JP4528462B2 - 魚類用脳死装置及びその使用方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばサケ、マスなどの魚類の人工ふ化やその採卵のため、捕獲した魚類を脳死状態にする魚類用脳死装置に関する。
詳しくは、魚類の頭部にある脳死ポイントに対して外部からショックを与えることにより脳死状態にする魚類用脳死装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の魚類用脳死装置として、例えば特公平5−20052号公報に開示される如く、捕獲した魚類を導電性の内ケース上に載置し、その頭部を頭部ケース内に挿入れて、導電針を魚類の脳に突き刺し、これら導電針と内ケースとに通電して魚類の脳に電圧を印加し電気ショックを与えることにより、一瞬のうちに脳死状態にして一部の機能を停止させ、この脳死した魚類の脳以外の各臓器が正常に動作し続けている間に、それを頭部ケースから排出して採卵するものがある。
また、魚類は捕獲して水中から取り上ると、慣れない環境に驚いて暴れ、特に産卵期近くのサケは大きくてしかも水中から取り上げた直後の表面は濡れて滑り易いため、地上に固定配備された内ケース上に載置して頭部を頭部ケース内に挿入し終えるまで、作業者が押さえ続ける必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし乍ら、このような従来の魚類用脳死装置では、魚類に通電して脳死状態にするため、通電開始時に作業者が濡れた魚類に触れていると、感電する恐れがあって非常に危険であるという問題がある。
更に、水中から取り出し暴れる魚類を地上へ取り上げて移動不能に押さえ込む準備作業が必要であるため、これらの準備作業に手間取り、作業性が悪くて短時間に大量の魚類を脳死できないという問題もある。
【0004】
本発明のうち請求項1記載の発明は、脳死ポイントの位置検出が簡単でしかも通電しない魚類用脳死装置を提供することを目的としたものである。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明の目的に加えて、異なる大きさの魚類が一つの装置で対応させることを目的としたものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の発明の目的に加えて、準備作業をスムーズに行うことを目的としたものである。
請求項4記載の発明は、請求項3に記載の発明の目的に加えて、魚類が多少暴れても脳死ポイントへハンマーショックを確実に与えることを目的としたものである。
請求項5記載の発明は、請求項3または4に記載の発明の目的に加えて、魚類Fの頭部F1が標準サイズより若干小さい又は大きい場合でも交換部品なしで対応可能にすることを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、脳死ポイントP近くのエラ周り面F2の外周面に沿った略楕円形状の内形状を有し、エラ周り面F2に嵌り合うと嵌め合う挿入口1aが開設された位置決め手段1と、該位置決め手段1が取り付けられる固着手段が設けられ、挿入口1a内へ向けて打撃部2aが空気圧により突出動する持ち運び可能なハンマー手段2とを備え、上記位置決め手段1の挿入口1a内に魚類Fの頭部F1を嵌入した状態で、その脳死ポイントPとハンマー手段2の打撃部2aが対向するように配置したことを特徴とするものである。ここで、脳死ポイントPとは、頭部F1の背側で両目を結ぶ線の中心位置より尾側へ約1cm程度離れた位置である。請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、前記位置決め手段1の挿入口1aが、サイズが異なる魚類Fの頭部F1に対応して複数種類用意され、頭部F1のサイズに合わせて交換自在である構成を加えたことを特徴とする。請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に、前記挿入口1aを水中に挿入し、水中で挿入口1a内に頭部F1を嵌入させる構成を加えたことを特徴とする。請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明の構成に、前記頭部F1が嵌入した挿入口1aを、水中から水上へ持ち上げてから、ハンマー手段2の打撃部2aを突出動させる構成を加えたことを特徴とする。請求項3記載の発明は、請求項3または4記載の発明の構成に、前記挿入口1aを、魚類Fの測線F3に対して斜めに嵌入させた構成を加えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
請求項1の発明は、位置決め手段1の挿入口1a内に魚類Fの頭部F1を嵌入することにより、この挿入口1aに対して頭部F1が移動不能に位置決めされると同時に、その脳死ポイントPと対向してハンマー手段2の打撃部2aが位置決めされ、この嵌入状態でハンマー手段2の打撃部2aを空気圧により突出動させれば、脳死ポイントPにハンマーショックが与えられて撲殺されるものである。
請求項2の発明は、請求項1記載の構成に対して、前記位置決め手段1の挿入口1aが、サイズが異なる魚類Fの頭部F1に対応して複数種類用意され、頭部F1のサイズに合わせて交換自在である構成を追加したので、脳死させる魚類Fの頭部F1のサイズに合わせて、それに適合するサイズの挿入口1aに交換することにより、ハンマー手段2の打撃部2aが共通して使用可能となる。
請求項3の発明は、請求項1または2記載の構成に対して、前記挿入口1aを水中に挿入し、水中で挿入口1a内に頭部F1を嵌入させる構成を追加したので、水中で挿入口1a内に頭部F1を嵌入させる準備作業が、魚類Fを水中から水上へ取り上けずに行えるから、魚類Fが慣れない環境に驚いて暴れることがない。
請求項4の発明は、請求項3記載の構成に対して、前記頭部F1が嵌入した挿入口1aを、水中から水上へ持ち上げてから、ハンマー手段2の打撃部2aを突出動させる構成を追加したので、魚類Fは頭部F1を水中から水上へ持ち上げられるために暴れるが、そのエラ周り面F2が挿入口1aに対し隙間なく嵌合して位置ズレしない。
請求項5の発明は、請求項3または4記載の構成に対して、前記挿入口1aを、魚類Fの測線F3に対して斜めに嵌入させた構成を追加したので、頭部F1が標準サイズより若干小さい又は大きい魚類Fの場合には、挿入口1aを魚類Fの測線F3に対して斜めに配置することにより、魚類Fの脳死ポイントPにハンマー手段2の打撃部2aが正確に位置合わせされる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は、図1〜図3に示す如く、魚類用脳死装置Aが、魚類Fの頭部F1の背側にある脳死ポイントP(両目を結ぶ線の中心位置より尾側へ約1cm程度離れた位置)近くのエラ周り面F2と係合する位置決め手段1と、この位置決め手段1で位置決めされた頭部F1の脳死ポイントPへ向けて突出動する撲殺用のハンマー手段2とから構成される場合を示すものである。
【0008】
上記位置決め手段1には、図1(a)及び(b)に示す如く、脳死ポイントP近くのエラ周り面F2と嵌め合う挿入口1aが開設され、この挿入口1aの内形状は、該頭部F1のエラ周り面F2に沿って隙間なく嵌合する略楕円形に形成される。
詳しくは、魚類Fの測線F3方向と直交する方向へ頭部F1を縦断した際の外周面に沿って、少なくとも魚類Fの腹側及び両側面と対向する部分が楕円形状に形成される。
【0009】
本実施例の場合には、脳死ポイントPを通るエラ周り面F2に沿って測線F3と直交する方向へ、断面円形の線材1bを略U字形に折り曲げることにより、脳死ポイントP及びその周辺部を除いたエラ周り面F2の大部分と線接触させ、この線材1bの両端部1c,1cを、後述するハンマー手段2に対して着脱自在に取り付けることにより、これら両者が一体化される。
【0010】
このハンマー手段2は、上記挿入口1a内へ向けて空気圧駆動により往復動する打撃部2aを有する。
本実施例の場合には、上記ハンマー手段2が例えば釘打機などのエアーガンであり、そのトリガー2bを引くと、例えばコンプレッサーなどの圧力供給源(図示せず)から供給された圧縮空気によってピストン2cが所定圧力で急速に約5mm〜1cm程度突出動するように構成されている。
このピストン2cの先端に円柱状の打撃部2aを固着し、この打撃部2aの外表面には、滑り止め防止のために凹凸部2dを形成することが好ましい。
【0011】
更に、上記ピストン2bの周囲には、前記線材1bの両端部1c,1cを着脱自在に取り付けるための固着手段2eが設けられる。
図示例の場合には、この固着手段2eがネジであるが、これに限定されず、線材1bの両端部1c,1cを着脱自在に取り付けることができれば、他の構造でも良い。
【0012】
そして、前記位置決め手段1の挿入口1aは、サイズが異なる魚類Fの頭部F1に対応して複数種類用意され、これらは夫々上記固着手段2eによってハンマー手段2を構成するエアーガンに対し交換自在であり、これらの中から頭部F1のサイズに合ったものを選択して取り付ける。
特に人工ふ化のため産卵期近くのサケを脳死させる場合、それら親魚には雄と雌とでサイズが違うものの、雄雌の夫々に全長に大小の違いがあっても頭部F1の大きさは同一サイズであるため、少なくとも図1(a)に示す雄の親魚の標準的な頭部サイズに対応した大きめのものと、雌の標準的な頭部サイズに対応した小さめのもの(図示せず)を2種類用意すれば足りる。
【0013】
次に、斯かる魚類用脳死装置の使用方法を手順に従って説明する。
先ず、作業者は位置決め手段1の挿入口1aのみを水中に挿入し、その待機位置へ向け脳死させる魚類Fを追い込んで、その頭部F1を挿入口1a内に嵌入させるか、或いは、水中で位置決め手段1の挿入口1aを、脳死させる魚類Fへ向け移動して、その頭部F1を挿入口1a内に嵌入させる。
そして、図1(a)及び(b)に示す如く、この挿入口1aの内周縁が脳死ポイントP近くのエラ周り面F2に密接して位置ズレしない位置まで嵌め込む。
【0014】
それにより、上記挿入口1aに対して頭部F1が移動不能に位置決めされると同時に、その脳死ポイントPと対向してハンマー手段2の打撃部2aが位置決めされる。
その結果、脳死ポイントPの位置検出が簡単である。
【0015】
その際、脳死させる魚類Fを水面近くまで誘導すれば、その背側にある脳死ポイントPと対向するハンマー手段2のエアーガンまでは、水中に挿入しなくても良く、それにより機械部分が濡れず、厳密な防水処理を施さなくても良い。
【0016】
これらの準備作業は、脳死させる魚類Fを水中から水上へ取り上けないから、慣れない環境に驚いて暴れることなくスムーズに行え、非常に簡単で短時間に行える。
【0017】
その後、この嵌入状態で、ハンマー手段2の打撃部2aを空気圧により突出動させれば、脳死ポイントPにハンマーショックが与えられて撲殺される。
従って、通電せずに脳死させると共にコンパクトで手軽に持ち運べる魚類用脳死装置が提供できる。
【0018】
その際、嵌入状態のまま挿入口1aと一緒に頭部F1を水中から水上へ持ち上げてから、ハンマー手段2の打撃部2aを突出動させれば、水による抵抗がないので、脳死ポイントPへハンマーショックを確実に与えられてミスが減少する。
【0019】
なお、魚類Fは頭部F1を水中から水上へ持ち上げられるため暴れるが、そののエラ周り面F2が挿入口1aに対し隙間なく嵌合して位置ズレしないから、魚類Fが多少暴れても脳死ポイントPに対してハンマーショックを確実に当てることができる。
【0020】
また、脳死させる魚類Fの種類や雄雌の違いによって頭部F1のサイズが異なる場合には、予め頭部F1のサイズに合わせて、それに適合するサイズの挿入口1aに交換すれば、ハンマー手段2の打撃部2aが共通して使用可能となる。
その結果、異なる大きさの魚類Fが一つの魚類用脳死装置Aで対応できる。
【0021】
また更に、脳死させる魚類Fの頭部F1が標準的なサイズより若干小さいため、位置決め手段1の挿入口1aに対し頭部F1を位置ズレしない位置まで挿入しても、脳死ポイントPにハンマー手段2の打撃部2aが正確に位置合わせできない場合には、図2に示す如く、挿入口1aを構成する線材1bが魚類Fの測線F3に対して、その先端部1b′が脳死ポイントPより尾側となるように傾斜させて嵌入すれば、若干斜めとなるように嵌入させれば、若干小さな魚類Fの脳死ポイントPにもハンマー手段2の打撃部2aを正確に位置合わせできる。
【0022】
これと逆に魚類Fの頭部F1が標準的なサイズより若干大きい場合には、図3に示す如く、挿入口1aを構成する線材1bが魚類Fの測線F3に対して、その先端部1bが脳死ポイントPより口側となるように傾斜させて嵌入すれば、若干大きな魚類Fの脳死ポイントPにもハンマー手段2の打撃部2aを正確に位置合わせできる。
その結果、魚類Fの頭部F1が標準サイズより若干小さい又は大きい場合でも交換部品なしで対応できるという利点がある。
【0023】
尚、前示実施例では、位置決め手段1が、脳死ポイントPを通る頭部F1の外周縁F2に沿って、断面円形の線材1bを略U字形に折り曲げて大部分が線接触させることにより構成される場合を示したが、これに限定されず、図示せぬが頭部F1の外周縁F2と面接触するように帯状材を略楕円形に折り曲げて構成しても良い。
更に魚類Fの測線F3方向へ間隔が開くように複数の線材又は帯状材をエラ周り面F2に沿って配置しても良い。
【0024】
また、ハンマー手段2が、空気圧で駆動する例えば釘打機などのエアーガンである場合を示したが、これに限定されず、空気圧駆動により往復動するものであれば、他の構造であっても良い。
また更に、空気圧により突出動するハンマー手段2を使用したが、これに限定されず、電気を使用しなければ空気圧以外の油圧や水圧などで突出動するハンマー手段を使用しても良い。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち請求項1記載の発明は、位置決め手段1の挿入口1a内に魚類Fの頭部F1を嵌入することにより、この挿入口1aに対して頭部F1が移動不能に位置決めされると同時に、その脳死ポイントPと対向してハンマー手段2の打撃部2aが位置決めされ、この嵌入状態でハンマー手段2の打撃部2aを空気圧により突出動させれば、脳死ポイントPにハンマーショックが与えられて撲殺されるので、脳死ポイントの位置検出が簡単でしかも通電しない魚類用脳死装置を提供できる。
従って、通電開始時に作業者が濡れた魚類に触れていると感電する恐れのある従来のものに比べ、作業者が魚類に触れたままでも感電の恐れが全くなく安全であると共に、コンパクトで手軽に持ち運べるから使用勝手が良く、しかも通電しないから誤って水中に落としても感電などの事故を防止できる。
【0026】
請求項2の発明は、請求項1の発明の効果に加えて、脳死させる魚類Fの頭部F1のサイズに合わせて、それに適合するサイズの挿入口1aに交換することにより、ハンマー手段2の打撃部2aが共通して使用可能となるので、異なる大きさの魚類が一つの装置で対応できる。
従って、異なる大きさの魚類Fに対応して専用の装置を複数個用意する必要がないから経済的である。
【0027】
請求項3の発明は、請求項1または2の発明の効果に加えて、水中で挿入口1a内に頭部F1を嵌入させる準備作業が、魚類Fを水中から水上へ取り上けずに行えるから、魚類Fが慣れない環境に驚いて暴れることがないので、準備作業をスムーズに行える。
従って、水中から取り出した暴れる魚類を地上へ取り上げて移動不能に押さえ込む準備作業が必要な従来のものに比べ、暴れる魚類を水面から離れた位置まで持ち運ぶ手間が省けて作業性が著しく向上し、その結果、熟練者でなくても短時間に大量の魚類を脳死できる。
【0028】
請求項4の発明は、請求項3の発明の効果に加えて、魚類Fは頭部F1を水中から水上へ持ち上げられるために暴れるが、そのエラ周り面F2が挿入口1aに対し隙間なく嵌合して位置ズレしないので、魚類が多少暴れても脳死ポイントへハンマーショックを確実に与えることができる。
従って、作業になれていない初心者でもミスが発生せず確実に脳死状態にできる。
【0029】
請求項5の発明は、請求項3または4の発明の効果に加えて、頭部F1が標準サイズより若干小さい又は大きい魚類Fの場合には、挿入口1aを魚類Fの測線F3に対して斜めに配置することにより、魚類Fの脳死ポイントPにハンマー手段2の打撃部2aが正確に位置合わせされるので、魚類Fの頭部F1が標準サイズより若干小さい又は大きい場合でも交換部品なしで対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明の一実施例を示す魚類用脳死装置の一部切欠側面図であり、(b)は魚類を縦断して示した正面図である。
【図2】 魚類の頭部が標準サイズより小さい場合の使用例を示す一部切欠側面図である。
【図3】 魚類の頭部が標準サイズより大きい場合の使用例を示す一部切欠側面図である。
【符号の説明】
F 魚類 F1 頭部
F2 エラ周り面 F3 測線
P 脳死ポイント 1 位置決め手段
1a 挿入口 2 ハンマー手段
2a 打撃部
Claims (5)
- 魚類(F)の頭部(F1)にある脳死ポイント(P)に対して外部からショックを与えることにより脳死状態にする魚類用脳死装置において、
前記脳死ポイント(P)近くのエラ周り面(F2)の外周面に沿った略楕円形状の内形状を有し、前記エラ周り面(F2)に嵌り合う挿入口(1a)が開設された位置決め手段(1)と、該位置決め手段(1)が取り付けられる固着手段が設けられ、前記挿入口(1a)内へ向けて打撃部(2a)が空気圧により突出動する持ち運び可能なハンマー手段(2)とを備え、前記位置決め手段(1)の挿入口(1a)内に魚類(F)の頭部(F1)を嵌入した状態で、その脳死ポイント(P)とハンマー手段(2)の打撃部(2a)が対向するように配置したことを特徴とする魚類用脳死装置。 - 前記位置決め手段(1)の挿入口(1a)が、サイズが異なる魚類(F)の頭部(F1)に対応して複数種類用意され、頭部(F1)のサイズに合わせて交換自在である請求項1記載の魚類用脳死装置。
- 請求項1または2記載の魚類用脳死装置の挿入口(1a)を水中に挿入し、水中で挿入口(1a)内に頭部(F1)を嵌入させることを特徴とする魚類用脳死装置の使用方法。
- 前記頭部(F1)が嵌入した挿入口(1a)を、水中から水上へ持ち上げてから、ハンマー手段(2)の打撃部(2a)を突出動させる請求項3記載の魚類用脳死装置の使用方法。
- 前記挿入口(1a)を、魚類(F)の測線(F3)に対して斜めに嵌入させた請求項3または4記載の魚類用脳死装置の使用方法。
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