JP3002214U - 超音波加工用工具 - Google Patents

超音波加工用工具

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JP3002214U
JP3002214U JP1994004124U JP412494U JP3002214U JP 3002214 U JP3002214 U JP 3002214U JP 1994004124 U JP1994004124 U JP 1994004124U JP 412494 U JP412494 U JP 412494U JP 3002214 U JP3002214 U JP 3002214U
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康子 篠田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B1/00Processes of grinding or polishing; Use of auxiliary equipment in connection with such processes
    • B24B1/04Processes of grinding or polishing; Use of auxiliary equipment in connection with such processes subjecting the grinding or polishing tools, the abrading or polishing medium or work to vibration, e.g. grinding with ultrasonic frequency

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波加工用工具において、超音波振動を効
率良く活かし駆動源とする工具ホルダを介し、工具に力
強くフリーな駆動を行なわせる。 【構成】 工具のシャンクを工具ホルダの丸穴に挿し込
んでフリーな駆動を行なわせる場所を工具ホルダの開口
端面におき、工具のシャンク部にはツバを設けてこれを
当接させて駆動させる。 【効果】 工具のツバと工具ホルダの開口端面とが広い
面積にわたり当接するので、超音波振動を駆動源として
工具ホルダを介し力強く工具を駆動させることができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、金属、石、木等にほどこす彫刻、打刻、切削を行なう分野において 使用される超音波加工用工具に係わり、さらにいえば、工具を工具ホルダの丸穴 へ挿し込み、超音波振動を駆動源として工具にフリーな駆動を行なわせる構成の 超音波加工用工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の工具ホルダとしては、(例えば、昭和55年に発売の超音波彫 刻機クラフトマスター参照)第3図と第4図に示すとおり、その後部にホーン締 付ねじb1を有し、これをホーンAへ螺合締め付けて装着される。ホーンAから 伝達する超音波振動は、ホーン締付ねじb1を通じて工具ホルダBへ伝わる。そ して、第3図に示す工具ホルダBには、工具Dのシャンク部d1を挿し込み可能 な丸穴b2を設けてあり、工具ホルダBにねじ込まれた締付ねじCで工具Dのシ ャンク部d1を押圧固定し、さらに工具Dの先端部d2へ超音波振動を伝達して 、ストロークは小さいがきめこまかさを活かす研磨仕上げ、彫刻作業等に使用す る方法と、第4図に示すように該工具ホルダBから締付ねじ(第3図のC)を取 り外して、工具Dのシャンク部d1を工具ホルダBの丸穴b2へ挿し込み、シャ ンク端面d3を穴底面b3に当接させ、超音波振動を駆動源として工具Dをフリ ーに駆動させて、金鎚でたたくような大きなストロークを活かす作業に使用する 方法とが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術に述べたもののうち、前者、第3図においては問題なく、後者、第 4図において、 従来の技術のごとく、工具ホルダBの穴底面b3を駆動源部として、工具Dの シャンク端面d3を該穴底面b3に当接させて工具Dをフリーに駆動させるやり 方は、工具ホルダBの外径寸法により丸穴b2の直径寸法に限界があり、したが って穴底面b3の面積も狭く限られていて、駆動力が小さいので効率悪く、僅か な種類の仕事にしか対応できず、それとても、作業に要する時間が非常にかかる という問題点を有していた。
【0004】 また、駆動源部である工具ホルダBの穴底面b3は連続して工具Dを駆動させ ることにより徐々にではあるが荒れや変形を起こし、そして、工具Dのシャンク 端面d3も駆動を繰り返すことによりバリや変形を発生するが、特に、バリが穴 底にくいこむと当然のことながら駆動能力は低下し、更には工具Dがフリーに駆 動しなくなり、時には工具Dを丸穴b2から取り出しにくくなるので、頻繁にこ れら変形を修正しなければならないという繁雑な問題点を有していた。
【0005】 更に、工具Dのシャンク端面d3の修正は容易にできるものの、工具ホルダB の穴底面b3の修正は目視しにくく状況判断が非常に困難である為に修正は非常 に難しく、時間を要し、そのぶん作業性が低下するという問題点を有していた。
【0006】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、超音波の特徴である周波数の高さ、そして、強力な 振動をいかんなく発揮させ、駆動源としてそのもてる力を十分に活かして彫刻、 打刻、切削等を行なうことができ、そして、駆動を繰り返し行なうことによる工 具と工具ホルダに発生する変形等は駆動することにたいしてほとんど影響がなく 、また、その変形の修正はとても容易に行なうことのできる工具と工具ホルダを 提供しようとするものである。
【0007】
【問題点を解決するための手段】
上記、従来技術の問題点を解決するための手段として、この考案に係る超音波 加工用工具は、図面の第1図〜第2図に好適な実施例を示したとうり、工具を工 具ホルダに挿し込みてなり、同工具ホルダを螺合締め付けて超音波振動子のホー ンに装着される超音波加工用工具において、 超音波振動を駆動源として駆動を行なわせてなる工具ホルダ2には工具1のシ ャンク部1cを挿し込み可能な丸穴3を設けてあり、該工具ホルダ2を介して工 具1にフリーな駆動を行なわせる場所を工具ホルダ2の開口端面2aにおき、工 具1のシャヤンク部1cにはツバ1bを設けて、これを工具ホルダ2の開口端面 2aに当接させて駆動させる構成とした。
【0008】 そして、シャンク部1cが工具ホルダ2の丸穴3の中でフリーな駆動を行なう 際に、例えば、工具先端1a’が彫刻刀である等、刃先の方向をしっかり定めな くてはならない場合は、第2図に示すように工具1のシャンク部1cに凹部1d を設けて、工具ホルダ2には該凹部1dに対応する凸部4を埋設して当てがい、 刃先の方向を定めると良い。
【0009】
【作用】
工具ホルダ2の丸穴3へ挿し込まれた工具1に設けてあるツバ1bが工具ホル ダ2の開口端面2aにおいて広い面積にわたり均一に当接し、超音波振動を効率 良く活かして駆動源とし長手方向に滑らかで力強い駆動を行なう。そして、駆動 源部が工具ホルダ2の開口端面2aであるがゆえに、連続して長時間駆動させる ことによる変形はおきにくく、また、たとえ変形が生じた場合でも、目視による 状況判断が容易なため、工具1のツバ1bも、工具ホルダ2の開口端面2aの両 方とも、容易に手早く修正を行なうことができる。
【0010】
【実施例】
次ぎに、図面の第1図〜第2図に示したこの考案の実施例を説明する。 第1図に示した工具1は直径6mmの鋼丸棒から旋盤加工したものであり、ち なみにシャンク部1cの直径は4mm、ツバ1bの直径は6mmのままを用いて 、工具先端1aには打刻用の丸たがねが成形してあり、ツバ1bの後方のシャン ク部1cの長さは15mm程度になっている。 一方、工具ホルダ2の基本的構成は、従来のものと同様、後部にホーン絞付ね じ2cを有し、外周面にはスパナ装着用に面取りされた平角部2bを有している 。本体部分の略中心部軸方向に、先端面に開口する丸穴3が十分に深く設けられ ている。ちなみに丸穴3の直径は4mm少々、つまり、工具1のシャンク部1c 直径4mmが丸穴内で、力強く、且つ、がたつくことなく精密で滑らかな駆動を 行なわせてなる寸法に形成されている。
【0011】 つまり、この超音波加工用工具は、第1図に示したように、工具1のシャンク 部1cを工具ホルダ2の丸穴3内へ挿し込み、工具1のツバ1bを工具ホルダ2 の開口端面2aに当接させ、工具1をフリーに駆動させる構成とされている。
【0012】 尚、第2図に示した工具先端1a’には、彫刻用たがねが成形されているので 、そのたがねの刃先方向をしっかり定めておく必要があり、その為に工具1のシ ャンク部1cの後方において、長さ7mm程を深さ0.8mmカットして凹部1 dを設けてある。そして、工具ホルダ2の丸穴3において、上記シャンク部1c を挿し込んだ状態での凹部1dに対応する場所に凸部4をロー付けにて埋設して あり、その高さは、たがねの刃先が方向変化するのを防ぎ、且つ、シャンク部1 cが滑らかに駆動を行なうのを阻止しないように調整してある。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0014】 請求項1の超音波加工用工具は、実施例と合せて詳述したとうりであって、工 具1のツバ1bと工具ホルダ2の開口端面2aとが広い面積にわたり当接し、密 着一体性が良く、超音波振動を駆動源として工具1を駆動させるエネルギーのロ スを生じないので、超音波の特徴である周波数の高さ、そして、強力な振動をい かんなく発揮させ、駆動源としてそのもてる力を十分に活かして彫刻、打刻、切 削等、加工作業を能率良く行なうことができる。また、当接する部分が丸穴3の 内ではなく丸穴3の外にあるので、繰り返し行なう駆動による変形は駆動効率に 関してほとんど影響がなく、また、その変形の修正はとても容易に行なうことが できる。
【0015】 故に、作業性がすこぶる良く広い範囲の仕事に対応でき、更に、工具1、工具 ホルダ2共に耐用寿命を十分に全うでき経済性もきわめてよい。
【提出日】平成6年4月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、金属、石、木等にほどこす彫刻、打刻、切削を行なう分野において 使用される超音波加工用工具に係わり、さらにいえば、工具を工具ホルダの丸穴 へ挿し込み、超音波振動を駆動源として工具にフリーな駆動を行なわせる構成の 超音波加工用工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の工具ホルダとしては(例えば、昭和55年に本考案者が開発し 、本出願人が発売した超音波彫刻機<名称:クラフトマスター>に装着してある ホルダ)、図5と図6 に示すとおり、その後部にホーン締付ねじb1を有し、こ れをホーンAへ螺合締め付けて装着される。ホーンAから伝達する超音波振動は 、ホーン締付ねじb1を通じて工具ホルダBへ伝わる。そして、図5に示す工具 ホルダBには、工具Dのシャンク部d1を挿し込み可能な丸穴b2を設けてあり 、工具ホルダBにねじ込まれた締付用のねじCで工具Dのシャンク部d1を押圧 固定し、さらに工具Dの先端部d2へ超音波振動を伝達して、ストロークは小さ いがきめこまかさを活かす研磨仕上げ、彫刻作業等に使用する方法と、図6に示 すように該工具ホルダBから締付用のねじ(図5のC)を取り外して、工具Dの シャンク部d1を工具ホルダBの丸穴b2へ挿し込み、シャンク端面d3を穴底 面b3に当接させ、超音波振動を駆動源として工具Dをフリーに駆動させて、金 鎚でたたくような大きなストロークを活かす作業に使用する方法とが知られてい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術に述べたもののうち、前者、図5においては問題なく、後者、図6 において、 従来の技術のごとく、工具ホルダBの穴底面b3を駆動源部として、工具Dの シャンク端面d3を該穴底面b3に当接させて工具Dをフリーに駆動させるやり 方は、工具ホルダBの外径寸法により丸穴b2の直径寸法に限界があり、したが って穴底面b3の面積も狭く限られていて、駆動力が小さいので効率悪く、僅か な種類の仕事にしか対応できず、それとても、作業に要する時間が非常にかかる という問題点を有していた。
【0004】 また、駆動源部である工具ホルダBの穴底面b3は連続して工具Dを駆動させ ることにより徐々にではあるが荒れや変形を起こし、そして、工具Dのシャンク 端面d3も駆動を繰り返すことによりバリや変形を発生するが、特に、バリが穴 底にくいこむと当然のことながら駆動能力は低下し、更には工具Dがフリーに駆 動しなくなり、時には工具Dを丸穴b2から取り出しにくくなるので、頻繁にこ れら変形を修正しなければならないという繁雑な問題点を有していた。
【0005】 更に、工具Dのシャンク端面d3の修正は容易にできるものの、工具ホルダB の穴底面b3の修正は目視しにくく状況判断が非常に困難である為に修正は非常 に難しく、時間を要し、そのぶん作業性が低下するという問題点を有していた。
【0006】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、超音波の特徴である周波数の高さ、そして、強力な 振動をいかんなく発揮させ、駆動源としてそのもてる力を十分に活かして彫刻、 打刻、切削等を行なうことができ、そして、駆動を繰り返し行なうことによる工 具と工具ホルダに発生する変形等は駆動することにたいしてほとんど影響がなく 、また、その変形の修正はとても容易に行なうことのできる工具と工具ホルダを 提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記、従来技術の問題点を解決するための手段として、この考案に係る超音波 加工用工具は、図面の図1図4に好適な実施例を示したとうり、工具を工具ホ ルダに挿し込みてなり、同工具ホルダを螺合締め付けて超音波振動子のホーンに 装着される超音波加工用工具において、 超音波振動を駆動源として駆動を行なわせてなる工具ホルダ2には工具1のシ ャンク部1cを挿し込み可能な丸穴3を設けてあり、該工具ホルダ2を介して工 具1にフリーな駆動を行なわせる場所を工具ホルダ2の開口端面2aにおき、工 具1のシャンク部1cにはツバ1bを設けて、これを工具ホルダ2の開口端面2 aに当接させて駆動させる構成とした。
【0008】 そして、シャンク部1cが工具ホルダ2の丸穴3の中でフリーな駆動を行なう 際に、例えば、工具先端1a’が彫刻刀である等、刃先の方向をしっかり定めな くてはならない場合は、図3に示すように工具1のシャンク部1cに凹部1dを 設けて、工具ホルダ2には該凹部1dに対応する凸部4を埋設して当てがい、刃 先の方向を定めると良い。
【0009】
【作用】
工具ホルダ2の丸穴3へ挿し込まれた工具1に設けてあるツバ1bが工具ホル ダ2の開口端面2aにおいて広い面積にわたり均一に当接し、超音波振動を効率 良く活かして駆動源とし長手方向に滑らかで力強い駆動を行なう。そして、駆動 源部が工具ホルダ2の開口端面2aであるがゆえに、連続して長時間駆動させる ことによる変形はおきにくく、また、たとえ変形が生じた場合でも、目視による 状況判断が容易なため、工具1のツバ1bも、工具ホルダ2の開口端面2aの両 方とも、容易に手早く修正を行なうことができる。
【0010】
【実施例】
次ぎに、図面の図1図4に示したこの考案の実施例を説明する。 図1に示した工具1は直径4.5mmの鋼丸棒から旋盤加工したものであり、 ちなみにシャンク部1cの直径は2.5mm、ツバ1bの直径は4.5mmのま まを用いて、工具先端1aには打刻用の丸たがねが成形してあり、ツバ1bの後 方のシャンク部1cの長さは15mm程度になっている。 一方、工具ホルダ2の基本的構成は、従来のものと同様、後部にホーン絞付ね じ2cを有し、外周面にはスパナ装着用に面取りされた平角部2bを有している 。本体部分の略中心部軸方向に、先端面に開口する丸穴3が十分に深く設けられ ている。ちなみに丸穴3の直径は2.5mm少々、つまり、工具1のシャンク部 1c直径2.5mmが丸穴内で、力強く、且つ、がたつくことなく精密で滑らか な駆動を行なわせてなる寸法に形成されている。
【0011】 つまり、この超音波加工用工具は、図1に示したように、工具1のシャンク部 1cを工具ホルダ2の丸穴3内へ挿し込み、工具1のツバ1bを工具ホルダ2の 開口端面2aに当接させ、工具1をフリーに駆動させる構成とされている。
【0012】 尚、図3に示した工具先端1a’には、彫刻用たがねが成形されているので、 そのたがねの刃先方向をしっかり定めておく必要があり、その為に工具1のシャ ンク部1cの後方において、長さ7mm程を深さ0.mmカットして凹部1d を設けてある。そして、工具ホルダ2の丸穴3において、上記シャンク部1cを 挿し込んだ状態での凹部1dに対応する場所に凸部4をロー付けにて埋設してあ り、その高さは、たがねの刃先が方向変化するのを防ぎ、且つ、シャンク部1c が滑らかに駆動を行なうのを阻止しないように調整してある。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0014】 請求項1の超音波加工用工具は、実施例と合せて詳述したとうりであって、工 具1のツバ1bと工具ホルダ2の開口端面2aとが広い面積にわたり当接し、密 着一体性が良く、超音波振動を駆動源として工具1を駆動させるエネルギーのロ スを生じないので、超音波の特徴である周波数の高さ、そして、強力な振動をい かんなく発揮させ、駆動源としてそのもてる力を十分に活かして彫刻、打刻、切 削等、加工作業を能率良く行なうことができる。また、当接する部分が丸穴3の 内ではなく丸穴3の外にあるので、繰り返し行なう駆動による変形は駆動効率に 関してほとんど影響がなく、また、その変形の修正はとても容易に行なうことが できる。
【0015】 故に、作業性がすこぶる良く広い範囲の仕事に対応でき、更に、工具1、工具 ホルダ2共に耐用寿命を十分に全うでき経済性もきわめてよい。
【図面の簡単な説明】
【第1図イ】この考案に係わる超音波加工用工具の工具
と工具ホルダを分解状態で示した斜視図。
【第1図ロ】同前の工具のみを後方から視た斜視図。
【第2図イ】この考案に係わる超音波加工用工具の工具
と工具ホルダを組立て状態で示した正面図、ただし、工
具ホルダの丸穴内部を示すために一部分を断面図にして
ある。
【第2図ロ】同前の工具のみを後方から視た斜視図。
【第3図】超音波彫刻機の作業取手内部の振動子、ホー
ン、工具ホルダ、工具の関係構造を示した正面図、ただ
し、従来の超音波加工用工具の工具と工具ホルダの組立
て状態のうち、超音波振動を工具へ伝達する工具ホルダ
の丸穴内部を示すために一部分を断面図にしてある。
【第4図】超音波彫刻機の作業取手内部の振動子、ホー
ン、工具ホルダ、工具の関係構造を示した正面図、ただ
し、従来の超音波加工用工具の工具と工具ホルダの組立
て状態のうち、超音波振動を駆動源として工具を駆動さ
せる工具ホルダの丸穴内部を示すために一部分を断面図
にしてある。
【符号の説明】
1 工具 1a、1a’ 工具先端 1b ツバ 1c シャンク部 1d 凹部 2 工具ホルダ 2a 開口端面 2b 平角部 2c ホーン締付ねじ 3 丸穴 4 凸部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月11日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
図1】この考案に係わる超音波加工用工具の工具と工
具ホルダを分解状態で示した斜視図。
図2】同前の工具のみを後方から視た斜視図。
図3】この考案に係わる超音波加工用工具の工具と工
具ホルダを組立て状態で示した正面図、ただし、工具ホ
ルダの丸穴内部を示すために一部分を断面図にしてあ
る。
図4】同前の工具のみを後方から視た斜視図。
図5】超音波彫刻機の作業取手内部の振動子、ホー
ン、工具ホルダ、工具の関係構造を示した正面図、ただ
し、従来の超音波加工用工具の工具と工具ホルダの組立
て状態のうち、超音波振動を工具へ伝達する工具ホルダ
の丸穴内部を示すために一部分を断面図にしてある。
図6】超音波彫刻機の作業取手内部の振動子、ホー
ン、工具ホルダ、工具の関係構造を示した正面図、ただ
し、従来の超音波加工用工具の工具と工具ホルダの組立
て状態のうち、超音波振動を駆動源として工具を駆動さ
せる工具ホルダの丸穴内部を示すために一部分を断面図
にしてある。
【符号の説明】 1 工具 1a、1a’ 工具先端 1b ツバ 1c シャンク部 1d 凹部 2 工具ホルダ 2a 開口端面 2b 平角部 2c ホーン締付ねじ 3 丸穴 4 凸部A ホーン B 工具ホルダ b1 ホーン締付ねじ b2 丸穴 b3 穴底面 C ねじ D 工具 d1 シャンク部 d2 d2’ 先端部 d3 シャンク端面
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【図3】
【図4】
【図1】
【図5】
【図6】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具を工具ホルダに挿し込みてなり、同
    工具ホルダを螺合締め付けて超音波振動子のホーンに装
    着される超音波加工用工具において、 超音波振動を駆動源として駆動を行なわせてなる工具ホ
    ルダ(2)には工具(1)のシャンク部(1c)を挿し
    込み可能な丸穴(3)を設けてあり、該工具ホルダ
    (2)を介して工具(1)にフリーな駆動を行なわせる
    場所を、工具ホルダ(2)の開口端面(2a)におき、
    工具(1)のシャンク部(1c)にはツバ(1b)を設
    けて、これを、工具ホルダ(2)の開口端面(2a)に
    当接させて駆動させることを特徴とする超音波加工用工
    具。
JP1994004124U 1994-03-15 1994-03-15 超音波加工用工具 Expired - Lifetime JP3002214U (ja)

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