JPH04183354A - 魚の活〆装置 - Google Patents

魚の活〆装置

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JPH04183354A
JPH04183354A JP31053090A JP31053090A JPH04183354A JP H04183354 A JPH04183354 A JP H04183354A JP 31053090 A JP31053090 A JP 31053090A JP 31053090 A JP31053090 A JP 31053090A JP H04183354 A JPH04183354 A JP H04183354A
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live fish
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live
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Yukio Ishida
幸男 石田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ1発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、水産業界において用いる魚の活〆装置、詳し
くは水中から取り出した活魚を静止手段により静止させ
て1把持手段に把持させ、その延髄を切断部材により切
断させる活〆の処理を機械的に行わせる装置に関する。
(従来の技術) 従来、魚の活〆は、水中から取り出した活魚を尾を掴ん
で台上の厚いスポンジ板へ押し付け、魚体を構成りにな
るように押し曲げて静止させ、延髄を刃物により切断す
る方法により行っている。
(発明が解決しようとする課題) 前記した従来の人手による活〆は、処理に熟練した多数
の作業者を必要とするから、その確保が困難であって、
多額の人権費が日々に掛かるため処理コストが高く付き
、又、必死で暴れる活魚を力で抑え込んで延髄を切断す
る作業は重労働で難しいため1作業者の疲労が甚だしく
、しかも切断個所が延髄を外れて活〆の効果を得られな
いものを少なからず生じる問題点がある。
本発明は、前記した従来の問題点を解決するためになさ
れたもので、水中から取り出した活魚を静止させる手段
と、制止した活魚を把持する手段と、把持された活魚の
延髄を切断する手段とを組み合わせて活魚の活〆を機械
化することにより、僅かな人手か無人で確実な活〆が行
われる装置を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 前記した目的を達成するための手段は。
(1)活魚を静止させて送り出す手段と、静止した活魚
が把持位置に送られると、操作手段に作動されて活魚を
把持する把持手段と、把持した活魚の延髄へ向かって操
作手段により繰り出され、延髄を切断する切断部材とを
備えさせたことを特徴とする魚の活〆装置。
(2)  1llll求項〔1)に言己載される活魚の
把持手段の先に、把持位置へ送られる活魚を延髄が切断
部材に合うように制止させる待避可能な制止部材を設け
たことを特徴とする魚の活〆装置。
(3)  ill求項(1)に1己載される活魚を静止
させる手段に、活魚の腹と背を判別する判別器を設け、
この判別器により延髄の切断部材を上げ下げ調整する調
整手段の作動を指令させ、切断部材と延髄の位置合せを
させることを特徴とした魚の活〆装置。
(4)請求項(1)に記載される活魚を静止させる手段
に、活魚の頭と尾を判別する判別器を設け、0の判別器
により装置の運転を制御する制御器の作動を指令させ、
活魚が後先逆に静止手段へ入るとき装置を停止させるこ
とを特徴とした魚の活〆装置。
(5)  ill求項(1)に記載される活魚を静止さ
せる手段に、活魚の大きさ(体長1体高、体中)を計測
する手段を設け、この計測手段により活魚の制止部材か
延髄の切断部材かを前後に移動調整する調整手段の作動
を指令させ、切断部材と延髄の位置合をさせること特徴
とした魚の活〆装置。
