JP2022138770A - 自動改札機、改札方法、および改札プログラム - Google Patents

自動改札機、改札方法、および改札プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】磁気媒体と光学的読取媒体とを組み合わせて使用する利用者に対して改札処理が行える技術を提供する。【解決手段】第1データ処理部は、第1媒体に磁気データで記録されている乗車券情報を第1乗車券情報として読み取る。第2データ処理部は、第2媒体に形成されている光学的読取コードが示す乗車券情報を第2乗車券情報として読み取る。判定部は、第1データ処理部が読み取った第1乗車券情報と、第2データ処理部が読み取った第2乗車券情報とを組み合わせた組合せ乗車券情報に基づいて、改札通路における利用者の通行を許可するかどうかを判定する。【選択図】図2

Description

この発明は、磁気媒体と、光学的読取媒体とを組み合わせて使用する利用者に対して改札処理を行う技術に関する。
従来、複数枚の乗車券を組み合わせて使用する利用者に対して改札処理を行う自動改札機があった(例えば、特許文献1参照)。
ここでは、利用者は、A駅(乗車駅)からB駅(経由駅)を経由してC駅(降車駅)までの区間を利用し、C駅の改札口に設置された自動改札機の改札通路を通行して、C駅の駅構内から出場する場合を例にして説明する。利用者は、例えばA駅からB駅までの区間で使用できる有効な乗車券X(A駅での入場時に使用した乗車券)と、B駅からC駅までの区間で使用できる有効な乗車券Yとを所持しているものとする。利用者は、C駅で出場するとき、乗車券X、および乗車券Yを自動改札機に連続して投入する。乗車券を投入する順番は、どちらが先であってもよい。
自動改札機は、投入された乗車券X、および乗車券Yが有効な乗車券であれば、これらの乗車券を組み合わせて利用できる区間を判断し、この区間がA駅からC駅までの区間を途切れることなく含んでいれば、利用者に対して改札通路の通行を許可する。
特開平11-203515号公報
しかしながら、特許文献1の自動改札機は、複数枚の磁気券(乗車券情報を磁気データで記録した乗車券)を使用する利用者に対して改札処理を行う構成であった。
乗車券の種類には、磁気券だけでなく、光学的読取券がある。ここで言う光学的読取券は、乗車券情報を示す光学的読取コード(QRコード(登録商標)等の二次元バーコード)が券面に形成された乗車券である。
種類が異なる磁気券と光学的読取券とを組み合わせて使用する利用者に対して改札処理が行える自動改札機の開発が要望されている。
この発明の目的は、磁気媒体と光学的読取媒体とを組み合わせて使用する利用者に対して改札処理が行える技術を提供することにある。
この発明の自動改札機は、上記目的を達成するため以下に示すように構成している。
第1データ処理部は、第1媒体に磁気データで記録されている乗車券情報を第1乗車券情報として読み取る。第1媒体は、例えば磁気券である。
第2データ処理部は、第2媒体に形成されている光学的読取コードが示す乗車券情報を第2乗車券情報として読み取る。第2媒体は、例えば、券面に光学的読取コードが印刷された光学的読取券であってもよいし、表示器の画面に光学的読取コードを表示させたスマートフォン等の携帯端末であってもよい。
判定部は、第1データ処理部が読み取った第1乗車券情報と、第2データ処理部が読み取った第2乗車券情報とを組み合わせた組合せ乗車券情報に基づいて、改札通路における利用者の通行を許可するかどうかを判定する。
この構成によれば、磁気媒体(第1媒体)と光学的読取媒体(第2媒体)とを組み合わせて使用する利用者に対して改札処理が行える。
また、判定部は、例えば、以下に示す第1単券判定、および第2単券判定を行う構成にしてもよい。
第1単券判定は、第2データ処理部で第2乗車券情報を読み取るよりも先に、第1データ処理部で第1乗車券情報を読み取った場合に行われる処理であり、今回読み取った第1乗車券情報で改札通路における利用者の通行を許可するかどうかを判定する処理である。また、第2単券判定は、第1データ処理部で第1乗車券情報を読み取るよりも先に、第2データ処理部で第2乗車券情報を読み取った場合に行われる処理であり、今回読み取った第2乗車券情報で改札通路における利用者の通行を許可するかどうかを判定する処理である。
また、判定部は、第1単券判定、または第2単券判定で、改札通路における利用者の通行を許可すると判定した場合、組合せ判定を行わない。
この構成では、磁気媒体と光学的読取媒体とを組み合わせて使用する利用者だけでなく、1枚の磁気媒体を使用する利用者、および1枚の光学的読取媒体を使用する利用者に対する改札処理も適正に行える。
また、例えば、判定部は、第1単券判定で第1乗車券情報が有効であるかどうかを判定し、有効でないと判定した場合、組合せ判定を行うことなく、改札通路における利用者の通行を許可しないと判定する構成にしてもよい。
