JPH10250955A - 少人数用昇降装置 - Google Patents

少人数用昇降装置

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JPH10250955A
JPH10250955A JP10073897A JP10073897A JPH10250955A JP H10250955 A JPH10250955 A JP H10250955A JP 10073897 A JP10073897 A JP 10073897A JP 10073897 A JP10073897 A JP 10073897A JP H10250955 A JPH10250955 A JP H10250955A
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JP
Japan
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car
screw shaft
lifting
female screw
drive unit
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JP10073897A
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English (en)
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Masao Okubo
正雄 大久保
Kazuko Okubo
和子 大久保
Makoto Okubo
信 大久保
Hajime Okubo
元 大久保
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全で安心できる安価な少人数用昇降装置の
提供。 【構成】1本の鋼管支柱2をベースプレート5上に立て
て配置し、該支柱にかご9の昇降を案内するレール12
と搭乗口ドア8−1、8−2を取り付ける搭乗口ドア吊
り下げレール取付け部材57および搭乗口ドア下部ガイ
ド取付け部材59を取り付け、該支柱下部をベースプレ
ート5に固定してかご支持フレーム1を形成し、該かご
支持フレーム1に組立形ねじ軸14、雌ねじギア15、
雌ねじハウジング50、ギアボックス25、昇降物支持
アーム23、モータ17等で構成されるねじ軸形昇降駆
動ユニットを垂直に立てて上下部で締結し、該ねじ軸形
昇降駆動ユニットの昇降物支持アーム23上に制振防音
部材76を挟んでかご9を搭載し、かご9の床部と天井
部に設置されたスライド24を前記かご支持フレーム1
のレール12に上下方向にスライド可能にはめ込んで組
み付けてかご9の姿勢を保持し、前記ねじ軸形昇降駆動
ユニットのモータ17によりかご9を昇降させることを
特徴とする人用の昇降装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】少人数が利用する個人住宅または
個人事務所などの少人数用昇降装置の構造に係わる。
【0002】
【従来の技術】少人数が使用するために提供されている
昇降装置はドラム型ワイヤ巻き上げ機でかごを巻き上げ
る構造の物が一般的である。
【0003】また少人数用昇降装置として提供されてい
る昇降装置には油圧でかごを押し上げる構造の物もあ
る。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】しかし第1の方法のワ
イヤ巻き上げ式の昇降装置は巻き上げ部を支持するため
に高い鉄塔が必要であり、2階または3階程度の個人住
宅に採用するにも拘らず、基本的構造や構成機械要素は
大型のビジネス用昇降装置と近似しており、高価格とな
る難点があった。特に、落下防止のためワイヤロープの
複線化、ガバナ、キャッチャ、ショックアブソーバなど
の装着が必要でありコスト高となっていた。また点検修
理には専門的技術技能が必要であり費用もかかった。
【0005】第2の方法では油圧装置を使っているため
装置が高額となること、点検修理に専門的技術技能が必
要であり、費用もかかる難点があった。また油圧なので
高圧ゴム管を鼠がかじることなど予測できぬ落下事故の
心配もあった。個人住宅内に可燃物の油圧作動油を持っ
ているので油洩れが火災につながるおそれがあった。建
屋仕様を耐火仕様とするとコスト高となっていた。
【0006】いずれの方法も装置故障、破損発生の場合
にかごが急速に落下することが可能な構造であり、これ
を避けるために万全の点検整備が必要であった。また故
障停止、停電停止時に搭乗者が自力で室外に容易には脱
出できない構造のため他人の援助が必要であった。この
ため火災発生や地震発生時などの緊急事態に避難できな
い欠点があり、安全上の問題点があった。
【0007】また、従来の昇降装置は建屋新築時に設置
する形式のものが殆どであり、既存建屋に追加設置する
ことは困難であった。これは従来の昇降装置が上下方向
の負荷荷重は昇降装置側で受け持つが、水平方向の負荷
荷重は建屋側で受け持たせる構造、即ち半自立形構造と
なっているために既存建屋への追加設置のためには建屋
の大幅な改造工事を必要とするためである。
【0008】従来の昇降装置は半自立形構造のため、建
屋側に水平方向の荷重を支える構造材の取り付け、建屋
側に搭乗口ドアの取り付け、昇降装置の現場組立など建
物内での作業が多いため高価格となっていた。これは半
自立形構造のため昇降装置の製造工場で完成品の昇降装
置まで組み立てることができないためであった。
【0009】現在の少人数用昇降装置は設備費用、設置
費用が高価であること、点検整備費用が高価であるこ
と、まさかの場合自力で脱出できない構造のため不安が
あること、新築建物現場での作業が多いこと、既存建屋
への追加設置が困難であることなどコスト高となってお
り普及が遅れている。高齢化社会を間近に迎え、低価格
で安全で便利な少人数用昇降装置が要望されている。本
発明の目的はこのような従来の問題に鑑み、かごの落下
のおそれが全くなく極めて安全で、新築建物への設置作
業が簡単で、既存建屋にも小幅な建屋改造工事で追加設
置できる構造が単純で安価に製造できる少人数用昇降装
置の構造を提供することにある。
【0010】
【問題を解決するための手段】上記目標を達成するため
に、本発明の少人数用昇降装置は1本の鋼管またはH形
鋼または同等の性能を有する支柱をベースプレート上に
立てて配置し、この支柱にかごの昇降を案内するレール
と搭乗口ドアを取り付ける搭乗口ドア吊り下げレール取
付け部材および搭乗口ドア下部ガイド取付け部材を取り
付け、該支柱下部をベースプレートに固定してかご支持
フレームをつくる。かご支持フレームに組立形ねじ軸、
雌ねじギア、雌ねじハウジング、ギアボックス、昇降物
支持アーム、モータ等で構成されるねじ軸形昇降駆動ユ
ニットを垂直に立てて上下部で締結し、該ねじ軸形昇降
駆動ユニットの昇降物支持アーム上に制振防音部材を挟
んでかごを搭載する。かごの床部と天井部に設置された
スライドまたはローラを前記かご支持フレームのレール
に上下方向にスライド可能にはめ込んで組み付けてかご
の姿勢を保持し、ねじ軸形昇降駆動ユニットのモータに
よりかごを昇降させる。
【0011】昇降装置のかごが途中で停止した時、自力
でかごを下階に下降させてかご外に出られるようにする
ため、かご昇降用モータの駆動ギアと噛み合う小型ギア
を手動またはバッテリで動くモータで回転させることに
よりかごを下降させる。
【0012】製造原価を大幅に低減するため、軽くて安
価に製造できる組立形ねじ軸を使用する。組立形ねじ軸
は鋼管に角棒等を巻き付けて溶接する構造なので、切削
加工をしなくてよいので安価に製造できる。また軽いた
め作業がしやすくコスト低減効果が大きい。
【0013】かご支持フレームとねじ軸形昇降駆動ユニ
ットの間に、制振防音部材を挟んで上下2箇所で柔軟に
締結し、ねじ軸形昇降駆動ユニットの昇降物支持アーム
上に制振防音部材を挟んでかごを搭載しているので、昇
降駆動モータの振動がかごに伝わりにくくなるのでかご
内の音振動が押さえられる。
【0014】かご支持フレームの鋼管支柱とねじ軸形昇
降駆動ユニットの組立ねじ軸の中空部にコンクリート、
モルタル、砂等の充填材を充填するので剛性、強度が向
上し、振動の共振周波数が高くなり、騒音低減ができ
る。
【0015】かご支持フレームの支柱の頂上にワイヤロ
ープをガイドするホィールを設置して、かご天井部また
は昇降物支持アーム部をワイヤロープで吊りあげ、ホィ
ールを経由して支柱管内または支柱凹部に配置されるカ
ウンタウェイトに連結する簡素なカウンタバランス装置
を装備する。
【0016】ねじ軸昇降駆動ユニットに雌ねじ摩耗量検
知構造を採用したので、雌ねじを分解する事なく摩耗量
が分かるので点検整備が容易である。
【0017】
【作用】本発明による少人数用昇降装置は角ねじ軸でか
ごを押し上げる構造なので落下のおそれがなく極めて安
全である。本発明の少人数用昇降装置によれば、かご昇
降駆動ユニットとしてねじ軸形昇降駆動ユニットを使用
し、ねじ軸のリード角を摩擦角以内に設定しているの
で、これによって支えられているかごは駆動モータのブ
レーキが故障しても落下することはなく安全である。ま
た地震、火災時など緊急時にかごから脱出しなければな
らない時には、ねじ軸形昇降駆動ユニットの小ギアを手
動またはバッテリで動くモータで回転しかごを下降する
ことができるので、他人の助けを借りずに自力でかごか
ら外に出ることができる。
【0018】かごドアと搭乗口ドアを1本のかご支持フ
レームで位置規制している構造なのでドアの建付けが良
い。ドア間の隙間を小さくでき車椅子での出入りがしや
すい。
【0019】ねじ軸形昇降駆動ユニットとかご支持フレ
ーム、ねじ軸形昇降駆動ユニットとかご間に制振防音部
材を挟んで柔軟に締結しているので、モータ部および駆
動ギア部で発生する音振動が遮断されかご内が静かに保
たれる。かご支持フレームの鋼管支柱とねじ軸形昇降駆
動ユニットの組立ねじ軸の中空部にコンクリート、モル
タル、砂等の充填材を充填しているので、かご内の騒音
低減ができる。
【0020】1支柱形のかご支持フレームを採用してい
るので、構造が簡単なため材料費も加工費も物流費も安
くなる。1支柱形のかご支持フレームなのでかごが下降
してきた時、かごと支柱の間に人が挟まれる恐れが少な
く安全である。
【0021】組立形ねじ軸はコストが安く、かつ軽いの
で作業がしやすくコスト低減ができる。
【0022】簡素なカウンタバランス装置を採用してい
るのでコストが低減できるばかりでなく、カウンタウェ
イトが邪魔にならず安全である。
【0023】完全自立形構造の昇降装置なので工場で完
成品まで一貫生産が可能であり、量産効果でコスト低減
ができる。また建物への設置工事範囲が少なく工事内容
が簡単なので、建物現場での工事作業時間が短くコスト
低減できる。
【0024】構造が単純なので故障が少ない。ねじ軸昇
降駆動ユニットに雌ねじ摩耗量検知構造を採用したの
で、雌ねじを分解する事なく摩耗量が分かるので点検整
備が容易である。
【0025】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0026】図1から図7は本発明の少人数用昇降装置
に使用する組立形角ねじ軸を説明する説明図である。組
立形角ねじ軸は非切削加工なので切削加工角ねじ軸に較
べ重量で約3分の1、価格で約10分の1となるので昇
降装置の価格低減に大きく貢献することができる。図1
はねじ軸母材Aの外表面にねじ山部材Bとねじ山支持材
Cを巻き付けて溶接(W)固定して作られる3部材組立
角ねじ軸である。(特願平6−142130) 図2はねじ軸母材Aの外表面にT形のねじ山材B−2を
巻き付けて溶接固定して作られる2部材からなるT形材
組立角ねじ軸である。(特願平7−84444) 図3はねじ軸母材Aの外表面にL形のねじ山材B−2を
巻き付けて溶接固定して作られる2部材からなるL形材
組立角ねじ軸である。(特願平7−84444) 図4はねじ軸母材Aの外表面に正方形角棒のねじ山材B
−2を巻き付けて溶接固定して作られる2部材からなる
角棒組立角ねじ軸である。(図4〜図7 特願平7−3
52461) 図5はねじ軸母材Aの外表面に矩形棒のねじ山材B−2
を巻き付けて溶接固定して作られる2部材からなる矩形
棒組立角ねじ軸である。図6はねじ軸母材Aの外表面に
凹形断面形状棒のねじ山材B−2を巻き付けて溶接固定
して作られる2部材からなる凹形棒組立角ねじ軸であ
る。図7はねじ軸母材Aの外表面に2条の角棒のねじ山
材B−2を巻き付けて溶接固定して作られる2部材から
なる2条角棒組立角ねじ軸である。
【0027】図8は少人数用昇降装置の構造を説明する
斜視図である。図8において符号1は少人数用昇降装置
のかご支持フレームであり、支柱2、連結部材4、ベー
スプレート5、トッププレート6、レール12、搭乗口
ドア吊り下げレール取付け部材57、搭乗口ドア下部ガ
イド取付け部材59で構成されている。符号3はベース
プレートであり、昇降装置投影面積以上の広さがあるの
で、かご支持フレーム1をベースプレート3に固定し、
ベースプレート3を基礎にアンカボルト7で固定すると
かご支持フレーム1を完全自立形のフレーム剛性、フレ
ーム強度とすることができる。符号57−2、59−2
は建物との連結用孔であり、搭乗口ドア吊り下げレール
取付け部材57、搭乗口ドア下部ガイド取付け部材59
を建物柱とボルト締結するためのものである。支柱2の
近くに組立ねじ軸14が下部でベースプレート5に上部
でトッブプレート6にホルダー31を使って固定されて
いる。組立ねじ軸14に雌ねじギア15がはまりあい、
雌ねじギア15は雌ねじハウジング50に回転自在に保
持されている。モーター17と雌ねじハウジング50は
ギアボックス25に締結されている。モーター17には
駆動ギア18がついており雌ねじギア15と噛み合って
いる。昇降物支持アーム23は支柱2に固定されている
レール12をスライドウェイとしてスライド24−3
(本図には未記入)で水平面を維持しながら昇降可能と
なっている。従って、モーター17により駆動ギア18
で雌ねじギア15を回転させると昇降物支持アーム23
は組立ねじ軸14に添って昇降する。符号20は小ギア
であり駆動ギア18と噛み合っている。停電時や故障時
には、この小ギア20を小ギア回転用工具123で回転
させるとかご9は下降し下階に到達することができ、か
ご9から出ることができる。かご9は昇降物支持アーム
23の上に制振防音部材76を介して柔軟に取り付けら
れている。かご9は床、3面の壁、天井で搭乗空間を構
成され、ギアボックス25上部にかごの出窓41を備え
ている。かごの出窓41には昇降装置の制御盤43が配
置され、停電時にかご9を下階に下降させる手動回転工
具125、バッテリ電源着床装置(本図には未記入)、
非常時用の懐中電灯、ロープ、ハンマ等が配備される。
符号42は扉であり、出窓41を遮るためのものであ
る。かご9には支柱2に近い天井部と床部にスライド2
4が配置され、支柱2上下方向に配置されたレール12
にはまり合っている。このため昇降物支持アーム23が
昇降するとかご9はスライド24、レール12のガイド
機能によりかご姿勢を保持しながら滑らかに昇降するこ
とができる。符号40はガイドローラであり、支柱2と
対面する連結部材4にかご天井部とかご床下部ではまり
合っている。かご9前面にはかごドア10−1、10−
2(本図には未記入)が配置され、かご9天井前側に配
置されたドア駆動モータ33、チェーン34、スプロケ
ット35、36、37によりドア駆動桿90を水平運動
させてドアを開閉する。符号8−1、8−2は搭乗口ド
アであり、搭乗口ドア吊り下げレール取付け部材57に
ブラケット74で下げられたドア吊り下げレール58−
2にドア吊り下げ具89で吊り下げられている。符号1
1は透視窓である。符号91はかごドア10−1に付け
られたドア駆動部材(亀の甲)であり、搭乗口ドア8−
1のガイド(亀の甲受け)92にはまりこみロックレバ
ー95をはね上げてドアを開閉する。符号60−1、6
0−2はドア下部ガイドである。
【0028】図9はかご支持フレームの構造を説明する
斜視図である。図9において、符号1はかご支持フレー
ムであり、支柱2、連結部材4、ベースプレート5、ト
ッププレート6、レール12、搭乗口ドア吊り下げレー
ル取付け部材57、搭乗口ドア下部ガイド取付け部材5
9で構成されている。支柱2は角形鋼管、丸形鋼管、H
形鋼または同等の性能を有する柱が使われる。符号2−
2角形鋼管にT形レール12−2、符号2−3H形鋼に
T形レール12−2、符号2−4H形鋼に角形レール1
2、符号2−5丸形鋼管にT形レール12−2を取り付
けたかご支持フレームの例を右側に示している。連結部
材4は溝形鋼等を用いて搭乗口ドア吊り下げレール取付
け部材57と搭乗口ドア下部ガイド取付け部材59を連
結し、併せてがこ9に付くガイドローラ40を案内す
る。このかご支持フレーム1の第1の特徴は、構造が単
純なので材料費、加工費、物流費が安くなり昇降装置本
体のコスト低減ができる。第2の特徴は、剛性の高い角
形鋼管、丸形鋼管、H形鋼を使用しているので、昇降装
置に起因する上下方向荷重と水平方向荷重を支えること
ができる完全自立形かご支持フレームとすることがで
き、昇降装置を設置する建屋側に荷重を持たせる必要が
なく、建屋側の工事が容易であり建屋側工事費を低減で
きる。
【0029】図10は昇降スライド部の構造を説明する
平面図である。図10において、符号2は支柱、符号5
7、59は支柱に締結されている搭乗口ドア吊り下げレ
ール取付け部材、搭乗口ドア下部ガイド取付け部材であ
る。符号14は組立ねじ軸、15はこれにはまり合う雌
ねじギア、18は駆動ギアで雌ねじギア15を回転させ
る。符号50は雌ねじハウジングで雌ねじギア15を内
包し昇降物支持アーム23と締結されている。符号24
−3はスライドであり、雌ねじハウジング50に締結さ
れ、支柱2に付いているレール12−1に嵌合してい
る。かご9にスライド取付けブラケット39が取り付け
られ、スライド24−2がこれに締結されている。スラ
イド24−2は支柱2に固定されているレール12−2
と嵌合している。
【0030】図11は昇降スライド部の構造を説明する
平面図(ローラ形)である。図11において、符号12
−3は台形断面のレールであり、符号24−4スライド
がこれに嵌合している。符号12−4はT字断面のスラ
イドレールであり、これにスライド取付けブラケット3
9−2に取り付けられたローラ24−5が嵌合してい
る。
【0031】図12はねじ軸形昇降駆動ユニットの構造
を説明する斜視図である。図12において、符号14は
垂直に配置されている組立ねじ軸、15は組立ねじ軸に
はまりあっている雌ねじギアで対面する2個の雌ねじハ
ウジング50にベアリング(本図には未記入)を介して
回転自在に内包されている。符号50雌ねじハウジング
には昇降物支持アーム23、ギアボックス25、スライ
ド取付けブラケット39−3が締結されている。ギアボ
ックス25上面(または下面)に減速機付きモータが取
り付けられ、この出力軸につく駆動ギア18が雌ねじギ
ア15に噛み合っている。また駆動ギア18は小ギア2
0と噛み合っている。モータ17の回転により組立ねじ
軸14にはまり合う雌ねじギア15が回されると雌ねじ
ハウジング50、ギアポックス25、昇降物支持アーム
23等が一体となって組立ねじ軸14に添って昇降す
る。停電時や故障時には停電時昇降用軸21を回転する
とギアボックスを下降させることができる。符号23昇
降物支持アーム上に制振防音部材76、76−2が設置
され、この上にかご9が搭載され上下方向、水平方向の
若干の動きを許してかごは柔軟に締結される。符号61
は吊り具であり、62はカウンタバランス装置用のワイ
ヤロープである。符号24−3はスライド、76−5は
制振防音部材であり、モータ17やギア15、18、2
0の音振動やねじ部の摺動音がかご支持フレーム1に伝
わるのを防止する。符号31はホルダであり、ねじ軸形
昇降駆動ユニットを上下でかご支持フレーム1に締結す
る。符号76−3、76−4は制振防音部材であり、モ
ータ17やギア15、18、20の音振動やねじ部の摺
動音がかご支持フレーム1に伝わるのを防止する。
【0032】図13はねじ軸形昇降駆動ユニットの構造
を説明する平面図である。図13において、符号14は
組立ねじ軸、15は雌ねじギアで雌ねじ15−1、キー
49−1、ギア15−2で構成されている。符号50は
雌ねじハウジングであり、昇降物支持アーム23、ギア
ボックス25、スライド取付けブラケット39−3と一
体に締結されている。符号18はモータ17に付く駆動
ギア、20は小ギアである。24−3はスライド、76
−5は制振防音部材である。72はモータ出力軸、49
−2はキー、53−1はボルトである。
【0033】図14はねじ軸形昇降駆動ユニットの構造
を説明する断面図である。図14において、符号14は
組立ねじ軸、15は雌ねじギアで組立ねじ軸14にはま
り合っている。雌ねじギア15はスラストベアリング5
1、ラジアルベアリング52を介して雌ねじハウジング
50に回転自在に内包されている。符号19は雌ねじセ
ットであり、雌ねじギア15、スラストベアリング5
1、51、ラジアルベアリング52、52、雌ねじハウ
ジング50、50で構成されている。符号13は組立ね
じ軸セットであり、組立ねじ軸14と雌ねじセット19
で構成されている。符号17はモータでありギアボック
ス25の上側(または下側)にボルト53で取り付けら
れ、駆動ギア18はギアボックス25内部に雌ねじギア
15と噛み合うように配置されている。符号20は小ギ
アであり、駆動ギア18と噛み合っている。ギアボック
ス25の上部に突き出している停電時昇降用軸21を回
転するとギアボックス25は下降する。符号46、47
はピンリテーナ、48−1、48−2はブッシュであ
る。
【0034】図15は雌ねじのねじ山摩耗量検知構造を
説明する断面図(雌ねじ新製時)である。図15におい
て、符号14は組立ねじ軸、15−4は雌ねじギアで雌
ねじ15−5、キー49−1、ギア15−2で構成され
ている。51−1、51−2はスラストベアリング、5
2はラジアルベアリング、50−1、50−2は雌ねじ
ハウジングである。符号25はギアボックス、23は昇
降物支持アームである。雌ねじギア15−4の嵌合部の
端部を円筒状に伸ばし、該円筒状部を雌ねじハウジング
50−1およびスラストベアリング51−1とねじ軸1
4間の隙間を通して雌ねじハウジング50−1の外側に
突き出させ、この突出端の一部にねじ軸リード角と同じ
傾きを有する切り欠きVを付ける。該切り欠きVの上面
とねじ軸14のねじ山の上面のねじ軸長さ方向の寸法を
Hとする。H=0mmとすれば切り欠きVとねじ山上面
とは同一面となるので、雌ねじ15−4のねじ山が摩耗
した時の摩耗量が判別しやすい。H寸法は必ずしも0m
mである必要はない。また円筒状部の突き出しは上方で
ある必要はなく下方に突き出しても、雌ねじ15−4の
ねじ山摩耗量は判別できる。
【0035】図16は雌ねじのねじ山摩耗量検知構造を
説明する断面図(雌ねじ摩耗時)である。図16におい
て、ねじ軸14のねじ山で支えられている雌ねじギア1
5−4のねじ山が摩耗すると、ねじ軸14に対してギア
ボックス25も雌ねじハウジング50−1、50−2も
昇降物支持アーム23も下がることになる。雌ねじギア
15−4が右下図のように摩耗量=Hn(斜線部)だけ
摩耗すると、雌ねじギア15−4切り欠きV部とねじ軸
14のねじ山部間寸法にねじ軸長さ方向の変位Hnが生
じる。従って、雌ねじギア15−4切り欠きV部とねじ
軸14のねじ山部間寸法Hnを計測すれば雌ねじギア1
5−4のねじ山摩耗量が得られる。本発明のねじ軸セッ
トの雌ねじギア構造によれば、雌ねじを分解することな
く簡単に目視検査または計測できるので安心でき、点検
保全費が節約できる。
【0036】図17はかご構造を説明する斜視図であ
る。図17において、かご9は床、3面の壁、天井で搭
乗空間を構成され、前面にかごドア10−1、10−2
が装備されている。ねじ軸形昇降駆動ユニットのギアボ
ックス25上部に、かごの出窓41を備えている。かご
の出窓41には昇降装置の制御盤43が配置され、停電
時にかご9を下階に下降させる手動回転工具125、バ
ッテリ電源着床装置(本図には未記入)、非常時用の懐
中電灯、ロープ、ハンマ等が配備される。符号42は扉
であり、出窓41を遮るためのものである。かご9には
支柱2に近い天井部と床部にスライド24が配置され、
支柱2上下方向に配置されたレール12にはまり合う。
符号40はガイドローラであり、連結部材4をカイドと
してかごドア10−1、10−2と搭乗口ドア8−1、
8−2との適正な間隔を保つ。かご9前面にはかごドア
10−1、10−2が配置され、かご9天井前側に配置
されたドア駆動モータ33がチェーン34、スプロケッ
ト35、36、37によりドア駆動桿90を水平運動さ
せてドアを開閉する。かごドア10−1、10−2はブ
ラケット73とつながるドア吊り下げレール58−1に
ドア吊り下げ具89で吊り下げられている。符号11は
透視窓である。符号91はかごドア10−1に付けられ
た搭乗口ドア駆動部材(亀の甲)である。搭乗口ドア8
−1のガイド(亀の甲受け)92にはまりこみロックレ
バー95をはね上げてかごドアと搭乗口ドアを開閉す
る。符号60−1はドア下部ガイドである。77−1、
77−2は制振防音部材取付け座である。
【0037】図18は少人数用昇降装置の構造を説明す
る平面図である。図18において、符号2は支柱、12
はレール、59は搭乗口ドア下部ガイド取付け部材、6
0−2はドア下部ガイド、4は連結部材である。符号1
4は組立ねじ軸、15は雌ねじギア、50は雌ねじハウ
ジングである。符号25はギアボックス、17はモー
タ、18は駆動ギア、20は小ギアである。符号23は
昇降物支持アームであり、雌ねじハウジング50および
ギアボックス25と締結されている。昇降物支持アーム
23上には制振防音部材76、76−2が設置され、こ
の上にかご9が搭載される。符号9はかごであり、かご
の上下部にスライド24が設置され、該スライドが支柱
2にあるレール12に嵌合しかご9の姿勢を保持してい
る。符号40はかご9に付けてあるガイドローラであ
り、ドア間隔を適正に保っている。符号10−1,10
−2はかごドア、8−1、8−2は搭乗口ドアである。
符号91はかごドア10−1に付いているドア駆動部材
(亀の甲)、92は搭乗口ドア10−1に付いているガ
イド(亀の甲受け)である。
【0038】図19は少人数用昇降装置の構造を説明す
る正面図である。図19において、符号2は支柱、5は
支柱2の下部に溶接固定されたベースプルート、6は組
立ねじ軸14の上部を支柱2に取り付けるためのトップ
プレートである。符号12は支柱2に取り付けられたレ
ールであり、かご9の上下部に設置されたスライド24
がこれにはまりあってかご9の姿勢を適正に保持する。
支柱2に締結されている搭乗口ドア吊り下げレール取付
け部材57には、ブラケット74が付きこれに搭乗口ド
ア吊り下げレール58−2が締結されている。支柱2に
締結されている搭乗口ドア下部ガイド取付け部材59に
は、搭乗口ドア下部ガイド60−2が取り付けられてい
る。連結部材(ローラガイド)4は搭乗口ドア吊り下げ
レール取付け部材57と搭乗口ドア下部ガイド取付け部
材59を垂直方向で連結している。該連結部材はかご9
の上下部に設置されているガイドローラ40のガイド機
能を有しているが、レール12とスライド24の嵌合精
度を高めればローラガイド40は設置しなくてもよい。
連結部材4をベースプレート3まで延長してここで両部
材を締結しても、かご9を保持しているのは符号2の支
柱1本であり、本発明に含まれる。かご9の天井部にド
ア駆動モータ33が配置され、チェーン34をスプロケ
ット35、36、37で動かし、チェーン34に留めら
れているトルクリミッタ機能を持つドア駆動桿90を水
平往復動させてかごドア10−1を開閉する。すべての
ドアはドア吊り下げ具89でドア吊り下げレール58
(58−1、58−2)に吊り下げられている。かご9
が所定の階に居るとかごドア10−1のドア駆動部材
(亀の甲)91が搭乗口ドア8−1のガイド(亀の甲受
け)に入っているのでロックレバー95をはね上げロッ
ク96から外れるので、ドアは開けられる。
【0039】図20は少人数用昇降装置の構造を説明す
る側面図である。図20において、符号26は基礎、2
7は1階床、28は1階天井、29は2階床、30は2
階天井である。符号3、5はベースプレート、2は支
柱、6はトッププレート、12はレール、57は搭乗口
ドア吊り下げレール取付け部材、59は搭乗口ドア下部
ガイド取付け部材である。符号14は組立ねじ軸、19
は雌ねじセット、25はギアボックス、17はモータで
ある。スライド24−3がレール12にはまりこみ雌ね
じセット等の昇降部分を支柱2に添って案内する。かご
9の天井部前側にドア駆動モータ33が配置され、ドア
10−1、10−2、8−1、8−2を開閉する。かご
9の天井部と床下部にスライド24が配置され、該スラ
イドがレール12にはまりこみ、かご9の姿勢を適正に
保ちながら昇降する。
【0040】図21は高剛性かご支持フレームの構造を
説明する平面図である。図21において、符号2は支柱
であり、14は組立ねじ軸である。符号45は充填材で
あり、コンクリート、モルタル、砂などを用いる。充填
材を中空管に充填することにより管の剛性および強度を
高めることができる。この結果、音振動が押さえられ昇
降装置の騒音を低減させことができる。充填材45は支
柱2、組立ねじ軸14両方に充填しても、いずれか一方
に充填してもよい。
【0041】図22はカウンタバランス装置の構造を説
明する平面図である。図22において、符号2は支柱、
63は支柱2の頂部に配置されているガイドホィール、
65は支柱2の中空部に配置されているカウンタウェイ
トである。62ワイヤロープはねじ軸形昇降駆動ユニッ
トの吊り具61とカウンタウェート65を結んで前記ガ
イドホィールで上下動する。図23はカウンタバランス
装置の構造を説明する正面図である。図23において、
符号2は支柱、64は支柱2の頂部に締結されているス
タンド、63はガイドホィール、62はワイヤロープで
ある。図24はカウンタバランス装置の構造を説明する
側面図である。図24において、符号2は支柱、64は
支柱2の頂部に締結されているスタンド、63はガイド
ホィール、62はワイヤロープ、65はカウンタウェイ
トである。符号66は作業用孔である。
【0042】図25はカウンタバランス装置の構造を説
明する斜視図である。図25において、符号2は支柱、
9はかごである。符号61はかご9天井部に固定された
吊り具であり、付ける位置は左図のように支柱2の近く
でも、右図のようにかご9の中心部でも構わない。符号
64は支柱2の頂部に締結されているスタンド、63は
ガイドホィール、62はワイヤロープ、65はカウンタ
ウェイトである。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
係わる少人数用昇降装置によれば、組立ねじ軸にはまり
合う雌ねじギアを回転させてかごを昇降させる構造なの
で、角ねじジャッキと同じ原理によりねじ軸のリード角
を摩擦角以内に設定すればモータのブレーキが故障して
も駆動ギアが脱落してもかごが落下する恐れがなく極め
て安全である。また地震、火災時など緊急時には雌ねじ
ギアを手動で回転させて下降でき、他人の力を借りずに
自力でかごから脱出できるので安全で安心できる。ねじ
軸形昇降駆動ユニットとかご支持フレーム、ねじ軸形昇
降駆動ユニットとかごの間に制振防音部材を挟んで柔軟
に締結したので、音振動を低減できる。かご支持フレー
ムの支柱およびまたは組立ねじ軸にコンクリート、モル
タルなどを充填し剛性、強度を向上させたので、音振動
が押さえられる。軽くて安価な組立ねじ軸の採用によ
り、作業効率が上がりコスト低減ができる。1本支柱形
かご支持フレームの採用により、材料費、加工費、物流
費が安くできる。1本支柱形で完全自立形かご支持フレ
ームとしたので、昇降装置完成品まで工場で組み付けで
き工場内で試運転できるので、建屋現場での作業を極小
化でき据え付け調整費を安くできる。バランスウェイト
を支柱中空部に配置し、支柱頂部にガイドホィールを配
置し、1本のワイヤロープでバランスさせる簡素なカウ
ンタバランス装置なのでコストを安くできる。1本支柱
形かご支持フレーム、ねじ軸形昇降駆動ユニットを採用
した簡単構造の昇降装置なので、故障が少なく保全費を
安くできる。ねじ山摩耗量検知構造の雌ねじギアを採用
したので保守点検が容易となり、保全費を安くできる。
本発明の少人数用昇降装置の構造により、安全で安心で
きる昇降装置を安価に提供することができる。このこと
を通じて家庭生活の快適化、とりわけ高齢化社会を迎え
ての快適な住生活の創造に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】組立形角ねじ軸を説明する説明図(3部材組立
角ねじ軸)
【図2】組立形角ねじ軸を説明する説明図(T形材組立
角ねじ軸)
【図3】組立形角ねじ軸を説明する説明図(L形材組立
角ねじ軸)
【図4】組立形角ねじ軸を説明する説明図(角棒組立角
ねじ軸)
【図5】組立形角ねじ軸を説明する説明図(矩形棒組立
角ねじ軸)
【図6】組立形角ねじ軸を説明する説明図(凹形棒組立
角ねじ軸)
【図7】組立形角ねじ軸を説明する説明図(2条角棒組
立角ねじ軸)
【図8】少人数用昇降装置の構造を説明する斜視図
【図9】かご支持フレームの構造を説明する斜視図
【図10】昇降スライド部の構造を説明する平面図
【図11】昇降スライド部の構造を説明する平面図(ロ
ーラ形)
【図12】ねじ軸形昇降駆動ユニットの構造を説明する
斜視図
【図13】ねじ軸形昇降駆動ユニットの構造を説明する
平面図
【図14】ねじ軸形昇降駆動ユニットの構造を説明する
断面図
【図15】雌ねじのねじ山摩耗量検知構造を説明する断
面図(雌ねじ新製時)
【図16】雌ねじのねじ山摩耗量検知構造を説明する断
面図(雌ねじ摩耗時)
【図17】かご構造を説明する斜視図
【図18】少人数用昇降装置の構造を説明する平面図
【図19】少人数用昇降装置の構造を説明する正面図
【図20】少人数用昇降装置の構造を説明する側面図
【図21】高剛性かご支持フレームの構造を説明する平
面図
【図22】カウンタバランス装置の構造を説明する平面
【図23】カウンタバランス装置の構造を説明する正面
【図24】カウンタバランス装置の構造を説明する側面
【図25】カウンタバランス装置の構造を説明する斜視
【符号の説明】
A ねじ軸母材 B ねじ山材 B−2 ねじ山部材 C ねじ山支持材 W 溶接部 V 切り欠き H 角ねじ基準点からの寸法 Hn n年間使用後の角ねじ基準点からの寸法 1(2、4、5、6、12、57、59) かご支持フ
レーム 2 支柱 3、5 ベースプレート 4 連結部材(ローラガイド) 6 トッププレート 7 アンカボルト 8−1、8−2 搭乗口ドア 9 かご 10−1(駆動ドア)、10−2(従動ドア) かごド
ア 11 透視窓 12、12−1、12−2、12−3、12−4 レー
ル(スライドレール) 13 組立ねじ軸セット 14 組立ねじ軸(組立形ねじ軸、組立形角または台形
ねじ軸、ねじ軸) 15、15−1、15−2、15−4、15−5 雌ね
じギア(雌ねじ) 17 モータ(減速機付きモータ、減速機付きブレーキ
付きモータ) 18 駆動ギア 19 雌ねじセット(15、50、51、52の組立
品) 20 小ギア(停電時昇降用ギア、手動ギア、停電時バ
ッテリ運転用ギア) 21 停電時昇降用軸 23 昇降物支持アーム(かご支持アーム) 24、24−2、24−3、24−4、24−5 スラ
イド(ローラ) 25 ギアボックス 26 基礎 27 1階床 28 1階天井 29 2階床 30 2階天井 31 ホルダ 33 ドア駆動モータ 34 ベルトまたはチェーン 35 ドア駆動プーリまたはスプロケット 36 ベルト張り調整プーリまたはスプロケット 37 プーリまたはスプロケット 39、39−2、39−3 スライド(またはローラ)
取付けブラケット 40 ガイドローラ(ガイドブロック) 41 かごの出窓 42 扉 43 制御盤 45 充填材(コンクリート、モルタル、砂) 46、47 ピンリテーナ 48−1、48−2 ブッシュ 49−1、49−2、49−3 キー 50、50−1、50−2 雌ねじハウジング(雌ねじ
ギアハウジング) 51、51−1、51−2 スラストベアリング 52 ラジアルベアリング 53、53−1 ボルト 57 搭乗口ドア吊り下げレール取付け部材(上連結部
材) 57−2 建物との連結用孔 58、58−1(かご)、58−2(搭乗口) ドア吊
り下げレール 59 搭乗口ドア下部ガイド取付け部材(下連結部材) 59−2 建物との連結用孔 60−1、60−2 ドア下部ガイド 61 吊り具 62 ワイヤロープ 63 ガイドホィール 64 スタンド 65 カウンタウェイト(バランス用重り) 66 作業用孔 72 モータ出力軸 73 ブラケット(かごドア吊り下げレール取付けブラ
ケット) 74 ブラケット(搭乗口ドア吊り下げレール取付けブ
ラケット) 76、76−2、76−3、76−4、76−5 制振
防音部材 77−1、77−2 制振防音部材取付け座 89 ドア吊り下げ具 90 ドア駆動桿 91 ドア駆動部材(亀の甲) 92 ガイド(亀の甲受け) 95 ロックレバー 96 ロック(止め金具) 123 小ギア回転用工具 125 手動回転工具(ハンドル)
フロントページの続き (72)発明者 大久保 正雄 神奈川県綾瀬市寺尾中3丁目9−20 (72)発明者 大久保 和子 神奈川県綾瀬市寺尾中3丁目9−20 (72)発明者 大久保 信 神奈川県綾瀬市寺尾中3丁目9−20 (72)発明者 大久保 元 神奈川県綾瀬市寺尾中3丁目9−20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少人数が利用する3階建て以下の昇降装置
    において、1本の鋼管またはH形鋼または同等の性能を
    有する支柱(以下支柱と称す。)をベースプレート上に
    立てて配置し、該支柱にかごの昇降を案内するレールと
    搭乗口ドアを取り付ける搭乗口ドア吊り下げレール取付
    け部材および搭乗口ドア下部ガイド取付け部材を取り付
    け、該支柱下部をベースプレートに固定してかご支持フ
    レームを形成し、該かご支持フレームに組立形ねじ軸、
    雌ねじギア、雌ねじハウジング、ギアボックス、昇降物
    支持アーム、モータ等で構成されるねじ軸形昇降駆動ユ
    ニットを垂直に立てて上下部で締結し、該ねじ軸形昇降
    駆動ユニットの昇降物支持アーム上に制振防音部材を挟
    んでかごを搭載し、かごの床部と天井部に設置されたス
    ライドまたはローラを前記かご支持フレームのレールに
    上下方向にスライド可能にはめ込んで組み付けてかごの
    姿勢を保持し、前記ねじ軸形昇降駆動ユニットのモータ
    によりかごを昇降させることを特徴とする人用の昇降装
    置。
  2. 【請求項2】少人数が利用する3階建て以下の昇降装置
    において、1本の鋼管またはH形鋼または同等の性能を
    有する支柱(以下支柱と称す。)をベースプレート上に
    立てて配置し、該支柱にかごの昇降を案内するレールと
    搭乗口ドアを取り付ける搭乗口ドア吊り下げレール取付
    け部材および搭乗口ドア下部ガイド取付け部材を取り付
    け、該支柱下部をベースプレートに固定してかご支持フ
    レームを形成し、該かご支持フレームに組立形ねじ軸、
    雌ねじギア、雌ねじハウジング、ギアボックス、昇降物
    支持アーム、モータ等で構成されるねじ軸形昇降駆動ユ
    ニットを垂直に立てて、かご支持フレームとねじ軸形昇
    降駆動ユニットの間に即ち下部と上部に制振防音部材を
    挟んで上下部で柔軟に締結し、該ねじ軸形昇降駆動ユニ
    ットの昇降物支持アーム上に制振防音部材を挟んでかご
    を搭載し、かごの床部と天井部に設置されたスライドま
    たはローラを前記かご支持フレームのレールに上下方向
    にスライド可能にはめ込んで組み付けてかごの姿勢を保
    持し、前記ねじ軸形昇降駆動ユニットのモータによりか
    ごを昇降させることを特徴とする人用の昇降装置。
  3. 【請求項3】少人数が利用する3階建て以下の昇降装置
    において、1本の鋼管をベースプレート上に立てて配置
    して支柱とし、該支柱にかごの昇降を案内するレールと
    搭乗口ドアを取り付ける搭乗口ドア吊り下げレール取付
    け部材および搭乗口ドア下部ガイド取付け部材を取り付
    け、該支柱下部をベースプレートに固定して前記鋼管の
    中空部にコンクリート、モルタル、砂などを充填してか
    ご支持フレームを形成し、該かご支持フレームにモルタ
    ルを充填した組立形ねじ軸、雌ねじギア、雌ねじハウジ
    ング、ギアボックス、昇降物支持アーム、モータ等で構
    成されるねじ軸形昇降駆動ユニットを垂直に立てて上下
    部で締結し、該ねじ軸形昇降駆動ユニットの昇降物支持
    アーム上に制振防音部材を挟んでかごを搭載し、かごの
    床部と天井部に設置されたスライドまたはローラを前記
    かご支持フレームのレールに上下方向にスライド可能に
    はめ込んで組み付けてかごの姿勢を保持し、前記ねじ軸
    形昇降駆動ユニットのモータによりかごを昇降させるこ
    とを特徴とする人用の昇降装置。
  4. 【請求項4】少人数が利用する3階建て以下の昇降装置
    において、1本の鋼管またはH形鋼または同等の性能を
    有する支柱(以下支柱と称す。)をベースプレート上に
    立てて配置し、該支柱にかごの昇降を案内するレールと
    搭乗口ドアを取り付ける搭乗口ドア吊り下げレール取付
    け部材および搭乗口ドア下部ガイド取付け部材を取り付
    け、該支柱下部をベースプレートに固定してかご支持フ
    レームを形成し、該かご支持フレームに組立形ねじ軸、
    雌ねじギア、雌ねじハウジング、ギアボックス、昇降物
    支持アーム、モータ等で構成されるねじ軸形昇降駆動ユ
    ニットを垂直に立てて上下部で締結し、該ねじ軸形昇降
    駆動ユニットの昇降物支持アーム上に制振防音部材を挟
    んでかごを搭載し、かごの床部と天井部に設置されたス
    ライドまたはローラを前記かご支持フレームのレールに
    上下方向にスライド可能にはめ込んで組み付けてかごの
    姿勢を保持し、前記支柱の頂上にワイヤロープをガイド
    するホィールを設置してかご天井部または昇降物支持ア
    ーム部をワイヤロープで吊りあげホィールを経由して支
    柱管内または支柱凹部に配置されるカウンタウェイトに
    連結するカウンタバランス装置を装備し、前記ねじ軸形
    昇降駆動ユニットのモータによりかごを昇降させること
    を特徴とする人用の昇降装置。
  5. 【請求項5】昇降に使用する、角ねじ軸または台形ねじ
    軸(以下ねじ軸と称す。)に雌ねじギアまたは雌ねじス
    プロケット(以下雌ねじと称す。)がはまりあい、該雌
    ねじがスラストベアリングおよびラジアルベアリングで
    雌ねじハウジングに回転自在に内包されているねじ軸セ
    ットにおいて、雌ねじの嵌合部の端部を円筒状に伸ば
    し、該円筒状部を雌ねじハウジングおよびスラストベア
    リングとねじ軸間の隙間を通して雌ねじハウジングの外
    側に突き出させ、この突出端の一部にねじ軸リード角と
    同じ傾きを有する切り欠きを付け、雌ねじのねじ山が摩
    耗すると該切り欠き部とねじ軸のねじ山部間寸法にねじ
    軸長さ方向の変位が生じ、雌ねじのねじ山摩耗量を外部
    から目視確認できまたは測定できることを特徴とするね
    じ軸セットの雌ねじ構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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