JP4898952B1 - アルミニウム外装体 - Google Patents

アルミニウム外装体 Download PDF

Info

Publication number
JP4898952B1
JP4898952B1 JP2010261922A JP2010261922A JP4898952B1 JP 4898952 B1 JP4898952 B1 JP 4898952B1 JP 2010261922 A JP2010261922 A JP 2010261922A JP 2010261922 A JP2010261922 A JP 2010261922A JP 4898952 B1 JP4898952 B1 JP 4898952B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum
aluminum laminate
tape
electrode tab
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010261922A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012113966A (ja
Inventor
信吉 田中
Original Assignee
株式会社イー・ピー・アイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イー・ピー・アイ filed Critical 株式会社イー・ピー・アイ
Priority to JP2010261922A priority Critical patent/JP4898952B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4898952B1 publication Critical patent/JP4898952B1/ja
Publication of JP2012113966A publication Critical patent/JP2012113966A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Abstract

【課題】 クロメート処理を行うことなく、環境的に安全な処理方法で、しかもクロメート処理と同様に強固な電極タブ等の接着が行えるようにする。
【解決手段】発電要素または蓄電要素を封入する二枚の方形なアルミニウムラミネートフィルム5と、前記発電要素または蓄電要素4に接続され、両アルミニウムラミネートフィルム5間から突出した正負二枚の電極タブ1とを有し、各電極タブ1と前記アルミニウムラミネートフィルム5とがPPテープ2を介して熱溶着されたアルミニウム外装体3において、前記PPテープ2による電極タブ1とアルミニウムラミネートフィルム5との熱溶着にあたり、電極1表面にジルコニウム系処理剤による表面処理が施されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、主としてリチウムイオン電池、電気二重層キャパシタおよびリチウムイオンキャパシタ等に用いられるアルミニウム外装体に関する。
従来、例えばアルミニウムラミネートフィルムを用いたリチウムイオン電池等では、アルミニウム箔とその内面を被覆する樹脂皮膜層との間にクロメート処理による皮膜が形成されていた。
また、他のリチウムイオン電池では、基材層、接着層、化成処理層およびアルミニウムシート層を有する外装体において、前記化成処理層にクロメート処理が施されていた。
更にまた、他のリチウムイオン電池では、その電極タブとアルミニウムラミネートフィルムとがPPテープを介して熱溶着されており、そして、通常、前記電極タブはアルミニウム製であって、その表面には陽極酸化皮膜が存在し、該皮膜によって強固な接着が阻害されることから、電極タブとアルミニウムラミネートフィルムとをPPテープで熱溶着するにあたっては、前記電極表面にクロメート処理が施されていた。
特開2001−196036 特開2002−245984
しかしながら、前述したクロメートにはクロム酸が含有されていることから、今後、Roth規制の対象となるおそれがあり、そのため前記クロメート処理以外の方法で電極タブ等を強固に接着させる必要がある。
本発明の目的は、前記クロメート処理を行うことなく、環境的に安全な処理方法で、しかもクロメート処理と同様に強固な電極タブ等の接着が行えるアルミニウム外装体を提供することにある。
請求項1記載の本発明は、発電要素または蓄電要素を封入する二枚の方形なアルミニウムラミネートフィルムと、前記発電要素または蓄電要素に接続され、両アルミニウムラミネートフィルム間から突出した正負二枚の電極タブとを有し、各電極タブと前記アルミニウムラミネートフィルムとがPPテープを介して熱溶着されたアルミニウム外装体であってアルミニウムラミネートフィルムがアルミニウム箔にポリプロピレンフィルムがラミネートされたものであり、PPテープが両面を構成するポリプロピレン層の間に耐熱性シートまたはパルプシートが挟まれたものであり、該PPテープによる電極タブと前記アルミニウムラミネートとの熱溶着にあたり、電極表面にジルコニウム系処理剤による表面処理が施されていることを技術的特徴とするものである。
前記電極表面のジルコニウム系処理は、電極の全表面に行っても良いし、PPテープによる熱溶着面だけに行っても良い。
請求項2記載の本発明は、リチウムイオン電池、電気二重層キャパシタまたはリチウムイオンキャパシタに用いられる請求項1記載のアルミニウム外装体である。
本発明に係るアルミニウム外装体は、発電要素または蓄電要素を封入する二枚の方形なアルミニウムラミネートフィルムと、前記発電要素または蓄電要素に接続され、両アルミニウムラミネートフィルム間から突出した正負二枚の電極タブとを有し、各電極タブと前記アルミニウムラミネートフィルムとがPPテープを介して熱溶着されたアルミニウム外装体において、前記PPテープによる電極タブとアルミニウムラミネートとの熱溶着にあたり、電極タブ表面にジルコニウム処理が施されているため、従来のクロメート処理のような環境面での問題がなく、しかも従来のクロメート処理の場合と同様、電極タブとアルミニウムラミネートフィルムとを強固に接着することができる。

実施形態に用いられるリチウムイオン二次電池用電極タブの正面図である。 実施形態に用いられる電気二重層キャパシタ用電極タブの正面図である。 実施形態に係るアルミニウム外装体の縦断面図である。 図3における電極タブ突出部分の拡大縦断面図である。 実施形態に係るアルミニウム外装体の斜視図である。 本発明が適用されるリチウムイオン電池の内部構造を示す斜視図である。
次に、本発明の実施形態を図面にしたがって説明するが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。
図1に示すように、リチウムイオン二次電池用の電極タブ1Aは、全体が方形板状であって、銅ニッケル合金で構成されており、その一端寄り部分には市販のPPテープ2が貼着されている。
PPテープ2は、本実施形態では三層構造であって、両面を構成するポリプロピレン層の間に耐熱性シートやパルプシートが挟まれているものである。
図2に示すように、電気二重層キャパシタ用の電極タブ1Bは、全体が方形板状であって、アルミニウム(アルミニウム合金を含む)で構成されており、その一端寄り部分には前述した市販のPPテープ2が貼着されている。また、当該電極タブ1Bは、前記リチウムイオン二次電池用の電極タブ1Aよりも縦長である。
図3および図4に示すように、本実施形態に係るアルミニウム外装体3は、発電要素または蓄電要素となる電気機構部4を封入する二枚の方形なアルミニウムラミネートフィルム5と、前記電気機構部4に接続され、両アルミニウムラミネートフィルム5間から突出した正負二枚の電極タブ1とを有し、各電極タブ1と前記アルミニウムラミネートフィルム5とが前記PPテープ2を介して熱溶着されている。そして、前記PPテープ2による電極タブ1とアルミニウムラミネート5との熱溶着にあたっては、予め電極タブ1の表面にジルコニウム系処理剤(例:日本パーカライジング株式会社 商品名:パルコートE100等)による表面処理が施されている。
なお、電極タブ1は、具体的には前述したリチウムイオン二次電池用電極タブ1Aや電気二重層キャパシタ用電極タブ1Bである。また、前記アルミニウムラミネートフィルム5はアルミニウム箔にポリプロピレンフィルムがラミネートされたものである。
図5に示すように、本実施形態のアルミニウム外装体3は、従来のものと同様に、両端から電極タブ1の一部が突出した構造となされているが、本発明はこれに限定されず、図6に示すような構造のリチウムイオン電池におけるアルミニウム外装体23において、その一側に正負それぞれの電極タブ1が突出する場合もある。
なお、図中25はセパレータを示す。
本発明によれば、アルミニウム外装体におけるアルミニウムラミネートフィルムと電極タブとの接着において、従来のクロメート処理と同様の接着強度が得られ、しかも環境面でも全く問題がないため、電池やキャパシタの分野において幅広いが利用が期待できる。
1 電極タブ
2 PPテープ
3 アルミニウム外装体
4 電気機構部
5 アルミニウムラミネートフィルム

Claims (2)

  1. 発電要素または蓄電要素を封入する二枚の方形なアルミニウムラミネートフィルムと、前記発電要素または蓄電要素に接続され、両アルミニウムラミネートフィルム間から突出した正負二枚の電極タブとを有し、各電極タブと前記アルミニウムラミネートフィルムとがPPテープを介して熱溶着されたアルミニウム外装体であってアルミニウムラミネートフィルムがアルミニウム箔にポリプロピレンフィルムがラミネートされたものであり、PPテープが両面を構成するポリプロピレン層の間に耐熱性シートまたはパルプシートが挟まれたものであり、該PPテープによる電極タブと前記アルミニウムラミネートとの熱溶着にあたり、電極表面にジルコニウム系処理剤による表面処理が施されている、アルミニウム外装体。
  2. リチウムイオン電池、電気二重層キャパシタまたはリチウムイオンキャパシタに用いられる請求項1記載のアルミニウム外装体。
JP2010261922A 2010-11-25 2010-11-25 アルミニウム外装体 Expired - Fee Related JP4898952B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010261922A JP4898952B1 (ja) 2010-11-25 2010-11-25 アルミニウム外装体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010261922A JP4898952B1 (ja) 2010-11-25 2010-11-25 アルミニウム外装体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4898952B1 true JP4898952B1 (ja) 2012-03-21
JP2012113966A JP2012113966A (ja) 2012-06-14

