JP4890060B2 - 眼科装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば3次元映像を視聴する視聴者の視機能を測定する眼科装置またはそれに類似する装置に関する。
本出願人は、眼特性測定装置として各種の装置を製造・販売している。例えば、特許文献1で示すように、眼屈折力測定装置を提供して、被検眼の視力測定を容易にしている。また、特許文献2で示すように、視線監視装置を提供して、視野計や眼底カメラでの被検眼の検査を容易にしている。
特公平5−88131号公報 第1図 特公平1−52012号公報 第2図
他方、従来のテレビ受像機のような2次元画像表示装置上に2次元画像を映写する映像表示装置を発展させて、立体的表示が可能な3次元ディスプレイ機器が開発されている。3次元ディスプレイの視聴では、調節と輻輳の不一致による眼疲労が発生することがある。
しかし、従来の他覚的測定装置では、3次元ディスプレイの評価ではかかせない点である両眼視機能の低下を測定することができないという問題があった。
この発明の目的は、3次元ディスプレイを観察している際の両眼視機能を測定および評価することのできる装置を提供することにある。
また、上記の目的を達成した装置は、被検者が前方を見ている状態での屈折測定可能な装置となるので、眼下における臨床でも従来装置を使った測定よりも自然な状態で両眼同時に測定が行えるため、非常に有効な装置になる。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、被検眼に三次元画像を提示する三次元画像装置と、
この三次元画像装置により提示された三次元画像の注視座標値を取得する画像座標取得部と、
提示された前記三次元画像を両眼で立体視をしている被検者の両眼に所定波長の光束を照明し、照明された被検眼網膜からの反射光束を受光し、この受光した受光信号に基づき、球面度、円柱度、円柱軸角度、波面収差の被検眼の光学特性を両眼略同時に求める光学特性測定部と、
この光学特性測定部での測定結果に基づき、被検眼の視軸上のピント位置である真の調節位置を算出する調節位置算出部と、
左右の被検眼の視線方向を検出し、この検出された左右の視線方向の交点から、前記被検眼の注視点位置を求める視線関係データ測定部と、
前記視線関係データ測定部によって求めた注視点位置と、前記調節位置算出部で算出された左右眼の真の調節位置と、前記画像座標取得部が取得した注視座標値との比較を行い、この注視座標値からのそれぞれのズレ量を表示する表示部と、から構成され、
前記画像座標取得部が取得する注視座標は、被測定眼を基準点として提示された三次元画像の注視座標値を測距儀によって測距した測距値、または被測定眼から一定距離離れた三次元画像を表示する表示面の設置基準値、または三次元画像装置により形成されるステレオ画像の画像データから求めた値であることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の眼科装置において、
前記ズレ量から被検眼の疲労状態にあるかの判定を行って、その結果を前記表示部に表示することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の眼科装置において、
測定時間の経過とともに、前記注視点位置と真の調節位置と注視座標値のうち変化の一番大きいものを被検眼の疲労度を示す要素として特定する疲労度ファクター判別部を有することを特徴とする。
請求項4の発明は、前記被検眼の瞳孔径を測定する瞳孔径測定部または被検眼のまばたきを測定するまばたき測定部を備えたことを特徴とする。
請求項5の発明は、前記光学特性測定部は、被検眼を照明する所定の波長の光束を発光する光源部と、この光源部からの光束で被検眼網膜上の微少な領域を照明するための照明光学系と、前記光源部からの光束が被検眼網膜から反射された反射光束の一部を、複数本のビームに変換する変換部材を介して受光するたの受光光学系と、この受光光学系により導かれた受光光束を受光して信号を形成する受光部と、この受光部からの信号に基づき、球面度、円柱度、円柱軸角度、波面収差を両眼略同時に求めるように構成されていることを特徴とする。
請求項6の発明は、前記光学特性測定部で求められた両眼の光学特性に基づいて、被検眼両眼で観察している際の視機能をシミュレーションするシミュレーション部を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、立体視している際の両眼視機能である被検眼の調節、輻輳、瞳の状態を測定することができる。また、外部の固視標などを見ているときの屈折状態の測定にも有効である。
