JP4883643B2 - 高gaba含有量のそば種子及びその製造方法 - Google Patents

高gaba含有量のそば種子及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4883643B2
JP4883643B2 JP2008055414A JP2008055414A JP4883643B2 JP 4883643 B2 JP4883643 B2 JP 4883643B2 JP 2008055414 A JP2008055414 A JP 2008055414A JP 2008055414 A JP2008055414 A JP 2008055414A JP 4883643 B2 JP4883643 B2 JP 4883643B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buckwheat
buckwheat seed
seed
gaba content
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008055414A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009207446A5 (ja
JP2009207446A (ja
Inventor
直人 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinshu University NUC
Takano Co Ltd
Original Assignee
Shinshu University NUC
Takano Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinshu University NUC, Takano Co Ltd filed Critical Shinshu University NUC
Priority to JP2008055414A priority Critical patent/JP4883643B2/ja
Publication of JP2009207446A publication Critical patent/JP2009207446A/ja
Publication of JP2009207446A5 publication Critical patent/JP2009207446A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4883643B2 publication Critical patent/JP4883643B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Description

本発明は高GABA含有量のそば種子及びその製造方法に関し、更に詳細にはγ−アミノ酪酸(GABA)が高濃度で含有されている高GABA含有量のそば種子及びその製造方法に関する。
昨今、γ−アミノ酪酸(GABA)は、人体の血圧上昇の抑制等の健康維持又は疾病予防に有効な物質として注目されている。
このため、毎日食する穀物中にGABA含有量を増加させることが検討されている。例えば、下記特許文献1及び特許文献2には、発芽することのない水分量を添加した玄米を20℃以上の温度下で静置して、玄米中にGABA含有量を増加させることが提案されている。
特開2005−52073号公報 特開2007−215504号公報
特許文献1及び特許文献2で提案されているGABA含有量が増加された玄米を食することによって、容易にGABAを摂取できる。
しかし、かかる玄米中のGABA含有量は、高々18mg/100g程度であり、更にGABA含有量を高めた穀物が要望されている。
かかる要望に応えるべく、玄米よりもGABA含有量が高いそば種子を用いることが考えられる。
しかしながら、玄米と同様に、全量吸水可能の水分量を添加したそば種子を20℃以上の温度下で静置したところ、殆どのそば種子が発芽してしまった。この様に、発芽したそば種子中のGABA含有量は低下し且つ食味も低下する。
そこで、本発明は、玄米よりも更にGABA含有量を高めることができ且つ食味も良好な高GABA含有量のそば種子及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明者は、前記目的を達成すべく検討したところ、そば種子の発芽温度は8℃程度であること、8℃よりも低温の流水中にそば種子を浸漬して晒すことによって、そば種子中のGABA含有量が高くなるものの、その程度が低いことを知った。
かかる知見を基にして本発明者は更に検討を重ねた結果、全量吸水可能の水分量を添加したそば種子を非通水性の袋に入れた後、この袋内の大気を排出して、そば種子の雰囲気を嫌気的雰囲気とし、そば種子入りの袋を2〜4℃に保持した冷水中に保存したところ、そば種子中のGABA含有量が著しく増加することを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、全量吸水可能の水分量を添加したそば種子を、氷点以上で且つ発芽することのない温度雰囲気に保持して熟成保存した後乾燥させた発芽していないそば種子であって、前記そば種子中には、30mg/100g以上のγ−アミノ酪酸が含有されていることを特徴とする高GABA含有量のそば種子にある。
また、本発明は、全量吸水可能の水分量を添加したそば種子を、流水と非接触状態として、氷点以上の温度で且つ発芽することのない温度に保持しつつ、嫌気的雰囲気内で熟成保存して、前記そば種子中のγ−アミノ酪酸の含有量を増加させた後、前記そば種子を乾燥することを特徴とする高GABA含有量のそば種子の製造方法でもある。
かかる本発明において、全量吸水可能の水分量を添加したそば種子を、非通水性の袋に入れた後、前記袋内の大気を排出して、前記そば種子の雰囲気を嫌気的雰囲気とすることによって、そば種子に対して、流水と非接触状態として、氷点以上の温度で且つ発芽することのない温度に保持しつつ、嫌気的雰囲気内で容易に熟成保存できる。この熟成保存の温度を5℃以下とすることが好ましい。更に、添加水分量を、そば種子に対して40〜60%の水分量とすることが好ましい。
また、そば種子の乾燥を、60〜80℃の温度で通風乾燥で行うことによって、迅速にそば種子を乾燥でき、そば種子中のGABA含有量の減少を可及的に少なくできる。
かかる本発明において、熟成保存するそば種子に、酢或いはグルタミン酸又はその塩を添加することによって、得られるそば種子中のGABA含有量を更に増加できる。
尚、そば種子として、殻を除去したそば種子を用いることによって、そのまま食用に提供できる。
本発明によれば、全量吸水可能の水分量を添加したそば種子を、氷点以上で且つ発芽することのない温度雰囲気に保持して熟成保存した後乾燥することによって、GABA含有量が30mg/100g以上である発芽していないそば種子を提供することができる。
更に、そば種子は発芽していないため、そば種子の食味を損ねることを防止できる。
本発明に係るそば種子は、製粉して高濃度にGABAを含有するそば粉としてもよく、米と混ぜて雑穀米として食してもよい。
本発明で用いるそば種子としては、日本産のそば種子であってもよく、ダッタンそば種子であってもよい。
かかるそば種子は、殻付きのそば種子であってもよいが、殻を除去したそば種子を用いることによって、得られたそば種子をそのまま食用に提供できるため好ましい。
本発明では、そば種子に全量吸水可能の水分量を添加する。かかる水分量としては、そば種子に対して40〜60%の水分量とすることが好ましい。
ここで、添加水分量が40%未満では、そば種子中のGABA含有量の増加割合が低下する傾向にあり、添加水分量が60%を超えると、そば種子が吸収できる水分量以上の水分が添加されるため、そば種子中のGABA含有量が低下する傾向にある。
このことを図1に示す。図1は、そば種子として信濃1号とタカネルビーとの各々について、所定水分量を添加して4℃で15日間保持した後に、各そば種子中のGABA含有量を測定した測定値の平均値を示した。図1から明らかな様に、添加水分量が80%のそば種子は、添加水分量が40%、60%のそば種子に比較して、GABA含有量が少ない。
この様に、全量吸水可能の水分量を添加したそば種子を、氷点以上で且つ発芽することのない温度雰囲気に保持して熟成保存する。かかる熟成保存の温度としては、5℃以下、特に2〜4℃が好ましい。
ここで、そば種子として信濃1号を用い、添加水分量をそば種子に対して50%とし、そば種子の熟成保存を15日間継続しても、そば種子の発芽は勿論のこと、デンプンの変質も全く見られなかった。
一方、熟成温度を6℃に昇温すると、6日間の熟成保存によって、そば種子中のデンプンの変質が見られた。更に、熟成保存温度を8℃に昇温すると、6日間の熟成保存で略全そば種子が発芽した。
かかる熟成保存は、そば種子を流水と非接触状態で且つ嫌気的雰囲気内で行う。そば種子を流水と接触させて熟成保存すると、そば種子中のGABAが流水中に流出して減少し易い。また、そば種子を好気的雰囲気内で熟成保存すると、そば種子中のGABA含有量の増加速度が低下し易い。
この様に、そば種子を流水と非接触状態で且つ嫌気的雰囲気とするには、全量吸水可能の水分量を添加したそば種子を、プラスチックフィルム袋等の非通水性の袋に入れた後、この袋内の大気を排出し、次いで、袋の入口を密封することによって行うことができる。
かかる袋を、2〜4℃に調整されている水中に浸漬することによって、そば種子を流水と非接触状態で且つ嫌気的雰囲気下で近氷温保存できる。
そば種子を流水と非接触状態で且つ嫌気的雰囲気下で近氷温保存した場合、そば種子中のGABA含有量の遷移状況を図2に示す。図2の矢印Aで示す曲線が、そば種子(信濃1号)を4℃で熟成保存したそば種子中のGABA含有量の変化を示す。図2から明らかな様に、そば種子中のGABA含有量は、熟成保存開始から5日目程度まで急激に増加し、5日目以降から15日目までは漸増し、16日目以降では漸減している。
従って、そば種子を流水と非接触状態で且つ嫌気的雰囲気下で近氷温保存(熟成保存)の期間を5〜15日、特に6〜15日とすることが好ましい。
この様に、所定期間の熟成保存したそば種子を、含有するGABAの含有量を減少させないように乾燥する。
かかる乾燥は、熟成保存したそば種子に対して、60〜80℃の温度で通風乾燥を施すことによって、迅速にそば種子を乾燥でき、そば種子中のGABA含有量の減少を可及的に少なくできる。また、この通風乾燥では、そば種子に60〜80℃の風を吹き付けるため、そば種子を殺菌できため好ましい。
かかる迅速乾燥に対し、熟成保存したそば種子を自然乾燥すると、図2に示す矢印Bの
曲線の如く、そば種子中のGABAが減少する。
この様にして乾燥して得られた発芽していないそば種子中には、GABAが30mg/100g以上含有されている。かかるそば種子中のGABA含有量は、処理前のそば種子中のGABA含有量が10mg/100g程度であるため、約3倍に増加している。
また、そば種子を流水と非接触状態で且つ嫌気的雰囲気下で近氷温保存(熟成保存)する際に、そば種子に酢やグルタミン酸又はその塩を添加することによって、そば種子中のGABA含有量を更に一層増加できる。例えば、処理前にGABA含有量が10mg/100g程度のそば種子に、酢とグルタミン酸ナトリウムとを添加して処理すると、GABA含有量が60mg/100gのそば種子を得ることができる。
この様にして得られた高GABA含有量のそば種子は、そのまま米と混ぜて雑穀米として食してもよいが、製粉してそば粉とし、そばとして食することもできる。そばの食味は、処理前のそば種子を用いたそばと同程度である。
そば種子として信濃1号を用い、殻を除いたそば種子20gに対して50%の水を添加した後、プラスチックフィルム製の袋に入れた。次いで、この袋内の大気を排出して、袋の入口を密封した。このそば種子中のGABA含有量は10mg/100gであった。
そば種子が封入された袋を、4℃±0.1℃に制御されている水中に浸漬して15日間保持することによって、そば種子を嫌気的雰囲気下で熟成保存した。
15日間熟成保存したそば種子を、袋から取り出して60〜80℃の温度で通風乾燥を施した。
乾燥後に得られたそば種子中のGABA含有量は30mg/100gに増加していた。
また、処理前のそば種子と処理後のそば種子とについて、各々に付着している微生物について調査した。その結果を下記表1に示す。
実施例1において、袋には、水と共にグルタミン酸ナトリウム及び/又は食酢を添加した他は、実施例1と同様にして処理した。
得られたそば種子中のGABA含有量を測定して、その結果を図3に示す。図3において、「Gul」はグルタミン酸ナトリムであり、「Mo50%」はそば種子に対して50%となる水分量を添加していることを意味する。図3には、処理前のそば種子については「元種子」と示した。
図3から明らかな様に、グルタミン酸ナトリウムと食酢とを添加した水準では、処理前のそば種子のABA含有量に対して約6倍にGABA含有量が増加している。
そば種子に対する水分量の影響結果を示すグラフである。 そば種子の熟成保存期間とGABA含有量の増加状況と乾燥の影響とを説明するグラフである。 そば種子に添加する添加物の影響を説明するグラフである。

Claims (11)

  1. 全量吸水可能の水分量を添加したそば種子を、氷点以上で且つ発芽することのない温度雰囲気に保持して熟成保存した後乾燥させた発芽していないそば種子であって、前記そば種子中には、30mg/100g以上のγ−アミノ酪酸が含有されていることを特徴とする高GABA含有量のそば種子。
  2. 熟成保存の温度が、5℃以下である請求項1記載の高GABA含有量のそば種子。
  3. 添加水分量が、そば種子に対して40〜60%の水分量である請求項1又は請求項2記載の高GABA含有量のそば種子。
  4. そば種子が、殻が除去されたそば種子である請求項1〜3のいずれか一項記載の高GABA含有量のそば種子。
  5. 全量吸水可能の水分量を添加したそば種子を、流水と非接触状態として、氷点以上の温度で且つ発芽することのない温度に保持しつつ、嫌気的雰囲気内で熟成保存して、前記そば種子中のγ−アミノ酪酸の含有量を増加させた後、前記そば種子を乾燥することを特徴とする高GABA含有量のそば種子の製造方法。
  6. そば種子の乾燥を、60〜80℃の温度で通風乾燥で行う請求項5記載の高GABA含有量のそば種子の製造方法。
  7. 全量吸水可能の水分量を添加したそば種子を、非通水性の袋に入れた後、前記袋内の大気を排出して、前記そば種子の雰囲気を嫌気的雰囲気とする請求項5又は6記載の高GABA含有量のそば種子の製造方法。
  8. 熟成保存の温度を5℃以下とする請求項5〜7のいずれか一項記載の高GABA含有量のそば種子の製造方法。
  9. 全量吸水可能の水分量を、そば種子に対して40〜60%の水分量とする請求項5〜8のいずれか一項記載の高GABA含有量のそば種子の製造方法。
  10. そば種子として、殻を除去したそば種子を用いる請求項5〜9のいずれか一項記載の高GABA含有量のそば種子の製造方法。
  11. 熟成保存するそば種子に、酢或いはグルタミン酸又はその塩を添加する請求項5〜10のいずれか一項記載の高GABA含有量のそば種子の製造方法。
JP2008055414A 2008-03-05 2008-03-05 高gaba含有量のそば種子及びその製造方法 Expired - Fee Related JP4883643B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008055414A JP4883643B2 (ja) 2008-03-05 2008-03-05 高gaba含有量のそば種子及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008055414A JP4883643B2 (ja) 2008-03-05 2008-03-05 高gaba含有量のそば種子及びその製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009207446A JP2009207446A (ja) 2009-09-17
JP2009207446A5 JP2009207446A5 (ja) 2010-05-27
JP4883643B2 true JP4883643B2 (ja) 2012-02-22

Family

ID=41181219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008055414A Expired - Fee Related JP4883643B2 (ja) 2008-03-05 2008-03-05 高gaba含有量のそば種子及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4883643B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013172670A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Takano Co Ltd ソバ加工品およびその製造方法
CN112602906B (zh) * 2020-12-21 2024-04-16 河南省科学院高新技术研究中心 一种提高根茎类食物中γ-氨基丁酸含量的处理方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006166804A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Green:Kk 食品素材およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009207446A (ja) 2009-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107624859B (zh) 一种小龙虾复合保鲜剂及小龙虾保鲜处理方法
KR100970227B1 (ko) 발아 오분도미 제조방법
JP4417433B1 (ja) 栄養富化米製造方法
JP5832044B2 (ja) 低塩の塩蔵クラゲ
JP2010063454A (ja) 穀物のポリフェノール富化加工方法、それらの穀物が含まれた食品
JP4082989B2 (ja) γ−アミノ酪酸富化発芽玄米の製造方法および該発芽玄米を含有する食品
JP4883643B2 (ja) 高gaba含有量のそば種子及びその製造方法
JP4233573B2 (ja) 発酵発芽玄米の製造方法および発酵発芽玄米
CN105076374A (zh) 一种山药的保鲜方法
JP2009207446A5 (ja)
JP2021112208A (ja) 富化したアミノ酸を含有するソバ発芽種子の生産方法
CN107183150A (zh) 一种带皮香沙芋的保鲜方法
CN107197932A (zh) 一种冬枣保鲜存储方法
JP5715286B1 (ja) 無塩梅干しの製造方法
JP2008113599A (ja) アミノ酸強化発芽穀類の製造方法
JP2008212013A (ja) 発芽玄米および発芽玄米の製法
JP6831560B2 (ja) 梅干しの製造方法
JP2005065620A (ja) 機能性水
Prabha et al. Changes in ascorbic acid content of lemon fruits stored in zero energy cool chamber and under ambient atmosphere
JP7136409B2 (ja) 玄蕎麦の加工方法
JP2011160747A (ja) γ−アミノ酪酸富化米と富化玄米粉及びそれらの製造方法
KR100730514B1 (ko) 발아메밀 제조방법
WO2012079224A1 (zh) 板栗防褐变加工方法
JP2008131912A (ja) 発芽禾穀飯の製造方法
JP2004329208A (ja) 発芽玄米の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100329

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110816

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111014

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111108

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111201

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141216

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4883643

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141216

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees