JP4884239B2 - 波長特定方法および分析装置 - Google Patents

波長特定方法および分析装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4884239B2
JP4884239B2 JP2007004896A JP2007004896A JP4884239B2 JP 4884239 B2 JP4884239 B2 JP 4884239B2 JP 2007004896 A JP2007004896 A JP 2007004896A JP 2007004896 A JP2007004896 A JP 2007004896A JP 4884239 B2 JP4884239 B2 JP 4884239B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wavelength
light
specifying
sample
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007004896A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008170339A (ja
Inventor
理 岡林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Beckman Coulter Inc
Original Assignee
Beckman Coulter Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Beckman Coulter Inc filed Critical Beckman Coulter Inc
Priority to JP2007004896A priority Critical patent/JP4884239B2/ja
Priority to CN2007800497811A priority patent/CN101583862B/zh
Priority to PCT/JP2007/072667 priority patent/WO2008084600A1/ja
Priority to EP07832396.1A priority patent/EP2103922A4/en
Publication of JP2008170339A publication Critical patent/JP2008170339A/ja
Priority to US12/500,908 priority patent/US7961324B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4884239B2 publication Critical patent/JP4884239B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/25Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands
    • G01N21/31Investigating relative effect of material at wavelengths characteristic of specific elements or molecules, e.g. atomic absorption spectrometry
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/25Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands
    • G01N21/255Details, e.g. use of specially adapted sources, lighting or optical systems
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T436/00Chemistry: analytical and immunological testing
    • Y10T436/12Condition responsive control

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

この発明は、測光機構が実際に測定する光の波長を特定する波長特定方法および分析装置に関する。
従来、血液や体液等の検体を自動的に分析する装置として、試薬が分注された反応容器に検体を加え、反応容器内の試薬と検体の間で生じた反応を光学的に検出する分析装置が知られている。このような分析装置では、検体を収容した反応容器に光を照射後、反応容器内の液体を通過した所定波長の光の光量をもとに検体の分析を行っている。
ところで、分析装置における分析精度を確保するため、分析装置が実際に測定する光の波長を正確に特定し測定結果に反映させる必要がある。このため、従来、所定の複数の波長においてピークを有するように光を透過させる校正用フィルタの透過光をアレイ型受光素子に受光させて、いずれの受光素子が各ピーク光を受光したかをもとに実際に測定する光の波長を特定する方法が提案されている(特許文献1参照)。また、結果が既知である標準検体の測光結果と、分析装置製造時における標準検体に対する測光結果との差によって、分析装置製造時と比較し測定波長がどの程度ずれているかを確認する方法が提案されている(特許文献2参照)。