また、判定部は、例えば、第1単券判定で第1乗車券情報が有効であると判定し、且つ改札通路における利用者の通行を許可すると判定しなかった場合、第2データ処理部で第2乗車券情報の読み取りが第1タイミングに達するまでに行われなかったとき、組合せ判定を行うことなく、改札通路における利用者の通行を許可しないと判定する構成にしてもよい。
第1タイミングは、第1乗車券情報を読み取った時刻から、所定時間経過したタイミングあってもよいし、その他の時刻を基準にして定めたタイミングであってもよい。
また、例えば、判定部は、第2単券判定で第2乗車券情報が有効であるかどうかを判定し、有効でないと判定した場合、組合せ判定を行うことなく、改札通路における利用者の通行を許可しないと判定する構成にしてもよい。
また、判定部は、例えば、第2単券判定で第2乗車券情報が有効であると判定し、且つ改札通路における利用者の通行を許可すると判定しなかった場合、第1データ処理部で第1乗車券情報の読み取りが第2タイミングに達するまでに行われなかったとき、組合せ判定を行うことなく、前記改札通路における利用者の通行を許可しないと判定する構成にしてもよい。
第2タイミングは、第2乗車券情報を読み取った時刻から、所定時間経過したタイミングあってもよいし、その他の時刻を基準にして定めたタイミングであってもよい。
また、自動改札機は、第2データ処理部で第2乗車券情報を読み取ると、この第2乗車券情報が使用中である旨を出力する出力部を備える構成にしてもよい。
この発明によれば、磁気媒体と光学的読取媒体とを組み合わせて使用する利用者に対する改札処理を行える。
利用者が磁気券、および光学的読取券を組み合わせて使用するパターンの一例を説明する図である。 自動改札機の主要部の構成を示すブロック図である。 自動改札機における改札処理を示すフローチャートである。 自動改札機の第1単券処理を示すフローチャートである。 自動改札機の第2単券処理を示すフローチャートである。 自動改札機の組合せ判定処理を示すフローチャートである。 変形例の自動改札機の第1単券処理を示すフローチャートである。 変形例の自動改札機の第2単券処理を示すフローチャートである。 変形例の自動改札機の組合せ判定処理を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施形態について説明する。
<1.適用例>
この例の自動改札機は、駅の改札口に設置され、駅構内へ入場する利用者や、駅構内から出場する利用者に対して改札処理を行う。この例の自動改札機は、利用者が所持する乗車券を受け付け、その乗車券に記録されている乗車券情報に基づいて、改札処理を行う。また、この例の自動改札機は、磁気券(この発明で言う、第1媒体に相当する。)、および光学的読取券(この発明で言う、第2媒体に相当する。)を乗車券として受け付ける構成を有している。そして、この例の自動改札機は、磁気券、および光学的読取券を受け付け、利用者に対する改札処理をこれらの乗車券を組み合わせて行うことができる。
なお、この自動改札機は、磁気券、および光学的読取券以外の種類の乗車券(例えば、公知の非接触IC券)を受け付ける構成を有していてもよい。
ここで言う、磁気券は、乗車券情報を磁気データで記録した乗車券である。また、光学的読取券は、乗車券情報を示す光学的読取コード(例えば、QRコード(登録商標)等の二次元バーコード)を券面に形成した乗車券である。また、非接触IC券は、乗車券情報をメモリに記憶し、通信エリアが数cmである近接型無線通信機能を有する乗車券である。また、乗車券情報には、有効期間、および有効区間にかかる情報等が含まれている。
なお、ここでは、自動改札機が非接触IC券を受け付ける構成については説明を省略する。
図1を参照して、磁気券、および光学的読取券を受け付けたときに、これらの乗車券を組み合わせた利用者に対する改札処理の例について説明する。
ここでは、図1に示すように、利用者が、A駅からB駅を経由してC駅までの区間を利用する場合を例にして説明する。この利用者は、乗車券X、および乗車券Yを所持している。乗車券Xは、例えば、利用者がA駅に設置されている券売機(不図示)で購入したキップである。この乗車券Xの有効区間は、A駅からB駅までの区間を含んでいるが、A駅からC駅までの区間全体を含んでいない(図1では、乗車券Xの有効区間を、A駅からB駅までの区間として示している。)また、この例では、乗車券Xを光学的読取券とする。また、乗車券Yは、例えば、利用者が所有している定期券である。この乗車券Yの有効区間は、B駅からC駅までの区間を含んでいるが、A駅からC駅までの区間全体を含んでいない(図1では、乗車券Yの有効区間を、B駅からC駅までの区間として示している。)。また、この例では、乗車券Yを磁気券とする。
利用者は、A駅で入場するとき、乗車券Xの券面に形成されている光学的読取コード(乗車券情報)を自動改札機に読み取らせ、A駅の構内に入場する。すなわち、利用者は、A駅で入場するときの改札処理で乗車券Yを使用しない。
利用者は、C駅で出場するとき、乗車券Xの券面に形成されている光学的読取コードを自動改札機に読み取らせるとともに、乗車券Yに記録されている磁気データ(乗車券情報)を自動改札機に読み取らせる。利用者が自動改札機に乗車券情報を読み取らせる順番は、乗車券X、乗車券Yの順番であってもよいし、乗車券Y、乗車券Xの順番であってもよい。
