JP4889715B2 - 魚の血抜き装置 - Google Patents

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Description

本発明は、魚の鮮度を保つために行われている魚の血抜き作業を自動化して効率良く魚の血抜き作業を行うことができるようにした魚の血抜き装置に係り、特に、魚の大きさに拘らず、最適な個所にカッター刃を作用させて魚の血抜き作業を行えるように工夫したものに関する。
従来から魚の鮮度を保ち、生臭みを取り除くために、魚の血抜き作業が実施されている。一般には、熟練した作業者が刃物を使用して手作業で魚の血抜き作業を行っているが、近時は作業の効率化を図るために、下記の特許文献1、特許文献2に示すような装置が導入され、魚の血抜き作業の自動化が図られている。
特開2005−312379号公報 特開2000−228941号公報
この内、特許文献1では、魚を載せるための台と押さえ板によって魚を固定し、インターロック機能を備えた操作板を操作して刃を突出させて魚の生きしめと血抜きを行う魚の生きしめ具が開示されている。
一方、特許文献2では、奥下がりに傾斜させた支持台と、その両側に配置される挟み板と、魚の頭部を押さえる押さえ金具と、魚の頭部を掘削して貫通孔を形成して血抜きを行う堀削ドリルと、を備えた活魚の活きしめ機が開示されている。
上記従来の構成によると次のような問題があった。
即ち、上記特許文献1の魚の生きしめ具の場合には、魚の固定、血抜き、排出の一連の作業が自動化されておらず、大量の魚を効率良く血抜きすることはできないという問題があった。
又、上記特許文献2の活魚の活きしめ機の場合には、魚の固定、血抜き、排出の一連の作業が自動化されており、大量の魚を処理することが可能であるが、血抜きをする個所が一定のため、魚の大きさに応じて掘削ドリルの口径や位置を変えなければならないという問題があった。
本発明は、このような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、魚の大きさに拘らず、自動的に最適な個所にカッター刃を作用させて魚の血抜き作業を効率的に実行することができる加工品質と加工処理能力に優れた魚の血抜き装置を提供することにある。
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による魚の血抜き装置は、外装フレームと、上記外装フレームに前端側から後端側に向かって先下がり傾斜姿勢で支持され上記前端側から処理対象の魚が投入される処理ボックスと、上記処理ボックスに投入された魚を押圧するとともに上記投入された魚の大きさを検出する魚大きさ検出手段を備えた押圧固定手段と、カッター刃を進退自在に備えた加工ヘッドを有し上記カッター刃によって上記押圧固定手段によって押圧固定された魚の所定位置をカットして血抜き処理を施す一次側血抜き手段と、上記一次側血抜き手段の加工ヘッドと対向・配置されカッター刃を進退自在に備えた加工ヘッドを有し上記カッター刃によって上記一次側血抜き手段とは反対側から上記押圧固定手段によって押圧固定された魚の所定位置をカットして血抜き処理を施す二次側血抜き手段と、上記処理ボックスの後端側を開閉し開放することにより血抜き処理された上記魚を上記処理ボックスの後端側から排出させる開閉ゲート手段と、を具備し、上記一次側血抜き手段と二次側血抜き手段は上記魚大きさ検出手段の検出結果に基づいて上記投入された魚の大きさに応じて上記カッター刃の作用位置を上記魚の長さ方向に沿って異ならせる作用位置可変機構を備えており、上記一次側血抜き手段と二次側血抜き手段の何れか一方又は双方の作用位置可変機構は、上記加工ヘッドを魚の長さ方向に作用位置を異ならせて複数組配設し、上記魚大きさ検出手段の検出結果に基づいて上記複数組の加工ヘッドの1つを選択して作動させることによって構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項2による魚の血抜き装置は、外装フレームと、上記外装フレームに前端側から後端側に向かって先下がり傾斜姿勢で支持され上記前端側から処理対象の魚が投入される処理ボックスと、上記処理ボックスに投入された魚を押圧するとともに上記投入された魚の大きさを検出する魚大きさ検出手段を備えた押圧固定手段と、カッター刃を進退自在に備えた加工ヘッドを有し上記カッター刃によって上記押圧固定手段によって押圧固定された魚の所定位置をカットして血抜き処理を施す一次側血抜き手段と、上記一次側血抜き手段の加工ヘッドと対向・配置されカッター刃を進退自在に備えた加工ヘッドを有し上記カッター刃によって上記一次側血抜き手段とは反対側から上記押圧固定手段によって押圧固定された魚の所定位置をカットして