特開平6−74823号公報 特開2006−162355号公報
しかしながら、特許文献1にかかる方法を用いた場合、操作者は、波長特定のために分析装置の処理を一度停止させた上で校正用フィルタを含む専用ユニットを分析装置にセットするという通常の分析処理と異なる煩雑な処理を行なわなければならなかった。また、特許文献2にかかる方法においては、分析装置製造時において既に測定波長が所望の波長とずれていた場合には、この波長のずれを確認する手段がないため、分析装置が実際に測定する光の波長を正確に特定できるとは限らなかった。
本発明は、上記した従来技術の欠点に鑑みてなされたものであり、分析装置が実際に測定する光の波長を簡易かつ正確に特定することができる波長特定方法および分析装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明にかかる分析装置は、試料の光学的特性をもとに該試料を分析する分析装置において、特定対象である波長を含む波長域に単調な傾斜をもった吸光度特性を有し、2種以上の濃度を持つ特定用試料に対して各吸光度を測定する測定手段と、前記測定手段によって測定された前記特定用試料の濃度と吸光度との関係を示す直線の傾きを求める演算手段と、予め求められた一つ以上の波長に対する前記特定用試料の濃度と吸光度との関係を示す直線の傾きである基準傾きと、前記演算手段によって演算された傾きとの一致度をもとに前記測定手段が実際に測定する光の波長を特定する特定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる分析装置は、前記特定手段によって特定された前記測定手段が実際に測定する光の波長を出力する出力手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる分析装置は、前記特定用試料は、色素液であることを特徴とする。
また、この発明にかかる波長特定方法は、測光機構が実際に測定する光の波長を特定する波長特定方法において、特定対象である波長を含む波長域に単調な傾斜をもった吸光度特性を有し、2種以上の濃度を持つ特定用試料に対して各吸光度を測定する測定ステップと、前記測定ステップにおいて測定された前記特定用試料の濃度と吸光度との関係を示す直線の傾きを演算する演算ステップと、予め求められた一つ以上の波長に対する前記特定用試料の濃度と吸光度との関係を示す直線の傾きである基準傾きと、前記演算ステップにおいて演算された傾きとの一致度をもとに前記測光機構が実際に測定する光の波長を特定する特定ステップと、を含むことを特徴とする。
また、この発明にかかる波長特定方法は、前記特定ステップにおいて特定された前記測光機構が実際に測定する光の波長を出力する出力ステップをさらに含むことを特徴とする。
また、この発明にかかる波長特定方法は、前記特定用試料は、色素液であることを特徴とする。
本発明によれば、特定対象である波長を含む波長域に単調な傾斜をもった吸光度特性を有し、2種以上の濃度を持つ特定用試料に対して各吸光度を通常の検体と同様の測定方法を用いて実際に測定して求めた特定用試料の濃度と吸光度との関係を示す直線の傾きを、一つ以上の波長に対して予め求められた特定用試料の濃度と吸光度との関係を示す直線の傾きと比較することによって測光機構が実際に測定する光の波長を特定するため、波長特定用の専用ユニットの使用が不要であることから、簡易かつ正確に測光機構が実際に測定する光の波長を特定することが可能になる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態である測光機構が実際に測定する光の波長を特定する波長特定方法および分析装置について、血液や尿等、液体である検体の吸光度をもとに検体を分析する分析装置を例に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付している。
図1は、本実施の形態にかかる分析装置1の構成を示す模式図である。図1に示すように、分析装置1は、分析対象である検体および試薬を反応容器21にそれぞれ分注し、分注した反応容器21内で生じる反応を光学的に測定する測定機構2と、測定機構2を含む分析装置1全体の制御を行うとともに測定機構2における測定結果の分析を行う制御機構3とを備える。分析装置1は、これらの二つの機構が連携することによって複数の検体の生化学分析を自動的に行う。
測定機構2は、大別して検体移送部11、検体分注機構12、反応テーブル13、試薬庫14、読取部16、試薬分注機構17、攪拌部18、測光部19および洗浄部20を備える。
検体移送部11は、血液や尿等、液体である検体を収容した複数の検体容器11aを保持し、図中の矢印方向に順次移送する複数の検体ラック11bを備える。検体移送部11上の所定位置に移送された検体容器11a内の検体は、検体分注機構12によって、反応テーブル13上に配列して搬送される反応容器21に分注される。
検体分注機構12は、鉛直方向への昇降および自身の基端部を通過する鉛直線を中心軸とする回転を自在に行うアーム12aを備える。このアーム12aの先端部には、検体の吸引および吐出を行うプローブが取り付けられている。検体分注機構12は、図示しない吸排シリンジまたは圧電素子を用いた吸排機構を備える。検体分注機構12は、上述した検体移送部11上の所定位置に移送された検体容器11aの中からプローブによって検体を吸引し、アーム12aを図中時計回りに旋回させ、反応容器21に検体を吐出して分注を行う。
