JP4882081B2 - エレベータ - Google Patents

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    • B66B9/02Kinds or types of lifts in, or associated with, buildings or other structures actuated mechanically otherwise than by rope or cable
    • B66B9/025Kinds or types of lifts in, or associated with, buildings or other structures actuated mechanically otherwise than by rope or cable by screw-nut drives

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、人や貨物を昇降移動せしめるエレベータに関するものであり、詳しくは、所定の昇降路に沿って昇降するケージの昇降駆動機構として、ねじ駆動機構を備えたエレベータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ケージの昇降駆動機構としてねじ駆動機構を備えたエレベータにおいては、従来、前記ケージの移動方向に沿って固定したねじ軸にナットをねじ結合せしめ、前記ケージ側に配設した駆動プーリと、前記ナットに固着した従動プーリと、の間にベルトを巻き掛け、前記ケージ側に配設したモータで前記駆動プーリを回転駆動することにより、前記ケージを昇降せしめていた(特開2000−86117参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の駆動形式では、前記ベルトの損耗が激しいほか、ベルト伝動による騒音や振動が大きい等の問題がある。
【0004】
本発明は、こうした事情に鑑みてなされたもので、ベルト切れ等の心配がなく、騒音や振動も可及的に少なくせしめたエレベータを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係るエレベータは、所定の昇降路に沿って上下動自在なケージと、該ケージの移動方向に沿って固定されたねじ軸と、該ねじ軸とねじ結合するナットと、該ナットを正逆回転駆動する中空軸モータと、を備え、該中空軸モータは、固定子側を前記ケージ側に固定されるとともに中空回転子に前記ねじ軸を受け入れて、前記中空回転子を前記ナットに駆動上連結されてなるエレベータであって、前記ナットは截頭円錐形状の外周面を有し、前記中空回転子側には前記ナットの前記外周面に対応する形状の内周面が形成され、前記ナットの前記外周面に対して前記中空回転子側の前記内周面が上から当接し、前記中空回転子側の前記内周面と前記ナットの前記外周面との摩擦接続により前記中空回転子側の回転が前記ナットに伝達されるものである(請求項1)。
【0006】
前記構成において、前記中空軸モータが作動する、すなわち、前記ケージ側へ固定された前記固定子側に対して前記中空回転子が前記ねじ軸の回りで回転すると、前記ナットは、前記ねじ軸の回りで回転駆動されるとともに、前記ねじ軸の軸線方向へ直線的に移動する。これにより、前記ケージが、前記所定の昇降路に沿って移動する。
【0007】
本発明によれば、前記従来の構成とは異なり、モータの駆動力をナットに伝達するための手段としてベルトを用いていないので、ベルト切れの心配がない。また、従来のベルト伝動に比べて、前記ケージの昇降駆動時の騒音や振動を大幅に低減せしめることができる。さらに、前記中空回転子が前記ねじ軸を受け入れて前記ナットに駆動上連結されていることから、前記中空回転子と前記ナットとが互いに同一の軸線を中心として回転するので、回転バランスがとれるほか、省スペース化に貢献できる利点もある。
【0008】
前記エレベータにおいて、前記ねじ軸と前記ナットとの組み合わせは、例えば、台形ねじ軸と台形ねじナットと、で形成することもできるほか、ボールねじ軸とボールねじナットと、で形成することもできる。後者の場合には、前記ねじ軸と前記ナットとの間の摩擦が小さいので、それらの間の摩擦による発熱量を一層低減せしめることができる。
【0009】
前記エレベータにおいて、前記ナットがナットハウジングに回動自在に支持され、該ナットハウジングに前記ケージが連結されることにより、前記中空回転子には前記ケージの荷重がかからない構成とすることもでき(請求項2)、さらに、前記ナットが、一体に回転するように結合された駆動ナットと安全ナットとで構成され、前記安全ナットは前記駆動ナットとの間に間隔をおいて前記駆動ナットの下方に配置され、前記駆動ナットが截頭円錐形状の前記外周面を有しているものとすることもできる(請求項3)。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。
【0011】
図1は、本発明の一実施の形態に係るエレベータの全体概略斜視図、図2は、図1のエレベータの要部である昇降駆動部の縦断面図、図3は、図2のIII−III矢視断面図である。
【0012】
図1に示すように、本実施の形態に係るエレベータ1は、所定の昇降路に沿って垂直方向に昇降移動するケージ3と、該ケージ3の昇降駆動機構4と、を備えている。限定はされないが、本実施の形態では、前記エレベータ1は、開閉扉5を有する前記ケージ3が一階と二階との間を行き来する形式のものとされていて、例えば、駅舎等の低層の構築物に設置するのに適した、小型のエレベータである。
【0013】
前記所定の昇降路を形成するケージ用ガイドレール2,2は、前記ケージ3の一側面3aに沿って互いに平行に上下方向に延びるように対にして立設されている。前記各ケージ用ガイドレール2は、例えば、H形鋼やみぞ形鋼やT形鋼等で形成され、それぞれの開放面2aを互いに向かい合わせて配置されている。前記ケージ3に回動自在に軸支された複数のローラ6は、前記各ケージ用ガイドレール2の前記開放面2aからその内部に嵌入していて、前記各ケージ用ガイドレール2の上下方向に延びる案内面に当接して回転する。前記複数のローラ6が前記各ケージ用ガイドレール2に係合することにより、前記ケージ3の水平方向の位置が規定され、前記ケージ3が、所定姿勢を保持したままで垂直方向に移動可能となっている。
【0014】
前記ケージ用ガイドレール2,2の上端部2b,2b同士の間には、プーリ支持フレーム7が水平に架設されていて、該プーリ支持フレーム7には、二つの定滑車8,8が回転自在に支持されている。該各定滑車8に巻き掛けられた一本のロープ9の二つの自由端部9aは、前記ケージ3側に接続され、前記ロープ9の中間部は、カウンタウエイト10に回動自在に設けられた二つの動滑車10a,10aまたは二本の固定軸に巻き掛けられている。前記カウンタウエイト10は、上下方向に延びるその両側部を、同じく上下方向に延びる一対のカウンタウエイト用ガイドレール11,11によって案内されて、上下方向へ移動自在とされている。前記ケージ3には、前記カウンタウエイト10の重量によって、前記ロープ9を介して、前記ケージ3自体の重量と釣り合う力が常に上向きに作用する。これにより、前記昇降駆動機構4に掛かる負荷が軽減されている。
【0015】
前記カウンタウエイト10と、前記カウンタウエイト用ガイドレール11,11と、の間には、それ自体周知の一対のキャッチ装置10b,10bが介装されている。異常自体として前記ロープが切れた場合には、前記一対のキャッチ装置10b,10bが作動して、前記カウンタウエイト10が、前記カウンタウエイト用ガイドレール11,11に対して固定される。これにより、前記カウンタウエイト10の落下が阻止される。
【0016】
前記ケージ昇降駆動機構4は、前記ケージ3の移動方向に沿って固定されたねじ軸12と、該ねじ軸12と協働して前記ケージ3側に昇降駆動力を付与する昇降駆動部13と、を備えている。
【0017】
図2に示すように、前記昇降駆動部13は、前記ねじ軸12にねじ結合するナット14と、該ナット14を正逆回転駆動する中空軸モータ15と、を備えている。正逆回転自在な前記中空軸モータ15は、モータケース16を含む固定子17と、該固定子17と磁気的に結合して該固定子17の内部で回転駆動される中空回転子18と、を備えている。そして、前記中空軸モータ15は、前記モータケース16を前記ケージ3側に防振的に固定されるとともに、前記中空回転子18に前記ねじ軸12を受け入れて、前記中空回転子18が前記ナット14へと駆動上連結されている。
【0018】
本実施の形態では、前記ねじ軸12として、台形ねじ軸を採用し、前記ナット14として、前記台形ねじ軸に対してねじ結合する台形ねじナットを用いている。
【0019】
前記台形ねじナット14は、ナットケース19と常に一体に回転するように該ナットケース19に対して係合している。該ナットケース19の上端部19aは、フランジ形継手20を介して、前記モータケース16から下方へ突出した前記中空回転子18の下端部18aに連結されている。また、前記ナットケース19は、前記台形ねじ軸12と同心に配設された円筒状のナットハウジング21の内部に、ベアリング22,23を介して、回転自在に支持されている。前記ナットハウジング21は、互いに逆方向へ向けて水平に延びるハウジングアーム24,24を一体に備えている。該二本のハウジングアーム24,24の上面には、ゴム等からなる防振材25,25を介して、前記ケージ3側から前記台形ねじ軸12側へ向けて水平に延び出した二本のケージフレーム26,26が固着されている。したがって、前記ケージ3は、前記ケージフレーム26,26と、前記防振材25,25と、前記ナットハウジング21と、前記ベアリング22,23と、前記ナットケース19と、を介して、前記台形ねじナット14に連結されて支持されている。
【0020】
また、前記ケージ3側には、前記ハウジングアーム24,24と、該ハウジングアーム24,24に連結固定された連結アーム27,27と、を介して、前記モータケース16が連結固定されている。
【0021】
本実施の形態では、前記台形ねじナット14は、駆動ナット28と、安全ナット29と、から形成されている。前記駆動ナット28は、その外周面において、上側が円柱形状、下側が截頭円錐形状を有し、前記駆動ナット28の外周面に対応する形状の内周面を有する前記ナットケース19に下方から嵌り込んでいる。このため、前記駆動ナット28には、截頭円錐形状を有する下側の外周面において、前記ナットケース19を介して、前記ナットハウジング21を含む前記ケージ3側の荷重が作用する。この荷重によって截頭円錐形状の外周面において前記駆動ナット28と前記ナットケース19との間に生ずる摩擦力により、前記中空軸モータ15の前記中空回転子18の回転が、前記駆動ナット28に伝達される。
【0022】
前記駆動ナット28には、結合ねじ30を介して、前記安全ナット29が、常に前記駆動ナット28と一体に回転するように固定されている。
【0023】
前記結合ねじ30は、前記駆動ナット28に形成された上下方向に延びる長孔31を貫通して、前記安全ナット29のねじ穴にねじ込まれている。また、前記駆動ナット28と前記安全ナット29との間には、上下方向に所定の間隔Sが設けられている。したがって、前記ナットケース19を介して前記駆動ナット28に作用する前記ケージ3側の荷重は、前記安全ナット29には作用することがなく、前記台形ねじ軸12の回りでの回転によって前記安全ナット29のねじ部に生ずる摩耗は、前記台形ねじ軸12の回りでの回転によって前記駆動ナット28のねじ部に生ずる摩耗に比べて極めて少ない。このため、前記エレベータ1の長時間にわたる使用により前記駆動ナット28のねじ部における摩耗が進行し、前記駆動ナット28のねじ部のピッチに生じた誤差によって前記駆動ナット28が下方へずれてしまった場合でも、前記駆動ナット28と前記安全ナット29とが上下方向に当接することにより、前記駆動ナット28が前記ケージ3とともに過剰に下方へ移動してしまうことが阻止される。
【0024】
前記安全ナット29の下端外周部には、ベアリング32を介して、ナットカバー33が取り付けられている。該ナットカバー33によって、前記駆動ナット28及び前記安全ナット29のねじ部に対して塵埃が付着することが防止される。
【0025】
前記昇降駆動部13には、前記中空軸モータ15の作動時以外は常時前記固定子17側に対して前記中空回転子18を回転不能に固定するブレーキ装置34が付設されている。該ブレーキ装置34は、前記固定子17側と前記中空回転子18側との間に介装されていて、前記中空軸モータ15の作動時以外は、常に前記中空回転子18及び前記台形ねじナット14を制動しており、前記中空軸モータ15の作動時にのみ、前記中空回転子18及び前記ナット14の制動を解除する。
【0026】
限定はされないが、本実施の形態では、前記ブレーキ装置34は、図3に示すように、共通の水平なガイドロッド35に案内されて互いに接近離間方向へと移動自在な一対のブレーキアーム36,36を備えている。該一対のブレーキアーム36,36は、前記ケージ3側に支持されていて、図2及び図3に示すように、常時は、その相互対向面側にそれぞれ固着されたブレーキ片37,37によって、前記中空軸モータ15の前記中空回転子18と前記ナットケース19とを互いに連結する前記フランジ形継手20の円筒状の外周面20aを締め付けて、前記中空回転子18及び前記台形ねじナット14側を制動している。
【0027】
図3に示すように、前記一対のブレーキアーム36,36は、前記ガイドロッド35との間に介装された一対のブレーキアーム付勢ばね38,38で、制動状態が維持されるように、互いに接近する方向へと常時付勢されている。そして、前記一対のブレーキアーム36,36の前記ブレーキ片37,37とは反対側の端部36a,36aが、電磁石を含むブレーキアーム駆動源39によって、前記一対のブレーキアーム付勢ばね38,38の付勢力に抗して、互いに離間する方向へと駆動されることにより、前記一対のブレーキアーム36,36が、前記ケージ3側へ固定された揺動中心軸43,43を中心として、互いに離間する方向へと揺動せしめられ、前記ブレーキ片37,37が、前記フランジ形継手20の前記外周面20aを解放し、制動状態が解除されるようになっている。
【0028】
なお、本実施の形態では、前記一対のブレーキアーム36,36が均等に開いたり閉じたりするように、該一対のブレーキアーム36,36同士を、前記モータケース16に固着された縦軸40を中心として水平回動する中央レバー41と、該中央レバー41の両端部に相対回動自在に枢支されるとともに前記各ブレーキアーム36に相対回動自在に枢支された連結バー42,42と、で作動上互いに連結している。
【0029】
以上のように、前記中空軸モータ15を採用した前記エレベータ1によれば、前記固定子17側と前記中空回転子18側との間にコンパクトに前記ブレーキ装置34を介装することができるので、安全性を確保しつつ、前記昇降駆動部13の全体構成をコンパクトにせしめることができて、好適である。
【0030】
以上のように構成される本実施の形態に係る前記エレベータ1において、前記固定子17側を前記ケージ3側に固定された前記中空軸モータ15が作動して、前記中空回転子18が前記台形ねじ軸12の回りで回転すると、前記フランジ形継手20で前記中空回転子18に連結された前記ナットケース19を介して、前記台形ねじナット14が、前記台形ねじ軸12の回りで回転駆動されるとともに、前記台形ねじ軸12の軸線方向へ直線的に移動する。そして、前記台形ねじナット14には、前記ナットケース19と、前記ベアリング22,23と、前記ナットハウジング21と、前記ハウジングアーム24,24と、前記防振材25,25と、前記ケージフレーム26,26と、を介して、前記ケージ3が支持されているので、前記台形ねじナット14の上下動に伴って、前記ケージ3が、前記ケージ用ガイドレール2,2に案内されてながら、前記所定の昇降路に沿って所定姿勢を保持したままで昇降する。
【0031】
本実施の形態に係るエレベータ1によれば、従来の構成とは異なり、モータの駆動力をナットに伝達するための手段としてベルトを用いていないので、ベルト切れの心配がない。また、従来のベルト伝動に比べて、前記ケージ3の昇降駆動時の騒音や振動を大幅に低減せしめることができる。さらに、前記中空回転子18が前記台形ねじ軸12を受け入れて前記台形ねじナット14に連結されていることから、前記中空回転子18と前記台形ねじナット14とが互いに同一の軸線を中心として回転するので、回転バランスがとれるほか、省スペース化に貢献できる利点もある。
【0032】
また、本実施の形態では、前記ケージ3に、前記台形ねじナット14に作用する前記ケージ3側の荷重を軽減せしめるカウンタウエイト10を連結しているので、前記台形ねじ軸12と前記台形ねじナット14との間の摩擦が低減され、それらの損耗の度合いが小さくなり、好適である。また、前記ケージ3の昇降時における前記中空軸モータ15への負荷が軽減されるので、該中空軸モータ15の寿命も長くなるほか、該中空軸モータ15として駆動力の小さいものを採用することができる利点もある。
【0033】
本発明の他の実施の形態として、前記台形ねじ軸12と前記台形ねじナット14との組み合わせに代えて、ボールねじ軸と、該ボールねじ軸とねじ結合するボールねじナットと、の組み合わせを採用することもできる。このようにすれば、ねじ軸とナットとの間の摩擦が小さいので、それらの間の摩擦による発熱量を低減せしめることができて、一層好適である。
【0034】
また、前記構成のブレーキ装置34に代えて、前記固定子17側と前記中空回転子18側との間に、それ自体周知の構成のディスクブレーキ装置をコンパクトに介装することもできる。
【0035】
さらに、前記中空軸モータ15側と前記台形ねじ軸12との間に、該台形ねじ軸12に接触する清掃ブラシを設け、前記ケージ3の上下動時に、前記清掃ブラシによって、前記台形ねじ軸12のねじ溝が自動的に清掃されるようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るエレベータの全体概略斜視図である。
【図2】図1のエレベータの要部である昇降駆動部の縦断面図である。
【図3】図2のIII−III矢視断面図である。
【符号の説明】
3 ケージ
12 ねじ軸
14 ナット
15 中空軸モータ
17 固定子
18 中空回転子
34 ブレーキ装置

Claims (3)

  1. 所定の昇降路に沿って上下動自在なケージと、該ケージの移動方向に沿って固定されたねじ軸と、該ねじ軸とねじ結合するナットと、該ナットを正逆回転駆動する中空軸モータと、を備え、該中空軸モータは、固定子側を前記ケージ側に固定されるとともに中空回転子に前記ねじ軸を受け入れて、前記中空回転子を前記ナットに駆動上連結されてなるエレベータであって、前記ナットは截頭円錐形状の外周面を有し、前記中空回転子側には前記ナットの前記外周面に対応する形状の内周面が形成され、前記ナットの前記外周面に対して前記中空回転子側の前記内周面が上から当接し、前記中空回転子側の前記内周面と前記ナットの前記外周面との摩擦接続により前記中空回転子側の回転が前記ナットに伝達される、エレベータ。
  2. 前記ナットはナットハウジングに回動自在に支持され、該ナットハウジングに前記ケージが連結されることにより、前記中空回転子には前記ケージの荷重がかからない構成とされている、請求項1に記載のエレベータ。
  3. 前記ナットは、一体に回転するように結合された駆動ナットと安全ナットとで構成され、前記安全ナットは前記駆動ナットとの間に間隔をおいて前記駆動ナットの下方に配置され、前記駆動ナットが截頭円錐形状の前記外周面を有している、請求項1又は2に記載のエレベータ。
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