JP4890328B2 - 中仕切り挿入機 - Google Patents

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本発明は、箱詰めされるスイカやメロン等の農産物を区画して、農産物同士の接触による擦り傷や打ち傷等の発生を防止するために、ダンボール箱、コンテナ等の箱詰用容器内に挿入される中仕切り(中仕切り部材)の挿入機に係り、中仕切りを平板状の形態から逆V字形状の形態に中折れ成形して箱詰用容器内に挿入する中仕切り挿入機に関する。
中仕切りを板状の形態から逆V字形状の形態に折り曲げ成形して箱詰用容器内に挿入する中仕切り挿入機は、予め折れ線が設けられた中仕切りを積層した供給機構より平板状に展開した形態の中仕切りを一枚ずつ水平に移動して成形機構に送り、逆V字形状に中折れ成形し、さらに中仕切りを逆V字形状に維持して段ボール箱の上方位置まで移送機構により水平に移動し、挿入機構により逆V字形状の中仕切りをダンボール箱内に降下させて挿入する。なお、農産物は、逆V字形状の中仕切りの両側の斜面部に載せられ、その重みで中仕切りの斜面部が変形し、中仕切りが略逆T字形状に変形して2つの農産物の間を仕切る中仕切りをなして農産物同士の接触を防止する(特許文献1)。
特開2000−289722号公報
上述した特許文献1に記載の中仕切り挿入機は、供給機構による供給工程と、成形機構による中折れ状に成形して逆V字形状とする成形工程と、成形済みの中仕切りを移送機構により移送する移送工程と、中仕切りを段ボール箱内に挿入する挿入工程との4工程を有し、処理能力が上がらない。
この4工程の中で、移送工程は成形機構からダンボール箱の上方位置まで中仕切りを逆V字形状に維持して移送機構により移動させるため、この移送工程にかかる時間が全体の処理能力の低下を招く要因となる。
また、移送機構は、中仕切りを逆V字形状に維持して水平に移送するために、中仕切りの両開口端を対向するガイド部材に当接させた状態で摺動させるようにしているため、ダンボール等の板紙で形成されている中仕切り部材が湿気を帯びていたり、中仕切りの両開口端の形状が崩れていたりすると、スムーズに摺動できないおそれがある。
本発明は、このような従来の課題に鑑みなされたもので、工程を削減した簡素な構造の装置とし、逆V字状に中折れ成形した仕切り部材を箱詰用容器内に確実に挿入できる中仕切り挿入機を提供することを目的とする。
本発明の目的を実現する中仕切り挿入機の第1の構成は、展開状態の中仕切り部材を逆V字形状の最終形状に成形し、最終成形した中仕切り部材を挿入位置から下方に待機している箱詰用容器内に挿入する中仕切り挿入機であって、展開状態の中仕切り部材を水平姿勢で一枚ずつ間欠的に供給する中仕切り供給機構と、前記中仕切り供給機構から供給された水平姿勢の中仕切り部材を搬送経路上の所定停止位置まで搬送し、中仕切り部材の中折れ部を上方に凸として前記最終形状よりも傾斜の緩い形状に中仕切り部材を中折れ予備成形する中折れ予備成形機構と、前記搬送経路の搬送終端前方に設けた前記挿入位置に向けて前記予備成形された中仕切り部材を移動させながら該中仕切り部材の移動方向前後端間の距離を狭め、該挿入位置で該中仕切り部材を所定の最終形状に成形し、該挿入位置の前後に設けた係止部材で前記最終成形形状の中仕切り部材の先端部及び後端部を係止し、該最終成形形状を維持して該中仕切り部材を下方の箱詰用容器内に挿入する成形挿入機構と、を備えたことを特徴とする。
本発明の目的を実現する中仕切り挿入機の第2の構成は、上記した第1の構成で、前記中折れ予備成形機構は、前記搬送経路上で静止している中仕切り部材の中折れ部を折り曲げ成形して折れ目ぐせをつける折れ目付与手段を有することを特徴とする。
本発明の目的を実現する中仕切り挿入機の第3の構成は、上記した第2の構成で、前記折れ目付与手段は、前記搬送経路の搬送面の上下に対向配置した金型部とプレスプランジャ部材とにより構成し、前記プレスプランジャ部材が前記中仕切り部材の中折れ部を上方に突き上げて前記金型部に係合し、該中折れ部を折り曲げ成形することを特徴とする。
本発明の目的を実現する中仕切り挿入機の第4の構成は、上記したいずれかの構成で、前記成形挿入機構は、水平姿勢を閉位置とし、下側に向けて開く左右一対のシャッタ部材により空間に形成された前記挿入位置を開閉可能とするシャッタ手段を有し、前記搬送経路を形成する無端回動の搬送コンベアに設けた係合部に前記予備成形された中仕切り部材の後端部を係合させて当該中仕切り部材を搬送終端から、ストッパをなす前記前係止部材に該中仕切り部材の先端が当接するまで移動させ、さらに中仕切り部材の後端部を該係合部により搬送終端位置まで移動させて中仕切り部材を最終成形形状に成形し、該中仕切り部材の後端部が該搬送コンベアの係合部から係合解除されて前記後係止部材に係合することを特徴とする。
本発明の目的を実現する中仕切り挿入機の第5の構成は、上記した第4の構成で、前記前係止部材と前記後係止部材との間で閉じ状態にある前記左右一対のシャッタ部材の上面が前記中仕切り部材の先端部の搬送面をなすことを特徴とする。
本発明の目的を実現する中仕切り挿入機の第6の構成は、上記した第4または第5の構成で、前記左右一対のシャッタ部材は、下向きに開くと、中仕切り挿入待機位置に待機している箱詰用容器の左右のフラップに係合して当該フラップを外側に開くことを特徴とする。
本発明の目的を実現する中仕切り挿入機の第7の構成は、上記したいずれかの構成で、前記成形挿入機構は、挿入位置に係止されている最終成形形状の頂部と嵌合するキャップ部を下端部に有する挿入手段を有し、前記中仕切り部材との嵌合を維持して前記キャップ部を箱詰用容器に向けて降下させることを特徴とする。
本発明の目的を実現する中仕切り挿入機の第8の構成は、上記した第7の構成で、前記挿入手段は、前記シャッタ部材の開閉動作に連動して昇降することを特徴とする。
本発明の目的を実現する中仕切り挿入機の第9の構成は、上記した第4から第8の構成のいずれかにおいて、前記シャッタ部材には、箱詰用容器内に挿入された中仕切り部材の上部との干渉を避ける切欠部を形成したことを特徴とする。
本発明の目的を実現する中仕切り挿入機の第10の構成は、上記したいずれかの構成において、前記中仕切り部材の最終成形形状は、先端と後端との間隔を箱詰用容器の前後の間隔よりも短く設定したことを特徴とする。
本発明の目的を実現する中仕切り挿入機の第11の構成は、上記したいずれかの構成において、前記中折れ予備成形機構は、前記中仕切り部材の先端と当接して当該中仕切り部材を前記所定停止位置に位置決め停止させるストッパを中仕切り部材のサイズに応じて複数配置したことを特徴とする。
本発明の目的を実現する中仕切り挿入機の第12の構成は、上記した第1から10のいずれかの構成において、前記中折れ予備成形機構は、前記中仕切り部材の先端と当接して当該中仕切り部材を前記所定停止位置に位置決め停止させるストッパを中仕切り部材のサイズに応じて配置位置を変更可能としたことを特徴とする。
本発明によれば、中仕切り部材に予め折れ目ぐせを付けることで、中仕切り部材の移動停止されている先端部に向けて後端部を移動させるだけで逆V字の最終成形形状が中仕切り部材の挿入位置上で成形できるので、中仕切り挿入機を簡素な構造とすることができ、中仕切り部材の供給から箱詰用容器内への挿入までの所要時間を短縮することができる。
また、中仕切り供給機構から供給した中仕切り部材を中折れ予備成形機から成形挿入機構まで一方向に連続的に搬送することができるため、中折れ予備成形機構から成形挿入機構へ中仕切り部材を移動させるのに同期して、中仕切り部材供給機構から中折れ予備成形機構へ中仕切り部材を供給でき、処理能力の向上が図られる。
上記した効果に加えて以下の効果を有する。
請求項2に係る発明によれば、中折れ予備成形機構は、中仕切り部材に折れ目ぐせをつける程度で良いため、高精度の成形を不要とする。
請求項3に係る発明によれば、折れ目付与手段として、一般的なプレス成形に用いられる機構を用いることができ、確実に中仕切り部材の中折れ部に折れ目ぐせをつけることができる。
請求項4に係る発明によれば、最終成形形状に成形された時点で中仕切り部材を挿入位置を跨ぐようにして係止でき、シャッタ部材を開くと直ちに箱詰用容器内に中仕切り部材を挿入することができる。
請求項5に係る発明によれば、シャッタ部材を中仕切り部材の先端部の搬送面として利用することができる。
請求項6に係る発明によれば、シャッタ部材を中仕切り挿入待機位置に待機している箱詰用容器の左右のフラップを拡げて中仕切り部材の挿入の妨げとならないようにすることができる。
請求項7に係る発明によれば、挿入位置に係止されている最終成形形状のサイズをそのまま維持して中仕切り部材を箱詰用容器内に挿入することができる。
請求項8に係る発明によれば、中仕切り部材をスムーズに箱詰用容器内に挿入することができる。
請求項9に係る発明によれば、シャッタ部材の閉動作を確実行うことができる。
請求項10に係る発明によれば、箱詰用容器内に中仕切り部材をスムーズに挿入することができ、挿入後は弾性復元力で中仕切り部材が拡がって箱詰用容器内にガタなく収まる。
