JP4891680B2 - ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、打球時の衝撃吸収性を高めて、優れた打球感を得ることが可能なゴルフクラブヘッド及びその製造方法に関する。
近年、良好な打球感を得るために、フェース部材と、ヘッド本体との間に衝撃吸収体を配したゴルフクラブヘッドが提案されている(下記特許文献1参照)。図12()には、このようなアイアン型ゴルフクラブヘッドの正面図を、同図()にはそのA−A断面図をそれぞれ示す。該クラブヘッドcは、フェースの主要部を形成するフェース部材fと、フェース部材の周縁に沿ってのびる溝状の凹部eが形成されたヘッド本体gと、該凹部eとフェース部材fとの間に配された弾性材料からなる衝撃吸収体jとを含む。
特開2006−554号公報
ところで、効果的な振動吸収作用を発揮させるとともに、スイング時等における凹部e内での衝撃吸収体jの移動を防止するために、衝撃吸収体jは、凹部e及びフェース部材の背面fbと密着させる必要がある。しかしながら、上記特許文献1の構造では、次のような問題がある。
例えば、図13()に示されるように、凹部eの幅Dよりも大きい幅dを有する衝撃吸収体jを用いる場合、衝撃吸収体jを凹部gの中に均一に押し込む圧入作業が必要となる。このため、生産性が悪化しやすい。また、図13()に示されるように、衝撃吸収体jの一部が凹部eから外部にはみ出した状態でフェース部材fとヘッド本体gとが固着される場合があり得る。このようなクラブヘッドは、フェース部材fとヘッド本体gとの接合精度の悪化やフェース部材fの耐久性の悪化等を招くおそれがある。
また、図14()に示されるように、凹部eの深さBよりも大きい厚さhを有する衝撃吸収体jを用いた場合、同図()に示されるように、該衝撃吸収体jが凹部eの外側でフェース部材fの背面fbに押圧されるため、その幅方向に倒れ込むように変形し、前記同様、衝撃吸収体jの一部が凹部eから外部にはみ出した位置でフェース部材fとヘッド本体gとの間に挟まれるおそれがある。
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、請求項1に係る発明は、フェース背面側又はヘッド本体のフェース受け面側の一方に凹部を、他方には該凹部に嵌合できかつ該凹部の深さよりも小さい高さの凸部をそれぞれ設け、前記凸部と前記凹部との間で、凹部の深さ及び幅よりも小さい厚さ及び幅を有する衝撃吸収体を圧縮して保持することを基本として、衝撃吸収体を凹部の内部で圧縮変形させ、ひいては凹部からの衝撃吸収体のはみ出しを抑止しつつ衝撃吸収性を高めうるゴルフクラブヘッドを提供することを目的としている。
また請求項記載の発明は、フェース背面側又はフェース受け面側の一方に設けられた凹部に、弾性材料からなりかつ凹部よりも小さい幅及び厚さを有する衝撃吸収体を配する工程と、フェース背面側又は前記フェース受け面側の他方に設けた凸部を凹部に嵌合させることにより、衝撃吸収体を厚さ方向に圧縮変形させて前記凹部に密着させる工程とを含むことを基本として、生産性を損ねることなく衝撃吸収性を高めうるゴルフクラブヘッドの製造方法を提供することを目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、ボールを打撃するフェースの少なくとも一部を含む金属材料からなるフェース部材と、前記フェース部材が接合される金属材料からなるヘッド本体とを含むゴルフクラブヘッドであって、前記フェース部材は、前記フェースと反対側の面であるフェース背面を有する板状体からなるとともに、前記ヘッド本体は、前記フェース背面に当接するフェース受け面を有し、かつ前記フェース背面側又はフェース受け面側の一方に、凹部が設けられるとともに、前記フェース背面側又はフェース受け面側の他方に、該凹部に嵌合できかつ前記凹部の深さよりも小さい高さの凸部が設けられ、しかも前記凹部の深さ及び幅よりも小さい厚さ及び幅を有する弾性材料からなる衝撃吸収体を前記凸部と凹部との間で圧縮して保持し、前記凹部は、深さBと幅Dとを有する溝状でフェースの周縁に沿ってのびるとともに、前記衝撃吸収体は、圧縮前の自由状態において、前記凹部の幅Dよりも小さい幅dと、前記凹部の深さBよりも小かつ凹部の深さBと凸部の高さCとの差である嵌合時の空隙高さA(=B−C)よりも大きい厚さhとを有し、しかも下記の関係(1)及び(2)を満たすことを特徴とするゴルフクラブヘッドである。
1.10≦h/A≦1.40 …(1)
0.60≦d/D≦0.90 …(2)
また請求項記載の発明は、ボールを打撃するフェースの少なくとも一部を含む金属材料からなるフェース部材と、金属材料からなりかつ前記フェース部材の前記フェースと反対側の面であるフェース背面と当接するフェース受け面を有するヘッド本体とを固着してゴルフクラブヘッドを製造するゴルフクラブヘッドの製造方法であって、前記フェース背面側又は前記フェース受け面側の一方に設けられた凹部に、弾性材料からなりかつ凹部の幅Dよりも小さい幅dと、凹部の深さBよりも小さい厚さhとを有する衝撃吸収体を配する工程と、前記フェース背面側又は前記フェース受け面側の他方に設けた凸部を前記凹部に嵌合させることにより、前記衝撃吸収体を厚さ方向に圧縮変形させて前記凹部に密着させる工程と、前記衝撃吸収体を圧縮した状態でフェース部材とヘッド本体とを固着する工程とを含むとともに、前記衝撃吸収体は、下記の関係(1)及び(2)を満たすことを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法である。
1.10≦h/A≦1.40 …(1)
0.60≦d/D≦0.90 …(2)
(ただし、Aは、前記凹部の深さBと凸部の高さCとの差(B−C)である。)
請求項1又は請求項4の発明では、フェース部材とヘッド本体のフェース受け部との間に弾性材料からなる衝撃吸収体が圧縮して保持される。従って、打球時のフェース部材及び/又はヘッド本体の振動を衝撃吸収体が効果的に吸収することにより、プレーヤの手に伝えられる衝撃が緩和され、ひいては打球感が向上する。また、衝撃吸収体は、凹部の幅よりも小さい幅を有する。従って、凹部への挿入が容易に行え生産性が向上する。しかも、衝撃吸収体は、凹部の深さよりも小さい厚さを有するので、凹部の内部で凸部と接触させて圧縮変形させることができる結果、凹部からの衝撃吸収体のはみ出しを効果的に抑制しうる。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の一実施形態としてアイアン型ゴルフクラブヘッドの基準状態の正面図、図2はその背面図、図3は図1のA−A拡大端面図、図4()、()はさらにその部分拡大図をそれぞれ示す。なお前記基準状態とは、クラブヘッド1を、そのライ角α及びロフト角β(リアルロフト角)に保持して水平面HPに置いた状態とする。
本実施形態のアイアン型ゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」又は「クラブヘッド」ということがある。)1は、ボールを打撃する面であるフェースFと、このフェースFの上縁に連なりかつヘッド上面をなすトップ面2と、前記フェースFの下縁に連なりかつヘッド底面をなすソール面3と、該ソール面3と前記トップ面2との間をトウ側で継ぐトウ面4と、前記フェースFのヒール側に設けられたネック部5と、該ネック部5に連なりかつシャフト(図示省略)が装着されるホーゼル部6と、背面をなすバックフェース7とを含む。
また、クラブヘッド1は、前記フェースFの少なくとも一部を含む金属材料からなるフェース部材8と、該フェース部材8が接合される金属材料からなるヘッド本体9とを含んで構成される。
前記フェース部材8の金属材料としては、例えばチタン、チタン合金、アルミニウム合金又はSUS450(マレージング銅)等の高強度かつ反発性に優れた金属材料が望ましい。本実施形態のフェース部材8は、チタン合金が採用される。
図5には、本実施形態のフェース部材8を背面側から見た斜視図を示す。該フェース部材8は、フェースFの主要部を構成する前面8aと、その反対側の面であるフェース背面8bと、フェース背面8bと前面8aとの間を継ぐ側端面8cとを含む板状体で構成されるとともに、前記フェース背面8b側には、凸部8dが設けられる。
前記前面8aは、フェース溝等のインパクトエリアマーキングを除いて実質的な単一の平面で形成される。また、側端面8cは、トップ面2で露出するトップ側端面22と、ソール面3に沿ってのびるソール側端面23と、トウ面4に沿ってのびるトウ側端面24と、ヒール側でほぼ垂直にのびるヒール側端面25とを含む。これにより、フェース部材8は、基準状態の正面視(図1)において、ヒール側からトウ側に向かって高さが漸増する如く形成される。
前記凸部8dは、ヘッド後方に隆起する断面略矩形状のリブからなり、ヒール側端面25に沿う部分を除き、フェース部材8の周縁に沿って連続してのびている。本実施形態の凸部8dは、ソール側端面23のヒール側近傍に設けられた一端8d1と、トップ側端面22のヒール側近傍に設けられた他端8d2との間をトウ側を通って略横U字状にのびている。該凸部8dは、ヘッド本体9のフェース受け面12側に設けられた凹部13(後述)に嵌合することにより、フェース部材8とヘッド本体9との位置決めを精度良く行い得るとともに、凹部13との間で衝撃吸収体15を圧縮しかつこれを保持する。これについては後述する。
前記凸部8dを除いたフェース部材8の厚さt1は、特に限定されないが、該厚さt1が小さすぎると、強度が不足して耐久性が悪化する傾向があり、逆に大きすぎてもフェース部材8の剛性が過度に高められ、反発性能が悪化する傾向がある。このような観点より、前記厚さt1は、好ましくは2.5mm以上、より好ましくは2.7mm以上が望ましく、また上限については、好ましくは3.5mm以下、より好ましくは3.3mm以下が望ましい。なおクラブヘッドの反発性を向上させるために、フェース部材8の厚さt1は、各部で変化させることができるのは言うまでもない。
前記ヘッド本体9は、図6に示されるように、トップ面2に沿ってのびかつ本実施形態ではそのヘッド後方部分を形成するトップ部枠9aと、ソール面3に沿ってのびかつ該ソール面3の実質的全域を形成するソール部枠9bと、前記トップ部枠9aと前記ソール部枠9bとを継ぐとともにトウ面4の実質的な全域を形成するトウ側枠9cと、前記ネック部5と、シャフト差込孔6aが設けられた前記ホーゼル部6と、前記ソール部枠9bの後端で上に向かって立ち上がる背壁部9gとを含んで構成される。なおヘッド1を基準状態とする際には、このシャフト差込孔6aの軸中心線CLを用い得る。
また、ヘッド本体9は、トップ部枠9a、トウ側枠9c、ソール部枠9b及びネック部5で囲まれかつ前後に貫通した一つの開口部Oが形成される。このような開口部Oは、該開口部Oに面したフェース部材8をヘッド後方に自由に撓み得る空間を提供するので、ヘッド1の反発性能を高めるのに役立つ。なお、開口部Oは、そのヘッド後方側を、前記背壁部9gで閉じられたものでも良い。
前記ヘッド本体9を形成する金属材料としては、例えばSUS630、SUS255、SUS450等のステンレス鋼、その他比較的比重が大きいものが好ましい。また該金属材料は、フェース部材8と同じでも良いし、異なるものでも良い。本実施形態のヘッド本体9には、フェース部材8の金属材料よりも比重が大きいステンレス鋼が用いられる。これにより、フェース部材8の周辺により多くの重量が配分され、慣性モーメントやスイートエリアの大きいヘッド1が提供される。
また、図4、図6及び図1からフェース部材8を取り外した正面図である図7に示されるように、ヘッド本体9には、フェース部材8のフェース背面8bと当接しこれを支持するフェース受け面12が設けられる。本実施形態のフェース受け面12は、フェースFからヘッド後方に実質的にフェース部材8の厚さt1で凹んだ位置に設けられたフェースFを実質的に平行な単一の平面である。
本実施形態のフェース受け面12は、フェース背面8bの周縁8beに沿ってほぼ環状に形成され、フェース背面8bの中央部分を支持しない。このため、前記開口部Oとの相乗作用により、打球時のフェース部材8の撓みが大きく確保され、反発性能の向上に役立つ。具体的に述べると、フェース受け面12は、トップ部枠9aのヒール側に設けられた一端12Sからトウ部枠9a、トウ側枠9c及びソール部枠9bにのびるとともに、前記一端12Sの近傍に立ち上がって終端する他端12Eまで連続して形成される。なお、フェース受け面12は、環状に連続して設けられても良いのは言うまでもない。
フェース受け面12の幅W1は、特に限定はされないが、小さすぎるとフェース部材8と十分な接合面積が確保されず、ひいては接合部の耐久性が悪化するおそれがあり、逆に大きすぎるとフェース部材8の反発性能を低下させるおそれがある。このような観点より、フェース受け面12の幅W1は、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1.0mm以上が望ましく、上限については好ましくは5.0mm以下、より好ましくは3.0mm以下、さらに好ましくは2.0mm以下が望ましい。
また本実施形態のヘッド本体9には、フェース部材8の側端面8cに当接してこれを支持する内向き面11が設けられる。該内向き面11は、ソール部枠9cに設けられかつフェース部材8のソール側端面23を支持するソール内向き面11aと、トウ側枠9cに設けられかつフェース部材8のトウ側端面24を支持するトウ内向き面11bと、前記ネック部5に設けられかつフェース部材8のヒール側端面25を支持するヒール内向き面11cとを含む。このような内向き面11とフェース受け面12とにより、フェース部材8の側端面8cとフェース背面8bとがなすコーナ部分が保持される結果、フェース部材8をより確実にヘッド本体9に接合するのに役立つ。
他方、本実施形態のヘッド本体9は、トップ部枠9aの少なくとも一部には、このような内向き面11が設けられていない。これにより、フェース部材8のトップ側端面22の少なくとも一部をトップ面2に露出させ得る。これにより、ヘッド上部が、比重の小さいフェース部材8で構成されるため、ヘッド重心をより低い位置に設けるのに役立つ。
従って、本実施形態のヘッド本体は、フェース部材8との強固な固着を確保しつつ、ヘッドを低重心するのに役立つ。なお、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、例えば内向き面11は、連続して形成されても良いのは言うまでもない。
図4及びそのX部拡大断面図である図8に示されるように、ヘッド本体9には、前記フェース受け面12側に、フェース背面8b側の凸部8dと嵌合しうるとともに、衝撃吸収体15を配するための空間を提供する凹部13が設けられる。本実施形態の凹部13は、フェース背面8b側に開口し、かつ、深さBと幅Dとを有する溝状で形成される。
凹部13は、実質的に同一横断面でフェースFの周縁に沿ってのびるように形成されている。本実施形態の凹部13は、断面が略各溝状に形成されているが、このような形状に限定されることなく種々変形しうる。また、凹部13は、衝撃吸収体15が配された後、凸部8dとの嵌合により、両部材8及び9の位置決めを行い得る。このため、凹部13は、凸部8dの配設位置と対応するように、トップ部枠9aのヒール側に設けられた第1の端部13Sからトップ部枠9a、トウ側枠9c及びソール部枠9bを通ってそのヒール側に設けられた第2の端部15Eで終端する略横U字状に形成される。ただし、凹部13及び凸部8dは、それぞれ2以上に分けて設けられても良く、またそれらの形成範囲なども図示の形態に限定されるものではない。
なお、ソール部枠9b及びトウ部枠9cにおいて、凹部13は、内向き面11側に寄せて形成される(即ち、内向き面11とフェース受け面12とがなす入隅コーナ部のフェース受け面12側を凹ませることによりに形成される。)。他方、トップ部枠9aでは、上下のフェース受け面12の間に凹部13が形成される。
また、図8に示されるように、凸部8dの高さCは、凹部13の深さBよりも小さく形成される。これにより、凸部8dを凹部13に嵌合させた際に、凹部13の底部13a側には、凹部13の深さBと凸部8dの高さCとの差で表される空隙厚さA(=B−C)を持つ空隙Kが形成される。また、凹部13の幅Bに対応する凸部8dの幅Tdは、プレス等を用いた押圧又は人手による押し込み等が可能なように、凹部13の幅Bよりも僅かに小さく(例えば0.01〜0.05mm程度小さく)形成される。このような凸部8dは、凹部13への挿入により、前記空隙Kを残して実質的に凹部13の開口側を閉塞し、衝撃吸収体15のはみ出しを防止しうる。
衝撃吸収体15は、前記凹部13と凸部8dとの間に圧縮状態で保持されており、フェース部材7及びヘッド本体8にともに接触している。これにより、衝撃吸収体15は、それらの振動を吸収し、プレーヤの手に伝えられる衝撃を緩和して打球感を向上させる。また、図7には、図1の基準状態からフェース部材8が取り外されたヘッド本体9の正面図が示される。この実施形態では、衝撃吸収体15は、凹部13に沿ってのびる長尺状をなす。つまり、衝撃吸収体15は、フェース部材8の周縁部に沿って設けられている。このため、フェース部材8の反発性を損ねることなく打球時の振動エネルギーを吸収しうる。
また、本実施形態の衝撃吸収体15は、ヘッド本体9のトップ部枠9aをのびるトップ側の吸収体15aと、ソール部枠9bをのびるソール側の吸収体15bと、トウ側枠9cをのびるトウ側の吸収体15cとの3つに分けて配されたものが例示される。フェース部材8の振動は、その全体で生じるため、このような複数領域にそれぞれ衝撃吸収体15を配することにより、広い範囲で衝撃を吸収させることが特に好ましい。ただし、これらの吸収体15a、15b及び15cは連続して設けられても良いのは言うまでもない。
前記衝撃吸収体15は、衝撃を吸収する弾性材料であれば特に限定はされないが、例えばNBRやIRを架橋剤により加硫している加硫ゴム、スチレン系熱可塑性エラストマー、ウレタン系熱可塑性エラストマー等のソフトセグメントとハードセグメントとからなる熱可塑性エラストマー又はナイロン等の熱可塑性エラストマーが望ましい。とりわけ、2種以上のポリマーを混合または化学結合させて得られたポリマーアロイが好適である。
前記ポリマーアロイは、一方のポリマーが他方のポリマー中に適当に分散して、巨視的には均一相を呈している多成分系高分子である。微視的には均一な場合もあるが、一方のポリマー相が他方のポリマー相に分散して不均一な構造を形成する場合もある。このような状態になった高分子多成分系は成分ポリマーの単なる平均的性質に加えて、新たな物性が生じるので樹脂やゴム等の改質に広く利用されている。このようなポリマーアロイとしては、例えば三菱化学(株)から商品名「ラバロン」(例えば、「ラバロンSJ4400N」、「ラバロンSJ5400N」、「ラバロンSJ6400N」、「ラバロンSJ7400N」、「ラバロンSJ8400N」、「ラバロンSJ9400N」、「ラバロンSR04」等)で市販されているスチレン系熱可塑性エラストマーが好適である。
また衝撃吸収体15の硬度は、特に限定されないが、大きすぎると、十分な衝撃吸収能力を発揮できない傾向があり、逆に小さすぎても耐久性が悪化する傾向がある。このような観点より前記衝撃吸収体15の硬度(JIS−A硬度)は、好ましくは40゜以上、より好ましくは50゜以上が望ましく、上限については90゜以下、より好ましくは80゜以下が望ましい。
また、図9には、凹部13に配された圧縮前の自由状態の衝撃吸収体15が示される。衝撃吸収体15は、凸部8dと凹部13との間で圧縮された状態で保持されるが、前記自由状態では、凹部13の深さB及び幅Dよりも小さい厚さh及び幅dを有する。この実施形態の衝撃吸収体15は、中実かつ凹部13に併せて実質的に矩形断面で形成されているが、該断面形状は、凹部13に最適な形状に種々変更しうる。
このような衝撃吸収体15は、凹部13の幅Dよりも小さい幅dを有しているので、凹部13への挿入が容易に行え、従来のような装着時のこじれや特別な圧入作業といった工程が不要になるため、生産時の作業性が大幅に向上する。
また、凹部13に配された衝撃吸収体15は、フェース部材8の凸部8dを凹部13に嵌合させることにより、図8のように、その厚さ方向に圧縮されかつ変形する。この際、衝撃吸収体15の厚さhが凹部13の深さBよりも小さく形成されているため、該衝撃吸収体15の圧縮変形は、凸部8dによって実質的に閉じられた凹部13の内部で行われる。これにより、圧縮変形した衝撃吸収体15の一部が凹部13から外部にはみ出すのが効果的に抑制される。さらに、図8に示した通り、圧縮変形した衝撃吸収体15は、自らの幅寸法dを増加させて、凹部13の底部13a及び両側の側壁部13bにともに密着できる。従って、フェース部材8及びヘッド本体9の振動を効果的に抑制しうる。
上述の効果をより確実に発揮させるために、衝撃吸収体15の圧縮前の自由状態での厚さh、幅d、凹部13の幅D、及び前記空隙厚さAは、下記の関係(1)及び(2)を満たすことが必要である
1.10≦h/A≦1.40 …(1)
0.60≦d/D≦0.90 …(2)
前記比(h/A)が1.1未満になると、空隙厚さAに比して衝撃吸収体15の厚さhが小さくなり、衝撃吸収体15に十分な圧縮変形を生じさせることができず、ひいては凹部13の内周面に衝撃吸収体15を十分に密着させることができないおそれがある。逆に前記比(h/A)が、1.4を超えると、衝撃吸収体15への圧縮応力か過度に大きくなり、その反力によってフェース部材8とヘッド本体9とを精度良く接合できないおそれがある。このような観点より、前記比(h/A)は、より好ましくは1.15以上、さらに好ましくは1.20以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは1.35以下、より好ましくは1.30以下が望ましい。
同様に、前記比(d/D)が0.60未満になると、凹部13の幅Dに比して衝撃吸収体15の幅dが小さくなるため、衝撃吸収体15に圧縮変形を生じさせても凹部13の側面に密着させることができないおそれがある。逆に前記比(d/D)が、0.90を超えると、衝撃吸収体15への凹部13への挿入作業性が悪化する他、圧縮応力過度に大きくなり、その反力によってフェース部材8とヘッド本体9とを精度良く接合できないおそれがある。このような観点より、前記比(d/D)は、より好ましくは0.65以上、さらに好ましくは0.70以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは0.85以下、より好ましくは0.80以下が望ましい。
また、凹部13の深さBや幅Dの値は特に限定されないが、いずれも小さすぎると衝撃吸収体15の挿入作業性の悪化や衝撃吸収体15の小型化等を招き、十分な衝撃吸収効果が得られないおそれがあり、逆に大きすぎると、ヘッド本体のそれに見合った十分な厚さが必要となり、ヘッド重量の増加等を招くおそれがある。このような観点より、凹部13の深さBは、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは0.7mm以上、さらに好ましくは1.0mm以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは4.0mm以下、より好ましくは3.5mm以下、さらに好ましくは3.0mm以下が望ましい。同様に、凹部13の幅Dは、好ましくは1.0mm以上、より好ましくは1.2mm以上、さらに好ましくは1.5mm以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは3.0mm以下、より好ましくは2.8mm以上、さらに好ましくは2.5mm以下が望ましい。
また、凸部8dの高さCは、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは0.7mm以上、さらに好ましくは1.0mm以上が望ましい。該高さCが0.5mm未満になると、衝撃吸収体15の圧縮変形が凹部13の開口部近くで行われるため、変形した衝撃吸収体15の一部が凹部13からはみ出すおそれがある。逆に凸部8dの高さCが大きすぎると、凸部
8dの剛性低下や重量増加を招くおそれがある。このような観点より、凸部8dの高さCは、好ましくは3.0mm以下、より好ましくは2.7mm以下、さらに好ましくは2.5mm以下が望ましい。
また、衝撃吸収体15の圧縮前の幅dは、前記比(d/D)の好ましい範囲によって概ね設定されるが、衝撃吸収効果を確実に発揮させるとともに、フェース部材8とヘッド本体9との精度の良い接合を確保するために、好ましくは0.8mm以上、より好ましくは1.0mm以上、さらに好ましくは1.2mm以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは2.8mm以下、より好ましくは2.6mm以下、さらに好ましくは2.4mm以下が望ましい。
また、衝撃吸収体15の圧縮前の厚さhは、前記比(h/A)の好ましい範囲によって概ね設定されるが、衝撃吸収効果を確実に発揮させるとともに、フェース部材8とヘッド本体9との精度の良い接合を確保するために、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは0.9mm以上、さらに好ましくは1.2mm以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは1.8mm以下、より好ましくは1.6mm以下、さらに好ましくは1.4mm以下が望ましい。
また、空隙厚さAは、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは0.7mm以上、さらに好ましくは0.9mm以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは1.5mm以下、より好ましくは1.3mm以下、さらに好ましくは1.1mm以下が望ましい。該空隙厚さAが0.5mm未満の場合、衝撃吸収体15を小さくせざるを得ず、ひいては衝撃吸収効果が低下するおそれがあり、逆に前記空隙厚さAが1.5mmを超える場合、凹部13の深さが大きくせざるを得ず、ひいてはヘッド本体の重量増加を招くおそれがある。
そして、衝撃吸収体15を治具又はプレス等で圧縮保持した状態でフェース部材8とヘッド本体9とを固着することにより、クラブヘッド1が製造される。この固着には、慣例に従って種々の方法が採用され、例えばかしめ、接着剤、ネジ止め、圧入、ロウ付け又は溶接等の一ないし複数の方法を組み合わせて接合できる。本実施形態では、フェース部材8とヘッド本体9とはカシメと接着剤とを併用して接合されたものが例示される。カシメは、例えば図10に仮想線で示されるように、ヘッド本体9に予め形成された被圧縮部9Tをプレス等により押圧して塑性変形させ、フェース部材8の前面8aに設けられた段差部Eに満たすことにより行うことができる。
上記実施形態では、フェース部材8のフェース背面8b側に凸部8dが設けられるとともに、ヘッド本体9のフェース受け面12側に凹部13が設けられた態様を示したが、これとは逆、即ち、図11(A)、(B)に示されるように、フェース部材8のフェース背面8b側に凹部13が設けられるとともに、ヘッド本体9のフェース受け面12側に凸部8dが設けられても良い。しかし、このような実施形態は、ボールを直接打球するフェース部材8側に凹部13が形成されるため、その強度を低下させるおそれがある。従って、凹部13がヘッド本体9側にのみ設けられる実施形態が特に望ましい。
以上、本発明の実施形態について、アイアン型ゴルフクラブヘッドを例示したが、本発明は、フェース部材8とヘッド本体9とからなるゴルフクラブヘッドであれば、アイアン型のみならず、ウッド型、パター型、ユーティリティー型など種々のタイプのヘッドに適用できる。
表1に基づき、ロフト角24゜のアイアン型ゴルフクラブヘッドが試作された。構造は図1〜7に示す通りである。各ヘッドは、いずれもSUS630をロストワックス精密鋳造法により成形された鋳造品からなるヘッド本体と、6Al−4V−Tiの板材を打ち抜き後、NC加工により仕上げられたフェース部材とを接着剤を併用してかしめにより固着することにより形成された。衝撃吸収体には、三菱化学(株)製の商品名「ラバロンSR04」をインジェクション成形して形成された弾性体(ポリマーアロイ)が用いられた。
テスト方法は、次の通りである。
<打球感>
各供試ヘッドに、SRIスポーツ社製の繊維強化樹脂シャフトMP−200(フレックスR)を装着してクラブ長38インチのアイアン型ゴルフクラブを試作した。そして、ハンディキャップ10〜20の10名のアベレージゴルファが、天然芝上に置かれたゴルフボールを各供試クラブで5球づつ打撃し、打球時に手に伝わる衝撃力を各評価者のフィーリングにより5点法で評価した。評価は、衝撃吸収体が配置されていない供試クラブのフィーリングを1点として、衝撃力が小さく打球感が最高に良いものを5点とする相対評価であり、10名の平均値が示されている。
<耐久性>
各供試クラブヘッドにカーボンシャフトを装着してテストクラブを製造し、これをスイングロボットに取り付け、ヘッドスピードが40m/sとなるように調節して2ピースゴルフボールを各クラブのスイートスポットで打撃し、100球毎にクラブヘッドの損傷の有無を肉眼で確認し、損傷発生時の打球数を調べた。10000球を打球の上限とした。
<不良品発生率>
各テストクラブヘッドをそれぞれ100個製造し、フェース部材とヘッド本体との接合不良が生じている不良品の発生率を調べた。
テストの結果などを表1に示す。
Figure 0004891680
テストの結果、実施例のヘッドは、いずれも良好な耐久性と打球感とを有していることが確認できた。また不良品発生率も低減していることが確認できた。
本発明の一実施形態を示す基準状態のアイアン型ゴルフクラブヘッドの正面図である。 その背面図である。 図1のA−A断面図である。 (A)、(B)はその部分拡大図である。 フェース部材を背面側から見た斜視図である。 ヘッド本体の斜視図である。 ヘッド本体の正面図である。 凹部及び衝撃吸収体を説明する拡大断面図である。 衝撃吸収体の自由状態を示す拡大断面図である。 かしめを説明するクラブヘッドの部分断面図である。 (A)、(B)は、本発明の他の実施形態を説明するクラブヘッドの部分断面図である。 (A)は従来のクラブヘッドの正面図、(B)はそのA−A断面図である。 (A)は従来のクラブヘッドの分解断面図、(B)はその接合状態を示す拡大断面図である。 (A)は従来のクラブヘッドの分解断面図、(B)はその接合状態を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 アイアン型ゴルフクラブヘッド
8 フェース部材
8b フェース背面
8d 凸部
9 ヘッド本体
13 凹部
15 衝撃吸収体
F フェース

Claims (2)

  1. ボールを打撃するフェースの少なくとも一部を含む金属材料からなるフェース部材と、前記フェース部材が接合される金属材料からなるヘッド本体とを含むゴルフクラブヘッドであって、
    前記フェース部材は、前記フェースと反対側の面であるフェース背面を有する板状体からなるとともに、
    前記ヘッド本体は、前記フェース背面に当接するフェース受け面を有し、かつ
    前記フェース背面側又はフェース受け面側の一方に、凹部が設けられるとともに、前記フェース背面側又はフェース受け面側の他方に、該凹部に嵌合できかつ前記凹部の深さよりも小さい高さの凸部が設けられ、
    しかも前記凹部の深さ及び幅よりも小さい厚さ及び幅を有する弾性材料からなる衝撃吸収体を前記凸部と凹部との間で圧縮して保持し、
    前記凹部は、深さBと幅Dとを有する溝状でフェースの周縁に沿ってのびるとともに、前記衝撃吸収体は、圧縮前の自由状態において、前記凹部の幅Dよりも小さい幅dと、前記凹部の深さBよりも小かつ凹部の深さBと凸部の高さCとの差である嵌合時の空隙高さA(=B−C)よりも大きい厚さhとを有し、
    しかも下記の関係(1)及び(2)を満たすことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
    1.10≦h/A≦1.40 …(1)
    0.60≦d/D≦0.90 …(2)
  2. ボールを打撃するフェースの少なくとも一部を含む金属材料からなるフェース部材と、金属材料からなりかつ前記フェース部材の前記フェースと反対側の面であるフェース背面と当接するフェース受け面を有するヘッド本体とを固着してゴルフクラブヘッドを製造するゴルフクラブヘッドの製造方法であって、
    前記フェース背面側又は前記フェース受け面側の一方に設けられた凹部に、弾性材料からなりかつ凹部の幅Dよりも小さい幅dと、凹部の深さBよりも小さい厚さhとを有する衝撃吸収体を配する工程と、
    前記フェース背面側又は前記フェース受け面側の他方に設けた凸部を前記凹部に嵌合させることにより、前記衝撃吸収体を厚さ方向に圧縮変形させて前記凹部に密着させる工程と、
    前記衝撃吸収体を圧縮した状態でフェース部材とヘッド本体とを固着する工程とを含むとともに、
    前記衝撃吸収体は、下記の関係(1)及び(2)を満たすことを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法。
    1.10≦h/A≦1.40 …(1)
    0.60≦d/D≦0.90 …(2)
    (ただし、Aは、前記凹部の深さBと凸部の高さCとの差(B−C)である。)
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