JP4892181B2 - Ito透明電極膜形成方法 - Google Patents

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本発明は、ITO透明電極膜形成方法に関し、特に高い光透過率を有するとともに、低い抵抗率を有する多孔質ITO透明電極膜形成方法に関する。
フラットパネルディスプレイ(FPD)に用いられる透明電極膜は、主にスパッタ法や蒸着法などの気相法で形成される。ディスプレイである以上、RGB3原色の光が透過されるため、透明導電膜には可視光領域で十分な透過率が要求されている。そのため、金属光沢を持つような導電膜は使用できない。そこで、低抵抗かつ透過性に優れた導電膜となり得るITO膜のような酸化物透明導電膜が提案されている。
このITO膜を低抵抗にするため、薄膜化や材料探索が広く行われている。例えば、塩化インジウムと塩化第1錫または塩化第2錫とをアルコール、または水−アルコール混合液のいずれかに溶解させた塗布液に界面活性剤を添加してなる塗布液を用いて、ディップコーティング法で基板に塗布した後焼成することによりITO透明導電膜を形成することが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1では、原料として無機金属塩を用い、界面活性剤として非イオン系界面活性剤を0.1〜10g/L(0.01〜1重量%)の特定量添加することにより、基板への濡れ性を向上せしめるとともに、この原料から得られる膜が白濁する原因であるとする多孔質膜を形成することなく、低抵抗の良好な透明導電膜を作製している。
特開2002−175733号公報(特許請求の範囲、段落番号:0011および0024)
従来のスパッタ法や蒸着法で形成されたITO膜などの透明導電膜は可視光領域において透過率が悪く、そのため、光の吸収による輝度低下が起こってしまうといった問題が挙げられている。また、屈折率も高いため、輝度の低下にもつながってしまうという問題がある。
また、上記特許文献1記載の技術には、基板への塗布を数回繰り返さなければ厚膜形成ができず、また、屈折率が高いため発光効率を下げてしまうという問題がある。
本発明の課題は、上記従来技術の欠点を解消するものであり、低屈折率の透明導電膜であって、さらには透過率にも優れ、適度の表面抵抗率を有する多孔質ITO膜の作製方法および低抵抗の多孔質ITO透明電極膜形成方法を提供することにある。
発明のITO透明電極膜形成方法は、基板上にITO透明電極膜を作製する透明電極膜形成方法であって、インジウム、錫およびアルコールを有機溶媒に溶解させてなる有機溶液と界面活性剤との混合物を基板上に塗布して処理基板を得る工程と、この処理基板を加熱処理して、アルコール、界面活性剤を蒸発せしめ、基板上に多孔質膜を形成する工程と、加熱処理後の処理基板を、真空中、不活性雰囲気中、または還元性雰囲気中でアニール処理して1.74以下の屈折率および1Ω・cm以下の抵抗率を有する多孔質透明電極膜を形成する工程とを含み、有機溶液は、オクチル酸インジウム1〜15重量%、オクチル酸錫0.05〜2重量%、エチルアルコール5〜15重量%、キシレン60〜80重量%および酢酸ブチル5〜15重量%からなる組成を有することを特徴とする。
この電極膜形成方法で用いる界面活性剤は、ノニルフェノールエトキシレート、オクチルフェノールエトキシレート、フェノールエトキシレート、アルコールエトキシレート、ポリオキシエチレングリコールオレアートソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレングリコールオレアートソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンタロエート、グリセライドエトキシレート、ヤシ脂肪酸ジエタノールアマイド、ヤシ脂肪酸モノエタノールアマイドエトキシレート、およびポリグリセリン脂肪酸エステルなどから選ばれた少なくとも1種のノニオン界面活性剤であることを特徴とする。また、本発明のITO透明電極膜形成方法は、有機溶液に対して、界面活性剤を20重量%まで、好ましくは5〜20重量%の範囲で添加することを特徴とする。界面活性剤が20重量%を超えると界面活性剤が有機溶液に溶けず、5重量%未満であると、多孔質膜の空孔率が不十分であり、得られた膜の屈折率が大きいという問題がある。