以下、この発明の眼科装置の実施形態である実施例を図面に基づいて説明する。
図1は眼科装置1の構成を概略的に示した構成ブロック図であり、この眼科装置1は、画像座標取得部20と、注視点位置測定部32と、比較装置40と、ハーフミラー190と、視線方向検出器を内蔵した波面測定装置100と、演算部132と、調節位置算出部180とを備えているもので、被検者が三次元映像装置10により形成された三次元画像12を視聴している状態を計測するものである。
なお、両眼を同時に測定するために、ハーフミラー190、視線方向波面測定装置100は左右に一対設けられているが、ここでは説明の便宜上片方だけを図示してある。
三次元映像装置10は、三次元画像12を形成するもので、偏光メガネを使用するタイプと使用しないタイプとがある。偏光メガネを使用するタイプは、直交する偏光成分を持つ独立な映像を、偏光メガネを用いて左右眼で見るものである。ここで独立な映像としては、被検者が偏光メガネを使用して独立な映像を視聴したとき三次元映像に見えるように、基線間隔を隔てて設置されたカメラであって、同一特性を有するカメラによって撮影された対象物の左右画像が用いられる。偏光メガネを使用しないタイプは、例えば無限遠結像系の変形二次元配置と拡散板による垂直表示角度範囲の融合により、多数の水平視差画像を表示可能とする構成である。偏光メガネを使用しないタイプは、三次元映像装置だけで被検者が独立な映像を視聴したとき三次元映像に見える。
最近では、偏光めがねを使用しないで三次元映像が観察できる種々の方式が提案されており、レンティキュラープリズム、視差バリア方式の基本的に単一の観察者を仮定した方式はすでに実用化され、パソコンのモニターなどで三次元形状の測定用のユーザインターフェースなどで使われている。他の新方式を採用した複数の観察者が同時に観察可能な新しい装置も開発されており、これら装置を使用してもよい。
画像座標取得部20は、三次元画像12の注視座標値を取得するもので、例えば被測定眼14を基準点として三次元映像装置10により形成される三次元画像12の方向、距離並びに結像面の凸凹を測定する。画像座標取得部20は、巻尺や標尺のような測距儀でもよく、また通常の視力検査のように被測定眼14から一定距離(例えば2m)離れた位置に所定寸法(例えば20インチ)の三次元画像12の表示面を設置するような設置基準値であってもよい。さらに、画像座標取得部20は、三次元画像12の座標値における細部の凸凹を三次元映像装置10により形成されるステレオ画像の画像データから求めてもよい。
演算部132は、波面測定ユニット100で得られたデータから被測定眼14の球面度、円柱度、円柱軸角度、波面収差を演算して求める。
調節位置算出部180は、演算部132で求めた測定結果(球面度、円柱度、円柱軸角度、波面収差)、つまり被測定眼14の屈折力から視軸上のピント位置、すなわち被測定眼14の真の調節位置を算出する。
視線方向検出器(視線方向検出部)30は、被測定眼14の視線方向を検出するもので、代表的な検出原理としては角膜検出方式と強膜反射方式とがある。角膜検出方式は、角膜上に赤外LED(Light Emitting Diode)の放射光による虚像を作り、眼球の移動に従ってその虚像が移動するのを検出する方式である。強膜反射方式は、眼に弱い赤外線を照射し、赤外光の反射光量が黒目と白目で異なることを利用する。
注視点位置測定部32は、視線方向検出部30で検出された視線から、被測定眼14の注視点位置を求める。被検者は左右眼で三次元画像12を視聴しているので、視線方向検出部30で左右の被測定眼14の視線方向を検出し、左右の視線方向の交点を求めることで、被測定眼14の注視点位置を求めることができる。
比較装置40は、注視点位置測定部32で得られた注視点位置と、調節位置算出部180で算出した調節位置と、画像座標取得部20で取得した三次元画像12の注視座標値とを比較して被測定眼14の調節状態を表示部41に表示する。
ここでは、3つの値を比較するが、注視点位置測定部32で得られた注視点位置と、調節位置算出部180で算出した調節位置とを比較して両者の乖離量を求め、この乖離量を表示部41に表示してもよい。また、比較装置40は、被検者の疲労度を識別する為に設定した基準値に対して、注視点と注視座標値との乖離量を比較して、左右の被測定眼14が健康な状態にあるか疲労した状態にあるかの判定を行ない、その判定の結果を表示部41に表示するようにしてもよい。
波面測定装置100は、図2に示すように測定光学系103と、測定ユニット25とを備えている。
