JP4883586B2 - 部品搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、部品を整列して搬送する部品搬送装置および部品搬送方法に関する。
従来、電子機器等の製造ライン等では製造工程の自動化、高速化が進められている。このため、電子機器等の製造に用いられる各種部品は、予め振込装置等によって所定の配列に整列させた上で製造ライン等に供給されている。このような振込装置では、複数の凹部が上面に形成されたトレイ(パレット)に複数の部品を載置し、このトレイを振動させると共に揺動させることで部品を凹部内に収容して(振り込んで)部品を整列させている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−72528号公報
しかしながら、従来の振込装置は、トレイを単調に振動させると共に揺動させるだけであり、部品の整列が完了するまでに時間がかかり、製造ライン等の高速化に対応できないという問題があった。また、マトリクス状に凹部が形成されたトレイ上で多数の部品を長時間移動させて、まとめて振り込む構造であることから、振込開始直後は振り込み効率が高いものの、後半になると、振り込み効率が低下し、トレイを無駄に揺動させる状態が続くという問題があった。同様に、トレイ上の長い距離を、多くの部品が滑るので、振り込み中に部品同士が接触して外部に飛び出すこともあり、歩留が低下しやすいという問題があった。
また、従来の振込装置は、一度に多くの部品を振り込むための大きなトレイを振動させ、および揺動させるために大掛かりな駆動装置が必要となり、装置全体が大きく、且つ重くなってしまうのはもちろん、装置の製造コストが増大するという問題があった。
さらに、振り込まれた部品の取り出し作業で、従来の取出装置(例えば、スカラー型ロボット)は、トレイ上に設けられた複数の凹部に収容されている個々の部品の位置までX−Y方向に移動して取り出していた為、部品の取り出しに時間がかかるという問題があった。
また、取出装置は、トレイ上における移動先の凹部に部品が収容されているか否かを、画像検査装置などで移動後に判定していたため、部品が収容されているか否かに拘わらず全ての凹部に移動して確認しなければならず、無駄な動作が多いという問題があった。また、凹部ごとに部品の有無を判定するために、多くの判定時間を要するという問題もあった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、部品の整列搬送を短時間で効率的に行うことができ、且つ小型化も可能な部品搬送装置および部品搬送方法を提供しようとするものである。
本発明は、鉛直方向に対して傾斜した軸心を基準として回転自在に保持される搬送用回転体と、前記搬送用回転体上において周方向に複数形成される部品収容凹部と、前記搬送用回転体を前記軸心を基準に回転駆動する駆動装置と、前記部品収容凹部の移動経路の下端側に配置され、部品がバルク状に貯留される部品貯留部と、を備え、前記搬送用回転体の回転により、前記部品収容凹部が、前記部品貯留部の前記部品を収容して搬送するように構成されており、前記部品収容凹部は、前記移動経路によって構成される仮想円に対して傾斜配置されており、前記部品収容凹部は、前記移動経路によって構成される仮想円に対して半径方向外側が低くなるように傾斜配置され、前記移動経路の上端近傍において、略水平となっており、前記仮想円に対する前記部品収容凹部の傾斜角と、前記鉛直方向に対する前記軸心の傾斜角とが、略等しくなっており、前記鉛直方向に対する前記軸心の傾斜角が、0度より大きく且つ45度以下に設定されており、前記搬送用回転体における前記部品収容凹部の移動経路の内周側に、前記部品が滑り落ちる為の滑動面が形成されており、前記部品収容凹部の移動経路の近傍に、前記部品収容凹部内の部品を吹き飛ばすエアー噴出装置が配置されており、前記軸心と同軸のすり鉢状の受部が形成された筺体を更に備え、前記搬送用回転体は、前記受部に収容されると共に、前記受部の内壁に対向する環状の対向面を備え、前記内壁と前記対向面の隙間が前記部品より小さく設定された状態で、前記筺体は前記搬送用回転体を回転可能に保持することを特徴とする部品搬送装置である。
本発明はまた、上記部品搬送装置において、前記搬送用回転体には、該搬送用回転体の背面又は側面から前記部品収容凹部の底面まで連通するエアー導入穴が形成されており、前記エアー噴出装置は、前記エアー導入穴を介して前記部品収容凹部の底面にエアーを噴出して、前記部品を吹き飛ばすことを特徴とする。
本発明はまた、上記部品搬送装置において、画像検査装置を更に備え、前記画像検査装置は、搬送中の前記部品の収容位置又は色彩を検出し、該検出結果に基づいて、前記エアー噴出装置により前記部品を吹き飛ばすか否かを判定することを特徴とする。
本発明はまた、上記部品搬送装置において、前記部品収容凹部の移動経路の上端近傍において、前記部品を取り出す取出装置を更に備え、前記取出装置は、前記部品が前記部品収容凹部に収容されているか否かを判定する判定装置を有し、該判定装置による判定結果に基づいて、前記部品の取り出しを行うか否かを決定することを特徴とする。
本発明はまた、上記部品搬送装置において、前記判定装置は、前記エアー噴出装置により吹き飛ばされた部品が収容されていた部品収容凹部の位置を記憶する記憶装置と、前記部品収容凹部の回転角度を検出する角度検出装置と、を備え、前記記憶装置に記憶されている前記部品を吹き飛ばした前記部品収容凹部の位置を前記角度検出装置で検出することにより、前記移動経路の上端近傍に位置する前記部品収容凹部に前記部品が収容されているか否かを判定することを特徴とする。
本発明はまた、上記部品搬送装置において、前記内壁と前記対向面は、略平行となっていることを特徴とする。
本発明はまた、上記部品搬送装置において、前記受部と前記搬送用回転体を前記軸心方向に相対移動させる位置調整機構を備えることを特徴とする。
本発明はまた、上記部品搬送装置において、前記駆動装置は、前記搬送用回転体を揺動回転させ、前記部品を前記部品収容凹部に振り込むことを特徴とする。
本発明はまた、上記部品搬送装置において、前記搬送用回転体は、回転自在に保持される円盤部品と、前記円盤部品の上面または外周面に周方向に環状形成され、半径方向外側が低くなるように傾斜する環状傾斜面と、を有して構成され、前記部品収容凹部は、前記環状傾斜面に沿って形成されることを特徴とする。
本発明によれば、部品の整列搬送を短時間で効率的に行うことができるという優れた効果を奏し得る。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の例について詳細に説明する。なお、本実施形態では、電子部品パッケージの蓋部材であるリッドを搬送する場合を例示する。
図1は、本発明の実施形態に係る部品搬送装置1の外観斜視図であり、図2は、本実施形態に係る部品搬送装置1の側面図であり、図3は、図1におけるE−E矢視断面図であり、図4は、図1におけるF−F矢視断面図である。
部品搬送装置1は、筺体20と、搬送用回転体40と、駆動装置60(以下、モータ60と言う)と、支持台80と、から構成されている。
筺体20は、すり鉢状の部材であり、鉛直方向に対して所定の角度θ(図2参照)だけ傾斜した状態で支持台80(詳細は後述)に支持されている。なお、筺体20の傾斜角度は、部品200を部品収容凹部42(詳細は後述)に振り込むために鉛直方向に対して少なくとも0度以上で、且つ45度未満に設定される。
また、この筺体20は、貯留壁部22と、受部23(図3参照)と、取出し面24と、検査用凹部26と、エアー供給穴28と、が形成されている。
貯留壁部22は、傾斜している筺体20の下端側に設けられ、外側(軸心上方向)に突出した円弧状の壁面である。この貯留壁部22は、搬送用回転体40と共に貯留部22aを形成する。この貯留部22aは、外部から供給された複数の部品200(リッド)がバルク状(ランダムに集合した状態)に溜まるようになっている。
受部23は、図3に示されるように、筺体20の内面壁に形成されたすり鉢状の傾斜面であり、筺体20の中心(軸心)と同軸状態になっている。また、受部23は、搬送用回転体40の外周且つ背面側に形成される対向面43(詳細は後述)と対向する。本実施形態では、受部23と対向面43が当接した状態で、対向面43が、この受部23に対して摺動できるようになっている。
なお、受部23の表面(外側に表出している面)は、平面フライス加工やラッピング加工などの高精度表面加工により平面研磨され、所定の表面粗さ(例えば、Ry1.0以下)の範囲内に形成されていることが好ましい。この結果、受部23と対向面43が当接した場合、両者が隙間なく密接しつつ、その摺動抵抗を出来るだけ小さくできる。なお、受部23または対向面43の周方向に複数の椀状突起(図示省略)を形成し、点接触にすることで摩擦抵抗を低減させるようにしてもよい。
図2に示されるように、取出し面24は、傾斜しているすり鉢状の筺体20の上端側に設けられた面である。この取出し面24は、搬送用回転体40の移動経路により形成される仮想円Q(図1参照)に対して、外周方向(半径外側方向)に低くなるように所定の傾斜角度を有する面である。この結果、筺体20全体を傾斜させた状態で支持台80に固定した際に、この取出し面24が略水平になる。つまり、取出し面24は、鉛直方向に対する軸心の傾斜角度θと略同じ角度θ(図2参照)で、仮想円Qの平面に対して傾斜するように形成されている。この取出し面24が、搬送用回転体40の部品収容凹部42と略連続する状態、又はそれよりも低い状態に配置させることで、部品搬出用のチャックやノズル等が、筺体20と干渉しないようになっている。
検査用凹部26は、概ね貯留壁部22の両端であって、搬送用回転体40の近傍に形成された円弧状の切り欠きである。部品200が部品収容凹部42に適切に収まっているか否かについて、筺体20の外側に配設されている画像検査装置400(詳細は後述)が検査する際に、この検査用凹部26は覗き窓となる。したがって、検査用凹部26の深さは、搬送中の部品200の位置と略同じか、それよりも深く形成されていることが好ましい。
なお、検査用凹部26の形状は、円弧形状に限定されるものではなく、例えば、角穴や丸穴、その他の形状でもよく、また、この検査用凹部26内を透明樹脂等で覆っても良いことは言うまでもない。
エアー供給穴28は、検査用凹部26の略真下の外周面に形成され、外周面側から内面壁まで貫通する穴である。
図4に示されるように、このエアー供給穴28は、部品収容凹部42が検査用凹部26の略中央に搬送された場合、部品収容凹部42の底面から対向面43(詳細は後術)まで貫通して明けられたエアー導入穴42aと連通するように形成されている。
したがって、エアー噴出装置500(詳細は後述)によって生成されたエアーは、エアー供給穴28に供給され、そのエアー供給穴28と連通するエアー導入穴42aから噴き出る。この結果、部品収容凹部42に収容されている部品200は、このエアーによって吹き飛ばされる。つまり、エアー噴出装置500は、画像検査装置400により収容不良と判断された部品200を、エアー導入穴42aからエアーを噴出することで確実に取り除くことができる。
なお、吹き飛ばされた部品200は、滑動面46を滑り落ちて貯留部22aに溜まり、再度、搬送用回転体40により搬送さる機会を与えられる。これは、部品200が部品収容凹部42の所定の位置に収容されるまで繰り返される。
なお、本実施形態では、エアー供給穴28は、検査用凹部26の下側の外周面に1つ形成されているが、部品200をエアーで吹き飛ばすことができるものであれば、穴の位置や、形状、数はこれに限定されるものではない。
また、収容不良部品200の排除方法は、エアーで吹き飛ばす方法に限定されず、例えば、部品200の上側から負圧を発生する吸引ノズルで吸引したり、磁石などで吸着させたりして取り除くようにしても良い。
図3に戻って、搬送用回転体40は、円盤部材であり、その外縁近傍は、半径方向外側に向かって低くなるような傾斜面40aが設けられている。この搬送用回転体40は、部品収容凹部42と、対向面43と、固定穴44と、滑動面46が形成されている。
部品収容凹部42は、搬送用回転体40の傾斜面40aに設けられた窪みであり、部品200が隙間なく収まるように部品200の形状に合わせた形となっている。また、部品収容凹部42の底面には、対向面43にまで貫通するエアー導入穴42aが設けられている。既に図4を参照して説明したように、このエアー導入穴42aは、筺体20側のエアー供給穴28と連通してエアー噴出装置500(詳細は後述)に接続され、エアー噴出装置500から供給されたエアーを導いて、部品収容凹部42に部分的に引っ掛かっているだけのような収容不良の部品200を吹き飛ばして取り除くことができる。
また、部品収容凹部42が形成される傾斜面40aの角度は、部品収容凹部42の移動経路Qの上端側(取出し面24の位置)に搬送された場合に略水平となるように構成されている。つまり、図3に示されるように、移動経路によって構成される仮想円Qに対する傾斜面40a(部品収容凹部42)の傾斜角θは、鉛直方向に対する軸心の角度θと同じ角度に設定されている。このような構成にすることで、後述する搬送ロボット600による部品200の取出しが容易になる。
対向面43は、搬送用回転体40の周縁且つ背面側(受部23と当接する側)に設けられた傾斜面である。この対向面43は、搬送用回転体40の軸方向下側に向かって半径方向内側に傾斜する(図3参照)。この結果、対向面43は、すり鉢状の受部23と反対形状となり、両者が平行した状態で対向できるようになっている。
また、この対向面43の表面は、平面フライス加工やラッピング加工等の高精度表面加工により平面研磨され、所定の表面粗さ(例えば、Ry1.0以下)の範囲内に形成されている。したがって、対向面43と受部23と密接するように当接した場合でも、搬送用回転体40が回転する際の摺動抵抗が少なくなり、モータ60の負担を低減することができる。また、表面粗さを小さくすることで、摩擦によって発生する粉塵の発生も防止することができる。
固定穴44は、搬送用回転体40の略中心に形成された段付き穴である。ボルト90が、固定穴44側から挿通されてモータ60の主軸62(詳細は後述)と締結される。したがって、搬送用回転体40は、モータ60の主軸62と固定され、モータ60の回転に伴って回転するように構成されている。
滑動面46は、搬送用回転体40の部品収容凹部42よりも内側の表面に形成された平面研摩された面である。この滑動面46は、平面フライス加工やラッピング加工等などで平面研摩され、いわゆる鏡面仕上げが施されており、収容不良により部品収容凹部42から落下させた部品200がこの滑動面46を伝わって滑り落ち、貯留部22aに戻るようになっている。
なお、この滑動面46は、帯電した静電気によって部品200が貼りつかないように、除電装置(図示省略)が接続されていることが好ましく、また、静電気を帯びにくいアルミニウムなどの非鉄金属や、セラミック、セラミック皮膜でコーティングした金属等を用いることがより好ましい。滑りをよくするために、フッ素やテフロン(登録商標)でコーティングすることも好ましい。
モータ60は、サーボモータやステッピングモータであり、ボルト96で台座30に固定されている。なお、モータ60は、制御装置(図示省略)により主軸62の回転数や回転方向が制御される。また、モータ60の主軸62には、ロータリー式エンコーダなどの角度検出装置470(詳細は後述)が配設され、モータ60の回転角度をプログラムカウンターを用いて検出できるようになっている。
支持台80は、支柱部材82と基台84から構成される。支柱部材82は、台座30を介して、筺体20を鉛直方向に対して所定の角度θだけ傾いた状態で支持するように構成されている。
次に図3を参照して位置調整機構Rについて説明する。この位置調整機構Rは、モータ60の主軸62、台座30、調整ボルト95等を含んで構成されている。まず、搬送用回転体40は、筺体20の内側(受部23)に収容された状態で、ボルト90によりモータ60の主軸62と連結されている。
筺体20は、複数の調整ボルト95によって台座30に固定される。この調整ボルト95の締め付けにより、筺体20と台座30の隙間Lが調整できる。つまり、筺体30は、台座30に対して軸心方向(矢印AまたはB方向)に移動ができるように構成されている。
したがって、筺体20は、台座30に対して軸心方向に位置調整することにより、搬送用回転体40との軸心方向距離を調整することができる。具体的には、隙間Lを小さくすれば、筺体20の受部23と搬送用回転体40の対向面43の間に隙間を確保することができる。一方、隙間Lを大きくする、即ち、台座30に対して筺体20を押し上げるようにすると、受部23と対向面43を密着させることもできる。この距離Lの調整は、部品200が、受部23と対向面43の間に入り込まない程度に調整する。好ましくは、受部23と対向面43を密接させるが、あまり強く密接させると、搬送用回転体40の回転負荷が大きくなってしまう。したがって、距離Lは、受部23と対向面43との隙間が少なくとも部品200の厚み以下、好ましくは略0mmになるように調整する。
なお、上述したように本実施形態では、筺体20の受部23はすり鉢状(いわゆるテーパ形状)にしており、その受部23と対向する搬送用回転体40の対向面43は受部23のテーパ形状と略反対形状となる傾斜面に形成している。つまり、筺体20の軸心方向距離を調整し、筺体20の受部23と搬送用回転体40の対向面43の相対距離Lを縮めていくと、テーパ形状の受部23と対向面43が密着し、受部23と対向面43の相対距離を0mmにすることができる。
また、受部23もしくは対向面43の周方向に複数の椀状突起(図示省略)を設け、点接触で摺動するようにしてもよく、このようにすることで筺体20と搬送用回転体40の回転負荷を軽減することができる。なお、この場合、他方の面は、平面フライス加工やラッピング加工などで高精度の平面研摩が施されていることが好ましい。
また、受部23若しくは、対向面43の周方向に、回転自在のローラやボールを配置してもよく、筺体20と搬送用回転体40の回転負荷をより軽減することができる。
上記の構成により、部品200は、筺体20の傾斜面の下端側に設けられた貯留壁部22と搬送用回転体40とで形成される貯留部22aにバルク状に貯留され、搬送用回転体40の往復(揺動)回転による所定の振り込み動作により部品収容凹部42に振り込まれ、傾斜面の上端側に設けられた取出し面24の位置まで搬送される。
なお、部品収容凹部42にしっかり振り込まれていない部品200は、搬送用回転体40の振り込みによる揺動回転で自然に脱落する。中途半端に部品収容凹部42に振り込まれている部品200は、前述したエアー噴出装置500のエアーにより吹き飛ばされて、滑動面46により滑り落ちて貯留部22aに溜まる。
次に、図5を用いて、搬送用回転体40の振り込み動作について詳細に説明する。同図(a)は、搬送用回転体40が初期の振込動作を行っている状態を軸心上側から見た正面図であり、同図(b)は、2回目の振り込み動作を行っている状態を軸心上側から見た正面図であり、同図(c)は、部品200が取出し面24に搬送された状態を軸心上側から見た正面図である。
まず、同図(a)に示すように、搬送用回転体40は、貯留部22aで1回目の振り込み動作を行う。1回目の振り込み動作は、基準位置から約10度の正転(時計方向)を行い、そして基準位置に戻りその位置から約10度の逆転(反時計方向)を行うことを1往復として、それを2〜5往復繰り返すことで行われる。なお、基準位置は、ある1つの部品収容凹部42を基準として、その基準とした部品収容凹部42が、部品収容凹部42の移動経路の下端(図面鉛直下側)にある場合をいう。
この振り込み動作は、正転、逆転で小刻みに回転することにより、貯留部22aにバルク状に溜まっている部品200を部品収容凹部42に振り込むのに非常に効果的である。
次に、搬送用回転板40は、基準位置から所定の角度(本実施形態では、約40度)正転(時計方向へ回転)した後、2回目の振り込み動作を行う。2回目の振り込み動作は、1回目の振り込み動作で部品200が振り込まれた部品収容凹部42の回転方向の後方に位置する部品収容部42が貯留部22aに位置し、さらにその部品収容凹部42に部品を振り込むための動作である。また、2回目の振り込み動作は、1回目の振り込み動作で部品収容凹部42に適正に振り込まれていない(収容不良の)部品200を自然落下させるための動作でもある。なお、この2回目の振り込み動作は、1回目の振り込み動作と同じであるので詳細な説明は省略する。
搬送用回転体40は、同図(c)に示すように、上記の振り込み動作を基準位置から180度回転(取出し面24の位置)まで3〜5回繰り返すことで、部品収容凹部42に確実に振り込まれた部品200だけを、取出し面24に隣接する場所まで搬送することができる。
なお、振り込み動作や、振り込み回数などは上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、搬送容回転体40に細かい振動を与えながら振り込み動作を行うようにしても好ましい。また、部品搬送装置1自体を振動装置(図示省略)の上に搭載して、部品搬送装置1全体を微小振動させるようにしても好ましい。これにより、貯留部22aにバルク状に貯留された部品200は、振動により部品と部品の相対位置が刻々と変わり、揺動回転している部品収容凹部42に収容され易くなる。また、この振動によって、部品収容凹部42から吹き飛ばした部品200が滑動面46を確実に滑り落ち、貯留部22aに戻る。
このように、部品搬送装置1は、搬送用回転体40の正転、逆転を繰り返して振り込み動作を行うことによって部品200を確実に振り込むことができ、従来の平面状のトレイを左右に揺動させて振り込む場合と比較して、振り込み速度を向上させることができる。また、この搬送用回転体40は、振込動作と搬送動作を兼ねることができるので、定常的に部品を整列搬送(整列供給)することができる。また、部品搬送装置1は、平面状のトレイを揺動させる装置と比べると、振込機構が格段に小型化でき、導入コストや設置スペースも低減することが可能となる。
次に、図6を用いて、部品搬送装置1を用いた部品搬送方法について説明する。同図は、本実施形態の部品搬送装置1を含む部品搬送設備2の概略図である。
<部品供給行程>
まず、パーツフィーダやホッパなどの部品供給装置300により、複数の部品200を貯留部22aに供給する。
<振込行程>
搬送用回転体40の正転、逆転を小刻みに繰り返して揺動回転させ、部品200を部品収容凹部42に振り込む。なお、この振込行程は、後述する搬送行程を間に挟んで複数回に分けて行うことが好ましい。
<搬送行程>
振込行程の後に、部品200を所定の角度だけ搬送する。
<部品位置検査行程>
図6における左側、即ち、搬送行程における搬送経路の途中に配設された画像検査装置400により、検査用凹部26を介して、部品200が部品収容凹部42に正確に振り込まれているか画像認識により検査を行う。
この画像検査装置400は、部品200の位置画像を入手できるだけでなく、いわゆるカラーセンサ(図示省略)が内装され、部品収容凹部42に収容されている部品200の表面と裏面の色を識別できるように構成されている。
具体的には、蓋部材である部品200は、表面は金属の素材色で光沢がなく白濁している場合がある。一方、裏面は、蓋部材である部品200の相手方となるセラミックパッケージ(図示省略)とロウ付けされるため、平面研磨され光沢があり表面と色合いが異なる場合がある。このように表裏が異なる部品200を搬送する場合、部品搬送設備2は、カラーセンサにより、部品200の表面と裏面の色合いの違いを識別し、例えば、部品200の表面と識別した場合はそのまま搬送し、裏面と識別した場合はエアー噴出装置500により吹き飛ばして除去する。
なお、このカラーセンサは、シリコン受光素子のフォトダイオードの上に赤(RED)、緑(GREEN)、青(BLUE)のカラーフィルタを形成してRGBの所定の波長を検出できるように構成されたセンサである。
<取除き行程>
部品位置検査工程で、検査不合格(部品が所定の収容位置からずれているという判定、または部品200が裏面の状態で搬送されているという判定)となった場合、エアー噴出装置500により、その部品200を収容している部品収容凹部42の底面からエアーを噴出させて、部品200を吹き飛ばす。なお、検査に合格した部品200は吹き飛ばさず、そのまま搬送する。吹き飛ばされた部品200は、滑動面46により滑り落ちて貯留部22aに戻る。
<部品検出行程>
上述した部品位置検査工程で吹き飛ばされた部品200が収容されていた部品収容凹部42の位置情報を、記憶装置460に一時的に保存する。
また、モータ60は、前述したロータリー式エンコーダなどの角度検出装置470を備え、部品収容凹部40の回転角度を検出する。従って、搬送ロボット600に設けられている判定装置620は、前述した位置情報と検出角度を利用して、取出し面24の位置にある部品収容凹部42に部品200が有るか否かを判定する。なお、部品収容凹部42のに部品200がない場合は、上述の搬送行程に戻って、更に、部品200を所定の角度だけ搬送して次の部品収容凹部42を取出し面24まで回転させる。
<搬出工程>
搬送ロボット600は、取出し面24に搬送された部品200を、吸引装置又は把持装置により取出(吸引)し、所定の搭載位置700まで搬出する。なお、搬送ロボット600は、前述の部品検出行程において、取出し面24に位置する部品収容凹部42に部品200が収容されていないと判定した場合、取り出し動作を行わない。
以上、本実施形態に係る部品搬送装置1は、鉛直方向に対して傾斜し、モータ60によって正転、逆転を小刻みに繰り返して振り込み動作を行う搬送用回転体40を備えているので、振り込み効率を高めることが可能となっている。この結果、振込速度の向上と、振込機構の小型化を合理的に両立できる。なお、搬送用回転体40は、移動経路の下端に部品の貯留部22aを有し、周方向に複数の部品収容凹部42を備えているので、常に大量に貯留されているバルク状部品の中で、振り込み動作を行うことができるので、部品200を部品収容凹部42に効率よく振り込むことができる。
また、部品収容凹部42は、移動経路によって構成される仮想円に対して、所定の角度θだけ傾斜配置されているので、貯留部22aの部品200を部品収容凹部42に効率よく収容することができる。特に、部品収容凹部42は、移動経路によって構成される仮想円に対して、半径方向の外側が低くなるように傾斜配置され、移動経路の上端近傍において、この部品収容凹部42が略水平になるように構成されているので、上端近傍では、部品200を非常に取り出し易い。
また、仮想円に対する部品収容凹部42の傾斜角度θは、鉛直方向に対する搬送用回転体40の傾斜角度と略同一になるように形成されているので、部品収容凹部42の移動経路の上端近傍において自ずと略水平になる。
また、鉛直方向に対する搬送用回転体40の軸心は、0度より大きく且つ45度未満になるように構成されている。これは、部品収容凹部42が、貯留部22aに対して鉛直よりも小さい角度で侵入させるためである。これにより、部品200を効率的に収容できるという優れた効果がある。望ましくは、鉛直方向に対する搬送用回転体40の軸心を30度未満に設定する。
また、部品収容凹部42の内周側の表出面に鏡面仕上げされた滑動面46が形成されているので、収容不良で部品収容凹部42から落ちた部品200は、その滑動面46を滑り落ちて貯留部22aに溜まり、再度搬送されるという効率的な搬送サイクルが形成される。
また、部品収容凹部42の移動経路の近傍に、収容不良の部品200を吹き飛ばすエアー噴出装置500が配設されているので、所定の取出し面24に到達する前に、収容不良の部品200を予め取り除くことができる。
特に本実施形態では、搬送用回転体40は、部品収容凹部42の底面から対向面43まで連通するエアー導入穴42aが形成されており、エアー噴出装置500は、このエアー導入穴42aを介して部材収容凹部42にエアーを噴出して収容不良の部品200を吹き飛ばす構成としているので、収容不良の部品200を確実に取り除くことができる。
また、部品搬送設備2は、画像検出装置である画像検査装置400を更に備え、この画像検査装置400は、搬送中の部品200の収容位置又は色彩を検出し、その検出結果に基づいて、エアー噴出装置500により部品200を吹き飛ばすか否かを判定する構成としている。つまり部品搬送設備2は、適正な位置、適切な面(表裏)で収容されている部品200のみを目的位置まで搬送することができる。
また、部品収容凹部42の移動経路の上端近傍において、部品を取り出す取出装置である搬送ロボット600を備えている。搬送ロボット600は、部品200が部品収容凹部42に収容されているか否かを判定する判定装置620を有し、その判定結果に基づいて部品の取り出しを行うか否かを決定する構成としている。つまり、搬送ロボット600は、移動経路の上端近傍に到達した部品収容凹部42に部品200が収容されていない場合、予め部品200を取り出す動作をしないため、部品の取り出し時間を短縮することができる。
また、判定装置620は、エアー噴出装置500により吹き飛ばされた部品200が収容されていた部品収容凹部42の位置を記憶する記憶装置460と、その部品収容凹部42の回転角度を検出する角度検出装置470と、を備えている。したがって、部品搬送設備2は、記憶装置460に記憶されている部品収容凹部42の位置を角度検出装置470で検出することにより、移動経路の上端近傍に位置する部品収容凹部42に部品200が収容されているか否かを判定するように構成されている。つまり、この部品搬送設備2は、部品200が収容されていない部品収容凹部42が所定の取り出し位置にきた場合、予め搬送ロボット600を移動させないので、取り出し時間を短縮することができる。なお、角度検出装置470は、必ずしも、回転角度を厳密に検出する場合に限られず、例えば、モーターが一定角度の回転を繰り返して、送り動作を行う場合において、その動作回数をカウンタでカウントすることで、間接的に部品収容凹部42の角度位置を把握するようにしても良い。
また、軸心側に傾斜するすり鉢状(逆円錐状)の受部23が形成された筺体20を備え、搬送用回転体40は、部品収容凹部42の背面側に、この受部23に対向する対向面43を備えている。この結果、受部23と対向面43の隙間を適宜調整することで、部品200が、筺体20と搬送用回転体40と間に入り込んでしまうのを抑制できる。
また本実施形態では、搬送用回転体40の軸心方向に筺体20を移動させる位置調整機構である調整ボルト95を備えているので、上記受部23と対向面43のクリアランスを自在に調整できる。具体的には、この調整ボルト95は、筺体20を搬送用回転体40側に平行移動させることで、傾斜する受部23と対向面43の隙間を変化させることができる。例えば、この隙間を略0mmとなるように調整して、受部23と対向面43を密接させることもできる。これにより、部品200が、筺体20と搬送用回転体40との隙間に入り込んでしまうのを防止できる。
また、搬送用回転体40の駆動装置であるモータ60は、搬送用回転体40を移動経路に沿って正転、逆転を交互に繰り返しながら揺動回転させるので、部品200を部品収容凹部42の所定位置に効率的に振り込むことができる。
また、本実施形態では、搬送用回転体40が円盤部品であり、この円盤部品上に周方向に環状形成され且つ半径方向外側が低くなるように傾斜する環状の傾斜面40aを有しているので、部品収容凹部42を、環状傾斜面に沿って形成すれば、移動経路の上端(取出し面24)近傍に位置した時に、部品200を略水平に搬送できる。
なお、本実施形態では、部品として電子部品のセラミックパッケージ等で用いられるリッドを搬送する場合を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、本発明の部品は、それ自体が完成品である電子部品であってもよく、また、その電子部品を構成する一部材であってもよい。また、本発明に係る部品は、電子部品に限られず、パチンコ玉等の各種物品も含む概念である。
本発明は、電子機器や電子部品もしくはその他の各種物品の製造、または物流の分野において利用することができる。
第1実施形態に係る部品搬送装置1の外観斜視図である。 第1実施形態に係る部品搬送装置1の側面図である。 E−E方向から見た部品搬送装置1の断面図である。 F−F方向から見た部品搬送装置1の断面図である。 (a)搬送用回転体40が初期の振込動作を行っている状態を軸心上側から見た正面図であり、(b)2回目の振り込み動作を行っている状態を軸心上側から見た正面図であり、(c)部品200が取出し面24に搬送された状態を軸心上側から見た正面図である。 本実施形態の部品搬送装置1を含む部品搬送設備2の概略図である。
符号の説明
1 部品搬送装置
2 部品搬送設備
20 筺体
30 台座
40 搬送用回転体
60 モータ
80 支持台
95 調整ボルト
200 部品
300 部品供給装置
400 画像検査装置
500 エアー噴出装置
600 搬送ロボット
700 整列トレイ

Claims (9)

  1. 鉛直方向に対して傾斜した軸心を基準として回転自在に保持される搬送用回転体と、
    前記搬送用回転体上において周方向に複数形成される部品収容凹部と、
    前記搬送用回転体を前記軸心を基準に回転駆動する駆動装置と、
    前記部品収容凹部の移動経路の下端側に配置され、部品がバルク状に貯留される部品貯留部と、を備え、
    前記搬送用回転体の回転により、前記部品収容凹部が、前記部品貯留部の前記部品を収容して搬送するように構成されており、
    前記部品収容凹部は、前記移動経路によって構成される仮想円に対して傾斜配置されており、
    前記部品収容凹部は、前記移動経路によって構成される仮想円に対して半径方向外側が低くなるように傾斜配置され、前記移動経路の上端近傍において、略水平となっており、
    前記仮想円に対する前記部品収容凹部の傾斜角と、前記鉛直方向に対する前記軸心の傾斜角とが、略等しくなっており、
    前記鉛直方向に対する前記軸心の傾斜角が、0度より大きく且つ45度以下に設定されており、
    前記搬送用回転体における前記部品収容凹部の移動経路の内周側に、前記部品が滑り落ちる為の滑動面が形成されており、
    前記部品収容凹部の移動経路の近傍に、前記部品収容凹部内の部品を吹き飛ばすエアー噴出装置が配置されており
    前記軸心と同軸のすり鉢状の受部が形成された筺体を更に備え、
    前記搬送用回転体は、前記受部に収容されると共に、前記受部の内壁に対向する環状の対向面を備え、
    前記内壁と前記対向面の隙間が前記部品より小さく設定された状態で、前記筺体は前記搬送用回転体を回転可能に保持することを特徴とする、
    部品搬送装置。
  2. 前記内壁と前記対向面は、略平行となっていることを特徴とする、
    請求項1に記載の部品搬送装置。
  3. 前記受部と前記搬送用回転体を前記軸心方向に相対移動させる位置調整機構を備えることを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の部品搬送装置。
  4. 前記搬送用回転体には、該搬送用回転体の背面又は側面から前記部品収容凹部の底面まで連通するエアー導入穴が形成されており、前記エアー噴出装置は、前記エアー導入穴を介して前記部品収容凹部の底面にエアーを噴出して、前記部品を吹き飛ばすことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の部品搬送装置。
  5. 画像検査装置を更に備え、
    前記画像検査装置は、搬送中の前記部品の収容位置又は色彩を検出し、該検出結果に基づいて、前記エアー噴出装置により前記部品を吹き飛ばすか否かを判定することを特徴とする、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の部品搬送装置。
  6. 前記部品収容凹部の移動経路の上端近傍において、前記部品を取り出す取出装置を更に備え、
    前記取出装置は、前記部品が前記部品収容凹部に収容されているか否かを判定する判定装置を有し、該判定装置による判定結果に基づいて前記部品の取り出しを行うか否かを決定することを特徴とする、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の部品搬送装置。
  7. 前記判定装置は、前記エアー噴出装置により吹き飛ばされた部品が収容されていた部品収容凹部の位置を記憶する記憶装置と、
    前記部品収容凹部の回転角度を検出する角度検出装置と、
    を備え、
    前記記憶装置に記憶されている前記部品を吹き飛ばした前記部品収容凹部の位置を前記角度検出装置で検出することにより、前記移動経路の上端近傍に位置する前記部品収容凹部に前記部品が収容されているか否かを判定することを特徴とする、
    請求項6に記載の部品搬送装置。
  8. 前記駆動装置は、前記搬送用回転体を揺動回転させ、前記部品を前記部品収容凹部に振り込むことを特徴とする、
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載の部品搬送装置。
  9. 前記搬送用回転体は、
    回転自在に保持される円盤部品と、
    前記円盤部品の上面または外周面に周方向に環状形成され、半径方向外側が低くなるように傾斜する環状傾斜面と、を有して構成され、
    前記部品収容凹部は、前記環状傾斜面に沿って形成されることを特徴とする、
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載の部品搬送装置。
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