JP4877333B2 - チャージポンプ回路 - Google Patents
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Description
なお、従来の技術として特許文献1に記載されるものが知られている。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、コンデンサの面積を従来のものより少なくすることができるチャージポンプ回路を提供することにある。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のチャージポンプ回路において、前記第1、第2のレベルを繰り返す第1の周期パルスと、前記第1の周期パルスの立ち上がりより微少時間早く立ち上がり、前記第1の周期パルスの立ち下がりより微少時間遅く立ち下がる第2の周期パルスを出力するパルス発生回路を設け、前記第1、第2の増幅素子を各々前記第1、第2の周期パルスによって駆動することを特徴とする。
FET5がオンとなると、このFET5を介してコンデンサ6に電圧Vccが充電される。また、この時点において、FET7,9の各ゲートへは”H”が加えられ、これにより、FET9がオン、FET7がオフとなり、出力端子OUTが接地電位となる。この時、接続点Aの電圧は、Vcc-Vthであり、Vccより低い電圧にある。
このように、上記実施形態のパルス昇圧回路によれば、波高値Vccの周期パルスを波高値2Vccの周期パルスに変換することができる。
まず、入力端子101が電圧0(接地電位)になると、パルス昇圧回路102の出力電圧が0となり、コンデンサ106がFET110を介して電圧(Vcc−Vth)に充電される。ここで、VthはFET110のゲート−ソース間電圧であり、約0.7Vである。次に、入力端子101が電圧Vccになると、パルス昇圧回路102の出力電圧が電圧2Vccとなり、この結果、点C1の電圧(FET111のドレイン電圧)が
2Vcc+Vcc−Vth=3Vcc−Vth
となる。
2Vcc+3Vcc−Vth−Vth=5Vcc−2Vth
となる。そして、この点C2の電圧がFET112を通して、
5Vcc−2Vth−Vth=5Vcc−3Vth
となり、出力端子115へ出力される。
このように、上述した第1の実施形態によれば、前述した図9の回路と近似した出力電圧を得ることができる。
これに対し、図3のコンデンサ4、6には各々500μm2および1000μm2の面積が必要であり、また、図1のコンデンサ106、107には各々1000μm2の面積が必要である。この結果、図1の回路をLSI内に構成するためには、5000μm2の面積でよいことになる。このように、図1の実施形態は、従来の回路に比較し、回路面積を小さくすることができる。
5Vcc−3Vth
となり、この電圧がコンデンサ121に充電される。そして、入力端子101の電圧がVccになると、点C3の電圧が、
Vcc+(5Vcc−3Vth)=6Vcc−3Vth
となり、この点C3の電圧がFET122を通して、
6Vcc−3Vth−Vth=6Vcc−4Vth
となり、出力端子115へ出力される。
この場合、コンデンサへ供給する周期パルスは1個おきに位相を逆転させることは勿論である。
図4は図3の構成をさらに簡略化した回路であり、この図において、入力端子INに入力される周期パルスはインバータ11において反転され、コンデンサ12の一端に供給される。また、NチャネルFET13のドレインは電源電圧Vccに接続され、ゲートがドレインと接続され、ソースがコンデンサ12の他端およびPチャネルFET14のソースに接続されている。FET14およびNチャネルFET15はインバータを構成しており、各ゲートの接続点に入力端子INの電圧が加えられ、各ドレインの接続点が出力端子OUTに接続されている。
Vcc+(Vcc−Vth)=2Vcc−Vth