測定光学系103は、対物レンズ170と、回転プリズム117と、ビームスプリッター118と、リレーレンズ119と、虹彩絞り120と、リレーレンズ121と、リレーレンズ122と、ハーフミラー123と、リレーレンズ124とを有している。ハーフミラー123の後方には、視線方向検出器30の光学系が組み込まれているが、ここでは省略してある。
測定ユニット125は、測定光投影光源126と測定光受光光学系127とから大略構成されている。測定光投影光源126は、リレーレンズ121、虹彩絞り120、リレーレンズ119、ビームスプリッター118、回転プリズム117、対物レンズ170、ハーフミラー190と共に、被測定眼14に所定パターンの光束を照射する照射光学系を構成している。その虹彩絞り120は被測定眼14の瞳と共役とされ、測定光投影光源126は被測定眼14の眼底Fと共役とされている。回転プリズム117は測定中常時回転される。
測定光投影光源126からの測定光は、リレーレンズ121、虹彩絞り120、リレーレンズ119、ビームスプリッター118、回転プリズム117、対物レンズ170、ハーフミラー190を介して被測定眼14の眼底Fに投影される。
測定ユニット125は、バリアブルクロスシリンダ128、結像レンズ129、ハルトマンプレート130、受光部としての受光素子131を有する。結像レンズ130は被測定眼14からの反射光を合焦するために光束状態を調節する合焦光学部材として機能する。
ハルトマンプレート130は結像レンズ129からの測定光束を複数の光束に分割する分割光学素子として機能する。そのバリアブルクロスシリンダ128、結像レンズ129、ハルトマンプレート130、受光素子131は、ハーフミラー190、対物レンズ170、回転プリズム117、ハーフミラー118、リレーレンズ122、反射ミラー123、リレーレンズ124と共に測定光受光光学系を構成している。
そのハルトマンプレート130は、例えば等間隔の微小レンズプレートから構成され、ハルトマンプレート130に平行光束が入射しているとすると、受光素子131には図3に示す等間隔のレンズアレイ像132’が形成される。このレンズアレイ像132’の間隔は微小レンズプレートの間隔に等しい。ここで、横軸Xは例えば被測定眼14の左右方向に対応し、縦軸Yは例えば被測定眼14の上下方向に対応し、I(xi、yi)は(xi、yi)点におけるレンズアレイ像132’の光量強度である。
なお、ハルトマンプレート130に被測定眼14からの測定光束が近視の関係で入射すると、レンズアレイ像132’の像間隔は微小レンズプレートの格子間隔よりも狭まり、ハルトマンプレート130に被測定眼14からの測定光束が遠視の関係で入射すると、レンズアレイ像132’の像間隔は微小レンズプレートの格子間隔よりも広がる。
受光素子131の受光出力は、図4に示す演算部132に入力される。演算部132はメモリ部133と表示部134と制御部135とに向けて信号を出力する。
制御部135は、測定光投影光源126に向けて点灯駆動信号を出力し、これにより、測定光投影光源126が必要に応じて適宜点灯される。
また、制御部135は、第1駆動部136、第2駆動部137、第3駆動部139に制御駆動信号を出力し、第1駆動部136によりバリアブルシリンダ128が回転駆動され、第2駆動部137により測定ユニット125がその光軸方向(Z方向)に沿って前後駆動され、第3駆動部139によって回転プリズム117が回転駆動される。
[動 作]
次に、眼科装置1の動作について説明する。
先ず、三次元映像装置10により三次元画像12を映写する。すると、視線方向検出部30により被測定眼14の視線方向を検出し、注視点位置測定部32により、視線方向検出部30で検出された左右の被測定眼14の視線方向から、被測定眼14の注視点位置を求める。
また、画像座標取得部20は、三次元映像装置10による三次元画像12の注視座標値を取得する。
一方、図5に示すように、被測定眼14のアライメント調整を行う(S.21)。ついで、演算部132は、第2駆動部137に基準位置となるように指令信号を出力し、これにより、被測定眼14に対して装置本体が基準位置にセットされる(S.22)。ここで、基準位置とは、被測定眼14が正視眼であるときに精密に波面収差を測定できる位置である。
ついで、受光素子131の映像信号が演算部132に入力される。受光素子131の素子の個数は、ここでは、横方向N個、縦方向M個である。その受光素子131のピクセル(xi、yj)の輝度値I(xi、yj)がメモリ部133に保存される(S.23)。ここで、添え字iは1からNまでの正の整数、添え字jは1からMまでの正の整数である。
ついで、演算部132は点像の位置検出が可能であるか否かを判定する点像の位置検出判定フローS0(図6参照)に移行する(S.24)。
位置検出判定フローS0では、レンズアレイのk番目の微小レンズの理想点像位置を(Hxk、Hyk)とする(S.1)。ただし、kは1からLまでの正の整数である。演算部132は、検出点の閾値Hthを設定し、検出可能条件の設定個数gthを設定する(S.2)。ついで、k=1、g=0に設定する(S.3)。ついで、演算部132は範囲内の輝度値cdを下記数1式に従って演算する(S.4)。
Figure 0004890060
ここで、Lはレンズアレイの微小レンズの個数、αは被測定眼1の瞳に対するレンズアレイの倍率、dx、dyはそれぞれx方向、y方向の微小レンズアレイのレンズ間距離、pはレンズアレイ像を取得したピクセルのサイズである。
演算部32は、ついで、輝度値cdが閾値Hthよりも大きいか否かを判断する(S.5)。輝度値cdが閾値Hthよりも大きいときには、g=g+1の処理を行って(S.6)、kがLよりも小さいか否かを判断する(S.7)。輝度値cdが閾値Hthよりも等しいか小さいときには、S.7にそのまま移行する。ついで、kがLよりも小さいときには、k=k+1の処理を行って(S.8)、S.4に戻って数1式の演算を行う。このS.4〜S.8までの一連の処理をkがLに等しくなるまで行って、kがLに等しくなった時点で、S.9の処理に移行する。演算部32は、S.9において、検出点の設定個数gが閾値gthを超えたか否かを判定し、検出点の設定個数gが閾値gth未満のときには点像検出不可能と判定し(S.10)、検出点の設定個数gが閾値gth以上のときには点像検出可能と判定する(S.11)。
演算部132は、図5のS.24において、点像の検出が不可能なときには、S.25に移行する。演算部132はS.25においては、図7に示すフーリエ変換を利用した球面度数測定S30を行う。演算部32は、フーリエ変換利用の球面度数測定S30においては、図3に示す瞳解析範囲PEを設定する(S.31)。他の範囲は全て「0」に設定する。すなわち、(xi,yj)が解析範囲PE以外であれば、I(xi,yj)=0に設定する(S.32)。
ここで、添え字iは1からNまでの正の整数、添え字jは1からMまでの正の整数である。なお、この瞳解析範囲PEは、レンズアレイ像132’の広がりから求めることができるが、明視で2mmの直径、暗視で6mmの直径に設定すれば、被検者の状況に適した値となる。
ついで、演算部132は下記の数2式に基づいて、I(xi,yj)を離散フーリエ変換する。そして、空間周波数像R(ui、vj)を求める(S.33)。
Figure 0004890060
これにより、図8に示すように、フーリエ変換された空間周波数像132”が得られる。
ついで、演算部132は、U、V方向に存在する点像のうちそれぞれの最も近い重心点演算処理S40を行う(S.34)。
すなわち、演算部132は、図9に示すように、R(u,v)の中心Oを(u,v)座標の原点とする(図10のS.41)。ついで、演算部132は、u方向の最大値の位置Muを算出する(S.42)。ついで、演算部132は、Mu付近のピクセルから重心点Guを算出する(S.43)。ついで、演算部132は、重心点Guと中心との距離Δuを算出し(S.44)、v方向の最大値の位置Mvを算出する(S.45)。ついで、演算部132は、Mv付近のピクセルから重心点Gvを算出し、Gvと中心点との距離Δvを算出する(S.46)。
ついで、演算部132は、距離Δvから推定される球面度数算出処理(S.50)を実行する(S.35)。
演算部132は、図11に示すように横方向の球面度数DIPOxを下記の数3式に基づいて算出する(S.51)。
Figure 0004890060
ついで、演算部132は、縦方向の球面度数DIPOyを下記の数4式に基づいて算出する(S.52)。
Figure 0004890060
そして、演算部132は、球面度数Sfを下記数5式に基づき算出してメモリ部133に保存する(S.53)。
Figure 0004890060
ついで、演算部132は、バリアブルクロスシリンダ128を適宜駆動して乱視度数Cを下記数6式に基づき算出してメモリ部133に保存する(S.54)。
Figure 0004890060
更に、演算部132は、乱視軸Aを下記数7式に基づき算出してメモリ部133に保存する(S.55)。
Figure 0004890060
そして、演算部132は、球面度数Sf、乱視度数C、乱視軸Aの測定結果を出力する(S.26)。
図12、図13はこのようにして得られた球面度数Sf、乱視度数C、乱視軸Aの測定結果とパワーマップとが表示部134の画面Gに表示されている状態を示す図である。
そして、演算部132は、制御部135に測定ユニット125により得られる球面度数Sfが0になる位置となるように、測定ユニット125を基準位置から光軸方向に移動させる(S.27)。