自動改札機は、乗車券X、および乗車券Yがともに有効な乗車券であれば、乗車券Xの有効区間と、乗車券Yの有効区間とを組み合わせる。自動改札機は、組み合わせた組合せ区間がA駅からC駅までの区間を途切れることなく含んでいれば、利用者に対して改札通路の通行を許可する(C駅での出場を許可する。)。
なお、上記の例は、あくまでも利用者が磁気券、および光学的読取券を組み合わせて使用する場合の一例を説明するものであって、利用者が磁気券、および光学的読取券を組み合わせて使用する状況や、乗車券Xと乗車券Yとの組み合わせパターンが、上記の例に限るということではない。例えば、乗車券X、または乗車券Yは、1日乗車券等の企画券であってもよいし、回数券であってもよい。また、乗車券Xが磁気券であって、乗車券Yが光学的読取券であってもよい。また、利用者は、駅構内から出場するときだけでなく、駅構内に入場するときに、磁気券、および光学的読取券を組み合わせて使用してもよい。
このように、この例の自動改札機は、磁気券、および光学的読取券を組み合わせて使用した利用者に対して改札処理を行える。
<2.構成例>
図2は、この例の自動改札機の主要部の構成を示すブロック図である。自動改札機1は、制御ユニット11と、磁気券処理部12と、光学的読取券処理部13と、利用者検知部14と、表示部15と、扉開閉部16と、上位通信部17と、タイマ18と、標準電波受信部19とを備えている。
制御ユニット11は、自動改札機1本体各部の動作を制御する。また、制御ユニット11は、判定部20を備えている。制御ユニット11が有する、判定部20の詳細については後述する。
磁気券処理部12は、投入口に投入された磁気券を搬送路に沿って放出口、または回収部に選択的に搬送する搬送部を有している。投入口は、改札通路の入口側に設けられ、放出口は、改札通路の出口側に設けられている。磁気券処理部12は、読取ヘッド、および書込ヘッドを有する。読取ヘッドは、書込ヘッドよりも投入口側に配置されている。また、読取ヘッドと書込ヘッドとの間には、磁気券を一時的に保留できる保留部が設けられている。磁気券処理部12は、読取ヘッドを、搬送路に沿って搬送されている磁気券に当接させ、この磁気券に磁気データで記録されている乗車券情報を読み取る。また、磁気券処理部12は、書込ヘッドを、搬送路に沿って搬送されている磁気券に当接させ、この磁気券に対して磁気データで乗車券情報を記録する。磁気券処理部12は、必要に応じて、読取ヘッドを当接させて乗車券情報(磁気データ)を読み取った磁気券を保留部で保留する(一時的に磁気券の搬送を停止する。)。
磁気券処理部12が、この発明で言う、第1データ処理部に相当する。
光学的読取券処理部13は、読取エリアに翳された光学的読取券の光学的読取コードを撮像し、撮像した光学的読取コードが示す乗車券情報を取得する。読取エリアは、改札通路の入口側に設けられている。
光学的読取券処理部13が、この発明で言う、第2データ処理部に相当する。
利用者検知部14は、改札通路における利用者の通行方向に並べた複数の光電センサを有する。利用者検知部14は、複数の光電センサで改札通路を通行している利用者の位置を検知することにより、改札通路を通行している利用者を追跡する。
表示部15は、改札通路に進入した利用者に対するメッセージを表示する表示器を有する。表示器は、改札通路の出口側に設けられている。
扉開閉部16は、改札通路における利用者の通行可否の判定結果に基づいて、この利用者の出口側に位置する扉を開閉する。
上位通信部17は、光学的読取券の状態を管理する上位サーバとの間でデータ通信を行う。光学的読取券の状態とは、未入場状態、入場済み状態、出場済み状態、使用済み状態である。未入場状態は、その光学的読取券が駅への入場に一度も使用されていない状態である。入場済み状態は、その光学的読取券が駅への入場に使用され、駅からの出場に使用されていない状態である。出場済み状態は、対応する光学的読取券が駅からの出場に使用された状態である。使用済み状態は、対応する光学的読取券が鉄道を利用する際の改札処理で使用できない状態である。
なお、使用済み状態は、鉄道の利用に繰り返し利用できる光学的読取券がある場合に必要な状態である。
タイマ18は、時刻を計時する内蔵時計である。
次に、制御ユニット11が有する判定部20について説明する。判定部20は、改札通路に進入した利用者に対して、改札通路の通行を許可するかどうかを判定する。この判定部20は、有効券判定部21、第1単券判定部22、第2単券判定部23、組合せ部24、および組合せ判定部25を有している。
有効券判定部21は、乗車券情報を読み取った乗車券(磁気券、および光学的読取券)が有効であるかどうかを判定する。言い換えれば、有効券判定部21は、乗車券から読み取った乗車券情報が有効であるかどうかを判定している。有効券判定部21は、例えば、今日が有効期間内でなければ有効でない(無効である)と判定する。また、有効券判定部21は、例えば、乗車券情報を読み取った乗車券が使用済みの乗車券であれば無効であると判定する。
第1単券判定部22は、磁気券処理部12が投入口に投入された磁気券から読み取った乗車券情報で利用者に対する改札通路の通行可否を判定する。第1単券判定部22は、利用者に対する改札通路の通行可否の判定に、光学的読取券処理部13が読取エリアに翳された光学的読取券から読み取った乗車券情報を用いない。また、第1単券判定部22は、光学的読取券処理部13が読取エリアに翳された光学的読取券から乗車券情報を読み取るよりも先に、磁気券処理部12が投入口に投入された磁気券から乗車券情報を読み取った場合に、磁気券から読み取った乗車券情報で利用者に対する改札通路の通行可否を判定する。
第2単券判定部23は、光学的読取券処理部13が読取エリアに翳された光学的読取券から読み取った乗車券情報で利用者に対する改札通路の通行可否を判定する。第2単券判定部23は、利用者に対する改札通路の通行可否の判定に、磁気券処理部12が投入口に投入された磁気券から読み取った乗車券情報を用いない。また、第2単券判定部23は、磁気券処理部12が投入口に投入された磁気券から乗車券情報を読み取るよりも先に、光学的読取券処理部13が読取エリアに翳された光学的読取券から乗車券情報を読み取った場合に、光学的読取券から読み取った乗車券情報で利用者に対する改札通路の通行可否を判定する。
組合せ部24は、磁気券の乗車券情報と、光学的読取券の乗車券情報とを組み合わせた組合せ乗車券情報を生成する。組合せ部24は、例えば、乗車券情報を読み取った磁気券で利用できる鉄道の区間と、乗車券情報を読み取った光学的読取券で利用できる鉄道の区間とを組み合わせ、この組み合わせた区間(以下、組合せ区間と言う。)で有効な乗車券情報を組合せ乗車券情報として生成する。
組合せ判定部25は、組合せ部24において生成された組合せ乗車券情報で利用者に対する改札通路の通行可否を判定する。
自動改札機1の制御ユニット11は、ハードウェアCPU、メモリ、その他の電子回路によって構成されている。ハードウェアCPUが、この発明にかかる改札プログラムを実行したときに、判定部20として動作する。すなわち、ハードウェアCPUが、この発明にかかる改札プログラムを実行したときに、判定部20を構成する有効券判定部21、第1単券判定部22、第2単券判定部23、組合せ部24、および組合せ判定部25として動作する。また、メモリは、この発明にかかる改札プログラムを展開する領域や、この改札プログラムの実行時に生じたデータ等を一時記憶する領域を有している。制御ユニット11は、ハードウェアCPU、メモリ等を一体化したLSIであってもよい。また、ハードウェアCPUが、この発明にかかる改札方法を実行するコンピュータである。
<3.動作例>
図3は、この例の自動改札機の改札処理を示すフローチャートである。この例の自動改札機1は、磁気券処理部12が投入口に投入された磁気券から乗車券情報を読み取るか、光学的読取券処理部13が読取エリアに翳された光学的読取券から乗車券情報を読み取るのを待つ(s1、s2)。自動改札機1は、磁気券処理部12が投入口に投入された磁気券から乗車券情報を読み取ると、この磁気券が改札処理に使用できる有効な乗車券であるかどうかを判定する(s3)。s3で無効であると判定される磁気券は、例えば、今日が有効期間内でない磁気券である。s3では、これら以外にも、無効と判定する条件を定めてもよい。有効券判定部21が、s3にかかる処理を行う。
自動改札機1は、s3で有効であると判定すると、後述する第1単券判定を行い(s4)、s1に戻る。また、自動改札機1は、s3で無効である(有効でない)と判定すると、今回乗車券情報を読み取った磁気券を放出口に放出するとともに、利用者にとっての出口側に設けられている扉を閉し(s7、s8)、s1に戻る。s7、s8にかかる処理の順番は、どちらを先に実行してもよいし、並行して実行してもよい。
また、自動改札機1は、光学的読取券処理部13が読取エリアに翳された光学的読取券から乗車券情報を読み取ると、この光学的読取券が改札処理に使用できる有効な乗車券であるかどうかを判定する(s5)。s5で無効であると判定される光学的読取券は、例えば、今日が有効期間内でない光学的読取券、使用済み状態の光学的読取券である。s5では、これら以外にも、無効と判定する条件を定めてもよい。有効券判定部21が、s5にかかる処理を行う。
ここで、光学的読取券の使用状態の管理について、簡単に説明しておく。公知のように、自動改札機1は、改札処理で磁気券が使用され、利用者に対して改札通路の通行を許可したとき、磁気券処理部12において使用状態を磁気券に乗車券情報の一部として磁気データで書き込んだり、その磁気券を回収したりする。したがって、磁気券は、乗車券情報を読み取ることによって、使用状態を取得できる。一方、自動改札機1は、改札処理で光学的読取券が使用され、利用者に対して改札通路の通行を許可したとき、光学的読取券処理部13において使用状態を光学的読取券に記録することができない。したがって、光学的読取券は、乗車券情報を読み取っても、使用状態を取得できない。
