JP4890784B2 - 可変高さ及び長さの製品を連続包装装置に供給する方法 - Google Patents

Description

本発明は、可変高さ及び長さの製品を連続包装装置に供給する方法に関する。

特に包装装置と平行に関連している複数のフィーダからやって来る、例えば新聞、雑誌、本、封筒、景品又は他の付録のようなシート状製品又は同種製品の、いわゆる出版製品の選別及び輸送の分野において、現在に至るまで、連続して可変の長さ及び高さを有する製品を一緒に多様に組み合わせて連続包装するための解決は見出されていない。

実際上、一般には、包装機械及びその供給装置は、現在、供給される製品にしたがって調節され、これらの製品は一定の測定でもって同一又は同様の大きさでなければならず、これにより、包装機械の種々の部品が正確な作動をなすことができるようにする。

これらの製品の大きさが変るときには、包装装置は停止させられ、実質的に所定の大きさを有する製品の包装作業を再び開始することができるようにする前に新しいパラメータでもってリセットされる。

本発明の目的は、したがって、包装機械を停止する必要なしに、連続してかつ多様に組み合される、高さ及び長さが可変大きさの出版製品の連続包装を行うようにすることにより、上述の問題を解決することにある。

本発明の上記目的は、可変高さ及び長さの製品を連続包装装置に供給する方法であって、前記連続包装装置が、一定数のフィーダからの、例えば新聞、雑誌、本、封筒、景品又は同様な製品のような出版製品又は同種製品を受けとる複数のスラスタを備えているコンベヤと、コンベヤベルトと、中央コンピュータと、前記スラスタを備えているコンベヤと前記コンベヤベルトとの間に配設され、高さを変化させることができる上方ベルトと下方モータローラとから成る、高さが調節可能な供給装置と、前記スラスタを備えているコと前記コンベヤベルトとの間に配設され、前記製品又はこれら製品の集合体の高さを検出する、少なくともひとつのセンサと、前記スラスタを備えているコンベヤと前記コンベヤベルトとの間に配設され、前記製品又はこれら製品の集合体の長さを検出する、少なくともひとつの他のセンサとを包含し、前記コンベヤベルトではプラスチック又は紙フィルムが前記コンベヤベルトの上方に連続して供給されて包装が行われ、また前記コンベヤベルトの下流の区域では縦横密封装置が高さ及び長さが可変大きさの完成包装品を作るものにおいて、前記製品又はこれら製品の集合体の高さを、前記スラスタを備えているコンベの出口で前記少なくともひとつのセンサにより検出する段階と、前記製品又はこれら製品の集合体の高さにしたがって前記高さが調節可能な供給装置の上方ベルトの高さの位置を変化させる段階と、前記製品又はこれら製品の集合体の長さを、前記スラスタを備えているコンベヤの出口で前記少なくともひとつの他のセンサにより検出して、前記製品又はこれら製品の集合体の長さを制御し、前記中央コンピュータと協同して、連続する前記製品又はこれら製品の集合体間のピッチの変化を確定する段階と、前記スラスタを備えているコンベヤにより供給されてきた製品又はこれら製品の集合体の前記コンベヤベルト上におけるピッチを、前記コンベヤベルトの速度の変化によって変化させる段階と、前記縦横密封装置の速度を前記製品又はこれら製品の集合体の高さ及び長さの大きさに適合させる段階とを包含することを特徴とする方法により達成される。

一実施形態によれば、前記フィーダは中央トランスミッション及び単一のモータにより駆動することができる。他の実施形態によれば、前記フィーダの各々はそれぞれのモータにより関連するトランスミッションを介して駆動することができる。

本発明による、可変高さ及び長さの製品を自動包装装置に供給する方法の特徴及び利点は、添付図面を参照して、一例としてかつ限定する目的でなく述べられている下記の説明から明らかになるであろう。

図面の図１を参照するに、連続包装装置は、符号１０で総括的に示されている。連続包装装置１０は、符号１４，１４’，１４”，・・・で示されている一定数のフィーダからの、例えば新聞、雑誌、本、封筒、景品又は他の同様な製品のような出版製品又は同種製品１３，１３’，１３”，・・・を受けとる複数のスラスタ１２を備えているコンベヤ１１を包含する。

コンベヤ１１はトランスミッション１５及びモータ１６により駆動され、一方、フィーダにおける例えば符号１４，１４’で示されているフィーダは中央トランスミッション１７及び単一のモータ１８により駆動され、また符号１４”で示されているフィーダはモータ２０により関連するトランスミッション１９を介して駆動される。

種々のフィーダ１４，１４’，１４”から選択的に供給される結果として多様に組み合わされる製品１３，１３’，１３”は、適当に選定したピッチＰ，Ｐ’，Ｐ”にしたがって、コンベヤベルト２１に供給され、このコンベヤベルトで最終包装が行われる。実際に、コンベヤベルト２１の下流区域で、縦横密封装置２３が本発明による方法にしたがって高さ及び長さが可変大きさの完成包装品２４，２４’，・・・を作るようにする。

コンベヤベルト２１の下において、プラスチック又は紙フィルム２６のローラ２５が、プラスチック又は紙フィルム２６をコンベヤベルト２１の上方に連続して供給し、これにより、スラスタ１２を備えているコンベヤベルト１１により受けとられた製品の集合体をプラスチック又は紙フィルム２６の上に受けとる準備をする。

高さを変化させることができる小さな上方ベルト２２と下方モータローラ２７とは、高さが調節可能な供給装置を作り、この高さが調節可能な供給装置はスラスタ１２を備えているコンベヤベルト１１とコンベヤベルト２１との間の供給に容易に協働する。

モータ２９により指令される適当なトランスミッション２８はコンベヤベルト２１の全体の前進を行わせしめ、一方、モータ３１により駆動させられる他の複合トランスミッション３０は縦横密封装置２３を選択的に駆動せしめる。

積み重ねた製品の集合体の高さを検出するセンサ３２は長さを検出する少なくともひとつの３３と関連し、これらのセンサは製品の連続する集合体間のピッチを選択的に及び／又は符号３４で示されている中央コンピュータと協同して決定する。

勿論、中央コンピュータ３４は、また、包装処理を同調して行わせることができるようにするために、上述したモータのすべて及び使用される他の補助装置を管理する。

したがって、本発明によれば、予め選択した製品１３，１３’，１３”，・・・の連続する積み重ね集合体のプログラム化された供給に続いて、スラスタ１２を備えているコンベヤ１１は製品の集合体を受けとる。勿論、これらの製品はスラスタ１２を備えているコンベヤ１１と組み合っている種々のフィーダ１４，１４’，１４”，・・・により順々に所定のシーケンスにしたがって供給される。

このような製品１３，１３’，１３”，・・・又はこれらの製品の集合体の前進は中央コンピュータ３４により種々のモータに信号を送り、これにより、本発明の方法を実施することができる。より詳細には，製品の各集合体の長さ及び高さにしたがって、製品の種々の集合体間のピッチＰ，Ｐ’，Ｐ”，・・・の変化が行われる。

このようなピッチの変化は、スラスタ１２を備えているコンベヤ１１から到来する製品の各集合体の長さ及び高さにしたがってコンベヤベルト２１の速度を連続して変えることにより、及び縦横密封装置２３の速度をコンベヤベルト２１上に到来した製品１３，１３’，１３”，・・・又はこれら製品の重合体の高さ及び長さの大きさに適合させることにより、行われる。

したがって、中央コンピュータ３４はコンベヤベルト２１全体のトランスミッション２８を駆動せしめるモータ２９の連続する制御及び指令を行う。また、中央コンピュータ３４は複合トランスミッション３０を駆動せしめるモータ３１の連続する制御及び指令を行い、複合トランスミッション３０はそれから縦横密封装置２３を選択的に駆動せしめる。

選択的に又は同時に、スラスタ１２を備えているコンベヤ１１からやって来る製品の各集合体の高さを検出するセンサ３２は、中央コンピュータ３４を駆動させること又は上述したその指令を確定することを引き受けることができる。

また、製品の各集合体の長さを検出する他のセンサ３３を、中央コンピュータ３４と協同させて製品の連続する集合体間のピッチの変化の確定を行わせるようにすることができる。

以上述べた如く、本発明は、包装装置を停止する必要なしに、連続してかつ多様に組み合わされる、高さ及び長さが可変大きさの出版製品の連続包装を行うことにより、従来技術の問題に対する解決を提供する。

本発明による、可変高さ及び長さの製品を供給する方法を実施する連続包装装置の側面図である。

１０ 連続包装装置
１１ コンベヤ
１２ スラスタ
１３，１３’，１３” 製品
１４，１４’，１４” フィーダ
１５ トランスミッション
１６ モータ
１７ 中央トランスミッション
１８ モータ
１９ トランスミッション
２０ モータ
２１ コンベヤベルト
２２ 上方ベルト
２３ 縦横密封装置
２４，２４’ 完成包装品
２５ ローラ
２６ プラスチック又は紙フィルム
２７ 下方モータローラ
２８ トランスミッション
２９ モータ
３０ 複合トランスミッション
３１ モータ
３２ 高さを検出するセンサ
３３ 長さを検出するセンサ
３４ 中央コンピュータ

Claims (3)

1. 可変高さ及び長さの製品を連続包装装置に供給する方法であって、前記連続包装装置が、一定数のフィーダ（１４，１４’，１４”，・・・）からの、例えば新聞、雑誌、本、封筒、景品又は同様な製品のような出版製品又は同種製品（１３，１３’，１３”，・・・）を受けとる複数のスラスタ（１２）を備えているコンベヤ（１１）と、コンベヤベルト（２１）と、中央コンピュータ（３４）と、前記スラスタ（１２）を備えているコンベヤ（１１）と前記コンベヤベルト（２１）との間に配設され、高さを変化させることができる上方ベルト（２２）と下方モータローラ（２７）とから成る、高さが調節可能な供給装置（２２，２７）と、前記スラスタ（１２）を備えているコンベヤ（１１）と前記コンベヤベルト（２１）との間に配設され、前記製品（１３，１３’，１３”，・・・）又はこれら製品の集合体の高さを検出する、少なくともひとつのセンサ（３２）と、前記スラスタ（１２）を備えているコンベヤ（１１）と前記コンベヤベルト（２１）との間に配設され、前記製品（１３，１３’，１３”，・・・）又はこれら製品の集合体の長さを検出する、少なくともひとつの他のセンサ（３３）とを包含し、前記コンベヤベルト（２１）ではプラスチック又は紙フィルム（２６）が前記コンベヤベルト（２１）の上方に連続して供給されて包装が行われ、また前記コンベヤベルト（２）の下流の区域では縦横密封装置（２３）が高さ及び長さが可変大きさの完成包装品（２４，２４’，・・・）を作るものにおいて、前記製品（１３，１３’，１３”，・・・）又はこれら製品の集合体の高さを、前記スラスタ（１２）を備えているコンベヤ（１１）の出口で前記少なくともひとつのセンサ（３２）により検出する段階と、前記製品（１３，１３’，１３”，・・・）又はこれら製品の集合体の高さにしたがって前記高さが調節可能な供給装置（２２，２７）の上方ベルト（２２）の高さの位置を変化させる段階と、前記製品（１３，１３’，１３”，・・・）又はこれら製品の集合体の長さを、前記スラスタ（１２）を備えているコンベヤ（１１）の出口で前記少なくともひとつの他のセンサ（３３）により検出して、前記製品（１３，１３’，１３”，・・・）又はこれら製品の集合体の長さを制御し、前記中央コンピュータ（３４）と協同して、連続する前記製品（１３，１３’，１３”，・・・）又はこれら製品の集合体間のピッチの変化を確定する段階と、前記スラスタ（１２）を備えているコンベヤ（１１）により供給されてきた製品（１３，１３’，１３”，・・・）又はこれら製品の集合体の前記コンベヤベルト（２１）上におけるピッチを、前記コンベヤベルト（２１）の速度の変化によって変化させる段階と、前記縦横密封装置（２３）の速度を前記製品（１３，１３’，１３”，・・・）又はこれら製品の集合体の高さ及び長さの大きさに適合させる段階とを包含することを特徴とする方法。
2. 請求項１記載の方法において、前記フィーダ（１４，１４’，１４”，・・・）が中央トランスミッション（１７）及び単一のモータ（１８）により駆動されることを特徴とする方法。
3. 請求項１記載の方法において、前記フィーダ（１４，１４’，１４”，・・・）の各々がそれぞれのモータ（２０）により関連するトランスミッション（１９）を介して駆動されることを特徴とする方法。

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