JP4494927B2 - ゴルフクラブヘッドとその製造方法 - Google Patents

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本発明はゴルフクラブヘッドとその製造方法に関し、詳しくは打球の飛距離を損なうことなく、打球時のフィーリングを向上させたゴルフクラブヘッドとその製造方法に関する。
従来、アイアンクラブのヘッドは、ステンレスや軟鉄等の金属からなるヘッド本体のフェース部に開口部を設けて、当該開口部に金属製のフェース部材(フェースプレート)を取り付けた構造が広く知られているが、打球時の振動を抑えてフィーリングを向上させるため、昨今、図15に示すようにヘッド本体1のフェース部3に開口部5を設けて、当該開口部5にフェース部材7を取り付けたゴルフクラブヘッド9に於て、当該開口部5の周縁部に形成したフェース部材取付用のフランジ部11に、発泡ゴムやウレタンスポンジ等からなる一定肉厚のシート状の衝撃吸収材13を装着し、当該衝撃吸収材13をフェース部材7とフランジ部11との間に挟み込んだ構造が知られている(特許文献1参照。)。
また、特許文献2には、図16に示すように金属製のヘッド本体15のバック側に設けたキャビティ17のフェース面側内周に均一幅のスリット19を設けて、当該スリット19内にゴム等の弾性体21を充填したゴルフクラブヘッド23が開示されており、これらの従来構造によれば、衝撃吸収材13や弾性体21により打球時の振動が吸収されて打球時のフィーリングが良好となる。
特開平7−213656号公報 特開平11−104283号公報
しかし乍ら、上記衝撃吸収材13は均一な肉厚に形成されてフェース部材7とフランジ部11とで均等に圧縮,挟持された構造上、その材料自体の特性のみの衝撃吸収しかできず、使用する材料によっては、所要の衝撃吸収機能を確保するために衝撃吸収材13を大きくせざるを得ない場合が生じ、衝撃吸収材13とその装着部が大型化して設計の自由度が阻害されてしまう虞があった。
また、フェース部材7とフランジ部11とで挟持されているとはいえ、衝撃吸収材13の抜止め手段が何ら施されていないため、長期に亘る打球時の衝撃で衝撃吸収材13がフェース部材7とフランジ部11の間から離脱してしまう虞があった。
同様に、図16の従来例も、弾性体21の抜止め手段が何ら施されていないこともあって、長期に亘る打球時の衝撃で弾性体21がスリット19から離脱する虞があり、また、均一幅のスリット19内に充填された構造上、前記衝撃吸収材13と同様、弾性体21の材料の特性のみの衝撃吸収しかできない不具合が指摘されていた。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、打球の飛距離を損なうことなく、振動吸収体により打球時の振動を吸収してフィーリングの向上を図り、併せて振動吸収体の離脱を防止したゴルフクラブヘッドとその製造方法を提供することを目的とする。
尚、本明細書に於て、「振動を吸収」とは、振動を抑え、一部緩和することも含む。
斯かる目的を達成するため、請求項1に係る発明は、金属製のヘッド本体のバック部に、ヘッド本体の周縁部とボールを打球するフェース部とでキャビティを形成したゴルフクラブヘッドに於て、上記キャビティのフェース面側内周に、フェース部中央側に位置する開口部側に幅狭部を有し、底部側にフェース部の撓み方向へ幅広な幅広部を有する溝部を形成し、当該溝部の範囲内に、当該溝部内の形状に沿った形状からなる振動吸収体を溝部に沿って装着して、当該振動吸収体の肉厚をフェース部の撓み方向に変化させ、打球時に、フェース部の撓みにより、前記振動吸収体に肉厚差による圧縮性の相違を生じさせることを特徴とする。
そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のゴルフクラブヘッドに於て、幅広部は、溝部の開口部側から底部側へ連続する円弧状部であることを特徴とし、請求項3に係るゴルフクラブヘッドの製造方法は、金属製のヘッド本体のバック部に、ヘッド本体の周縁部とボールを打球するフェース部とでキャビティを形成すると共に、当該キャビティのフェース面側内周に、フェース部中央側に位置する開口部側に幅狭部を有し、底部側にフェース部の撓み方向へ幅広な幅広部を有する溝部を形成し、上記幅狭部より小径のノズルで溝部の範囲内に液状樹脂を注入し、これを硬化させて溝部内の形状に沿った形状からなる振動吸収体を溝部に沿って形成することにより、当該振動吸収体の肉厚をフェース部の撓み方向に変化させ、打球時に、フェース部の撓みにより、前記振動吸収体に肉厚差による圧縮性の相違を生じさせることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項3に記載のゴルフクラブヘッドの製造方法に於て、溝部を、その開口部側から底部側へ連続する円弧状に形成することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、ボールの打球時の振動を振動吸収体が吸収するが、溝部に装着した振動吸収体の肉厚がフェース部の撓み方向に変化しているため、打球時のフェース部の撓みで振動吸収体に圧縮性の相違が生じ、この圧縮性の相違によって振動吸収性が向上する。
而も、斯様に振動吸収体の肉厚をフェース部の撓み方向へ変化させてヘッド本体と接触する表面積を大きくしたことで、振動吸収体による振動吸収性が更に向上することとなる。
従って、同材料で同程度の吸収性を生じさせる際に振動吸収体とその装着部を小型化でき、効率よく振動吸収できる利点を有する。
また、振動吸収体は、開口部側に幅狭部が形成され、底部側に幅広部が形成された溝部に装着されているため、長期に亘る打球時の衝撃で溝部から離脱する虞もない。
更に、振動吸収体によって打球時のフェース部の撓みを規制することがないため、打球されたボールの十分な飛距離を確保することができる利点を有する。
また、請求項に係る発明によれば、振動吸収体の幅広部が、溝部の開口部側から底部側へ連続する円弧状部とされているため、ヘッド本体と接触する振動吸収体の表面積が増大して振動吸収性が更に向上する。
そして、請求項に係る製造方法によれば、液状樹脂をノズルで溝部内に注入後、硬化させることで振動吸収体が形成できるため、ゴルフクラブヘッドを容易に製造することができる。この場合、液状樹脂の粘度が少ないと隙間なく充填し易く、適度な粘度を有すると安定して充填でき作業性がよい。
更に請求項に係る発明によれば、溝部をその開口部側から底部側へ連続する円弧状に形成することで、液状樹脂注入時の樹脂回りが円滑となるため、液状樹脂を隙間なく充填することができ、この結果、振動吸収体によって効率よく振動を吸収することができる利点を有する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1乃至図5は請求項1に係るゴルフクラブヘッドの第一実施形態を示し、図1に於て、25はホーゼル部27やソール部29,フェース部31等がステンレスや軟鉄,タングステン合金等で一体に鋳造されたアイアンのヘッド本体で、図2及び図3に示すように打球時の慣性モーメントを大きくするため、ヘッド本体25のバック部33側には、ヘッド本体25の周縁部35を残してキャビティ37が設けられており、斯かる構成によりヘッド本体25の重量が周縁部35に分散されて、打球の方向性が安定するようになっている。
而して、図2乃至図4に示すように上記キャビティ37は、ヘッド本体25のフェース部31からバック部33に亘って貫通孔(開口部)39を設けて、当該貫通孔39のフェース側周縁部に設けた嵌着凹部41に、ヘッド本体25より比重の軽いチタンやチタン合金で均一な厚みに鍛造されたフェース部材43を嵌着して形成されており、フェース部材43は既述したフェース部31と共にゴルフクラブヘッド49のフェース面を構成する。
また、図2中、45は図3の如くヘッド本体25のトゥ,ヒール方向に亘ってソール部29とバック部33との間に亘って装着されたウエイト部材で、図示するように当該ウエイト部材45は、トゥ,ヒール方向に亘ってソール部29とバック部33との間に形成された凹部47に装着されて、ソール部29やバック部33と面一になっている。