このため、例えば、光学的読取券の使用状態を上位サーバで管理し、自動改札機1は、光学的読取券から乗車券情報を読み取ると、その光学的読取券の使用状態を上位サーバに問い合わせることによって、使用状態を取得する。また、自動改札機1は、改札処理で光学的読取券が使用され、利用者に対して改札通路の通行を許可したとき、使用状態の更新を上位サーバに指示する。自動改札機1は、上位サーバとの通信を上位通信部17で行う。光学的読取券の状態は、未入場状態、入場済み状態、出場済み状態、使用済み状態である。
自動改札機1は、s5で無効である(有効でない)と判定すると、s8で利用者にとっての出口側に設けられている扉を閉し、s1に戻る。
このように、この例の自動改札機1は、光学的読取券よりも先に、有効な磁気券から乗車券情報を読み取ると、s4で第1単券判定を行い、磁気券よりも先に、有効な光学的読取券から乗車券情報を読み取ると、s6で第2単券判定を行う。
次に、s4にかかる第1単券判定について説明する。図4は、第1単券判定を示すフローチャートである。自動改札機1は、s1で受け付けた磁気券の乗車券情報に基づいて、改札通路における利用者の通行を許可するかどうかを判定する(s11)。s11では、例えば、サイクルエラーが生じておらず、且つ自動改札機1の設置駅での入出場に使用できる磁気券であれば、改札通路における利用者の通行を許可すると判定する。また、サイクルエラーが生じていたり、自動改札機1の設置駅での入出場に使用できない磁気券であったりした場合に、改札通路における利用者の通行を許可しないと判定する。サイクルエラーとは、周知のように、前回の利用が駅構内への入場で、且つ今回の利用が駅構内への入場である場合や、前回の利用が駅構内からの出場で、且つ今回の利用が駅構内からの出場である場合である。
自動改札機1は、s11で、改札通路における利用者の通行を許可すると判定すると、この利用者にとっての出口側に設けられている扉を開し(s16)、この第1単券判定を終了して、s1に戻る。自動改札機1は、s16で、必要に応じて今回投入口に投入された磁気券を放出口に放出する。このとき、自動改札機1は、磁気券処理部12において、磁気券に対して今回の使用にかかる情報を乗車券情報の一部として磁気データで書き込む。また、自動改札機1は、s16で、今回投入口に投入された磁気券を回収することもある。
自動改札機1は、s11で改札通路における利用者の通行を許可しないと判定すると、第1タイミングに達するか、光学的読取券処理部13が読取エリアに翳された光学的読取券から乗車券情報を読み取るのを待つ(s12、s13)。第1タイミングは、例えば、磁気券が投入口に投入されたタイミング、s2で有効と判定したタイミング、またはs11で通行を許可しないと判定したタイミングを基準にし、この基準にしたタイミングから、一定時間(例えば、3~5秒程度)経過したタイミングにすればよい。
なお、自動改札機1は、s11で改札通路における利用者の通行を許可しないと判定すると、今回投入口に投入された磁気券(乗車券情報を読み取った有効な磁気券)を保留部において保留している。
自動改札機1は、光学的読取券処理部13が読取エリアに翳された光学的読取券から乗車券情報を読み取ることなく、第1タイミングに達すると、保留部に保留している磁気券を放出口に放出するとともに、この利用者にとっての出口側に設けられている扉を閉し(s17、s18)、この第1単券判定を終了して、s1に戻る。s17、s18にかかる処理の順番は、どちらを先に実行してもよいし、並行して実行してもよい。
第1単券判定部22が、s11~s13にかかる判定を行う。
自動改札機1は、第1タイミングに達する前に、光学的読取券処理部13が読取エリアに翳された光学的読取券から乗車券情報を読み取ると、この光学的読取券が改札処理に使用できる有効な乗車券であるかどうかを判定する(s14)。s14は、上記したs5と同様の処理である。有効券判定部21が、s14にかかる判定を行う。
自動改札機1は、s14で光学的読取券が有効でないと判定すると、上記したs17、s18にかかる処理を実行し、この第1単券判定を終了する。また、自動改札機1は、s14で光学的読取券が有効であると判定すると、後述する組合せ判定を行い(s15)、この第1単券判定を終了する。
次に、s6にかかる第2単券判定について説明する。図5は、第2単券判定を示すフローチャートである。自動改札機1は、s2で受け付けた光学的読取券の乗車券情報に基づいて、改札通路における利用者の通行を許可するかどうかを判定する(s21)。s21では、例えば、サイクルエラーが生じておらず、且つ自動改札機1の設置駅での入出場に使用できる光学的読取券であれば、改札通路における利用者の通行を許可すると判定する。また、サイクルエラーが生じていたり、自動改札機1の設置駅での入出場に使用できない光学的読取券であったりした場合に、改札通路における利用者の通行を許可しないと判定する。
自動改札機1は、s21で、改札通路における利用者の通行を許可すると判定すると、この利用者にとっての出口側に設けられている扉を開し(s26)、この第2単券判定を終了して、s1に戻る。自動改札機1は、s26で、上位サーバに対して、今回の改札処理で使用された光学的読取券の使用状態の更新を指示する。これにより、上位サーバは、光学的読取券の使用状態を適正に管理できる。
自動改札機1は、s21で改札通路における利用者の通行を許可しないと判定すると、第2タイミングに達するか、磁気券処理部12が投入口に投入された磁気券から乗車券情報を読み取るのを待つ(s22、s23)。第2タイミングは、例えば、光学的読取券から乗車券情報を読み取ったタイミング、s5で有効と判定したタイミング、またはs21で通行を許可しないと判定したタイミングを基準にし、この基準にしたタイミングから、一定時間(例えば、3~5秒程度)経過したタイミングにすればよい。
なお、第1のタイミングを決定する際に基準にしたタイミングからの一定時間と、第2のタイミングを決定する際に基準にしたタイミングからの一定時間とは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
自動改札機1は、磁気券処理部12が投入口に投入された磁気券から乗車券情報を読み取ることなく、第2タイミングに達すると、この利用者にとっての出口側に設けられている扉を閉し(s28)、この第2単券判定を終了して、s1に戻る。
第2単券判定部23が、s21~s23にかかる判定を行う。
自動改札機1は、第2タイミングに達する前に、磁気券処理部12が投入口に投入された磁気券から乗車券情報を読み取ると、この磁気券が改札処理に使用できる有効な乗車券であるかどうかを判定する(s24)。s24は、上記したs5と同様の処理である。有効券判定部21が、s24にかかる判定を行う。
自動改札機1は、s24で磁気券が有効でないと判定すると、今回乗車券情報を読み取った磁気券を放出口に放出するとともに、利用者にとっての出口側に設けられている扉を閉し(s27、s28)、この第2単券判定を終了して、s1に戻る。
また、自動改札機1は、s24で磁気券が有効であると判定すると、以下で説明する組合せ判定を行い(s25)、この第2単券判定を終了する。
s15、およびs25にかかる組合せ判定は、同じ処理である。
図6は、この組合せ判定を示すフローチャートである。自動改札機1は、上記の説明から明らかなように、この組合せ判定を開始する前に、磁気券、および光学的読取券から乗車券情報を読み取っている。また、これらの磁気券、および光学的読取券は、有効な乗車券である。
自動改札機1は、磁気券から読み取った乗車券情報と、光学的読取券から読み取った乗車券情報とを組み合わせた組合せ乗車券情報を生成する(s31)。組合せ部24が、s31にかかる処理を行う。組合せ部24は、例えば、乗車券情報を読み取った磁気券で利用できる鉄道の区間と、乗車券情報を読み取った光学的読取券で利用できる鉄道の区間とを組み合わせた組合せ区間で有効な乗車券情報を組合せ乗車券情報として生成する。
自動改札機1は、組合せ部24において生成された組合せ乗車券情報で利用者に対して改札通路の通行を許可するかどうかを判定する(s32)。組合せ判定部25が、s32にかかる処理を行う。組合せ判定部25は、例えば駅構内から出場する利用者に対する改札処理である場合、利用者が今回利用した区間全体が組合せ区間に途切れることなく含まれていれば、利用者に対して改札通路の通行を許可すると判定する。言い換えれば、組合せ判定部25は、利用者が今回利用した区間の一部が、組合せ区間に含まれていなければ、利用者に対して改札通路の通行を許可しないと判定する。
自動改札機1は、s32で、利用者に対して改札通路の通行を許可しないと判定すると、今回乗車券情報を読み取った磁気券を放出口に放出するとともに、利用者にとっての出口側に設けられている扉を閉し(s34、s35)、この組合せ判定を終了して、s1に戻る。s34、s35にかかる処理の順番は、どちらを先に実行してもよいし、並行して実行してもよい。
自動改札機1は、s32で、利用者に対して改札通路の通行を許可すると判定すると、利用者にとっての出口側に設けられている扉を開し(s33)、この組合せ判定を終了して、s1に戻る。自動改札機1は、s33で、必要に応じて今回投入口に投入された磁気券を放出口に放出する。このとき、自動改札機1は、磁気券処理部12において、磁気券に対して今回の使用にかかる情報を乗車券情報の一部として磁気データで書き込む。また、自動改札機1は、s33で、今回投入口に投入された磁気券を回収することもある。また、自動改札機1は、s33で、上位サーバに対して、今回の改札処理で使用された光学的読取券の使用状態の更新を指示する。
このように、この例の自動改札機1は、磁気券と光学的読取券とを組み合わせて使用する利用者に対して改札処理を行える。また、この例の自動改札機1は、1枚の磁気券、または1枚の光学的読取券を使用する利用者に対しても、公知の自動改札機と同様に改札処理を行えるので、利用者の利便性を低下させることもない。
<4.変形例>
この変形例の自動改札機1は、上記の例と同様に図2に示した構成である。
