JPS6152237A

JPS6152237A - 魚頭切断機

Info

Publication number: JPS6152237A
Application number: JP17340084A
Authority: JP
Inventors: 深水　清則
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1984-08-22
Filing date: 1984-08-22
Publication date: 1986-03-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】Ｕ上の１　　野この発明は、凍結魚や解凍魚、たとえば鰹などの頭を切
断するために用いる魚頭切断機に関する。

確迷１ｕ１［従来、魚の頭切りは、包丁もしくは在来の大型の切ＩＩ
ｉ機で行っているが、凍結魚の場合は切断しにくいので
解凍して切断している。

大型の切断機での切断は、主に丸刃を使用して、第７図
に示すように魚頭Ｈの切断を切断線Ｌ１−１１のように
直線切断している。

：口が　′しようとする＋１１、しかしながら、解凍して切断する場合には、解凍用の水
が多最に必要で、解凍保存用に大型の凍結保存用貯蔵庫
を必要とし、しかも魚体Ｂを切断する時に多量の出血が
あり、・特に魚頭目を切断すると出血が一番多く下水道
の汚染（２５００１１１１ｍ）をひきおこす。

そして、直線切断があるため、エラブタのところにある
カマにの部分が魚体Ｂ側に残り、大型機による切断後、
もう一度人がその残つたカマにの部分を切り取る必要が
ある。

１１墾ｌ」この発明は、上・記問題点を解消するためになされたも
のであり、凍結魚、解凍魚および魚体の大小を問わず魚
頭を魚肉を崩すことなく切断でき、切断後の人手を不用
にし、魚肉の歩留りおよび魚頭切断機の能率向上が図れ
る魚頭切断機を提供することを目的としている。

尺」し久ヌ」Ｌ魚頭を切断する魚頭切断機において、台座に取付けられ
たアクチュエータと、台座に設定された魚体保持具と、
魚体保持具上の魚体を固定する魚体押え装置と、前記ア
クチュエータにより往復動自在に設けられ所定のアール
断面形状を有する移動刃と、前記魚体保持具に設定され
前記移動刃に対応したアール断面形状を有し移動刃に摺
合い魚体保持具上の魚体から魚頭を切断する受け刃と、
を具備する魚頭切断機にある。

円　点を解゛するための且台座１にアクチュエータ１２を取付け、このアクチュエ
ータ１２により往復動自在である所定のアール断面形状
を有する移動刃としての上刃２を設け、台座１に設定さ
れた魚体保持具４に」：刃２に摺合うアール断面形状の
受（プ刃としての下刃１８を設け、魚体保持具４」二の
魚体Ｂを固定する魚体押え装置２１を備える。

Ｌ皿魚体押え装置２１により魚体Ｂを固定し、上刃２をアク
チュエータ１２により押下げて、魚体保持具４上の魚体
Ｂから魚頭Ｈをカマにの部分を魚頭Ｈ側に属するにうに
して切断する。

夫Ｉｍ第１図は、この発明の実施例を示す斜視図である。

図に例示した魚頭切断機は、コンパクトであり、たとえ
ば幅１０００ｍｍ、奥行８００ｍｍ。

高さ１２００ｍｍの寸法である。

台座１には、移動刃である上刃２を上下スライド可能に
装着しである上刃保持枠体３が立設してあり、この上刃
保持枠体３の手前に魚体保持具４を取付けである。

上記上刃保持枠体３は、第２図から第５図に示すＪ：う
に、コ字形の枠本体部５と、この枠木休部５の左右枠６
．７の裏面にボルト８とナラｌ−９及びスペーサ板１０
を介して取付けられた上刃ガイド板１１を有ｌ）、上刃
２の左右縁２ａ、２ｂは、第５図に示すように左右のガ
イド枠６．７と上刃ガイド板１１の間にはめこまれてい
る。

また、上刃保持枠体３には、上刃２を上下スライドさせ
るアクチュエータ１２が取付けてあり、第３図に示すよ
うにロッド１２ａが上刃２の上端に着脱可能に取付けで
ある。

上刃２は、耐摩耗性の優れた、たとえばスチール製であ
り、第５図に示すように魚体Ｂから魚頭Ｈを、エラブタ
のところにあるカマＫを魚頭Ｈに属するようにして切断
できる断面形状を有している。すなわち、上刃２の断面
形状は、エラブタのカマＫをさけるように形成したアー
ル部１３と必要に応じて直線部１４を有している。

一方、上記魚体保持具４は、半割円筒形の保持体１５の
下部に取付片１５ａを設け、これを台座１上に設けた固
定片１ａにボルト１６、ナツト１７を介して取付けであ
る。保持体１５は、はぼ水平でかつ軸方向が上刃保持枠
体３の全幅方向に対して所定角度θだけ斜めに設定しで
ある。（第１図参照）この保持体１５には、上刃２と対応する位置に耐摩耗性
に優れたたとえばスチール製の受け刃として下刃１８が
設げである。下刃１８は、上刃２と合致する形になって
おり、第５図に示すように、アール部１９と必要に応じ
て直線部２０を有している。

上刃保持枠体３には、魚体保持具４の上方位置に魚体押
え装置２１が付設しである。

この魚体押え装置２１は、アクチュエータ２２と、この
アクチュエータ２２のロッド２３に取付けたアール形の
押え板２４により成り、押え板２４を鉛直下方に向けて
下げ魚体保持具４上の魚体Ｂを固定保持できるものであ
る。

なお、第１図に示すようにアクチュエータ１２．２２は
、駆動源２６に接続されている。

このアクチュエータ１２．２２をコントロールするコン
１−ロールボックス２５は、第１図に示すように台座１
の下部に駆動源２６とともに設りである。コン１−ロー
ルボックス２５は、シーケンザ制御用のコンピユータを
有し、作動シーケンスをこのコンビコータに入力しであ
る。

すなわち、第３図に示ずＪ：うに魚体Ｂを挿入して、魚
頭Ｈの先端部が接触して第１のスイッチ４０をオンする
と、その信号によりアクチュエータ２２が魚体Ｂを押え
、その所定の押え圧力に応じて第２のスイッチ５０がオ
ンしてアクチュエータ１２が伸長作動して魚頭１１を切
断する作動シーケンスが絹まれでいる。

魚体Ｂの大ぎさが極端に小さくなって、第１のスイッチ
４０と第２のスイッチ５０がオンしない時には、代りに
７−１〜スイツチ３０（第１図参照）をオンすることに
Ｊ：リアクチュエータ２２．１２を順次作動させること
ができるようになっている。

また、危険防止のために、台座１に全停止用安全スイッ
チ３５も設置しである。

さらに、使用しない場合には、魚頭切断機はキャスター
（図示せず）により隅の方に移動できるようになってい
る。

１１九臥色１次に、上述した構成における作用を説明する。アクチュ
エータ１２．２２は、ともに収縮状態にある。魚体保持
具４の保持体１５上に凍結魚たとえば鰹などを図示しな
いクレーン等により置く。

魚頭Ｈは第１図と第５図に示すように、上刃保持枠３の
中を通して、エラブタのカマＫが魚頭Ｈ側に属して切断
できるように、カマＫを下刃１８より上刃保持枠体３側
にせり出させる。

第１のスイッチ４０に魚頭１」が接触して第１のスイッ
チ４０がオンすると、アクチュエータ２２が伸長作動し
、押え板２４を魚体Ｂの上面に押付けて魚体Ｂを保持体
１５に固定する。

そして、魚体Ｂの所定の押え圧力により第２のスイッチ
５０がオンすると、アクチュエータ１２が伸長作動し、
上刃２を下げて下刃１８に摺合せ魚頭ＨをアクチュＴ−
夕１２の大きな力により瞬時に、第６図に示す切ＩＩＩ
Ｉ線＋２−１２で切断する。切断後は、アクチュエータ
１２．２２を収縮作動させて、」二刃２を第１図の状態
まで上げ、押え具２４を魚体Ｂからｍｔ　ｂ、魚体Ｂを
所定位置に移して、この魚頭切断作業が終了する。

この作業をくり返すことで、凍結魚の魚体Ｂの大小を問
わず魚頭Ｈを切断できる。そ（）て、切断の際、凍結魚
であるので出血はほと−１０＝んどなく、下水道の汚染をなくし解凍用の水使用量を半
減できる。

また、従来のように解凍用の大型の貯蔵庫を必要とせず
、約４分の３はどの凍結用の小さな貯蔵庫を用意してお
けばよい。

また、この発明の魚頭切断機は、解凍魚であってももち
ろん切断できる。

凍結魚、解凍魚のいずれを切断するにしても、上刃２は
、ガイド枠６．７と上刃ガイド板１１に沿ってガイドさ
れて、上刃２は下刃１８に対して確実に摺合わされ、下
刃１８を上刃２はともに、カマにの部分をさけて切断で
きるアール形の断面形状を有している。このことから、
カマにの部分が魚体Ｂ側に残らず魚頭Ｈに属するように
魚頭Ｈを切味Ｊ：＜切断でき、魚肉の崩れがなく製品の
歩留りが向上できる。したがって、従来問題となってい
た、カマにの人手による後処理を不用にできる。

したがって、この発明の魚頭切断機は、丸刃を使った従
来の大型機に比べて約２倍の完全切断処理能力をもって
いる。

なお、魚体Ｂと魚頭１」の大きさが小さく、第１と第２
のスイッチ４０．５０がオンしない場合には、フートス
イッチ３ｏをオンすれば、アクチュエータ２２．１２を
順にオンして、魚頭目の切断作業が行える。

ところで、この発明は、上述した実施例に限定されず、
たとえば押え板２４で魚体Ｂを固定する代わりに保持体
１５側に図示しない押え具を着脱自在に付設するように
してもよい。また、アクチュエータ１２．２２は、油圧
式、空気圧式など、どの方式のものでもよい。さらに、
第１の第２のスイッチ４０１５０は、非接触形のスイッ
チであってもよく、第１のスイッチ４０は、台座１や左
右枠６、７から張り出して取付けてもよい。

発明の詳細な説明したようにこの発明によれば、凍結魚、解凍魚お
よび魚体の大小を問わずに。

カマの部分を魚体に残さずに魚頭を魚肉を崩すことなく
最適に切断でき、切断後の人手を不用にし、魚肉の歩留
りおよび魚肉切断作業の能率向上が図れる従来にない優
れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の実施例を示す斜視図、第２図は、
同背面図、第３図は、側断面図、第４図は、同正面図、
第５図は、第４図の八−へ線における断面図、第６図は
、この発明の魚頭切断機による切断線を示す図、第７図
は、従来の丸刃による切断線を示す図である。１、、、、、、、台座２、、、、、、、上刃（移動刃）３、、、、、、、上刃保持枠体４、、、、、、、、魚体保持具１２．２２．、、アクチュエータｉｓ、、、、、、下刃（受け刃）１９、、、、、、アール部

Claims

【特許請求の範囲】魚頭を切断する魚頭切断機において、台座に取付けられたアクチュエータと、台座に設定された魚
体保持具と、魚体保持具上の魚体を固定する魚体押え装
置と、前記アクチュエータにより往復動自在に設けられ
所定のアール断面形状を有する移動刃と、前記魚体保持
具に設定され前記移動刃に対応したアール断面形状を有
し移動刃に摺合い魚体保持具上の魚体から魚頭を切断す
る受け刃と、を具備する魚頭切断機。