そして、打球時の振動を吸収してフィーリングの向上を図るため、本実施形態は、前記キャビティ37のフェース面側内周の全周に亘って溝部51を設け、当該溝部51に振動吸収体53を装着したことを特徴とする。
図5に示すように溝部51は、前記嵌着凹部41に沿ってその内側に設けられたヘッド本体25側の凹部55とフェース部材43とで区画形成されている。
而して、図5に示すように凹部55は、ヘッド本体25のソール部29側に於て、フェース部材43と平行に貫通孔39の開口周辺部に凹状に設けられた平坦部57と、当該平坦部57の外周側に突設された断面三角形状の環状の突条59の傾斜部61とで形成され、既述したように斯かる凹部55とフェース部材43とで溝部51が区画形成されている。そして、凹部55は、ソール部29から左右のトゥ,ヒール側へ向かって平坦部57が順次減少し、トゥ,ヒール側からヘッド本体25のトップ部63に亘って、図2の如く突条59の傾斜部61による凹部55とフェース部材43とで溝部51が区画形成されている。
そして、図5に示すようにヘッド本体25のソール部29側に於て、フェース部中央側に位置する平坦部57側が溝部51の開口部51aとなり、その底部51b側が、傾斜部61によってフェース部31の外周方向へ順次幅広な構造となっている。
また、ヘッド本体25のトップ部63側に於ては、突条59の突出端とフェース部材43との間が溝部51の開口部51aとなり、傾斜部61によって底部51b側がフェース部31の外周方向へ順次幅広とされた構造となっている。そして、溝部51の全周に亘って、突条59の突出端とフェース部材43との間が溝部51の幅狭部とされており、溝部51の開口部51a側に当該幅狭部が位置し、底部51b側に幅広部が形成された構造となっている。
そして、図2及び図5に示すように本実施形態は、上述の如き形状の溝部51のうち、傾斜部61とフェース部材43とで区画される領域に振動吸収体53を装着したものである。
振動吸収体53は、フェース部材43を嵌着凹部41に嵌着した後、図2及び図5の如くポリウレタン等のエストラマ樹脂からなる環状の成形体を、傾斜部61とフェース部材43とで区画される溝部51の領域に圧入したもので、振動吸収体53は傾斜部61(溝部51の形状)に沿って溝部51の底部51bに向け、即ち、フェース部材43の撓み方向へ順次幅広(t1<t2)となっている。
尚、振動吸収体53のその他の形態として、フェース部材43の取り付け前に、上記凹部55(傾斜部61)にポリウレタン等のエストラマ樹脂からなる環状の成形体を配置して、フェース部材43を後から取り付けてもよいし、また、請求項に係る製造方法の一実施形態により、フェース部材43を嵌着凹部41に嵌着した後、溝部51内にその幅狭部より小径のノズルでシリコンゴムまたはシリコンゲル等の室温硬化性または熱硬化性の液状樹脂を注入して、これらを室温または加熱して硬化させてもよい。
この場合、液状樹脂は二液性でも一液性でもよく、液状樹脂の粘度が少ないと隙間なく充填し易く、適度な粘度を有すると安定して充填でき作業性がよい。
更にまた、常温で流動性を有する母材樹脂に揮発性溶剤を混合し、揮発性溶剤の揮発で流動性を消失させる方法を用いて溝部51内に振動吸収体を設けてもよく、母材樹脂としてアクリル系樹脂やポリウレタン系樹脂等が挙げられ、揮発性溶剤として酢酸エチルやトルエン,水,メチレンクロライト等が挙げられる。
その他、図1中、65はホーゼル部27に挿着されたシャフトで、当該シャフト65はFRPまたは金属で形成されている。
本実施形態に係るゴルフクラブヘッド49はこのように構成されているから、このゴルフクラブヘッド49を装着したクラブでボールを打球すると、振動吸収体53が打球時の振動を吸収するが、振動吸収体53は、フェース部材43の撓み方向に肉厚が変化(t1<t2)しているため、打球時のフェース部材43の撓みにより、振動吸収体53は肉厚差による圧縮性の相違が生じる。
そして、この圧縮性の相違は振動吸収体53の振動減衰特性に貢献し、図15,図16の如く肉厚が一定な衝撃吸収材13や弾性体21に比し振動吸収性が著しく向上する。
而も、前記幅狭部から溝部51の底部51bに向けて順次幅広となるように振動吸収体53の肉厚を変化させてヘッド本体25と接触する表面積を大きくしたことで、振動吸収体53による振動吸収性が図15,図16の従来例に比し更に向上する。
また、図5に示すように本実施形態は、ヘッド本体25のソール部29側に於て、前記平坦部57とフェース部材43とで区画される溝部51の開口部51aまで振動吸収体53を装着せず、更にまた、フェース部材43の撓み方向に振動吸収体53の肉厚を変化(t1<t2)させて、フェース部中央部側が小幅で撓み易くしたことも相俟って、打球時のフェース部材43の撓みが規制されず、フェース部材43の十分な反発力によってボールの飛距離が確保される。
そして、図2及び図5の如く振動吸収体53は、傾斜部61とフェース部材43とで区画される溝部51の領域に装着されて、当該溝部51の幅狭部から底部51bに向けて順次幅広となっているため、打球時の衝撃で溝部51から離脱することもない。
従って、本実施形態によれば、
[1] 振動吸収体53によって打球時のフェース部材43の撓みを規制せず、打球されたボールの十分な飛距離を確保することができ、
[2] 溝部51に装着する振動吸収体53の肉厚をフェース部材43の撓み方向に変化させたことで、打球時のフェース部材43の撓みで振動吸収体53に圧縮性の相違が生じ、この圧縮性の相違によって振動吸収性が向上するため、同材料で同程度の吸収性を生じさせる際に小型化でき、効率よく振動吸収できる利点を有する。
[3] 溝部51に装着する振動吸収体53の肉厚をフェース部材43の撓み方向へ変化させてヘッド本体25と接触する表面積を大きくしたことで、振動吸収体53による振動吸収性が更に向上する。
[4] 振動吸収体53は、溝部51の幅狭部から底部51bに向けて順次幅広となるように形成されているため、長期に亘る打球時の衝撃で振動吸収体53が溝部51から離脱することがない。
図6は請求項1の第二実施形態に係るゴルフクラブヘッドの要部拡大断面図を示し、図示するように本実施形態は、図5の突条59に代え、フェース部材43側へ断面正三角形形状に突出する2本の突条67,69を内外に並設したもので、当該突条67,69と平坦部57とでヘッド本体25-1側に凹部55-1が形成されている。
尚、図1乃至図5の実施形態と同一のものには同一符号を付してそれらの構造説明は省略する。
そして、本実施形態も、上記凹部55-1とフェース部材43とで、ヘッド本体25-1のキャビティ37のフェース面側内周の全周に亘って溝部51-1を設けており、突条67,69の山部とフェース部材43とで溝部51-1の幅狭部が形成され、突条67,69の谷部とフェース部材43とで溝部51-1の幅広部が交互に形成されている。そして、溝部51-1の開口部51a-1側に幅狭部が位置し、溝部51-1の底部51b-1は幅広部となっており、突条67,69とフェース部材43とで区画される溝部51-1の領域に振動吸収体53-1が装着されている。
振動吸収体53-1は、請求項に係る製造方法の一実施形態によって、フェース部材43を嵌着凹部41に嵌着してヘッド本体25-1のバック側にキャビティ37を形成し、当該フェース部材43と前記凹部55-1とで溝部51-1を形成した後、当該溝部51-1内にノズルでシリコンゴムまたはシリコンゲル等の室温硬化性または熱硬化性の液状樹脂を注入し、これらを室温または加熱して硬化させることで形成されており、振動吸収体53-1は、溝部51-1の形状に沿って突条67,69の山部と谷部とで交互に大小(t3<t4)の肉厚を有している。
本実施形態に係るゴルフクラブヘッド49-1はこのように構成されており、斯かるゴルフクラブヘッド49-1を装着したクラブでボールを打球すると、打球時の振動を振動吸収体53-1が吸収するが、振動吸収体53-1は溝部51-1の形状に沿って突条67,69の山部と谷部とで交互に大小(t3<t4)の肉厚を有しているため、打球時のフェース部材43の撓みによって振動吸収体53-1の複数箇所に肉厚差による複数の圧縮性の相違が生じ、この結果、図1の実施形態に比し振動吸収体53-1の振動吸収性が更に向上し、また、図5の構造に比しヘッド本体25-1と接触する振動吸収体53-1の表面積が大きくなるため、更に振動吸収体53-1による振動吸収性が向上する利点を有する。
更にまた、本実施形態も、平坦部57とフェース部材43とで区画される溝部51-1の開口部51a-1まで振動吸収体53-1を装着していないため、打球時のフェース部材43の撓みが振動吸収体53-1によって規制されず、フェース部材43の十分な反発力によってボールの飛距離が確保されることとなる。
そして、振動吸収体53-1は、恰も突条67,69に噛合するように溝部51-1内に装着されて、肉薄部分より溝部51-1の底部51b-1に振動吸収体53-1の肉厚部分が位置するため、長期に亘る打球時の衝撃で振動吸収体53-1が溝部51-1から離脱することもない。
従って、本実施形態によっても、上記実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能で、打球の飛距離を損なうことなく、振動吸収体53-1により打球時の振動を吸収してフィーリングの向上を図り、併せて振動吸収体53-1の離脱防止が図れることとなった。
図7は請求項1の第三実施形態に係るゴルフクラブヘッドの要部拡大断面図を示し、図示するように本実施形態に係るゴルフクラブヘッド49-2は、図5の振動吸収体53に代え、フェース部材43を嵌着凹部41に嵌着して当該フェース部材43と凹部55とで溝部51を形成した後、請求項4の一実施形態によって、溝部51内にノズルでシリコンゴムまたはシリコンゲル等の室温硬化性または熱硬化性の液状樹脂を開口部51aまで注入し、これらを室温または加熱して硬化させて振動吸収体53-2を設けたものである。
尚、その他の構成は図1の実施形態と同様であるため、同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略する。
而して、本実施形態によれば、図1の実施形態と同様、所期の目的を達成することができることは勿論、ヘッド本体25と接触する振動吸収体53-2の表面積が更に増加し、また、前記振動吸収体53に比し振動吸収体53-2の容量が大きくなるため、振動吸収体53-2による振動吸収効果が更に高まる利点を有する。
図8乃至図10は請求項1の第四実施形態を示し、本実施形態は、ヘッド本体のフェース部とトップ,ソール方向及びトゥ,ヒール方向に寸法を同じくする外形形状に形成された断面コ字状のフェース部材(カップフェース)を用いたゴルフクラブヘッドに係り、図に於て、71はホーゼル部73やフェース部75,ソール部77等がステンレスや軟鉄,タングステン合金等で一体に鋳造されたアイアンのヘッド本体で、フェース部75は、その周縁部79を残して背面に貫通孔81が貫通する枠体形状に形成されている。そして、フェース部75の全面にヘッド本体71より比重の小さいチタンやチタン合金等で鍛造された薄肉なフェース部材83が止着されて、ヘッド本体71のバック部85側にキャビティ87が形成されている。
図8及び図9に示すようにフェース部材83は、ヘッド本体71のフェース部75と、トップ,ソール方向及びトゥ,ヒール方向に寸法及び肉厚を同じくする同一の外形形状に形成されている。そして、その周縁部には、内方へ略直角に折曲されてフランジ部89がヒール部を除く全周に亘って形成されており、フェース部材83をフェース部75に取り付けると、図9に示すようにフランジ部89の外形形状が前記周縁部79の外形形状と面一となるように構成されている。
一方、既述したようにフェース部75は、その周縁部79を残して貫通孔81が開口する枠体形状となっているが、フェース部75には、貫通孔81の開口縁部に沿って頂部が平坦な凸部91が突設されており、その外側面はテーパ面93に形成されている。
そして、凸部91の外側のフェース部75に平坦な受け部95が形成されて、当該受け部95に前記フランジ部89の先端が当接するようになっており、斯様にフランジ部89の先端を受け部95に当接させてフェース部材83をフェース部75に取り付けると、凸部91とフェース部材83との間に溝部97が形成されるようになっている。
而して、図10に示すように溝部97は、前記凸部91の平坦な頂部とフェース部材83との間に形成された均一な幅からなる同一幅部99と、既述したテーパ面93とフランジ部89の内周面との間に形成される幅広部101とからなり、同一幅部99が溝部97の幅狭部で、幅広部101はテーパ面63の形状に沿ってフェース部材83の撓み方向へ順次幅広となっている。
そして、上記溝部97に振動吸収体103が装着されている。
振動吸収体103は、図6の振動吸収体53-1と同様、請求項の一実施形態によってフェース部材83をフェース部75に取り付けた後、凸部91とフェース部材75とで形成された溝部97内に、ノズルでシリコンゴムまたはシリコンゲル等の室温硬化性または
熱硬化性の液状樹脂を注入し、これらを室温または加熱して硬化させることで形成されており、振動吸収体103は溝部97の形状に対応して、溝部97の開口部104が開口する同一幅部99に比し幅広部101の肉厚が大きく(t5<t6)なっている。
尚、既述したテーパ面93に代え、凸部91の外側面を、受け部95方向に湾曲する湾曲形状としてもよい。また、振動吸収体の形成方法は圧入等でもよい。
そして、その他の構成は図1の実施形態と同様であるので、同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略する。
本実施形態に係るゴルフクラブヘッド105はこのように構成されているから、当該ゴルフクラブヘッド105を装着したクラブでボールを打球すると、振動吸収体103が打球時の振動を吸収し、振動吸収体103は、フェース部材83の撓み方向に肉厚が変化(t5<t6)しているため、打球時のフェース部材83の撓みにより、振動吸収体103は肉厚差による圧縮性の相違が生じる。
そして、この圧縮性の相違は振動吸収体103の振動減衰特性に貢献し、図15,図16の如く肉厚が一定な衝撃吸収材13や弾性体21に比し振動吸収性が著しく向上する。
而も、幅広部101が厚肉となるように振動吸収体103の肉厚を変化させてヘッド本体71と接触する表面積を大きくしたことで、振動吸収体103による振動吸収性が図15,図16の従来例に比し更に向上すると共に、打球時の衝撃で溝部97から離脱することもない。
従って、本実施形態によっても、既述した各実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能で、打球の飛距離を損なうことなく、振動吸収体103により打球時の振動を吸収してフィーリングの向上を図り、併せて振動吸収体103の離脱防止が図れることとなった。
図11乃至図14は請求項1及び請求項2に係るゴルフクラブヘッドの一実施形態を示し、以下、本実施形態を図面に基づいて説明するが、図1の実施形態と同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略する。
図11に於て、25-2は図1のヘッド本体25と同様、ホーゼル部27やソール部29,フェース部31等がステンレスやタングステン合金等で一体に鋳造されたアイアンのヘッド本体で、貫通孔39のフェース側周縁部に設けた嵌着凹部41にフェース部材43を嵌着してバック部33側にキャビティ37が設けられており、フェース部材43はフェース部31と共にゴルフクラブヘッド107のフェース面を構成している。
そして、打球時の振動を吸収してフィーリングの向上を図るため、図11乃至図14に示すように本実施形態は、キャビティ37のフェース面側下部内周に溝部109をヘッド本体25-2のトゥ,ヒール方向に設けて、当該溝部109に振動吸収体111を装着したもので、図13に示すように溝部109は、嵌着凹部41に沿ってその内側に設けられたヘッド本体25-2側の凹部113と、フェース部材43とで区画形成されている。
而して、凹部113は、フェース部材43と平行に貫通孔39の開口周辺に凹状に形成された第1の平坦部115と、フェース部材43と平行に当該平坦部115のソール側に形成された第2の平坦部117と、当該平坦部117のソール側に突設された突条119とからなり、突条119は、ソール側がヘッド本体25-2のバック部方向に湾曲する断面円弧状部121とされて嵌着凹部41に連続し、また、第2の平坦部117は第1の平坦部115よりもフェース部材43との間が幅狭とされている。そして、既述したように上記凹部113とフェース部材43とで溝部109が区画形成されており、第1の平坦部115側が溝部109の開口部109aとなり、その底部109b側は、前記断面円弧状部121によって突条119から当該底部109b側へ連続する円弧状に形成されている。そして、突条119の突出端とフェース部材43との間が溝部109の幅狭部とされており、当該突条119から断面円弧状部121によって、溝部109は底部109b側へ順次幅広な構造となっている。
そして、図11及び図13に示すように本実施形態は、上述の如き形状の溝部109のうち、第2の平坦部117とフェース部材43とで区画される領域に、シリコンゴムまたはシリコンゲル等の室温硬化性または熱硬化性の液状樹脂からなる振動吸収体111を装着したものである。
本実施形態に係るゴルフクラブヘッド109はこのように構成されており、当該ゴルフクラブヘッド109は、請求項3及び請求項4に係る発明方法の一実施形態によって以下の如く製造される。
先ず、前記嵌着凹部41や凹部113,貫通孔39が形成されたヘッド本体25-2を製造し、嵌着凹部41にフェース部材43を装着して、前記溝部109をキャビティ37のフェース面側下部内周に形成する。
この後、図13に示すように溝部109内に、その幅狭部より小径のノズル123でシリコンゴムやシリコンゲル等の室温硬化性または熱硬化性の液状樹脂を注入して、これらを室温または加熱して硬化させることで、図12に示すように平坦部117とフェース部材43とで区画される領域に振動吸収体111を設けるもので、振動吸収体111は幅狭部に比し、前記断面円弧状部121の形状に沿って溝部109の底部109bに向け、即ち、フェース部材43の撓み方向へ順次幅広(t7<t8)となっている。
而して、このように製造されたゴルフクラブヘッド107を装着したクラブでボールを打球すれば、本実施形態によっても、既述した各実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能で、打球の飛距離を損なうことなく、振動吸収体111により打球時の振動を吸収してフィーリングの向上を図り、併せて振動吸収体111の離脱防止が図れることとなる。
また、本実施形態によれば、振動吸収体111が断面円弧状部121の形状に沿って溝部109の底部109bに向け順次幅広となっているため、図1の実施形態に比しヘッド本体25-2と接触する振動吸収体111の表面積が増大して振動吸収性が更に向上する。
更にまた、本実施形態に係る製造方法によれば、液状樹脂をノズル123で溝部109内に注入後、硬化させることで振動吸収体111が形成できるのでゴルフクラブヘッド107を容易に製造できると共に、凹部113に断面円弧状部121を設けたことで、液状樹脂注入時の樹脂回りが円滑となるため、液状樹脂を隙間なく充填することができ、この結果、振動吸収体111によって効率よく振動を吸収することができる利点を有する。
尚、フェース部材の材料や肉厚は上述した各実施形態に限定されるものではなく、フェース部材の中央と周縁部の肉厚を変化させて、反発性を向上させてもよい。
而して、トップ部に溝部を設けてこれに振動吸収体を装着すると、トップ部はヘッド本体の肉厚が薄いために振動し易いといった従来の不具合を解消できる。
また、この種のアイアンのクラブは、比較的ソール側で打球することが多いため、ソール部に溝部を設けてこれに振動吸収体を装着すれば、振動吸収体の機能を発揮させて打球時の振動吸収を効率よく図れる利点を有する。
更にまた、トゥ側にのみ振動吸収体を装着して、トゥ側へオフセンタした打球に対応させるようにしてもよい。
請求項1の第一実施形態に係るゴルフクラブヘッドの正面図である。 図1に示すゴルフクラブヘッドの断面図である。 図1に示すゴルフクラブヘッドのヘッド本体の背面図である。 図1に示すゴルフクラブヘッドのヘッド本体の正面図である。 図1に示すゴルフクラブヘッドの要部拡大断面図である。 請求項1の第二実施形態に係るゴルフクラブヘッドの要部拡大断面図である。 請求項1の第三実施形態に係るゴルフクラブヘッドの要部拡大断面図である。 請求項1の第四実施形態に係るゴルフクラブヘッドの正面図である。 図8に示すゴルフクラブヘッドの断面図である。 図8に示すゴルフクラブヘッドの要部拡大断面図である。 請求項1及び請求項2の一実施形態に係るゴルフクラブヘッドの断面図である。 図11に示すゴルフクラブヘッドの要部拡大断面図である。 請求項3及び請求項4の一実施形態に係る製造方法の説明図である。 図11に示すゴルフクラブヘッドのヘッド本体の正面図である。 従来のゴルフクラブヘッドの要部分解斜視図である。 従来の他のゴルフクラブヘッドの断面図である。
符号の説明
25,25-1,25-2,71 ヘッド本体
31,75 フェース部
33 バック部33
37,87 キャビティ
39,81 貫通孔
43,83 フェース部材
49,49-1,49-2,105,107 ゴルフクラブヘッド
51,51-1,97,109 溝部
53,53-1,53-2,103,111 振動吸収体
55,55-1 凹部
59,67,69,119 突条
61 傾斜部
89 フランジ部
91 凸部
93 テーパ面
95 受け部
121 断面円弧状部
123 ノズル

Claims (4)

  1. 金属製のヘッド本体のバック部に、ヘッド本体の周縁部とボールを打球するフェース部とでキャビティを形成したゴルフクラブヘッドに於て、
    上記キャビティのフェース面側内周に、フェース部中央側に位置する開口部側に幅狭部を有し、底部側にフェース部の撓み方向へ幅広な幅広部を有する溝部を形成し、
    当該溝部の範囲内に、当該溝部内の形状に沿った形状からなる振動吸収体を溝部に沿って装着して、当該振動吸収体の肉厚をフェース部の撓み方向に変化させ、
    打球時に、フェース部の撓みにより、前記振動吸収体に肉厚差による圧縮性の相違を生じさせることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 幅広部は、溝部の開口部側から底部側へ連続する円弧状部であることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 金属製のヘッド本体のバック部に、ヘッド本体の周縁部とボールを打球するフェース部とでキャビティを形成すると共に、当該キャビティのフェース面側内周に、フェース部中央側に位置する開口部側に幅狭部を有し、底部側にフェース部の撓み方向へ幅広な幅広部を有する溝部を形成し、
    上記幅狭部より小径のノズルで溝部の範囲内に液状樹脂を注入し、これを硬化させて溝部内の形状に沿った形状からなる振動吸収体を溝部に沿って形成することにより、当該振動吸収体の肉厚をフェース部の撓み方向に変化させ、
    打球時に、フェース部の撓みにより、前記振動吸収体に肉厚差による圧縮性の相違を生じさせることを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法。
  4. 溝部を、その開口部側から底部側へ連続する円弧状に形成することを特徴とする請求項3に記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
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