この変形例の自動改札機1は、光学的読取券の不正使用に対するセキュリティを一層向上させるものである。周知のように、光学的読取券の券面に形成されている光学的読取コードは、コピー等によって簡単に複製できる。この変形例の自動改札機1は、上記した組合せ判定処理を行っている光学的読取券が、他の自動改札機1で不正に使用されてしまうことに対するセキュリティを向上させるものである。
この変形例では、上位サーバは、光学的読取券の状態(未入場状態、入場済み状態、出場済み状態、使用済み状態)の管理だけでなく、光学的読取券が組合せ判定に使用されている最中であるかどうかを示す状態フラグの管理も行う。上位サーバは、自動改札機1から組合せ判定中状態が通知されると、この状態フラグをオンし、自動改札機1から組合せ判定中状態の解除が通知されると、この状態フラグをオフする。
この変形例の自動改札機1は、図3に示した処理と略同等の処理を実行する。異なる点は、s5にかかる判定で、状態フラグがオンである光学的読取券(乗車券情報が組合せ判定に使用されている最中である光学的読取券)についても、有効な乗車券であると判定しない(無効であると判定する。)点で相違する。
図7は、この変形例の自動改札機の第1単券判定を示すフローチャートである。図7では、図4と同じ処理については同じステップ番号を付している。ここでは、上記した例と、異なる点についてのみ説明する。この変形例の自動改札機1は、s13で、第1タイミングに達する前に、光学的読取券処理部13が読取エリアに翳された光学的読取券から乗車券情報を読み取ると、この光学的読取券が改札処理に使用できる有効な乗車券であるかどうかを判定する(s41)。s41では、状態フラグがオンである光学的読取券(乗車券情報が組合せ判定に使用されている最中である光学的読取券)についても、有効な乗車券であると判定しない(無効であると判定する。)。
また、この変形例の自動改札機1は、s41で有効であると判定すると、今回乗車券情報を読み取った光学的読取券が組合せ判定中状態であることを上位サーバに通知し(s42)、s15の組合せ判定を開始する。上位サーバは、自動改札機1からの通知に応じて、対応する光学的読取券の状態フラグをオンにする。これにより、今回光学的読取券から読み取った乗車券情報が組合せ判定に使用されている最中であることが上位サーバに登録される。
なお、図7に示すように、この第1単券判定にかかる上記以外の処理は、図4に示した処理と同様であるので、ここでは説明を省略する。
図8は、この変形例の自動改札機の第2単券判定を示すフローチャートである。図8では、図5と同じ処理については同じステップ番号を付している。ここでは、上記した例と、異なる点についてのみ説明する。この変形例の自動改札機1は、s21で通行を許可しないと判定すると、今回乗車券情報を読み取った光学的読取券が組合せ判定中状態であることを上位サーバに通知し(s51)、s22以降の処理を行う。
このように、この変形例の自動改札機1は、s51にかかる処理を追加した点で、上記の例と相違する。
図9は、この変形例の自動改札機の組み合わせ判定を示すフローチャートである。図9では、図6と同じ処理については同じステップ番号を付している。ここでは、上記した例と、異なる点についてのみ説明する。この変形例の自動改札機1は、s32で通行を許可しないと判定すると、今回乗車券情報を読み取った光学的読取券の組合せ判定中状態の解除を上位サーバに通知し(s61)、s34以降の処理を行う。変形例の自動改札機1は、s61、s34、s35にかかる処理を、どのような順番で実行してもよいし、これら3つの処理を並行して実行してもよい。
また、この変形例の自動改札機1は、s32で通行を許可すると判定すると、利用者にとっての出口側に設けられている扉を開し(s62)、この組合せ判定を終了して、s1に戻る。自動改札機1は、s62で、上位サーバに対して、今回の改札処理で使用された光学的読取券の使用状態の更新の指示とともに、組合せ判定中状態の解除の通知を行う。
このように、この変形例の自動改札機1は、組合せ判定で使用されている最中の光学的読取券が他の自動改札機1で使用されても、この光学的読取券を他の自動改札機1に無効であると判定させることができる。言い換えれば、この変形例の自動改札機1は、他の自動改札機1において組合せ判定で使用されている最中の光学的読取券から乗車券情報を読み取っても、この光学的読取券を無効と判定できる。したがって、ほぼ同じタイミングで不正にコピーされた光学的読取券が、複数の自動改札機1で不正に使用されることに対するセキュリティを向上できる。
また、上記の説明における、光学的読取券は、券面に光学的読取コードが形成(印刷)された媒体に限らず、表示器に光学的読取コードを表示させたスマートフォン等の携帯端末であってもよい。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組合せてもよい。
さらに、この発明に係る構成と上述した実施形態に係る構成との対応関係は、以下の付記のように記載できる。
<付記>
第1媒体に磁気データで記録されている乗車券情報を第1乗車券情報として読み取る第1データ処理部(12)と、
