JP4893829B2 - ストレス測定キット及びストレス測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ストレス測定キット及びストレス測定方法に関する。
唾液アミラーゼ(以下、α−Amyと略すこともある)活性は、非侵襲でストレスを測定できる指標として注目されている。例えば、特許文献1には、支持体上の不織布に修飾オリゴ糖と競合阻害剤を坦持させた試薬が開示されている。当該試薬は、唾液を希釈することなく唾液アミラーゼ活性を測定できる。
しかしながら、その測定系は光学測定系であるため、装置に光源及び受光手段を搭載しなければならず、また、一定の光路を確保しなければならないため、装置の小型化には限界がある。つまり、当該装置は屋内におけるストレス管理に使用するには適しているものの、携帯用としては若干扱いにくいという問題がある。
この問題に対しては、最も有効な解決手段は、アミラーゼ活性の測定系として電極系を採用することで解決することが考えられる。アミラーゼ活性を測定する電極系としては、式1のような、α−グルコシダーゼ及びグルコースオキシダーゼを用いる反応系が理論上実施可能であるとして周知とされている(特許文献2及び3)。
Figure 0004893829
しかしながら、実際に上記の系で電極系を作成すると、必要とする測定感度が得られない。例えば、特許文献3の図21を見れば明らかなように、測定感度はナノアンペアレベルであり、市販するストレス測定装置としては十分ではない。この原因としては、α−グルコシダーゼ又はグルコースオキシダーゼのいずれかの酵素が失活することにより、式1における2段目又は3段目の反応が行われないことが考えられる。特に、α−グルコシダーゼは電極上に固定する際に失活しやすいと考えられる。効率よく反応を行うためには、これらの酵素の固定量を過剰にすることも考えられるが、今度は、センサチップの原材料費が高くなるという問題が発生する。
特開2004−024236号公報 特開平10−262645号公報 特開2005−249530号公報
本発明のストレス測定キットの一実施態様を示す図である。 本発明の唾液採取器具の一実施態様を示す図である。 実験例の結果を示す図である。
符号の説明
1 センサチップ
11 電気絶縁性基板
121 作用極
122 対極
2 センサ本体
21 挿入口
211 作用極に接続する端子
212 対極に接続する端子
22 電気的測定手段
23 換算手段
3 唾液採取器具
31 軸体
32 把持部
33 絨毛支持体
34 ポリアミド絨毛
本発明は、安価で、測定感度のよいストレス測定キットを提供することを課題とする。
本発明は、
[1]被験者のストレス度を測定するためのキットであって、
(A)電気絶縁性基板、前記電気絶縁性基板上に載置した少なくとも作用極並びに対極を含む電極系を具備し、前記作用極上にグルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)並びに電子メディエーターを固定したセンサチップ、
(B)多糖類
及び(C)前記センサチップを挿入する挿入口、前記センサチップを前記挿入口に挿入した場合に前記センサチップの電極系と電気的に接続される電気的測定手段並びに前記電気的測定手段により測定された電流値若しくは電気量をアミラーゼ活性値に換算する換算手段を具備するセンサ本体
を備えたストレス測定キット、
[2]前記多糖類は、前記センサチップの作用極上に固定されてなる[1]に記載のストレス測定キット、
[3]さらに、前記作用極上にグルコースデヒドロゲナーゼの補酵素を固定してなる請求項1に記載のストレス測定キット、
[4]グルコースデヒドロゲナーゼの補酵素が、ピロロキノリンキノン(PQQ)、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)及びニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADP)からなる群より選択される少なくとも1である請求項3に記載のストレス測定キット、
[5]さらに、唾液採取器具を備えた[1]に記載のストレス測定キット、
[6]前記唾液採取器具は、軸体と、前記軸体の一端に設けた把持部と、前記軸体の他端に設けた絨毛支持体と、前記絨毛支持体に支持されてなるポリアミド絨毛を備えたものである[5]に記載のストレス測定キット、
[7]ストレス測定キットを用いて被検者のストレス度を測定する方法であって、
前記ストレス測定キットは、
(A)電気絶縁性基板、前記電気絶縁性基板上に載置した少なくとも作用極並びに対極を含む電極系を具備し、前記作用極上にグルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)並びに電子メディエーターを固定したセンサチップ、