請求項11、12に係る発明によれば、中仕切り部材はダンボール箱などの箱詰用容器のサイズに合わせてその長手方向の長さも異なるので、中折れ予備成形の際に中仕切り部材の位置決め位置も変更され、この変更位置に合わせて夫々ストッパを設け、あるいはストッパの配置位置を変更することで、中仕切り部材のサイズ変更に迅速に対応することができる。
以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
第1実施例
図1から図9は本発明の第1実施例を示す。
図1は中仕切り挿入機の正面図、図2は図1の上面図、図3、図4は図1の中折れ予備成形機構の正面図で予備成形前と予備成形後を示し、図5は図3のAーA矢視断面図、図6、図7は図1の中折れ本成形と中仕切り部材の挿入を行う成形挿入機構の正面図で中折れ本成形前と、中折れ本成形から挿入までを示し、図8は図7のBーB矢視断面図、図9は本実施例の中仕切り挿入機に好適に使用される中仕切りを示し、(a)は平板状に展開した斜視図、(b)は箱詰用容器内に中仕切りを挿入した状態、(c)は箱詰用容器内に農産物を箱詰した状態を示す。
図9に示す中仕切り部材Pは、ダンボールで形成され、展開状態で矩形平板形状に形成され、長手方向及び短手方向の中央部分に予備成形用の係合孔P1が形成され、さらに係合孔P1の長手方向両側には倒伏促進用の孔部P2が形成されており、係合孔P1の4隅からは破線で示す中折れ用の折れ目(切り込みが入っている)P3が形成され、倒伏促進用の孔部P2の4隅からは破線で示す倒伏用折れ目P4が形成されている。
本実施例の中仕切り部材Pは、図9(b)に示すように、上方に凸の逆V字形状の中折れ状態で箱詰用容器であるダンボール箱Q内に挿入された際、中仕切り部材Pの高さを箱本体Q1よりも高く、フラップQ2を立てた状態でのフラップQ2の上端よりも低い高さに設定している。
そして、図9(b)に示す状態で中仕切り部材Pの両側の斜面部に農産物Rを載せるとその重みで中仕切り部材Pの斜面部は倒伏用折れ目P4に沿って折れ曲がって倒伏し、中仕切り部材Pが全体に下がって箱本体Q1内に収まるようになっている。
本実施例の中仕切り挿入機1は、展開状態の中仕切り部材Pを積層した中仕切り供給機構3と、中仕切り供給機構3から一枚ずつ供給された中仕切り部材Pに対して少しだけ中折れ成形し、中折れ成形方向を決定する中折れ予備成形機構5と、中折れ予備成形された中仕切りPを隣接する挿入位置に向けて搬送し、挿入位置へ到達した時点で逆V字形状の中折れ状態に成形し、真下のダンボール箱Q内に挿入する成形挿入機構7とにより構成している。
空のダンボール箱Qは、中仕切り挿入機1の中仕切り部材Pを水平に搬送する搬送位置よりも下方に配置されたダンボール箱搬送コンベアライン9上を搬送され、搬送方向上流側で押し出しシリンダ91により搬送方向を90度変更されて中仕切り挿入位置92に向けて搬送され、待機ストッパ94により停止されて中仕切り挿入位置92で待機する。中仕切りPが挿入された空のダンボール箱Qは、ダンボール箱供給コンベアライン93へ排出され、不図示の農産物選別仕分装置の箱詰部に向けて供給される。
中仕切り供給機構3、中折れ予備成形機構5、成形挿入機構7の構成を以下に説明する。
中仕切り供給機構3の構成(図1、図2参照)
中仕切り供給機構3は、展開状態の中仕切り部材Pの多数枚を長手方向を前後にして供給コンベア31上の積層位置に積層され、積層位置の前端に供給規制部材32が設けられ、供給コンベア31と供給規制部材32との間に1枚の中仕切り部材Pが通過できる間隙を形成し、供給コンベア31を間欠駆動することにより、中仕切り部材Pを1枚ずつ中折れ予備成形機構5に供給する。
中仕切り部材Pの積層位置の両側には側壁板33が設けられ、また最上層の中仕切り部材Pを押下用シリンダ34により下方に押下げて、最下位の中仕切り部材Pを供給コンベア31上に押し付け、確実に中折れ予備成形機構5に供給できるようにしている。
中折れ予備成形機構5の構成(図3、図4、図5参照)
中折れ予備成形機構5は、供給コンベア31により供給された中仕切り部材Pを引き継いで搬送する搬送経路51を有している。搬送経路51は、搬送方向の左右に対向して細幅の無端ベルト部材52の外面側に一つの係合部53を設けた細幅ベルトコンベア54と、搬送レール55とを設け、さらに搬送レール55と供給コンベア31の搬送終端との間にスライドプレート55aを配置した構成とし、細幅ベルトコンベア54と搬送レール55との間は予備成形空間56に形成されている。
細幅ベルトコンベア54は、搬送始端側が供給コンベア31の搬送終端と僅かな距離を隔てて配置され、供給された中仕切り部材Pの左側辺部を載せて搬送する。この際、中仕切り部材Pの右側辺部はスライドプレート55a上を摺動して搬送レール55に導かれ、搬送終端側に配置した位置決めストッパ57に中仕切り部材Pの先端が当接して移動が停止する。なお、中仕切り部材Pが位置決めストッパ57により移動が停止するまでは、無端ベルト部材52の係合部53は中仕切り部材Pの後端とは非係合とし、中仕切り部材Pの先端が位置決めストッパ57に当接したことを不図示の位置決めセンサが検知すると、不図示の制御装置により細幅ベルトコンベア54の駆動を停止する。
中仕切り部材Pが搬送経路51上の所定位置に位置決めされた状態において、搬送経路51の上流側には、中仕切り部材Pの後端部を搬送レール55上に押し付ける押付体58を配置し、中仕切り部材Pの後端部の浮き上がりを防止する。押付体58はアーム部材58aの先端部にピンチローラ58bを回転自在に取り付け、搬送経路51よりも上方位置に中仕切り挿入機1の本体フレームから張り出している取り付け部材1aにアーム部材58aを取り付けている。ピンチローラ58bは搬送レール55に不図示の付勢機構によりバネ付勢され、供給される中仕切り部材Pがこのバネ力に抗してピンチローラ58bを上方に押し上げてピンチローラ58bと搬送レール55との間を移動する。なお、アーム部材58aを不図示の付勢バネで押付方向に付勢する機構に代えて、エアーシリンダ等のアクチュエータによりアーム部材58aを駆動し、中仕切り部材Pの通過時にはピンチローラ58bを上昇させ、位置決めの際にピンチローラ58bを降下させるようにしても良い。
中仕切り部材Pが位置決めストッパ57に当接した際、細幅ベルトコンベア54は中仕切り部材Pを少し押し込んで駆動が停止するので、位置決めストッパ57と中仕切り部材Pの先端とは加圧状態で隙間なく接触するため、中仕切り部材Pの係合孔P1が後述のプレスプランジャ部材59gの凸部59hが係合する所定位置に位置決めされる。
位置決めストッパ57は、長手方向の長さが異なる2種類の中仕切り部材Pに対応するように、搬送方向の前後に2つ設けている。両方の位置決めストッパ57は同一構造で、ピストンロッド57aが上下方向に移動するエアーシリンダ57bを駆動手段とし、ピストンロッド57aの上端に中仕切り部材Pの先端が係合する断面L字形状の係合部材57cを取り付け、ピストンロッド57aが降下した状態で搬送経路51の搬送面よりも下方に係合部材57cが位置する。
一方、予備成形空間56に臨むように、搬送経路51の搬送面よりも下方に中折れ予備プレス機59が配置され、該搬送面よりも上方に中折れ予備プレス機と対向して金型部60を下向きにして配置している。
中折れ予備プレス機59は、基台59aに前シリンダ部と後シリンダ部とを有するシリンダ体59bを固定し、前シリンダ部のピストンロッド59cの先端部から後方に向けて前リンク部材59dを連結し、後シリンダ部のピストンロッド59eの先端から前方に向けて後リンク部材59fを連結し、前リンク部材59dの先端と後リンク部材59fの先端をプレスプランジャ部材59gに連結してパンタグラフ状のリンク機構を形成している。
そして、前シリンダ部と後シリンダ部を同時にピストンロッド59c、59eを引き込み方向に駆動すると、プレスプランジャ部材59gを搬送経路51の搬送面より下方の退避位置から、該搬送面を超えて上方の予備成形位置に配置されている金型部60に向けて真っ直ぐに押し上げる。ここで、金型部60は前記予備成形位置から上方の検知位置まで移動可能に支持案内され、前記検知位置に金型部60が到達したことを停止センサ(不図示)が検知すると、プレスプランジャ部材59gの上昇動作を停止させる。そしてこの検知位置からピストンロッド59c、59eを延出方向に駆動すると、プレスプランジャ部材59gが真っ直ぐ退避位置に降下する。
プレスプランジャ部材59gは、図9(a)に示す中仕切り部材Pの係合孔P1に略合致する外形形状の凸部59hを有し、図3に示すように、プレスプランジャ部材59gが退避位置から真上に上昇すると、位置決めストッパ57とピンチローラ58bとにより位置決めされている中仕切り部材Pの係合孔P1にプレスプランジャ部材59gの凸部59hが係合し、中仕切り部材Pの長手方向の中央部を上方に向けて押し上げ、中仕切り部材Pが全体的に持ち上げられてプレスプランジャ部材59gの凸部59hが金型部60に挿入される。
この際、中仕切り部材Pの後端はバネ付勢されているピンチローラ58bにより押付けられているので、中仕切り部材Pの全体的な上昇と共にピンチローラ58bもバネ付勢力に抗して持ち上げられる。
金型部60は、プレスプランジャ部材59gの凸部59hが入り込む凹部60aと、凹部60aの開口縁の前後端から前方向及び後方向に向けて形成された山形の斜面部60bとを有し、予備成形位置で金型部60とプレスプランジャ部材59gとの間に中仕切り部材Pを挟み込むことで、金型部60の前後の斜面部60bとプランジャ部材59gの斜面部59iとの間に中仕切り部材Pの係合孔P1の周辺部が挟み込まれ、中仕切り部材Pの係合孔P1の周辺に形成された中折れ用の折れ目P3に沿って中仕切り部材Pが中折れ予備成形される。この中折れ予備成形は、中仕切り部材Pを緩やかな傾斜に中折れした形に成形する。
図4に示すように、プレスプランジャ部材59gが退避位置まで降下すると、金型部60も例えば自重で予備成形初期位置まで降下する。この予備成形は、中仕切り部材Pを塑性変形させる程のものではなく、プレスプランジャ部材59gとの係合が解除されると、浮き上がった中仕切り部材Pが再び搬送経路51上に載せられること、自重および弾性復元力により傾斜面の傾斜がさらに緩やかとなることにより、搬送経路51上に載せられている中折れ予備成形されている中仕切り部材Pは、その頂点が予備成形初期位置の金型部60よりも下がっている。
このように、中折れ予備成形は、中仕切り部材Pに対して折れ癖が付く程度の折れ目を付与する中折れ成形を行っており、高さが低い緩やかな傾斜面に中仕切り部材Pを予備成形する。
プレスプランジャ部材59gが退避位置に降下した状態で、位置決めストッパ57は搬送経路51の搬送面よりも下がっており、また位置決めストッパ57は搬送レール55と細幅ベルトコンベア54のとの間に配置され、中折れ予備成形された中仕切り部材Pがこの位置決めストッパ57の配置位置を越えて搬送経路51上を成形挿入機構7に向かって移動する妨げにはならない。
中折れ予備成形を終えて中仕切り部材Pの先端部と後端部とが搬送経路51の搬送レール55と細幅ベルトコンベア54に接するように載せられると、細幅ベルトコンベア54が駆動され、細幅ベルトコンベア54の係合部53が中仕切り部材Pの後端部に係合し、中折れ予備成形された中仕切り部材Pは後端側から押されるようにして細幅ベルトコンベア54の搬送力で成形挿入機構7に向かって移動する。
成形挿入機構7の構成(図6、図7、図8参照)
中折れ予備成形機構5に設けられている搬送経路51を構成する搬送レール55と細幅ベルトコンベア54の搬送終端から前方には、シャッタ装置71により塞がれた開口部72を形成し、この開口部72の真下に中仕切り挿入位置92を設定している。
シャッタ装置71は、搬送経路51の搬送方向で見て左右方向に左シャッタ部材71aと右シャッタ部材71bを有し、これら左シャッタ部材71aと右シャッタ部材71bは開閉駆動装置73により水平姿勢の閉位置と、下向きに90度開いた開位置との間を開閉駆動される。
開閉駆動装置73は、搬送経路51の搬送方向で視て開口部72よりもさらに前方に配置された駆動部73aを有し、駆動部73aは不図示のエアーシリンダ装置を駆動することにより、左右方向にそれぞれ延びる駆動ロッド部材73bを往復直線移動させる。左右の駆動ロッド部材73bの先端部には、回動レバー部材73cの先端部がそれぞれ連結されている。
一方、開口部72の左右開口縁に前後方向に沿って回転支軸73dがそれぞれ配置され、左右の回転支軸73dにそれぞれ左シャッタ部材71aと右シャッタ部材71bが固定され、左右の各回転軸73dを回動させることにより左シャッタ部材71aと右シャッタ部材71bを閉位置と開位置との間で開閉可能とする。
左側の回動レバー部材73cの基端部に左側の回転支軸73dを固定し、同様に右側の回動レバー部材73cの基端部に右側の回転支軸73dを固定しており、左右のシャッタ部材71a、71bが水平の閉位置のとき、左右の回動レバー部材73cの先端が基端部よりも側方に位置し、左右の駆動ロッド部材73bは伸び位置にある。そして、左右の駆動ロッド部材73bを引き込むと左右の回動レバー部材73cは内側に向けて回動し、左右の回転支軸73dを介して左右のシャッタ部材71a、71bを下向きに開いて開口部72が開けられる。
この左右のシャッタ部材71aと71bが閉じた水平姿勢において、左右のシャッタ部材71aと71bの上面は搬送経路51の搬送面よりも下方に位置し、本実施例では細幅ベルトコンベア54の終端側プーリー54aの半径の高さ分低くしている。
細幅ベルトコンベア54の係合部53により後ろ側から押されるようにして成形挿入機構7に向かって移動する中折れ予備成形された中仕切り部材Pは、先端部が搬送経路51を離れて左右のシャッタ部材71aと71b上を摺動しながら前方に移動する。
開口部72の前端縁部には、固定の突き当てガイド部材74が設けられ、左右のシャッタ部材71aと71b上を摺動する中仕切り部材Pの先端部が突き当てガイド部材74に当接して中仕切り部材Pの先端部の移動が停止する。
中仕切り部材Pの先端部が突き当てガイド部材74に当接しても、中仕切り部材Pの後端部は細幅ベルトコンベア54の係合部53に押されて前方に移動しているため、中折予備成形されている中仕切り部材Pは、図6に示すように、中仕切り部材Pの後端部が先端部に近づくに従って中折れしている傾斜面の傾斜が大きくなると共に中折れ部が高くなる、中折れ本成形が実行される。
細幅ベルトコンベア54の係合部53が、搬送終端位置に到達すると、細幅ベルトコンベア54の終端側プーリー54aの外周面に沿って係合部53が下向きに回動を始め、係合部53は水平姿勢の左右のシャッタ部材71aと71bの上面と略同レベルとなる位置まで移動すると、中仕切り部材Pの後端部との係合が解除される。
搬送経路51の搬送終端から若干前方には、細幅ベルトコンベア54と搬送レール55との間に後端ガイド部材75が設けられ、係合部53との係合が解除された中仕切り部材Pの後端部が、中折れ本成形に伴う弾性復元力でこの後端ガイド部材75の前端面まで戻って当接する。なお、係合部53により中折れ予備成形済みの中仕切り部材Pの搬送開始に合わせて、供給機構3より次の平板状の中仕切り部材Pを中折れ予備成形機構5に向けて搬送する。
突き当てガイド部材74と後端ガイド部材75は、図6に示すように、開口部72を挟んで前後に設けられ、シャッタ部材71aと71bの上面と略同レベル位置から上方は上傾斜面74a、75aに形成され、この上傾斜面74a、75aから下側は下方に向かうに従って内側に僅かにせり出る下傾斜面74b、75bに形成され、中折れ本成形された中仕切り部材Pは上傾斜面74a、75aの下端部に仮保持状態で係止されている。
すなわち、中折れ本成形された中仕切り部材Pの下端の前後端部には、前後方向外側に向かう弾性復元力が作用し、この弾性復元力は上傾斜面74a、75aに対して上向きの分力が作用するので、中仕切り部材Pは、突き当てガイド部材74と後端ガイド部材75の上傾斜面74a、75aに係止保持され、自重により落下することがない。
そして、この保持状態は単に中仕切り部材Pが突き当てガイド部材74と後端ガイド部材75に載置されている仮保持状態で、シャッタ装置71の左右のシャッタ部材71aと71bが開状態の場合、中折れした頂部を下方に押し下げると、中仕切り部材Pの前端部および後端部は上傾斜面74a、75aから下傾斜面74b、75bに摺動しながら移動し、中仕切り挿入位置92に待機している真下のダンボール箱Q内に挿入される。
開口部72を跨ぐようにして逆V字形状で仮保持された中折れ本成形済みの中仕切り部材Pは、上方に設けた挿入装置76により下方に押し下げられて中仕切り挿入位置92に待機している真下のダンボール箱Q内に挿入される。
挿入装置76は、ピストンロッド76aを下向き配置したエアーシリンダ76bと、ピストンロッド76aの下端に固定された断面逆V字形状のキャップ部材76cとにより構成しており、ピストンロッド76aの降下で仮保持されている中仕切り部材Pの中折れ頂部にキャップ部材76cが嵌合する。なお、キャップ部材76cは、左右に設けたガイドロッド76dにより上下方向にガイドされている。
キャップ部材76cの断面逆V字形状の中折れ角度は、仮保持状態における中仕切り部材Pの中折れ角度αに合致し、中仕切り部材Pがダンボール箱Q内に配置されたときの中折れ角度βよりも小さくし、キャップ部材76cが仮保持状態の中仕切り部材Pの中折れ頂部に嵌合した際、中折れ角度αを維持してダンボール箱Q内に挿入し、中仕切り部材Pの先端部と後端物との対向距離が拡がってダンボール箱Qへの挿入が不能となるのを防いでいる。なお、キャップ部材76cの降下速度を中仕切り部材Pの落下速度よりも速くすることで、キャップ部材76cに中仕切り部材Pの中折れ頂部が嵌合した状態を維持して中仕切り部材Pをダンボール箱Q内に挿入することができる。キャップ部材76cは中仕切り部材Pを挿入後、直ちに上昇して初期位置まで戻り、次の挿入に備える。
挿入装置76のキャップ部材76cを降下させる前に、シャッタ装置71の左右のシャッタ部材71aと71bを開くが、中仕切り挿入位置92で待機している空のダンボール箱Qの左右のフラップQ2は、上方に向けて起立した状態で搬送されるが、左右のフラップQ2が内側に倒れて搬送されることもある。この場合、左右のシャッタ部材71aと71bは内側から外側に向かって回動するため、内側に倒れている左右のフラップQ2を起こして略起立した姿勢に矯正し、中仕切り部材Pの挿入の妨げとならないようにしている。
また、中仕切り部材Pをダンボール箱Q内に挿入後、左右のシャッタ部材71aと71bを元の水平姿勢に戻すが、ダンボール箱Qに挿入されている中仕切り部材Pの上部との干渉を避けるために、左右のシャッタ部材71aと71bには、切欠部77を設けている。
なお、細幅ベルトコンベア54の係合部53は、図において中仕切り部材Pの厚みと略同じ厚みに描いているが、これに限定されるものではなく、例えば細幅ベルトコンベア54の終端と左のシャッタ部材71との隙間の範囲内で中仕切り部材Pの厚みよりも長くしたものでも良い。この場合、係合部53と中仕切り部材Pの後端部との係合を解除する際、水平姿勢の左右のシャッタ部材71aと71bの上面レベルまで確実に中仕切り部材Pの後端部と係合できるので、中仕切り部材Pの後端部を後端ガイド部材75の上傾斜面75aの所定位置に確実に当接させることができる。
本実施例において、中折れ予備成形機構5の搬送経路51の左右両側から成形挿入機構7の開口部72の左右両側にそれぞれサイドガイド板11を設けて、この間の中仕切り部材Pの移動を案内すると共に、作業の安全性等を維持するようにしている。
以上のように本実施例の中仕切り挿入機1は、中仕切り供給機構3から一枚ずつ供給された平板状の中仕切り部材Pを、搬送経路51上に静止させた状態で中折れ予備成形機59により折れぐせが付く程度の中折れ予備成形を行い、成形挿入機構7へ移動させる際に褶曲作用により中折れ本成形を実行し、成形挿入機構7に到達した時点で中折れ本成形が完了し、次の中仕切り部材Pも中折れ予備成形機構5で中折れ予備成形の待機状態となっており、これを順次行うことにより中仕切り部材Pを連続的に空のダンボール箱P内に挿入することができる。
第2実施例
図10は本発明の第2実施例を示す。
第1実施例において、中折れ予備成形機構5に設けた位置決めストッパ57は、長手方向の長さが異なる2種類の中仕切り部材Pに対応して位置決めするために、搬送方向の前後に2つ設けているが、本実施例では位置決めストッパ57を一つだけ設け、一つの位置決めストッパ57を搬送方向の前後に往復移動できる構成としている。位置決めストッパ57の前後移動は、移動用シリンダ装置57dにより行っている。
なお、上記した各実施例において、各種のアクチュエータとしてエアーシリンダを例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、モータ駆動、油圧駆動等であっても良い。
本発明による中仕切り挿入機の第1実施例を示す正面図。 図1の上面図。 図1の中折れ予備成形機構の正面図で、予備成形前を示す。 図1の中折れ予備成形機構の正面図で、予備成形後を示す。 図3のAーA矢視断面図。 図1の中仕切り成形挿入機構の正面図で中折れ本成形前を示す。 図1の中仕切り成形挿入機構の正面図で中折れ本成形から挿入までを示す図。 図7のBーB矢視断面図。 第1、第2実施例の中仕切り挿入機に好適に使用される中仕切りを示し、(a)は平板状に展開した斜視図、(b)は箱詰用容器内に中仕切りを挿入した状態、(c)は箱詰用容器内に農産物を箱詰した状態を示す。 本発明の第2実施例を示す中折れ予備成形機構の正面図。
符号の説明
P 中仕切り部材
P1 係合孔 P2 倒伏促進用の孔部
P3 中折れ用の折れ目 P4 倒伏用折れ目
Q ダンボール箱
Q1 箱本体 Q2 フラップ
R 農産物
1 中仕切り挿入機
1a 取り付け部材 11 サイドガイド板
3 中仕切り供給機構
31 供給コンベア 32 供給規制部材
33 側壁板 34 押下用シリンダ
5 中折れ予備成形機構
51 搬送経路
52 無端ベルト部材
53 係合部
54 細幅ベルトコンベア
54a 終端側プーリー
55 搬送レール
55a スライドプレート
56 予備成形空間
57 位置決めストッパ
57a ピストンロッド 57b アーシリンダ
57c 係合部材 57d 移動用シリンダ装置
58 押付体
58a アーム部材 58b ピンチローラ
59 中折れ予備プレス機
59a 基台 59b シリンダ体 59c ピストンロッド
59d 前リンク部材 59e ピストンロッド
59f 後リンク部材 59g プレスプランジャ部材
59h 凸部 59i 斜面部
60 金型部
60a 凹部 60b 斜面部
7 成形挿入機構
71 シャッタ装置
71a 左シャッタ部材 71b 右シャッタ部材
72 開口部
73 開閉駆動装置
73a 駆動部 73b 駆動ロッド部材
73c 回動レバー部材 73d 回転支軸
74 突き当てガイド部材
74a 上傾斜面 74b 下傾斜面
75 後端ガイド部材
75a 上傾斜面 75b 下傾斜面
76 挿入装置
76a ピストンロッド 76c キャップ部材
77 切欠部
9 ダンボール箱搬送コンベアライン
91 押し出しシリンダ 92 中仕切り挿入位置
93 ダンボール箱供給コンベアライン

Claims (12)

  1. 展開状態の中仕切り部材を逆V字形状の最終形状に成形し、最終成形した中仕切り部材を挿入位置から下方に待機している箱詰用容器内に挿入する中仕切り挿入機であって、
    展開状態の中仕切り部材を水平姿勢で一枚ずつ間欠的に供給する中仕切り供給機構と、
    前記中仕切り供給機構から供給された水平姿勢の中仕切り部材を搬送経路上の所定停止位置まで搬送し、中仕切り部材の中折れ部を上方に凸として前記最終形状よりも傾斜の緩い形状に中仕切り部材を中折れ予備成形する中折れ予備成形機構と、
    前記搬送経路の搬送終端前方に設けた前記挿入位置に向けて前記予備成形された中仕切り部材を移動させながら該中仕切り部材の移動方向前後端間の距離を狭め、該挿入位置で該中仕切り部材を所定の最終形状に成形し、該挿入位置の前後に設けた係止部材で前記最終成形形状の中仕切り部材の先端部及び後端部を係止し、該最終成形形状を維持して該中仕切り部材を下方の箱詰用容器内に挿入する成形挿入機構と、
    を備えたことを特徴とする中仕切り挿入機。
  2. 前記中折れ予備成形機構は、前記搬送経路上で静止している中仕切り部材の中折れ部を折り曲げ成形して折れ目ぐせをつける折れ目付与手段を有することを特徴とする請求項1に記載の中仕切り挿入機。
  3. 前記折れ目付与手段は、前記搬送経路の搬送面の上下に対向配置した金型部とプレスプランジャ部材とにより構成し、前記プレスプランジャ部材が前記中仕切り部材の中折れ部を上方に突き上げて前記金型部に係合し、該中折れ部を折り曲げ成形することを特徴とする請求項2に記載の中仕切り挿入機。
  4. 前記成形挿入機構は、水平姿勢を閉位置とし、下側に向けて開く左右一対のシャッタ部材により空間に形成された前記挿入位置を開閉可能とするシャッタ手段を有し、
    前記搬送経路を形成する無端回動の搬送コンベアに設けた係合部に前記予備成形された中仕切り部材の後端部を係合させて当該中仕切り部材を搬送終端から、ストッパをなす前記前係止部材に該中仕切り部材の先端が当接するまで移動させ、さらに中仕切り部材の後端部を該係合部により搬送終端位置まで移動させて中仕切り部材を最終成形形状に成形し、該中仕切り部材の後端部が該搬送コンベアの係合部から係合解除されて前記後係止部材に係合することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の中仕切り挿入機。
  5. 前記前係止部材と前記後係止部材との間で閉じ状態にある前記左右一対のシャッタ部材の上面が前記中仕切り部材の先端部の搬送面をなすことを特徴とする請求項4に記載の中仕切り挿入機。
  6. 前記左右一対のシャッタ部材は、下向きに開くと、中仕切り挿入待機位置に待機している箱詰用容器の左右のフラップに係合して当該フラップを外側に開くことを特徴とする請求項4または5に記載の中仕切り挿入機。
  7. 前記成形挿入機構は、挿入位置に係止されている最終成形形状の頂部と嵌合するキャップ部を下端部に有する挿入手段を有し、前記中仕切り部材との嵌合を維持して前記キャップ部を箱詰用容器に向けて降下させることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の中仕切り挿入機。
  8. 前記挿入手段は、前記シャッタ部材の開閉動作に連動して昇降することを特徴とする請求項7に記載の中仕切り挿入機。
  9. 前記シャッタ部材には、箱詰用容器内に挿入された中仕切り部材の上部との干渉を避ける切欠部を形成したことを特徴とする請求項4から8のいずれかに記載の中仕切り挿入機。
  10. 前記中仕切り部材の最終成形形状は、先端と後端との間隔を箱詰用容器の前後の間隔よりも短く設定したことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の中仕切り挿入機。
  11. 前記中折れ予備成形機構は、前記中仕切り部材の先端と当接して当該中仕切り部材を前記所定停止位置に位置決め停止させるストッパを中仕切り部材のサイズに応じて複数配置したことを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の中仕切り挿入機。
  12. 前記中折れ予備成形機構は、前記中仕切り部材の先端と当接して当該中仕切り部材を前記所定停止位置に位置決め停止させるストッパを中仕切り部材のサイズに応じて配置位置を変更可能としたことを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の中仕切り挿入機。






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