第2媒体に形成されている光学的読取コードが示す乗車券情報を第2乗車券情報として読み取る第2データ処理部(13)と、
前記第1データ処理部(12)が読み取った前記第1乗車券情報と、前記第2データ処理部(13)が読み取った前記第2乗車券情報とを組み合わせた組合せ乗車券情報に基づいて、改札通路における利用者の通行を許可するかどうかを判定する判定部(20)と、を備えた自動改札機(1)。
1…自動改札機
11…制御ユニット
12…磁気券処理部
13…光学的読取券処理部
14…利用者検知部
15…表示部
16…扉開閉部
17…上位通信部
18…タイマ
19…標準電波受信部
20…判定部
21…有効券判定部
22…第1単券判定部
23…第2単券判定部
24…組合せ部
25…組合せ判定部

Claims (9)

  1. 第1媒体に磁気データで記録されている乗車券情報を第1乗車券情報として読み取る第1データ処理部と、
    第2媒体に形成されている光学的読取コードが示す乗車券情報を第2乗車券情報として読み取る第2データ処理部と、
    前記第1データ処理部が読み取った前記第1乗車券情報と、前記第2データ処理部が読み取った前記第2乗車券情報とを組み合わせた組合せ乗車券情報に基づいて、改札通路における利用者の通行を許可するかどうかを判定する判定部と、を備えた自動改札機。
  2. 前記判定部は、
    前記第2データ処理部で前記第2乗車券情報を読み取るよりも先に、前記第1データ処理部で前記第1乗車券情報を読み取った場合、今回読み取った第1乗車券情報で前記改札通路における利用者の通行を許可するかどうかを判定する第1単券判定を行い、
    前記第1データ処理部で前記第1乗車券情報を読み取るよりも先に、前記第2データ処理部で前記第2乗車券情報を読み取った場合、今回読み取った第2乗車券情報で前記改札通路における利用者の通行を許可するかどうかを判定する第2単券判定を行い、
    前記第1単券判定、または前記第2単券判定で、前記改札通路における利用者の通行を許可すると判定した場合、前記組合せ判定を行わない、請求項1に記載の自動改札機。
  3. 前記判定部は、前記第1単券判定で前記第1乗車券情報が有効であるかどうかを判定し、有効でないと判定した場合、前記組合せ判定を行うことなく、前記改札通路における利用者の通行を許可しないと判定する、請求項2に記載の自動改札機。
  4. 前記判定部は、前記第1単券判定で前記第1乗車券情報が有効であると判定し、且つ前記改札通路における利用者の通行を許可すると判定しなかった場合、前記第2データ処理部で前記第2乗車券情報の読み取りが第1タイミングに達するまでに行われなかったとき、前記組合せ判定を行うことなく、前記改札通路における利用者の通行を許可しないと判定する、請求項3に記載の自動改札機。
  5. 前記判定部は、前記第2単券判定で前記第2乗車券情報が有効であるかどうかを判定し、有効でないと判定した場合、前記組合せ判定を行うことなく、前記改札通路における利用者の通行を許可しないと判定する、請求項2~4のいずれかに記載の自動改札機。
  6. 前記判定部は、前記第2単券判定で前記第2乗車券情報が有効であると判定し、且つ前記改札通路における利用者の通行を許可すると判定しなかった場合、前記第1データ処理部で前記第1乗車券情報の読み取りが第2タイミングに達するまでに行われなかったとき、前記組合せ判定を行うことなく、前記改札通路における利用者の通行を許可しないと判定する、請求項5に記載の自動改札機。
  7. 前記第2データ処理部で前記第2乗車券情報を読み取ると、この第2乗車券情報が使用中である旨を出力する出力部を備えた、請求項1~6のいずれかに記載の自動改札機。
  8. 第1データ処理部で、第1媒体に磁気データで記録されている乗車券情報を第1乗車券情報として読み取る第1読取ステップと、
    第2データ処理部で、第2媒体に形成されている光学的読取コードが示す乗車券情報を第2乗車券情報として読み取る第2読取ステップと、
    前記第1データ処理部が読み取った前記第1乗車券情報と、前記第2データ処理部が読み取った前記第2乗車券情報とを組み合わせた組合せ乗車券情報に基づいて、改札通路における利用者の通行を許可するかどうかを判定する判定ステップと、をコンピュータが実行する改札方法。
  9. 第1データ処理部で、第1媒体に磁気データで記録されている乗車券情報を第1乗車券情報として読み取る第1読取ステップと、
    第2データ処理部で、第2媒体に形成されている光学的読取コードが示す乗車券情報を第2乗車券情報として読み取る第2読取ステップと、
    前記第1データ処理部が読み取った前記第1乗車券情報と、前記第2データ処理部が読み取った前記第2乗車券情報とを組み合わせた組合せ乗車券情報に基づいて、改札通路における利用者の通行を許可するかどうかを判定する判定ステップと、をコンピュータに実行させる改札プログラム。
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