反応テーブル13は、反応容器21への検体や試薬の分注、反応容器21の攪拌、洗浄または測光を行うために反応容器21を所定の位置まで移送する。この反応テーブル13は、制御部31の制御のもと、図示しない駆動機構が駆動することによって、反応テーブル13の中心を通る鉛直線を回転軸として回動自在である。反応テーブル13の上方と下方には、図示しない開閉自在な蓋と恒温槽がそれぞれ設けられている。
試薬庫14は、反応容器21内に分注される試薬が収容された試薬容器15を複数収納できる。試薬庫14には、複数の収納室が等間隔で配置されており、各収納室には試薬容器15が着脱自在に収納される。試薬庫14は、制御部31の制御のもと、図示しない駆動機構が駆動することによって、試薬庫14の中心を通る鉛直線を回転軸として時計回りまたは反時計回りに回動自在であり、所望の試薬容器15を試薬分注機構17による試薬吸引位置まで移送する。試薬庫14の上方には、開閉自在な蓋(図示せず)が設けられている。また、試薬庫14の下方には、恒温槽が設けられている。このため、試薬庫14内に試薬容器15が収納され、蓋が閉じられたときに、試薬容器15内に収容された試薬を恒温状態に保ち、試薬容器15内に収容された試薬の蒸発や変性を抑制することができる。
試薬容器15の側面部には、試薬容器15に収容された試薬に関する試薬情報が記録された記録媒体が付されている。記録媒体は、符号化された各種の情報を表示しており、光学的に読み取られる。試薬庫14の外周部には、この記録媒体を光学的に読み取る読取部16が設けられている。読取部16は、記録媒体に対して赤外光または可視光を発し、記録媒体からの反射光を処理することによって、記録媒体の情報を読み取る。また、読取部16は、記録媒体を撮像処理し、撮像処理によって得られた画像情報を解読して、記録媒体の情報を取得してもよい。
試薬分注機構17は、検体分注機構12と同様に、検体の吸引および吐出を行うプローブが先端部に取り付けられたアーム17aを備える。アーム17aは、鉛直方向への昇降および自身の基端部を通過する鉛直線を中心軸とする回転を自在に行う。試薬分注機構17は、試薬庫14上の所定位置に移動された試薬容器15内の試薬をプローブによって吸引し、アーム17aを図中時計回りに旋回させ、反応テーブル13上の所定位置に搬送された反応容器21に分注する。攪拌部18は、反応容器21に分注された検体と試薬との攪拌を行い、反応を促進させる。
測光部19は、所定の測光位置に搬送された反応容器21に光を照射し、反応容器21内の液体を透過した光を分光し、反応液に特有の波長の吸光度を測定する。この測光部19による測定結果は、制御部31に出力され、分析部33において分析される。また、測光部19は、特定対象である波長を含む波長域に単調な傾斜をもった吸光度特性を有し、2種以上の濃度を持つ特定用サンプルに対して各吸光度を測定する。
洗浄部20は、図示しないノズルによって、測光部19による測定が終了した反応容器21内の混合液を吸引して排出するとともに、洗剤や洗浄水等の洗浄液を注入および吸引することで洗浄を行う。この洗浄した反応容器21は再利用されるが、検査内容によっては1回の測定終了後に反応容器21を廃棄してもよい。
つぎに、制御機構3について説明する。制御機構3は、制御部31、入力部32、分析部33、記憶部35、出力部36および送受信部37を備える。測定機構2および制御機構3が備えるこれらの各部は、制御部31に電気的に接続されている。
制御部31は、CPU等を用いて構成され、分析装置1の各部の処理および動作を制御する。制御部31は、これらの各構成部位に入出力される情報について所定の入出力制御を行い、かつ、この情報に対して所定の情報処理を行う。
入力部32は、キーボード、マウス等を用いて構成され、検体の分析に必要な諸情報や分析動作の指示情報等を外部から取得する。分析部33は、測光部19から取得した吸光度測定結果に基づいて検体の成分分析等を行う。
特定部34は、測光部19が実際に測定する光の波長を特定する。まず、特定部34は、測光部19によって測定された特定用サンプルの濃度と吸光度との関係を示す直線の傾きを求める。そして、特定部34は、基準傾きと、演算した傾きとを比較し測定手段が実際に測定する光の波長を特定する。この基準傾きは、一つ以上の波長に対して予め求められた特定用サンプルの濃度と吸光度との関係を示す直線の傾きである。基準傾きは、特定対象である波長ごとにそれぞれ求められている。基準傾きは、測光部19における受光感度よりも高い受光感度を有する測光装置によって波長ごとに測定された特定用サンプルの各濃度の吸光度をもとに求められる。特定部34は、各基準傾きと、演算した傾きとの一致度をもとに測光機構が実際に測定する光の波長を特定する。本実施の形態においては、2種以上の濃度の特定用サンプルに対して通常の検体に対する測定処理と同様の測定処理を行ない、各濃度の特定用サンプルの吸光度をもとに測光部19が実際に測定する光の波長を特定する。
記憶部35は、情報を磁気的に記憶するハードディスクと、分析装置1が処理を実行する際にその処理にかかわる各種プログラムをハードディスクからロードして電気的に記憶するメモリとを用いて構成され、検体の分析結果等を含む諸情報を記憶する。記憶部35は、一つ以上の波長に対して予め求められた基準傾きを記憶する。記憶部35は、CD−ROM、DVD−ROM、PCカード等の記憶媒体に記憶された情報を読み取ることができる補助記憶装置を備えてもよい。
