JP4885029B2 - 露光描画装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子回路基板、液晶素子用ガラス基板、PDP用ガラス素子基板等、平面基材の表面にパターンを形成する露光描画装置に関する。
例えば電子回路基板(プリント回路基板)は携帯電話、各種モバイル及びパーソナルコンピュータ等に搭載される。これら被搭載機に搭載する基材のパターンは、その解像度及び接続用ランド径、ビア径等が非常に微細に構成される傾向が要求されている。これらの要求に応えて、パターン形成用露光工程では露光装置の光量を増加する必要があり、また光の矯正度を高めて平行光の精度を高める等の必要がある。
その一方で、多品種少量を短期間での生産する要求が強くなっている。従来の露光装置では、コンタクト方式又は投影露光方式でも、パターン形成のためにはマスクが必要であり、そのマスクの準備、管理及び維持の面で要求に応えにくくなってきている。
そこでパターンを構成するデータを、CADデータから直接露光装置の光線の制御信号として利用するダイレクト露光方式とその装置の要求が高まっている。しかし従来のダイレクト露光装置は、光線が被露媒体に照射する光線に405nmレーザを使用するために、被露媒体のパターン形成に係る反応速度が遅かった。そこでこれらの問題を解決する露光描画装置の考案が強く望まれていた。
特開2006−113413 特開2006−343684 特開2006−337475
しかし、従来の露光描画装置は、光線が被露媒体に照射する光線に405nmレーザ光を使用するために、被露媒体のパターン形成に係る反応速度が遅く、回路形成の生産性を妨げていた。また、大型基板である被露光体全面にパターンを形成するには、多数の空間光変調素子を搭載することになり、これらに強いレーザ光を照射することは、コストの観点から問題があった。特許文献2又は特許文献3に開示のパターン描画装置は、小出力の7本のUVランプ光源をファイバで1箇所又は複数の光学系に光線を供給する露光描画装置であるが、被露光体の感光条件に合わせた光線に制御できない問題がある。
本発明の目的は、少数の光源多数の空間光変調素子であるDMD(Digital Micro-mirror Device)素子を搭載して、高い稼働率を確保するとともに、その光源の光量、空間光変調素子の稼動状況を確認し調整できる露光描画装置を提供する。
第1の観点の露光描画装置は、光源を第1光束と第2光束とに分離するための第1開口窓及び第2開口窓が設けられているアパーチャー部材と、第1光束及び第2光束を空間変調する第1及び第2空間光変調手段と、第1空間光変調手段及び第2空間光変調手段により変調された第1光束及び第2光束を被露光体に投影する投影光学系と、アパーチャー部材の近傍で光源の光量を検出する第1光量センサと、投影光学系を透過した第1光束及び第2光束の光量を検出する第2光量センサと、第1光量センサの第1出力情報と第2光量センサの第2出力情報とに基づいてアパーチャー部材から被露光体に至る状況を判断する判断手段と、を備える。
この構成により、第1の観点の露光描画装置は、光束が分岐される前の光源の光量と分岐され投影光学系を通過した光量とを把握できる。従って、判断手段がアパーチャー部材から被露光体に至る状況を判断することができる。
第2の観点の露光描画装置は、第2光量センサは、被露光体ステージに搭載され、投影光学系を透過した第1光束及び第2光束の直下に進入及び退避できる。
この構成により、投影光学系を透過した第1光束及び第2光束の光量を検出する必要がある際に、第2光量センサが、投影光学系を透過した第1光束及び第2光束の直下に進入することができる。また、露光描画の最中には、第2光量センサは退避することができる。
第3の観点の露光描画装置は、第1光束のアパーチャー部材から被露光体に至る光路に設けた第1絞り部と、第2光束のアパーチャー部材から被露光体に至る光路に設けた第2絞り部と、を備え、判断手段は、第2光量センサで検出する第1光束の第1出力情報と第2光束の第2出力情報とに基づいて、第1絞り部又は第2絞り部を調整する。
光源から披露光体に至るまでに複数の光学素子などが介在するので、アパーチャー部材で光束が分岐されると、分岐された第1光束と第2光束との光量を完全に一致させることは困難である。そこで第3の観点の露光描画装置では、絞り部を設けてその絞り部を調整することによって第1光束の光量と第2光束の光量とを一致させることができる。
第4の観点の露光描画装置は、被露光面における経時変化を伴う理想的な光量データを記憶した記憶手段と、第2光量センサの出力情報が記憶手段で記憶されている光量データから所定範囲以上外れている際に稼動状況に関する警告を出力する警告部とを備える。
この構成により、記憶手段は被露光面における経時変化を伴う理想的な光量データを記憶している。このため、経時変化に伴う被露光面での予想される光量と実際の光量とを比較することができる。光源が高圧水銀ランプなどの場合には、経時変化によるランプ寿命などを警告することができる。警告はランプによる警告又は音による警告を含むものである。
第5の観点の露光描画装置は、第1光量センサと第2光量センサとの出力情報が所定範囲から外れている際に、アパーチャー部材から被露光体に至る稼動状況に関する警告を出力する警告部を備える。
第1光量センサが正常な出力情報を出し、第2光量センサが正常範囲外の出力情報を出せば、アパーチャー部材から被露光体に至る稼働状況を把握することができる。
第6の観点の露光描画装置の判断手段は、第2光量センサが検出した第1光束の光量と第2光束の光量とに基づいて、警告部に、第1又は第2空間光変調手段の稼動状況に関する警告を出力させる。
分岐した第1光束及び第2光束は、同じ光量になるはずである、しかし、第2光量センサが検出する第1光束の光量と第2光束の光量とに差異がある場合には、判断手段は、特に定期的に交換する必要のある第1又は第2空間光変調手段の稼動状況に異常があると判断して、警告させることができる。
第7の観点の露光描画装置は、第1及び第2空間光変調手段が投影光学系を透過しない方向に変調した第1光束及び第2光束の光量を検出する第3光量センサを備え、
判断手段は、第2光量センサの出力情報と第3光量センサの出力情報とに基づいて、第1及び第2空間光変調手段から被露光体に至る状況を判断する。
第2光量センサの出力情報と第3光量センサの出力情報とに基づいて、異常箇所が、空間光変調手段であるか、又は投影光学系であるかをより特定できることになる。
第8の観点の露光描画装置は、第3光量センサは、第2光量センサを兼用する。
この構成により、第3光量センサを別途設ける必要がなくなるため、コストダウンを図ることができる。
本発明に係る露光描画装置は、複数の光量センサにより照射光を判断することによって、光源の発光状況と空間変調素子の稼動状態を判断でき、空間変調素子の異常や寿命の警告を発信することによって、安定したパターン形成と安定して装置を稼働することができる。
<露光描画装置の全体構成>
図1は、露光描画装置100を示す概略斜視図である。露光描画装置100は、大別して、第1照明光学系30と、第2照明光学系37と、空間光変調部41と、投影光学系60と、被露光体テーブル90とを有している。本実施形態では、大きな面積の被露光体CBを露光することができるように、2系統の第1照明光学系30−1及び第1照明光学系30−2を備えている。露光描画装置100の第1照明光学系30−1及び第1照明光学系30−2は、第1高圧水銀ランプ10−1及び第2高圧水銀ランプ10−2(図2参照)を有している。
図2は、第1照明光学系30−1及び第1照明光学系30−2を示した概念図である。以下、第1照明光学系30−1及び第1照明光学系30−2は、2系統とも同じ構造であるので1系統の照明光学系30−1を説明する。
第1高圧水銀ランプ10−1は、楕円ミラー11−1の第1焦点位置に配置される。楕円ミラー11−1は、高圧水銀ランプ10から照射されるUV光を効果的に第2焦点位置の方向に反射する。高圧水銀ランプの他、キセノンランプ、又はフラッシュランプを用いてもよい。
第1照明光学系30−1に配置された第1高圧水銀ランプ10−1は、その光出力を所定レベルに安定させるために、露光描画装置100の電源制御部19(図9を参照)により電源が投入されてから切断されるまで、常時所定レベルの照明光を出射する。このため、被露光体CBを露光しない期間は露光光ILが遮光されるように、楕円ミラー11−1の第2焦点位置にはシャッタ13−1が配置されている。シャッタ13−1を楕円ミラー11−1の第2焦点位置に配置する理由は、高圧水銀ランプ10から射出された露光光ILが集束されているためシャッタ13−1の少ない移動量で露光光ILを遮光することができるからである。
第1照明光学系30−1は、コリメートレンズ31−1及びフライアイレンズ32−1などを含み、露光光ILを均一な光強度の光束に成形する。楕円ミラー11−1の第2焦点位置に形成された光源像からの発散光は、まずコリメートレンズ31−1によってほぼ平行光束になり、波長選択フィルタ15−1に入射する。
この波長調整フィルタ15−1は、例えば光量調整用のNDフィルタ、350nm以下と450nm以上との波長をカットするg線h線i線用の透過フィルタ、350nm以下と380nm以上との波長をカットするi線用の透過フィルタ、さらに390nm以下と420nm以上との波長をカットするh線用の透過フィルタ、420nm以下と450nm以上との波長をカットするg線用の透過フィルタ等の複数のフィルタを搭載する。このフィルタ選択は披露光体に塗布されるフォトレジストの種類に応じて決められる
波長が選択された露光光ILは、フライアイレンズ32−1に入射し、光束範囲において照射強度が均一化される。均一化された露光光ILは、4つの開口窓21と光量検出用の検出窓29とを備えるアパーチャー部材20−1に向かう。露光光ILは、アパーチャー部材20−1に対して直交にZ方向から入射し、4つの光束に分割される。全反射ミラー又は全反射プリズムなどの反射光学素子22−1によって、水平方向に反射される。
図1に戻り、アパーチャー部材20−1、アパーチャー部材20−2、反射光学素子22−1及び反射光学素子22−2によって8つに分岐された露光光ILは、全反射ミラー23−1ないし全反射ミラー23−8によってY方向に反射される。全反射ミラー23−1ないし全反射ミラー23−8で反射された露光光ILは、第2照明光学系37−1ないし第2照明光学系37−8に入射する。
第2照明光学系37−1ないし第2照明光学系37−8に入射した露光光ILは、適切な光量及び光束形状に成形されて、空間光変調素子である1列に並んだ8つのDMD素子41−1ないしDMD素子41−8に照射される。DMD素子41−1ないしDMD素子41−8は、供給される画像データにより露光光ILを空間変調する。DMD素子41−1ないしDMD素子41−8で変調された光束は、投影光学系60−1ないし投影光学系60−8を経由して所定の倍率にしてから被露光体CBに照射される。
この投影光学系60は、被露光体CBにおいて8系統の各光路の照明領域を均一にするために、8系統の各光路で微妙に倍率を調整する。また、被露光体CBの大きさに応じて倍率を調整することもできる。露光描画装置100は、合計8本の投影光学系60を備えており、その8本の投影光学系60をX方向に1列に配置する。1列に配置したDMD素子41及び投影光学系60は、製造しやすくまたメンテナンスも容易にできる。
露光描画装置100は、投影光学系60のZ方向下側に、第1照明光学系30、第2照明光学系37及び投影光学系60などを支える筐体95を備える。筐体95上には一対のガイドレールが配置され、それらガイドレール上には被露光体テーブル90が搭載される。この被露光体テーブル90は、図示されない駆動機構、例えばボールネジ等をステッピングモータ等のモータにより駆動させられる。これにより被露光体テーブル90は、一対のガイドレールに沿ってそれらの長手方向であるY方向に、投影光学系60に対して相対移動する。被露光体テーブル90上には被露光体CBとしてフォトレジストが塗布された基板が設置され、この被露光体CBは、被露光体テーブル90上で真空吸着によって固定される。また、大きな披露光体に対しては、合計8系統の投影光学系だけではX方向のすべての領域を露光できない場合がある。従って、被露光体テーブル90はX方向にも移動できるように構成されている。
<第2照明光学系:アパーチャー部材20からDMD素子41まで>
アパーチャー部材20−1及びアパーチャー部材20−2は、金属又はセラミックスなどの低蓄熱性で且つ熱膨張係数の小さい素材で形成される。露光光ILの一部がアパーチャー部材20−1及びアパーチャー部材20−2に照射されるため、熱が蓄積しやすいからである。また、熱膨張によりアパーチャー部材20−1及びアパーチャー部材20−2の大きさが変形しないようにアバーチャー部材に放熱部材を設けても良い。
アパーチャー部は、DMD素子41の数に対応する開口窓21を有している。例えばDMD素子の光反射面は縦14mmで横12mmの矩形の大きさである。このためDMD素子の光反射面に照射される露光光ILは、光反射面に合わせた矩形である必要があり、DMD素子の数に合わせる必要がある。
図3は、第2照明光学系37、DMD素子41及び投影光学系60を示した斜視図である。また、図4は、Y方向から見た反射光学素子22−1及び22−2、並びに全反射ミラー23−1ないし全反射ミラー23−8を示した図である。
アパーチャー部材20−1及びアパーチャー部材20−2を通過したZ方向の光束は、平面鏡又は入射光を表面で反射するプリズムなどの反射光学素子22−1及び反射光学素子22−2で、X方向に反射される。つまり、アパーチャー部材20−1で4つに分岐した露光光ILは、反射光学素子22−1で反射され、光路IL1、光路IL2、光路IL3及び光路IL4にX方向に分岐される。同様にアパーチャー部材20−2で4つに分岐した露光光ILは、反射光学素子22−2で反射され、光路IL5、光路IL6、光路IL7及び光路IL8にX方向に分岐される。分岐された光路IL1ないし光路IL8は、全反射ミラー23−1ないし全反射ミラー23−8で、Y方向に反射させられ、DMD素子41−1ないしDMD素子41−8に向かう。図4に示すように、反射光学素子22−1及び反射光学素子22−2の中央部には、孔部又は遮蔽物のない透過部22Aが設けられる。
全反射ミラー23−1ないし全反射ミラー23−8で反射された光束は、レンズなどの光学素子及び絞り調整部35から構成される第2照明光学系37−1ないし第2照明光学系37−8を経由してDMD素子に導かれる。図3に示すように、分岐された光路IL1、光路IL4、光路IL5及び光路IL8は、それぞれのDMD素子41に至るまでの距離が等しく、分岐された光路IL2、光路IL3、光路IL6及び光路IL7は、それぞれのDMD素子41に至るまでの距離が等しい。しかし、光路IL1、光路IL4、光路IL5及び光路IL8は、光路IL2、光路IL3、光路IL6及び光路IL7と光路長が異なる。DMD素子41−1ないしDMD素子41−8で反射された露光光ILは、投影光学系60−1ないし投影光学系60−8を経由して、被露光体CBに均一な形状で照射する必要がある。つまり、DMD素子41から被露光体CBに至る光路長さは一定にしないと、形成する最終のパターンの解像度、その他の品質が露光光ILを照射する光路ごとに変化してしまうことになる。そこで、全反射ミラー23−1ないし全反射ミラー23−8からDMD素子41−1ないしDMD素子41−8に至る光路IL1ないし光路IL8は、均一の焦点距離になるような光線に矯正してDMD素子41へ投入する。もちろん、図3とは異なり、全反射ミラー23からDMD素子41に至るすべての光路長が異なる場合にはそれぞれに調整する必要がある。
<光量センサ>
本実施例の露光描画装置は、高圧水銀ランプの光量を検出する第1光量センサSS1(第1光量センサSS11およびSS12)と、被露光体CBに照射される光量を検出する第2光量センサSS2(第2光量センサSS21およびSS22)と、DMD素子の状態を検出する第3光量センサSS3(第1光量センサSS31およびSS32)と、を有している。
図4に示すように、本実施例の露光描画装置100は、第1高圧水銀ランプ10−1と第2高圧水銀ランプ10−2との光量を検出するため第1光量センサSS11及び第1光量センサSS12を有している。
第1光量センサSS11及び第1光量センサSS12は、アパーチャー部材20−1及びアパーチャー部材20−2の検出窓29の下に配置する。高圧水銀ランプ10の光量を検出するとともにできるだけDMD素子41に近い箇所に配置することで、第1照明光学系30を構成する光学素子などの減衰の影響を受けないようにしている。
具体的には、アパーチャー部材20のZ方向の下側には反射光学素子22が配置される。反射光学素子22は、Z方向からの露光光ILをX方向に全反射させる。つまり、反射光学素子22の反射面はX−Y平面に対して45度傾いている。また、反射光学素子22の反射面は開口窓21の大きさに合わせても良いし、隣り合う開口窓21と共用の反射面であってもよい。その反射光学素子22は、検出窓29の下方に透過部22Aが形成されている。第1光量センサSS11及び第1光量センサSS12はその透過部22A下方の空洞に配置される。
第2光量センサSS21及び第2光量センサSS22(図9参照)は、被露光体テーブル90に2つ載置される。第2光量センサSS21と第2光量センサSS22との間隔は、投影光学系60−1と投影光学系60−2との間隔と同一である。従って、第2光量センサSS21及び第2光量センサSS22それぞれが、一度にそれぞれの光量を検出することができる。
被露光体テーブル90の移動に伴って、第2光量センサSS21及び第2光量センサSS22は、被露光体CBが載置される同一面内でXY方向に移動することができる。1つのDMD素子41が被露光体CBの方向に光路を向けて、所定の位置に露光光ILを照射し、その所定の位置に被露光体テーブル90上の第2光量センサSS21及び第2光量センサSS22が移動することで、被露光体テーブル90面での光量を測定できる。他の6つのDMD素子41に対しても同様である。
なお、第2光量センサSS2は、1つであっても良い。この場合には、8系統の投影光学系60に対応する所定の位置まで移動する必要があるがコストを下げることができる。一方、8つの第2光量センサSS21ないし第2光量センサSS28を被露光体テーブル90上に設けても良い。この場合には、1度で8系統の光量を検出することができるが、8つの第2光量センサSS21ないし第2光量センサSS28の感度を調整しておく必要がある。
第3光量センサSS31及び第3光量センサSS32(図9参照)は、本実施例では、上記第2光量センサSS2と兼用することができるようになっている。DMD素子41のマイクロミラーMすべてが、投影光学系60の方向でなく、所定角度に傾いて投影光学系60を介さないで、直接第3光量センサSS31及び第3光量センサSS32に入射するようになっている。第3光量センサSS3は、上記第2光量センサSS2と兼用することなく、DMD素子41の近傍に配置してもよい。DMD素子41の近傍の壁面などの固定部材に第3光量センサSS3を配置する場合には、8系統それぞれに第3光量センサSS3を配置する。第2光量センサSS2及び第3光量センサSS3の出力状況を把握することで、DMD素子へ入射している光量又はマイクロミラーMの異常を検査することができる。
<絞り調整部>
図5は、第2照明光学系37の1系統の断面を示した図である。
アパーチャー部材20、反射光学素子22及び全反射ミラー23で反射された光束ILは、レンズなどの光学素子及び絞り調整部35から構成される第2照明光学系37を経由してDMD素子41に導かれる。
図5に示すように、絞り調整部35は、光軸に直交する位置に絞り窓を設けて、4分岐された各光束が被露光体CBに照射する光量を均一になるようにこの絞り窓の面積を設定する。この絞り部の面積の設定は、予め設定した固定開口しても良いが、モータ等で駆動する方式としても良い。
絞り調整部35には、高圧水銀ランプのほぼ1/4の光量、即ち熱量が、絞り窓に投入されることになる。この絞り窓が光束ILの光量を均一にするように絞り窓の面積を調整すると、絞り窓の内径の縁が光束ILを遮光するので、絞り調整部35に熱が発生する。このため絞り調整部35に羽状の放熱部35Fを設け、冷却ノズルで冷媒を吹き付けて絞り調整部35の温度上昇を規制する。この絞り調整部35に取り付ける放熱部35Fは、複数の羽状の平板で構成しても良い。
第2照明光学系37を通過した光束ILは、ミラー39でZ方向に反射され、反射プリズム43に導かれる。反射プリズム43では、反射角を変えることによって、入射した光束ILをDMD素子41に導くとともに、DMD素子41のマイクロミラーMで反射された光束ILを、投影光学系60の方向に反射する。
<DMD素子>
図6(a)は、1つのDMD素子41の斜視図を示し、(b)は、マイクロミラーMの動作を示した図である。
本実施例の露光描画装置100は、8個のDMD素子41を有しており、その1つのDMD素子41の光反射面は、例えば1024×1280のマトリクス状に配列された1310720個のマイクロミラーMから構成される。DMD素子41は、X方向に沿って1024個、Y方向に沿って1280個のマイクロミラーMが配列され、例えばX方向に約12mmY方向に約14mmの光反射面を有する。個々のマイクロミラーMのサイズは、例えば11.5μm角である。
このDMD素子41は、例えばウェハ42上にアルミスパッタリングで作り込まれた、反射率の高い矩形マイクロミラーMを静電気作用により動作させるデバイスである。図6(b)に示すように、それぞれのマイクロミラーMは、対角線を中心に回転傾斜することができ、安定した2つの姿勢に位置決めできる。任意のマイクロミラーM(m,n)(1≦m≦1024,1≦n≦1280)が被露光体CB方向に位置決めされると、そこに入射した露光光ILは投影光学系60に向かって反射される。マイクロミラーM(m,n)が投影光学系60の外側方向に位置決めされると、スポット光は光吸収板(不図示)に向かって反射されて投影光学系60から逸らされる。
<露光描画の動作>
図7及び図8を参照して、露光描画装置100における描画処理について説明する。
図7(a)は被露光体テーブル90に載置された被露光体CBの描画処理の経時変化を示す図であり、図7(b)及び(c)は、スティチングを説明する図である。また、図8は、描画処理のフローチャートである。
破線で囲まれた長方形の領域SP1ないし領域SP8は、8本の投影光学系60−1ないしの投影光学系60−8によってX−Y平面上に照射される露光領域である。X方向に並んだ1列の露光領域SP1ないし露光領域SP8は、被露光体テーブル90がY方向に移動することで、DMD素子41−1ないしDMD素子41−8で空間変調させられたパターンが被露光体CBに露光される。被露光体CBには、フォトレジストもしくはドライフィルムが塗布されている。露光された露光済み領域EXは、被露光体テーブル90がY方向に移動することによって被露光体CBの一方の端部CB−EBまで延びていく。
露光領域SP1ないし露光領域SP8が被露光体CBの端部に到達すると、シャッタ13−1及ぶシャッタ13−2(図2参照)が露光光ILを一時遮る。そして、被露光体テーブル90がX方向に移動して、被露光体CBの未だ露光されていない領域まで移動すると、シャッタ13−1及ぶシャッタ13−2が開き、再び露光領域SP1ないし露光領域SP8が被露光体CBに照射される。そして、被露光体テーブル90がY方向に移動することによって、露光済み領域EXは被露光体CBの端部CB−EAまで延びていく。このように一往復又は数往復することによって、一枚の披露光体CB、例えば電子回路基板に、回路が描画される。
図8のフローチャートで詳細に説明する。
ステップR11において、第1高圧水銀ランプ10−1及び第2高圧水銀ランプ10−2の光量を第1光量センサSS11及び第1光量センサSS12で確認する。電源制御部19は、第1高圧水銀ランプ10−1及び第2高圧水銀ランプ10−2の光量をほぼ均等に制御する。第1高圧水銀ランプ10−1及び第2高圧水銀ランプ10−2の光量をほぼ均等になった後、シャッタ13が露光光ILを遮蔽する。
ステップR12において、被露光体CBのX方向Y方向サイズ及び塗布されているフォトレジストの感度条件などが入力される。
ステップR13において、8本の投影光学系60−1ないしの投影光学系60−8の倍率調整を行う。例えば被露光体CBのX方向の幅が640mmとする。この場合、露光領域SP1のX方向の幅が40mmになるように投影光学系60の倍率を設定すると、1列に並んだ露光領域SP1ないし露光領域SP8は320mmになる。従って、被露光体テーブル90が一往復するとX方向の幅640mmの露光が完了する。なお、この計算例では後述するスティチング領域は考慮していない。実際には、スティチング領域を設けて露光領域SP1のX方向の幅が40mm以上になるように投影光学系60の倍率が設定される。なお、倍率を等倍にしてほぼDMD素子41の幅に相当する12mmまたは14mmに設定しても良い。
ステップR14では、被露光体CBに塗布されているフォトレジスト、高圧水銀ランプ10の光量、及び投影光学系60の倍率などに基づいて、被露光体テーブル90のY方向の移動速度が計算される。
ステップR15において、被露光体テーブル90に被露光体CBが真空吸着される。
ステップR16において、シャッタ13が開放し、露光体CBの露光描画が開始される。
ステップR17において、被露光体テーブル90がY方向に移動する。
ステップR18において、露光領域SP1ないし露光領域SP8が被露光体CBの端部に到達すると、シャッタ13が露光光ILを遮蔽する。この状態で、被露光体CBの半分が露光済み領域EXとなる。
ステップR19において、被露光体テーブル90がX方向に移動する。
ステップR20において、シャッタ13が開放し、露光体CBの露光描画が行われる。
ステップR21において、被露光体テーブル90が−Y方向に移動する。
ステップR22において、再び、露光領域SP1ないし露光領域SP8が被露光体CBの端部に到達すると、シャッタ13が露光光ILを遮蔽する。この状態で、被露光体CBの全面が露光済み領域EXとなる。
ステップR23において、被露光体CBが真空吸着から開放され、被露光体テーブル90から被露光体CBが取り出される。
<スティチング>
次に、スティチングについて説明する。
隣り合う露光領域SPの境目は、光量ムラ及び位置ずれにより、継ぎ目が目立ってしまう。このため、継ぎ目が目立たないように、スティチングが行われる。図7(b)は、図7(a)の露光領域SP6及び露光領域SP7を拡大し、露光領域SP6及びSP7分離した図である。露光領域SP6及び露光領域SP7は、全露光領域EX1と半露光領域EX2とが形成される。
DMD素子41−6のマイクロミラーMは、全露光領域EX1に対しては、回路パターンに従ってすべての露光光ILが被露光体CBに向かうように、回転する。一方、半露光領域EX2に対しては、2度露光されて回路パターンが形成されるように、約半分の露光光ILのみがマイクロミラーMによって被露光体CBに向かうようになっている。DMD素子41−7のマイクロミラーMも、同様な駆動する。このため、隣り合う露光領域SP6及び露光領域SP7の半露光領域EX2が重なると、図7(c)に描かれるように、全露光領域EX1となる。なお、図7(a)において、往路の露光領域SP1の半露光領域EX2と復路の露光領域SP8の半露光領域EX2とが重なるようになっている。
<光量調整>
図9は、露光描画装置100の露光量調整を行い、光学系の異常を検出するブロック図である。説明の簡略化のため、8系統の第2照明光学系37から投影光学系60まで構成のうち、第2照明光学系37−1から投影光学系60−1、第2照明光学系37−2から投影光学系60−2、第2照明光学系37−5から投影光学系60−5、第2照明光学系37−6から投影光学系60−6のブロックを描いてある。
制御部80は、第1電源制御部19−1及び第2電源制御部19−2と接続し、DMD駆動回路83と接続している。さらに、制御部80は、被露光体ステージ駆動回路84と絞り駆動回路85とを接続している。また、制御部80は、記憶回路82、判断回路88及び警告回路89を有している。記憶回路82は、図10に示すような、露光描画装置100の高圧水銀ランプ10の使用時間の経時変化を伴ったテーブル面の照度特性pdを記憶している。露光描画装置100は、2つの高圧水銀ランプ10を有するため、記憶回路82は、さらに第1高圧水銀ランプ10−1の光量と第2高圧水銀ランプ10−2の光量とが制御できる光量範囲prを記憶している。また、記憶回路82は、最低限の光量のしきい値thを記憶している。しきい値thより光量が下がると、露光描画装置100の被露光体CBの露光スピードが落ちてしまい、生産性が下がるからである。
判断回路88は、第1光量センサSS1、第2光量センサSS2及び第3光量センサSS3に基づいて、電源制御部19、被露光体ステージ駆動回路84又は絞り駆動回路85に指示を与えたり、警告回路89に指示を与えたりする。
警告回路89は、露光描画装置100で異常が生じた場合に警告音又は警告ランプで警告を発する。例えば、高圧水銀ランプ10に異常をきたしたり、DMD素子41に異常をきたしたりすると、図10に示す光量線fpdのように照度が急激に落ちてしきい値thを下回る。このような場合に、判断回路88は、第1光量センサSS1、第2光量センサSS2及び第3光量センサSS3の出力に基づいて異常であると判断し、警告回路89に、警告を出力させる。
第1電源制御部19−1及び第2電源制御部19−2は、第1高圧水銀ランプ10−1及び第2高圧水銀ランプ10−2へ供給する電力調整を行う。DMD駆動回路83は、制御部80からの供給される回路パターンの情報に基づいて、DMD素子41の1024×1280のマトリクス状に配列されたマイクロミラーMを駆動する。被露光体ステージ駆動回路84は、被露光体テーブル90を所定の移動速度で駆動する。被露光体ステージ駆動回路85は、8系統の光量が被露光面ですべて同等の照度になるように絞り調整部15を所定の大きさに駆動する。
第1光量センサSS1で検出した高圧水銀ランプ10の光量の出力情報をα1とする。また第2光量センサSS2で検出した各光路の光量の出力情報をα2、第3光量センサSS3で検出した各光路の光量の出力情報をα3とする。
<高圧水銀ランプの稼働状況>
第1光量センサSS1は、第1照明光学系30を経由した高圧水銀ランプ10−1の直接の光量を検出する。第1光量センサSS1の出力情報α1−1及びα1−2から、第1電源制御部19−1及び第2電源制御部19−2は、高圧水銀ランプ10からアパーチャー部材20までの2系統の高圧水銀ランプ10の光量バランスを調整することができる。高圧水銀ランプ10の調整が終わると、アパーチャー部材20−1とアパーチャー部材20−2とにおいて、光量がほぼ等しくなっている。
判断回路88は、第1光量センサSS1の出力情報α1を予め設定した被露光体の感度条件と比較することにより、所定の稼動条件でパターン形成等の露光が可能か判断する。次に、判断回路88は、第1光量センサSS1の出力情報α1を、予め記憶している高圧水銀ランプ10の基準光量と比較すると、高圧水銀ランプ10の発光効率を確認することができる。所定の発光に達している場合に、制御部80は稼動許可情報を出力することができる。稼動許可情報とは、例えばキーボードによる露光設定又は描画設定の許可、マニュアルによる被露光体テーブル90の原点出しの許可などである。仮に、最大の電力供給をしても出力情報α1が所定に達していない場合、高圧水銀ランプ10の寿命もしくは異常、又は電源の異常として、警告回路89が警告を出力する。
本露光描画装置の場合、2つの高圧水銀ランプ10が同じ光量でないと被露光体全体にわたって均一な露光光を照射することができない。そのため、各照明光学系の第1光量センサSS1の2つの高圧水銀ランプ10の出力を比較し、各光学系の電源供給部を制御して、これらの値を同一にすることにより、装置全体が同一の露光光を確保する。
<DMD素子及び投影光学系の稼動状況>
次に第2光量センサSS2は、アパーチャー部材20及び第2照明光学系37、DMD素子41及び投影光学系60を通過した光束の光量を検出する。この場合、被露光体CBに描画をするのではないので、DMD素子41−1の1024×1280のマトリクス状に配列された1310720個のマイクロミラーMをすべて同一角度にし、光束すべてが被露光体方向に向かうように設定する。同様にDMD素子41−2からDMD素子41−8までのマイクロミラーMをすべて同一角度にする。すると、被露光体ステージ90に載置された被露光体CBと同等の面内で、第2光量センサSS2は、8系統の光束の光量をそれぞれ検出することができる。
判断回路88は、すべての8系統でこの第2光量センサS2の出力情報α2−1から出力情報α2−8を検出し、それぞれの出力情報α2−1から出力情報α2−8が図10に示した光量範囲pr内に入っているかを判断する。すべての8系統で第2光量センサSS2からの出力情報は同じになるはずである。仮に第1系統の投影光学系60−1の1つの光学素子に異常があったとすると、第1系統の投影光学系60−1のみ所定の光量に達しておらず、他の7系統の被露光体面では所定の光量に達していることになる。すなわち、判断回路88は、アパーチャー部材20の近傍に配置された第1光量センサSS1では光量が均一であったため、第2光量センサSS2からの出力情報α2−1から出力情報α2−8に基づいて、アパーチャー部材20から投影光学系60を経由した被露光面までの稼動状態の把握することができる。判断回路88は、例えば第1系統の1つの出力情報α2−1が所定範囲に入らず小さい値である場合には、その第1系統のアパーチャー部材20から投影光学系60のどこかに異常があると判断する。
なお、通常、投影光学系60を構成する、反射ミラー、レンズ又はプリズムなどの光学素子は寿命が長い。一方、これらの光学素子と比べてDMD素子41は寿命が短く、DMD素子41は定期的に交換する必要がある。アパーチャー部材20から投影光学系60のどこかに異常があると判断した場合には、警告回路89からDMD素子41が異常又は寿命であると警告するようにしても良い。
本露光描画装置100は、さらに第3光量センサSS3を有している。上述したように第2光量センサSS2と兼用してもよい。DMD素子41のマイクロミラーMを第3光量センサSS3に向けて光量を検出することができる。
1つのDMD素子41−1の光反射面に入射した光束すべてが投影光学系60を透過するように制御したとき、第2光量センサSS2が出力情報α2−1を出力したとする。DMD素子41−1の光反射面に入射した光束すべてが、投影光学系60−1を透過せず直接第3光量センサSS3に入射したとき、第3光量センサSS31が出力情報α3−1を出力したとする。このとき、DMD素子41−1及び投影光学系60−1に異常がなければ、第2光量センサSS2の出力情報α2−1と第3光量センサSS3の出力情報α3−1とはほぼ同じはずである。投影光学系60−1で減衰する光量はわずかだからである。しかし、光量変化が大きければ、DMD素子41−1及び投影光学系60−1に異常があるとして、警告回路89が警告を出力する。
すでに、第2光量センサSS2からの出力情報α2−1から出力情報α2−8がほぼ同じであることが把握されている場合には、投影光学系60−1ないし投影光学系60−8に異常がないことになる。従って、判断回路88は、出力情報α3−1が所定出力と異なる場合には、DMD素子41の個別のマイクロミラーMが正常に稼動していないと判断し、警告回路89が警告を出力する。
図11及び図12は、高圧水銀ランプ10、DMD素子41及び投影光学系60の稼動状況を確認するフローチャートである。
図11のステップS31において、第1光量センサSS11とSS12とにより、高圧水銀ランプ10−1の光量の出力情報α1−1と高圧水銀ランプ10−2の光量の出力情報α1−2とを検出する。
ステップS32において、判断回路88は、光量がしきい値thを超えており、高圧水銀ランプ10−1の光量と高圧水銀ランプ10−2の光量とが同じか否かを判断する。出力情報α1−1と出力情報α1−2とが同じでない場合には、ステップS33に進む。
ステップS33では、第1電源制御部19−1及び第2電源制御部19−2の電力供給を調整して、高圧水銀ランプ10−1の光量と高圧水銀ランプ10−2とが同じ光量になるようにする。高圧水銀ランプ10の光量がほぼ同じであれば、ステップS34に進む。
ステップS34では、8系統のDMD素子41のミラーM方向をすべて投影光学系60の方向に向ける。
ステップS35では、被露光体CBとほぼ同一面の第2光量センサSS2で、披露光面の光束SP1から光束SP8の光量α2−n(n=1〜8)を検出する。
ステップS36において、判断回路88は、光量α2−nが所定範囲pr内に入っているかいないかを判断する。光量α2−nが所定範囲prに入っていなければ、ステップS37又は点線で示すように図12のステップS41のフローへ進む。光量α2−nが所定範囲prに入っていれば、ステップS38に進む。
ステップS37では、所定範囲prに入らなかった系統に対して、警告回路89が異常警告を出力する。第1光量センサSS1では異常がなかったため、アパーチャー部材20から投影光学系60に至るどこかで異常があることになる。ここで警告を出さないで、より異常個所を特定してから警告を出力する場合には、点線で示すようにステップ37をスキップして、図12のステップS41へ進む。
通常、投影光学系60の寿命が長く、DMD素子41は定期的に交換する必要がある。そのため、アパーチャー部材20から投影光学系60のどこかに異常があると判断した場合には、一律にDMD素子41が異常又は寿命であると警告回路89が警告するようにしても良い。
ステップS38では、判断回路88は、光量α2−nが同じか否かを判断する。実際に被露光体CB面において光束SP1から光束SP8の光量α2−n(n=1〜8)は均一でなければならない。光束SP1から光束SP8の光量が均一であれば露光描画を開始することができる。一方、光束SP1から光束SP8の光量α2−n(n=1〜8)は、所定範囲pr内ではあるが、光束SPごとにばらつきがあるような場合には、ステップS39に進む。
ステップS39では、図5に示した絞り調整部35の絞りを調整することで、すべての光束SPを均一にする。
図12のステップS41では、制御部80の指令に基づいて、DMD駆動回路83がマイクロミラーMを駆動する。そして、8系統のDMD素子41のミラーM方向をすべて投影光学系60の外側に向ける。つまり、投影光学系60を介さず、DMD素子41からの直接の反射光量を第3光量センサSS3で検出するようにする。
ステップS42では、第3光量センサSS3で、DMD素子41からの直接の反射光量α3−n(n=1〜8)を検出する。
ステップS43では、判断回路88が、第2光量センサSS2の光量α2−nと第3光量センサSS3の光量α3−nとを比較し、光量α2−nと光量α3−nとが異なるかを判断する。光量α2−nと光量α3−nとが異なる場合にはステップS44に進み、同じ場合にはステップS45へ進む。
ステップS44では、警告回路89が、DMD素子41の異常警告、又は投影光学系60の異常警告を出力する。投影光学系60を介して検出した光量α2−nが所定範囲pr内でなく、光量α2−nがDMD素子41から直接検出した光量α3−nと異なるのであるから、判断回路88は、DMD素子41又は投影光学系60に異常があると判断することができる。投影光学系60の故障はまれであるから、判断回路88は、DMD素子41の寿命又は異常と判断しても良い。
ステップS45では、警告回路89が、アバーチャー部材20からDMD素子41の手前での異常警告を出力する。投影光学系60を介して検出した光量α2−nが所定範囲pr内でなく、光量α2−nと光量α3−nとが同じであるから、判断回路88は、DMD素子41の上流で異常があることが判断できる。さらに、第1光量センサSS1では問題なかったのであるから(ステップS32)、アパーチャー部材20の下流で異常があることが判断できる。