Family

ID=46060670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010261922A Expired - Fee Related JP4898952B1 (ja) 2010-11-25 2010-11-25 アルミニウム外装体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4898952B1 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002141053A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Gs-Melcotec Co Ltd 電池及び電極端子
JP2002231217A (ja) * 2001-02-05 2002-08-16 Nec Corp フィルムシール型非水電解質電池
JP2005149783A (ja) * 2003-11-12 2005-06-09 Nissan Motor Co Ltd 二次電池、組電池、複合組電池及び車輌
JP2005158264A (ja) * 2003-09-04 2005-06-16 Nissan Motor Co Ltd バイポーラ電池
JP2006128096A (ja) * 2004-09-30 2006-05-18 Sumitomo Electric Ind Ltd 非水電解質電池用リード線及び非水電解質電池
JP2008277238A (ja) * 2007-03-30 2008-11-13 Dainippon Printing Co Ltd 電池タブ及びそれを用いたリチウムイオン電池
JP2009224218A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Fujimori Kogyo Co Ltd 封止フィルムおよび封止フィルム付電極
JP2010245000A (ja) * 2009-04-10 2010-10-28 Showa Denko Kk 電気化学デバイス

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002141053A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Gs-Melcotec Co Ltd 電池及び電極端子
JP2002231217A (ja) * 2001-02-05 2002-08-16 Nec Corp フィルムシール型非水電解質電池
JP2005158264A (ja) * 2003-09-04 2005-06-16 Nissan Motor Co Ltd バイポーラ電池
JP2005149783A (ja) * 2003-11-12 2005-06-09 Nissan Motor Co Ltd 二次電池、組電池、複合組電池及び車輌
JP2006128096A (ja) * 2004-09-30 2006-05-18 Sumitomo Electric Ind Ltd 非水電解質電池用リード線及び非水電解質電池
JP2008277238A (ja) * 2007-03-30 2008-11-13 Dainippon Printing Co Ltd 電池タブ及びそれを用いたリチウムイオン電池
JP2009224218A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Fujimori Kogyo Co Ltd 封止フィルムおよび封止フィルム付電極
JP2010245000A (ja) * 2009-04-10 2010-10-28 Showa Denko Kk 電気化学デバイス

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012113966A (ja) 2012-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6629514B2 (ja) ラミネート外装材の製造方法
JP6487712B2 (ja) 蓄電デバイス
JP6564188B2 (ja) 蓄電デバイス用外装体
JP5169820B2 (ja) フィルム外装電気デバイス
CN105374959B (zh) 薄型蓄电装置及其制造方法
JP4828458B2 (ja) シーリング部の安全性が向上した二次電池
JP5541514B2 (ja) 積層型二次電池
JP6487669B2 (ja) 蓄電デバイス
CN106058363B (zh) 电池组
US9017852B2 (en) Secondary battery
JP5896244B2 (ja) 腐食防止用保護層を含む電極リードを含む二次電池
JP2016207542A (ja) 蓄電デバイス用外装体及び蓄電デバイス
JPWO2018092640A1 (ja) 高出力電池および電池ケース
JP6697224B2 (ja) ラミネート型蓄電モジュール
JP6560876B2 (ja) ラミネート形電池及びその製造方法
JP6794410B2 (ja) 蓄電デバイス
JP4898952B1 (ja) アルミニウム外装体
JP2011070975A (ja) ラミネート型電池の押圧構造
JP2016110747A (ja) 蓄電装置及び蓄電装置の製造方法
TW201717452A (zh) 蓄電裝置
JP6637675B2 (ja) 蓄電モジュールおよび組電池
JP2010067423A (ja) 蓄電デバイス
JP6007651B2 (ja) 薄型電池及び薄型電池の製造方法
JP2012146435A (ja) 二次電池
JP5891947B2 (ja) 組電池および組電池の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4898952

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees