JP4891043B2 - インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 - Google Patents
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Description
前記端部領域が重なることで記録される記録領域のつなぎ部分上の位置では、前記端部領域が重なる関係にある前記吐出部間の一部の組の吐出口列において、一方の吐出口列の端部領域に含まれる吐出口のみから選択的にインク吐出が行われるようにしてつなぎ処理を行う第1手段と、
前記つなぎ部分では、前記端部領域が重なる関係にある前記吐出部間の他の組の吐出口列において、前記端部領域に含まれる前記複数の吐出口のインク打ち込み率が前記吐出部の前記配列の中央から端部に向かう方向に沿って低く、且つ前記吐出部間で補完的にインク吐出が行われるようにしてつなぎ処理を行う第2手段と、
を具えたことを特徴とする。
前記端部領域が重なることで記録される記録領域のつなぎ部分上の位置では、前記端部領域が重なる関係にある前記吐出部間の一部の組の吐出口列において、一方の吐出口列の端部領域に含まれる吐出口のみから選択的にインク吐出が行われるようにしてつなぎ処理を行うとともに、
前記つなぎ部分では、前記端部領域が重なる関係にある前記吐出部間の他の組の吐出口列において、前記端部領域に含まれる前記複数の吐出口のインク打ち込み率が前記吐出部の前記配列の中央から端部に向かう方向に沿って低く、且つ前記吐出部間で補完的にインク吐出が行われるようにしてつなぎ処理を行う、
ことを特徴とする。
前記複数の吐出口列のいずれかの吐出口列については、前記つなぎ部分上の位置で、当該つなぎ部分の記録に関与する2回の主走査のうちのいずれかの主走査でのみ選択的にインク吐出が行われるようにしてつなぎ処理を行う第1手段と、
前記複数の吐出口列の他の吐出口列については、前記つなぎ部分で、当該オーバーラップ部分の記録に関与する2回の主走査でインク打ち込み率が前記吐出部の前記配列の中央から端部に向かう方向に沿って低く、且つ前記2回の主走査で補完的にインク吐出が行われるようにしてつなぎ処理を行う第2手段と、
を具えたことを特徴とする。
前記複数の吐出口列のいずれかの吐出口列については、前記つなぎ部分上の位置で、当該つなぎ部分の記録に関与する2回の主走査のうちのいずれかの主走査でのみ選択的にインク吐出が行われるようにしてつなぎ処理を行うとともに、
前記複数の吐出口列の他の吐出口列については、前記つなぎ部分で、当該つなぎ部分の記録に関与する2回の主走査でインク打ち込み率が前記吐出部の前記配列の中央から端部に向かう方向に沿って低く、且つ前記2回の主走査で補完的にインク吐出が行われるようにしてつなぎ処理を行う、
ことを特徴とする。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録装置の概略構成を示す模式的斜視図である。また、図2はこの記録装置に適用されるインクジェットヘッドを吐出口側から見た模式図である。
インク:キヤノン社製顔料インク「Pgインク(商品名:BCI1421)」
記録媒体:三菱製紙社製光沢紙「IJ-RC-UF120」
パッチ:エリアファクタを20%から200%まで段階的に変化させたパッチ1〜6
記録パス数:1パスと8パスの2種類
光沢の測定器:BYK Gardner社製マイクロヘイズメーター
・先に記録動作を行うもの、すなわち記録媒体搬送方向上流側にある組に境界つなぎ処理を適用し、平坦な表面を確保してから、他の組にグラデーションつなぎ処理を適用することで光沢むらを緩和すること、もしくは、
・先に記録動作を行う組にグラデーションつなぎ処理を適用し、後に記録動作を行うもの、すなわち記録媒体搬送方向下流側にある組に境界つなぎ処理を適用し、凹凸を極力ならすことで、光沢むらを緩和すること
を基本的な構成とする。
上例では記録媒体の幅に対応した範囲にわたって吐出口ないしヘッドチップが配置されるラインプリンタに本発明を適用した場合について述べた。しかし、吐出口の配列方向と異なる方向への主走査と、これに直交する方向への記録媒体の相対搬送(副走査)とを繰り返すことにより記録動作を行うシリアルタイプのインクジェット記録装置に対しても本発明は有効に適用できるものである。すなわち、シリアルタイプのインクジェット記録装置では、ある主走査によって記録される記録領域(バンド)と、副走査後に次の主走査によって記録される記録領域(バンド)とのつなぎ部分において、画像弊害が生じ得るからである。
なお、以上では、インク吐出に利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する素子(ヒータ)用いる方式のインクジェットヘッドについて説明した。しかしその他の方式、例えば圧電素子を使用して機械的エネルギにより吐出を行う方式によるインクジェットヘッドに対しても本発明を適用できることは言うまでもない。
11A、11B ヘッドチップ
11A−1〜11A−4、11B−1〜11B−4、111−1〜111−4 吐出口列
810 使用ノズル選択回路
E 吐出口列端部領域
Claims (8)
- インクを吐出して記録媒体に対し記録を行うための吐出口を配列してなる吐出口列が2つ以上並列に設けられた吐出部を複数、前記吐出口列の複数の吐出口を含む端部領域が前記配列の方向と異なる前記記録媒体の搬送方向において前記吐出部間で重なるように配置して記録を行うインクジェット記録装置であって、
前記端部領域が重なることで記録される記録領域のつなぎ部分上の位置では、前記端部領域が重なる関係にある前記吐出部間の一部の組の吐出口列において、一方の吐出口列の端部領域に含まれる吐出口のみから選択的にインク吐出が行われるようにしてつなぎ処理を行う第1手段と、
前記つなぎ部分では、前記端部領域が重なる関係にある前記吐出部間の他の組の吐出口列において、前記端部領域に含まれる前記複数の吐出口のインク打ち込み率が前記吐出部の前記配列の中央から端部に向かう方向に沿って低く、且つ前記吐出部間で補完的にインク吐出が行われるようにしてつなぎ処理を行う第2手段と、
を具えたことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記第1手段のつなぎ処理が適用される吐出口列は、前記搬送方向上、前記吐出部の最上流側に位置するものを含むことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第1手段のつなぎ処理が適用される吐出口列は、前記搬送方向上、前記吐出部の最下流側に位置するものを含むことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記吐出口列は3列以上設けられ、前記第1手段のつなぎ処理が適用される吐出口列は、前記搬送方向上、第1手段の制御対象となる吐出口列は吐出部内で最上流側および最下流側に位置するものを含むことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- インクを吐出して記録媒体に対し記録を行うための吐出口を配列してなる吐出口列が2つ以上並列に設けられた吐出部を複数、前記吐出口列の複数の吐出口を含む端部領域が前記配列の方向と異なる前記記録媒体の搬送方向において前記吐出部間で重なるように配置して記録を行うインクジェット記録方法であって、
前記端部領域が重なることで記録される記録領域のつなぎ部分上の位置では、前記端部領域が重なる関係にある前記吐出部間の一部の組の吐出口列において、一方の吐出口列の端部領域に含まれる吐出口のみから選択的にインク吐出が行われるようにしてつなぎ処理を行うとともに、
前記つなぎ部分では、前記端部領域が重なる関係にある前記吐出部間の他の組の吐出口列において、前記端部領域に含まれる前記複数の吐出口のインク打ち込み率が前記吐出部の前記配列の中央から端部に向かう方向に沿って低く、且つ前記吐出部間で補完的にインク吐出が行われるようにしてつなぎ処理を行う、
ことを特徴とするインクジェット記録方法。 - インクを吐出して記録媒体に対し記録を行うための吐出口を配列してなる吐出口列を並列に2列以上配置したインクジェットヘッドを用い、該インクジェットヘッドの前記配列の方向とは異なる方向への主走査と、当該主走査方向と直交する方向への前記記録媒体の副走査とを繰り返すとともに、前記副走査の量を前記吐出口の配列の範囲未満とすることで、前記主走査により記録されるバンドの端部同士をオーバーラップさせたつなぎ部分が生じるように記録を行うインクジェット記録装置であって、
前記複数の吐出口列のいずれかの吐出口列については、前記つなぎ部分上の位置で、当該つなぎ部分の記録に関与する2回の主走査のうちのいずれかの主走査でのみ選択的にインク吐出が行われるようにしてつなぎ処理を行う第1手段と、
前記複数の吐出口列の他の吐出口列については、前記つなぎ部分で、当該オーバーラップ部分の記録に関与する2回の主走査でインク打ち込み率が前記吐出部の前記配列の中央から端部に向かう方向に沿って低く、且つ前記2回の主走査で補完的にインク吐出が行われるようにしてつなぎ処理を行う第2手段と、
を具えたことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記第1手段のつなぎ処理が適用される吐出口列は、前記複数設けられた吐出口のうち、前記主走査方向上の最も外側に位置するものであることを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。
- インクを吐出して記録媒体に対し記録を行うための吐出口を配列してなる吐出口列を並列に2列以上配置したインクジェットヘッドを用い、該インクジェットヘッドの前記配列の方向とは異なる方向への主走査と、当該主走査方向と直交する方向への前記記録媒体の副走査とを繰り返すとともに、前記副走査の量を前記吐出口の配列の範囲未満とすることで、前記主走査により記録されるバンドの端部同士をオーバーラップさせたつなぎ部分が生じるように記録を行うインクジェット記録方法であって、
前記複数の吐出口列のいずれかの吐出口列については、前記つなぎ部分上の位置で、当該つなぎ部分の記録に関与する2回の主走査のうちのいずれかの主走査でのみ選択的にインク吐出が行われるようにしてつなぎ処理を行うとともに、
前記複数の吐出口列の他の吐出口列については、前記つなぎ部分で、当該つなぎ部分の記録に関与する2回の主走査でインク打ち込み率が前記吐出部の前記配列の中央から端部に向かう方向に沿って低く、且つ前記2回の主走査で補完的にインク吐出が行われるようにしてつなぎ処理を行う、
ことを特徴とするインクジェット記録方法。
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