そして、演算部132は、S.23〜S.27の処理を繰り返す。演算部132は、S.24において、S.24において点像の位置検出が可能であるか否かを判定する。ここで、演算部132は点像の位置検出が可能であると判定すると、眼球の波面収差測定処理に移行する(S.28)。これにより、被測定眼の精密測定が実行され、精密測定の演算結果が出力され(S.29)、測定が終了する。
このように、演算部132は受光素子131からの測定データを示す受光信号の受光位置の周波数成分に基づき被測定眼1の屈折力を求める粗測定モードと各受光位置の間隔から波面収差を求める精密測定モードとを有しており、これにより被測定眼1の光学特性が演算される。また、制御部133は粗測定モードで求めた屈折力Sfに基づき測定ユニット125を光軸方向に可動させることにより合焦光学部材を調節制御する。
本発明に係わる実施の形態では、波面収差測定処理による精密測定ができないときには、ほぼ平行な光束がハルトマンプレート130に入射するように測定ユニット125を光軸方向に移動させる。そして、波面収差による精密測定を行うものであるから、光学特性を精密に測定するための光学系に粗測定用の光学系を専用に追加する構造を採用することなく、広範囲の眼の光学特性を測定でき、装置全体の構造の簡単化、コストの低減を図ることができる。
なお、波面収差測定処理による演算は公知であるので、これについてはその説明を割愛する。
そして、演算部132により、被測定眼14の球面度数Sf、乱視度数C、乱視軸Aおよび波面収差が求められると、調節位置算出部180は、球面度数Sf、乱視度数C、乱視軸Aおよび波面収差から視軸上のピント位置である被測定眼14の真の調節位置を算出する。
比較装置40は、注視点位置測定部32で求めた注視点位置と、調節位置算出部180で算出した調節位置と、画像座標取得部20で取得した三次元画像12の注視座標値とを比較して、この注視座標値からのそれぞれのズレ量(調節状態)を表示部41に表示するとともに、このズレ量から疲労した状態にあるかの判定が行なわれ、その結果が表示部41に表示される。
また、比較装置40は、三次元映像装置10により三次元画像12が映写されている期間中(測定期間中)、所定時間経過毎(例えば1秒経過毎)に求めていく注視点位置,調節位置,注視座標値とを記録していくとともに、その測定時間の経過とともに変化する注視点位置,調節位置,注視座標値に基づき、被検眼の疲労度を示す要素を疲労度ファクターとして特定する。例えば、注視点位置,調節位置,注視座標値のうち変化の一番大きいものを疲労度ファクターとして判別する。
そして、比較装置40は、疲労度ファクターを判別する疲労度ファクター判別部を有している。
[第2実施例]
図14は、第2実施例の眼科装置300を示したものであり、この眼科装置300は、第1実施例の眼科装置1に瞳孔径測定部37とまばたき測定部38を追加し、視線方向検出部30を波面検出装置100とは別体にしたものである。なお、16はダイクロイックミラーである。
瞳孔径測定部37は被測定眼14の瞳孔径を測定し、まばたき測定部38は被測定眼のまばたきの回数を測定するものである。
19はハーフミラーであり、このハーフミラー19は、ダイクロイックミラー16と三次元画像12との間に設置され、被測定眼14の像を瞳孔径測定部37とまばたき測定部38に導く。なお、HFはハーフミラーである。
比較装置340は、第1実施例と同様な動作をする他に、瞳孔径測定部37が測定した瞳孔径と、被検者が近いところの像を見るときの瞳孔径の基準値と比較して、瞳孔収縮が正常に行なわれるか判断することで疲労の判定を行なう。また、疲労判定部39は、まばたき測定部38が測定した被測定眼14のまばたきの回数と、眼が疲労していない状態の標準的なまばたきの回数と比較して、まばたきの回数が低下している場合に疲労状態と判定する。
そして、それら判定の結果を考慮して、第1実施例で求めたズレ量から疲労した状態にあるかの判定を行う。このようにすることにより、その判定の結果の信頼性を高めることができる。
[第3実施例]
図15は、第3実施例の眼科装置200を示したものであり、この眼科装置200は、第1実施例の眼科装置1に第2受光光学系400を設けたものである。201はハーフミラーである。
第2受光光学系400は、図16に示すように、光源431と、集光レンズ432と、ハーフミラー433と、結像レンズ434と、第2受光部435とを備えている。光源431からから発せられた光が被測定眼14の角膜から反射し、戻ってくる光束を第2受光部435に導き、第2受光部435に前眼部像を結像させるものである。