となる。またこの時、FET13はソース−ドレイン間が逆バイアスとなり、カットオフされる。そして、この時点でFET14がオン、FET15がオフとなることから、上記の電圧(2Vcc−Vth)が出力端子OUTから出力される。
この図に示すパルス昇圧回路は、図4に示す回路におけるFET14、15の貫通電流を防止するための回路である。すなわち、図5と同様に、2相周期パルスを出力するパルス発生回路20を設け、周期パルスP1、P2をそれぞれがFET15、14のゲートへ入力している。また、図4のインバータ11に代えてPチャネルFET24とNチャネルFET25を設け、FET24のゲートに周期パルスP2を加え、FET24のソースを電源電圧Vccに、ドレインをFET25のドレインにそれぞれ接続し、また、FET25のゲートに周期パルスP1を加え、FET25のソースを接地している。そして、FET24、25の共通ドレインとFET4のソースとの間にコンデンサ12を接続している。
そして、この回路によっても、図5の回路と同様にFET14、15の貫通電流を防ぐことができる。
Claims (4)
- 順方向に直列接続された複数の第1のダイオード素子と、
前記第1のダイオード素子間の第1の接続点ごとに設けられ、該第1の接続点に一端が接続される第1のコンデンサと、
各前記第1のコンデンサごとに設けられ、該第1のコンデンサの他端に接続されるパルス昇圧回路と、
を備え、
前記複数のパルス昇圧回路のうち奇数番目のパルス昇圧回路は、第1の周期パルスが入力パルスとして入力され、該入力パルスを昇圧して、前記接続された第1のコンデンサの他端に出力し、
前記複数のパルス昇圧回路のうち偶数番目のパルス昇圧回路は、前記第1の周期パルスを反転した反転周期パルスが前記入力パルスとして入力され、該入力パルスを昇圧して、前記接続された第1のコンデンサの他端に出力し、
前記複数の第1のダイオード素子の直列接続におけるアノード側の終端は電源端子に接続され、
前記複数の第1のダイオード素子の直列接続におけるカソード側の終端から昇圧された電圧が出力され、
前記パルス昇圧回路は、
前記入力パルスから2相周期パルスである第2の周期パルス及び第3の周期パルスを出力するパルス発生回路と、
ソースが電源端子に接続され、ゲートに前記第3の周期パルスを入力される第1のPチャネルFETと、
ドレインが前記第1のPチャネルFETのドレインに接続され、ソースが接地され、ゲートに前記第2の周期パルスを入力される第1のNチャネルFETと、
ドレインとゲートが電源端子に接続される第2のNチャネルFETと、
一端が前記第1のPチャネルFETのドレインに接続され、他端が前記第2のNチャネルFETのソースに接続される第2のコンデンサと、
ソースが前記第2のコンデンサの他端に接続され、ゲートに前記第3の周期パルスを入力される第2のPチャネルFETと、
ドレインが前記第2のPチャネルFETのドレインに接続され、ゲートに前記第2の周期パルスが入力され、ソースが接地される第3のNチャネルFETと
を有し、
前記パルス発生回路は、
前記第3の周期パルスがHレベルのとき、前記第2のNチャネルFETを介して前記第2のコンデンサを充電し、前記第3の周期パルスがLレベルのとき、当該第2のコンデンサに充電された電圧を用いて前記第2のPチャネルFETのソース電圧を昇圧させる際、前記第2のPチャネルFET及び前記第3のNチャネルFETを同時にオンさせて前記第2のコンデンサに充電された電荷を放電させないために、前記第3の周期パルスがLレベルの状態と前記第2の周期パルスがHレベルである状態とを同時に生じさせないように、前記第2の周期パルスを、前記第3の周期パルスがHレベルに立ち上がった後にHレベルに立ち上がらせ、前記第3の周期パルスを、前記第2の周期パルスがLレベルに立ち下がった後にLレベルに立ち下がらせる
ことを特徴とするチャージポンプ回路。 - 前記複数の第1のダイオード素子の直列接続におけるカソード側の終端に、順方向に直列に接続される少なくとも1つの第2のダイオード素子と、
前記第2のダイオード素子ごとに設けられ、該第2のダイオード素子のアノードに一端が接続される第3のコンデンサと、
を備え、
前記パルス昇圧回路と前記第3のコンデンサとを併せて奇数番目の前記第3のコンデンサは、他端に前記第1の周期パルスが入力され、
前記パルス昇圧回路と前記第3のコンデンサとを併せて偶数番目の前記第3のコンデンサは、他端に前記反転周期パルスが入力され、
前記複数の第1のダイオード素子と前記第2のダイオード素子との直列接続におけるカソード側の終端から昇圧された電圧が出力される
ことを特徴とする請求項1に記載のチャージポンプ回路。 - 前記第3のコンデンサの静電容量は、前記第1のコンデンサの静電容量より大きい
ことを特徴とする請求項2に記載のチャージポンプ回路。 - 順方向に直列接続される複数の第1のダイオード素子と、
前記第1のダイオード素子間の第1の接続点ごとに設けられ、該第1の接続点に一端が接続される第1のコンデンサと、
各前記第1のコンデンサごとに設けられ、該第1のコンデンサの他端に接続されるパルス昇圧回路と、
前記複数の第1のダイオード素子の直列接続におけるカソード側の終端に、順方向に直列に接続される少なくとも1つの第2のダイオード素子と、
前記第2のダイオード素子ごとに設けられ、該第2のダイオード素子のアノードに一端が接続され、前記第1のコンデンサより大きな静電容量を有する第3のコンデンサと、
を備え、
前記複数のパルス昇圧回路のうち奇数番目のパルス昇圧回路は、第1の周期パルスが入力パルスとして入力され、該入力パルスを昇圧して、前記接続された第1のコンデンサの他端に出力し、
前記複数のパルス昇圧回路のうち偶数番目のパルス昇圧回路は、前記第1の周期パルスを反転した反転周期パルスが前記入力パルスとして入力され、該入力パルスを昇圧して、前記接続された第1のコンデンサの他端に出力し、
前記複数の第1のダイオード素子の直列接続におけるアノード側の終端は電源端子に接続され、
前記複数の第1のダイオード素子の直列接続におけるカソード側の終端から昇圧された電圧が出力され、
前記複数のパルス昇圧回路は、それぞれ、
前記入力パルスから2相周期パルスである第2の周期パルス及び第3の周期パルスを出力するパルス発生回路と、
ソースが電源端子に接続され、ゲートに前記第3の周期パルスを入力される第1のPチャネルFETと、
ドレインが前記第1のPチャネルFETのドレインに接続され、ソースが接地され、ゲートに前記第2の周期パルスを入力される第1のNチャネルFETと、
ドレインとゲートが電源端子に接続される第2のNチャネルFETと、
一端が前記第1のPチャネルFETのドレインに接続され、他端が前記第2のNチャネルFETのソースに接続される第2のコンデンサと、
ソースが前記第2のコンデンサの他端に接続され、ゲートに前記第3の周期パルスを入力される第2のPチャネルFETと、
ドレインが前記第2のPチャネルFETのドレインに接続され、ゲートに前記第2の周期パルスが入力され、ソースが接地される第3のNチャネルFETと
を有し、
前記パルス発生回路は、
前記第3の周期パルスがHレベルのとき、前記第2のNチャネルFETを介して前記第2のコンデンサを充電し、前記第3の周期パルスがLレベルのとき、当該第2のコンデンサに充電された電圧を用いて前記第2のPチャネルFETのソース電圧を昇圧させる際、前記第2のPチャネルFET及び前記第3のNチャネルFETを同時にオンさせて前記第2のコンデンサに充電された電荷を放電させないために、前記第3の周期パルスがLレベルの状態と前記第2の周期パルスがHレベルである状態とを同時に生じさせないように、前記第2の周期パルスを、前記第3の周期パルスがHレベルに立ち上がった後にHレベルに立ち上がらせ、前記第3の周期パルスを、前記第2の周期パルスがLレベルに立ち下がった後にLレベルに立ち下がらせる
ことを特徴とするチャージポンプ回路。
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