血抜き処理を施す二次側血抜き手段と、上記処理ボックスの後端側を開閉し開放することにより血抜き処理された上記魚を上記処理ボックスの後端側から排出させる開閉ゲート手段と、を具備し、上記一次側血抜き手段と二次側血抜き手段は上記魚大きさ検出手段の検出結果に基づいて上記投入された魚の大きさに応じて上記カッター刃の作用位置を上記魚の長さ方向に沿って異ならせる作用位置可変機構を備えており、上記一次側血抜き手段と二次側血抜き手段の何れか一方又は双方の作用位置可変機構は、上記加工ヘッドを一組のみ配設し、上記加工ヘッドの魚の長さ方向への移動を案内するリニアガイド機構と、上記魚大きさ検出手段の検出結果に基づいて上記加工ヘッドを魚の長さ方向に移動させるスライドシフト機構と、を具備することによって構成されており、上記スライドシフト機構は、支持ベースに支持された一次シフトシリンダと、上記一次シフトシリンダのシリンダロッド先端に接続される可動プレートと、上記可動プレートに取り付けられた二次シフトシリンダと、を具備することによって構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項3による魚の血抜き装置は、請求項1又は請求項2記載の魚の血抜き装置において、上記押圧固定手段は上記投入された魚方向に移動する移動部材を備えていて、上記魚大きさ検出手段はこの移動部材の移動量を検出することにより魚の大きさを検出するものであることを特徴とするものである。
又、請求項4による魚の血抜き装置は、請求項3記載の魚の血抜き装置において、上記魚大きさ検出手段は、上記移動部材の移動方向に沿って異なる位置に配置されている複数個のリミットスイッチと、上記移動部材に取り付けられ上記複数個のリミットスイッチの各スイッチレバーに当接する当接部材と、から構成されていて、上記移動部材の移動により動作するリミットスイッチの個数により魚の大きさを検出するものであることを特徴とするものである。
又、請求項5による魚の血抜き装置は、請求項1〜請求項4の何れかに記載の魚の血抜き装置において、上記押圧固定手段は上記魚を押圧する押圧板を備えていて、この押圧板の動きに弾力性を付与する圧縮コイルバネを使用したサスペンション機構が設けられていることを特徴とするものである。
以上詳述したように本発明による魚の血抜き装置は、外装フレームと、上記外装フレームに前端側から後端側に向かって先下がり傾斜姿勢で支持され上記前端側から処理対象の魚が投入される処理ボックスと、上記処理ボックスに投入された魚を押圧する押圧固定手段と、カッター刃を進退自在に備えた加工ヘッドを有し上記カッター刃によって上記押圧固定手段によって押圧固定された魚の所定位置をカットして血抜き処理を施す一次側血抜き手段と、上記一次側血抜き手段の加工ヘッドと対向・配置されカッター刃を進退自在に備えた加工ヘッドを有し上記カッター刃によって上記一次側血抜き手段とは反対側から上記押圧固定手段によって押圧固定された魚の所定位置をカットして血抜き処理を施す二次側血抜き手段と、上記処理ボックスの後端側を開閉し開放することにより血抜き処理された上記魚を上記処理ボックスの後端側から排出させる開閉ゲート手段と、を具備し、上記一次側血抜き手段と二次側血抜き手段は上記投入された魚の大きさに応じて上記カッター刃の作用位置を上記魚の長さ方向に沿って異ならせる作用位置可変機構を備えている構成になっているので、対向配置された一次側血抜き手段と、二次側血抜き手段に、魚の大きさに応じて魚の長さ方向のカッター刃の作用位置を異ならせる作用位置可変機構を備えているので、魚の大きさに拘らず、自動的に最適な個所にカッター刃を作用させて魚の血抜き作業を効率的に実行することができる。
又、請求項2による魚の血抜き装置は、請求項1記載の魚の血抜き装置において、上記押圧固定手段は上記投入された魚の大きさを検出する魚大きさ検出手段を備えていて、上記一次側血抜き手段と二次側血抜き手段の作用位置可変機構はこの魚大きさ検出手段の検出結果に基づいて上記カッター刃の作用位置を異ならせるように構成されているので、投入された魚の構成によってカッター刃の作用位置を異ならせ、それによって、魚の大きさに対応した適切な位置に血抜き処理を施すことができる。
又、請求項3による魚の血抜き装置は、請求項2記載の魚の血抜き装置において、上記押圧固定手段は上記投入された魚方向に移動する移動部材を備えていて、上記魚大きさ検出手段はこの移動部材の移動量を検出することにより魚の大きさを検出するものであるので、比較的簡単な構成で魚の大きさを検出することができる。
