JP4892709B2 - 乗車媒体処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動改札装置や自動精算装置などの乗車媒体処理装置に関し、特に、運賃の誤収受を防止するための多重化判定の技術に関する。
自動改札装置においては、投入された乗車媒体から読み取った情報に基づいて、通行可否、精算金額、精算経路などの判定を行うための判定ボードが内蔵されている。この判定ボードには、判定プログラムや運賃データなどが格納されたメモリが搭載されているが、メモリが故障したり回路基板上で短絡等の電気的異常が生じると、正確な判定を行うことができなくなり、誤判定が発生する。この場合、自動改札装置の扉が閉じて利用者の通行が禁止されれば、係員対応による処理となるので、運賃が過徴収されるおそれはない。しかしながら、誤判定があっても通行が許可された場合は、利用者自身も誤判定が行なわれたことに気が付かず、運賃の誤収受が行われている可能性がある。
そこで、上記問題の対策として、下記の特許文献1には、ハードウェアの一部に発生した不具合による誤判定に基づいて改札処理が行われるのを防止する技術が開示されている。本文献においては、乗車媒体から読取った乗車券情報に対して、メインCPUボードと判定CPUボードとで同じ判定ロジックによる判定処理を実行し、それらの判定結果が一致しなかった場合に、判定結果が異常であると判断し改札処理を中断するようにしている。
特開2004−185210号公報
しかしながら、上記特許文献1では、ハードウェアの不具合には対応できるが、2つのボードで同じ判定ロジックにより判定処理を行うため、判定ロジックそのものに不具合があった場合には対応できないという問題がある。
そこで、異なる判定ロジックを持つ2つの判定ボードの判定結果を比較する多重化判定により、判定ロジックの不具合に対応できるようにすることが考えられる。しかし、この場合は、どちらかの判定ボードに故障やプログラムの不具合などが発生すると、多重化判定ができなくなり、装置の稼動が停止することで乗客の円滑な通行が阻害されるという問題が生じる。また、装置の稼動を継続するために一方の判定ボードだけで判定を行うようにすると、判定の信頼性が損なわれるという問題がある。
本発明は、上述した問題点に鑑み、多重化判定において一部の判定手段に故障などが発生した場合でも、装置の稼動を継続させつつ、信頼性の高い判定が行なえるようにすることを目的とする。
第1の発明に係る乗車媒体処理装置は、乗車媒体に記録されている乗車媒体情報を読み取る読取手段と、この読取手段が読み取った乗車媒体情報に基づき、互いに異なる判定ロジックにより乗車媒体の適否を判定する複数の判定手段と、これらの複数の判定手段による判定結果を比較する比較手段と、この比較手段による比較の結果、複数の判定手段の判定結果がすべて一致する場合に、当該判定結果と当該判定に係る乗車媒体情報とを記憶する記憶手段と、比較手段による比較結果に基づいて所定の処理を行なう制御手段とを備える。制御手段は、複数の判定手段の1つを残して他の判定手段が切り離された後は、読取手段が読み取った乗車媒体情報を残された判定手段に入力して、当該判定手段の判定結果と記憶手段に記憶されている判定結果とを乗車媒体情報に基づいて比較し、一致する判定結果がある場合は、当該判定結果に基づく処理を行ない、一致する判定結果がない場合は、係員への案内処理を行なう。
このように、別の判定ロジックを持つ複数の判定手段の判定結果を比較する多重化判定を行なうことにより、いずれかの判定手段の判定ロジックに不具合があった場合は、判定結果が不一致となるので、判定ロジックそのものの不具合にも対応することができる。また、故障などにより判定手段の1つを残して他の判定手段が切り離された場合でも、残された判定手段により判定を行ない、この判定結果を記憶手段に記憶されている過去の判定結果と比較することにより、一種の多重化判定が行なわれるので、判定の信頼性を損なうことなく、装置の稼動を継続することができる。
第2の発明に係る乗車媒体処理装置は、乗車媒体に記録されている乗車媒体情報を読み取る読取手段と、この読取手段が読み取った乗車媒体情報に基づき、互いに異なる判定ロジックにより乗車媒体の適否を判定する複数の判定手段と、これらの複数の判定手段による判定結果を比較する比較手段と、この比較手段による比較の結果、複数の判定手段の判定結果がすべて一致する場合に、当該判定に係る乗車媒体情報を記憶する記憶手段と、比較手段による比較結果に基づいて所定の処理を行なう制御手段とを備える。制御手段は、複数の判定手段の1つを残して他の判定手段が切り離された後は、読取手段が読み取った乗車媒体情報を記憶手段に記憶されている乗車媒体情報と比較し、一致する乗車媒体情報がある場合は、読み取った乗車媒体情報を残された判定手段に入力して当該判定手段の判定結果に基づく処理を行ない、一致する乗車媒体情報がない場合は、係員への案内処理を行なう。
このように、別の判定ロジックを持つ複数の判定手段の判定結果を比較する多重化判定を行なうことにより、いずれかの判定手段の判定ロジックに不具合があった場合は、判定結果が不一致となるので、判定ロジックそのものの不具合にも対応することができる。また、故障などにより判定手段の1つを残して他の判定手段が切り離された場合でも、読み取った乗車媒体情報を記憶手段に記憶されている過去の一致判定に係る乗車媒体情報と比較し、一致するものがある場合に限り、その乗車媒体情報に対して残された判定手段により判定を行なうことにより、一種の多重化判定が行なわれるので、判定の信頼性を損なうことなく、装置の稼動を継続することができる。
本発明の実施形態では、判定手段は、互いに異なる判定ロジックを持つ判定プログラムを搭載した判定ボードからなる。これによると、判定処理はすべて判定ボード側で行なわれ、制御手段では判定処理を行なう必要がないので、制御手段の負荷を軽減することができる。
本発明の他の実施形態では、判定手段は、互いに異なる判定ロジックを持つ判定プログラムを備え、一部の判定手段は、制御手段に含まれていて、当該判定手段による判定が制御手段によって実行される。また、他の判定手段は、判定プログラムを搭載した判定ボードからなり、制御手段から当該判定ボードへ送信された乗車媒体情報に基づき判定を行なう。判定をすべて判定ボード側で行なうと、前記のような利点がある反面、制御手段とそれぞれの判定ボードとの間で通信が行われるため、通信時間が長くなって、制御手段での処理に時間がかかる。しかるに、上記のようにすれば、一部の判定ボードの機能を制御手段が受け持つことになるので、当該判定ボードと制御手段との間の通信が不要となり、その分通信時間が短縮されて、制御手段での処理を迅速に行なうことができる。
本発明の乗車媒体処理装置は、自動改札装置に適用することができる。この場合、判定手段は、読取手段が読み取った乗車媒体情報に基づき、互いに異なる判定ロジックにより通行可否を判定する。また、制御手段は、比較手段による比較結果に基づいて通行の許可または禁止の処理を行なう。
本発明の乗車媒体処理装置は、自動精算装置にも適用することができる。この場合、判定手段は、読取手段が読み取った乗車媒体情報に基づき、互いに異なる判定ロジックにより精算可否を判定する。また、制御手段は、比較手段による比較結果に基づいて精算の許可または禁止の処理を行なう。
本発明によれば、多重化判定において判定手段に故障やプログラムの不具合などが発生した場合でも、装置の稼動を継続させつつ、信頼性の高い判定を行なうことができる。
以下、本発明を自動改札装置に適用した場合の実施形態につき、図を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る自動改札装置1のブロック図である。10は装置全体の動作を制御する制御部であって、CPU、メモリ、インターフェイスなどから構成される。11は、磁気券や非接触ICカード等からなる乗車媒体に記録されている乗車媒体情報を読み取り、また、乗車媒体に所定の情報を書き込むリーダライタである。乗車媒体には、切符、定期券、プリペイドカードなど各種のものが含まれる。