(6)請求項(1)に記載される活魚を静止させる手段
に、活魚の重さを計測する手段を設け、この計測手段に
より活魚の制止部材か延髄の切断部材かを前後に移動調
整する調整手段の作動を指令させ、切断部材と延髄の位
置合をさせること特徴とした魚の活〆装置。
以上の構成にある。
前記した方法及び装置に於て用いる活魚の静止手段は、
U字溝を主体とするもので、これに活魚を導入する導入
部材を付設してあり、前記U字溝はその中へ活魚を容入
し、活魚の体側とU字溝の側壁との当接により魚体を立
った状態に保持させるものであるから。
必要な強度を有して衛生上に問題がない材料を用いて、
扱う活魚の最大魚体長以上の長さで、深さが最大点体高
の2/3以上、巾が最大魚体巾に対しては僅かに広く、
最小魚体重に対してはその30%程度広くなるように形
成して置けば、処理魚に大小の差があり、このためU字
溝内に魚体が立つ角度が変化しても、体制を横から支え
られる条件は満足されるから、U字溝内の活魚は、体を
直伸した状態で見動きしない静止状態になるものであり
、このU字溝は活魚を送り出す方向へ傾斜されていて、
静止した活魚を斜面の作用によって送り出すことができ
、又、U字溝の活魚排出側には可動の制止部材を設け、
この制止部材を活魚の受入れ時は閉じ、静止した活魚を
送り出すとき開かせる。
尚、このU字溝は、鉛直線に対して若干左右へ傾かせる
と、その中で活魚が傾く方向を揃えることができるが、
傾きを揃えることは重要な要件ではないので傾けなくて
もよい。
活魚の把持手段は、静止手段により静止されて把持位置
へ送られる活魚を両側から把持して位置ずれしないよう
に安定させるものであるから、魚体の両体制に形状が合
う一対を上下でもよいが、なるべく左右に対設して、操
作手段により活魚が把持位置へ送られるまで開かせて置
き、送られると閉じさせて活魚を把持させるもので、前
記した操作手段は、把持対象の活魚に大小の差があって
も、これらを総て適切な力で把持し、過大な把持力を加
えないことが必要であるから、把持魚の大小による開閉
範囲の変化には関係な(、一定した圧力を付与し得て、
しかも緩衝性に優れる空圧を動力源とすることが好まし
いが、この空圧に限定されるものではなく、同様の機能
が発揮されねるものであれば他の手段も適用可能であり
、しかもこの操作手段は把持手段の下側に設けてもよい
が、上側か両側に設ければ、下側に静止手段のU字溝の
底面に連なる銹導部材を配置して、これにより静止した
活魚を把持部材の間へ確実に送り込むことができて便利
であり、又、この把持手段には、活魚の延髄に対応させ
て窓か隙間を設け、これらの意か隙間に延髄の切断部材
を8入させるようにする。
延髄の切断部材は、活魚の後胴と呼吸中枢及び心搏中枢
を結ぶ延髄を切断させるものであるから、切込み時に位
置ずれを起こしにくい例えば側型の刃物等を用い、これ
を把持手段に支持される活魚の延髄に位置合わせして配
置される操作手段に支持させ、この操作手段により把持
手段の窓か隙間を通して活魚に向かって繰り出し、延髄
が切断されると操作手段により引き戻して待機させるも
ので、切断は第5図に示すように延髄を中心とした部分
に切断部材を貫通させて頚動脈を切らないようにするか
、第6図に示すように切断部材が背側逃切り開いて頚動
脈を切断し、血抜きができるようにするもので、〆魚の
用途や取扱者の好みによって選択するものとし、且つ、
〆魚を活作りに供する場合は1表面側に傷が見えると商
品価値が下がるから、刃物を貫通させずに途中で止め、
−面は無傷になるようにする。
そして、この切断部材は、活魚を腹が上か、背が上にな
るように揃えて供給すれば。
その上下の位置を調整する必要はないが、腹が上のもの
と背が上のものが混同する場合は、これに応じて切断部
材を上下に移動調整しないと、延髄から切断部材が外れ
て活〆効果が得られなくなるので、この場合は切断部材
の操作手段に上下の移動調整手段を装備させ、これを腹
と背を判別する判別器の判別動作を利用して上げ下げし
、切断部材を延髄に位置合わせするようにし、更に、活
魚に大きさや重さの差があり、これに伴い延髄の位置が
前後に変る場合は、後記する活魚の制止部材が固定され
ていると、切断部材が延髄に対して前後に位置ずれする