出力部36は、ディスプレイ、プリンタ、スピーカー等を用いて構成され、検体の分析結果を含む諸情報を出力する。出力部36は、特定部34によって特定された測光部19が実際に測定する光の波長を出力する。送受信部37は、図示しない通信ネットワークを介して所定の形式にしたがった情報の送受信を行うインターフェースとしての機能を有する。
以上のように構成された分析装置1では、列をなして順次搬送される複数の反応容器21に対して、検体分注機構12が検体容器11a中の検体を分注し、試薬分注機構17が試薬容器15中の試薬を分注した後、測光部19が検体と試薬とを反応させた状態の試料の分光強度測定を行い、この測定結果を分析部33が分析することで、検体の成分分析等が自動的に行われる。また、洗浄部20が測光部19による測定が終了した後に搬送される反応容器21を搬送させながら洗浄することで、一連の分析動作が連続して繰り返し行われる。
つぎに、図1に示す測光部19について説明する。測光部19は、図2に示すように、光を照射する光源191と、光源191から照射された光を反応容器21に対して集光するレンズ192と、反応容器21を通過した光をグレーティング195に対して集光するレンズ193,194と、レンズ193,194によって集光された光を分光するグレーティング195と、グレーティング195によって分光された光を波長ごとに絞るスリット部材196と、所定波長光の受光量をそれぞれ検出するフォトダイオード(以下、「PD」とする。)を1次元または2次元に配列しグレーティング195によって分光された各波長の光を受光するフォトダイオードアレイ(以下、「PDA」とする。)197とを備える。通常、血液や尿などの検体を生化学的に分析する分析装置においては、570nm帯域の波長光が測定光の一つとして用いられている。このため、本実施の形態においては、PDA197の各PDが受光する各波長のうち、570nm帯域の光に対して波長を特定する場合を例に説明する。
まず、570nm帯域の光の波長を特定するために用いる特定用サンプルについて説明する。ここで、分析装置1においては、測光部19が測定する570nm帯域の光は調整誤差により、所望の波長から多少の誤差を生じる。たとえば、所望波長570nmに対し、570〜575nmの範囲の誤差がある場合、高い分析精度を維持するためには、測光部19が570nm〜575nmのいずれかの波長の光を測定しているかを特定する必要がある。
本実施の形態においては、570nm帯域の光の波長を特定する特定用サンプルとして、図3に示すように、色素液であるアシッドレッドを用いる。図3に示すように、アシッドレッドは、特定対象である570nm〜575nmの範囲において単調かつ急峻な傾斜をもった吸光度特性を有する。このため、アシッドレッドは、570nm〜575nmの範囲内であれば、吸収波長が1nmしか変化しなかった場合であっても、吸光度に大きな差が生じる。この結果、アシッドレッドの吸光度を用いることによって、アシッドレッドが吸収した光の波長変化を1nm以下の単位で把握することができる。また、アシッドレッドは、570nm〜575nmの範囲において高い吸光度を有するため、希釈した場合であっても測光部19において測定可能である程度に570nm〜575nmの波長の光を吸収できる。したがって、アシッドレッドを各濃度に希釈して570nm〜575nmの各波長の吸光度をそれぞれ測定した場合、波長ごとに濃度と吸光度との関係がそれぞれ求められる。なお、波長特定のために用いる色素液は、吸光度において吸収波長変化に対応した分の変化が認められるため、特定対象である波長範囲において単調な傾斜をもった吸光度特性を有すれば足りる。さらに、実施の形態において例示するアシッドレッドは、特定対象である570nm〜575nmの範囲において急峻な吸光度特性を有するため、吸収波長の微小な変化であっても吸光度に大きな差が生じ、アシッドレッドが吸収した光の波長変化を微小な単位で把握することができる。
図4に、実際に所定濃度の原液を各希釈率で希釈したアシッドレッドの各濃度の吸光度を570nm〜575nmの波長光で測定した結果を示す。図4に示す測定結果は、希釈率を0〜1の間で0.1ずつ変化させて所定濃度の原液を希釈した11種の濃度の各アシッドレッドに対して、570nm〜575nmの各波長の吸光度を測定した場合に対応する。図4に示すように、各波長の光の吸光度とアシッドレッドの各希釈率との関係は、1次関数によって表すことができる。図4に示す直線l570は、570nmの波長の光の吸光度とアシッドレッドの各希釈率との関係を示し、直線l571は、571nmの波長の光の吸光度とアシッドレッドの各希釈率との関係を示し、直線l572は、572nmの波長の光の吸光度とアシッドレッドの各希釈率との関係を示し、直線l573は、573nmの波長の光の吸光度とアシッドレッドの各希釈率との関係を示し、直線l574は、574nmの波長の光の吸光度とアシッドレッドの各希釈率との関係を示し、直線l575は、575nmの波長の光の吸光度とアシッドレッドの各希釈率との関係を示す。なお、これらのアシッドレッドの各濃度の吸光度は、測光部19の受光波長の半値全幅より狭い受光波長の半値全幅を有し高い受光感度を有する分光光度計によって測定されたものである。
図4の直線l570〜直線l575に示すように、570nm〜575nmの各波長の光の吸光度とアシッドレッドの各希釈率との関係を示す直線は、それぞれ異なる傾きを有することが分かる。
図5は、図4に示す570nm〜575nmの各波長に対応する直線における傾きaと切片bとを演算した結果を示す図である。図5に示すように、570nm〜575nmの各波長によって、570nm〜575nmの各波長に対応する直線の傾きaおよび切片bはそれぞれ異なる値となる。この各波長に対応する傾きaの値は、分析装置1内の測光部19よりも高い受光感度を有する分光光度計による測定結果に基づくものであるため、各波長において固有のものとして扱ってもよいと考えられる。図5に示す各波長に対応するアシッドレッドの希釈率と吸光度との関係を示す直線の傾きaは、予め求められて記憶部35内に記憶されている。
特定部34は、実際に測光部19にアシッドレッドの2種以上の希釈率に対する吸光度を測定させ、測光部19によって測定されたアシッドレッドの希釈率と吸光度との関係を示す直線の傾きを演算し、演算した傾きを図5に示す各波長に対応する直線の傾きaと比較することによって、測光部19が実際に測定する光の波長を特定する。
図6を参照して、特定部34が波長を特定する処理内容について説明する。たとえば、希釈率0.3のアシッドレッドと希釈率0.4のアシッドレッドの吸光度を測光部19において測定した場合を例に説明する。この場合、特定部34は、図6の点P13に示す希釈率0.3のアシッドレッドの吸光度および点P14に示す希釈率0.4のアシッドレッドの吸光度をもとに、点P13および点P14を通る直線l1を求め、この直線l1の傾きaを演算する。特定部34は、直線l1の傾きaを演算した後、記憶部35内から図5に示す各波長の傾きを参照し、演算した傾きが一致する波長を判断する。この場合、特定部34は、直線l1の傾きが2.886であると演算したため、矢印Y1に示すように、直線l1は571nmの波長の光に対応すると判断し、測光部19が実際に測定する光の波長は、571nmであると特定する。このように、分析装置1においては、特定用サンプルにおける各波長に固有の吸光度と濃度との関係を示す直線の傾きを用いることによって、現に測光部19が測定する光の波長を正確に特定することができる。
さらに所定期間経過後において、希釈率0.2のアシッドレッド、希釈率0.3のアシッドレッド、希釈率0.4のアシッドレッドの吸光度を測光部19において測定した場合について説明する。この場合、特定部34は、図6の点P22に示す希釈率0.2のアシッドレッドの吸光度、点P23に示す希釈率0.3のアシッドレッドの吸光度および点P24に示す希釈率0.4のアシッドレッドの吸光度をもとに、点P22、点P23および点P24を通る直線l2を求め、この直線l2の傾きaを演算する。特定部34は、直線l2の傾きaを演算した後、記憶部35内から図5に示す各波長の傾きを参照し、演算した傾きが一致する波長を判断する。この場合、特定部34は、直線l2の傾きが2.563であると演算したため、図5において一致する傾きがない。ただし、特定部34は、直線l2の傾きが2.563であるため、直線l2の傾きaと最も値が近い573nm〜574nmの範囲に対応すると判断できる。
そして、特定部34は、演算した直線l2の傾きaと最も値が近い573nmおよび574nmの傾きを用いて、演算した傾きaとの差および比などを演算することによって対応する波長を詳細に特定すればよい。たとえば、特定部34は、演算した直線l2の傾きa(2.563)と波長573nmの傾きa(2.6365)との差分値を求める。つぎに、特定部34は、演算した直線l2の傾きa(2.563)と最も値が近い573nmの傾きa(2.6365)と574nmの傾きa(2.4899)との差分値を求める。特定部34は、573nmの傾きa(2.6365)と574nmの傾きa(2.4899)との差分値に対する、直線l2の傾きa(2.563)と波長573nmの傾きa(2.6365)との差分値の比率を演算し、たとえば、0.1μm単位で直線l2に対応する波長を求めることができる。図6の直線l2の場合には、直線l2の傾きa(2.563)と波長573nmの傾きa(2.6365)との差分値が、573nmの傾きa(2.6365)と574nmの傾きa(2.4899)との差分値に対して、0.5の比率を占める。このため、特定部34は、直線l2をもとに、矢印Y2に示すように、測光部19が実際に測定する光の波長は、573.5nmであると特定できる。この結果、測光部19が実際に測定する光の波長は、571nmに対応する直線l1を演算した前回波長特定時よりも、高波長側に2.5nmずれていることを確認することができる。このように、分析装置1においては、測光部19が測定する光の波長のずれを絶対的に取得することができる。
つぎに、図7を参照して、分析装置1における波長特定処理について説明する。図7に示すように、特定部34は、入力部32から入力された指示情報をもとに、測光部19が実際に測定する光の波長の特定を指示されたか否かを判断する(ステップS2)。この波長特定の指示は、たとえば、操作者による入力部32の操作によって、出力部36を構成するディスプレイ画面上に表示されたメニュー欄から波長特定を指示する選択欄が選択された場合、入力部32から測光部19の波長の特定を指示する指示情報が制御部31に入力される。