又、請求項4による魚の血抜き装置は、請求項3記載の魚の血抜き装置において、上記魚大きさ検出手段は、上記移動部材の移動方向に沿って異なる位置に配置されている複数個のリミットスイッチと、上記移動部材に取り付けられ上記複数個のリミットスイッチの各スイッチレバーに当接する当接部材と、から構成されていて、上記移動部材の移動により動作するリミットスイッチの個数により魚の大きさを検出するものであるので、この場合も比較的簡単な構成で魚の大きさを検出することができる。
又、請求項5による魚の血抜き装置は、請求項2〜請求項4の何れかに記載の魚の血抜き装置において、上記一次側血抜き手段と二次側血抜き手段の何れか一方又は双方の作用位置可変機構は、上記加工ヘッドを魚の長さ方向に作用位置を異ならせて複数組配設し、上記魚大きさ検出手段の検出結果に基づいて上記複数組の加工ヘッドの1つを選択して作動させることによって構成されているので、この場合も比較的簡単な構成で魚の大きさを検出してカッター刃の作用位置を可変させることができる。
又、請求項6による魚の血抜き装置は、請求項2〜請求項4の何れかに記載の魚の血抜き装置において、上記一次側血抜き手段と二次側血抜き手段の何れか一方又は双方の作用位置可変機構は、上記加工ヘッドを一組のみ配設し、上記加工ヘッドの魚の長さ方向への移動を案内するリニアガイド機構と、上記魚大きさ検出手段の検出結果に基づいて上記加工ヘッドを魚の長さ方向に移動させるスライドシフト機構と、を具備することによって構成されているので、この場合も比較的簡単な構成で魚の大きさを検出してカッター刃の作用位置を可変させることができる。
又、請求項7による魚の血抜き装置は、請求項6に記載の魚の血抜き装置において、上記スライドシフト機構は、支持ベースに支持された一次シフトシリンダと、上記一次シフトシリンダのシリンダロッド先端に接続される可動プレートと、上記可動プレートに取り付けられた二次シフトシリンダと、を具備することによって構成されているので、この場合も比較的簡単な構成で魚の大きさを検出してカッター刃の作用位置を可変させることができる。
又、請求項8による魚の血抜き装置は、請求項1〜請求項7の何れかに記載の魚の血抜き装置において、上記押圧固定手段は上記魚を押圧する押圧板を備えていて、この押圧板の動きに弾力性を付与する圧縮コイルバネを使用したサスペンション機構が設けられているので、魚を押圧固定する際に傷付けたり損傷させてしまうようなことを防止することができる。
以下、図1乃至図11を参照して本発明の一実施の形態を説明する。図1は本実施の形態による魚の血抜き装置の全体構成を示す左側面図、図2は同上の正面図、図3は押圧固定手段と一次側血抜き手段を示す左側面図、図4は同上の正面図、図5は同上の背面図、図6は同上の平面図、図7は二次側血抜き手段を示す左側面図、図8は同上の平面図、図9は同上の支持ベース周辺の背面図、図10は開閉ゲート手段を示す左側面図、図11は同上の背面図である。
この魚の血抜き装置1は、カツオやマグロ、あるいはサバ等の魚Fの鮮度を保つために行われている魚Fの血抜き作業を自動化して、効率良く魚Fの血抜き作業が実施できるようにした装置である。そして、上記魚Fの血抜き装置1は、まず、外装フレーム3を備えており、外装フレーム3は等辺山形鋼等の適宜の形鋼材を枠状に組み立てることによって形成されている。
外装フレーム3の中間付近の高さには、魚Fの血抜き処理加工を行う処理ボックス5が投入方向Aに沿って先下がり傾斜姿勢で設けられている。この処理ボックス5は上面及び前後両端面が開放された角筒状の部材である。
上記処理ボックス5の開放された上面側には押圧固定手段7が設けられている。押圧固定手段7は、上記処理ボックス5の左右の側板9L、9Rの上縁から立ち上げられている支持ボルト11とナット13とによって固定状態で支持されている矩形平板状の天板15と、上記天板15の一例として中央部付近に設けられている押圧メインシリンダ17及び押圧サブシリンダ19と、上記押圧メインシリンダ17のシリンダロッド18先端に接続される幅狭な矩形平板状のシャフトプレート21と、上記押圧サブシリンダ19のシリンダロッド20先端に接続される矩形平板状の昇降プレート23と、一端が上記シャフトプレートに接続され、他端が上記昇降プレート23に接続され、上記天板15に設けた2つのリニアブッシュ25、25に案内されて昇降動する2本のリニアシャフト27、27と、上記昇降プレート23に対して支持ロッド29を介して取り付けられる押圧板31と、を具備することによって基本的に構成されている。
上記押圧メインシリンダ17は比較的大きなストロークが取れる大きめのエアシリンダによって構成されており、そのシリンダロッド18が上方に向けて伸びるように上向きに取り付けられている。一方、押圧サブシリンダ19は微調整用のシリンダであり、それほど大きなストロークは必要ないため、小さめのエアシリンダによって構成されており、そのシリンダロッド20が下方に向けて伸びるように下向きに取り付けられている。