乗車媒体情報としては、例えば、乗車駅、経由駅、乗車区間、有効期限、残額などの情報がある。12は自動改札装置1に投入された乗車媒体を搬送する券搬送部、13は自動改札装置1に設けられている扉(図示省略)を開閉する扉開閉部、14は乗客に対して案内表示を行なう表示部である。15は例えばハードディスクからなる記憶部であって、後述する判定ボードA,Bでの判定結果が一致した場合に、そのときの乗車媒体情報と判定結果とを判定一致情報として記憶する。100は自動改札装置1に接続されている上位装置であって、例えば駅の係員室に設置される。この上位装置100は、更に、センターに設置されている図示しないホスト装置に接続される。
自動改札装置1には、図示するような2つの判定ボードA,Bが内蔵されている。判定ボードAには、判定プログラムPa、運賃データDa、判定出力データXaが格納されるメモリ(図示省略)が搭載されている。判定ボードBには、判定プログラムPb、運賃データDb、判定出力データXbが格納されるメモリ(図示省略)が搭載されている。判定ボードAは例えばA社製であり、判定ボードBは例えばB社製である。このため、判定プログラムPaと運賃データDaはA社独自のものであり、判定プログラムPbと運賃データDbはB社独自のものとなっている。したがって、判定ボードAで判定を行なう場合の判定ロジックは、判定ボードBで判定を行なう場合の判定ロジックと異なっている。判定ボードAでは、リーダライタ11で乗車媒体情報が読み取られるごとに、判定プログラムPaに従って、後述するいくつかの判定項目について判定を行い、その判定結果を判定出力データXaとして出力する。これと並行して、判定ボードBでは、判定プログラムPbに従って同様の判定を行い、その判定結果を判定出力データXbとして出力する。
以上において、リーダライタ11は本発明における読取手段の一実施形態を構成し、判定ボードA,Bは本発明における判定手段の一実施形態を構成し、制御部10は本発明における比較手段および制御手段の一実施形態を構成し、記憶部15は本発明における記憶手段の一実施形態を構成している。
判定プログラムPa,Pbにより判定される判定項目には、「通行可否」「精算結果」「書込みデータ」「一件明細データ」「通過情報データ」「制御用データ」がある。「通行可否」は、投入された乗車媒体の適否に応じて通行を許可するか禁止するかを判定する項目である。「精算結果」は精算対象となる乗車経路や、当該乗車経路の運賃を判定する項目である。「書込みデータ」は、乗車媒体に対しての書込みの有無や、書込みデータを判定する項目である。「一件明細データ」は、乗車媒体(主にICカード)の乗車履歴を管理するための一件明細データを判定する項目である。「通過情報データ」は、乗車媒体がどの駅の改札装置を通過したかを示す通過情報データを判定する項目である。「制御用データ」は、扉開閉や画面表示などに用いる制御用データを判定する項目である。
制御部10では、判定ボードAでの判定結果と判定ボードBでの判定結果との比較を行なう。以下ではこの比較のことを「突合」という。比較の結果、図2(a)のように、各項目についての判定結果がすべて一致する場合は、当該判定に係る乗車媒体情報と判定結果とを記憶部15に記憶した後、当該判定結果に基づく処理を行なう。すなわち、乗車媒体が適正で判定結果が通行可であれば、表示部14に通行可のメッセージを表示し、扉開閉部13により扉を開けて乗客の通行を許可する。また、乗車媒体が不適正(例えば残額不足や有効期限切れ)で判定結果が通行不可であれば、表示部14に通行不可のメッセージを表示し、扉開閉部13により扉を閉じて乗客の通行を禁止する。
一方、図2(b)のように、各項目についての判定結果に一致しないもの(ここでは精算結果)がある場合は、駅の係員への案内処理を行なう。具体的には、表示部14に、異常が発生したので係員室へ行くように案内するメッセージを表示し、扉開閉部13により扉を閉じて乗客の通行を禁止する。これと並行して、制御部10は、判定不一致が発生したことを判定結果とともに上位装置100へ通知する。係員は、判定内容を確認した上で、乗客に対して所定の対応(例えば、乗車媒体に対する通行許可処理)を行なう。判定結果に不一致のものがある場合は、乗車媒体情報と判定結果とは記憶部15に記憶されない。