ため、切断部材の操作手段に前後の調整手段を装備させ
、これを人為的か、魚体の大きさ、重さを計測する手段
の計測値に基づいて前後に移動させ、切断部材を延髄に
位置合わせするようにするとよい。
活魚の制止部材は、静止手段から把持位置へ送られる静
止活魚を受は止め、その延髄が切断部材に正対する位置
に活魚を制止し、延髄が切断部材と位置合わせされるよ
うに把持部材に把持させるものであるから、活魚の受は
止めに遺した板状のもの等を用い、これを操作手段によ
り活魚が送られる前に制止位置に移動させて置き、把持
手段から活〆を終わった活魚が排出ねる前に操作手段に
より制止位Iから待避させるようにする。
活魚の腹か背かを判別させる判別器は、静止手段に於て
活魚が静止される間に、その腹が上か背が上かを判別さ
せるものであるから、魚の腹側か白く、背側か黒いのを
利用して色の識別センサを用いれば、腹が上か背が上か
を迅速、確実に判別することができると共に、この判別
器は活魚が頭を先に静止手段へ送られるときは腹か背を
検知するが、尾が先に送られるときは腹も背も検知しな
いため非検知状態になるから、この状態を利用する活魚
の頭と尾を判別させることも可能となるものであって、
この判別器は前記したセンサに限定されるものではなく
、同様の機能が発揮されるものであれば、他のものも適
用できる。
尚、この判別器は、腹と背の判別と頭と尾の判別に一つ
を兼用したが、それぞれに専用の判別器を用いてもよい
ことは勿論である。
活魚の大きさを計測する手段は、静止部材に於て活魚が
静止される間に、その体長1体高、体巾を計測させるも
のであるから、投光器から受光器へ投光し、この投光を
活魚が遮る距離により寸法を計測するものを用いれば、
活魚の体長、体高1体重を迅速、確実に計測できるもの
で、この判別器は前記した光線式に限定されるものでは
なく、同様の機能が発揮されるものであれば、他のもの
も適用できる。
活魚の重さを計測する手段は、静止部材に於て活魚が静
止される間に、その体重を計測させるものであるから、
ロードセルを秤台に装備してこれの歪み量に応じた起電
力により重さを計測するものを用いれば、活魚の体重を
迅速、確実に計測できるもので、この計測器は前記した
ロードセル式に限定されるものではなく、同様の機能が
発揮されるものであれば、その他のものも適用できるも
のである。
(作  用) 前記した本発明の装置は、予め選別して大きさを揃え、
腹が上になるように向きを揃えた活魚を活〆するときは
、活魚の制止部材をこれに制止される活魚の延髄が正し
く切断刃物に正対するように位置調整してから、活魚を
水中から取り出して静止手段のU字溝へ入れると、活魚
は体側の両方か、一方をU字溝のfllll!!に当接
するため、真っ直か斜めに立つた状態で体を直伸し、見
動きしない静止状態になり1把持位置へ向かって送り出
されて、制止部材に先端が当ると停止し、延髄を切断部
材に位置合わせされるので、この状態に於て把持手段を
操作手段により閉じさせ、延髄を切断部材に位置合わせ
されている活魚を把持固定させる。そして操作手段によ
り切断部材を繰り出し、把持部材の窓か隙間から活魚に
切り込ませれば、切断部材は確実に延髄を切断して、呼
吸中枢及び心持中枢を後動から切り離し呼吸と心持を停
止させて、細胞の生活現象だけを持続させる脳死状態の
活〆を完全に達成するから、このとき静止手段へ次の活
魚を入れて静止させると共に、切断部材を操作手段によ
り引き戻し1把持手段は操作手段により開かせて、〆魚
を送出部材により外へ取り出し、静止した活魚を把持位
置へ送って前記と同様の操作を行うようにすれば、魚の
活〆を機械的に連続して行うことができるものである。
又、活魚が腹が上のものと背が上のものが混同している
場合は、静止手段に腹と背の判別器を設け、切断・部材
に上下移動の調整手段を装備させれば、腹が上の場合は
延髄の位置が低(、背が上の場合は高くても、この高低
差に合わせて調整手段により切断部材を上げ下げし、延
髄に切断部材を位置合わせして。
腹が上のものも背が上のものも確実に延髄を切断させて
完全な活〆を行わせることができるし、又、この判別器
は活魚の頭と尾の判別器としても作用し、頭が先に静止
手段へ送られれば、腹か背の何れかを検知するが1尾が
先に送られれば腹も背も検知しない非検知状態になるか
ら、この非検知信号により制御器の停止手段を作動させ
れば、活魚の送入状態によって延髄切断が行われないと
きは、装置の運転を停止して非処理魚が送り出されるこ
とを防止できる。
更に、活魚に大きさや重さの異なるものが混同している
場合は、制止手段に魚体の太きさ(体長、体高1体巾)
を計測する手段、又は魚体の重さを計測する手段を設け
、活魚の制止部材あ)延髄の切断部材に前後に移動調整
する手段を装備させれば、魚体が大きいか重い場合は、
順先と延髄との距離が大きく、小さいか軽い場合は、順
先と延髄との距離が小さくても、この距離差に合わせて
調整手段により制止部材か切断部材を前後させて、延髄
の位置が一定しているようにすれば、魚体に大小差や軽
重差があっても延髄を確実に切断させて完全な活〆を行
うことができるものである。
(実施例) 以下に本考案に関する装置の実施例を図面に基づいて説
明する。
図面に於てlは活魚2を静止させる手段で1図面第2図
に示すように処理対象となる活魚の大きさに応じて各部
の寸法を設定したU字溝を用い、その上側に逆ハの字状
をなす活魚の導入部材3を連設してあり、この静止手段
1はフレーム4の上部−例へ、内部で静止させた活魚を
斜面により後配する把持部材へ送り出させるために第1
図に示すように20度程度の下向傾斜を付け、更に内部
に於て活魚が傾く方向を一定させるため、第2図に示す
ように鉛直線に対して15度程度の左(右でも可)の傾
斜を付けて取り付けられる。
尚、この静止手段1はその底面の中敷cmの部分に後記
する把持手段の下迄延びる活魚2の銹導部材5を連設し
、これに案内させて活魚2を後配する把持部材の間へ送
り込むと活魚の把持が確実に行われる。
6は前証した静止手段1の終端側、即ち、活魚2の送出
側に設けた活魚の制止部材で、静止手段lの上方に於て
フレーム3へ取り付けたシリンダ等の操作手段7に取り
付け、該操作手段7により活魚2の投入前に第1図に点
線で示すように閉じさせ、内部に於て活魚2が静止する
と、操作手段7により同図に鎖線で示すように開かせて
静止した活魚2を送り出させる。
8.8は前言こした静止手段1の先に、これと心合わせ
して設けた一対の活魚2の把持手段で、活魚2の左と右
の体側に合う形に形成し、その上側にそれぞれ腕9を突
出させてこれらの腕9をフレーム4に支持させて歯車1
0と目により連動される軸12.12に取り付け、前記
した軸12. Hの一方の上側にレバー13を突出させ
て、該レバー13にフレーム4に取り付けたシリンダ等
の操作手段14のロフト15を連結することにより、把
持手段8.8が静止活魚2を待つ時は、前記操作手段1
4のロッド15が第4図に鎖線で示すようにレバー13
を押して、歯車10.11を第4図に矢印で示す方向へ
連動回転させるため、軸12. Hも同方向へ回転して
、腕9,9をそれぞれ外側へ回動させ、把持手段8,8
を同図に鎖線で示す様に開かせる。しかし1把持手段8
.8の間へ静止した活魚2が送られると、操作手段14
のロッド15かレバー12を引いて、歯車10. II
を矢印とは反対の方向へ連動回転させるため。
軸12.12も同様に回転して、腕9.9をそれぞれ内
側へ回動させ、把持手段8や8を同図に実線で示す様に
閉じさせて活魚2を把持させる。
16は前記した把持部材8,8に設けた隙間で1把持手
段8.8を把持する活魚2の延髄に対応する部分に於て
、把持部材8,8を前後に分割し、相互を若干離れさせ
ることにより形成して、この隙間16から後言己する延
髄の切断部材を活魚2へ切り込ませて延髄切断を行わせ
る。
17は延髄の切断部材で、先端に両刃の山型刃aを付け
て活魚2へ位置ずれを生じないように切込み、確実な延
髄切断を行う剣型刃物を用い、これを把持手段8,8の
側方に位置するようにフレーム4へ取り付けたシリンダ
等の操作手段1Bに支持させて、把持手段8゜8に把持
される活魚2の延髄に正しく位置合わせされるようにし
てあり、この切断部材17は、静止した活魚2を把持部
材8,8が把持すると、前記操作手段1Bにより繰り出
されて活魚2へ切り込み、その延髄を切断して後転と呼
