JP3219296U - 衝撃工具及びチゼル - Google Patents

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智一 泉澤
智一 泉澤
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エス・ピー・エアー株式会社
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Abstract

【課題】手軽に扱えてブイに付着した付着物の除去を効率的に行うことのできる衝撃工具及びチゼルを提供する。
【解決手段】衝撃工具1は、前後方向に往復動するハンマー11を内部に備えた工具本体10と、工具本体10の先端側に取り付けられ、ハンマー11から受けた衝撃力を対象物に伝えるチゼル20と、を具備し、チゼル20の先端に形成され、ブイに当接する先端側当接部31は、ブイの球体形状に合わせた湾曲形状を有してなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、海上に長期間係留されるブイに付着した付着物を除去するために用いられる衝撃工具及び当該衝撃工具に取り付けられるチゼルに関する。
従来から、海上に長期間係留される球体形状のブイに付着した付着物を除去する際には、作業者が自身の手でタガネ状のものをブイに押し当てて付着物を除去したり、例えば特許文献1に開示された球形体表面付着物除去装置を用いていた。
特開平11−342376号公報
しかしながら、作業者が自身の手で付着物を除去するには多大な労力を必要とし、一つのブイの付着物を除去するだけでも相当な時間が必要とされていた。また、上述の球形体表面付着物除去装置にあっては設置に広い場所を必要とし、また定期的なメンテナンス等が必要となってしまう問題があった。
本考案は、手軽に扱えてブイに付着した付着物の除去を効率的に行うことのできる衝撃工具を提供することを目的とする。
また本考案は、手軽に扱えてブイに付着した付着物の除去を効率的に行うことのできる衝撃工具に用いられるチゼルを提供することを目的とする。
本考案は、前後方向に往復動するハンマーを内部に備えた工具本体と、前記工具本体の先端側に取り付けられ、前記ハンマーから受けた衝撃力を対象物に伝えるチゼルと、を具備した、対象物である球面部を有するブイに付着した付着物を除去するために用いられる衝撃工具であって、前記チゼルの先端に形成され、前記ブイに当接する当接部は、前記ブイの球面部に対応した凹状湾曲形状を有してなることを特徴とする衝撃工具である。
かかる構成にあっては、前記ハンマーによって衝撃力を受けた前記チゼルの当接部が、ブイに付着した付着物を当該衝撃力によって効率的に除去することができる。また、前記当接部が前記ブイの球体形状に合わせた湾曲形状を有しているため、当接部と球面部との接触部位が増大し、付着物を除去する効率が飛躍的に向上する。
また、前記チゼルの先端には、板状体が取り付けられており、前記板状体の板面における垂直方向と前記ハンマーの往復動方向とが交差しており、前記当接部が前記板状体の先端側の外縁部に設けられており、前記板状体の基端側の外縁部に形成された基端側当接部は、直線形状を有してなる構成が提案される。
かかる構成とすることにより、前記基端側当接部を前記ブイに当て、後方に引っ張るように衝撃工具を作動させることによって球体形状を有する当該ブイの表面に付着した付着物の除去を点状にピンポイントで行うことができ、付着物の除去効率をさらに向上させることができる。
さらに、前記チゼルには、ブイに接続されたロープが挿通される切欠き状の挿通部が形成されている構成が提案される。
かかる構成とすることにより、例えばロープを前記挿通部に挿通した状態で前記衝撃工具を作動させ、ロープに付着した付着物を除去することもできる。
またさらに本考案は、前記工具本体に脱着自在に取り付けられてなることを特徴とするチゼルである。
かかる構成にあっては、前記チゼルを前記工具本体に装着して用いることによってブイに付着した付着物を効率的に除去することができる。
本考案にかかる衝撃工具は、ブイに付着した付着物を効率的に除去することができる効果がある。
また本考案にかかるチゼルは、工具本体に装着してブイに付着した付着物を効率的に除去することができる効果がある。
実施例にかかる衝撃工具の斜視図である。 (a)は実施例にかかる板状体の正面図であり、(b)は側面図であり、(c)は実施例にかかるチゼルの側面図である。 実施例にかかる衝撃工具を使用している状態を示す説明図である。
以下に本考案を具体化した実施例を詳細に説明する。なお、本考案は、下記に示す実施例に限定されることはなく、適宜設計変更が可能である。
〔実施例〕
本実施例の衝撃工具1を図1等に従って説明する。
図1等に示したように衝撃工具1は、工具本体10と、工具本体10の先端側に取り付けられるチゼル20と、を備えている。
工具本体10は、内部にハンマー11を備え、ハンマー11は工具本体10内で前後方向に往復動自在とされている。ハンマー11が往復動する原動力としてはエアー式や電動式等があり、特に限定されない。
チゼル20は、棒状の軸部21と、軸部21の先端部に取り付けられた板状体30と、を備えている。軸部21の基端部は円柱形状をなしており、工具本体10に取り付けられる取り付け部22とされている。軸部21の軸線がハンマー11の往復動軸と同軸になるようにチゼル20が工具本体10に取り付けられている。
板状体30は、図2(a),(b)に示したように、長方形状の平板の一側辺が凹状に湾曲形状を有するとともに端部に向かって板厚が薄くなるように先尖り形状を有している先端側当接部31とされている。ここで、先端側当接部31の湾曲形状は後述するブイXの球体形状の表面に合わせた湾曲形状とされている。また、板状体30の先端側当接部31とは反対側の他側辺が直線形状をなすとともに端部に向かって板圧が薄くなるように先尖り形状を有している基端側当接部32とされている。さらに、先端側当接部31及び基端側当接部32とは異なる他側辺には、半円形状に切欠かれた挿通部33が形成されている。
板状体30は、図2(c)に示すように、軸部21の先端部に、軸部21の軸線方向に対して斜めに取り付けられている。詳述すると、板状体30の先端側当接部31が基端側当接部32より先端側となるように軸部21の軸線方向に対して45度斜めに傾いた状態で板状体30が軸部21の先端部に取り付けられており、板状体30の板面における垂直方向とハンマー11の往復動方向とが交差している。
衝撃工具1を使用する際には、先端側当接部31の先端縁が略全体的に球体形状のブイXの球面部に当接するように押し当てた状態で衝撃工具1を作動させる。ここで、先端側当接部31はブイXの表面に線状に当接するため、衝撃後部1を作動させることでハンマー11の衝撃力が先端側当接部31からブイXの表面に連続的に伝達され、先端側当接部31の湾曲形状に沿った面状に付着物の除去を行うことができ、作業にかかる時間が非常に短時間で済む。
また、基端側当接部32の一部をブイXの表面に点状に当接させ、衝撃工具1を手前に引くように作動させることで、ピンポイントで付着物の除去を行うことができ、先端側当接部31と基端側当接部32とを適宜使い分けて作業効率をさらに向上させることができる。
先端側当接部31及び基端側当接部32は、板状体30に形成されているために工具本体10の作動軸に対して上下方向にずれており、これによって作業中に軸部21や工具本体10がブイXの表面に当たってしまうことを防止されている。
さらに、ブイXに接続されたロープYを挿通部33に挿通した状態で衝撃工具1を作動させることで、ロープYに付着した付着物を除去することもできる。
上記実施例において、各部の寸法形状は適宜自由に選択可能である。また、先端側当接部31及び基端側当接部32は軸部21の先端部に直接的に形成されていても構わない。また、工具本体10の構造は公知のものを好適に適用可能である。
1 衝撃工具
10 工具本体
11 ハンマー
20 チゼル
21 軸部
22 取り付け部
30 板状体
31 先端側当接部
32 基端側当接部
33 挿通部
X ブイ
Y ロープ

Claims (4)

  1. 前後方向に往復動するハンマーを内部に備えた工具本体と、
    前記工具本体の先端側に取り付けられ、前記ハンマーから受けた衝撃力を対象物に伝えるチゼルと、
    を具備した、対象物である球面部を有するブイに付着した付着物を除去するために用いられる衝撃工具であって、
    前記チゼルの先端に形成され、前記ブイに当接する当接部は、前記ブイの球面部に対応した凹状湾曲形状を有してなる
    ことを特徴とする衝撃工具。
  2. 前記チゼルの先端には、板状体が取り付けられており、前記板状体の板面における垂直方向と前記ハンマーの往復動方向とが交差しており、前記当接部が前記板状体の先端側の外縁部に設けられており、
    前記板状体の基端側の外縁部に形成された基端側当接部は、直線形状を有してなる
    請求項1に記載の衝撃工具。
  3. 前記チゼルには、ブイに接続されたロープが挿通される切欠き状の挿通部が形成されている
    請求項1又は請求項2に記載の衝撃工具。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の工具本体に脱着自在に取り付けられてなる
    ことを特徴とするチゼル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021007925A (ja) * 2019-07-02 2021-01-28 アズマ工業株式会社 清掃具

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