ところで、判定ボードAに搭載された判定プログラムPaと判定ボードBに搭載された判定プログラムPbは、判定ロジック(プログラムの中身)が異なるだけで基本仕様は同じであるから、各判定項目に対して最終的に出力される判定結果は、本来、図2(a)のように一致するはずである。しかしながら、例えば図3に示すように路線が非常に複雑になると、判定プログラムに欠陥が生じやすくなり、図2(b)のように判定結果に不一致が発生する場合がある。この場合は、いずれか(もしくは両方)の判定ボードの判定プログラムに不具合があることになる。そこで本実施形態では、上述したように、判定項目のそれぞれについて、判定ボードA,Bの判定結果を突合する多重化判定を行い、判定結果の一致・不一致に応じて所定の処理を行なうようにしている。
図4は、多重化判定の手順を示したフローチャートである。制御部10では、リーダライタ11が乗車媒体に記録されている乗車媒体情報を読み取ると(ステップS1)、読み取られた乗車媒体情報を判定ボードAと判定ボードBのそれぞれへ送信する(ステップS2)。
判定ボードAでは、制御部10から受け取った乗車媒体情報に基づいて、判定プログラムPaおよび運賃データDaにより、前記各判定項目について判定処理を行ない(ステップS3)、その判定結果を判定出力データXaとして制御部10へ送信する(ステップS4)。また、判定ボードBでも、制御部10から受け取った乗車媒体情報に基づいて、判定プログラムPbおよび運賃データDbにより、前記各判定項目について判定処理を行ない(ステップS5)、その判定結果を判定出力データXbとして制御部10へ送信する(ステップS6)。
制御部10は、判定ボードAから送られてきた判定結果(判定出力データXa)と、判定ボードBから送られてきた判定結果(判定出力データXb)とを突合する(ステップS7)。突合の結果、判定ボードAの判定結果と判定ボードBの判定結果とが、それぞれの判定項目についてすべて一致する場合は(ステップS8:YES)、そのときの乗車媒体情報と判定結果とを、判定一致情報として記憶部15に記憶して保存する(ステップS9)。その後、一致した判定結果に基づいて、前述した通行許可または通行禁止の処理を行なう(ステップS10)。一方、判定ボードAの判定結果と判定ボードBの判定結果に不一致のものがある場合は、前述した係員への案内処理が行なわれる(ステップS11)。
このようにして、互いに異なる判定ロジックを持つ2つの判定ボードA,Bの判定結果を突合する多重化判定により、判定ロジックに不具合があった場合は、いずれかの判定項目の判定結果が不一致となり、係員への案内処理が行なわれる。このため、乗客が気づかないまま乗車媒体から運賃が過徴収されるような事態は発生せず、係員対応によって運賃の誤収受を未然に防止することができる。
以上は、2つの判定ボードA,Bにより正常に多重化判定が行なわれる場合であるが、判定ボードA,Bのいずれかが故障したり、判定プログラムPa,Pbのいずれかに問題が発生したような場合には、不具合のある判定ボードの切り離しが行なわれる。また、判定ボードA,Bに不具合がなくても、朝夕のラッシュ時に判定時間の短縮を図るために、一方の判定ボードの切り離しを行なう場合もある。
図5は、判定ボードの切り離しがあった場合の判定手順を示したフローチャートである。ここでは、判定ボードBが切り離された場合を例に挙げる。制御部10では、リーダライタ11が乗車媒体に記録されている乗車媒体情報を読み取ると(ステップS21)、読み取られた乗車媒体情報を判定ボードAへ送信する(ステップS22)。判定ボードAでは、制御部10から受け取った乗車媒体情報に基づいて、判定プログラムPaおよび運賃データDaにより、前記各判定項目について判定処理を行ない(ステップS23)、その判定結果を判定出力データXaとして制御部10へ送信する(ステップS24)。
制御部10は、判定ボードAから送られてきた判定結果(判定出力データXa)と、記憶部15に保存されている判定結果とを、乗車媒体情報に基づいて比較し(ステップS25)、一致する判定結果があるか否かを調べる(ステップS26)。この結果、判定ボードAの判定結果と一致する判定結果がある場合は(ステップS26:YES)、当該判定結果に基づく処理を行なう。例えば、有効区間が図3のC駅−H駅(G駅経由)である定期券(金額チャージ可能なICカードとする)でC駅から乗車し、M駅で降車する場合、M駅の自動改札装置1の判定ボードAにおける通行可否の判定結果が通行可で、精算経路がH駅−M駅、精算金額が200円であるとする(簡単のために、他の判定項目の判定内容については省略する)。この場合、記憶部15の判定結果の中に、有効区間がC駅−H駅(G駅経由)の定期券でC駅から乗車しM駅で降車したケースに対して、通行可否については通行可、精算経路についてはH駅−M駅、精算金額については200円と判定しているものがあれば、M駅の自動改札装置1では、判定ボードAの判定結果に従い、扉を開いて通行を許可するとともに、乗車媒体の残額から200円を減額する処理を行なう。
記憶部15に保存されている判定結果は、過去において判定ボードA,Bの判定結果が一致した場合の判定結果である(図4のステップS8、S9)。したがって、判定ボードAの判定結果が過去の判定結果と一致すれば、その一致結果に従う処理を行なっても、運賃過徴収などの誤った処理がされるおそれはないと言える。すなわち、判定ボードBが切り離された場合でも、判定ボードAの判定結果を記憶部15の過去の判定結果と比較することにより、一種の多重化判定が行なわれるので、判定の信頼性を損なうことなく、自動改札装置1の稼動を継続することができる。
一方、判定ボードAの判定結果と一致する判定結果がない場合は(ステップS26:NO)、前述したステップS11と同様に、係員への案内処理が行なわれる(ステップS28)。判定ボードAの判定結果が、記憶部15に保存されている過去の判定結果と一致しない場合は、判定ボードAの判定結果に従って処理を行なうと、運賃過徴収などの誤った処理がされるおそれがある。そこで、この場合は、係員への案内処理を行ない、係員対応とすることで運賃の誤収受を未然に防止することができる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。自動改札装置1の構成は図1に示したものと基本的に同じであるが、記憶部15に乗車媒体情報のみが記憶される点が先の実施形態と異なる。図6は、多重化判定の手順を示したフローチャートであり、図4と同一の処理を行なうステップには同一の符号を付してある。図6の手順においては、図4のステップS9がステップS9aに置きかわっている。図4のステップS9では、判定ボードA,Bの判定結果が一致した場合に、乗車媒体情報と判定結果とを判定一致情報として記憶部15に保存したが、図6のステップS9aでは、判定ボードA,Bの判定結果が一致した場合に、乗車媒体情報のみを判定一致情報として記憶部15に保存する。その他については図4と変わりがないので、図4と同じステップについては説明を省略する。
図7は、判定ボードの切り離しがあった場合の判定手順を示したフローチャートである。ここでは、判定ボードBが切り離された場合を例に挙げる。制御部10では、リーダライタ11が乗車媒体に記録されている乗車媒体情報を読み取ると(ステップS31)、読み取られた乗車媒体情報と、記憶部15に保存されている乗車媒体情報とを比較し(ステップS32)、一致する乗車媒体情報があるか否かを調べる(ステップS33)。この結果、一致する乗車媒体情報がある場合は(ステップS33:YES)、その乗車媒体情報を判定ボードAへ送信する(ステップS34)。判定ボードAでは、制御部10から受け取った乗車媒体情報に基づいて、判定プログラムPaおよび運賃データDaにより、前記各判定項目について判定処理を行ない(ステップS35)、その判定結果を判定出力データXaとして制御部10へ送信する(ステップS36)。
制御部10は、判定ボードAから送られてきた判定結果(判定出力データXa)に従って処理を行なう(ステップS37)。例えば、M駅の自動改札装置1において、有効区間が図3のC駅−H駅(G駅経由)である定期券でC駅から乗車したことが乗車媒体情報として読み取られたとする(簡単のために、他の乗車媒体情報については省略する)。この場合、記憶部15の乗車媒体情報の中に、有効区間がC駅−H駅(G駅経由)の定期券でC駅から乗車したという乗車媒体情報があれば、M駅の自動改札装置1では、判定ボードAの判定結果に従う処理が行なわれる。例えば、判定ボードAでの通行可否の判定結果が通行可で、精算経路がH駅−M駅、精算金額が200円であれば(簡単のために、他の判定項目については省略する)、扉を開いて通行を許可するとともに、乗車媒体の残額から200円を減額する処理を行なう。
記憶部15に保存されている乗車媒体情報は、過去において判定ボードA,Bの判定結果が一致した場合の乗車媒体情報である(図6のステップS8、S9a)。したがって、読み取った乗車媒体情報が過去の乗車媒体情報と一致すれば、判定ボードAの判定結果に従う処理を行なっても、運賃過徴収などの誤った処理がされるおそれはないと言える。すなわち、判定ボードBが切り離された場合でも、読み取った乗車媒体情報を過去の一致判定に係る乗車媒体情報と比較し、一致するものがある場合に限り、その乗車媒体情報に対して判定ボードAによる判定を行なうことで、一種の多重化判定が行なわれるので、判定の信頼性を損なうことなく、自動改札装置1の稼動を継続することができる。
一方、一致する乗車媒体情報がない場合は(ステップS33:NO)、前述したステップS11と同様に、係員への案内処理が行なわれる(ステップS38)。読み取った乗車媒体情報が、記憶部15に保存されている乗車媒体情報と一致しない場合は、判定ボードAの判定結果に従って処理を行なうと、運賃過徴収などの誤った処理がされるおそれがある。そこで、この場合は、係員への案内処理を行ない、係員対応とすることで運賃の誤収受を未然に防止することができる。
以上の各実施形態においては、判定処理はすべて判定ボードA,Bで行なわれており、制御部10では判定処理を行なう必要がないので、制御部10の負荷を軽減することができる。
図8は、本発明の他の実施形態による多重化判定の手順を示したフローチャートである。図8において、図4と同一の処理を行なうステップには同一の符号を付してある。この実施形態では、ハードウェアとしての判定ボードは判定ボードBのみであり、判定ボードAの判定機能(ステップS3)が制御部10に組み込まれている。すなわち、制御部10が、判定プログラムPaおよび運賃データDaによる判定を行なう。この場合、制御部10は本発明における判定手段としても機能する。また、判定ボードBは、前記実施形態と同様に、制御部10から送信された乗車媒体情報に基づき、判定プログラムPbおよび運賃データDbによる判定を行なう。図8の手順は、ステップS2aにおいて乗車媒体情報が判定ボードBにのみ送信される点、ステップS1から直接ステップS3へ移行する点、および図4のステップS4が省略されている点を除いて、図4の手順と基本的に同じであるから、詳細な説明は省略する。また、判定ボードBが切り離された場合は、図5において、ステップS22,S24が省略され、ステップS23の判定処理が制御部10で実行される。
図4や図6のように、判定処理をすべて判定ボードA,Bで行なう場合は、前述したように制御部10の負荷を軽減することができるが、その反面、制御部10とそれぞれの判定ボードA,Bとの間で通信が行われるため、通信時間が長くなって、制御部10での処理に時間がかかる。しかるに、図8のようにすれば、判定ボードAの判定機能を制御部10が受け持つことになるので、判定ボードAと制御部10との間の通信が不要となり、その分通信時間が短縮されて、制御部10での処理を迅速に行なうことができる。
図9は、本発明の他の実施形態による多重化判定の手順を示したフローチャートである。図9において、図4と同一の処理を行なうステップには同一の符号を付してある。この実施形態では、判定ボードA,Bに加えて、判定ボードCが設けられている。判定ボードCは、判定ボードA,Bとともに本発明における判定手段の一実施形態を構成する。このように、3つの判定ボードA,B,Cにより判定を行ない、その判定結果を突合することで、判定の信頼性が更に向上する。判定ボードは、必要に応じて4つ以上設けることも可能である。図9の手順は、判定ボードCによる判定処理(ステップS12)と判定結果の送信処理(ステップS13)が加わるだけで、図4の手順と基本的に同じであるから、詳細な説明は省略する。なお、図9において、例えば判定ボードCが切り離された場合は、判定ボードA,Bによる多重化判定(図4と同様)が行なわれ、判定ボードBと判定ボードCが切り離された場合は、判定ボードAのみによる判定(図5と同様)が行なわれる。
以上説明した実施形態においては、乗車媒体処理装置として自動改札装置1を例に挙げたが、本発明は自動改札装置だけでなく、自動精算装置にも適用することができる。図10は、本発明の実施形態に係る自動精算装置2のブロック図である。図10において、図1と同一または対応するブロックには同一符号を付してある。20は装置全体の動作を制御する制御部であって、CPU、メモリ、インターフェイスなどから構成される。21は、磁気券や非接触ICカード等からなる乗車媒体に記録されている乗車媒体情報を読み取り、また、乗車媒体に所定の情報を書き込むリーダライタである。乗車媒体には、切符、定期券、プリペイドカードなど各種のものが含まれる。乗車媒体情報としては、例えば、乗車駅、経由駅、乗車区間、有効期限、残額などの情報がある。22は自動精算装置2に投入された貨幣(硬貨および紙幣)を処理する貨幣処理部、23は精算券を発行する発券部、24は精算金額などを表示する表示部である。25は例えばハードディスクからなる記憶部であって、互いに異なる判定ロジックを持つ判定ボードA,Bでの判定結果が一致した場合に、そのときの乗車媒体情報と判定結果とを判定一致情報として記憶する。
以上において、リーダライタ21は本発明における読取手段の一実施形態を構成し、判定ボードA,Bは本発明における判定手段の一実施形態を構成し、制御部20は本発明における比較手段および制御手段の一実施形態を構成し、記憶部25は本発明における記憶手段の一実施形態を構成している。
自動精算装置2の場合は、図2の判定項目における「通行可否」が「精算可否」に置き換わるだけで、他の判定項目は同じである。精算可の場合は、精算が許可されて精算券が発行され、精算不可の場合は、精算が禁止されて投入された乗車媒体が返却される。また、多重化判定の手順や、一方の判定ボードが切り離された場合の処理手順も、自動改札装置1の場合と基本的に同じである。さらに、自動改札装置1について述べた各実施形態は、自動精算装置2においても採用することができる。したがって、本発明を自動精算装置2に適用した場合も、自動改札装置1の場合と同様の効果が得られる。
本発明の実施形態に係る自動改札装置のブロック図である。 判定結果の一致、不一致を説明する図である。 鉄道路線の例である。 多重化判定の手順を示したフローチャートである。 判定ボードの切り離しがあった場合の判定手順を示したフローチャートである。 他の実施形態による多重化判定の手順を示したフローチャートである。 他の実施形態による判定ボードの切り離しがあった場合の判定手順を示したフローチャートである。 他の実施形態による多重化判定の手順を示したフローチャートである。 他の実施形態による多重化判定の手順を示したフローチャートである。 本発明の実施形態に係る自動精算装置のブロック図である。
符号の説明
1 自動改札装置
2 自動精算装置
10,20 制御部
11,21 リーダライタ
15,25 記憶部
A,B,C 判定ボード
Pa,Pb,Pc 判定プログラム
Da,Db,Dc 運賃データ
Xa,Xb,Xc 判定出力データ

Claims (6)

  1. 乗車媒体に記録されている乗車媒体情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段が読み取った乗車媒体情報に基づき、互いに異なる判定ロジックにより乗車媒体の適否を判定する複数の判定手段と、
