JP4877576B2 - 容器用補強板および容器 - Google Patents

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Description

本発明は、各種容器において、容器構造を部分的に補強するための補強部材に関し、特に紙缶等の使い捨て容器の蓋材や底材を容器外部から簡易に補強するための易脱着性補強板およびこの補強板が取り外し自在に設けられてなる容器に関するものである。
清涼飲料等の液体を内容物とする金属缶やプラスチック容器の代替品として、近年、環境保護の観点から紙缶などの紙容器が開発され実用化されるに至っている。
従来の金属缶代替紙容器は、図1にその一例を示すように、容器本体が紙積層材料からなり、両端が開口した胴部100と、底材101により閉鎖されるとともに他方の開口が蓋材102により閉塞されてなるものが知られている。そして、蓋材102には飲み口103が穿設されており、この飲み口103は予めイージーピール性シール材104により閉鎖されている。
また、一般に、従来の金属缶代替紙容器においては、バリヤー材としてアルミ箔が用いられており、蓋材102に予め穿設されている飲み口103を閉鎖するイージーピール性シール材104には合成樹脂がラミネートされたアルミシートが用いられている。
しかしながら、従来の紙容器の蓋材ないし底材は材料的にも構造的に必ずしも十分な強度有するものではなく、容器の落下等によって変形したり、飲み口の開口構造が損傷する場合があり得る。
本発明は上述した点に鑑みてなされたものであり、各種容器において、容器構造を部分的に補強するための補強部材を提供すること、特に紙缶等の使い捨て容器の蓋材や底材を容器外部から簡易に補強するための易脱着性補強板ならびにこの補強板が装着された容器を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る易着脱性補強板は、両端が開口した胴部と、該胴部の開口部を閉鎖する底材および蓋材とからなる容器本体の前記底材または/および蓋材を補強するために容器外部から取り外し自在に嵌合して設けられることを特徴とする。
本発明の好ましい態様においては、上記補強板の端部の一部にタブが設けられ容易に脱着できるように構成することができる。
さらに、本発明においては、補強板の平面形状が円盤状ないし楕円形状であってもよい。
さらに、本発明の易脱着性補強板は、補強する容器本体が紙積層材料からなり、当該容器の蓋体がプルタブによって閉鎖された開口部を有するものであることができる。
また、本発明の好ましい態様においては、円盤状ないし楕円形状からなる補強板の端部にタブが設けられ、前記タブが、補強板の対称軸に対して左右非対称の平面形状を有することにより、補強板の表裏の識別を容易にしたものであることができる。
本発明の補強板は、好ましくは紙材によって構成されてなる。
さらに、本発明は、両端が開口した胴部と、該胴部の開口部を閉鎖する底材および蓋材とからなる容器本体の前記底材または/および蓋材に、該容器の外部から取り外し自在に、上記の易脱着性補強板が嵌合して設けられてなる容器を包含する。また、この容器においては、上記易剥離性補強板が、易剥離性のホットメルト樹脂を介して底材または/蓋材に固定されてなる態様を含む。
以下、本発明の好ましい実施態様を添付図面を参照して説明する。
図2の断面図に示す実施例は、図1に示すような円筒形の紙缶の蓋材および(または)底材を補強するための補強板の例である。
図2に示すように、本発明による易着脱性補強板20、21は、両端が開口した胴部1と、該胴部1の開口部を閉鎖する底材2および蓋材3とからなる容器本体の前記底材2または/および蓋材3を補強するために容器外部から着脱自在に嵌合して設けられてなる。なお、この例においては、蓋材3には内容物を排出する開口構造として、排出口を容器の内部から閉鎖する内面フィルム4と外部から閉鎖するプルタブ5によってイージーピール性開口構造が形成されている。
このようなイージーピール性開口構造の一例を図5に示す。図5に示すプルタブ開口構造においては、紙容器本体10(たとえば蓋紙)に設けられた開口部12が容器の内部側から被覆する内面フィルム13と容器の外部から被覆するプルタブ14によって閉鎖されている。なお、本発明において、内面フィルム13は必ずしも必要ではない。プルタブ14は、通常、たとえばバリア材15と合成樹脂層16との積層体からなる。この例においては、上記プルタブ14の端部に折返し構造14aが形成され、この場合の折返し構造は容器表面側に折り返された構造からなり、この部分が非接着部を構成する。したがって、この折返し構造部14aは、容易につまみあげることができ、イージーピール性の一層の向上が図られる。さらに、この開口構造の好ましい例においては、内面フィルム13とプルタブ14とが接合された構造において、接着界面Aの部分(xで表示された部分)において容器表面とプルタブ14とが接合されるとともに、接着界面Bの部分において内面フィルム13と容器内面が接合され、さらに接着界面Cの部分において内面フィルム13とプルタブ14とが接合されている。ここで、本発明の開口構造の好ましい態様においては、図示のように開口部2の周縁にその開口縁端面から所定幅を有する非接着部(x印の無い部分)が設けられるようになっており、開口部を挟んで内面フィルムと開口部周縁とプルタブとが接合されることによって開口部の封鎖が行われている。なお、図5に示す開口構造においては、開口部周縁の外側面と内側面の双方に非接着部が設けられた例が示されているが、本発明においては、内側面の非接着部は必ずしも設ける必要はない。また、接着界面Aにおいてはプルタブ14のイージーピール性が確保されるように易剥離性の接着手段によって接合されている。
次に、図3に示すように、本発明の補強板においては、たとえば蓋材3の部分を補強する補強板21に脱着を容易に行うためのタブ21aおよびタブ21aを折り曲げやすくするための罫線21bを設けることができる。
図3は、このようなタブ21a、罫線21bを有する補強板21の平面図である。
さらに、本発明においては、図4に示すように、補強板の対称軸I−I’に対して左右非対称のタブ21aとすることによって、補強板の表裏の識別を容易にすることができる。
また、上記のような罫線21bがタブの部分にのみ形成されている場合は、罫線部の表面に凹凸が生じることになる。このような補強板を大量に製造し、これを保管等のためにスタッキングすると、厚さの微妙な違いによって積み上げられた補強板が特定方向に傾くことになる。このようなスタッキング時の傾きの問題を解消するために、補強板本体21にも該本体の外周と同心円ないし対称となるような円形の罫線を形成しておくことが好ましい。
上記の例においては、補強板の平面形状が円盤状のものを示したが、形状はこれ以外にも、楕円形状、方形その他の形状であったもよく、本発明においては特に限定されない。さらに、本発明の易脱着性補強板は、通常、補強する容器本体が紙積層材料からなり、当該容器の蓋体がプルタブによって閉鎖された開口部を有するものであるが、補強機能が発揮できる限りにおいて、これらに限定されない。
また、本発明の補強板は、通常、好ましくは紙材ないし紙積層材によって構成され得るがこれらに限定されるものではない。
発明の効果
以上の通りであって、本発明に係る易着脱性補強板は、上記のような構成からなるので、簡便かつ低コストで効果的な補強が可能となり、容器製品の製造においてすこぶる有利である。
紙缶の一具体例を示す斜視図。 本発明の一実施態様に係る補強板を含む紙缶の断面図。 本発明の一実施態様に係る補強板の平面図。 本発明の一実施態様に係る補強板の平面図。 本発明に係る容器の開口構造の一例を示す断面図。
符号の説明
100 胴部
101 底材
102 蓋材
103 飲み口
104 イージーピール性シール材
1 胴部
2 底材
3 蓋材
4 内面フィルム
5 プルタブ
20、21 易脱着性補強板
21a タブ
21b 罫線

Claims (7)

  1. 両端が開口した胴部と、該胴部の開口部を閉鎖する底材および蓋材とからなる容器本体の前記蓋材を補強するために容器外部から取り外し自在に嵌合して設けられる、易脱着性補強板であって、この補強板の端部の一部に当該補強板の脱着を容易に行うためのタブを有する、易脱着性補強板。
  2. 補強板の平面形状が円盤状ないし楕円形状である、請求項1に記載の易脱着性補強板。
  3. 容器本体が紙積層材料からなり、前記蓋体がプルタブによって閉鎖された開口部を有する、請求項1または2に記載の易脱着性補強板。
  4. 円盤状ないし楕円形状からなる補強板の端部にタブが設けられ、前記タブが、補強板の対称軸に対して左右非対称の平面形状を有することにより、補強板の表裏の識別を容易にした、請求項1〜のいずれか1項に記載の易脱着性補強板。
  5. 補強板が紙材によって構成されてなる、請求項1〜のいずれか1項に記載の易脱着性補強板。
  6. 両端が開口した胴部と、該胴部の開口部を閉鎖する底材および蓋材とからなる容器本体の前記蓋材に、該容器の外部から取り外し自在に、請求項1〜のいずれか1項に記載の易脱着性補強板が嵌合して設けられてなることを特徴とする、容器。
  7. 前記易剥離性補強板が、易剥離性のホットメルト樹脂を介して前記蓋材に固定されてなる、請求項に記載の容器。
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