図17は、眼科装置200の制御系の構成を示したブロック図である。図17において、210は演算部、230は表示部、240はメモリである。
演算部210は、瞳径データ形成部215、画像データ形成部211、判定部212、矯正要素設定部213を備えている。
演算部210は、波面測定装置100からの受光信号、第2受光部435から得られる受光信号等を入力すると共に、座標原点、座標軸、座標の移動、回転、瞳径、全波面収差、角膜波面収差、ゼルニケ係数、収差係数、ストレール比(Strehl比)、位相シフト(PTF、位相ずれ)、白色光MTF、ランドルト環パターン等を演算する。これら演算は、特開2004−261212号に開示されているので、その詳細は割愛する。
瞳径データ形成部215は、前眼部像から瞳径データを形成する。例えば、瞳径データ形成部215は、第2受光部35から前眼部像を入力し、瞳孔のエッジ上の点、瞳孔が楕円形であるとした時の焦点、長径及び短径を算出し、瞳径を求める。
画像データ形成部211は、少なくとも被検眼の波面収差を示す測定データに基づき、屈折矯正のため矯正要素を考慮して、検眼用視標の見え具合のシミュレーションを行い視標網膜画像データを形成する。被検眼の波面収差には高次収差まで含まれる。また、矯正要素設定部213は、画像データ形成部211に与える矯正要素を設定する。判定部212は、矯正要素設定部213で設定される矯正要素により矯正され、且つ、画像データ形成部211で形成された矯正視標画像データに基づき、適正な矯正要素が設定されているかどうかを判定する。また、矯正要素設定部213は、判定部212の結果に基づき矯正要素を設定し、且つ、判定部212が適正な矯正要素であると判定するまで、矯正要素を繰り返し変化させるように構成されている。矯正要素は、球面度数、乱視度数、乱視軸角度のいずれか一つ又は複数の組合せである。
この第3実施例では、被測定両眼で観察している際の視標の見え具合をシミュレーションするものであり、シミュレーションした画像は表示部230に表示する。これにより、被測定両眼で観察している視標が、どのように見えているかが判り、測定者は疲労の度合いを感覚的に把握することができる。
シュミレーションの方法は、特開2004−261212号に開示されているので、その詳細は省略する。
シュミレーションの範囲は、少なくとも輻輳による注視点と視標の位置の間を含む範囲(例えば「(瞳孔から注視点)−50mm」から「(瞳孔から視標の位置)+50mm」)を例えば1mm間隔で行ない、それぞれの光学特性を比較する。
上記実施例では、いずれもピント位置は被測定眼14の屈折力から求めているが、測定された波面収差から求めてもよい。
この場合、波面収差から等価球面度数SEを算出し、瞳孔からピント位置までの距離Lpとすると、下記の式から求めることがでる。
Lp=1000/SE(mm)となる。
なお、SEは下記の式から求めることできる。ただし、rは瞳孔半径、Cはゼルニケ係数である。
Figure 0004890060
SE=4・Cdisp2 0/r
[第4実施例]
第4実施例では、図18に示す装置によって得られる片方ずつのデータから、両眼視した際の特性を求めるものである。図18において、図15と同じ構成のものには、同じ番号を付したのでその説明を省略する。
視線方向検出部30と第2受光光学系400と波面測定装置100は、図15と同様に、片眼ずつの測定が同時に行えるように一対設けられており、その片方は省略してある。
演算部220は、第2受光光学系400と波面測定装置100の出力を受け取り、両眼の瞳孔径などの瞳孔領、調節力、乱視度数、高次収差、輻輳の状態を求める。
瞳孔領は、直径または楕円形状で把握することができる。
また、調節力と乱視度数と高次収差から、眼の光学特性として眼底上での点強度分布(PSF)、Optical transfer function(OTF)の計算、被検者が見ている像のシミュレーションなどが可能である。
このとき、屈折評価装置としては、見ている物体からの距離が、典型的には被検者の遠点であったが、この実施例では、被検者が実際に見ているものの位置での視覚刺激となる。
また、観察されている三次元物体(平面も含む)が三次元映像装置10に提示されているので、三次元物体の形状や位置が正確に分かっている。また、その三次元物体を種々の形状や位置に提示することが可能である。
この表示される三次元物体は、実際にありえない物体、例えば心理物理で知られるように透明視されるような物体の表示も可能である。また、動きをともなった表示も可能である。
以下に指標の位置を考慮した波面収差算出方法について述べる。
[視標の位置を物点としたときの波面収差]
測定された波面収差(測定時の瞳孔径を基に算出)が
Figure 0004890060
であり、視標の位置が瞳孔からL[mm]のとき、視標の位置を物点としてシミュレーションするならば、
Figure 0004890060
(r:瞳孔半径)
となる。他の項に影響はないため、C2 0以外の項は、
Figure 0004890060
となり、このときの物点を基準としたときの波面収差は、
Figure 0004890060
となる。この波面収差Wdisp(X,Y)をシミュレーションに利用する。シミュレーション時に、視標がカラーの場合はLMSコーンのフィルタ(錐体の分光感度特性)をかければよい。なお、波面収差Wdisp(X,Y)は波面測定装置100が求める。
次に、この評価を両眼に拡張することについて述べる。
[OTF,MTFレベルでの評価]
両眼のMTF算出方法は、片眼のMFTを利用して算出する。
片眼におけるMTF算出方法は、波面収差Wdisp(X,Y)を利用して特開2004−261212号公報に詳細に記載されている方法で算出される。
両眼のMTF(s)=sqrt((右眼のMTF(s)^2+(左眼のMTF(s)^2)…(1)
となる。ただし、sqrtはルートを意味し、^2は二乗を意味する。sは空間周波数である。
両眼で見ているとき足し合わせになることが、すでに提出されている文献(PeterG.Barten:Contrast Sensitivity of the Human Eye and Its Effects on Image Quality SPIE Dec 1999)から類推できる。
MTF(s)はそのまま評価に使用しても良い(例えばある空間周波数で比較する)が、片眼のときと同じように、
Figure 0004890060
として、one numberにして評価してもよい。
[像のコンボルーションによる評価]
局所的な像の同一性、特徴の強さを評価する。これにはコンボルーションを使用する。その前に、像に前処理をすることもある。つまり、測定された高次収差や屈折の情報を反映したシミュレーション像について、両眼視するための相関度合いを調べるためにコンボルーションなどを用いた評価を行うこともある。
視覚的なステレオプシスを評価するので、ステレオカメラで地図を作成する際(三次元形状の復元の際)に、2つの画像の処理の評価に応用することが可能である。
地図作成では、2つの画像の特徴点を見つけるために、両方から局所的な画像を取り出し、その相関をとり、相関の高いところをマッチした特徴点とする。
ここでは、このマッチングを行い、その相関係数を点数とする。ここで、相関をとる前に周波数フィルター処理をしておくことも可能である。また、線形でないフィルタリングをすることも可能である。
[輻輳と眼のピント位置の比較]
輻輳から算出された注視点位置と波面収差から算出されたピント位置のずれ量を算出する。
注視点位置は第1実施例により算出された値を使用し、ピント位置の算出方法は以下に示す。ピント位置は左右眼に対し算出する。算出方法は2通りあるが、どちらか適宜使用する。
1.屈折値算出
波面収差から等価球面度数SEを算出し、その位置をピント位置までの距離Lpとする。
SE=4・Cdisp2 0/r
Lp=1000/SE(mm)
2.光学特性最適
少なくとも、輻輳による注視点と視標の位置の間を含む範囲(例えば「瞳孔から注視点)−50mm」から「瞳孔から視標の位置+50mm)を例えば1mm間隔でシミュレーションを行い、それぞれの光学特性を比較する。このときのそれぞれのシミュレーション用波面収差は上記L[mm]を瞳孔からシミュレーションしたい位置までの距離a[mm]に変更すればよい。
光学特性の比較方法としては、1.Strehl比最大となる位置、2.PTF最適位置、3.テンプレートマッチングによる最大得点位置、4.MTFによる評価(上記参照)等が考えられる。詳細には、特開2004−261212号公報参照。なお、テンプレートマッチングのテンプレート画像は視標の原画像とする。
ずれ量を算出するときは、mm単位、もしくは屈折力(ディオプター)で算出する。注視点位置、ピント位置でのそれぞれの屈折力は、
注視点位置(ディオプター)=1/(注視点位置(mm)/1000)
ピント位置(ディオプター)=1/(Lp(mm)/1000)
上記で算出されたMTF(もしくはAUMTF)、像のコンボルーションによる相関係数、輻輳と眼のピント位置のずれ量を表示する。これらはすべてを算出し、表示してもよい。また、これらのうちいくつかを算出したり表示したりしてもよい。
ずれ量は、左右眼の両方に対して表示する。このずれ量を疲労度ファクターとすることもできる。ずれ量が所定の量より大きい(例えば±0.3ディオプター)場合、疲労が起きていると考え、さらにこれらの量が大きければ大きいほど疲労の度合いが大きいことを予測される。
本発明の第1実施例の説明する全体構成ブロック図である。 波面測定装置の光学部材の配置を示した光学配置図である。 本発明に係わる受光素子に得られたレンズアレイ像の一例を示す図である。 本発明に係わる光学特性測定装置のブロック回路図である。 本発明に係わる光学特性測定装置の測定フローチャートを示す図である。 点像の位置検出判定フローチャートを示す図である。 球面度数測定処理フローチャートである。 レンズアレイ像を空間周波数分布に変換して示す図である。 重心点算出処理の一例を示す説明図であって、図8に示すUV空間の中心点近傍部分の拡大図である。 重心点算出処理のフローチャートである。 球面度数算出処理のフローチャートである。 本発明に係わる粗測定モードで得られた眼屈折力値とそのパワーマップとの一例を画面に表示した図である。 本発明に係わる粗測定モードで得られた眼屈折力値とそのパワーマップとの他例を画面に表示した図である。 第2実施例の構成を示したブロック図である。 第3実施例の構成を示したブロック図である。 第3実施例の第2受光光学系の構成を示した光学配置図である。 第3実施例の制御系の構成を示したブロック図である。 第4実施例の構成を示したブロック図である。
符号の説明
14 被測定眼
30 視線方向検出部
32 注視点位置測定部
40 比較装置
41 表示部
180 調節位置算出部

Claims (6)

  1. 被検眼に三次元画像を提示する三次元画像装置と、
    この三次元画像装置により提示された三次元画像の注視座標値を取得する画像座標取得部と、
    提示された前記三次元画像を両眼で立体視をしている被検者の両眼に所定波長の光束を照明し、照明された被検眼網膜からの反射光束を受光し、この受光した受光信号に基づき、球面度、円柱度、円柱軸角度、波面収差の被検眼の光学特性を両眼略同時に求める光学特性測定部と、
    この光学特性測定部での測定結果に基づき、被検眼の視軸上のピント位置である真の調節位置を算出する調節位置算出部と、
    左右の被検眼の視線方向を検出し、この検出された左右の視線方向の交点から、前記被検眼の注視点位置を求める視線関係データ測定部と、
    前記視線関係データ測定部によって求めた注視点位置と、前記調節位置算出部で算出された左右眼の真の調節位置と、前記画像座標取得部が取得した注視座標値との比較を行い、この注視座標値からのそれぞれのズレ量を表示する表示部と、から構成され、
    前記画像座標取得部が取得する注視座標は、被測定眼を基準点として提示された三次元画像の注視座標値を測距儀によって測距した測距値、または被測定眼から一定距離離れた三次元画像を表示する表示面の設置基準値、または三次元画像装置により形成されるステレオ画像の画像データから求めた値であることを特徴とする眼科装置。
  2. 請求項1の眼科装置において、
    前記ズレ量から被検眼の疲労状態にあるかの判定を行って、その結果を前記表示部に表示することを特徴とする眼科装置。
  3. 請求項1の眼科装置において、
    測定時間の経過とともに、前記注視点位置と真の調節位置と注視座標値のうち変化の一番大きいものを被検眼の疲労度を示す要素として特定する疲労度ファクター判別部を有することを特徴とする眼科装置。
  4. 前記被検眼の瞳孔径を測定する瞳孔径測定部または被検眼のまばたきを測定するまばたき測定部を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の眼科装置。
  5. 前記光学特性測定部は、被検眼を照明する所定の波長の光束を発光する光源部と、この光源部からの光束で被検眼網膜上の微少な領域を照明するための照明光学系と、前記光源部からの光束が被検眼網膜から反射された反射光束の一部を、複数本のビームに変換する変換部材を介して受光するたの受光光学系と、この受光光学系により導かれた受光光束を受光して信号を形成する受光部と、この受光部からの信号に基づき、球面度、円柱度、円柱軸角度、波面収差を両眼略同時に求めるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。
  6. 前記光学特性測定部で求められた両眼の光学特性に基づいて、被検眼両眼で観察している際の視機能をシミュレーションするシミュレーション部を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の眼科装置。
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