JP4889057B2 - フィルム貼付装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶パネル等のパネル部材に偏光フィルム等のフィルム部材を貼り付けるためのフィルム貼付装置に関する。
ディスプレイには様々な種類のものがあるが、近年では、価格、画質等の多くの点で需要者の要求を比較的満足する液晶ディスプレイが主流となっている。液晶ディスプレイは多くの工程を経て生産されるが、その工程の1つに、液晶パネルに偏光フィルムを貼り付ける貼付工程がある。貼付工程はフィルム貼付装置により行われ、例えば、4インチ以下の比較的小型の液晶パネルの貼付工程では、インデックス方式を採用したフィルム貼付装置を使用するのが一般的である。
図12は、インデックス方式を採用したフィルム貼付装置30の平面図である。フィルム貼付装置30は、セパレータ41付きの偏光フィルム40を受け入れるフィルム供給エリア32と、偏光フィルム40からセパレータ41を剥離する剥離エリア33と、セパレータ41の剥離により接着面40aが露出した偏光フィルム40をローラ37で液晶パネル42に貼り付ける貼付エリア34とを備える。また、フィルム貼付装置30は、回転中心31の周りを90°毎に間欠的に回転する4つのフィルム吸着テーブル35を備え、フィルム供給エリア32で受け入れた偏光フィルム40は、いずれかのフィルム吸着テーブル35に保持されて順次隣のエリアに移動していく。
偏光フィルム40は、セパレータ41で覆われた接着面40aを上側に向けて、吸着穴36を介した真空吸着によりフィルム吸着テーブル35の上面に保持される。また、貼付エリア34において、液晶パネル42はパネル供給テーブル38に保持されて供給される。液晶パネル42は、偏光フィルム40を貼り付けるための貼付面を下側に向けて、吸着穴39を介した真空吸着によりパネル供給テーブル38の下面に保持される。
図13(A)に示すように、液晶パネル42(パネル供給テーブル38)が偏光フィルム40直上の所定位置にて静止すると、ローラ37が上昇してフィルム吸着テーブル35から突き出した偏光フィルム40の貼始端部を持ち上げ、液晶パネル42に押し付ける。そして、図13(B)に示すように、ローラ37の時計周りの回転と、液晶パネル42(パネル供給テーブル38)の矢印方向への移動とが同期的に行われ、偏光フィルム40の接着面40aが液晶パネル42に貼り付けられる。
貼付エリア34における貼付が終了すると、最終的に、液晶パネル42に偏光フィルム40を貼り付けてなるパネル43が得られる。
なお、上記の従来技術は本願の出願人が知得した一般的技術情報であって、本願出願の時点において、出願人は、上記従来技術およびその他の先行技術が記載された開示すべき先行技術文献に関する情報を有していない。
しかしながら、一般に偏光フィルム40は延伸して製造されるため、製造時の在留応力により全体または一部が不規則にカールする場合がある。このため、従来のフィルム貼付装置30では、フィルム吸着テーブル35上で偏光フィルム40をしっかりと保持することが困難であり、フィルム吸着テーブル35を回転させる際等に偏光フィルム40が脱落したり、貼始め位置の微調整ができないために貼付位置精度が悪化したりするという問題があった。
また、前記の通り、フィルム貼付装置30では、各エリア32、33、34が回転中心31の周りに平面的に配置されている。このため、フィルム貼付装置30では、複数の偏光フィルム40の貼り付けを同時に行うべく各エリア32、33、34を複数組用意すると、装置の設置面積が同時貼付数にほぼ比例して増加し、工場の拡張等が必要になるという問題があった。
そこで、本発明は、残留応力の影響を受けることなく、偏光フィルムを液晶パネルの所定位置に精度良く貼り付けることができるフィルム貼付装置を提供することを課題とする。また、本発明は、設置面積の増加を極力抑えつつ、複数の偏光フィルムの貼り付けを同時に行うことができるフィルム貼付装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るフィルム貼付装置は、
連続的に供給されるセパレータ付きのフィルム部材から該セパレータを剥離してパネル部材に貼り付けるフィルム貼付装置であって、中心軸周りに回転する円筒状のドラムと、前記ドラムの外周面の少なくとも一部に設けられ、前記フィルム部材を保持できる程度の吸着力を有する吸盤としての微細孔が形成された吸着シートと、前記吸着シートに前記セパレータ付きの前記フィルム部材を保持させるフィルム供給手段と、前記ドラムの回転により、前記吸着シートに保持されて搬送されてきたフィルム部材の、前記セパレータが剥離されることによって露出した前記接着面に前記パネル部材の貼始端部を当接させ、その後、前記ドラムの回転にあわせて前記パネル部材を水平方向に移動させるパネル供給手段とを備え、前記パネル供給手段は、前記パネル部材を真空吸着により保持するパネル供給テーブルと、水平方向に走行する走行手段と、前記走行手段と前記パネル供給テーブルとの間に設けられ、前記パネル供給テーブルを前記走行手段に対して水平方向に揺動可能にする揺動手段とを有することを特徴とする。
より詳しくは、前記吸着シートの前記吸着力は、前記パネル供給テーブルの真空吸着力よりも小さく、かつ前記セパレータを前記フィルム部材から剥離させるのに必要な力よりも大きい。
また、上記フィルム貼付装置の前記フィルム供給手段は、前記ドラムが所定角度回転する度に、新たな前記セパレータ付きフィルム部材を前記吸着シートに保持させることが好ましく、前記所定角度は、90°を±5°を超えない範囲内でシフトさせた角度であることが特に好ましい。
また、前記パネル供給テーブルの前記パネル部材を保持する面には、保持されている前記パネル部材よりも突出した先付部材が設けられており、前記フィルム部材の前記接着面と前記保持されているパネル部材の前記貼始端部とが当接するよりも先に、前記先付部材が前記吸着シートに吸着するようになっていることが好ましい。
本発明によれば、残留応力の影響を受けることなく、偏光フィルムを液晶パネルの所定位置に精度良く貼り付けることができるフィルム貼付装置を提供することができる。また、本発明によれば、設置面積の増加を極力抑えつつ、複数の偏光フィルムの貼り付けを同時に行うことができるフィルム貼付装置を提供することができる。
本発明に係るフィルム貼付装置の側面模式図である。 吸着シートの図であって、(A)は構造を示す模式図、(B)は吸盤層の拡大図である。 (A)→(B)→(C)の順に行われる本発明に係るフィルム貼付装置の貼付動作の途中状態を示す図である。 (D)→(E)→(F)の順に行われる本発明に係るフィルム貼付装置の貼付動作の途中状態を示す図であって、特に(D)は図3(C)の次の状態を示す図である。 本発明に係るフィルム貼付装置の貼付動作の途中状態を示す図であって、図4(F)の次の状態を示す図である。 パネル供給テーブル周辺の側面模式図である。 揺動手段の動作を説明するための図であって、(A)はパネル供給テーブルの移動速度がドラムの接線速度よりも速い場合、(B)は(A)の逆の場合の図である。 (A)(B)はそれぞれシフト回転をするフィルム貼付装置の変形例を示す側面模式図である。 フィルム供給手段、パネル供給手段の位置を天地反転させたフィルム貼付装置の変形例を示す側面模式図である。 複数同時貼付を行う場合のドラムの斜視図である。 (A)(B)はそれぞれ、パネル供給テーブルに先付部材を設けた変形例に係るフィルム貼付装置の貼付動作の途中状態を示す図である。 インデックス方式を採用した従来のフィルム貼付装置の平面模式図である。 図12に示すフィルム貼付装置の貼付動作を説明するための図であって、(A)は貼付開始直後、(B)は貼付終了間際の状態を示す図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明に係るフィルム貼付装置の好ましい実施形態について説明する。
図1は、本発明に係るフィルム貼付装置の側面模式図である。同図に示すように、フィルム貼付装置1は、制御部(不図示)の制御下でドラム中心軸7を中心に時計回りに回転し、時には反時計回りにも回転し得る円筒状のドラム5を備える。そして、ドラム5の周りには、フィルム供給手段2と、剥離手段3と、パネル供給手段4とが備えられている。フィルム供給手段2はドラム5の下方に配置され、パネル供給手段4はドラム5の上方、すなわちフィルム供給手段2にほぼ対向する位置に配置されている。また、剥離手段3は、フィルム供給手段2およびパネル供給手段4のほぼ中間位置に配置されている。
ドラム5の外周面には、周方向全域に亘って吸着シート6が設けられている。吸着シート6は、フィルム供給手段2によって供給された偏光フィルム(例えば、20a)を保持するためのものである。図2(A)に示すように、吸着シート6は基材6aと吸盤層6bとからなり、吸盤層6bが外側となるようにドラム5の表面に設けられる。
吸盤層6bは合成樹脂からなり、図2(B)に示すように、数10μm径の微細孔が1cmあたり約1万個形成されている。微細孔は吸盤として機能し、平坦な部材(本発明においては、偏光フィルム)を繰り返し吸着保持することができる。上記微細孔のサイズおよび密度は一例であって、いずれも必要な吸着力に応じて適宜変更することができる。このような吸着シート6としては、例えば、窓ガラス等の平坦な場所へのポスター等の貼り付けおよび貼り替えを容易にするべく、ポスター等の裏面側に設けられるシートを適用することができる。
・再び図1を参照して、フィルム貼付装置1のフィルム供給手段2は、フィルム供給テーブル8と押圧ローラ9とを備える。フィルム供給テーブル8上には、上流側の装置等から搬送されてきたセパレータ21a付きの偏光フィルム20aが載置されている。同図に示すように、偏光フィルム20aは、セパレータ21aを下側(フィルム供給テーブル8側)に向けて載置されている。
フィルム供給テーブル8は、制御部の制御下で上下方向に移動可能となっており、ドラム5が所定の回転位置で一時停止すると上昇し、偏光フィルム20aをドラム5の表面に設けられた吸着シート6に押し付けて、これにより偏光フィルム20aを吸着シート6に保持させる(供給する)。偏光フィルム20aの供給が完了すると、フィルム供給テーブル8は下方へ退避する。そして、フィルム供給テーブル8上には、次に供給するべき偏光フィルムが載置される。
押圧ローラ9は、ドラム5の表面に設けられた吸着シート6から所定距離をおいた位置に配置されている。フィルム供給テーブル8から供給された偏光フィルム20aは、剥離手段3に向かう途中の比較的早い段階で押圧ローラ9と吸着シート6との間を通過する。これにより、偏光フィルム20aは、端部が捲れたりすることもなく、吸着シート6にしっかりと保持される。
剥離手段3は、剥離ローラ10と剥離テープ11とを備える。剥離ローラ10は、ドラム5の表面に設けられた吸着シート6から所定距離だけ離間した近接位置(図1に示す位置)と、それよりも吸着シート6から遠ざかった退避位置とをとる。剥離ローラ10は、制御部の制御下で上記2つの位置の間を移動する。また、剥離テープ11は、剥離ローラ10が反時計周りに回転するとそれにしたがって走行する。
フィルム供給手段2から搬送されてきた偏光フィルム20bおよびセパレータ21bは、パネル供給手段4に向かう途中で近接位置をとる剥離ローラ10(剥離テープ11)と吸着シート6との間を通過する。これにより、セパレータ21bが剥離テープ11に付着して剥離され、セパレータ21bによって覆われていた偏光フィルム20bの接着面22が露出する。
なお、吸着シート6の吸着力(本実施例では、5.1N/cm)は、セパレータ21bを偏光フィルム20bから剥離させるのに必要な力(本実施例では、0.4N/cm)よりも大きく設定されている。したがって、セパレータ21bを剥離する際に、吸着シート6から偏光フィルム20bが剥がれてしまうことはない。
パネル供給手段4は、パネル供給テーブル12を備える。パネル供給テーブル12は、制御部の制御下で上下方向および水平方向(ドラム5の最上部の接線方向)に移動可能となっている。液晶パネル23は、パネル供給テーブル12の下面に保持されて供給される。パネル供給テーブル12は、例えば、真空吸着により液晶パネル23を保持する。
パネル供給テーブル12は、ドラム5が所定の回転位置で一時停止すると下方に移動し、保持している液晶パネル23の貼始端部を吸着シート6によって保持されている偏光フィルム20cの接着面22に押し付ける。そして、その後、ドラム5が時計周りに回転するとともに、その回転速度に合せてパネル供給テーブル12が水平方向に移動し、液晶パネル23に偏光フィルム20cが貼り付けられていく。
なお、吸着シート6の吸着力(本実施例では、5.1N/cm)は、パネル供給テーブル12の真空吸着力(本実施例では、10.2N/cm)よりも小さく設定されている。したがって、貼付の最中に液晶パネル23がパネル供給テーブル12から脱落したりすることはなく、偏光フィルム20cは、吸着シート6側から液晶パネル23側に確実に引き渡される。
以上のように、本発明に係るフィルム貼付装置1によれば、パネル供給テーブル12に保持されている液晶パネル23に偏光フィルム20cを貼り付けることができる。貼付が終了すると、パネル供給テーブル12は、液晶パネル23と偏光フィルム20cとからなる貼付後のものを下流側の装置等に搬送する。
続いて、図3〜図5を参照して、本発明に係るフィルム貼付装置の貼付動作をさらに詳細に説明する。なお、貼付は、図3〜図5の(A)→(B)→・・・→(G)の順に進行する。また、各図面におけるドラムの回転角度は、時計回りの回転を正、反時計周りの回転を負で表すものとする。
図3(A)において、偏光フィルム20a(およびセパレータ21a)を載せたフィルム供給テーブル8が上昇すると、偏光フィルム20aはドラム5の表面に設けられた吸着シート6の吸着位置Paに押し付けられ、保持される。
偏光フィルム20aが保持されると、図3(B)に示すように、ドラム5が反時計回りにα°回転するとともに、フィルム供給テーブル8が下方に退避する。α°は、例えば10°である。α°の決定方法については、後で詳細に説明する。
その後、ドラム5は吸着シート6によって偏光フィルム20a(およびセパレータ21a)を保持したまま時計回りに90+α°回転し、図3(C)に示す状態となる。このドラム5の回転の途中で、偏光フィルム20aは押圧ローラ9を通過して吸着シート6にしっかりと保持される。
また、図3(C)においては、フィルム供給テーブル8の上昇により、次の偏光フィルム20bが吸着シート6の吸着位置Pbに保持される。最初の偏光フィルム20aが供給されてから偏光フィルム20bが供給されるまでの間に、ドラム5は−α°の回転と、90+α°の回転を行っているので、結局、吸着位置PaとPbとは、90°ずれた位置関係にある。
偏光フィルム20bが保持されると、図4(D)に示すように、ドラム5が−α°回転するとともに、フィルム供給テーブル8が下方に退避する。これとともに、剥離ローラ10が移動して近接位置をとり、剥離テープ11と最初の偏光フィルム20aのセパレータ21aとを付着させる。
ドラム5が90+α°回転すると、セパレータ21aが剥離されて接着面が露出した偏光フィルム20aは図4(E)に示す位置に搬送される。セパレータ21aを剥離し終えた剥離ローラ10は、再び退避位置に戻る。吸着シート6の吸着位置Pcには、次の偏光フィルム20cが供給される。また、図4(E)においては、パネル供給テーブル12が移動し、液晶パネル23aを貼付位置の上方まで移動させる。
その後、ドラム5が−α°回転し、パネル供給テーブル12の下降と、フィルム供給テーブル8の退避と、剥離ローラ10の近接位置への移動とがほぼ同時に行われ、図4(F)に示す状態となる。剥離ローラ10が近接位置をとると、剥離テープ11と偏光フィルム20bのセパレータ21bとが付着する。また、パネル供給テーブル12が下降すると、液晶パネル23aの貼始端部が偏光フィルム20aの接着面に押し付けられる。
同図に示すように、液晶パネル23aと偏光フィルム20aとは、ほぼα°の角度をなす。この角度が大き過ぎると液晶パネル23aと接着面とが“線”で接することになり、接着力が不十分となるので、図5(G)においてドラム5を回転させる際に貼付位置にずれが生じやすくなる。また、この角度が小さ過ぎると液晶パネル23aと接着面とが“大きな面”で接することになり、液晶パネル23aと偏光フィルム20aとの間に気泡が混入しやすくなる。角度αは、上記2つの問題が顕著とならないように、実験的に決定される。
その後、ドラム5の90+α°の回転と当該回転に合せたパネル供給テーブル12の水平移動とが同期的に行われ、液晶パネル23aに偏光フィルム20aが貼り付けられる。図5(G)に示すように、貼り付けが完了すると、パネル供給テーブル12は下流側の装置等に貼付後のものを搬送し、その後、新たな液晶パネル23bを貼付位置の上方に移動させる。これとともに、フィルム供給テーブル8は新たな偏光フィルム20dを供給する。また、偏光フィルム20bのセパレータ21bを剥離し終えた剥離ローラ10は、退避位置に移動する。
以上のように、本発明に係るフィルム貼付装置1によれば、ドラム5が90+α°の回転と−α°の回転とを繰り返しながら、連続的に供給される液晶パネルおよび偏光フィルムを貼り付けることができる。
パネル供給テーブル12を含むパネル供給手段4は、具体的には図6に示すような構成となっている。すなわち、パネル供給手段4は、走行手段15と、パネル供給テーブル12と、揺動手段17とを備えている。走行手段15はフィルム貼付装置1の天井部13に設けられている。また、天井部13には、ドラム5の最上部の接線方向(以下、“貼付方向”という)に延びるラック付きレール14が設けられ、走行手段15はモータ16とこれに接続された歯車16aとを備えている。モータ16が回転すると、歯車16aとレール14のラックとが係合し、走行手段15はレール14に沿って貼付方向に走行する。
パネル供給テーブル12は複数の吸着ノズル(不図示)を有し、その平坦な下面において液晶パネルを真空吸着によって保持する。
揺動手段17は走行手段15とパネル供給テーブル12との間に設けられ、走行手段15に対してパネル供給テーブル12を貼付方向に揺動可能に接続するとともに、その揺動を所定の範囲内に規制する。具体的には、揺動手段17は、パネル供給テーブル12側に設けられた揺動ピン18a、18bと、走行手段15側に設けられた規制ピン19a、19bと、規制ピン19aを突き出させるエアシリンダ19とを備える。
図6(A)に示すように、揺動ピン18a、18bおよび規制ピン19a、19bは同一軸上に配置されている。また、走行手段15とパネル供給テーブル12との間には、不図示の弾性部材が設けられ、パネル供給テーブル12は、中心線X−Xと規制ピン19aとの距離Daと、中心線X−Xと規制ピン19bとの距離Dbとが等しくなるように付勢されている。このため、特に外的要因が何もなければ、揺動ピン18aと規制ピン19a、および揺動ピン18bと規制ピン19bは、同程度の間隔をおいて離間している(Da≒Db)。
本発明に係るフィルム貼付装置1では、パネル供給テーブル12が走行手段15に対して揺動可能となっているために、貼付中に、走行手段15の移動速度V2と偏光フィルム20の移動速度V1(ドラム5の貼付位置における接線速度)とにずれが生じても、そのずれを吸収し、液晶パネル23や偏光フィルム20に負荷がかかるのを防止することができる。
例えば、図7(A)は、ドラム5の半径rが設計値よりも僅かに短いために、速度V1がV2よりも遅い場合であるが、この場合、パネル供給テーブル12(液晶パネル23)は偏光フィルム20の速度V1に合せて移動する。すなわち、距離DaとDbは、Da<Dbの関係となり、パネル供給テーブル12は走行手段15から僅かに遅れて移動することになる。
また、図7(B)は、ドラム5の半径rが設計値よりも僅かに長いために、速度V1がV2よりも速い場合であるが、この場合も、パネル供給テーブル12(液晶パネル23)は偏光フィルム20の速度V1に合せて移動する。すなわち、距離DaとDbは、Da>Dbの関係となり、パネル供給テーブル12は走行手段15よりも僅かに先行して移動することになる。
なお、パネル供給テーブル12を揺動可能にする必要がない場合は、エアシリンダ19によって規制ピン19aが突き出され(図6(B)参照)、揺動ピン18aと規制ピン19a、および揺動ピン18bと規制ピン19bがそれぞれ当接した状態とされる。これにより、パネル供給テーブル12の揺動は規制され、走行手段15およびパネル供給テーブル12を同じ速度で移動させることができる。
以上、本発明に係るフィルム貼付装置の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの構成に限定されず、種々の変形例が考えられる。
[変形例1:シフト回転]
ドラム5の回転角度は、−α°および90+α°に限定されない。例えば、図8(A)に示すフィルム貼付装置1Aにおいて、ドラム5は、−α°の回転をした後に92+α°の回転をする。すなわち、偏光フィルムの供給は、ドラム5が92°回転する度に行われる。これにより、同じ吸着位置に偏光フィルムが繰り返し供給されることによる、吸着シート6の早期の劣化を防止することができる。
具体的には、吸着位置P1に偏光フィルム20aが供給されたとして、ドラム5が92+α°の回転を4回行った後に新たな偏光フィルムが供給される吸着位置は、吸着位置P1から8°ずれた吸着位置P2となる。
同様に、ドラム5の回転角度は88+α°とすることもできる(図8(B)参照)。この場合は、吸着位置P1に偏光フィルム20aが供給され、ドラム5が88+α°の回転を4回行った後に新たな偏光フィルムが供給される吸着位置は、吸着位置P1から−8°ずれた吸着位置P3となる。
要するに、吸着シート6の早期の劣化を防止するためには、ある偏光フィルムが供給されてから次の偏光フィルムが供給されるまでのドラム5の回転角度を90°から+/−いずれかの方向にシフトさせておけばよい。なお、吸着シート6の周方向の全ての領域を満遍なく使用するという観点からは、回転角度のシフト量は少なければ少ないほどよく、±5°以下とするのが好ましい。吸着シート6の早期の劣化を防止できれば、メンテナンスの手間やコストを低減することができる。
[変形例2:天地反転]
上記フィルム貼付装置1では、ドラム5の下方から偏光フィルムが供給され、ドラム5の上方で液晶パネルが供給され、そして、ドラム5の上方で貼付が行われるが、これを天地反転させてもよい。すなわち、図9に示すフィルム貼付装置1Cでは、ドラム5の上方から偏光フィルムが供給され、ドラム5の下方で液晶パネルが供給され、そして、ドラム5の下方で貼付が行われる。
また、図1に示すフィルム貼付装置1の下流側に図9に示すフィルム貼付装置1Cを隣接して配置し、フィルム貼付装置1よって一方の面に偏光フィルム20dが貼り付けられた後の液晶パネル23をフィルム貼付装置1Cに供給すれば、途中で液晶パネル23を上下反転させる工程を設けることなく、液晶パネル23のもう一方の面に偏光フィルム20cを効率よく貼り付けることができる。
[変形例3:複数同時貼り付け]
図10に示すように、セパレータ21付きの偏光フィルム20を、ドラム5の幅方向に複数並べて供給することもできる。これにより、複数の偏光フィルム20を同時に貼り付けることができ、スループットを大幅に向上させることができる。
本発明に係るフィルム貼付装置で偏光フィルム20の複数同時貼付を行うためには、ドラム5の幅を同時に貼り付ける偏光フィルム20の数に合せて拡げるだけでよい。したがって、本発明に係るフィルム貼付装置によれば、設置面積の増加を極力抑えながら、複数同時貼付を行うことができる。
[変形例4:先付部材]
図3および図4に示すフィルム貼付装置1では、パネル供給テーブル12が下降すると、液晶パネル23aの貼始端部が偏光フィルム20aの接着面に押し付けられるが(図4(F)参照)、このとき、偏光フィルム20aの端部が押し潰されて変形する場合ある。そこで、図11に示すフィルム貼付装置1Dでは、パネル供給テーブル12の下面(液晶パネル23aを保持する面)に先付部材12aが設けられ、パネル供給テーブル12が下降すると、先付部材12aの平坦な下面が吸着シート6に当接して吸着するようになっている。すなわち、パネル供給テーブル12の下降が先付部材12aによって制限されるために、偏光フィルム20aと液晶パネル23aとは僅かに離間しており、偏光フィルム20aの端部に過大な圧力がかかることがないようになっている。
パネル供給テーブル12が下降した後にドラム5が回転すると、先付部材12aが吸着シート6にしっかりと吸着されているために、パネル供給テーブル12はドラム5の回転に同期して水平移動する。そして、偏光フィルム20aの端部がドラム5の最上端、つまり最も液晶パネル23aに近接した位置に到達すると(図11(B)参照)、偏光フィルム20aと液晶パネル23aとの貼り付けが開始される。
[その他の変形例]
また、液晶パネルおよび偏光フィルムは、それぞれパネル部材およびフィルム部材の一例であり、本発明に係るフィルム貼付装置で貼り付けることができるパネル部材およびフィルム部材はこれらに限定されない。例えば、本発明に係るフィルム貼付装置では、タッチパネルに光学フィルムや機能性フィルムを貼り付けることもできる。
1 フィルム貼付装置
2 フィルム供給手段
3 剥離手段
4 パネル供給手段
5 ドラム
6 吸着シート
7 ドラム中心軸
8 フィルム供給テーブル
9 押圧ローラ
10 剥離ローラ
11 剥離テープ
12 パネル供給テーブル
12a 先付部材
13 天井部
14 レール
15 走行手段
16 モータ
16a 歯車
17 揺動手段
18a、b 揺動ピン
19 エアシリンダ
19a、b 規制ピン
20、20a〜d 偏光フィルム
21、21a〜d セパレータ
22 接着面
23a、b 液晶パネル

Claims (5)

  1. 連続的に供給されるセパレータ付きのフィルム部材から該セパレータを剥離してパネル部材に貼り付けるフィルム貼付装置であって、
    中心軸周りに回転する円筒状のドラムと、
    前記ドラムの外周面の少なくとも一部に設けられ、前記フィルム部材を保持できる程度の吸着力を有する吸盤としての微細孔が形成された吸着シートと、
    前記吸着シートに前記セパレータ付きの前記フィルム部材を保持させるフィルム供給手段と、
    前記ドラムの回転により、前記吸着シートに保持されて搬送されてきたフィルム部材の、前記セパレータが剥離されることによって露出した前記接着面に前記パネル部材の貼始端部を当接させ、その後、前記ドラムの回転にあわせて前記パネル部材を水平方向に移動させるパネル供給手段と、
    を備え
    前記パネル供給手段は、
    前記パネル部材を真空吸着により保持するパネル供給テーブルと、
    水平方向に走行する走行手段と、
    前記走行手段と前記パネル供給テーブルとの間に設けられ、前記パネル供給テーブルを前記走行手段に対して水平方向に揺動可能にする揺動手段と、
    を有することを特徴とするフィルム貼付装置。
  2. 前記吸着シートの前記吸着力は、前記パネル供給テーブルの真空吸着力よりも小さく、かつ前記セパレータを前記フィルム部材から剥離させるのに必要な力よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のフィルム貼付装置。
  3. 前記フィルム供給手段は、前記ドラムが所定角度回転する度に、新たな前記セパレータ付きフィルム部材を前記吸着シートに保持させることを特徴とする請求項1または2に記載のフィルム貼付装置。
  4. 前記所定角度は、90°を±5°を超えない範囲内でシフトさせた角度であることを特徴とする請求項3に記載のフィルム貼付装置。
  5. 前記パネル供給テーブルの前記パネル部材を保持する面には、保持されている前記パネル部材よりも突出した先付部材が設けられており、前記フィルム部材の前記接着面と前記保持されているパネル部材の前記貼始端部とが当接するよりも先に、前記先付部材が前記吸着シートに吸着することを特徴とする請求項1に記載のフィルム貼付装置。
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