上記電極形成方法により得られる多孔質膜の空孔率は、10.2〜27.8%である。また、この多孔質膜の屈折率は1.74以下であり、抵抗率は1Ω・cm以下であり、十分実用可能な範囲内にある。この空孔率は屈折率から算出した。10.2%未満であると得られる膜の屈折率が大きく、また、27.8%を超えると抵抗率が大きくなってしまう。
本発明によれば、得られる多孔質ITO膜は、屈折率が小さく、光の透過性にも優れており、発光輝度の向上が期待されるとともに、得られる多孔質ITO透明電極膜は低抵抗であるという効果を奏する。
本発明によれば、上記したように、インジウムと錫とアルコールとを含むITO膜作製用有機溶液に、さらに少なくとも1種のノニオン系界面活性剤を添加して得た混合物を、ガラス基板やセラミックス基板などの基板上にスピンコートし、所定の温度で加熱処理(乾燥/焼成)して、アルコール、界面活性剤を蒸発させながら、また、反応系にその他の有機物質などが含まれている場合にはその物質を取り除きながら、多孔質ITO膜を作製する。界面活性剤が蒸発するにつれて、膜内に多数の空孔が生じ、かくして多孔質膜となる。
インジウムとしては、オクチル酸インジウム、硝酸インジウム、シュウ酸インジウム、硫酸インジウムのような化合物の形や、インジウムエトキシド、インジウムメトキシドのようなアルコキシドの形で配合される。錫としては、オクチル酸錫、硝酸錫、シュウ酸錫、硫酸錫のような化合物の形や、錫エトキシド、錫メトキシドのようなアルコキシドの形で配合される。アルコールとしては、メチルアルコール、エチルアルコール、ブチルアルコール、イソブチルアルコール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコールなどのアルコール系溶媒であれば、特に制限されることなく用いられる。
これらのインジウムおよび錫の化合物をアルコールとともに有機溶媒に溶解せしめてITO膜作製用有機溶液を調製する。この有機溶媒としては、例えばキシレン、酢酸ブチル、アセトン、ベンゼン、ヘキサン、トルエン、シクロヘキサンなどを用いることができる。
上記インジウム化合物(インジウム)および錫化合物(錫)の配合量は、それぞれ、ITO膜作製用有機溶液基準で、1〜15重量%(インジウム:2.5〜4重量%)および0.05〜2重量%(錫:0.01〜0.5重量%)である。アルコールは、反応液全体の濃度を調整するために添加されるものであり、反応液の粘性に応じて、塗布しやすいように、その量を適宜調節して添加される。
本発明で用いるITO膜作製用有機溶液としては、例えば、インジウム原料としてオクチル酸インジウム、錫原料としてオクチル酸錫、溶媒としてキシレンおよび酢酸ブチル、アルコールとしてエチルアルコールを用いた場合、重量基準で、オクチル酸インジウム1〜15%、オクチル酸錫0.05〜2%、キシレン60〜80%、酢酸ブチル5〜15%、エチルアルコール5〜15%からなる組成を有するものを挙げることができる。
界面活性剤としては、上記したようなノニオン界面活性剤のようなITO膜作製用有機溶液に溶解することができるものを用いる。カチオン界面活性剤を用いると、この溶液が凝固して、スピンコーティングできないという問題がある。
上記界面活性剤の使用量と加熱処理条件とを適宜選択することにより、所望の空孔率を有する多孔質ITO膜を選択的に作製することが可能である。
本発明によれば、上記したようにして得られたITO膜作製用有機溶液に所定量のノニオン界面活性剤を添加して得た混合溶液を基板上に通常のスピンコート法などの塗布方法により塗布し、次いで公知の赤外線加熱炉などを用いて大気中で乾燥、焼成処理し、アルコール系溶媒、界面活性剤その他の有機物質などを蒸発せしめ、多孔質ITO膜を作製する。この場合の加熱処理条件は、アルコール系溶媒および界面活性剤などを蒸発せしめ、次いで焼成せしめて多孔質膜を得ることができる条件であれば、特に制限はない。例えば、大気中、ノニオン界面活性剤その他の有機物質などを蒸発させることのできる温度以上であればよい。この場合、例えば、乾燥は、150〜180℃で行い、焼成は400〜500℃で行うとよい。この乾燥/焼成に要する時間は特に制限される訳ではなく、得られた多孔質膜の膜荒れがなく、その構造が破壊されず、また、界面活性剤やその他の成分が十分に蒸発でき、多孔質膜が得られるような範囲内であればよい。
上記のようにして乾燥・焼成した後、所定の条件でアニール処理することにより、得られたITO膜の抵抗率をさらに下げることができる。このアニール処理は、真空中、不活性雰囲気中、または還元性雰囲気中で行われる。アニール処理温度は、例えば500℃以上であることが好ましい。500℃未満であると低抵抗の多孔質膜を得ることが困難である。このアニール処理の上限温度は、基板の耐熱温度、例えば、600℃である。アニール処理は、例えば、真空中の場合、10〜10−1Paで行われ、不活性雰囲気中の場合、ヘリウム、アルゴンなどの希ガス、窒素ガスなどの不活性ガス中で行われ、還元性雰囲気中の場合、水素などの還元性ガス中で行えばよい。