吸中枢及び8搏中枢を切り離し、呼吸と8搏を止めて細
胞の生活現象は持続させることにより魚の肉質変化を防
止する活〆を行い、これが終わると操作手段1Bにより
元の位置へ引き戻されて待機する。
19は*i己した延髄切断部材17を上下へ移動させる
ための昇降板で、その両側を第4図に示すようにフーム
4に取り付けたガイド20へ係合させ、裏側にめねじ2
1を取り付けて、これに調整手段としての送りねじ22
を螺合させ、昇降板19の表側には切断部材17の操作
手段18を取り付け、前言己送りねじ22をトルクモー
タ23で駆動するようにして、切断部材17が活魚2の
延髄に対して位置が高過ぎる場合と低過ぎる場合とで、
トルクモータ23により送りねじ22を回転させる方向
を変換し、昇降板19と共に切断部材17を上げ下げし
て、切断部材17がいつも延髄に正しく位置合わせされ
るようにする。
24は活魚2の腹と背を判別させる色識別センサで、第
1図に示すように活魚2の背に対応する高さで静止部材
1に取り付け、活魚2が腹を上にして静止手段1へ入れ
られる場合は腹の白を、背を上にして静止手段1へ入れ
られる場合は背の黒を検知して検知信号を発し、この信
号を後記する制御器へ伝達して、調整手段としての送り
ねじ22により腹が上の場合は切断部材16を下げ、背
が上の場合は切断部材16が上げるように作動させて、
腹を上と背を上の活魚2が混同している場合、切断部材
16を自動的に延髄に位置合わせすると共に、活魚2が
頭を先にして静止手段1へ送られるときは腹か背を検知
するが、尾を先にして送られるときは、腹も背も検知し
ない非検知状態になるため、この非検知信号を後記する
制御器へ伝達して、その停止手段を作動させれば、活魚
の延髄が切断部材により切断されないときは、装置の運
転を停止して非処理魚が送り出されることを防止するこ
とができる。
25は前記した活魚把持手段8,8の先に設けた活魚2
の制止部材で、フレーム4に固定したシリンダ等の操作
手段26に取り付け、静止手段lで静止された活魚2が
把持部材8゜8の位置へ送られると、操作手段26によ
り第1図に点線で示す位置に下降されて活魚2の頭の先
を受は止め、活魚2をその延髄が切断部材16に正対す
る位置に止めて1把持手段8.8に把持させ、把持手段
8,8が把持した活魚2を送り出す前に操作手段26に
より鎖線で示す待避位置へ上昇されるようにしである。
27は把持手段8.8の先端近くに配置して活魚2の有
無を検知させる光電センサで、静止手段1から送られた
活魚2が把持手段8゜8の間に入ると、これを検知して
公知のタイマー(図面省略)を起動させ、タイマーの作
用で活魚2の順先が制止部材25に受は止められた時1
把持部材8.8を閉じさせて活魚2を把持させ、活魚2
の延髄を切断部材17に位置合わせする作用を行う。
28は前記した活魚2の制止部材25を前後へ移動させ
るための進退板で、第2図に示すように両端をフレーム
4に取り付けた横ガイド29へ係合させ、この進退板2
8にめねじ30を取り付けて、調整手段としての送りね
じ31を螺合させ、進退板28の上側には制止部材25
の操作手段26を取り付け、前配送りねじ31をトルク
モータ32により駆動して、活魚2の延髄から順先まで
の距離が大きい場合と小さい場合とで、トルクモータ2
3により送りねじ31を回転させる方向を変換し、進退
板28と共に制止部材25を前後させて、活魚2の大き
さによって変わる延髄の位置の変化に対応させ、延髄が
自動的に切断部材17に位置合わせされるように調整す
る。
31、34は活魚2の大きさ、体長、体高、体巾を計測
する広視野光電センサで1体長計測の場合は1体長に見
合う視野の投光器33と受光器34を第7図に示すよう
に静止手段lの一側と他側に配置し、体高計測の場合は
、体高に見合う視野の投光器33と受光器34を第8図
に示すように静止手段lの一例と他側に配置し、体巾計
測の場合は、体巾に見合う投光器33と受光器34を第
9図に示すように静止手段1の上側と下側に配置して、
投光1i33力iら受光器34へ投射し、この光線を活
魚2が遮る寸法により体長、体高1体重を計測して、そ
の計測値を後記する制御器へ伝達し、調整手段31によ
り活魚2が大きい場合は、制止部材25を把持手段8.
8から離れさせ、小さい場合は把持手段8.8に近付け
るように作動させて、活魚2の大きいものと小さいもの
が混同していて、延髄の位置を前後に変化今せても、こ
れを補正して切断部材17を自動的に延髄に位置合わせ
する操作を行わせる。
35は活魚2の体重を計測するロードセルで、静止手段
1と把持手段8,8との間に配  j設したU字溝1°
を秤台36に取り付け、このU字溝1°へ静止した活尽
2が送られると。
ロードセル35が重量を電気量に変換して活魚2の体重
を計測し、その計測値を後記する制御器へ伝達し、調整
手段31により活魚2が大きい場合は、制止部材25を
把持手段8,8から離れさせ、小さい場合は把持手段8
,8に近付けるように作動させて、活魚2の大きいもの
と小さいものが混同しているため、延髄の位置が前後に
変化しても、これを補正させて切断部材17を自動的に
延髄を位置合わせする操作を行わせる。
37は装置の作動を制御する制御器で、シーケンサ−、
マイコン等を用いてプログラムを組み、このプログラム
に従ってスイッチ、リレー、タイマー等を作動させ、各
操作手段7.14.18.26を所定の順序とタイミン
グで整然と作動させるもので、従来周知に属するもので
あるからその外観だけを示す。
+1.発明の効果 前述した通りの本発明の装置は、活魚を静止手段により
静止させて1把持手段に把持させ、把持後に延髄を切断
部材により切断させるもので、魚の活〆が自動的に行わ
れて人件費が掛からないため、処理コストの大幅な低減
が計れ条。
又、静止手段η対!る活魚の供給を人手により行・ても
、この作−′は素人讐も簡単にできるため1人手の確保
が容易で11人件費も安”=:、′″a>*L−f−i
t、@。。二〇−□16.。
切断部材の関係位置と作動タイミングを適切に設定して
、−これらに適合するように選別した活魚の供給を行え
ば、すべての活魚の延髄を正確に切断させて、効果の完
全な活〆を一律に施すことができる。
活魚の静止手段に活魚の腹と背の判別器や大きさ、重さ
の計測手段を設け、活魚の静止部材か、延髄の切断部材
に位置の調整手段を装備すれば、静止手段へ供給される
活魚が腹を上と背を上のもが混同したり、大きさ1重さ
が違うものが混同したりする場合でも、変化に応じて制
止部材か切断部材の位置を調整すれば、延髄と切断部材
を位置合わせして、この場合も全ての活魚の延髄を確実
に切断させ、効果の完全な活〆を一律に施すことができ
る。
活魚の静止手段に活魚の頭と尾の判別器を設けて、活魚
が後先逆で静止手段へ送られるのを検知させ、この場合
は装置を停止させて活魚の後先を変換して、延髄を切断
させた後に送り出すようにするから、活魚の〆処理を受
けないを生じることがない。
等の特有の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
□  第1図は本発明に関する装置の正面図、第2図は
同上に於ける静止手段の側面図、第3図は第1図を矢印
方向から見た平面図、第4図は活魚の把持手段と延髄の
切断手段との関係を示す側面図、第5図及び第6図は切
断部材による延髄切断の二つの態様を示す説明図、第7
図は活魚の体長を計測する手段の概要平面図、第8図は
活魚の体高を計測する手段の概要側面図、第9図は活魚
の体巾を計測する手段の概要側面図、第1θ図は活魚の
体重計測手段の概要正面図である。 1・・・・・活魚の静止手段 8.8・・・活魚の把持部材 14・・・・・把持部材の操作手段 17・・・・・延髄の切断部材 18・・・・・切断部材の操作手段 22・・・・・切断部材の上下位置調整手段24・・・
・・腹と背の判別器 25・・・・・活魚の制止部材 32・・・・・制止部材の前後位置調整手段H,34・
・・活魚の大きさ計aha 35・・・・・活魚の重さ計測手段 出   願   人   石  1)  幸  男代理
人 弁理士  瀬 川  幹 夫 3り 派9 区 平成 3年 2月 6日 特許庁長官 植 松    敏 殿 ■、事件の表示 平成2年特許願第310530号 2、発明の名称 魚の活〆装置 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 4、代 理 人 5、補正の対象 明細書中の「発明の詳細な説明」 「図面の簡単な説明
」の各種及び図面 1、明細書中部17頁の下から9行目と8行目との間に
下言己の通り加入する。 「又、前記した静止手段】のU字溝は、第11図及び第
12図に示すように底の部分と側壁とを分離して、底は
鼓型ローラlaを羅列して形成し、側壁1bは一対宛の
平行リンクlcによりフレーム4へ取付けて、各々の上
端を長孔1dとビン1cとの係合により昇降杆1fに連
結すれば、昇降杆1fをフレーム4に螺合したねじ1g
により下降させると、平行リンク1cが側壁1bを第1
2図に鎖線で示すように内側へ押し出して対応間隔を狭
めるため、U字溝の巾を魚体2に合わせて自在に調整す
ることができると共に、鼓型ローラlaの回転により魚
体2を円滑に送り出すことができるもので、この場合、
側壁1bの対応間隔の調整に用いた機構は、前述の平行
り〉りICに限定されるものではなく、一対の側壁を対
応的に内外へ移動させ得るものであれば、他の機構を任
意に選択採用できることは勿論である。− 1、同上第28頁6行目から7行目に「概要正面図であ
る。」とあるを[概要正面図、第11図は魚体静止手段
の巾可変式の実施例を示す一部切欠側面図、第12図は
同上の拡大縦断背面図である。]と訂正する。 以  上

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)活魚を静止させて送り出す手段と、静止した活魚
    が把持位置に送られると、操作手段に作動されて活魚を
    把持する把持手段と、把持した活魚の延髄へ向かって操
    作手段により繰り出され、延髄を切断する切断部材とを
    備えさせたことを特徴とする魚の活〆装置。
  2. (2)請求項(1)に記載される活魚の把持手段の先に
    、把持位置へ送られる活魚を延髄が切断部材に合うよう
    に制止させる待避可能な制止部材を設けたことを特徴と
    する魚の活〆装置。
  3. (3)請求項(1)に記載される活魚を静止させる手段
    に、活魚の腹と背を判別する判別器を設 け、この判別器により延髄の切断部材を上げ下げ調整す
    る調整手段の作動を指令させ、切断部材と延髄の位置合
    せをさせることを特徴とした魚の活〆装置。
  4. (4)請求項(1)に記載される活魚を静止させる手段
    に、活魚の頭と尾を判別する判別器を設 け、この判別器により装置の運転を制御する制御器の作
    動を指令させ、活魚が後先逆に静止手段へ送られるとき
    装置を停止させることを特徴とした魚の活〆装置。
  5. (5)請求項(1)に記載される活魚を静止させる手段
    に、活魚の大きさ(体長、体高、体巾)を計測する手段
    を設け、この計測手段により活魚の制止部材か延髄の切
    断部材かを前後に移動調整する調整手段の作動を指令さ
    せ、切断部材と延髄の位置合をさせること特徴とした魚
    の活〆装置。
  6. (6)請求項(1)に記載される活魚を静止させる手段
    に、活魚の重さを計測する手段を設け、この計測手段に
    より活魚の制止部材か延髄の切断部材かを前後に移動調
    整する調整手段の作動を指令させ、切断部材と延髄の位
    置合をさせること特徴とした魚の活〆装置。
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