JP4896626B2 - 走査電子顕微鏡 - Google Patents

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Description

本発明は走査電子顕微鏡、特に試料に照射された電子の電流を制御するような走査電子顕微鏡に関する。
走査電子顕微鏡は、電子源から発生した電子ビームを集束レンズおよび対物レンズにて細く絞り、二次元的に試料上を走査しながら照射することにより試料から発生した二次電子を検出し、その検出信号を電子ビームの走査と同期して処理することで試料の走査像を形成する装置である。
この走査電子顕微鏡において、電子ビームの量を制御するために、例えば、電子ビームを集束させる第1コンデンサレンズと第2コンデンサレンズとの間に、散乱防止用の絞りを設け、また、第2コンデンサレンズの後段に、対物レンズ絞りを設けたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−241689号公報(図6)
走査電子顕微鏡においては、試料像を取得するにあたり倍率や加速電圧などの条件以外に、近年、試料に照射される照射電流が重要視されるようになってきた。
半導体を検査するにあたりパターンの微細化に伴い走査電子顕微鏡を利用する機会が増えてきている。半導体を検査するためにはスループットが重要であり、必然的に試料像の撮像時間も短くする必要があるが、検査するための画像には、ある程度以上のS/Nが必要である。そこで、撮像時間を短くしてS/Nを落とさないようにするために、照射電流を増やすことで試料から発生する電子を増加させることが考えられている。
このように、照射電流を増やすと、電子ビームは太くなってしまい、結果として試料像の分解能が低下する。このため、スループット優先の場合は、照射電流を増やし、分解能優先の場合は、照射電流を減らすような切り替えを行う必要がある。
照射電流を切り替える方策として、電子源における引出し電圧を変化させるという方法がある。半導体検査装置などで使用されているショットキーエミッション電子源などの場合は、フィラメント電流やサプレッサ電圧を変化させる方法もある。これらの方策では、照射電流の変化範囲は、2〜5倍程度であるので、大きな照射電流の切り替えができない。
そこで、照射電流を大きく切り替える方策として、集束レンズの強度を変化させることにより、絞り板を通過する電子を変化させるものがある。この方策によれば照射電流を2〜3桁程度に変化させることが可能になる。
しかしながら、この方策では、大きな照射電流を得ようとして集束レンズのクロスオーバー点(フォーカス点)が絞り板の絞り穴に近づくことで急激に照射電流が変化してしまい、集束レンズの強度を精度良く制御しなければならないという問題があった。
本発明は、集束レンズの強度を変化させて照射電流を変化させるに際して、集束レンズの強度変化に対して、照射電流の急激な変化を抑えることができる走査電子顕微鏡を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、第1の発明は、電子ビームを発生させる電子源と、前記電子ビームを集束させるための第1及び第2の集束レンズと、前記電子ビームを試料上に細く絞るための対物レンズと、前記試料上を二次元的に走査するための偏向系と、前記電子ビームの照射により前記試料から発生した二次電子を検出するための検出系を具備した走査電子顕微鏡において、前記第1及び第2の集束レンズとの間に、前記試料側に前記電子ビームの不要部分を遮断するための第1の絞り板と第2の絞り板を、前記第1の集束レンズ側から順次配置するとともに、前記第1及び第2の絞り板を通る電子の量を変化させるように前記第1及び第2の集束レンズの強度を制御する制御手段を備え、前記第2の絞り板は、前記制御手段が前記第1の集束レンズのフォーカス点を前記第1の絞り板近傍まで近づけるように前記集束レンズの強度を制御した際に、前記第1の絞り板を通過した前記電子ビームの不要部分を遮断するものである。

また、第2の発明は、第1の発明において、前記試料側に配置した第2の絞り板の絞り穴径は、前記電子源側に配置した第1の絞り板の絞り穴径より大きく設定したものである。
更に、第3の発明は、第1の発明において、前記試料側に配置した第2の絞り板の絞り穴径は、前記電子源側に配置した第1の絞り板の絞り穴径と等しく設定したものである。
また、第4の発明は、第1乃至第3の発明のいずれかにおいて、前記各絞り板は、前記電子ビームの通る光軸に対して垂直な平面を二次元的に移動可能な機構を具備しているものである。
本発明によれば、照射電流を変化させる目的で集束レンズの強度を変化させた場合に、クロスオーバー点が絞り板近傍にて変化したとしても、照射電流の急激な変化を抑えることができるので、照射電流の切り替え使用は可能となり、走査電子顕微鏡の汎用性を向上させることができる。
以下、本発明の走査電子顕微鏡の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の走査電子顕微鏡の一実施の形態を示す基本構成を示す図である。この図1において、電子源である陰極1と第一陽極3とには、マイクロプロセッサ(CPU)40で制御される高電圧制御電源30が接続されている。陰極1と第一陽極3との間には、サプレッサ電極2が配置されている。
第一陽極3の後段側には、第二陽極4が配置されている。陰極1と第二陽極4とには、マイクロプロセッサ40で制御される高電圧制御電源30が接続されている。第二陽極4の後段側には、第一集束レンズ6が配置されている。この第一集束レンズ6は、レンズ制御電源31で制御される。第一集束レンズ6の内側には、アライメントコイル7が配置されている。このアライメントコイル7は、アライメントコイル電流制御電源32によって制御される。
第一集束レンズ6の後段側には、散乱電子の試料側への侵入を防止するための第1の絞り板8aと第2の絞り板8bとが順次試料15方向(図1の下方向)に配設されている。この第2の絞り板8bの絞り穴径は、第1の絞り板8aのそれよりも大きく設定されている。
第2の絞り板8bの後段側には、第二集束レンズ9が配置されている。この第二集束レンズ9はレンズ制御電源33によって制御される。この第二集束レンズ9の付近には、非点補正器10が配置されている。この非点補正器10は、非点補正器制御電源34によって制御される。
第二集束レンズ9の後段側には、走査偏向器11が配置されている。この走査偏向器11は、走査偏向器制御電源35によって制御される。走査偏向器11の後段側には、フィールド発生装置12(イークロスビー:E×B)が配置されている。このフィールド発生装置12の側方には、二次電子検出器13が配置されている。この二次電子検出器13による検出信号は、電子ビーム5の走査と同期してマイクロプロセッサ40にて処理されて、像表示装置36に試料像として表示される。
フィールド発生装置12の後段側には、対物レンズ14が配置されている。この対物レンズ14は、対物レンズ制御電源37によって制御される。この対物レンズ14の下方に試料15が配置されている。
次に、上述した本発明の走査電子顕微鏡の一実施の形態の動作を説明する。
電子源である陰極1と第一陽極3との間に、マイクロプロセッサ(CPU)40で制御される高電圧制御電源30によって、引出電圧が印加されると、所定のエミッション電流の電子ビーム5が、陰極1から引き出される。
次に、陰極1と第二陽極4との間に、マイクロプロセッサ40で制御される高電圧制御電源30により加速電圧が、陰極1と第二陽極4との間に印加されると、陰極1から放出された電子ビーム5は加速されて、後段のレンズ系に進行する。
電子ビーム5は、レンズ制御電源31で制御された第一集束レンズ6で集束され、絞り板8aにより電子ビーム5の不要な領域が制限される。その後、電子ビーム5はレンズ制御電源33で制御された第二集束レンズ9および対物レンズ制御電源37で制御された対物レンズ14により試料15に細く絞られる。
そして、観察倍率に応じた走査信号を走査偏向器制御電源35により制御して走査偏向器11に与えることにより、試料15は電子ビーム5で二次元的に走査されるとともに、非点補正器制御電源34により制御される非点補正器10によって、電子ビーム5の非点収差が補正される。
電子ビーム5の照射によって試料15から発生した二次電子16は、対物レンズ14を通ってフィールド発生装置12(イークロスビー:E×B)に導かれる。このフィールド発生装置12により、電子ビーム5は偏向されずに、二次電子16が二次電子検出器13の方向に偏向され、二次電子検出器13により検出される。その検出信号は、電子ビーム5の走査と同期してマイクロコンピュータ40にて処理されて、像表示装置36に試料像として表示される。
上述した電子ビームの照射過程において、第一集束レンズ6のクロスオーバー点が、第1の絞り板8aより電子源側に設定された場合には、図2に示すように、第1の絞り板8aの絞り穴径は、第2の絞り板8bのそれよりも小さく設定されているので、電子ビーム5は、第1の絞り板8aによりほとんどの部分が制限され、第1の絞り板8a及び第2の絞り板8bを通過する電子ビーム5の量が少なくなり、試料15に照射される照射電流を小さくすることができる。
また、第一集束レンズ6の制御によって、クロスオーバー点が、第2の絞り板8bの付近に設定された場合には、図3の示すように、上述した絞り穴径の関係に基づいて、電子ビーム5は第1の絞り板8aにほとんど制限されることなく、第1の絞り板8aの絞り穴を通して試料15側に通過する。
このため、試料15に照射される照射電流は大きくなる。しかし、第2の絞り板8bにより、電子ビーム5が制限されているため、極端に照射電流が大きくなることを抑えることができる。
図4は、第一集束レンズ6を電磁コイルとした場合のコイル電流Xと試料15への照射電流Yの関係を示した特性図を示すもので、この図3中の細線イは、第2の絞り板8bがない場合(1段絞りの場合)で、太線ロは、第1の絞り板8aと第2の絞り板8bを備えた場合(2段絞りの場合)の特性曲線である。この例においては、第2の絞り板8bの絞り穴径は、第1の絞り板8aのそれに比べ2.5倍で、第1の絞り板8aと第2の絞り板8bの距離は20mmとして計算している。
この図4に示されているように、第一集束レンズ6のコイル電流Xを下げていくにつれ、クロスオーバー点が第1の絞り板8aに近づいていくため、照射電流量が増えているのが分かる。図4中のAの範囲より第一集束レンズ6のコイル電流Xが大きい場合は、第一集束レンズ6のコイル電流Xの変化に対し、照射電流Yの変化は大きくないが、Aの範囲になると、1段絞りの場合は照射電流Yの変化が大きくなる。
つまり、第一集束レンズ6のコイル電流Xの設定精度が良くないと、照射電流Yが設定値より大きくずれてしまう恐れがある。第2の絞り板8bを第1の絞り板8aの試料側に配置して2段絞りの構成とすることにより、第一集束レンズ6のコイル電流Xの変化に対し照射電流Yの変化が大きくなるAの範囲でも、第2の絞り板8bにより、電子ビーム5を制限することができるようになるので、第一集束レンズ6のコイル電流Xの変化に対し、照射電流Yの変化が大きくならなくなる。
前述したように、第一集束レンズ6の後段側に、絞り板を2段絞り構成とすることにより、照射電流Yを大きく変える場合に、第一集束レンズ6の強度の設定精度を高精度なものにする必要がなくなる。細かく照射電流Yを設定するには、図1の第一陽極3に印加される引出電圧や、サプレッサ電極2に印加されるサプレッサ電圧を高電圧制御電源30を介して制御することにより可能となる。
本発明の実施の形態によれば、照射電流を変化させる目的で集束レンズの強度を変化させた場合に、クロスオーバー点が絞り板近傍にて変化したとしても、照射電流の急激な変化を抑えることができるので、照射電流の切り替え使用は可能となり、走査電子顕微鏡の汎用性を向上させることができる。
図5は、本発明の走査電子顕微鏡の他の実施の形態を示す基本構成を示す図で、この図5において、図1と同符号のものは同一部分であるので、その詳細な説明は省略する。
この実施の形態は、第1の絞り板8aと第2の絞り板8bとに、電子ビーム5の通る光軸に対してアライメント(調整)するための移動調整装置50をそれぞれ設けたものである。この調整装置50は、第1の絞り板8aと第2の絞り板8bとが、光軸に対して垂直な平面を二次元的に移動可能にするものである。
移動調整装置50の詳細な構成を図6を用いて説明するが、説明の便宜上、第1の絞り板8aの移動調整装置50について説明する。第1の絞り板8aは絞り板受け部51に固定されている。絞り板受け部51は、絞り板支持部52内の軸(図示せず)の一端に固定されている。絞り板支持部52の多端側には、絞り板支持部52内の軸(図示せず)の多端側に連結したつまみ53が設けられている。このつまみ53を回すことにより、第1の絞り板8aを前後方向(図5の左右方向)に移動させることができる。
絞り板支持部52の中間部は、垂直軸54によってハウジング55に揺動可能に支持されている。ハウジング55には、先端が絞り板支持部52に当接するつまみ56が設けられている。絞り板支持部52とハウジング55との間におけるつまみ56と対向する部分には、戻し用のばね(図示せず)が設けられている。つまみ56を回すことにより、第1の絞り板8aを垂直軸54回りに揺動させることができる。
2段配置された第1の絞り板8aと第2の絞り板8bの光軸に対するアライメントは、まず、第1の絞り板8aを移動調整装置50により離軸させ、絞り穴径の大きい第2の絞り板8bのアライメントを行う。その後、第1の絞り板8aを挿入し、この第1の絞り板8aのアライメントを行う。
第1の絞り板8aおよび第2の絞り板8bのアライメントは、第一集束レンズ6付近に配置されたアライメントコイル7にアライメントコイル電流制御電源32にて制御された走査信号を与えて、電子ビーム5が絞り板8a、8bの絞り穴を通過する場所が中心になるように移動調整装置50により調整することで可能である。微調整はアライメントコイル7に偏向させる磁場を発生するようにアライメントコイル電流制御電源32にて制御してコイル電流を流すことにより可能となる。
上述した本発明の実施の形態によれば、絞り板を2段位置構成したことにより、散乱電子の試料15への照射を少なくするという別の効果もある。この点を図7を用いて説明する。この図7において、図2と同符号のものは同一部分である。
電子源側に配置されている第1の絞り板8aには、主ビームである電子ビーム5以外に電子源などで発生した散乱電子20a、20bなどが照射される。散乱電子20aは、第1の絞り板8aにて制限することができているが、散乱電子20bは第1の絞り板8aの絞り穴を通過してしまい、第1の絞り板8aでは制限することができない場合がある。
しかしながら、第1の絞り板8aの試料15側に、第2の絞り板8bが配置されていることにより、第1の絞り板8aの絞り穴を通過した散乱電子20bを、第2の絞り板8bにて制限することが可能となる。これにより散乱電子20aおよび散乱電子20bの試料15への照射を防止することが可能となる。
さらに、電子ビーム5の第1の絞り板8aへの照射により、第1の絞り板8aの絞り穴の側面より発生した散乱電子21も、第1の絞り板8aの試料15側に配置した第2の絞り板8bにより制限することができ、散乱電子21の試料15への照射を防止することが可能である。
なお、上述の実施の形態において、第1の絞り板8aの絞り穴径を、第2の絞り板8bのそれよりも小さく設定したが、第2の絞り板8bの絞り穴径を第1の絞り板8aの絞り穴径と等しくすることも可能である。この場合にも、前述した実施の形態と同様な効果を得ることができる。
本発明の走査電子顕微鏡の一実施の形態を示す基本構成を示す図である。 本発明の走査電子顕微鏡の一実施の形態を構成する絞り板の一作用を説明する拡大図である。 本発明の走査電子顕微鏡の一実施の形態を構成する絞り板の他の作用を説明する拡大図である。 本発明の走査電子顕微鏡の一実施の形態における第一集束レンズコイル電流Xと試料への照射電流Yとの関係を示す特性図である。 本発明の走査電子顕微鏡の他の実施の形態を示す基本構成を示す図である。 図5に示す本発明の走査電子顕微鏡の他の実施の形態に用いた絞り板移動調整装置の概略図である。 本発明の走査電子顕微鏡の一実施の形態を構成する絞り板の他の作用を説明する拡大図である。
符号の説明
1 陰極
2 サプレッサ電極
3 第一陽極
4 第二陽極
5 電子ビーム
6 第一集束レンズ
7 アライメントコイル
8a 第1の絞り板
8b 第2の絞り板
9 第二集束レンズ
10 非点補正器
11 走査偏向器
12 フィールド発生装置
13 二次電子検出器
14 対物レンズ
15 試料

Claims (4)

  1. 電子ビームを発生させる電子源と、前記電子ビームを集束させるための第1及び第2の集束レンズと、前記電子ビームを試料上に細く絞るための対物レンズと、前記試料上を二次元的に走査するための偏向系と、前記電子ビームの照射により前記試料から発生した二次電子を検出するための検出系を具備した走査電子顕微鏡において、
    前記第1及び第2の集束レンズとの間に、前記試料側に前記電子ビームの不要部分を遮断するための第1の絞り板と第2の絞り板を、前記第1の集束レンズ側から順次配置するとともに、前記第1及び第2の絞り板を通る電子の量を変化させるように前記第1及び第2の集束レンズの強度を制御する制御手段を備え、
    前記第2の絞り板は、前記制御手段が前記第1の集束レンズのフォーカス点を前記第1の絞り板近傍まで近づけるように前記集束レンズの強度を制御した際に、前記第1の絞り板を通過した前記電子ビームの不要部分を遮断す
    とを特徴とする走査電子顕微鏡。
  2. 前記試料側に配置した第2の絞り板の絞り穴径は、前記電子源側に配置した第1の絞り板の絞り穴径より大きく設定した
    ことを特徴とする請求項1に記載の走査電子顕微鏡。
  3. 前記試料側に配置した第2の絞り板の絞り穴径は、前記電子源側に配置した第1の絞り板の絞り穴径と等しく設定した
    ことを特徴とする請求項1に記載の走査電子顕微鏡。
  4. 前記各絞り板は、前記電子ビームの通る光軸に対して垂直な平面を二次元的に移動可能な機構を具備している
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の走査電子顕微鏡。
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