JP4877285B2 - 駆動装置およびその制御方法並びにハイブリッド車 - Google Patents

駆動装置およびその制御方法並びにハイブリッド車 Download PDF

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Description

本発明は、駆動装置およびその制御方法並びにハイブリッド車に関し、詳しくは、動力を入出力する少なくとも一つの電動機と、互いに並列に接続されて電動機と電力のやり取りが可能で製造時の個体差や経時変化により電圧が異なる複数の二次電池と、を備える駆動装置およびこうした駆動装置の制御方法並びにこうした駆動装置を搭載するハイブリッド車に関する。
従来、この種の駆動装置としては、互いに並列に接続された複数の二次電池を備え、複数の二次電池から所定の負荷に対して並列に又は選択的に電力を供給するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、第1の二次電池から所定の負荷に電力供給している最中に、第1の二次電池より電池電圧が低い第2の二次電池の電池電圧と負荷の印加電圧との差が所定の電圧差より小さくなったときに、第1の二次電池を負荷に接続するリレーをオンとした状態で第2の二次電池を負荷に接続するリレーをオンとしている。
特開2004−236473号公報
しかしながら、上述の駆動装置では、電動機などの負荷に対して複数の二次電池を同時に接続して使用すると、各電池の蓄電量を適正に管理することができなかったり、電池間の電圧差により電池間に短絡電流が流れる場合があるため、負荷に接続する二次電池を個別に切り替えて使用するのが好ましい。また、二次電池を個別に切り替えて使用するものとしても、負荷に接続する電池と負荷との間に電圧差があるときに切り替えると、電池側や負荷側に大電流が流れ、電池を劣化させる場合や負荷の駆動状態を不安定にしたり素子を損傷する場合などの不都合が生じ得る。
本発明の駆動装置およびその制御方法並びにハイブリッド車は、互いに並列に接続された電圧が異なる複数の二次電池のうち電動機側に接続する二次電池をより適正に切り替えることを主目的とする。
本発明の駆動装置は、少なくとも上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の駆動装置は、
動力を入出力する少なくとも一つの電動機と、互いに並列に接続されて前記電動機と電力のやり取りが可能で製造時の個体差および/または経時変化により電圧が異なる複数の二次電池と、を備える駆動装置であって、
前記複数の二次電池の各々の前記電動機側への電気的な接続および接続の解除を行なう複数の二次電池用リレーと、
前記複数の二次電池用リレーより前記電動機側で前記複数の二次電池に対して並列に接続されて前記電動機と電力のやり取りが可能なコンデンサと、
前記複数の二次電池の各々の電圧を検出する複数の電池電圧検出手段と、
前記コンデンサの電圧を検出するコンデンサ電圧検出手段と、
前記複数の二次電池のうち任意の第1の二次電池のみが前記電動機側に接続された状態で前記第1の二次電池からの放電を伴って前記電動機を駆動している最中に前記第1の二次電池の蓄電量が所定の低蓄電量未満に至り前記複数の二次電池のうち前記第1の二次電池より電圧が低い任意の第2の二次電池を前記第1の二次電池に替えて前記電動機側に接続するよう要求されたとき、前記複数の二次電池用リレーのうち前記第1の二次電池に対応する第1リレーをオフとした状態で前記コンデンサからの放電を伴って前記電動機が駆動されるよう前記第1リレーを制御し、その後に前記検出されたコンデンサの電圧が前記検出された第2の二次電池の電圧に略一致したときに前記複数の二次電池用リレーのうち前記第2の二次電池に対応する第2リレーをオンとした状態で前記電動機が駆動されるよう前記第2リレーを制御する放電時リレー制御手段と、
前記複数の二次電池のうち任意の第3の二次電池のみが前記電動機側に接続された状態で前記第3の二次電池への充電を伴って前記電動機を駆動している最中に前記第3の二次電池の蓄電量が所定の高蓄電量以上に至り前記複数の二次電池のうち前記第3の二次電池より電圧が高い任意の第4の二次電池を前記第3の二次電池に替えて前記電動機側に接続するよう要求されたとき、前記複数の二次電池用リレーのうち前記第3の二次電池に対応する第3リレーをオフとした状態で前記コンデンサへの充電を伴って前記電動機が駆動されるよう前記第3リレーを制御し、その後に前記検出されたコンデンサの電圧が前記検出された第4の二次電池の電圧に略一致したときに前記複数の二次電池用リレーのうち前記第4の二次電池に対応する第4リレーをオンとした状態で前記電動機が駆動されるよう前記第4リレーを制御する充電時リレー制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の駆動装置では、複数の二次電池のうち任意の第1の二次電池のみが電動機側に接続された状態で第1の二次電池からの放電を伴って電動機を駆動している最中に第1の二次電池の蓄電量が所定の低蓄電量未満に至り複数の二次電池のうち第1の二次電池より電圧が低い任意の第2の二次電池を第1の二次電池に替えて電動機側に接続するよう要求されたとき、複数の二次電池用リレーのうち第1の二次電池に対応する第1リレーをオフとした状態でコンデンサからの放電を伴って電動機が駆動されるよう第1リレーを制御し、その後にコンデンサの電圧が第2の二次電池の電圧に略一致したときに複数の二次電池用リレーのうち第2の二次電池に対応する第2リレーをオンとした状態で電動機が駆動されるよう第2リレーを制御する。したがって、第1の二次電池からの放電中に電動機側に接続する二次電池を電圧がより低い第2の二次電池に切り替える際にコンデンサの電圧が第2の二次電池の電圧に略一致するのを待って切り替えるから、切り替え時に二次電池側などに大電流が流れるのを抑制することができる。また、複数の二次電池のうち任意の第3の二次電池のみが電動機側に接続された状態で第3の二次電池への充電を伴って電動機を駆動している最中に第3の二次電池の蓄電量が所定の高蓄電量以上に至り複数の二次電池のうち第3の二次電池より電圧が高い任意の第4の二次電池を第3の二次電池に替えて電動機側に接続するよう要求されたとき、複数の二次電池用リレーのうち第3の二次電池に対応する第3リレーをオフとした状態でコンデンサへの充電を伴って電動機が駆動されるよう第3リレーを制御し、その後にコンデンサの電圧が第4の二次電池の電圧に略一致したときに複数の二次電池用リレーのうち第4の二次電池に対応する第4リレーをオンとした状態で電動機が駆動されるよう第4リレーを制御する。したがって、第3の二次電池への充電中に電動機側に接続する二次電池を電圧がより高い第4の二次電池に切り替える際にコンデンサの電圧が第4の二次電池の電圧に略一致するのを待って切り替えるから、切り替え時に電動機側などに大電流が流れるのを抑制することができる。これらの結果、互いに並列に接続された電圧が異なる複数の二次電池のうち電動機側に接続する二次電池をより適正に切り替えることができる。
本発明のハイブリッド車は、上述の本発明の駆動装置、即ち、動力を入出力する少なくとも一つの電動機と、互いに並列に接続されて前記電動機と電力のやり取りが可能で製造時の個体差および/または経時変化により電圧が異なる複数の二次電池と、を備える駆動装置であって、前記複数の二次電池の各々の前記電動機側への電気的な接続および接続の解除を行なう複数の二次電池用リレーと、前記複数の二次電池用リレーより前記電動機側で前記複数の二次電池に対して並列に接続されて前記電動機と電力のやり取りが可能なコンデンサと、前記複数の二次電池の各々の電圧を検出する複数の電池電圧検出手段と、前記コンデンサの電圧を検出するコンデンサ電圧検出手段と、前記複数の二次電池のうち任意の第1の二次電池のみが前記電動機側に接続された状態で前記第1の二次電池からの放電を伴って前記電動機を駆動している最中に前記第1の二次電池の蓄電量が所定の低蓄電量未満に至り前記複数の二次電池のうち前記第1の二次電池より電圧が低い任意の第2の二次電池を前記第1の二次電池に替えて前記電動機側に接続するよう要求されたとき、前記複数の二次電池用リレーのうち前記第1の二次電池に対応する第1リレーをオフとした状態で前記コンデンサからの放電を伴って前記電動機が駆動されるよう前記第1リレーを制御し、その後に前記検出されたコンデンサの電圧が前記検出された第2の二次電池の電圧に略一致したときに前記複数の二次電池用リレーのうち前記第2の二次電池に対応する第2リレーをオンとした状態で前記電動機が駆動されるよう前記第2リレーを制御する放電時リレー制御手段と、前記複数の二次電池のうち任意の第3の二次電池のみが前記電動機側に接続された状態で前記第3の二次電池への充電を伴って前記電動機を駆動している最中に前記第3の二次電池の蓄電量が所定の高蓄電量以上に至り前記複数の二次電池のうち前記第3の二次電池より電圧が高い任意の第4の二次電池を前記第3の二次電池に替えて前記電動機側に接続するよう要求されたとき、前記複数の二次電池用リレーのうち前記第3の二次電池に対応する第3リレーをオフとした状態で前記コンデンサへの充電を伴って前記電動機が駆動されるよう前記第3リレーを制御し、その後に前記検出されたコンデンサの電圧が前記検出された第4の二次電池の電圧に略一致したときに前記複数の二次電池用リレーのうち前記第4の二次電池に対応する第4リレーをオンとした状態で前記電動機が駆動されるよう前記第4リレーを制御する充電時リレー制御手段と、を備える駆動装置と内燃機関とを搭載し、前記電動機は車軸に連結された駆動軸に接続されてなることを要旨とする。
この本発明のハイブリッド車では、上述の本発明の駆動装置を搭載するから、本発明の駆動装置が奏する効果、例えば、互いに並列に接続された電圧が異なる複数の二次電池のうち電動機側に接続する二次電池をより適正に切り替えることができる効果などと同様の効果を奏することができる。
こうした本発明のハイブリッド車において、動力を入出力する発電機と、前記駆動軸と前記内燃機関の出力軸と前記発電機の回転軸との3軸に接続され、該3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段と、を備えるものとすることもできる。ここで、「3軸式動力入出力手段」は、シングルピニオン式やダブルピニオン式の遊星歯車機構であるものとすることもできるし、デファレンシャルギヤであるものとすることもできる。
本発明の駆動装置の制御方法は、
動力を入出力する少なくとも一つの電動機と、互いに並列に接続されて前記電動機と電力のやり取りが可能で製造時の個体差および/または経時変化により電圧が異なる複数の二次電池と、前記複数の二次電池の各々の前記電動機側への電気的な接続および接続の解除を行なう複数の二次電池用リレーと、前記複数の二次電池用リレーより前記電動機側で前記複数の二次電池に対して並列に接続されて前記電動機と電力のやり取りが可能なコンデンサと、を備える駆動装置の制御方法であって、
前記複数の二次電池のうち任意の第1の二次電池のみが前記電動機側に接続された状態で前記第1の二次電池からの放電を伴って前記電動機を駆動している最中に前記第1の二次電池の蓄電量が所定の低蓄電量未満に至り前記複数の二次電池のうち前記第1の二次電池より電圧が低い任意の第2の二次電池を前記第1の二次電池に替えて前記電動機側に接続するよう要求されたとき、前記複数の二次電池用リレーのうち前記第1の二次電池に対応する第1リレーをオフとした状態で前記コンデンサからの放電を伴って前記電動機が駆動されるよう前記第1リレーを制御し、その後に前記コンデンサの電圧が前記第2の二次電池の電圧に略一致したときに前記複数の二次電池用リレーのうち前記第2の二次電池に対応する第2リレーをオンとした状態で前記電動機が駆動されるよう前記第2リレーを制御し、前記複数の二次電池のうち任意の第3の二次電池のみが前記電動機側に接続された状態で前記第3の二次電池への充電を伴って前記電動機を駆動している最中に前記第3の二次電池の蓄電量が所定の高蓄電量以上に至り前記複数の二次電池のうち前記第3の二次電池より電圧が高い任意の第4の二次電池を前記第3の二次電池に替えて前記電動機側に接続するよう要求されたとき、前記複数の二次電池用リレーのうち前記第3の二次電池に対応する第3リレーをオフとした状態で前記コンデンサへの充電を伴って前記電動機が駆動されるよう前記第3リレーを制御し、その後に前記コンデンサの電圧が前記第4の二次電池の電圧に略一致したときに前記複数の二次電池用リレーのうち前記第4の二次電池に対応する第4リレーをオンとした状態で前記電動機が駆動されるよう前記第4リレーを制御する、