特定部34は、測光部19が実際に測定する光の波長の特定を指示されたと判断するまでステップS2の判断を繰り返し、波長特定を指示されたと判断した場合(ステップS2:Yes)、各希釈率で希釈されたアシッドレッドなどの波長特定用サンプルの吸光度測定を測光部19に指示し、測光部19は、波長特定用サンプルの吸光度測定を行い(ステップS6)、測定結果を出力する。次いで、特定部34は、入力部32から入力された情報などをもとに、測光部19によって測定された波長特定用サンプルの各希釈率を取得する(ステップS8)。そして、特定部34は、波長特定用サンプルの希釈率と波長特定用サンプルの吸光度との関係を示す直線を取得し(ステップS10)、この直線の傾きを演算する。つぎに、特定部34は、たとえば図5に例示する、一つ以上の波長に対して予め求められた特定用サンプルの希釈率と吸光度との関係を示す各波長の直線の傾きを基準波長情報として記憶部35内から取得する(ステップS12)。そして、特定部34は、ステップS10において取得した直線の傾きと、ステップS12において基準波長情報として取得した各波長の傾きとの一致度をもとに、測光部19が実際に測定する光の波長を特定する(ステップS14)。出力部36は、特定部34が特定した波長を出力する(ステップS16)。操作者は、出力部36によって出力された特定波長を確認することによって、分析装置1における測光部19が実際に測定する光の波長を認識することができ、測光結果の補正処理を従来よりも適切に行なうことができる。
このように、本実施の形態によれば、特定用サンプルにおける各波長に固有の吸光度と濃度との関係を示す直線の傾きを用いることによって、現に測光部19が測定する光の波長を正確に特定することができる。また、本実施の形態においては、専用の特定用サンプルに対して通常の検体に対する測定処理と同様の測定処理を行ない測光部19が実際に測定する光の波長を特定する。このため、本実施の形態によれば、従来において必要であった波長特定用の専用ユニットが不要であるとともに通常の分析処理と異なる煩雑な処理を行なう必要がないため、測光部19が実際に測定する光の波長を簡易に特定することが可能になる。
なお、特定部34の波長特定処理として、図5を参照し複数の波長における吸光度と濃度との関係を示す直線の傾きを用いて波長を特定した場合について説明したが、これに限らない。特定部34は、たとえば、基準波長である一つの波長における吸光度と濃度との関係を示す直線の傾きを参照し、この傾きと測光部19が実際に測定した特定用サンプルの吸光度と濃度との関係を示す直線の傾きとが一致するか否を判断することによって、測光部19が実際に測定する光の波長が、基準波長と一致、または、ずれているかを特定してもよい。また、実施の形態によれば、測光部19が実際に測定した特定用サンプルの吸光度と濃度との関係を示す直線を求めるため、特定用サンプルの濃度は少なくとも2種あればよい。
また、本実施の形態においては、アシッドレッドを用いて570nm帯域の光の波長を特定する場合を例に説明したが、もちろんこれに限らず、波長特定を所望する帯域に単調な傾斜をもった吸光度特性を有するサンプルの2種以上の濃度の吸光度を実際に測定することによって、波長を特定すればよい。
また、上記実施の形態で説明した分析装置1は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。このコンピュータシステムは、所定の記録媒体に記録されたプログラムを読み出して実行することで分析装置の処理動作を実現する。ここで、所定の記録媒体とは、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」の他に、コンピュータシステムの内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などのように、プログラムの送信に際して短期にプログラムを保持する「通信媒体」など、コンピュータシステムによって読み取り可能なプログラムを記録する、あらゆる記録媒体を含むものである。また、このコンピュータシステムは、ネットワーク回線を介して接続した管理サーバや他のコンピュータシステムからプログラムを取得し、取得したプログラムを実行することで分析装置の処理動作を実現する。
実施の形態にかかる分析装置の要部構成を示す模式図である。 図1に示す測光部における要部を示す模式図である。 特定用サンプルであるアシッドレッドの吸光度特性を示す図である。 所定濃度の原液を各希釈率に希釈したアシッドレッドの各濃度の吸光度を570nm〜575nmの波長光で測定した結果を示す図である。 図4に示す570nm〜575nmの各波長に対応する直線における傾きaと切片bとを演算した結果を示す図である。 図1に示す特定部における波長特定処理を説明する図である。 図1に示す分析装置における波長特定処理の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 分析装置
2 測定機構
3 制御機構
11 検体移送部
11a 検体容器
11b 検体ラック
12 検体分注機構
12a,17a アーム
13 反応テーブル
14 試薬庫
15 試薬容器
16 読取部
17 試薬分注機構
18 攪拌部
19 測光部
20 洗浄部
21 反応容器
31 制御部
32 入力部
33 分析部
34 特定部
35 記憶部
36 出力部
37 送受信部
191 光源
192,193,194 レンズ
195 グレーティング
196 スリット部材
197 PDA

Claims (6)

  1. 試料の光学的特性をもとに前記試料を分析する分析装置であって、
    特定対象である波長を含む波長域に単調な傾斜をもった吸光度特性を有する特定用試料について、複数の異なる濃度を有する複数の特定用試料のそれぞれの吸光度を測定する測定手段と、
    前記測定手段によって測定された前記複数の特定用試料の濃度と吸光度との関係を示す直線の傾きを求める演算手段と、
    前記波長域内の一つ以上の波長に対して予め定義された一つ以上の基準傾きと、前記演算手段によって演算された傾きとの一致度をもとに前記測定手段が実際に測定する光の波長を特定する特定手段
    を備え分析装置。
  2. 前記特定手段によって特定された前記測定手段が実際に測定する光の波長を出力する出力手段をさらに備えた請求項1に記載の分析装置。
  3. 前記特定用試料は、色素液であることを特徴とする請求項1または2に記載の分析装置。
  4. 測光機構が実際に測定する光の波長を特定する波長特定方法であって、
    特定対象である波長を含む波長域に単調な傾斜をもった吸光度特性を有する特定用試料について、複数の異なる濃度を有する複数の特定用試料のそれぞれの吸光度を測定する測定ステップと、
    前記測定ステップにおいて測定された前記複数の特定用試料の濃度と吸光度との関係を示す直線の傾きを演算する演算ステップと、
    前記波長域内の一つ以上の波長に対して予め定義された一つ以上の基準傾きと、前記演算ステップにおいて演算された傾きとの一致度をもとに前記測光機構が実際に測定する光の波長を特定する特定ステップ
    を含波長特定方法。
  5. 前記特定ステップにおいて特定された前記測光機構が実際に測定する光の波長を出力する出力ステップをさらに含む請求項4に記載の波長特定方法。
  6. 前記特定用試料は、色素液である請求項4または5に記載の波長特定方法。
JP2007004896A 2007-01-12 2007-01-12 波長特定方法および分析装置 Expired - Fee Related JP4884239B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007004896A JP4884239B2 (ja) 2007-01-12 2007-01-12 波長特定方法および分析装置
CN2007800497811A CN101583862B (zh) 2007-01-12 2007-11-22 波长确定方法以及分析装置
PCT/JP2007/072667 WO2008084600A1 (ja) 2007-01-12 2007-11-22 波長特定方法および分析装置
EP07832396.1A EP2103922A4 (en) 2007-01-12 2007-11-22 Method for identifying wavelength and analytical apparatus
US12/500,908 US7961324B2 (en) 2007-01-12 2009-07-10 Wavelength identification method and analyzer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007004896A JP4884239B2 (ja) 2007-01-12 2007-01-12 波長特定方法および分析装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008170339A JP2008170339A (ja) 2008-07-24
JP4884239B2 true JP4884239B2 (ja) 2012-02-29

Family

ID=39608498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007004896A Expired - Fee Related JP4884239B2 (ja) 2007-01-12 2007-01-12 波長特定方法および分析装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7961324B2 (ja)
EP (1) EP2103922A4 (ja)
JP (1) JP4884239B2 (ja)
CN (1) CN101583862B (ja)
WO (1) WO2008084600A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008170340A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Olympus Corp 波長特定方法および分析装置
CN102640005B (zh) * 2010-12-03 2014-11-12 株式会社东芝 自动分析装置
KR20170093336A (ko) * 2016-02-05 2017-08-16 삼성전자주식회사 검사장치 및 그 제어 방법
CN109270022B (zh) * 2018-09-14 2020-03-10 山东大学 一种近红外光谱模型的波段选择方法及模型构建方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0674823A (ja) 1992-08-27 1994-03-18 Kubota Corp 分光分析計の波長校正方法
SG43422A1 (en) * 1995-10-10 1997-10-17 Air Liquide Method for stabilizing the wavelength in a laser spectrometer system
ATE464555T1 (de) 1998-06-12 2010-04-15 Radiometer Medical Aps Verfahren zur qualitätskontrolle eines spektrophotometers
US6651015B2 (en) * 1999-11-23 2003-11-18 James Samsoondar Method for calibrating spectrophotometric apparatus
US6711516B2 (en) * 1999-11-23 2004-03-23 Spectromedical Inc. Method for calibrating spectrophotometric apparatus
JP3991267B2 (ja) * 2002-10-08 2007-10-17 アークレイ株式会社 分析装置およびこれの製造方法
US7122299B2 (en) * 2002-11-06 2006-10-17 Fuji Photo Film Co., Ltd. Silver halide photographic light-sensitive material
JP2006162355A (ja) 2004-12-03 2006-06-22 Olympus Corp 装置組込み型光度計の波長確認方法及び自動分析装置
JP2009002864A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Olympus Corp 分析装置および分析方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008170339A (ja) 2008-07-24
CN101583862A (zh) 2009-11-18
CN101583862B (zh) 2011-04-06
EP2103922A1 (en) 2009-09-23
US7961324B2 (en) 2011-06-14
WO2008084600A1 (ja) 2008-07-17
US20100007886A1 (en) 2010-01-14
EP2103922A4 (en) 2017-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007322324A (ja) 分析装置
CN101578522B (zh) 分析装置
CN109416319B (zh) 自动分析装置及自动分析方法
WO2009122993A1 (ja) 血液凝固分析装置、血液凝固分析方法、及びコンピュータプログラム
JP5984290B2 (ja) 自動分析装置
JP3524419B2 (ja) 吸光度測定装置
JP5481402B2 (ja) 自動分析装置
US20100099194A1 (en) Analyzer and analysis method
JP4874827B2 (ja) 分析装置
JP5661124B2 (ja) 自動分析装置
CN104094100A (zh) 自动分析装置
JP4884239B2 (ja) 波長特定方法および分析装置
JP5312834B2 (ja) 血液凝固分析装置、血液凝固分析方法、及び、コンピュータプログラム
JP2008002849A (ja) 分析装置および容器
JP2009281941A (ja) 分析方法及び分析装置
JP2014137319A (ja) 自動分析装置
JP5271929B2 (ja) 自動分析装置
JP7206570B2 (ja) 分析装置
JP2008122316A (ja) 自動分析装置および自動分析装置の検量線表示方法
JP2008170340A (ja) 波長特定方法および分析装置
JP2007322395A (ja) 分析装置、分析方法および分析プログラム
JP2005291726A (ja) 生化学分析装置
JP2007333701A (ja) 分析装置
JP2020128906A (ja) 分析方法、検量線の作成方法、および自動分析装置
JP2008197091A (ja) 分析装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090318

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110912

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111125

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111206

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141216

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4884239

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees