JP4882672B2 - 電気光学装置の製造方法、電気光学装置の製造装置 - Google Patents

電気光学装置の製造方法、電気光学装置の製造装置 Download PDF

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本発明は、対向する一対の側壁を有するプレート部材に対し、電気光学パネルを、前記一対の側壁間に固定する電気光学装置の製造方法、電気光学装置の製造装置に関する。
周知のように、電気光学装置、例えば光透過型の液晶装置は、ガラス基板、石英基板等からなる2枚の基板間に液晶が介在されて構成された電気光学パネルである液晶パネルが実装部材等に収容されて構成されている。
また、液晶装置は、液晶パネルの一方の基板に、例えば薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor、以下、TFTと称す)等のスイッチング素子及び画素電極をマトリクス状に配置し、他方の基板に対向電極を配置して、両基板間に介在された液晶層による光学応答を画像信号に応じて変化させることで、画像表示を可能としている。
また、TFTを配置したTFT基板と、このTFT基板に相対して配置される対向基板とは、別々に製造される。TFT基板及び対向基板は、例えば石英基板上に、所定のパターンを有する半導体薄膜、絶縁性薄膜又は導電性薄膜を積層することによって構成される。半導体薄膜、絶縁性薄膜又は導電性薄膜は、層毎に各種膜の成膜工程とフォトリソグラフィ工程を繰り返すことによって形成されるのである。
このようにして形成されたTFT基板及び対向基板は、例えば液晶封入方式により、TFT基板と対向基板との間に液晶が介在される場合には、一部に切り欠きを有するよう略周状に塗布されたシール材を介して、パネル組立工程において高精度(例えばアライメント誤差1μ以内)に貼り合わされる。
次いでアライメントが施されてそれぞれ圧着硬化された後、シール材の一部に設けられた切り欠きを介して液晶が封入され、切り欠きが、熱等により硬化された封止材により封止される。
次いで、TFT基板の外部接続端子に、液晶装置とプロジェクタ等の電子機器とを接続するFPC(Flexible Printed Circuits)が接続され、液晶パネルが製造される。
その後、液晶パネルが、プレート部材を具備する実装部材等に固定されることにより、液晶装置は製造される。製造された液晶装置は、プロジェクタ等の電子機器に設けられる。
液晶パネルの実装部材への固定方法を具体的に説明すると、先ず、例えば熱硬化型接着剤から構成された固定用接着剤を介して、液晶パネルを、プレート部材の底部に、表示領域がプレート部材に形成された開口に重畳するよう位置精度良く接着する。
その後、液晶パネルとプレート部材に設けられた一対の側壁との間に、光硬化型接着剤、例えば紫外線硬化型接着剤から構成された仮固定接着剤を塗布し、該仮固定接着剤に紫外線を照射して、仮固定接着剤を硬化させ、プレート部材に対して、液晶パネルを仮固定する。
次いで、プレート部材に仮固定された液晶パネルを、焼成炉等で熱処理することにより、熱硬化型接着剤から構成された固定用接着剤に熱を付与して硬化させ、プレート部材に対して、液晶パネルを本固定する。
最後に、液晶パネルが固定されたプレート部材に対して、カバー部材を、プレート部材の一対の側壁に接触させた状態で、液晶パネルを覆うように組み付けることにより、液晶装置は製造される。
このように、紫外線硬化型の接着剤を用いて、実装部材に対して、液晶パネルを固定する手法及び構成は周知であり、例えば特許文献1に開示されている。
特開平5−165013号公報
しかしながら、紫外線硬化型の接着剤を硬化させるため、紫外線硬化型接着剤の上方から、紫外線硬化型接着剤に対し、紫外線照射装置から紫外線を照射すると、液晶パネルにまで紫外線が照射されてしまう場合がある。
その結果、紫外線が液晶パネルの側面、具体的にはシール材を介して、TFT基板と対向基板との間に介在された電気光学物質である液晶層に入光してしまうと、液晶の劣化や液晶に配列乱れが生じてしまうといった問題があった。尚、これらの問題は、紫外線照射装置の紫外線の出射端面に、紫外線硬化型接着剤に対し紫外線を集光する集光レンズを設けた場合であっても同様である。
その結果、液晶装置が、例えばプロジェクタに設けられた場合、プロジェクタが駆動されると、投影された表示画像の一部に、液晶の劣化や液晶の配列乱れ等に起因する、所謂しみ等の画像不良が生じてしまうといった問題があった。
本発明は上記問題点に着目してなされたものであり、光硬化型接着剤を用いて電気光学パネルを実装部材に固定するに際し、確実に光硬化型接着剤を硬化させることができるとともに、電気光学パネルの電気光学物質に光が入光してしまうのを簡単かつ確実に防止することができ、製造における歩留まりの向上を実現することができる電気光学装置の製造方法、電気光学装置の製造装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る電気光学装置の製造方法は、対向する一対の側壁を有するプレート部材に対し、電気光学パネルを、前記一対の側壁間に固定する電気光学装置の製造方法であって、前記プレート部材の開口を有する底部に、前記開口に対し前記電気光学パネルの表示領域が臨むよう前記電気光学パネルを載置する載置工程と、前記一対の側壁における少なくとも一方の側壁と前記電気光学パネルとの間に、光硬化型の接着剤を塗布する塗布工程と、前記電気光学パネルの前記底部へ載置する側の第1の面と反対側の第2の面の上方から、前記第2の面の法線方向に対して設定角度を以て前記電気光学パネルから前記側壁を指向して離間する方向に光の光軸を設定して、前記光硬化型接着剤に対し前記光を照射する照射工程と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、プレート部材の一対の側壁における少なくとも一方の側壁と電気光学パネルとの間の光硬化型接着剤に対し光を照射して硬化させる際、光硬化型接着剤を従来同様、確実に硬化させることができるとともに、照射した光が、電気光学パネルの電気光学物質に入光してしまい、電気光学パネルを具備する電気光学装置を用いた電子機器において、表示不良が発生してしまうことを、電気光学装置に何ら対策を施すことなく簡単かつ確実に防止することができ、製造における歩留まりの向上を実現することができる製造方法を有するといった効果を有する。
また、前記照射工程は、光照射装置の前記光の出射端面に設けられた集光レンズにより、前記光硬化型接着剤に対し、前記光を集光して照射することを特徴とする。
本発明によれば、集光レンズにより、光を、電気光学パネルに照射してしまうことなく、集光レンズを用いない場合よりも、確実に光硬化型接着剤を硬化させることができる製造方法を有するといった効果を有する。また、光が、電気光学パネルの電気光学物質に入光してしまい、電気光学パネルを具備する電気光学装置を用いた電子機器において、表示不良が発生してしまうことを、集光レンズを用いない場合よりも、電気光学装置に何ら対策を施すことなく、より簡単かつ確実に防止することができ、製造における歩留まりの向上を実現することができる製造方法を有するといった効果を有する。
さらに、前記光硬化型接着剤は、紫外線硬化型接着剤であるとともに、前記光照射装置は、紫外線照射装置であり、前記紫外線硬化型接着剤は、前記照射工程において前記紫外線照射装置からの紫外線の照射により硬化され、前記プレート部材に対して前記電気光学パネルを仮固定する仮固定用の接着剤を構成していることを特徴とする。
本発明によれば、プレート部材の一対の側壁における少なくとも一方の側壁と電気光学パネルとの間の紫外線硬化型接着剤に対し紫外線を照射して硬化させ、プレート部材に対して電気光学パネルを仮固定する際、紫外線硬化型接着剤を従来同様、確実に硬化させることができるとともに、紫外線が、電気光学パネルの電気光学物質に入光してしまい、電気光学パネルを具備する電気光学装置を用いた電子機器において、表示不良が発生してしまうことを、電気光学装置に何ら対策を施すことなく簡単かつ確実に防止することができ、製造における歩留まりの向上を実現することができる製造方法を有するといった効果を有する。
本発明に係る電気光学装置の製造装置は、対向する一対の側壁を有するプレート部材に対し、電気光学パネルを、前記一対の側壁間に固定する電気光学装置の製造装置であって、前記プレート部材の開口を有する底部に、前記開口に対し前記電気光学パネルの表示領域が臨むよう載置された前記電気光学パネルの前記一対の側壁における少なくとも一方の側壁と前記電気光学パネルとの間に、光硬化型の接着剤が塗布されており、前記電気光学パネルの前記底部へ載置する側の第1の面と反対側の第2の面の上方には、前記光硬化型接着剤に対し光を照射する光照射装置が治具に対し、前記光の光軸が前記第2の面の法線方向に対して設定角度を以て前記電気光学パネルから前記側壁を指向して離間する方向に設定されるよう、固定されていることを特徴とする。
本発明によれば、プレート部材の一対の側壁における少なくとも一方の側壁と電気光学パネルとの間の光硬化型接着剤に対し、光を照射して硬化させる際、従来同様、光硬化型接着剤を確実に硬化させることができるとともに、光が、電気光学パネルの電気光学物質に入光してしまい、電気光学パネルを具備する電気光学装置を用いた電子機器において、表示不良が発生してしまうことを、電気光学装置に何ら対策を施すことなく簡単かつ確実に防止することができ、製造における歩留まりの向上を実現することができる構成を有するといった効果を有する。
また、前記光照射装置の前記光の出射端面には、出射された前記光を、前記光硬化型接着剤へと集光させる集光レンズが設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、集光レンズにより、光を、電気光学パネルに照射してしまうことなく、集光レンズを用いない場合よりも、確実に光硬化型接着剤を硬化させることができる構成を有するといった効果を有する。また、光が、電気光学パネルの電気光学物質に入光してしまい、電気光学パネルを具備する電気光学装置を用いた電子機器において、表示不良が発生してしまうことを、集光レンズを用いない場合よりも、電気光学装置に何ら対策を施すことなく、より簡単かつ確実に防止することができ、製造における歩留まりの向上を実現することができる構成を有するといった効果を有する。
さらに、前記光硬化型接着剤は、前記プレート部材に対して前記電気光学パネルを仮固定する仮固定用の接着剤を構成する紫外線硬化型接着剤であり、前記光照射装置は、前記紫外線硬化型接着剤に対し、紫外線を照射する紫外線照射装置であることを特徴とする。
本発明によれば、プレート部材の一対の側壁における少なくとも一方の側壁と電気光学パネルとの間の紫外線硬化型接着剤に対し、紫外線を照射して硬化させ、プレート部材に対して電気光学パネルを仮固定する際、従来同様、紫外線硬化型接着剤を確実に硬化させることができるとともに、紫外線が、電気光学パネルの電気光学物質に入光してしまい、電気光学パネルを具備する電気光学装置を用いた電子機器において、表示不良が発生してしまうことを、電気光学装置に何ら対策を施すことなく簡単かつ確実に防止することができ、製造における歩留まりの向上を実現することができる構成を有するといった効果を有する。
以下、図面を参照にして本発明の実施の形態を説明する。尚、以下に示す実施の形態において電気光学装置は、光透過型の液晶装置を例に挙げて説明する。よって、電気光学装置が具備する電気光学パネルは、液晶パネルを例に挙げて説明する。
また、液晶パネルにおいて対向配置される一対の基板の内、一方の基板は、素子基板(以下、TFT基板と称す)を、また他方の基板は、TFT基板に対向する対向基板を例に挙げて説明する。
先ず、本実施の形態の製造方法により製造される液晶装置の全体の構成について説明する。図1は、本実施の形態の製造方法により製造される液晶装置の分解斜視図、図2は、図1の液晶パネルの平面図、図3は、図2中のIII-III線に沿って切断した断面図、図4は、図1のプレート部材に液晶パネルを載置した状態を示す平面図である。
図1に示すように、液晶装置600は、実装部材であるプレート部材610と、液晶パネル100と、カバー部材620とにより主要部が構成されている。
図2、図3に示すように、液晶パネル100は、例えば、石英基板やガラス基板等を用いたTFT基板10と、該TFT基板10に対向配置される、例えばガラス基板や石英基板等を用いた対向基板20との間の内部空間に、電気光学物質である液晶50が介在されて構成される。対向配置されたTFT基板10と対向基板20とは、シール材52によって貼り合わされている。
TFT基板10の液晶50と接する領域に、液晶パネル100の表示領域40を構成するTFT基板10の表示領域10hが構成されている。また、表面10f側における表示領域10hに、画素を構成するとともに、後述する対向電極21とともに液晶50に駆動電圧を印加する画素電極9aがマトリクス状に配置されている。
また、対向基板20の表面20f側における液晶50と接する領域に、液晶50に画素電極9aとともに駆動電圧を印加する対向電極21が設けられており、対向電極21の表示領域10hに対向する領域に、液晶パネル100の表示領域40を構成する対向基板20の表示領域20hが構成されている。
TFT基板10の画素電極9a上に、ラビング処理が施された配向膜16が設けられており、また、対向基板20上の全面に渡って形成された対向電極21上にも、ラビング処理が施された配向膜26が設けられている。各配向膜16、26は、例えば、ポリイミド膜等の透明な有機膜からなる。
また、TFT基板10の表示領域10hにおいては、複数本の図示しない走査線と複数本の図示しないデータ線とが交差するように配線され、走査線とデータ線とで区画された領域に画素電極9aがマトリクス状に配置される。そして、走査線とデータ線との各交差部分に対応して図示しない薄膜トランジスタ(TFT)が設けられ、このTFT毎に画素電極9aが接続されている。
TFTは走査線のON信号によってオンとなり、これにより、データ線に供給された画像信号が画素電極9aに供給される。この画素電極9aと対向基板20に設けられた対向電極21との間の電圧が液晶50に印加される。
対向基板20に、液晶パネル100の表示領域40を規定する額縁としての遮光膜53が設けられている。
液晶50がTFT基板10と対向基板20との間の空間に、既知の液晶注入方式で注入される場合、シール材52は、シール材52の1辺の一部において欠落して塗布されている。
シール材52の欠落した箇所は、該欠落した箇所から貼り合わされたTFT基板10及び対向基板20との間の空間において、シール材52により囲まれた領域に液晶50を注入するための切り欠きである液晶注入口108を構成している。液晶注入口108は、液晶注入後、封止材109によって封止される。
シール材52の外側の領域に、TFT基板10の図示しないデータ線に画像信号を所定のタイミングで供給して該データ線を駆動するドライバであるデータ線駆動回路101と外部回路との接続のための外部接続端子102とが、TFT基板10の1辺に沿って設けられている。尚、外部接続端子102は、対向基板20に設けられていても構わない。
外部接続端子102に、液晶パネル100を、プレート部材610及びカバー部材620とともに、プロジェクタ等の電子機器と電気的に接続する、特定の長さを有する柔軟なフレキシブル配線基板(Flexible Printed Circuits、以下FPCと称す)112の一端が接続されている。FPC112の他端がプロジェクタ等の電子機器に接続されることにより、液晶パネル100と電子機器とは電気的に接続される。
外部接続端子102が設けられたTFT基板10の1辺に隣接する2辺に沿って、TFT基板10の図示しない走査線及びゲート電極に、走査信号を所定のタイミングで供給することにより、ゲート電極を駆動するドライバである走査線駆動回路103、104が設けられている。走査線駆動回路103、104は、シール材52の内側の遮光膜53に対向する位置において、TFT基板10上に形成されている。
また、TFT基板10上に、データ線駆動回路101、走査線駆動回路103、104、外部接続端子102及び上下導通端子107を接続する配線105が、遮光膜53の3辺に対向して設けられている。
上下導通端子107は、シール材52のコーナー部の4箇所のTFT基板10上に形成されている。そして、TFT基板10と対向基板20相互間に、下端が上下導通端子107に接触し上端が対向電極21に接触する上下導通材106が設けられており、該上下導通材106によって、TFT基板10と対向基板20との間で電気的な導通がとられている。
また、TFT基板10の裏面10rに、TFT基板10と平面上、略同じ大きさを有する防塵ガラス30が貼着されている。同様に、対向基板20の裏面20rに、対向基板20と平面上、略同じ大きさを有する防塵ガラス31が貼着されている。尚、防塵ガラス30、31は、TFT基板10及び対向基板20の各裏面10r、20rの各表示領域10h、20hに塵埃等が付着するのを防止する。
図1に戻って、プレート部材610は、平面視した状態で、略四角形状を有する薄板状部材から構成されており、液晶パネル100のプレート部材610に載置する側の第1の面、例えばTFT基板10に貼着された防塵ガラス30の表示領域40の周辺領域における載置面30r(図3参照)が、底部である載置面610sに、例えばシリコン接着剤等の熱硬化型接着剤を介して接着される構成を有している。
プレート部材610は、例えば、開口である窓部615と、強度補強部614と、対向する一対の側壁613、633と、カバー部材固定孔612a、612bと、取り付け孔611a、611b、611c、611d、611e(以下、611a〜611eと称す)とを有して主要部が構成されている。
窓部615は、プレート部材610の載置面610sに、平面視した状態で略四角状に形成された貫通孔からなる開口であり、載置面610sに、液晶パネル100が載置された際、液晶パネル100の表示領域40が臨むよう、表示領域40と略同じ大きさに開口されている。
強度補強部614は、プレート部材610に加工された、またはプレート部材610に接着された断面形状が凸状の部材であり、プレート部材610の強度を補強するための部材である。
対向する一対の側壁613、633は、プレート部材610の載置面610s近傍の対向する2辺から、上方に起立するよう折り曲げられて形成された側壁である。また、図4に示すように、載置面610sに接着されている液晶パネル100のTFT基板10及び防塵ガラス30と、一対の側壁613、633との間には、仮固定用の接着剤となる、例えば紫外線硬化型接着剤から構成された光硬化型接着剤、(以下、UV接着剤と称す)150が、例えば側壁613側のUV接着剤150と、側壁633側のUV接着剤150とが互いに対向するよう部分的に、例えば4つ充填されて、光、例えば紫外線の照射により硬化されている。
また、図4に示すように、一対の側壁613、633の各外側面613g、633gは、プレート部材610に対し、カバー部材620が組み付けられた際、該カバー部材620の内側面が接触する部位となっている。このことにより、液晶パネル100からプレート部材610へと伝わった熱は、一対の側壁613、633を介してカバー部材620へと伝達される。
カバー部材固定孔612a、612bは、プレート部材610にカバー部材620が組み付けられた際、カバー部材620に形成された図示しない凸部がそれぞれ嵌合される貫通孔である。その結果、プレート部材610にカバー部材620が固定される。
取り付け孔611a〜611dは、液晶装置600を、図示しないプロジェクタ内に、ライトバルブとして取り付ける際に用いられる貫通孔であり、取り付け孔611a〜611dは、プレート部材610の四隅に設けられている。即ち、液晶装置600は、プロジェクタ内に、4点で固定される。
取り付け孔611eは、取り付け孔611a〜611dのうち、取り付け孔611c及び611dとともに、平面視した状態で三角形を形成するように設けられた貫通孔である。取り付け孔611eは、取り付け孔611c及び611dとともに、プロジェクタ内に、液晶装置600を3点で固定するための貫通孔である。
カバー部材620は、平面視した状態で、略四角状を有するとともに、断面形状が略凹状を有する部材であって、液晶パネル100を覆った状態で、プレート部材610に組み付けられる部材である。
カバー部材620は、液晶パネル100の表示領域40外の周辺領域における光抜けを防止するとともに、周辺領域からの光が表示領域40内に進入するのを遮光する部材であり、好ましくは遮光性の樹脂、金属等から構成されている。
また、カバー部材620は、プレート部材610、液晶パネル100に対するヒートシンクとしても機能することから、熱伝導率の比較的大きい材料から構成されていることが好ましい。
カバー部材620は、冷却風導入部622と、カバー本体部623と、冷却風排出部624と、図示しない2つの凸部とにより主要部が構成されている。
2つの凸部は、上述したように、カバー部材620がプレート部材610に組み付けられた際、カバー部材固定孔612a、612bに嵌入することにより、カバー部材620をプレート部材610に固定する冷却風導入部622に形成された部材である。
カバー本体部623は、略直方体形状に形成された部位であり、冷却風導入部622及び冷却風排出部624間に挟まれて、カバー部材620に位置している。
カバー本体部623は、窓部625及びサイドフィン部628を具備している。窓部625は、カバー本体部623に形成された、平面視した状態で略四角状の貫通孔からなる開口であり、液晶パネル100の表示領域40と平面視した状態で略同じ大きさに開口されている。
サイドフィン部628は、カバー本体部623の冷却風導入部622及び冷却風排出部624と接しない対向する両側面にそれぞれ形成されている。サイドフィン部628は、カバー部材620の表面積を増加させ、カバー部材620の放熱作用を促進させる部材である。
冷却風導入部622は、テーパ部622T及び導風板622Pを有している。テーパ部622T及び導風板622Pは、図示しないファンからの冷却風を、プレート部材610の一対の側壁613、633に接触する部位を有するカバー本体部623へと導く部位である。
冷却風排出部624は、図示しないFPC導出部と、リアフィン部624Fとを有しており、カバー本体部623に導入された冷却風を、カバー本体部623に一対の側壁613、633を介して液晶パネル100及びプレート部材610から伝熱された熱とともに、カバー本体部623から排出する部位である。
FPC導出部は、カバー部材620に覆われた液晶パネル100の外部接続端子102に固定されたFPC112を、カバー部材620及びプレート部材610外に導出させる開口が形成された部材である。尚、リアフィン部624Fも、カバー部材620の表面積を増加させ、カバー部材620の放熱作用を促進させる部材である。
次に、このように構成された液晶装置600の製造方法及び製造装置を、上述した図1〜図4、及び図5を用いて説明する。図5は、図4中のV-V線に沿う液晶装置の断面を、製造装置とともに示す部分断面図である。
尚、以下に示す液晶装置の製造方法及び製造装置においては、液晶パネルを、プレート部材に固定する際の製造方法及び製造装置について説明する。よって、その他の液晶装置の製造方法及び製造装置については、周知であるため、その説明は省略する。
先ず、液晶パネル100を、プレート部材610の載置面610sに載置する載置工程を行う。具体的には、平面視した状態で、一対の側壁613、633間において、載置面610sにおける窓部615の周辺領域に、防塵ガラス30の表示領域40の周辺領域における載置面30rが接するよう、言い換えれば、液晶パネル100の表示領域40が窓部615に臨むよう、液晶パネル100を、位置精度良く、例えば熱硬化型のシリコン接着剤を介して、プレート部材610の載置面610sに載置、接着する載置工程を行う。
また、液晶パネル100は、FPC112が、強度補強部614に対向するよう、プレート部材610に載置される。尚、液晶パネル100を、プレート部材610に載置する際は、必ずしも接着剤を介して、載置する必要はない。
次いで、一対の側壁613、633と、液晶パネル100との間に、具体的には、一対の側壁613、633と、TFT基板10及び防塵ガラス30との間に、UV接着剤150を、図4に示すように、部分的に塗布し、充填する塗布工程を行う。
より具体的には、図4に示すように、塗布工程では、平面視した状態で、例えば側壁613側のUV接着剤150と側壁633側のUV接着剤150とが互いに対向するようUV接着剤150を部分的に、例えば4箇所に塗布し、充填する。
次いで、各UV接着剤150に、紫外線77をそれぞれ照射して、各UV接着剤150を硬化させ、一対の側壁613、633、即ちプレート部材610に対して液晶パネル100を仮固定する照射工程を行う。
ここで、照射工程を詳しく説明すると、図5に示すように、製造装置300において、プレート部材610に載置された液晶パネル100の載置面30rを有する第1の面と反対側の防塵ガラス31の第2の面である面31rの上方、具体的には、充填されたUV接着剤150の上方には、UV接着剤150に、紫外線77を照射する光照射装置である、例えば円柱状の紫外線照射装置1が、治具7に固定されて設けられている。
尚、紫外線照射装置の形状は、円柱状に限定されない。また、紫外線照射装置1は、図5では、製造装置300に2つ設けられた例が図示されているが、UV接着剤150が、図4に示すように、4箇所に塗布されている場合は、実際は、製造装置300に4つ設けられている。即ち、4箇所に塗布されたUV接着剤150は、4つの紫外線照射装置1により、略同時に硬化される。
さらに、紫外線照射装置1の紫外線77の出射端面には、UV接着剤150に対して、紫外線77を集光してスポット的に照射するための集光レンズ2が設けられている。
紫外線照射装置1は、UV接着剤150の上方において、液晶パネル100の面31rの法線方向Hに対して、紫外線照射装置1から出射される紫外線77の光軸Lが、例えば1°前後に設定された設定角度αを以て、液晶パネル100から一対の側壁613、633をそれぞれ指向して離間する方向に設定されるよう、治具7に対し固定されている。
具体的には、治具7に、法線方向Hに対して設定角度α、液晶パネル100の上方から下方に向かって、液晶パネル100から離間する方向に傾いた円柱状の貫通孔が、加工により形成されており、該傾いた貫通孔に、円柱状の紫外線照射装置1が挿通され、ねじ等の固定手段により固定されることにより、紫外線照射装置1は、治具7に対して、法線方向Hに対し、設定角度α傾いて固定される。尚、設定角度αは、貫通孔を加工する角度により、任意に設定自在となる。
よって、UV接着剤150に紫外線77を照射する際は、UV接着剤150の上方における紫外線照射装置1から、液晶パネル100の面31rの法線方向Hに対して例えば1°前後に設定された設定角度αを以て、液晶パネル100から一対の側壁613、633をそれぞれ指向して離間する方向に、紫外線77の光軸Lを設定して、UV接着剤150に対し、紫外線77を照射する。
その結果、液晶50の層に紫外線77が入光してしまうことなく、紫外線77が集光レンズ2に集光されて、スポット的にUV接着剤150に照射されることが、実験の結果、分かってきた。
このような手法により、UV接着剤150に、紫外線77を照射した後、UV接着剤150は硬化される。即ち、液晶パネル100は、プレート部材610に対して仮固定される。
その後、液晶パネル100をプレート部材610ともに、焼成炉等で熱処理することにより、上述した熱硬化型のシリコン接着剤を硬化させて、液晶パネル100を、プレート部材610に固定するパネル本固定工程を行い、最後に、カバー部材620を、液晶パネル100を覆うように、プレート部材610に組み付ける組み付け工程を行うことにより、液晶装置600は製造される。
このように、本実施の形態においては、液晶パネル100を、プレート部材610に固定する工程において、一対の側壁613、633と液晶パネル100との間のUV接着剤150に、紫外線77を照射してUV接着剤150を硬化させる際、紫外線77を、UV接着剤150の上方における製造装置300の紫外線照射装置1から、液晶パネル100の面31rの法線方向Hに対して、例えば1°前後に設定された設定角度αを以て、液晶パネル100から一対の側壁613、633をそれぞれ指向して離間する方向に、紫外線77の光軸Lを設定して、UV接着剤150に対し、紫外線77を照射すると示した。
このことによれば、プレート部材610の一対の側壁613、633と液晶パネル100との間のUV接着剤150に対し、紫外線77を照射して硬化させ、プレート部材610に対して液晶パネル100を仮固定する際、紫外線77は、出射後の紫外線77の光軸Lが、面31rの法線方向Hに対し、例えば1°前後の設定角度αを以て、液晶パネル100から一対の側壁613、633をそれぞれ指向して離間する方向に設定されて、UV接着剤150に対し、照射される。
このことから、紫外線77を、UV接着剤150の上方から、法線方向Hに光軸Lを設定して、UV接着剤150に照射する従来の手法においては、集光レンズ2を用いたとしても、液晶パネル100の液晶50の層に、紫外線77が入光してしまう場合があったが、本実施の形態の構成、製造方法を用いれば、紫外線77が、TFT基板10と対向基板20との間の液晶50に入光してしまい、液晶パネル100を具備する液晶装置600を用いたプロジェクタ等の電子機器において、投影された表示画像に、所謂しみ等の表示不良が発生してしまうことを、既存の製造装置300の構成を若干変更するのみで、液晶装置600に何ら対策を施すことなく簡単かつ確実に防止することができる。
また、本実施の形態の構成、製造方法においては、紫外線照射装置1から、UV接着剤150に紫外線77を確実に照射することができることから、UV接着剤150を従来同様、確実に硬化させることができる。
以上から、製造における歩留まりの向上を実現することができる液晶装置600の製造方法、及び製造装置300を提供することができる。
また、本実施の形態においては、紫外線照射装置1の出射端面に、集光レンズ2を設け、集光レンズ2により紫外線77を集光して、スポット的に、紫外線77をUV接着剤150に照射すると示した。
このことによれば、集光レンズ2を用いることにより、集光レンズ2を使用しない場合よりも、確実にUV接着剤150に紫外線77をスポット的に照射でき、UV接着剤150を確実に硬化させることができる。
また、紫外線77が、TFT基板10と対向基板20との間の液晶50に入光してしまい、液晶パネル100を具備する液晶装置600を用いたプロジェクタ等の電子機器において、投影された表示画像に、所謂しみ等の表示不良が発生してしまうことも、集光レンズ2を用いない場合よりも、既存の構成を若干変更するのみで、液晶装置600に何ら対策を施すことなく簡単かつ確実に防止することができる。
以上から、製造における歩留まりの向上を実現することができる液晶装置600の製造方法、及び製造装置300を提供することができる。
尚、以下、変形例を示す。本実施の形態においては、プレート部材610の一対の側壁613、633と液晶パネル100との間に、UV接着剤150が塗布され、該UV接着剤150に紫外線77を照射し、UV接着剤150を硬化させる際、本実施の形態を適用すると示した。
これに限らず、プレート部材610の側壁613と、液晶パネル100との間のUV接着剤150のみを硬化させる場合、または、プレート部材610の側壁633と、液晶パネル100との間のUV接着剤150のみを硬化させる場合に本実施の形態を適用しても、本実施の形態と同様の効果を得ることができるということは勿論である。
また、本実施の形態においては、プレート部材610の一対の側壁613、633と液晶パネル100との間に、UV接着剤150が4箇所塗布されており、これに合わせて、紫外線照射装置1も製造装置300に4つ設けると示した。
これに限らず、UV接着剤150が複数箇所に塗布されている場合は、製造装置300に、UV接着剤150の塗布箇所と同数の紫外線照射装置1が設けられていれば、本実施の形態同様、複数個のUV接着剤150を略同時に硬化させることができる。
また、複数箇所に、UV接着剤150が塗布されている場合であっても、製造装置300に、紫外線照射装置1が、1つだけ設けられている構成であっても構わない。この場合、紫外線照射装置1が、複数箇所のUV接着剤150に対し、紫外線77を照射する照射位置に移動して、個々に紫外線77を照射することにより、本実施の形態と略同様の効果を得ることができる。
さらに、本実施の形態は、液晶パネルを、プレート部材610に仮固定する際のUV接着剤150の硬化に用いると示したが、これに限らず、液晶パネルを、プレート部材610に本固定する際のUV接着剤150の硬化に用いても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、本実施の形態においては、光硬化型接着剤は、UV接着剤150を例に挙げて説明し、光照射装置は、紫外線照射装置を例に挙げて説明し、紫外線照射装置から照射される光は、紫外線77を例に挙げて説明した。
これに限らず、光硬化型接着剤を、UV接着剤150以外で構成した場合は、光照射装置から照射される光には、個々の光硬化型接着剤の硬化に適用可能な紫外線以外の光を用いればよい。このような光としては、例えば赤外線が挙げられる。
このように、UV接着剤150以外の光硬化型接着剤の硬化に、本実施の形態を適用しても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、液晶パネルは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、上述した液晶パネルは、TFT(薄膜トランジスタ)等のアクティブ素子(能動素子)を用いたアクティブマトリクス方式の液晶表示モジュールを例に挙げて説明したが、これに限らず、TFD(薄膜ダイオード)等のアクティブ素子(能動素子)を用いたアクティブマトリクス方式の液晶表示モジュールであっても構わない。
さらに、本実施の形態においては、電気光学装置は、液晶装置を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されず、エレクトロルミネッセンス装置、特に、有機エレクトロルミネッセンス装置、無機エレクトロルミネッセンス装置等や、プラズマディスプレイ装置、FED(Field Emission Display)装置、SED(Surface−Conduction Electron−Emitter Display)装置、LED(発光ダイオード)表示装置、電気泳動表示装置、薄型のブラウン管または液晶シャッター等を用いた装置などの各種の電気光学装置に適用できる。
また、電気光学装置は、半導体基板に素子を形成する表示用デバイス、例えばLCOS(Liquid Crystal On Silicon)等であっても構わない。LCOSでは、素子基板として単結晶シリコン基板を用い、画素や周辺回路に用いるスイッチング素子としてトランジスタを単結晶シリコン基板に形成する。また、画素には、反射型の画素電極を用い、画素電極の下層に画素の各素子を形成する。
また、電気光学装置は、片側の基板の同一層に、一対の電極が形成される表示用デバイス、例えばIPS(In-Plane Switching)や、片側の基板において、絶縁膜を介して一対の電極が形成される表示用デバイスFFS(Fringe Field Switching)等であっても構わない。
さらに電子機器は、本発明による電気光学装置を備えて実現できるものであれば、上述したプロジェクタに限らず、テレビジョン受像機、ビューファインダ型またはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた装置等の各種の電子機器に適用することができる。
本実施の形態の製造方法により製造される液晶装置の分解斜視図。 図1の液晶パネルの平面図。 図2中のIII-III線に沿って切断した断面図。 図1のプレート部材に液晶パネルを載置した状態を示す平面図。 図4中のV-V線に沿う液晶装置の断面を、製造装置とともに示す部分断面図。
符号の説明
1…紫外線照射装置、2…集光レンズ、7…治具、31r…第2の面、40…表示領域、77…紫外線、100…液晶パネル、150…UV接着剤、300…製造装置、600…液晶装置、610…プレート部材、610s…載置面、613…側壁、615…窓部、633…側壁、H…法線方向、L…光軸、α…設定角度。

Claims (6)

  1. 対向する一対の側壁を有するプレート部材に対し、電気光学パネルを、前記一対の側壁間に固定する電気光学装置の製造方法であって、
    前記プレート部材の開口を有する底部に、前記開口に対し前記電気光学パネルの表示領域が臨むよう前記電気光学パネルを載置する載置工程と、
    前記一対の側壁における少なくとも一方の側壁と前記電気光学パネルとの間に、光硬化型の接着剤を塗布する塗布工程と、
    前記電気光学パネルの前記底部へ載置する側の第1の面と反対側の第2の面の上方から、前記第2の面の法線方向に対して設定角度を以て前記電気光学パネルから前記側壁を指向して離間する方向に光の光軸を設定して、前記光硬化型接着剤に対し前記光を照射する照射工程と、
    を具備することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  2. 前記照射工程は、光照射装置の前記光の出射端面に設けられた集光レンズにより、前記光硬化型接着剤に対し、前記光を集光して照射することを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置の製造方法。
  3. 前記光硬化型接着剤は、紫外線硬化型接着剤であるとともに、前記光照射装置は、紫外線照射装置であり、
    前記紫外線硬化型接着剤は、前記照射工程において前記紫外線照射装置からの紫外線の照射により硬化され、前記プレート部材に対して前記電気光学パネルを仮固定する仮固定用の接着剤を構成していることを特徴とする請求項1または2に記載の電気光学装置の製造方法。
  4. 対向する一対の側壁を有するプレート部材に対し、電気光学パネルを、前記一対の側壁間に固定する電気光学装置の製造装置であって、
    前記プレート部材の開口を有する底部に、前記開口に対し前記電気光学パネルの表示領域が臨むよう載置された前記電気光学パネルの前記一対の側壁における少なくとも一方の側壁と前記電気光学パネルとの間に、光硬化型の接着剤が塗布されており、
    前記電気光学パネルの前記底部へ載置する側の第1の面と反対側の第2の面の上方には、前記光硬化型接着剤に対し光を照射する光照射装置が治具に対し、前記光の光軸が前記第2の面の法線方向に対して設定角度を以て前記電気光学パネルから前記側壁を指向して離間する方向に設定されるよう、固定されていることを特徴とする電気光学装置の製造装置。
  5. 前記光照射装置の前記光の出射端面には、出射された前記光を、前記光硬化型接着剤へと集光させる集光レンズが設けられていることを特徴とする請求項4に記載の電気光学装置の製造装置。
  6. 前記光硬化型接着剤は、前記プレート部材に対して前記電気光学パネルを仮固定する仮固定用の接着剤を構成する紫外線硬化型接着剤であり、
    前記光照射装置は、前記紫外線硬化型接着剤に対し、紫外線を照射する紫外線照射装置であることを特徴とする請求項4または5に記載の電気光学装置の製造装置。
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