上記実施例では、投影光学系60が固定して披露光体テーブル90が移動する態様を説明したが、投影光学系60側が移動して披露光体テーブル90が固定するようにしてもよい。
また、実施例では、高圧水銀ランプ10は2つであったが、3以上で構成してもよい。さらに、アパーチャー部材20は、1つの光束を4つの光束に分岐したが、2つ以上に分岐するアパーチャー部材であれば、分岐数に制限はない。
本発明の露光描画装置100を示す概略斜視図である。 第1照明光学系30−1及び30−2を示した概念図である。 第2照明光学系37、DMD素子41及び投影光学系60を示した斜視図である。 Y方向から見た反射光学素子22−1及び22−2、並びに全反射ミラー23−1ないし全反射ミラー23−8を示した図である。 第2照明光学系37の断面を示した図である。 (a)は、1つのDMD素子41の斜視図を示し、(b)は、マイクロミラーMの動作を示した図である。 (a)は被露光体テーブル90に載置された被露光体CBの描画処理の経時変化を示す図であり、(b)及び(c)は、スティチングを説明する図である。 描画処理のフローチャートである。 露光描画装置100の露光量調整を行い、光学系の異常を検出するブロック図である。 経時変化を伴ったテーブル面の照度特性pdのグラフである。 高圧水銀ランプ10、DMD素子41及び投影光学系60の稼動状況を確認するフローチャートである。 高圧水銀ランプ10、DMD素子41及び投影光学系60の稼動状況を確認するフローチャートである。
符号の説明
10; 高圧水銀ランプ, 11; 楕円ミラー, 19; 電源制御部
20; アパーチャー部材, 21: 開口窓, 29; 検出窓
22; 反射光学素子, 22H; 透過領域
23; 全反射ミラー
30; 第1照明光学系, 35; 絞り調整部 37; 第2照明光学系
41; DMD素子,
60; 投影光学系
80; 制御部, 82; 記憶回路, 83; DMD駆動回路
84; 被露光体ステージ駆動回路,85; 絞り駆動回路, 88; 判断回路,
89; 警告回路
90; 被露光体テーブル
CB; 被露光体
IL; 露光光
SS1; 第1光量センサ,SS2; 第2光量センサ,SS3; 第3光量センサ,
SP; 露光領域

Claims (8)

  1. 光源から照射された紫外線で被露光体ステージに載置された被露光体を描画する露光描画装置において、
    前記光源を第1光束と第2光束とに分離するための第1開口窓及び第2開口窓が設けられているアパーチャー部材と、
    前記第1光束及び第2光束を空間変調する第1及び第2空間光変調手段と、
    前記第1空間光変調手段及び第2空間光変調手段により変調された第1光束及び第2光束を前記被露光体に投影する投影光学系と、
    前記アパーチャー部材の近傍で、前記光源の光量を検出する第1光量センサと、
    前記投影光学系を透過した第1光束及び第2光束の光量を検出する第2光量センサと、
    前記第1光量センサの第1出力情報と前記第2光量センサの第2出力情報とに基づいて、前記アパーチャー部材から前記被露光体に至る状況を判断する判断手段と
    を備えることを特徴とする露光描画装置。
  2. 前記第2光量センサは、前記被露光体ステージに搭載され、前記投影光学系を透過した第1光束及び第2光束の直下に進入及び退避できることを特徴とする請求項1に記載の露光描画装置。
  3. 前記第1光束の前記アパーチャー部材から前記被露光体に至る光路に設けた第1絞り部と、
    前記第2光束の前記アパーチャー部材から前記被露光体に至る光路に設けた第2絞り部と、を備え、
    前記判断手段は、前記第2光量センサで検出する前記第1光束の第1出力情報と前記第2光束の第2出力情報とに基づいて、前記第1絞り部又は第2絞り部を調整することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の露光描画装置。
  4. 前記被露光面における経時変化を伴う理想的な光量データを記憶した記憶手段と、
    前記第2光量センサの出力情報が前記記憶手段で記憶されている光量データから所定範囲以上外れている際に、稼動状況に関する警告を出力する警告部と
    を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の露光描画装置。
  5. 前記第1光量センサと前記第2光量センサとの出力情報が所定関係から外れている際に、前記アパーチャー部材から前記被露光体に至る稼動状況に関する警告を出力する警告部
    を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の露光描画装置。
  6. 前記判断手段は、前記第2光量センサが検出した前記第1光束の光量と前記第2光束の光量とに基づいて、前記警告部に、前記第1又は第2空間光変調手段の稼動状況に関する警告を出力させることを特徴とする請求項5に記載の露光描画装置。
  7. 前記第1及び第2空間光変調手段が前記投影光学系を透過しない方向に変調した前記第1光束及び第2光束の光量を検出する第3光量センサを備え、
    前記判断手段は、前記第2光量センサの出力情報と前記第3光量センサの出力情報とに基づいて、前記第1及び第2空間光変調手段から前記被露光体に至る状況を判断することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の露光描画装置。
  8. 前記第3光量センサは、前記第2光量センサを兼用することを特徴とする請求項7に記載の露光描画装置。
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