JP4890422B2 - 無線通信装置、通信制御方法、通信制御プログラム及びその記録媒体 - Google Patents

無線通信装置、通信制御方法、通信制御プログラム及びその記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信装置、通信制御方法、通信制御プログラム及びその記録媒体に関する。
USB(Universal Serial Bus)インターフェース(I/F)を備えた機器において、使用頻度の高いものの1つとして、いわゆるUSBメモリが知られる。USBメモリは、データの共有、交換及び移動を主たる用途とする、持ち運び可能な不揮発性メモリである。
USBメモリが多用される大きな理由は、パーソナルコンピュータ(PC)等のホスト端末の仕様に依らず、ホスト端末のUSBI/Fに接続することでホスト端末にすぐに認識され、容易に外部メモリとして使用することができる、という使い勝手の良さのためである。例えば、ユーザは、勤務先でプレゼンテーション用資料のファイルをUSBメモリに格納し、プレゼンテーション会場でこのUSBメモリをPCに接続してファイルと開き、プレゼンテーションを行うことが可能である。また、他の理由として、USBメモリは、有線でホスト端末に接続される場合、ホスト端末からUSBI/Fを介して電力を供給されるので、電源回路を有する必要がないことが挙げられる。
一方で、近年、オフィスや家庭における通信ネットワークでは、近距離無線通信技術の発展に伴って、従来の有線による通信システムに代わって、無線による通信システムが普及しつつある。特に、UWB(Ultra Wide Band)方式を採用するワイヤレスUSBは、Bluetooth(登録商標)や無線LAN(Local Area Network)等の他の無線通信システムと比べて大容量のデータを高速に送受信することが可能であるため、次世代の無線通信技術として期待されている。
また、ワイヤレスUSBによる通信システムは、多対多の通信を想定した他の無線通信システムとは異なり、通信を行う機器間に「ホスト(例えば、パーソナルコンピュータ(PC)及びゲーム機等。)」及び「デバイス(即ち、ホストに接続される周辺機器。)」という主従関係を予め定めて、そのネットワーク接続形態を1対多に限定することによって回路規模の低減を実現する。この主従関係を定めるため手順は一般に「アソシエーション」と呼ばれており、無線通信を行う前にホストとデバイスとの間をUSBケーブルで接続することによるケーブル・アソシエーションや、端末に表示された数字を入力することによるニューメリック・アソシエーションがある。
図12は、ワイヤレスUSBのアソシエーション手順を説明するフロー図である。ステップS1001で、ホストは、そのホストを識別するための識別情報であるCHID(Connection Host ID)をデバイスに対して通知する。ステップS1002で、デバイスは、受け取ったCHIDを自身のメモリ(例えば、不揮発メモリ。)に保存する。次いで、ステップS1003で、デバイスは、そのデバイスを識別するための識別情報であるCDID(Connection Device ID)をホストに対して通知する。ステップS1004で、ホストは、自身の識別情報CHIDと、デバイスから受け取ったCDIDと、ホスト及びデバイスを相互に関連付けるための関連付け情報CK(Connection Key)とから成る接続情報CC(Connection Context)を生成し、ステップS1005でデバイスに通知する。最後にステップS1006で、ホスト及びデバイスの夫々において接続情報CCがメモリに保存される。このように、接続情報CCがホスト及びデバイスで共有されることにより、アソシエーションが完了する。
このような状況において、従来有線で使用されていたUSBメモリに関しても、無線化しようとする動きがある。USBメモリの無線化は、ホスト端末においてUSBメモリを物理的に接続することが困難な場所にUSBI/Fがある場合、及び、セキュリティ上USBメモリを特定の場所から移動することができない場合に有用であり、また、ホスト端末へ有線で接続する手間を省くことができる。
特開2006−268831号公報(特許文献1)は、ワイヤレストランシーバ機能を利用するUSBメモリキーを開示する。このUSBメモリキーは、通信相手となるコンピュータ機器のワイヤレス有効範囲に置かれることによって、その機器との間に無線リンクを確立することができる。
また、特開2006−238413号公報(特許文献2)は、有線USB規格に従う通信方法と、有線USB規格とは異なる無線通信方法とを切り替え可能な装置等を開示する。更に、特許文献2は、無線ホストとUSBデバイスとの間で行われる通信の手順を開示する。
特開2006−268831号公報 特開2006−238413号公報
しかし、上記特許文献1及び特許文献2に開示される技術による無線化には、無線リンクを確立するための工程が複雑であるという問題がある。上述したように、ワイヤレスUSBによる無線通信では、予めアソシエーションによって無線通信を行う機器間に「ホスト」及び「デバイス」という主従関係を定める必要がある。そのような関係の下、ホストとデバイスとの間に無線リンクを確立するためには、デバイスは、新しい接続を受け付けているホストを探し、ホストに接続要求を送らなければならない。
また、USBメモリでは、無線でホスト端末に接続される場合、有線で接続される場合とは異なり、ホスト端末から電力供給を受けることができないため、バッテリを内蔵する必要があるが、このバッテリの使用可能期間を長くするために、可能な限り無駄な電力消費を抑制しなければならないという問題がある。
従って、本発明は、上記問題を鑑み、ホスト及びデバイスの関係に基づく無線通信プロトコルに従う無線リンクを自動的に確立することが可能であって、且つ、データ伝送状態にない場合に自動的に電力供給を停止することが可能な無線通信装置、通信制御方法、通信制御プログラム及びその記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の無線通信装置は、ホスト及びデバイスの関係に基づく第1の無線通信プロトコルに従って機器と無線通信を行う無線通信装置であって、接続される機器をホストとして識別する第1の識別情報と、所定の第2の無線通信プロトコルにおいて前記接続される機器を識別する第2の識別情報とを相互に関連付けて記憶する識別情報記憶手段と、前記第2の無線通信プロトコルに従って機器と無線通信を行い、該機器の第2の識別情報を受信する識別情報受信手段と、前記識別情報記憶手段を参照して、前記識別情報受信手段によって受信された前記第2の識別情報に関連付けられた第1の識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記識別情報取得手段によって取得された前記第1の識別情報に対応する前記機器に、前記第1の無線通信プロトコルに従う無線リンクを確立するための接続要求を送信する接続要求送信手段とを有する。
これにより、ホスト及びデバイスの関係に基づく無線通信プロトコルに従う無線リンクを自動的に確立することが可能な無線通信装置を提供することができる。
また、本発明の無線通信装置は、前記接続される機器の第1の識別情報に関連付けられた設定状態を有する機械的な機器切替え手段を更に有し、前記識別情報取得手段は、前記識別情報受信手段によって受信された前記第2の識別情報に関連付けられた第1の識別情報を前記識別情報記憶手段から取得できない場合に、前記機器切替え手段の現在の設定状態に関連付けられた第1の識別情報を取得することができる。
また、本発明の無線通信装置は、有線によって又は前記第2の無線通信プロトコルに従って前記接続される機器と通信して、該機器の第1の識別情報を取得し、前記機器切替え手段の設定状態と関連付ける識別情報関連付け手段を更に有し、前記識別情報記憶手段は、前記機器切替え手段の設定状態と、該設定状態に関連付けられた第1の識別情報とを更に記憶することができる。
これにより、所定の無線通信プロトコルを利用することができない状況であっても、ホスト及びデバイスの関係に基づく無線通信プロトコルに従う無線リンクを自動的に確立することが可能な無線通信装置を提供することができる。また、無線リンクを自動的に確立するに当たって、ユーザが容易に接続先の設定を行うことができる。
また、本発明の無線通信装置は、前記接続要求送信手段によって前記接続要求を送信した機器との接続状態を判別する接続状態判別手段と、前記接続状態判別手段によって前記機器との間に無線リンクが確立されていないと判断される場合に、当該無線通信装置の電源をオフする電力供給制御手段とを更に有する。
また、本発明の無線通信装置は、前記接続要求送信手段によって接続要求を送信した機器との間に確立された無線リンクにおいて無線通信が行われているかどうかを判断する無線通信確認手段を更に有し、前記電力供給制御手段は、前記無線通信確認手段によって前記無線通信が行われていないと判断される場合に当該無線通信装置の電源をオフすることができる。
これにより、接続/通信状態にない場合に自動的に電源をオフすることが可能な無線通信装置を提供することができる。
また、本発明の無線通信装置は、前記接続要求送信手段によって前記接続要求を送信した機器との接続状態を判別する接続状態判別手段と、前記接続状態判別手段による判別結果を表示する接続状態表示手段とを更に有する。
これにより、無線リンクが確立されたかどうかをユーザに通知することができる。
また、本発明の無線通信装置は、前記接続される機器から当該無線通信装置へのアクセス制限を設定するアクセス制限設定手段と、前記アクセス制限設定手段の設定状態に基づいて、前記機器との間に確立された無線リンクにおけるデータ入出力を制御するデータ入出力制御手段とを更に有する。
これにより、電波の届く範囲であればどこからでもアクセスが可能である無線通信システムにおいて、セキュリティレベルを向上させることができる。
上記目的を達成するために、本発明の通信制御方法は、ホスト及びデバイスの関係に基づく第1の無線通信プロトコルに従って機器と無線通信を行う無線通信装置における通信制御方法であって、所定の第2の無線通信プロトコルに従って機器と無線通信を行い、該機器の第2の識別情報を受信する識別情報受信ステップと、接続される機器をホストとして識別する第1の識別情報と、前記第2の無線通信プロトコルにおいて前記接続される機器を識別する第2の識別情報とを相互に関連付けて記憶する識別情報記憶手段を参照して、前記識別情報受信ステップで受信された前記第2の識別情報に関連付けられた第1の識別情報を取得する識別情報取得ステップと、前記識別情報取得ステップで取得された前記第1の識別情報に対応する前記機器に、前記第1の無線通信プロトコルに従う無線リンクを確立するための接続要求を送信する接続要求送信ステップとを有する。
また、本発明の通信制御方法において、前記識別情報取得ステップは、前記識別情報受信ステップで受信された前記第2の識別情報に関連付けられた第1の識別情報を前記識別情報記憶手段から取得できない場合に、当該無線通信装置に設けられ、前記接続される機器の第1の識別情報に関連付けられた設定状態を有する機械的な機器切替え手段の現在の設定状態から前記第1の識別情報を取得するステップを有することができる。
また、本発明の通信制御方法は、有線によって又は前記第2の無線通信プロトコルに従って前記接続される機器と通信して、該機器の第1の識別情報を取得し、前記機器切替え手段の設定状態と関連付ける識別情報関連付けステップを更に有する。
また、本発明の通信制御方法は、前記接続要求送信ステップで前記接続要求を送信した機器との接続状態を判別する接続状態判別ステップと、前記接続状態判別ステップで前記機器との間に無線リンクが確立されていないと判断される場合に、当該無線通信装置の電源をオフする電力供給制御ステップとを更に有する。
また、本発明の通信制御方法は、前記接続要求送信ステップで接続要求を送信した機器との間に確立された無線リンクにおいて無線通信が行われているかどうかを判断する無線通信確認ステップを更に有し、前記電力供給制御ステップは、前記無線通信確認ステップで前記無線通信が行われていないと判断される場合に当該無線通信装置の電源をオフするステップを有することができる。
また、本発明の通信制御方法は、前記接続要求送信ステップで前記接続要求を送信した機器との接続状態を判別する接続状態判別ステップと、前記接続状態判別ステップにおける判別結果を表示する接続状態表示ステップとを更に有する。
また、本発明の通信制御方法は、前記接続される機器から当該無線通信装置へのアクセス制限を設定するアクセス制限設定ステップと、前記アクセス制限設定ステップで設定された前記アクセス制限に基づいて、前記機器との間に確立された無線リンクにおけるデータ入出力を制御するデータ入出力制御ステップとを更に有する。
上記目的を達成するために、本発明の通信制御プログラムは、ホスト及びデバイスの関係に基づく第1の無線通信プロトコルに従って機器と無線通信を行う無線通信装置における通信制御プログラムであって、コンピュータに、所定の第2の無線通信プロトコルに従って機器と無線通信を行い、該機器の第2の識別情報を受信する識別情報受信ステップと、接続される機器をホストとして識別する第1の識別情報と、前記第2の無線通信プロトコルにおいて前記接続される機器を識別する第2の識別情報とを相互に関連付けて記憶する識別情報記憶手段を参照して、前記識別情報受信ステップで受信された前記第2の識別情報に関連付けられた第1の識別情報を取得する識別情報取得ステップと、前記識別情報取得ステップで取得された前記第1の識別情報に対応する前記機器に、前記第1の無線通信プロトコルに従う無線リンクを確立するための接続要求を送信する接続要求送信ステップとを実行させることができる。
上記目的を達成するために、本発明の通信制御プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録され得る。
本発明の一実施形態として、前記第1の無線通信プロトコルはワイヤレスUSBである。また、前記第2の無線通信プロトコルはNFCIPである。
本発明により、ホスト及びデバイスの関係に基づく無線通信プロトコルに従う無線リンクを自動的に確立することが可能であって、且つ、データ伝送状態にない場合に自動的に電力供給を停止することが可能な無線通信装置、通信制御方法、通信制御プログラム及びその記録媒体を提供することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、添付の図面を参照して説明する。本発明の実施形態は、ワイヤレスUSBを利用する、例えばUSBメモリに代表される記憶装置を例に説明されるが、ワイヤレスUSBに限られず、「ホスト」及び「デバイス」のような主従関係を予め定められた機器間においてのみ無線通信を認めるものであれば他の無線通信プロトコルを利用しても良く、また、記憶装置に限られず、そのような無線通信プロトコルに従って機器と無線通信を行う無線通信装置であれば如何なる装置であっても良い。
[記憶装置の構成]
図1は、本実施形態に従う記憶装置がホスト端末としてのPCに接続された無線通信ネットワークを表す。図1の無線通信ネットワークは、デバイス端末としての記憶装置1と、ホスト端末としてのPC2とを有する。
記憶装置1は、バス16によって接続された制御部10と、アンテナ部を有する無線USBデバイス部11と、有線USBデバイス部12と、表示部13と、操作部14と、記憶部15と、無線リンク確立部17と、電源供給部18とを有する。
制御部10は、記憶部15に記憶されたプログラムを実行することによって、記憶装置1の各部を制御することができる。無線USBデバイス部11は、アンテナを介してホスト端末であるPC2と無線通信を行うことができる。有線USBデバイス部12は、無線通信を行う前に記憶装置1とPC2との間を有線で接続し、PC2をホスト端末として関連付けるために用いられる。表示部13は、ユーザにPCとの接続状態及び/又は通信状態並びに記憶装置1の機能設定等を示すことができる。例えば、表示部13は、ディスプレイ、LED及び/又はブザー等であっても良い。操作部14は、記憶装置1の電源のオン/オフ、接続されるPCの選択、及び/又はアクセス制限の設定を行うためのユーザインターフェースである。記憶部15は、記憶装置1の各部を制御するためのプログラムを記憶するメモリ(例えば、RAM、ROMなど。)と、PC2によって書き込まれたデータ及びPC2によって読み出されるデータを記憶するメモリ(例えば、フラッシュメモリなど。)とを有する。無線リンク確立部17は、PC2との無線リンクを確立及び切断することができる。電源供給部18は、蓄電手段としてバッテリを有し、バッテリから記憶装置1の各部への電源供給を制御する。
一方、PC2は、バス26によって接続された制御部20と、アンテナ部を有する無線USBホスト部21と、有線USBホスト部22と、表示部23と、操作部24と、記憶部25とを有する。
制御部20は、記憶部25に記憶されたプログラムを実行することによって、PC2の各部を制御することができる。無線USBホスト部21は、アンテナを介してデバイス端末である記憶装置1と無線通信を行うことができる。有線USBホスト部22は、無線通信を行う前に記憶装置1とPC2との間をケーブルで接続し、記憶装置1をデバイス端末として関連付けるために用いられる。表示部23はユーザに対する表示を行う。操作部24はユーザからの操作を受け付ける。
図2は、本実施形態に従う記憶装置の機能構成を表すブロック図である。図2の記憶装置1には、説明を明りょうにするため、特に本発明に関連する表示部13、操作部14、無線リンク確立部17及び電力供給部18のみが示される。
無線リンク確立部17は、識別情報記憶部110と、識別情報受信部112と、識別情報取得部114と、接続要求送信部116と、接続状態判別部118と、無線通信確認部120と、識別情報関連付け部122とを有する。識別情報記憶部110は、接続されるPCを識別する第1の識別情報と、第1の識別情報とは異なる第2の識別情報とを相互に関連付けて記憶する。本実施形態で、第1の識別情報は、ワイヤレスUSB無線システムにおいて実際の無線通信の前に行われるアソシエーションによってホスト端末としてのPCから通知されるホスト端末の識別情報(以降、ホストIDと称する。)であり、一方、第2の識別情報は、例えば、非接触式ICカード等で用いられるNFC(Near Field Communication)のような近接無線通信を行う際に通信相手であるPCを識別するための識別情報(以降、NFCIDと称する。)である。識別情報受信部112は、NFCによってPCからNFCIDを受信する。本実施形態で、識別情報受信部112は、NFCIP−1(Near Field Communication Interface and Protocol)に従う通信モジュールである。識別情報取得部114は、識別情報受信部112によってPCから受信したNFCIDに関連付けられたホストIDを識別情報記憶部110から取得する。接続要求送信部116は、識別情報取得部114によって取得されたホストIDに対応するPCに無線リンクを確立するための接続要求を送信する。接続状態判別部118は、無線USBデバイス部11(図1)の状態から、接続要求送信部116によって接続要求を送信したPCとの接続状態を判別する。即ち、接続状態判別部118は、記憶装置1がワイヤレスUSBによる無線通信を行うことができるようPCに接続されたかどうかを判断することができる。接続状態判別部118は、PCとの接続が確立されるまでの時間が所定時間に達したかどうかを判断するためのタイマを有しても良い。無線通信確認部120は、接続要求送信部116によって接続要求を送信したPCとの間に確立された無線リンクにおいて無線通信が行われているかどうかを判断する。無線通信確認部120は、無線通信が行われない時間が所定時間に達した場合に無線通信が行われていないと判断するためのタイマを有しても良い。識別情報関連付け部122は、接続されるPCと有線又は無線によって通信を行って、PCのホストIDを取得し、操作部14に設けられたスイッチ(後述する機器切替え部140)の設定状態と関連付けて、識別情報記憶部110に保存する。識別情報関連付け部122は、有線USBデバイス部12(図1)に含まれても良く、その場合、スイッチの設定状態へのホストIDの割り当てはアソシエーションの際に行われ得る。
表示部13は、接続状態判別部118によって確認された接続状態、無線通信確認部120によって確認された通信状態、及び/又は操作部14によって設定される記憶装置1の機能をユーザに提示する接続状態表示部130を有する。接続状態表示部130は、ディスプレイ、LED及び/又はブザー等を有する。例えば、接続状態の提示では、PCへの接続が確認されると、LEDの場合には点灯し、ブザーの場合には音を発し、ディスプレイの場合には「接続OK」と表示することが考えられる。
操作部14は、機器切替え部140と、アクセス制限設定部142と、データ入出力制御部144とを有する。機器切替え部140は、識別情報関連付け部122によって1又はそれ以上のホストIDに関連付けられた設定状態を有する機械的なスイッチである。ユーザは、機器切替え部140を切り替えることによって、記憶装置1を接続したいPCを選択することができる。アクセス制限設定部142は、接続されるPCから記憶装置1へのアクセス制限を設定する機械的なスイッチである。アクセス制限には、「読み出しのみ」、「書き込みのみ」、「読み込み及び書き込み」、並びに「アクセス不可」がある。ユーザは、アクセス制限設定部142を切り替えることによって、このようなアクセス制限を記憶装置1に設定することができる。データ入出力制御部144は、アクセス制限設定部142の設定状態に基づいて、PCとの間に確立された無線リンクにおけるデータ入出力を制御する。データ入出力制御部144は、制御部10(図1)に含まれても良く、その場合、データの読み出し/書き込みを制御するよう無線USBデバイス部11及び記憶部15を制御する。
電力供給部18は、蓄電部(バッテリ)150と、電力供給制御部152とを有する。バッテリ150は一定電力を蓄え、電力供給制御部152は、バッテリ150から記憶装置1の各部への電力供給を制御する。電力供給制御部152は、接続状態判別部118によってPCとの接続が確立されないと判断される場合に及び/又は無線通信確認部120によって無線通信が行われていないと判断される場合に、バッテリ150からの電力供給を停止することができる。
図3は、本実施形態に従う記憶装置の外観の一例を表す。図3の記憶装置1は、表示部13としてのスピーカ13a、LED13b及びディスプレイ13cと、機器切替え部140と、アクセス制限設定部142と、電源ボタン30と、近接無線通信部32と、USBインターフェース(I/F)部34とを有する。
記憶装置1は、電源ボタン30がユーザによって押下されると電源が入り、内蔵するバッテリ150(図2)から記憶装置1の各部へ電力が供給される。近接無線通信部32は、NFCによってPCと無線通信を行うための送受信部であり、識別情報受信部112(図2)を含む。USBI/F部34は、ホスト端末としてのPCへアソシエーションの際に挿入される。また、USBI/F部34は、アンテナ部を内蔵し、ワイヤレスUSBによる無線通信をPCとの間で行うことができる。他の実施形態として、USBI/F部34は、ワイヤレスUSBによる無線通信が不可能な環境で、PCへ挿入することで有線によるUSB通信を行うことができる。
機器切替え部140は、例えば3つのスイッチを有する。各スイッチは異なるホストIDに関連付けられており、スイッチをオンにすることで、そのホストIDに対応するPCへ接続要求が送られる。
アクセス制限設定部142は、例えば4つのスイッチを有する。各スイッチは、記憶装置1へのアクセス制限設定「読み出しのみ」、「書き込みのみ」、「読み込み及び書き込み」、並びに「アクセス不可」に対応する。ユーザは、いずれか1つのスイッチをオンすることで、アクセス制限を設定することができる。
スピーカ13a、LED13b及びディスプレイ13cは、PCとの接続状態及び通信状態と、機器切替え部140及びアクセス制限設定部142の設定とをユーザに提示する手段であって、例えば、接続状態の提示では、PCへの接続が確認されると、LEDの場合には点灯し、ブザーの場合には音を発し、ディスプレイの場合には「接続OK」と表示する。本実施形態で、LED13bは、機器切替え部140のスイッチをオンにすることで選択されるホスト端末の夫々について設けられている。例えば、機器切替え部140のスイッチの1つがオンにされ、記憶装置1がそのスイッチに関連付けられたホストIDを有するPCと接続される場合に、そのPCに対応するLED13bのうちの1つが、記憶装置1がPCに接続されている間点灯し続ける。
以下、本実施形態に従う記憶装置の動作について、更に詳細に説明する。
[1.ホスト端末との接続を確立するための動作]
図4は、ホスト端末への接続動作を説明するフロー図である。図4の接続動作は、記憶装置1に設けられた電源ボタン30がユーザによって押下されることで開始される。
最初にステップS101で、近接無線通信部32が起動し、識別情報受信部112は、記憶装置1の直ぐ近くにあるPCに、そのPCを特定する情報としてNFCIDを要求する。記憶装置1からの要求に応じてPCから自身を特定するNFCIDが送信されると、ステップS102で、識別情報受信部112はそのNFCIDを受信する。識別情報受信部112は、NFCIDを受信するまでの時間が所定時間に達したかどうかを判断するためのタイマを有しても良く、その場合、NFCIDを取得できないならば、ステップS103で、NFCIDの要求を送信してから一定時間が経過したかどうかが判断される。識別情報受信部112は、一定時間が経過するまで、NFCIDの取得を試みる。NFCIDを受信できずに一定時間が経過したならば、識別情報受信部112は、NFCIDを受信することができなかった旨を識別情報取得部104に通知する。識別情報取得部114は、ステップS106で、機器切替え部140の設定状態を確認し、ステップS107で、その設定状態に関連付けられたホストIDを識別情報記憶部110から取得する。
一方、識別情報受信部112がNFCIDを受信できた場合、識別情報受信部112は、そのNFCIDを識別情報取得部114に通知する。識別情報取得部114は、ステップS104で、識別情報受信部112によって受信されたNFCIDに関連付けられたホストIDを検索するために、識別情報記憶部110を参照する。識別情報取得部114は、ステップS105で所望のホストIDを見つけると、ステップS107でそのホストIDを読み出す。ステップS105で所望のホストIDを見つけることができない場合には、識別情報取得部114は、ステップS106で、機器切替え部140の設定状態を確認し、ステップS107で、その設定状態に関連付けられたホストIDを識別情報記憶部110から取得する。
ステップS108で、接続要求送信部116は、識別情報取得部114によって取得されたホストIDに対応するPCに無線リンクを確立するための接続要求を送信する。その後ステップS109で、接続状態判別部118は、無線USBデバイス部11(図1)の状態から、接続要求送信部116によって接続要求を送信したPCとの接続状態を判別する。記憶装置1がワイヤレスUSBによる無線通信を行うことができるようPCに接続された場合には、ステップS110で、その旨が接続状態表示部130によって表示される。
また、接続状態判別部118は、PCとの接続が確立されるまでの時間が所定時間に達したかどうかを判断するためのタイマを有しても良く、その場合、PCとの接続が確認されないならば、ステップS111で、接続要求を送信してから一定時間が経過したかどうかが判断される。接続要求送信部116は、一定時間が経過するまで、PCとの接続を試みる。PCとの接続を確立できずに一定時間が経過したならば、記憶装置1は一連の接続動作を終了する。このとき、記憶装置1は、PCへの接続を確立できなかった旨を接続状態表示部130に表示することによってユーザに通知しても良い。
このように、NFCのような近接無線通信及びホストIDを割り当てられたスイッチを利用することで、本実施形態に従う記憶装置は、ユーザ操作を必要とせずに、実質的に自動的にホスト端末との間に無線リンクを確立することができる。
次に、NFCIDに基づいて識別情報記憶部110からホストIDを取得する動作について、図5のフロー図を参照しながら詳述する。
最初に、近くに置かれたPCから送信されたNFCIDが識別情報受信部112によって受信されると(図4のステップS102)、ステップS201で、識別情報取得部114は、識別情報受信部112によって受信されたNFCIDを識別情報記憶部110に記憶されているNFCIDと照合する。ステップS202で、識別情報取得部114は、識別情報受信部112によって受信されたNFCIDに合致するNFCIDが識別情報記憶部110に記憶されているかどうかを判断する。合致するNFCIDが記憶されている場合には、ステップS203で、識別情報取得部114は、そのNFCIDに関連付けられたホストIDを識別情報記憶部110から取得する。
[2.ホストIDを記憶するための動作]
次に、ホストIDをNFCID及びスイッチの設定状態の夫々に関連付けて記憶するための動作について説明する。
図6は、ホストIDをNFCIDに関連付けて記憶するための動作を説明するフロー図である。図6の動作は、最初にホスト端末とアソシエーションを行う際に行われる。
例えば、記憶装置1において有線USBデバイス部12(図1)を介して接続されたPCを「ホスト」として関連付けるアソシエーションが行われると、ホストIDを含む接続情報CCが記憶装置1及びPCで共有される。ステップS301で、有線USBデバイス部12は、接続情報CCに含まれるホストIDがまだ識別情報記憶部110においていずれのNFCIDとも関連付けて記憶されていない新規の情報であるかどうかを判断する。ホストIDが新規の情報である場合には、ステップS302で、有線USBデバイス部12は、このホストIDを識別情報記憶部110に記憶する。一方、ホストIDが新規の情報でない場合には、有線USBデバイス部12はアソシエーションを終了する。
次いで、ステップS303で、記憶装置1は、近接接無線通信部32を介して、ホスト端末として関連付けられたPCにNFCIDを要求する。記憶装置1からの要求に応じてPCから自身を特定するNFCIDが送信されると、ステップS304で、そのNFCIDは識別情報受信部112によって受信され、先に記憶されたホストIDと関連付けられて識別情報記憶部110に記憶される。一方、NFCIDが識別情報受信部112で受信されない場合には、有線USBデバイス部12はアソシエーションを終了する。このとき、NFCIDが受信できず、ホストIDとの関連付けができなかった旨を、表示部13を介してユーザに通知しても良い。
このようにホストIDをNFCIDと関連付けて記憶することが可能であり、これによって、NFCのような近接無線通信を利用して、実質的に自動的にホスト端末との間に無線リンクを確立することができる。
図7は、本実施形態の記憶装置において、ホストIDを機器切替え部の設定状態に関連付けて記憶するための動作を説明するフロー図である。
最初にステップS401で、記憶装置1は、有線USBデバイス部12を介してPCへ接続される。PCへ接続された後、ステップS402で、機器切替え部140のスイッチのうち、接続されたPCに関連付けたいスイッチがユーザによってオンにされる。
次いで、ステップS403で、電力供給制御部152は、記憶装置1の電源がオンされているかどうかを判断する。即ち、電力供給制御部152は、電力が、電源ボタン30(図3)が押下されることによって、又は、有線USBデバイス部12を介してPCから電力を供給されることによって、記憶装置1の各部へ供給されているかどうかを判断する。電源がオンされていない場合には、ステップS404で、電力供給制御部152は自動的に電源をオンする。
電源がオンされた後、有線USBデバイス部12は、識別情報関連付け部122により、ステップS405で接続されたPCからホストIDを取得し、ステップS406で取得したホストIDをオンされているスイッチに関連付けて、識別情報記憶部110に記憶する。一方、PCからホストIDを取得できなかった場合には、電源供給制御部152によって電源がオフされる。あるいは、その旨が表示部13を介してユーザに通知される。
図7の動作は、図6で説明されたNFCIDとの関連付け動作と同様に、最初にホスト端末とアソシエーションを行う際に行われても良い。その場合、機器切替え部140のいずれかのスイッチがオンされているかどうかによって、NFCID又はスイッチのどちらにホストIDを関連付けたいのかを判断することができる。
また、本実施形態では、スイッチに関連付けられるホストIDは、有線USBデバイス部12を介してPCから取得されたが、他の実施形態として、記憶装置1をPCの近くに置き、近接無線通信部32(図3)を介してNFCによってPCから取得されても良い。
このようにホストIDを機械的なスイッチである機器切替え部の設定状態と関連付けて記憶することが可能であり、これによって、機器切替え部の設定を変更することで、複雑な手順を経ることなくホスト端末との間に無線リンクを確立することができる。
図8は、機器切替え部の設定状態に関連付けて記憶されたホストIDを削除するための動作を説明するフロー図である。
最初にステップS501で、機器切替え部140のスイッチのうち、ホストIDとの関連付けを解除したいスイッチがオンにされる。
次いで、ステップS502で電源ボタン30がユーザによって長押しされ、識別情報関連付け部122は、ステップS503で、電源ボタンが押下され始めてから一定時間が経過したかどうかを判断する。電源ボタンが押下され始めてから一定時間が経過すると、ステップS504で、識別情報関連付け部122は、オンされているスイッチに関連付けられて記憶されたホストIDを識別情報記憶部110から削除する。
ホストIDが識別情報記憶部110から削除された後、ステップS505で、表示部13はその旨をユーザに通知する。
図9は、識別情報記憶部110の記憶テーブルの一例を表す。識別情報記憶部110は、一例として、図9のような記憶テーブル40を有する。記憶テーブル40は、ホストIDを格納する第1の列42と、NFCIDを格納する第2の列44と、機器切替え部140の設定状態(即ち、ホストIDを割り当てられるスイッチ。)を格納する第3の列45とを有する。本実施形態で、機器切替え部140の設定状態とは、オン及びオフの間で切り替えられるスイッチのうち、どのスイッチがオンにされているかを意味する。相互に関連付けられるべき情報は、テーブルの同じ行に格納される。1つのホストIDにNFCID及びスイッチの夫々が関連付けられても良い。
[3.自動的に電源をオフするための動作]
上記において、本実施形態に従う記憶装置は、ユーザ操作を必要とせずに、実質的に自動的にホスト端末との間に無線リンクを確立することができることが説明された。更に、本実施形態に従う記憶装置は、ホスト端末との間に確立された無線リンクを自動的に切断し、且つ、装置の電源を自動的にオフすることができる。図10を参照して、自動的に無線リンクを切断し、且つ、電源をオフするための動作について説明する。
前提として、記憶装置1は、接続動作に関して図4を参照して説明したように、接続要求送信部116を介して、識別情報取得部114によって取得されたホストIDに対応するPCに無線リンクを確立するための接続要求を送信している(図4のステップS108)。
このような場合に、ステップS601で、接続状態判別部118は、無線USBデバイス部11(図1)の状態から、接続要求送信部116によって接続要求を送信したPCとの接続状態を判別する。記憶装置1がワイヤレスUSBによる無線通信を行うことができるようPCに接続された場合には、次にステップS602で、無線通信確認部120は、接続要求送信部116によって接続要求を送信したPCとの間に確立された無線リンクにおいて無線通信が行われているかどうかを判断する。無線通信が行われている場合には、ステップS601に戻り、接続状態及び通信状態を確認する一連の処理(ステップS601及びS602)を繰り返す。
また、接続状態判別部118は、PCとの接続が確立されるまでの時間が所定時間に達したかどうかを判断するためのタイマを有しても良く、その場合、ステップS601でPCとの接続が確認されないならば、ステップS603で、接続要求を送信してから一定時間が経過したかどうかが判断される。接続要求送信部116は、一定時間が経過するまで、PCとの接続を試みる。PCとの接続を確立できずに一定時間が経過したならば、ステップS606で、接続状態判別部118は、電力供給制御部152へPCとの接続が確立されない旨を通知し、これに応じて、電力供給制御部152は、バッテリ150から記憶装置1の各部への電力供給を停止して、電源をオフする。
一方、無線通信確認部120は、無線通信が行われない時間が所定時間に達した場合に無線通信が行われていないと判断するためのタイマを有しても良く、その場合、ステップS602でPCとの無線通信が確認されないならば、ステップS604で、無線通信が行われていないと確認されてから一定時間が経過したかどうかが判断される。無線通信が行われていないと確認されてから一定時間が経過したならば、ステップS605で、無線通信確認部120は、接続要求送信部116へ無線通信が行われていない旨を通知し、これに応じて、接続要求送信部116は接続中のPCに切断要求を送信する。PCとの接続が切断された後、ステップS606で、接続状態判別部118は、電力供給制御部152へPCとの接続が切断された旨を通知し、これに応じて、電力供給制御部152は、バッテリ150から記憶装置1の各部への電力供給を停止して、電源をオフする。
このように、ホスト端末(本実施形態ではPC。)との接続状態及び/又は通信状態を確認することで、記憶装置がデータ転送状態にない場合に、自動的にホスト端末との接続を切断するとともに、装置の電源をオフすることができる。従って、無駄な電力消費を防ぐことができ、バッテリの使用可能期間が延長され得る。
[4.アクセス制限を設定するための動作]
更に、本実施形態に従う記憶装置は、接続されるPCからのアクセス制限を設定することができる。図11を参照して、接続されるPCから記憶装置へのアクセス制限を設定するための動作について説明する。
前提として、記憶装置1は、接続動作に関して図4を参照して説明したように、接続要求送信部116を介して、識別情報取得部114によって取得されたホストIDに対応するPCに無線リンクを確立するための接続要求を送信している(図4のステップS108)。
このような場合に、ステップS701で、接続状態判別部118は、無線USBデバイス部11(図1)の状態から、接続要求送信部116によって接続要求を送信したPCとの接続状態を判別する。
記憶装置1がワイヤレスUSBによる無線通信を行うことができるようPCに接続された場合には、次にステップS702で、データ入出力制御部144は、アクセス制限設定部142の設定状態を確認する。このとき、アクセス制限設定部142は、図3に示されるような機械的なスイッチを切り替えられることによって、「読み出しのみ」、「書き込みのみ」、「読み込み及び書き込み」、並びに「アクセス不可」のいずれかを選択されている。ステップS703で、データ入出力制御部144は、アクセス制限設定部142の設定状態に基づいて、PCとの間に確立された無線リンクにおけるデータ入出力を制御するアクセス制限を設定する。
設定されたアクセス制限の下、ステップS704で、記憶装置1は、無線USBデバイス部11を介してPCと無線通信を行う。その後、図10を参照して説明された通信状態の確認動作(図10のステップ602)が続く。
一方、ステップS701でPCとの接続が確認されない場合には、ステップS705で、接続要求を送信してから一定時間が経過したかどうかが判断される。接続要求送信部116は、一定時間が経過するまで、PCとの接続を試みる。PCとの接続を確立できずに一定時間が経過したならば、ステップS706で、接続状態判別部118は、電力供給制御部152へPCとの接続が確立されない旨を通知し、これに応じて、電力供給制御部152は、バッテリ150から記憶装置1の各部への電力供給を停止して、電源をオフする。
通常、無線通信システムでは、データのやり取りがケーブル内に限られる有線通信システムとは異なり、電波の届く範囲であればどこからでもアクセスが可能であるが、このようにアクセス制限を設定するための手段を設けることにより、セキュリティレベルを向上させることができる。
[変形例]
本発明は、無線通信装置の一例として、例えばUSBメモリ等の記憶装置に関して説明されたが、ホスト及びデバイスといった主従関係が規定されている無線通信プロトコルに従って機器と無線通信を行う装置であれば、如何なる装置にも適用することが可能である。また、無線通信プロトコルは、ワイヤレスUSBに限られず、ホスト及びデバイスといった主従関係が規定されている無線通信プロトコルであれば、如何なる無線通信プロトコルであっても良い。
また、本発明の機能は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、及びフラッシュメモリ等の記憶装置に格納されたプログラムによって、又はハードウェアとして実現されても良い。
以上、発明を実施するための最良の形態について説明を行ったが、本発明は、この最良の形態で述べた実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨を損なわない範囲で変更することが可能である。
本実施形態に従う記憶装置がホスト端末に接続された無線通信ネットワークを表す。 本実施形態に従う記憶装置の機能構成を表すブロック図である。 本実施形態に従う記憶装置の外観の一例を表す。 ホスト端末への接続動作を説明するフロー図である。 NFCIDに基づいて識別情報記憶部からホストIDを取得する動作を説明するフロー図である。 ホストIDをNFCIDに関連付けて記憶するための動作を説明するフロー図である。 ホストIDを機器切替え部の設定状態に関連付けて記憶するための動作を説明するフロー図である。 機器切替え部の設定状態に関連付けて記憶されたホストIDを削除するための動作を説明するフロー図である。 識別情報記憶部の記憶テーブルの一例を表す。 自動的に電源をオフするための動作を説明するフロー図である。 接続されるPCから記憶装置へのアクセス制限を設定するための動作を説明するフロー図である。 従来のワイヤレスUSBのアソシエーション手順を説明するフロー図である。
符号の説明
1 記憶装置(無線通信装置)
2 PC(ホスト端末)
110 識別情報記憶部
112 識別情報受信部
114 識別情報取得部
116 接続要求送信部
118 接続状態判別部
120 無線通信確認部
122 識別情報関連付け部
130 接続状態表示部
140 機器切替え部
142 アクセス制限設定部
144 データ入出力制御部
150 バッテリ
152 電力供給制御部

Claims (20)

  1. ホスト及びデバイスの関係に基づく第1の無線通信プロトコルに従って機器と無線通信を行う無線通信装置であって、
    接続される機器をホストとして識別する第1の識別情報と、所定の第2の無線通信プロトコルにおいて前記接続される機器を識別する第2の識別情報とを相互に関連付けて記憶する識別情報記憶手段と、
    前記第2の無線通信プロトコルに従って機器と無線通信を行い、該機器の第2の識別情報を受信する識別情報受信手段と、
    前記識別情報記憶手段を参照して、前記識別情報受信手段によって受信された前記第2の識別情報に関連付けられた第1の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段によって取得された前記第1の識別情報に対応する前記機器に、前記第1の無線通信プロトコルに従う無線リンクを確立するための接続要求を送信する接続要求送信手段とを有する無線通信装置。
  2. 前記接続される機器の第1の識別情報に関連付けられた設定状態を有する機械的な機器切替え手段を更に有し、
    前記識別情報取得手段は、前記識別情報受信手段によって受信された前記第2の識別情報に関連付けられた第1の識別情報を前記識別情報記憶手段から取得できない場合に、前記機器切替え手段の現在の設定状態に関連付けられた第1の識別情報を取得する、請求項1記載の無線通信装置。
  3. 有線によって又は前記第2の無線通信プロトコルに従って前記接続される機器と通信して、該機器の第1の識別情報を取得し、前記機器切替え手段の設定状態と関連付ける識別情報関連付け手段を更に有し、
    前記識別情報記憶手段は、前記機器切替え手段の設定状態と、該設定状態に関連付けられた第1の識別情報とを更に記憶する、請求項2記載の無線通信装置。
  4. 前記接続要求送信手段によって前記接続要求を送信した機器との接続状態を判別する接続状態判別手段と、
    前記接続状態判別手段によって前記機器との間に無線リンクが確立されていないと判断される場合に、当該無線通信装置の電源をオフする電力供給制御手段とを更に有する、請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の無線通信装置。
  5. 前記接続要求送信手段によって接続要求を送信した機器との間に確立された無線リンクにおいて無線通信が行われているかどうかを判断する無線通信確認手段を更に有し、
    前記電力供給制御手段は、前記無線通信確認手段によって前記無線通信が行われていないと判断される場合に当該無線通信装置の電源をオフする、請求項4記載の無線通信装置。
  6. 前記接続要求送信手段によって前記接続要求を送信した機器との接続状態を判別する接続状態判別手段と、
    前記接続状態判別手段による判別結果を表示する接続状態表示手段とを更に有する、請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の無線通信装置。
  7. 前記接続される機器から当該無線通信装置へのアクセス制限を設定するアクセス制限設定手段と、
    前記アクセス制限設定手段の設定状態に基づいて、前記機器との間に確立された無線リンクにおけるデータ入出力を制御するデータ入出力制御手段とを更に有する、請求項1乃至6のうちいずれか一項記載の無線通信装置。
  8. 前記第1の無線通信プロトコルはワイヤレスUSBである、請求項1記載の無線通信装置。
  9. 前記第2の無線通信プロトコルはNFCIPである、請求項1記載の無線通信装置。
  10. ホスト及びデバイスの関係に基づく第1の無線通信プロトコルに従って機器と無線通信を行う無線通信装置における通信制御方法であって、
    所定の第2の無線通信プロトコルに従って機器と無線通信を行い、該機器の第2の識別情報を受信する識別情報受信ステップと、
    接続される機器をホストとして識別する第1の識別情報と、前記第2の無線通信プロトコルにおいて前記接続される機器を識別する第2の識別情報とを相互に関連付けて記憶する識別情報記憶手段を参照して、前記識別情報受信ステップで受信された前記第2の識別情報に関連付けられた第1の識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記識別情報取得ステップで取得された前記第1の識別情報に対応する前記機器に、前記第1の無線通信プロトコルに従う無線リンクを確立するための接続要求を送信する接続要求送信ステップとを有する通信制御方法。
  11. 前記識別情報取得ステップは、前記識別情報受信ステップで受信された前記第2の識別情報に関連付けられた第1の識別情報を前記識別情報記憶手段から取得できない場合に、当該無線通信装置に設けられ、前記接続される機器の第1の識別情報に関連付けられた設定状態を有する機械的な機器切替え手段の現在の設定状態から前記第1の識別情報を取得するステップを有する、請求項10記載の通信制御方法。
  12. 有線によって又は前記第2の無線通信プロトコルに従って前記接続される機器と通信して、該機器の第1の識別情報を取得し、前記機器切替え手段の設定状態と関連付ける識別情報関連付けステップを更に有する、請求項11記載の通信制御方法。
  13. 前記接続要求送信ステップで前記接続要求を送信した機器との接続状態を判別する接続状態判別ステップと、
    前記接続状態判別ステップで前記機器との間に無線リンクが確立されていないと判断される場合に、当該無線通信装置の電源をオフする電力供給制御ステップとを更に有する、請求項10乃至12のうちいずれか一項記載の通信制御方法。
  14. 前記接続要求送信ステップで接続要求を送信した機器との間に確立された無線リンクにおいて無線通信が行われているかどうかを判断する無線通信確認ステップを更に有し、
    前記電力供給制御ステップは、前記無線通信確認ステップで前記無線通信が行われていないと判断される場合に当該無線通信装置の電源をオフするステップを有する、請求項13記載の通信制御方法。
  15. 前記接続要求送信ステップで前記接続要求を送信した機器との接続状態を判別する接続状態判別ステップと、
    前記接続状態判別ステップにおける判別結果を表示する接続状態表示ステップとを更に有する、請求項10乃至12のうちいずれか一項記載の通信制御方法。
  16. 前記接続される機器から当該無線通信装置へのアクセス制限を設定するアクセス制限設定ステップと、
    前記アクセス制限設定ステップで設定された前記アクセス制限に基づいて、前記機器との間に確立された無線リンクにおけるデータ入出力を制御するデータ入出力制御ステップとを更に有する、請求項10乃至15のうちいずれか一項記載の通信制御方法。
  17. 前記第1の無線通信プロトコルはワイヤレスUSBである、請求項10記載の通信制御方法。
  18. 前記第2の無線通信プロトコルはNFCIPである、請求項10記載の通信制御方法。
  19. ホスト及びデバイスの関係に基づく第1の無線通信プロトコルに従って機器と無線通信を行う無線通信装置における通信制御プログラムであって、
    コンピュータに、
    所定の第2の無線通信プロトコルに従って機器と無線通信を行い、該機器の第2の識別情報を受信する識別情報受信ステップと、
    接続される機器をホストとして識別する第1の識別情報と、前記第2の無線通信プロトコルにおいて前記接続される機器を識別する第2の識別情報とを相互に関連付けて記憶する識別情報記憶手段を参照して、前記識別情報受信ステップで受信された前記第2の識別情報に関連付けられた第1の識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記識別情報取得ステップで取得された前記第1の識別情報に対応する前記機器に、前記第1の無線通信プロトコルに従う無線リンクを確立するための接続要求を送信する接続要求送信ステップとを実行させる通信制御プログラム。
  20. 請求項19記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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