(B)多糖類
及び(C)前記センサチップを挿入する挿入口、前記センサチップを前記挿入口に挿入した場合に前記センサチップの電極系と電気的に接続される電気的測定手段並びに前記電気的測定手段により測定された電流値若しくは電気量をアミラーゼ活性値若しくはストレス度に換算する換算手段を具備するセンサ本体
を備え、
(1)採取された唾液に多糖類を作用させる工程、
(2)前記多糖類と作用させた唾液を前記電極系に展開する工程、
(3)前記電極系にて発生した電流を電気的測定手段にて電流値若しくは電気量として測定する工程
及び(4)前記電気的測定手段にて測定された電流値若しくは電気量を、換算手段によりアミラーゼ活性値若しくはストレス度に換算する工程
を含むストレス測定方法、
[8]前記多糖類は、前記センサチップの作用極上に固定されてなり、
上記(1)及び(2)の工程を同時に行うことを特徴とする[7]に記載のストレス測定方法、
[9]前記(1)の工程は、唾液採取器具に採取された唾液を、センサチップに転写することにより行う[8]に記載のストレス測定方法、及び、
[10]前記唾液採取器具は、軸体と、前記軸体の一端に設けた把持部と、前記軸体の他端に設けた絨毛支持体と、前記絨毛支持体に支持されてなるポリアミド絨毛を備えたものである[9]に記載のストレス測定方法
に関する。
本発明は、従来の電気化学的手法によるストレス測定装置と比較して、安価に製造することができ、また、測定感度が良好である。
本発明のストレス測定キットは、被験者の唾液からアミラーゼ活性値及び/又は被検者のストレス度を電気化学的に測定するためのキットをいう。上記被検者とは、ヒトに限らず、一般生活で愛護されるイヌ、ネコ、ウサギ及びハムスターなどのペットや、ブタ、ウマ、ヒツジ及びウシなどの畜産用動物であってもよい。
本発明における電気化学反応とは、下記式2示す反応をいう。
Figure 0004893829
上記式2におけるグルコノラクトンとは、正式には、4−O−(α−D−グルコピラノシド)−D−グルコノ−1,5−ラクテートをいう。
本発明のストレス測定キットは、センサチップ1、多糖類及びセンサ本体2を備える。以下、各構成について図を参照しながら説明する。
図1は、本発明のセンサチップ1の一実施態様を示す図である。本発明においてセンサチップとは、採取された唾液中のアミラーゼによる電気化学的反応が行われ、当該電気反応により生じた電流を後述するセンサ本体2に誘導するデバイスをいう。その構成は、電気絶縁性基板11、電気絶縁性基板11上に載置した少なくとも作用極121及び対極122を含む電極系を具備し、作用極121上にグルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)、及び、電子メディエーターを固定したものである。
電気絶縁性基板11は、センサチップ1の基礎となるものであり、電気絶縁性を備える材料で構成される基板をいう。その材料は、例えば、ポリエステル、フッ素樹脂及びポリカーボネート等が挙げられる。特に材料費が安価であるという観点で、ポリエステルが好ましいが、本発明はこれらに限定されるものではない。
電極系は、当該電極系上における電気化学的反応で生じた電流が流れるためのものであり、後述するセンサ本体2と電気的接続されるうるものをいう。当該電極系は、唾液の存在により、後述するセンサ本体2と電気的な回路を形成する。その構成は、少なくとも作用極121及び対極122を具備する。したがって、例えば、唾液の存在を確認するための参照的な電極、センサチップ1が後述するセンサ本体2に挿入されたことを確認するための電極などの付属的な電極を含んでもよい。
作用極121は、当該作用電極121上に電気化学反応を行うための試薬が固定され、当該電気化学反応で発生した電流を流すためのものをいう。作用極121は、導電体で構成される。導電体としては、特に限定されるものではないが、例えば、金、炭素、白金、酸化ルテニウム及びパラジウムなどが挙げられる。作用極121は、蒸着又は塗布などの方法により形成される。
対極122は、上記電気絶縁性基板11上に上記作用極121と離間して載置され、唾液の存在により、上記作用極121及び後述するセンサ本体2と電気的な回路を形成するものをいう。対極122は、導電体で構成される。導電体としては、上記作用極121と同様に特に限定されるものではなく、例えば、金、炭素、白金、酸化ルテニウム及びパラジウムなどが挙げられる。対極122はまた、上記作用極121と同様に、蒸着又は塗布などの方法により形成される。
また、上記電極系における作用極121及び対極122は、当該作用極121及び対極122が向かいあうように配置してもよいし、同一平面上に配置してもよく、特に限定されるものではない。
上記作用極121上には、グルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)及び電子メディエーターが固定される。固定は、グルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)及び電子メディエーターが、作用極121上から流失することを防止できる程度の結合であればよい。例えば、共有結合、イオン結合、配位結合及びファンデルワールス力等の化学的な結合による固定、作用極121上にコーティングなどの被膜形成による固定等が挙げられる。
グルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)は、マルトースをグルコノラクトン(4−O−(α−D−グルコピラノシド)−D−グルコノ−1,5−ラクテート)に分解し、電子放出による還元反応を行う酵素をいう。グルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)は、単独で使用してもよいが、反応効率が向上する観点から、さらに補酵素を用いることが好ましい。グルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)の補酵素としては、主に、ピロロキノリンキノン(PQQ)、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)及びニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADP)が挙げられる。本発明における電気化学反応は1段階で行われるため、当該酵素を作用極121上に必要以上に固定する必要がない。これにより、安価なセンサチップ1を提供することができる。また、安定して高い測定感度を得ることができる。
また、電子メディエーターとは、採取された唾液と、上記作用極121との電子伝達を仲介する作用を有する化合物をいう。電子メディエーターとしては、ルテニウム、オスミウム、鉄及びコバルトなどの遷移金属を含む化合物であれば、特に限定されるものではない。例えば、電子メディエーターとして、ヘキサシアノ鉄(II)酸カリウム、ヘキサシアノ鉄(III)酸カリウム、フェロセン、1,1’−ジメチルフェロセン、フェロセンカルボン酸、フォロセンカブボキシアルデヒド、ハイドロキノン、ブロマニル、オクタシアノタングステン及びオクタシアノモリブデン等が挙げられる。これらの電子メディエーターは、上述の電極系を形成する金属と混合した後、蒸着又は塗布などの方法により当該電極系を形成することもできる。
また、上記電子メディエーターは、ポリマーを含む構造であってもよい。例えば、(i)ポリ(ビニルフェロセン)、(ii)ポリカチオン−ヘキサシアノ鉄(II)酸塩並びにポリカチオン−ヘキサシアノ鉄(III)酸塩などのイオン性ポリマー、及び、(iii)オスミウム−(2,2−ジピリジル)錯体がポリ(4−ビニルピリジン)に配位したポリマー並びにオスミウム−(2,2−ジピリジル)錯体がポリ(4−ビニルピリジン)に配位したポリマーなどの有機遷移金属錯体ポリマーなどが挙げられる。
さらに、上述のポリマーを含む構造の電子メディエーターとして好ましい例としては、オスミウムを有する有機遷移金属錯体ポリマーが挙げられる。以下、本発明ではこのポリマーをオスミウム系錯体ポリマーという。オスミウム系錯体ポリマーは、例えば、オスミウム−(2,2’−ビピリジン)錯体若しくはオスミウム−(1,10−フェナントロリン)錯体などのオスミウム錯体が、ポリ(1−ビニルイミダゾール)若しくはポリ(4−ビニルピリジン)などのポリマーに配位した化合物が挙げられる。
加えて、上述のオスミウム系錯体ポリマーとして好ましい例としては、上記グルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)の作用極121上への固定化も容易にする観点から、オスミウム−(2,2’−ビピリジン)錯体が、ポリ(1−ビニルイミダゾール)に配位した配位化合物である。当該オスミウム系錯体ポリマーは、ポリエチレングリコールグリシルエーテルなどの架橋剤を用いて、上記グルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)と架橋することができるからである。
本発明のストレス測定キットは、さらに多糖類を備える。本発明における多糖類とは、グルコースをモノマー単位とする糖鎖高分子をいい、唾液アミラーゼにより分解される化合物であって、上記グルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)並びにグルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)の補酵素で分解されない化合物をいう。例えば、デキストリン、グリコーゲン、コーンスターチ及び可溶性デンプンが挙げられる。