又、上記押圧板31は図4、5に示すように魚Fに当接する面が魚Fの形状に馴染むように台形状の凹陥面になっており、該凹陥面にはウレタンシートUが貼設されている。
この他、上記昇降プレート23には上記天板15を貫通して上方に伸びている4本のガイドロッド33が立ち上げられており、このうち対角線上の2本のガイドロッド33を使用してサスペンション機構35が設けられ、残りの2本のガイドロッド33の1本を利用して高さ位置検出機構37が設けられている。
上記サスペンション機構35は、図4に示すようにガイドロッド33に外嵌する上下2本の圧縮コイルバネ39と、上記天板15の上面に設けられているバネ受け41と、上記ガイドロッド33に外嵌し、上記バネ受け41と共に上記2本の圧縮コイルバネ39を挟むようにして取り付けられる2つのバネ止め43、43とを具備することによって構成されている。
因みに、上記サスペンション機構35は昇降プレート23の動きに弾力性を持たせるために設けられている部材で、昇降プレート23や押圧板31にかかる過剰な負荷を防止し、押圧固定時に魚Fが受けるダメージを軽減する役割を有している。
上記高さ位置検出機構37は、上記天板15の上面から上方に向けて立ち上げられている2つの取付けブロック44、44と、これらの取付けブロック44、44に対して高さ位置を異ならせて配置されている3個のリミットスイッチ45A、45B、45Cと、上記1本のガイドロック33と、上記ガイドロック33に対して取り付けられ、上記3個のリミットスイッチ45A、45B、45Cの各スイッチレバー47A、47B、47Cに当接する一例として円筒スリーブ状の当接部材49と、を具備することによって構成されている。
尚、上記高さ位置検出機構37は、昇降プレート23ないし押圧板31の高さ位置を検出するための機構で、上記高さ位置検出機構37で検出した検出結果が図1、2に示す外装フレーム3の下部に設置されている制御ボックス4に送られて次の述べる一次側血抜き手段51の作用位置可変機構55と二次側血抜き手段53の作用位置可変機構57の動作指令情報として使用される。
上記処理ボックス5の開放された上面側の上記押圧固定手段7の投入方向Aの下流位置には、一次側血抜き手段51が設けられている。
一次側血抜き手段51は処理ボックス5にセットされた魚Fの上面部側からカッター刃59を魚Fのエラ付近の部位に突き刺して魚Fの血抜き処理を行う手段である。
具体的には、上記押圧板31の上面から上方に向けて立ち上げられている2本支持ボルト61、61と、ナット63を使用して上記2本の支持ボルト61、61の上部に取り付けられるシリンダプレート65と、上記シリンダプレート65の一例として中央部において下向きで取り付けられている血抜きシフトシリンダ67と、上記血抜きシフトシリンダ67のシリンダロッド68の先端部に接続されているジョイントプレート69と、支持ロッド71を介して上記ジョイントプレート69に接続されている側面視L字形のカッター刃取付け板73と、上記カッター刃取付け板73に対して取り付けられる先端が幾分尖った矩形平板状のカッター刃59と、上記ジョイントプレート69の上面に一端が接続され、上方に向けて立ち上げられ、上記シリンダプレート65に設けた2つのリニアブッシュ75、75に案内されて昇降動する2本のリニアシャフト77、77とを備える加工ヘッド79を3組と、上記作用位置可変機構55とを具備することによって一次側血抜き手段51は構成されている。
そして、上記作用位置可変機構55は、上記加工ヘッド79を魚Fの長さ方向に作用位置を異ならせて3組配設し、魚Fの大きさに合わせて上記3組の加工ヘッド79の1つを選択して作動させることによって構成されている。
尚、上記3組の加工ヘッド79を区別して使用する場合には、図3中、右側のものを加工ヘッド79A、中央のものを加工ヘッド79B、左側のものを加工ヘッド79Cとしてこれらを識別する。そして、上記3組の加工ヘッド79A、79B、79Cにおける各カッター刃59の間隔Sは一例として30mmに設定されている。
又、上記押圧板31の投入方向A下流側の後端部には矩形状の切欠き部81が形成されており、上記3組の加工ヘッド79A、79B、79Cにおける各カッター刃59は、この切欠き部81を通って押圧板31と干渉することなく魚Fの上面から身の内部に至るようになっている。
上記処理ボックス5の閉塞された下面側には、上記一次側血抜き手段51と対向する位置に二次側血抜き手段53が設けられている。
二次側血抜き手段53は処理ボックス5にセットされた魚Fの下面部側からカッター刃59を魚Fのエラ付近の部位に突き刺して魚Fの血抜き処理を行う手段である。
具体的には、上記一次側血抜き手段51の加工ヘッド79と同様の構成の他の加工ヘッド83を1組と、上記作用位置可変機構57とを具備することによって二次側血抜き手段53は構成されている。