上記のようにして得られたITO膜について、屈折率、抵抗率、吸収率を測定すると、本発明の目的に合った多孔質膜が得られていることが分かる。本発明の方法によれば、1.74以下の屈折率、1Ω・cm以下の抵抗率を有する多孔質膜が得られる。
本発明の方法により得られたITO膜の空孔率は、以下のようにして算出できる。
一般に、誘電率から空孔率を求める式として、ガラスの誘電率を4とし、空気の誘電率を1とすると、次式で空孔率が表されることが知られている。
Figure 0004892181
(式中pは空孔率を示し、kは誘電率を示す。)
この式(1)をもとにITOの屈折率を1.9とし、空気の屈折率を1とすると、
Figure 0004892181
(式中、pは上記の通りであり、nは屈折率を示す。)
という式がなりたつ。
この式(2)から空孔率pを算出することができる。本発明の場合は、屈折率1.52〜1.74程度の多孔質膜が得られているので、空孔率p=10.2〜27.8%となる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
多孔質ITO膜作製のために、インジウム、錫、エチルアルコールを含む有機溶液に対して所定量の界面活性剤を配合し、多孔質ITO膜作製用混合溶液を調製した。
本実施例では、有機溶液として、アデカITO−L(旭電化工業製、商品名)を用い、この有機溶液に対して、ノニオン界面活性剤としてポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリコールを、5、10、15、20重量%添加して各塗布液を調製した。
次いで、ガラス基板上に各塗布液を500回転/分の条件でスピンコートした。塗布した各基板を公知の赤外線加熱炉中で、初め、大気中150℃で5分間の乾燥処理を行い、次いで大気中500℃で60分間の焼成処理を行った。その後、表1に示すように、窒素雰囲気中、真空(10−1Pa)中で、200℃または500℃で60分間アニール処理を行って、多孔質ITO膜を得た。焼成処理中の基板保持時間は、膜構造の破壊が生じない範囲であればよいので、本実施例では60分間とした。
上記のようにして得られた多孔質ITO膜について、屈折率、抵抗率を測定した。得られた結果と界面活性剤を添加せずに作製したITO膜について測定した結果とを表1に示す。
Figure 0004892181
表1から明らかなように、本発明に従って所定量の界面活性剤を添加して得られた多孔質ITO膜の場合、界面活性剤を添加しないで得られたITO膜と比べて小さい屈折率を有しており、抵抗率も低く実用可能な範囲内にあった。また、所定量の界面活性剤を添加すれば、アニール工程を行わなくとも、界面活性剤を添加せずにアニール工程を行って得られたITO膜と比べて屈折率は小さかった。なお、アニール工程を行うことにより、得られた多孔質ITO膜の抵抗率は低下し、窒素雰囲気中よりも真空中でアニール工程を行った方がより低い抵抗率が得られた。表1から、本発明の方法によれば、1.52〜1.74程度の範囲の低い屈折率を有する多孔質ITO膜が得られているといえる。
次いで、(1)界面活性剤を用いず、かつ乾燥/焼成工程後のアニール工程を行わずに作製したITO膜に対する300〜800nm領域における吸収スペクトル、(2)界面活性剤(ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリコール)を10重量%用い、乾燥/焼成工程後にアニール工程を行わずに作製した多孔質ITO膜に対する300〜800nm領域における吸収スペクトル、(3)界面活性剤を用いず、乾燥/焼成工程後にアニール工程(真空(10−1Pa)中500℃60分)を行って作製したITO膜に対する300〜800nm領域における吸収スペクトル、および(4)界面活性剤(ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリコール)を10重量%用い、乾燥/焼成工程後にアニール工程(真空(10−1Pa)中500℃60分)を行って作製した多孔質ITO膜に対する300〜800nm領域における吸収スペクトルを測定した。得られた吸収スペクトル(1)〜(4)を、それぞれ、図1(a)および(b)ならびに図2(a)および(b)に示す。
