジョブの実行者、開始時刻、終了時刻、用紙サイズ、印刷レイアウト、及びコンピュータ名の何れかを含むことを特徴とする。
本発明によれば、印刷装置が受信した印刷ジョブを実行する際に、印刷履歴として印刷ジョブの履歴情報を記録することが可能となる。
本実施形態における印刷システムの基本構成を示す図である。 ホストコンピュータ100の内部構成を示す図である。 印刷装置110の内部構成を示す図である。 ホストコンピュータ100のメモリマップ(プログラムモジュール)を示す図である。 フロッピー(登録商標)ディスク(FD)に記録されている内容を示す図である。 印刷履歴管理プログラム及び関連データのコンピュータへのロードを説明するための図である。 印刷履歴管理プログラムの処理を示すフローチャートである。 印刷記録プログラムにより再定義した印刷命令を示す図である。 印刷装置110において格納される印刷記録の一例を示す図である。 印刷装置110のコマンド処理を示すフローチャートである。 従来の印刷システムにおける印刷履歴の管理方法を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態における印刷システムの基本構成を示す図である。同図において、100はホストコンピュータであり、ネットワークを介して接続された印刷装置、複写機、ファクシミリ装置、それらを統合したマルチファンクション機器(MFP)などの印刷機器と通信し、印刷機器から印刷記録を取得したり、他のコンピュータからの要求を受けて印刷記録を送信したり、不要な印刷記録を削除したりといった処理を行う。
110は印刷装置であり、電子写真方式のレーザビームプリンタやインク吐出方式のインクジェットプリンタなどである。115はネットワークであり、この例ではホストコンピュータ100、印刷装置110以外の多数のコンピュータや印刷装置、周辺装置などが接続されている。
次に、ホストコンピュータ100及び印刷装置110における機能ブロックについて説明する。尚、ハード的な構成については、図2及び図3を参照しながら更に後述する。
まず、ホストコンピュータ100内において、101は入出力管理部であり、ホストコンピュータ100がネットワーク120を介してデータを授受するときの制御を行う。102は記憶部であり、様々なデータを格納する。103は登録部であり、後述する本実施形態における印刷記録プログラムやデータを印刷装置110に登録する。104は読取部であり、印刷装置110から印刷記録を読み取る。105は記録部であり、読取部104で読み取った印刷記録を印刷履歴として記憶部102に格納する。106は管理部であり、印刷履歴を要求に応じて読み出し、或いは不要な部分を削除するなどの管理を行う。
次に、印刷装置110内において、111は入出力管理部であり、印刷装置110がネットワーク120を介してデータを授受するときの制御を行う。112は記憶部であり、様々なデータを格納する。113はインタプリタであり、入出力管理部111を介してホストコンピュータ100から受信した印刷命令を解釈し、後述するプリンタエンジンが解釈できる形式に変換する。114はシステム辞書であり、インタプリタ113が解釈する印刷命令のデフォルトが定義された辞書である。115はユーザ辞書であり、ユーザが定義した辞書である。
本実施形態では、ネットワーク120に接続された他の装置から、印刷命令の再定義を行うことが可能に構成されており、再定義された印刷命令はユーザ辞書115に格納される。116はプリンタエンジンであり、印刷用紙などの媒体への印刷及び媒体の排出などの処理を行う。
次に、図1に示したホストコンピュータ100及び印刷装置110の内部構成について説明する。
図2は、ホストコンピュータ100の内部構成を示す図である。同図において、201はCPU、即ち、中央処理部であり、コンピュータ全体の制御及び演算処理等を行うものである。202はROM、即ち、読み出し専用メモリであり、システム起動プログラムの情報等を記憶する記憶領域である。203はRAM、即ち、ランダムアクセスメモリであり、使用制限のないデータ記憶領域であり、オペレーティングシステム(OS)、アプリケーション、デバイスドライバ及び通信制御などのプログラムがロードされ、実行される領域である。
204はキーボード制御部(KBC)であり、不図示のキーボードやマウス等より入力データを受け取り、CPU201へ伝達する。205はCRT部、即ち、ディスプレイ制御部であり、不図示のディスプレイ装置への表示制御を行う。206はHD部、即ち、フロッピー(登録商標)ディスク装置(FD)或いはハードディスク装置(HD)、不揮発性記憶装置(SRAM)等の外部記憶装置であり、プログラムやデータを記憶、格納しておき、CPU201が実行時に必要に応じて参照或いはRAM203へロードされる。207は通信部であり、ネットワーク通信制御を行う。尚、図1を用いて説明したように、ネットワーク120に接続された他のコンピュータや周辺機器との通信が可能である。208はシステムバスであり、上述した構成要素間のデータの通路となるべきものである。
図3は、印刷装置110の内部構成を示す図である。同図において、305は周辺機器全体を制御するコントローラ部である。コントローラ305の内部構成において301はCPU、即ち、中央処理部であり、コントローラ305の制御及び演算処理等を行うものである。302はROM、即ち、読み出し専用メモリであり、システム起動プログラムの情報等を記憶する記憶領域である。303はRAM、即ち、ランダムアクセスメモリであり、使用制限のないデータ記憶領域であり、オペレーティングシステム(OS)や通信制御及びエンジン制御などのプログラムがロードされ、実行される領域である。304はHD部、即ち、ハードディスク或いは不揮発性記憶装置(SRAM)である。
306は入出力エンジン部であり,コントローラ305の制御の下、印刷動作や画像の読み取り動作を行うものである。307は通信部であり、ネットワーク通信制御を行うものである。308はユーザ操作入出力部であり、ユーザからの入力を受け付けたり、ユーザに対して情報の出力を行う。尚、出力を行うための手段としては、文字列を表示する機能を備えたパネルでも良いし、任意の画像を表示するディスプレイであっても良い。309はシステムバスであり、上述した構成要素間のデータの通路となるべきものである。
次に、ホストコンピュータ100のCPU201がオペレーティングシステムによりロードされたアプリケーションプログラムに従って処理を行う際のRAM203のメモリマップについて説明する。
図4は、ホストコンピュータ100のメモリマップ(プログラムモジュール)を示す図である。同図において、401は基本I/Oプログラムであり、ホストコンピュータ100に接続された各種入出力機器との間でデータを授受するためのものである。402はオペレーティングシステムであり、電源投入時にRAM203にロードされる。403はアプリケーションプログラムであり、実行する際にRAM203にロードされ、実行可能となった状態である。404はアプリケーションプログラムと関連する関連データであり、RAM203にロードされ、実行可能となった状態である。405は各々のプログラムが使用するワークメモリである。
次に、アプリケーションプログラムとしてロードされ、印刷装置110の使用履歴や印刷履歴を管理する印刷履歴管理プログラム及び関連データについて説明する。
尚、本実施形態では、印刷履歴管理プログラム(モジュール)及び関連データは、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)の中に記録されているものとするが、他の媒体でも良いことは言うまでもない。
図5は、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)に記録されている内容を示す図である。図示するように、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)の記録領域500にはボリューム情報501、ディレクトリ情報502、アプリケーション実行ファイル503、アプリケーション起動プログラム及び関連データファイル504等が記録されている。
図6に示すように、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)601に記録された印刷履歴管理プログラム及び関連データは、ホストコンピュータ100に設けられているFDドライブ(DKC)602を介してホストコンピュータ100にロードすることができる。具体的には、ユーザがこのフロッピー(登録商標)ディスク(FD)601をFDドライブ(DKC)602にセットすると、図4に示したオペレーティングシステム402及び基本I/Oプログラム401の制御に基づき、印刷履歴管理プログラム及び関連データがフロッピー(登録商標)ディスク(FD)601から読み出され、RAM203にロードされて使用可能となる。
次に、ホストコンピュータ100のRAM203にロードされ、CPU201によって実行される印刷履歴管理プログラムの動作について説明する。
図7は、印刷履歴管理プログラムの処理を示すフローチャートである。まず、ステップS701において、登録部103が印刷装置110に既に印刷記録プログラムを登録したか否かを判別する。ここで、登録していればステップS703へ進むが、登録していなければステップS702へ進み、印刷装置110に印刷記録プログラムを送信し、今後、印刷装置110でジョブ毎に印刷記録の履歴を格納するように印刷命令を変更させる。
ここで、印刷装置110はホストコンピュータ100から送信された印刷記録プログラムに基づき、印刷命令を再定義してユーザ辞書115に格納する。即ち、これにより、印刷装置110では、ジョブ毎に印刷記録の履歴を記憶部112に格納することができる。
図8は、印刷記録プログラムにより再定義した印刷命令を示す図である。図8では、印刷命令とその内容を表で示すものであり、表で示しているのは、各印刷命令の元々の定義からの差分である。
図8に示す「StartJob」はジョブを開始するために発行するコマンドである。このコマンドは、ジョブログを記録するためのメモリ確保など様々な初期化処理を行う。更に、ジョブログの項目である実行者、開始時刻、コンピュータ名などをメモリに記録する。その後、デフォルトで定義されているStartJobコマンドを実行する。次に、「EndPage」は改ページを行うコマンドである。このコマンドは、改ページ対象となるページのカラー情報、用紙サイズ、用紙タイプなどをメモリに記録する。その後、デフォルトで定義されているEndPageコマンドを実行する。そして、「EndJob」はジョブを終了するために発行するコマンドである。このコマンドは、終了時刻などをメモリに記録する。この時点で、ジョブログを構成する各項目の情報が確定するので、今までメモリに記録した各項目の情報をハードディスクなど不揮発性の記憶装置に記録する。その後、デフォルトで定義されているEndJobコマンドを実行する。