尚、加工ヘッド83の構成は上述した加工ヘッド79と基本的に同じであるのでここでの詳細な説明は省略する。
作用位置可変機構57は、上記加工ヘッド83を一組のみ配設し、上記加工ヘッド83の魚Fの長さ方向への移動を案内するリニアガイド機構85と、上記加工ヘッド83を魚Fの長さ方向に作用位置を異ならせて移動させるスライドシフト機構87と、を具備することによって構成されている。
リニアガイド機構85は、上記処理ボックス5の底板10に固定状態で取り付けられている矩形平板状の支持ベース89と、上記支持ベース89の下面側において、魚Fの長さ方向に伸びるように敷設されているガイドレール91と、上記ガイドレール91に係合して魚Fの長さ方向に摺動する3個のスライダ93A、93B、93Cとを具備することによって構成されている。
又、上記3個のスライダ93A、93B、93Cのうち、先端部のスライダ93Aと中央部のスライダ93Bには上述した加工ヘッド83を支持している幅狭な矩形平板状のスライドベース95が取り付けられており、後端部のスライダ93Cには次に述べるスライドシフト機構87の構成部材である可動プレート97が取り付けられている。
スライドシフト機構87は、上記支持ベース89の後端部から下方に向けて立設されているシリンダ取付け板99と、該シリンダ取付け板99に対して取り付けられている一次シフトシリンダ101と、上記一次シフトシリンダ101のシリンダロッド102先端に接続される可動プレート97と、上記可動プレート97に取り付けられた二次シフトシリンダ105と、上記二次シフトシリンダ105のシリンダロッド106先端に、延長ロッド107を介して接続される上述したスライドベース95とを具備することによって構成されている。
又、上記処理ボックス5の底板10における投入方向A下流側の後端部には矩形状の切欠き部129が形成されており、加工ヘッド83におけるカッター刃59がこの切欠き部129を通って底板10と干渉することなく魚Fの下面から身の内部に至るようになっている。
又、上記処理ボックス5の開放された後端面側には、上記処理ボックス5の後端面の開閉を切り換える開閉ゲート手段109が設けられている。
開閉ゲート手段109はブラケット111を介して上記処理ボックス5に取り付けられている矩形平板状の支持プレート113と、上記支持プレート113の上端部に設けられる2つの吊持ブラケット115、115によって回動自在に吊持されている2本の開閉シリンダ117、117と、上記支持プレート113の下端部において回動軸119を介して回動自在に接続され、連結点121において上記2本の開閉シリンダ117、117のシリンダロッド118、118の先端部と接続されているゲート取付けブラケット123と、2本の支持アーム125、125を介して上記ゲート取付けブラケット123に取り付けられている矩形平板状のゲート板127と、上記ゲート板127の上記処理ボックス5側の内壁面に貼設されているウレタンシートUとを備えることによって構成されている。
次にこのようにして構成される本実施の形態による魚の血抜き装置1を使用して魚Fの血抜き処理加工を行う加工手順と加工時の装置の作用態様を(1)魚体の投入時と、(2)魚体の押圧固定持と、(3)魚体の血抜き処理加工時と、(4)魚体の排出持に分けて説明する。
(1)魚体の投入時
魚体Fを魚の血抜き装置1に投入する場合には、開閉ゲート手段109における2本の開閉シリンダ117、117を伸張状態にして、ゲート板127によって処理ボックス5の開放された後端面を閉塞しておく。
又、押圧固定手段7の押圧メインシリンダ17を伸張状態、押圧サブシリンダ19を収縮状態にし、一次側血抜き手段51の3本の血抜きシフトシリンダ67、67、67もすべて収縮状態、二次側血抜き手段53の1本の血抜きシフトシリンダ67と、一次シフトシリンダ101及び二次シフトシリンダ105も収縮状態にして原点位置で待機させる。
そして、作業者は血抜き処理加工を行う魚Fを投入シュート131に載置して処理ボックス5内に頭が先になるようにして投入する。投入された魚Fはエラを上下面に向けた姿勢でゲート板127に貼設されているウレタンシートUに頭部の先端を当接させた状態で処理ボックス5内にセットされる。
(2)魚体の押圧固定時
次に作業者は図示しない起動ボタンを押して押圧固定手段7を作動させる。まず、押圧メインシリンダ17のシリンダロッド18が収縮してシャフトプレート21及びリニアシャフト27を介して昇降プレート23及び押圧板31を所定の高さまで一気に降下させる。
次に押圧サブシリンダ19のシリンダロッド20が徐々に伸張して行き、魚Fの上面に押圧板31下面のウレタンシートUを当接させて魚Fを押圧固定する。
この時、2本のガイドロッド33に取り付けられているサスペンション機構35の弾性作用によって押圧固定時の昇降プレート23と押圧板31にかかる過剰な負荷が防止され、押圧固定時に魚Fが受けるダメージが軽減される。
又、昇降プレート23の下降に伴って他の1本のガイドロッド33に取り付けられている当接部材49がリミットスイッチ45のスイッチレバー47に当接して以下述べる高さ位置検出機構37の作用によって魚Fの大きさが判定される。
即ち、最上部のリミットスイッチ45AのみがON状態の時には、大きめの魚F1と判定され、最上部のリミットスイッチ45Aと中間部のリミットスイッチ45BがON状態の時には、中くらいの大きさの魚F2と判定され、最上部のリミットスイッチ45Aと中間部のリミットスイッチ45Bと最下部のリミットスイッチ45CとのすべてがON状態の時には小さめの魚F3と判定される。
そして、上記高さ位置検出機構37の検出結果は制御ボックス4に送られ、次に述べる一次側血抜き手段51と二次側血抜き手段53の各動作の実行に利用される。
(3)魚体の血抜き処理加工時
次に一次側血抜き手段51では、上記高さ位置検出機構37の検出結果により大きめの魚F1と判定された場合には図3中、右側の加工ヘッド79Aが動作し、血抜きシフトシリンダ67のシリンダロッド68を下方に伸張させてカッター刃59を魚F1の上面から身の内部に進入させて血抜き処理加工を実行する。
同様に、中くらいの魚F2と判定された場合には図3中、中央の加工ヘッド79Bが動作し、小さめの魚F3と判定された場合には図3中、左側の加工ヘッド79Cが動作していて上記と同様に魚F2、F3の上面側の血抜き処理加工を実行する。
一方、二次側血抜き手段53では、上記高さ位置検出機構37の検出結果により大きめの魚F1と判定された場合には一次シフトシリンダ101のシリンダロッド102と、二次シフトシリンダ105のシリンダロッド106は共に収縮状態で加工ヘッド83が動作し、上記一次側血抜き手段51の加工ヘッド79の動きと連動するように血抜きシフトシリンダ67のシリンダロッド68を上方に伸張させてカッター刃59を魚F1の下面から身の内部に進入させて血抜き処理加工を実行する。
同様に、中くらいの魚F2と判定された場合には、一次シフトシリンダ101のシリンダロッド102を伸張させてカッター刃59を一次側血抜き手段51の各加工ヘッド79A、79B、79C間のカッター刃59の間隔Sと同じ30mm程度、後端側に移動させる。続いて加工ヘッド83を動作させて魚F2の下面側の血抜き処理加工を実行する。
又、同様に、小さめの魚F3と判定された場合には、一次シフトシリンダ101のシリンダロッド102と、二次シフトシリンダ105のシリンダロッド106が共に伸張状態になり、上記と倍のピッチの60mm程度カッター刃59を後端側に移動させる。続いて加工ヘッド83を動作させ魚F3の下面側の血抜き処理加工を実行する。
(4)魚体の排出時
魚Fの血抜き処理加工が終了したら、押圧固定手段7と、一次側血抜き手段51と、二次側血抜き手段53は上記(1)魚体の投入時の始発時に取った原点位置に復帰する。
又、これと同持に開閉ゲート手段109の2本の開閉シリンダ117、117のシリンダロッド118、118が収縮状態になり、回動軸119を支点にしてゲート板127を外方に向けて回動させ、処理ボックス5の後端面を開放状態にする。そして、加工済みの魚Fは排出シュート133を滑って下方に設置されているコンテナ135内に排出される。
又、2本の開閉シリンダ117、117は再びシリンダロッド118、118を伸張状態にしてゲート板127を内方に向けて回動させ、処理ボックス5の後端面を閉塞状態にして、次の魚Fの血抜き処理加工の投入準備に移行する。
以上、本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、対向配置された一次側血抜き手段51と、二次側血抜き手段53に魚Fの大きさに応じて魚Fの長さ方向のカッター刃59の作用位置を異ならせる作用位置可変機構55、57を備えているので、魚Fの大きさに拘らず、自動的に最適な個所にカッター刃59を作用させて魚Fの血抜き作業を効率的に実行することができる。
又、上記押圧固定手段7にサスペンション機構を設けているから、昇降プレート23や押圧板31にかかる過剰な負荷が防止され、押圧固定時に魚Fが受けるダメージが軽減される。
又、上記押圧固定手段7に高さ位置検出機構37を設け、この高さ位置検出機構37による検出結果に基づいて作用位置可変機構55、57を動作させるようにしているから、昇降プレート23の高さ位置によって血抜きする魚Fの大きさを把握し、把握した魚Fの大きさに基づいて自動的にカッター刃59の作用位置を可変することが可能になる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば一次側血抜き手段51に適用した作用位置可変機構55を二次側血抜き手段53に適用したり、二次側血抜き手段53に適用した作用位置可変機構57を一次側血抜き手段51に適用することが可能である。