    前記複数の判定手段による判定結果を比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果、複数の判定手段の判定結果がすべて一致する場合に、当該判定結果と当該判定に係る乗車媒体情報とを記憶する記憶手段と、
    前記比較手段による比較結果に基づいて所定の処理を行なう制御手段とを備え、
    前記制御手段は、複数の判定手段の1つを残して他の判定手段が切り離された後は、前記読取手段が読み取った乗車媒体情報を残された判定手段に入力して、当該判定手段の判定結果と前記記憶手段に記憶されている判定結果とを乗車媒体情報に基づいて比較し、一致する判定結果がある場合は、当該判定結果に基づく処理を行ない、一致する判定結果がない場合は、係員への案内処理を行なうことを特徴とする乗車媒体処理装置。
  2. 乗車媒体に記録されている乗車媒体情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段が読み取った乗車媒体情報に基づき、互いに異なる判定ロジックにより乗車媒体の適否を判定する複数の判定手段と、
    前記複数の判定手段による判定結果を比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果、複数の判定手段の判定結果がすべて一致する場合に、当該判定に係る乗車媒体情報を記憶する記憶手段と、
    前記比較手段による比較結果に基づいて所定の処理を行なう制御手段とを備え、
    前記制御手段は、複数の判定手段の1つを残して他の判定手段が切り離された後は、前記読取手段が読み取った乗車媒体情報を前記記憶手段に記憶されている乗車媒体情報と比較し、一致する乗車媒体情報がある場合は、読み取った乗車媒体情報を残された判定手段に入力して当該判定手段の判定結果に基づく処理を行ない、一致する乗車媒体情報がない場合は、係員への案内処理を行なうことを特徴とする乗車媒体処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の乗車媒体処理装置において、
    前記判定手段は、互いに異なる判定ロジックを持つ判定プログラムを搭載した判定ボードからなることを特徴とする乗車媒体処理装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の乗車媒体処理装置において、
    前記判定手段は、互いに異なる判定ロジックを持つ判定プログラムを備え、
    一部の判定手段は、前記制御手段に含まれていて、当該判定手段による判定が制御手段によって実行され、
    他の判定手段は、前記判定プログラムを搭載した判定ボードからなり、前記制御手段から当該判定ボードへ送信された乗車媒体情報に基づき判定を行なうことを特徴とする乗車媒体処理装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の乗車媒体処理装置において、
    当該乗車媒体処理装置は自動改札装置であって、
    前記判定手段は、前記読取手段が読み取った乗車媒体情報に基づき、互いに異なる判定ロジックにより通行可否を判定し、
    前記制御手段は、前記比較手段による比較結果に基づいて通行の許可または禁止の処理を行なうことを特徴とする乗車媒体処理装置。
  6. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の乗車媒体処理装置において、
    当該乗車媒体処理装置は自動精算装置であって、
    前記判定手段は、前記読取手段が読み取った乗車媒体情報に基づき、互いに異なる判定ロジックにより精算可否を判定し、
    前記制御手段は、前記比較手段による比較結果に基づいて精算の許可または禁止の処理を行なうことを特徴とする乗車媒体処理装置。
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