尚、図8に示した例では、ページ記述言語のジョブを開始するために発行するコマンド、改ページを行うコマンド、ジョブを終了するコマンドの動作を再定義したが、本発明は改ページを行うコマンドだけを再定義するだけでも実現可能である。例えば、ページ記述言語として、例えば米国のAdobe Systems Inc.が公開しているPostScriptを使う場合、手続きであるEndPageを再定義することで実現できる。なぜなら、EndPage手続きでは、インタプリタから渡されるパラメータによってジョブの開始や終了が判別できるため、図8に示したStartJobやEndJobで行うべき作業を再定義したEndPageでも行うことができるからである。
ここで、図7に戻り、ステップS703において、読取部104は、印刷装置110に問い合わせのコマンドを送り、印刷記録が格納されているか否かを判別する。ここで、格納されていればステップS704へ進み、読取部104は印刷装置110から印刷記録を読み取る。
図9は、印刷装置110において格納される印刷記録の一例を示す図である。同図において、900は印刷記録であり、ジョブ毎にその内容(ジョブログ)が記録されていることを示している。この例では番号33から番号Nまでのジョブログが記録されていることを示している。
図9に示す901〜912はジョブログ33の詳細な具体例を示す図である。「33」901はジョブ毎に割り当てられる番号を示す。「印刷太郎」902はジョブの実行者を示す。「住所録」903はジョブ名を示す。「白黒」904はジョブのカラー情報であり、白黒印刷が行われたことを示す。「A4」905は用紙サイズを示す。「3」906は排紙された用紙枚数を示す。「5」907は刷りが行われた面数を示す。「普通紙」908は用紙タイプを示す。「2000/12/19 21:33.04」909は開始時刻を示す。「2000/12/19 21:34.12」910は終了時刻を示す。「両面」911は片面印刷、両面印刷のどちらであったかを示す。「企画部PC1」912は印刷を指示したホストコンピュータ100或いは他の装置を識別するための文字列であり、この例ではコンピュータ名である。
ここで、図7に戻り、ステップS705において、記録部105はステップS704で読み取った印刷記録を記憶部102に格納する。記憶部102はメモリであっても良いし、ハードディスク、フラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置でも良い。
次に、ステップS706において、印刷装置110に格納されていた印刷記録の読み込み及び格納が終了したので、印刷記録の削除を行う。そして、ステップS707において、処理を終えるか否かを判別する。この処理を終えるか否かの判別は、ここでは詳細に述べないが、例えばユーザによる終了指示に基づき判別しても良いし、OSから指示される終了要請に基づき判別しても良い。
ここで、処理を終了しないのであればステップS708へ進み、一定時間処理を中断し、規定された時間が経過した後、ステップS703に戻り、上述の印刷履歴管理プログラムの処理を繰り返す。
次に、印刷装置110において、ホストコンピュータ100から送られてきた印刷データ(ページ記述言語のコマンド)を解析し、ジョブ毎に印刷記録の履歴を記憶部112に格納し、印刷処理する動作について説明する。
図10は、印刷装置110のコマンド処理を示すフローチャートである。まずステップS1001において、インタプリタ113は、入出力管理部111からジョブを構成するデータストリームを受け取る。データストリームはページ記述言語で構成されている。次に、ステップS1002において、データストリームからコマンドとそのパラメータの一組を取り出す。そして、ステップS1003において、そのコマンドがユーザ辞書115に定義されているか否かを判別し、定義されていればステップS1004へ、また定義されていなければステップS1005へ進む。
このステップS1004では、ユーザ辞書115からコマンド定義を取り出す。尚、コマンド定義とは、ページ記述言語のコマンドをプリンタエンジン116が解釈できる形式にしたものである。また、ステップS1005では、システム辞書114からコマンド定義を取り出す。
次に、S1006において、コマンド定義及びパラメータをプリンタエンジン116に送る。そして、ステップS1007において、プリンタエンジン116はコマンド定義に従った処理を実行する。ここで、図8に示したように、ジョブログの記録を行うように変更され、ユーザ辞書115に再定義された印刷命令を実行すると、図9に示すような印刷記録が記憶部112に格納される。そして、ステップS1008において、全てのデータストリームを処理したか否かを判別し、処理していなければステップS1002に戻り、上述のコマンド処理を繰り返し、その後、全てのデータストリームを処理すると、このコマンド処理を終了する。
以上説明したように、ネットワークに接続されたコンピュータが印刷装置内のコマンドの動作を変更し、印刷装置内では、動作を変更されたコマンドがジョブログを記録し、それをコンピュータが取得することにより、印刷ジョブを送信するコンピュータの追加設定などを行うことなく、より正確な印刷履歴を取得することが可能となる。
前述した実施形態においては、印刷装置内で動作するプログラムは印刷記録を不揮発性記憶装置に記録しておいたが、印刷記録をメモリに記録するようにしても良い。
また、前述した実施形態においては、一つのコンピュータが印刷装置から印刷記録を読み出し、かつ、印刷記録の管理も行っているが、読み出した印刷記録を他のコンピュータに転送し、その印刷記録の管理は他のコンピュータが行うようにしても良い。
更に、一つのコンピュータが複数の印刷装置から印刷記録を読み出し、かつ、印刷記録の管理を行うようにしても良い。
即ち、印刷装置から印刷記録を読み出す複数のコンピュータ、印刷記録を記録する複数の印刷装置、印刷記録を管理する複数のコンピュータにより構成されるシステムにおいても本発明は有効である。
尚、本発明は複数の機器(例えば、ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
更に、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。

Claims (8)

  1. 印刷ジョブの履歴情報を記録させるための記録プログラムを受信し、当該記録プログラムに従って、印刷ジョブで用いる印刷命令を、当該印刷ジョブの履歴情報を記録するように再定義して、当該再定義した内容を記憶部に格納することで管理する管理手段と、
    外部装置から印刷ジョブを受信するジョブ受信手段と、
    前記ジョブ受信手段により受信した印刷ジョブに、前記管理手段により再定義して管理された印刷命令が含まれていた場合に、当該印刷命令によるデフォルトの動作に加えて、当該印刷ジョブの履歴情報を記録する記録手段と、を有し、
    前記印刷ジョブの履歴情報は、少なくともジョブの実行者、開始時刻、終了時刻、用紙サイズ、印刷レイアウト、及びコンピュータ名の何れかを含むことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記ジョブ受信手段により受信した印刷ジョブに含まれる印刷命令が、前記管理手段により管理された再定義された印刷命令であるか否かを判断する判断手段と、
    前記印刷ジョブに含まれる印刷命令による動作を実行する実行手段とを更に有し、
    前記判断手段により前記印刷ジョブに含まれる印刷命令が、前記管理手段により管理された再定義された印刷命令であると判定された際に、前記実行手段により当該印刷命令によるデフォルトの動作を実行するとともに、前記記録手段により当該印刷ジョブの履歴情報を記録することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記記録プログラムに従って印刷ジョブの履歴情報を記録させる命令に再定義されるのは、デフォルトの動作として、少なくともジョブ開始、改ページ、及びジョブ終了のいずれかを定義する印刷命令であることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 前記記録手段は、前記印刷ジョブに含まれる改ページを定義する印刷命令による改ページ処理に加えて、当該改ページ対象となるページのカラー情報、用紙サイズ、及び用紙タイプを当該印刷ジョブの履歴情報として記録することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  5. 印刷ジョブで用いる印刷命令のデフォルトの動作は、システム辞書として、予め管理されていることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  6. 前記ネットワーク上の別の装置に、前記記録手段により記録された当該印刷ジョブの履歴情報を読み取られた後に、当該読み取られた印刷に関わる情報を削除させる削除手段とを更に有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の印刷装置。
  7. 管理手段が、印刷ジョブの履歴情報を記録させるための記録プログラムを受信し、当該記録プログラムに従って、印刷ジョブで用いる印刷命令を、当該印刷ジョブの履歴情報を記録するように再定義して、当該再定義した内容を記憶部に格納することで管理する管理工程と、
    ジョブ受信手段が、外部装置から印刷ジョブを受信するジョブ受信工程と、
    記録手段が、前記ジョブ受信工程において受信された印刷ジョブに、前記管理工程において再定義して管理された印刷命令が含まれていた場合に、当該印刷命令によるデフォルトの動作に加えて、当該印刷ジョブの履歴情報を記録する記録工程と、を有し、
    前記印刷ジョブの履歴情報は、少なくともジョブの実行者、開始時刻、終了時刻、用紙サイズ、印刷レイアウト、及びコンピュータ名の何れかを含むことを特徴とする印刷装置の管理方法。
  8. コンピュータを請求項1乃至の何れか1項に記載の印刷装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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