上記多糖類が本発明のストレス測定キットとして備える態様としては、センサチップ1に備える態様、後述するセンサ本体2に備える態様、又は、センサチップ1及びセンサ本体2とは独立して備える態様が挙げられる。例えば、多糖類を上記作用極121上に固定する態様、及び、多糖類を含浸させたコンジュゲートパッドを、唾液を採取する口から上記センサチップ1に唾液を誘導する流路に配置する態様等が挙げられる。また、センサチップ1若しくは後述するセンサ本体2に試薬室を設け、当該試薬室に多糖類を収容し、試薬室から上記電極系に多糖類を誘導する流路をセンサチップ1並びに/若しくは後述するセンサ本体2に設ける態様であってもよい。さらに、後述する唾液採取器具3の脱脂綿等に多糖類を含浸させる態様を採用することもできる。
前段落に挙げた態様の選択は、多糖類の粘度、水に対する溶解度及び分子量などを考慮して選択することができる。例えば、多糖類が、水に可溶であり、且つ分子量が大きい場合は、当該多糖類は膜形成が容易であるため、上記作用極121上に固定する態様を選択することができる。当該態様は、センサチップ1にコンジュゲートパット、流路及び試薬室などの構成を設ける必要がないので、製造コストを安価に抑えることができて好ましい。このような多糖類としては、例えば、コーンスターチ及び可溶性デンプンが挙げられる。
一方、センサ本体2は、センサチップ1にて発生した電流値又は電気量を測定し得る機械であれば特に限定されるものではない。その構成は、挿入口21、電気的測定手段22及び換算手段23を少なくとも具備する。
挿入口21は、上記センサチップ1を挿入できる構造であれば特に限定されるものではない。挿入口21には、上記センサチップ1の作用極121及び対極122にそれぞれ電気的に接続する端子211,212がそれぞれ設けられている。もちろん、上述したように、センサチップ1に唾液の存在を確認するための参照的な電極、若しくは、センサチップ1がセンサ本体2に挿入されたことを確認するための電極などの付属的な電極を具備する場合は、これらの電極と電気的に接触する端子をさらに設けることになる。
電気的測定手段22は、上述の挿入口21に設けた端子と電気的につながっており、上記センサチップ1における電気化学反応で得られた電流値又は電気量を測定する手段をいう。電気測定手段22としては、例えば、クーロメトリー、ポテンシオメトリー及びアンペロメトリーなどが挙げられる。
換算手段23は、電気的測定手段22により測定された電流値若しくは電気量をアミラーゼ活性値に換算するプログラムを記録した媒体であれば特に限定されるものではない。電流値若しくは電気量をアミラーゼ活性値に換算する方法は、あらかじめ作成した検量線により算出することができるため、詳細な説明は省略する。換算手段23により算定した結果は、センサ本体2における表示手段(図示しない)に表示される。この際、アミラーゼ活性値をそのまま表示してもよいし、ストレス度と称した別のパラメーターにさらに換算して表示してもよい。また、数値に限らず、当該数値に対応したキャラクターを表示することもできる。
また、本発明のストレス測定キットにおいて、当該キットには唾液採取器具3を備えてもよい。つまり、唾液採取器具3に唾液を採取した後、採取された唾液をセンサチップ1の電極系12に展開するために、当該唾液採取器具3を備えるのである。唾液採取器具3としては、例えば、(A)図2に示すような軸体31と、前記軸体31の一端に設けた把持部32と、前記軸体31の他端に設けた絨毛支持体33と、前記絨毛支持体に支持されてなるポリアミド絨毛34を備えたもの、(B)いわゆる綿棒、並びに、(C)脱脂綿等及び前記脱脂綿等を収容するための容器のセットなどが挙げられる。特に、唾液が採取器具における媒体の中に染みこまず、センサチップ1への転写が容易である観点から、(A)図2に示すようなものが好ましい。図2に示す唾液採取器具3は、唾液を採取する媒体が、ポリアミド絨毛であるため、唾液がポリアミド絨毛の中に染みこまず、当該ポリアミド絨毛の表面に存在するため、センサチップ1への転写が容易となる。ポリアミドとしては、主としていわゆるナイロン(登録商標)が採用される。
以下に本発明のストレス測定方法について説明する。本発明のストレス測定方法は、上述で説明したストレス測定キットを使用するものであって、
(1)採取された唾液に多糖類を作用させる工程、
(2)前記多糖類と作用させた唾液を前記電極系に展開する工程、