又、高さ位置検出機構37のリミットスイッチ45や一次側血抜き手段51の加工ヘッド79の数を増やしたり、二次側血抜き手段53のスライドシフト機構87の可変できるストロークの数を増やすことによって更に種々の魚Fの大きさに対応した魚の血抜き装置1とすることも可能である。
又、前記一実施の形態では、魚Fを押圧・固定する際に、押圧メインシリンダ17と押圧サブシリンダ19の両方を使う場合を例に挙げて説明したが、押圧メインシリンダ17のみによって行う場合もある。
その他、図示した構成はあくまで一例である。
本発明は、魚の血抜き作業を行っている魚の加工現場等で利用でき、特に大きさの異なる種々の魚の血抜き作業を効率良く実施したい場合に利用可能性を有する。
本発明の一実施の形態を示す図で、魚の血抜き装置の全体構成を示す左側面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、魚の血抜き装置の全体構成を示す正面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、押圧固定手段と一次側血抜き手段を示す左側面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、押圧固定手段と一次側血抜き手段を示す正面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、押圧固定手段と一次側血抜き手段を示す背面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、押圧固定手段と一次側血抜き手段を示す平面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、二次側血抜き手段を示す左側面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、二次側血抜き手段を示す平面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、二次側血抜き手段を示す支持ベース周辺の背面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、開閉ゲート手段を示す左側面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、開閉ゲート手段を示す背面図である。
符号の説明
1 魚の血抜き装置
3 外装フレーム
4 制御ボックス
5 処理ボックス
7 押圧固定手段
9 側板
10 底板
11 支持ボルト
13 ナット
15 天板
17 押圧メインシリンダ
18 シリンダロッド
19 押圧サブシリンダ
20 シリンダロッド
21 シャフトプレート
23 昇降プレート
25 リニアブッシュ
27 リニアシャフト
29 支持ロッド
31 押圧板
33 ガイドロッド
35 サスペンション機構
37 高さ位置検出機構
39 圧縮コイルバネ
41 バネ受け
43 取付けブロック
45 リミットスイッチ
47 スイッチレバー
49 当接部材
51 一次側血抜き手段
53 二次側血抜き手段
55 作用位置可変機構
57 作用位置可変機構
59 カッター刃
61 支持ボルト
63 ナット
65 シリンダプレート
67 血抜きシフトシリンダ
68 シリンダロッド
69 ジョイントプレート
71 支持ロッド
73 カッター刃取付け板
75 リニアブッシュ
77 リニアシャフト
79 加工ヘッド
81 切欠き部
83 加工ヘッド
85 リニアガイド機構
87 スライドシフト機構
89 支持ベース
91 ガイドレール
93 スライダ
95 スライドベース
97 可動プレート
99 シリンダ取付け板
101 一次シフトシリンダ
102 シリンダロッド
105 二次シフトシリンダ
106 シリンダロッド
107 延長ロッド
109 開閉ゲート手段
111 ブラケット
113 支持プレート
115 吊持ブラケット
117 開閉シリンダ
118 シリンダロッド
119 回動軸
121 連結点
123 ゲート取付けブラケット
125 支持アーム
127 ゲート板
129 切欠き部
131 投入シュート
133 排出シュート
135 コンテナ
F 魚
A 投入方向
U ウレタンシート
S 間隔

Claims (5)

  1. 外装フレームと、
    上記外装フレームに前端側から後端側に向かって先下がり傾斜姿勢で支持され上記前端側から処理対象の魚が投入される処理ボックスと、
    上記処理ボックスに投入された魚を押圧するとともに上記投入された魚の大きさを検出する魚大きさ検出手段を備えた押圧固定手段と、
    カッター刃を進退自在に備えた加工ヘッドを有し上記カッター刃によって上記押圧固定手段によって押圧固定された魚の所定位置をカットして血抜き処理を施す一次側血抜き手段と、
    上記一次側血抜き手段の加工ヘッドと対向・配置されカッター刃を進退自在に備えた加工ヘッドを有し上記カッター刃によって上記一次側血抜き手段とは反対側から上記押圧固定手段によって押圧固定された魚の所定位置をカットして血抜き処理を施す二次側血抜き手段と、
    上記処理ボックスの後端側を開閉し開放することにより血抜き処理された上記魚を上記処理ボックスの後端側から排出させる開閉ゲート手段と、を具備し、
    上記一次側血抜き手段と二次側血抜き手段は上記魚大きさ検出手段の検出結果に基づいて上記投入された魚の大きさに応じて上記カッター刃の作用位置を上記魚の長さ方向に沿って異ならせる作用位置可変機構を備えており、
    上記一次側血抜き手段と二次側血抜き手段の何れか一方又は双方の作用位置可変機構は、上記加工ヘッドを魚の長さ方向に作用位置を異ならせて複数組配設し、上記魚大きさ検出手段の検出結果に基づいて上記複数組の加工ヘッドの1つを選択して作動させることによって構成されていることを特徴とする魚の血抜き装置。
  2. 外装フレームと、
    上記外装フレームに前端側から後端側に向かって先下がり傾斜姿勢で支持され上記前端側から処理対象の魚が投入される処理ボックスと、
    上記処理ボックスに投入された魚を押圧するとともに上記投入された魚の大きさを検出する魚大きさ検出手段を備えた押圧固定手段と、
    カッター刃を進退自在に備えた加工ヘッドを有し上記カッター刃によって上記押圧固定手段によって押圧固定された魚の所定位置をカットして血抜き処理を施す一次側血抜き手段と、
    上記一次側血抜き手段の加工ヘッドと対向・配置されカッター刃を進退自在に備えた加工ヘッドを有し上記カッター刃によって上記一次側血抜き手段とは反対側から上記押圧固定手段によって押圧固定された魚の所定位置をカットして血抜き処理を施す二次側血抜き手段と、
    上記処理ボックスの後端側を開閉し開放することにより血抜き処理された上記魚を上記処理ボックスの後端側から排出させる開閉ゲート手段と、を具備し、
    上記一次側血抜き手段と二次側血抜き手段は上記魚大きさ検出手段の検出結果に基づいて上記投入された魚の大きさに応じて上記カッター刃の作用位置を上記魚の長さ方向に沿って異ならせる作用位置可変機構を備えており、
    上記一次側血抜き手段と二次側血抜き手段の何れか一方又は双方の作用位置可変機構は、上記加工ヘッドを一組のみ配設し、上記加工ヘッドの魚の長さ方向への移動を案内するリニアガイド機構と、上記魚大きさ検出手段の検出結果に基づいて上記加工ヘッドを魚の長さ方向に移動させるスライドシフト機構と、を具備することによって構成されており、
    上記スライドシフト機構は、支持ベースに支持された一次シフトシリンダと、上記一次シフトシリンダのシリンダロッド先端に接続される可動プレートと、上記可動プレートに取り付けられた二次シフトシリンダと、を具備することによって構成されていることを特徴とする魚の血抜き装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の魚の血抜き装置において、
    上記押圧固定手段は上記投入された魚方向に移動する移動部材を備えていて、上記魚大きさ検出手段はこの移動部材の移動量を検出することにより魚の大きさを検出するものであることを特徴とする魚の血抜き装置。
  4. 請求項3記載の魚の血抜き装置において、
    上記魚大きさ検出手段は、上記移動部材の移動方向に沿って異なる位置に配置されている複数個のリミットスイッチと、上記移動部材に取り付けられ上記複数個のリミットスイッチの各スイッチレバーに当接する当接部材と、から構成されていて、上記移動部材の移動により動作するリミットスイッチの個数により魚の大きさを検出するものであることを特徴とする魚の血抜き装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに記載の魚の血抜き装置において、
    上記押圧固定手段は上記魚を押圧する押圧板を備えていて、この押圧板の動きに弾力性を付与する圧縮コイルバネを使用したサスペンション機構が設けられていることを特徴とする魚の血抜き装置。
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