図1および2の吸収スペクトルから、380〜780nmの可視光領域において、多孔質ITO膜(図1(b)および図2(b))の方が多孔質でないITO膜(図1(a)および図2(a))よりも吸収率が小さいことが分かる。つまり、多孔質ITO膜の方が、多孔質でないITO膜よりも透過性に優れていることを意味している。
また、界面活性剤として、上記ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリコールの代わりにノニルフェノールエトキシレート、オクチルフェノールエトキシレート、フェノールエトキシレート、アルコールエトキシレート、ポリオキシエチレングリコールオレートソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリコールオレートソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンタロエート、グリセライドエトキシレート、ヤシ脂肪酸ジエタノールアマイド、ヤシ脂肪酸モノエタノールアマイドエトキシレート、ポリグリセリン脂肪酸エステルなどのノニオン界面活性剤から選ばれたものを使用した場合も、上記と同様な結果が得られ、上記界面活性剤を2種以上混合して用いても同じような結果が得られる。
(比較例1)
実施例1と同様の多孔質導電性SOG膜用有機溶液を用い、これにカチオン界面活性剤としてセチルトリメチルアンモニウムハイドロオキサイドを添加したところ、この有機溶液は凝固してしまい、スピンコートできなかった。
本発明によれば、得られる多孔質膜は屈折率が小さく、そのため光の透過性にも優れており、発光輝度の向上が期待されるので、例えば透明導電膜としてフラットパネルディスプレイなどの分野で利用できる。
ITO膜に対する300〜800nm領域における吸収スペクトルであり、(a)は界面活性剤を用いず、かつ乾燥/焼成工程後のアニール工程も行わずに作製したITO膜に対する吸収スペクトル、(b)は界面活性剤を10重量%用い、乾燥/焼成工程後にアニール工程を行わずに作製した多孔質ITO膜に対する吸収スペクトル。 ITO膜に対する300〜800nm領域における吸収スペクトルであり、(a)は界面活性剤を用いず、乾燥/焼成工程後にアニール工程を行って作製したITO膜に対する吸収スペクトル、(b)は界面活性剤を10重量%用い、乾燥/焼成工程後にアニール工程を行って作製した多孔質ITO膜に対する吸収スペクトル。

Claims (4)

  1. 基板上にITO透明電極膜を作製する透明電極膜形成方法であって、 インジウム、錫およびアルコールを有機溶媒に溶解させてなる有機溶液と界面活性剤との混合物を基板上に塗布して処理基板を得る工程と、 この処理基板を加熱処理して、アルコール、界面活性剤を蒸発せしめ、基板上に多孔質膜を形成する工程と、 加熱処理後の処理基板を、真空中または窒素雰囲気中で且つ500℃以上の温度でアニール処理して1.74以下の屈折率および1Ω・cm以下の抵抗率を有する多孔質透明電極膜を形成する工程とを含み、 前記有機溶液は、オクチル酸インジウム1〜15重量%、オクチル酸錫0.05〜2重量%、エチルアルコール5〜15重量%、キシレン60〜80重量%および酢酸ブチル5〜15重量%からなる組成を有することを特徴とするITO透明電極膜形成方法。
  2. 前記界面活性剤が、ノニルフェノールエトキシレート、オクチルフェノールエトキシレート、フェノールエトキシレート、アルコールエトキシレート、ポリオキシエチレングリコールオレアートソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレングリコールオレアートソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンタロエート、グリセライドエトキシレート、ヤシ脂肪酸ジエタノールアマイド、ヤシ脂肪酸モノエタノールアマイドエトキシレート、およびポリグリセリン脂肪酸エステルから選ばれた少なくとも1種のノニオン界面活性剤であることを特徴とする請求項記載のITO透明電極膜形成方法。
  3. 前記有機溶液に対して、界面活性剤を5〜20重量%添加することを特徴とする請求項または記載のITO透明電極膜形成方法。
  4. 前記ITO透明電極膜が、10.2〜27.8%の空孔率を有していることを特徴とする請求項のいずれか1項記載のITO透明電極膜形成方法。
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