(3)前記電極系にて発生した電流を電気的測定手段にて電流値若しくは電気量として測定する工程
及び(4)前記電気的測定手段にて測定された電流値若しくは電気量を、換算手段によりアミラーゼ活性値若しくはストレス度に換算する工程
を含む。
上記(1)の工程において採取され得る唾液は、ヒトのものに限らず、一般生活で愛護されるイヌ、ネコ、ウサギ及びハムスターなどのペットや、ブタ、ウマ、ヒツジ及びウシなどの畜産用動物のものであってもよい。近年、ペットブームに伴い、ペットのストレスを測定する需要がある。また、畜産用動物に対してノンストレスな環境において飼育することを、本発明のストレス測定キットにより管理することで、良質な食品を得ることも可能であろう。一般に、これらの動物の唾液中のα−アミラーゼ活性は、ヒトのそれと比較して低い傾向にあるため、本発明のストレス測定キットはこれらの動物のストレス度を測定することにも有用であると言える。
上記(1)の工程は、採取された唾液に多糖類を作用することができれば特に限定されるものではない。例えば、多糖類を上記作用極121上に固定する態様、及び、多糖類を含浸させたコンジュゲートパッドを、唾液を採取する口から上記センサチップ1に唾液を誘導する流路に配置する態様であれば、当該ストレスチップ1に唾液を採取することにより達成される。この態様である場合、上記(2)の工程も同時行われることを付記しておく。
また、センサ本体2に試薬室を設け、当該試薬室に多糖類を収容し、試薬室から上記電極系に多糖類を誘導する流路をセンサ本体2に設ける態様である場合、センサチップ1をセンサ本体2取り付けた際に、試薬室から上記電極系12に多糖類を誘導すると共に、当該ストレスチップ1に唾液を採取することにより、上記(1)の工程は達成される。この態様である場合、上記(2)の工程も同時行われることを付記しておく。
さらに、後述する唾液採取器具3の脱脂綿等に多糖類を含浸させる態様である場合、当該脱脂綿等に唾液を採取するだけで、上記(1)の工程を達成することができる。当該態様においては、脱脂綿等に甘味料等を含ませれば、唾液を採取する際に被験者は甘みを感じることができ安定して唾液を採取することができる。特に被験者が子供の場合には、当該態様は好適な例といえる。唾液を採取した脱脂綿等は、付属する容器に収容する。
上記(2)の工程も、前記多糖類と作用させた唾液を前記電極系12に展開することができれば特に限定されるものではない。上述したように、本発明のほとんどの実施態様において、(2)の工程は、上記(1)の工程と同時に行われる。もちろん、脱脂綿等に多糖類を含浸させる態様である場合は、付属する容器内にて当該脱脂綿等からセンサチップ1に転写することにより、当該(2)の工程は達成される。
上記(3)の工程における測定において、測定されるものが電流値なのか、若しくは電気量なのかは、電気的測定手段22の種類により依存する。
上記(4)は、上述したように、あらかじめ作成した検量線により算出することができるため、詳細な説明は省略する。換算手段23により算定した結果は、センサ本体2における表示手段(図示しない)に表示される。この際、アミラーゼ活性値をそのまま表示してもよいし、ストレス度と称した別のパラメーターにさらに換算して表示してもよい。また、数値に限らず、当該数値に対応したキャラクターを表示することもできる。当該キャラクターとしては、癒し系のキャラクターが好ましく、特にりらっくま(登録商標)が好ましい。
(実施例1)
図1に示すようなセンサチップを用意した。具体的には、ポリエステル基板1上に、作用極121と対極122を形成したセンサチップである。ここで、ポリエステル基板1の大きさは、縦約32mm、横約6mmの長方形であった。また、作用極121の材料は、黒鉛であり、当該黒鉛には、電子メディエーターとしてのヘキサシアノ鉄(III)酸カリウムが混合されていた。一方、対極122の材料は、銀/塩化銀であった。
さらに、この作用極121上に、グルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)及びピロロキノリンキノン(PQQ)を固定されていた。固定は、上記グルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)及びピロロキノリンキノン(PQQ)を含むMES溶液を作用極121上に塗布した後、乾燥することにより行われたものであった。
さらに、作用極121上に可溶性デンプン(ナカライテスク社製)を固定した。具体的には、可溶性デンプンのMES溶液(濃度約250g/l)を約0.5〜2μl塗布し、乾燥させることにより行った。このようにして、本発明のセンサチップ1を作製した。
(実施例2)
可溶性デンプンの代わりに、コーンスターチ(ナカライテスク社製)を用いたこと以外は、実施例1と同様の方法で本発明のセンサチップ1を作製した。
(実施例3)
可溶性デンプンの代わりに、グリコーゲン(ナカライテスク社製)を用いたこと以外は、実施例1と同様の方法で本発明のセンサチップ1を作製した。
(実験例)
実施例1〜3のセンサチップの作用極121及び対極122の電極系それぞれに、各濃度に調製したα−アミラーゼ溶液を展開し、発生した電流値をポテンションスタッドで測定した。その結果を、図3に示す。図3によれば、いずれの測定においても十分な電流値が得られたことが確認された。特許文献3の図21の結果と比較しても格別に高い電流値が得られていることは明白である。
本発明のストレス測定キットは、センサ本体がコンパクトであるために、携帯用のストレス測定装置として普及するであろう。また、十分な感度が得られるために、誤差による影響が小さく、正確なアミラーゼ活性値並びにストレス度を測定することができる。

Claims (10)

  1. 被験者のストレス度を測定するためのキットであって、
    (A)電気絶縁性基板、前記電気絶縁性基板上に載置した少なくとも作用極並びに対極を含む電極系を具備し、前記作用極上にグルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)並びに電子メディエーターを固定したセンサチップ、
    (B)多糖類
    及び(C)前記センサチップを挿入する挿入口、前記センサチップを前記挿入口に挿入した場合に前記センサチップの電極系と電気的に接続される電気的測定手段並びに前記電気的測定手段により測定された電流値若しくは電気量をアミラーゼ活性値に換算する換算手段を具備するセンサ本体
    を備えたストレス測定キット。
  2. 前記多糖類は、前記センサチップの作用極上に固定されてなる請求項1に記載のストレス測定キット。
  3. さらに、前記作用極上にグルコースデヒドロゲナーゼの補酵素を固定してなる請求項1に記載のストレス測定キット。
  4. グルコースデヒドロゲナーゼの補酵素が、ピロロキノリンキノン(PQQ)、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)及びニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADP)からなる群より選択される少なくとも1である請求項3に記載のストレス測定キット。
  5. さらに、唾液採取器具を備えた請求項1に記載のストレス測定キット。
  6. 前記唾液採取器具は、軸体と、前記軸体の一端に設けた把持部と、前記軸体の他端に設けた絨毛支持体と、前記絨毛支持体に支持されてなるポリアミド絨毛を備えたものである請求項5に記載のストレス測定キット。
  7. ストレス測定キットを用いて被検者のストレス度を測定する方法であって、
    前記ストレス測定キットは、
    (A)電気絶縁性基板、前記電気絶縁性基板上に載置した少なくとも作用極並びに対極を含む電極系を具備し、前記作用極上にグルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)並びに電子メディエーターを固定したセンサチップ、
    (B)多糖類
    及び(C)前記センサチップを挿入する挿入口、前記センサチップを前記挿入口に挿入した場合に前記センサチップの電極系と電気的に接続される電気的測定手段並びに前記電気的測定手段により測定された電流値若しくは電気量をアミラーゼ活性値若しくはストレス度に換算する換算手段を具備するセンサ本体
    を備え、
    (1)採取された唾液に多糖類を作用させる工程、
    (2)前記多糖類と作用させた唾液を前記電極系に展開する工程、
    (3)前記電極系にて発生した電流を電気的測定手段にて電流値若しくは電気量として測定する工程
    及び(4)前記電気的測定手段にて測定された電流値若しくは電気量を、換算手段によりアミラーゼ活性値若しくはストレス度に換算する工程
    を含むストレス測定方法。
  8. 前記多糖類は、前記センサチップの作用極上に固定されてなり、
    上記(1)及び(2)の工程を同時に行うことを特徴とする請求項7に記載のストレス測定方法。
  9. 前記(1)の工程は、唾液採取器具に採取された唾液を、センサチップに転写することにより行う請求項8に記載のストレス測定方法。
  10. 前記唾液採取器具は、軸体と、前記軸体の一端に設けた把持部と、前記軸体の他端に設けた絨毛支持体と、前記絨毛支持体に支持されてなるポリアミド絨毛を備えたものである請求項9に記載のストレス測定方法。
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