ことを特徴とする。
この本発明の駆動装置の制御方法では、複数の二次電池のうち任意の第1の二次電池のみが電動機側に接続された状態で第1の二次電池からの放電を伴って電動機を駆動している最中に第1の二次電池の蓄電量が所定の低蓄電量未満に至り複数の二次電池のうち第1の二次電池より電圧が低い任意の第2の二次電池を第1の二次電池に替えて電動機側に接続するよう要求されたとき、複数の二次電池用リレーのうち第1の二次電池に対応する第1リレーをオフとした状態でコンデンサからの放電を伴って電動機が駆動されるよう第1リレーを制御し、その後にコンデンサの電圧が第2の二次電池の電圧に略一致したときに複数の二次電池用リレーのうち第2の二次電池に対応する第2リレーをオンとした状態で電動機が駆動されるよう第2リレーを制御する。したがって、第1の二次電池からの放電中に電動機側に接続する二次電池を電圧がより低い第2の二次電池に切り替える際にコンデンサの電圧が第2の二次電池の電圧に略一致するのを待って切り替えるから、切り替え時に二次電池側や電動機側に大電流が流れるのを抑制することができる。また、複数の二次電池のうち任意の第3の二次電池のみが電動機側に接続された状態で第3の二次電池への充電を伴って電動機を駆動している最中に第3の二次電池の蓄電量が所定の高蓄電量以上に至り複数の二次電池のうち第3の二次電池より電圧が高い任意の第4の二次電池を第3の二次電池に替えて電動機側に接続するよう要求されたとき、複数の二次電池用リレーのうち第3の二次電池に対応する第3リレーをオフとした状態でコンデンサへの充電を伴って電動機が駆動されるよう第3リレーを制御し、その後にコンデンサの電圧が第4の二次電池の電圧に略一致したときに複数の二次電池用リレーのうち第4の二次電池に対応する第4リレーをオンとした状態で電動機が駆動されるよう第4リレーを制御する。したがって、第3の二次電池への充電中に電動機側に接続する二次電池を電圧がより高い第4の二次電池に切り替える際にコンデンサの電圧が第4の二次電池の電圧に略一致するのを待って切り替えるから、切り替え時に二次電池側や電動機側に大電流が流れるのを抑制することができる。これらの結果、互いに並列に接続された電圧が異なる複数の二次電池のうち電動機側に接続する二次電池をより適正に切り替えることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての駆動装置を搭載したハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関として構成されたエンジン22と、エンジン22の出力軸としてのクランクシャフト24にキャリアが接続されると共にデファレンシャルギヤ34を介して駆動輪36a,36bに連結された駆動軸32にリングギヤが接続されたシングルピニオン式の遊星歯車機構30と、この遊星歯車機構30のサンギヤに接続されて同期発電電動機として構成されたモータMG1と、駆動軸32に接続されて同期発電電動機として構成されたモータMG2と、モータMG1,MG2を駆動する駆動回路としてのインバータ41,42と、インバータ41,42を介してモータMG1,MG2と電力のやり取りが可能で互いに並列に接続された直流電源としてのバッテリ51およびバッテリ52と、バッテリ51およびバッテリ52のそれぞれとモータMG1,MG2側との接続や遮断を行なう第1リレー61および第2リレー62と、車両全体をコントロールする電子制御ユニット70とを備える。ここで、実施例の駆動装置としては、主としてモータMG1,MG2とバッテリ51,52と第1リレー61,第2リレー62と電子制御ユニット70とが該当する。
バッテリ51およびバッテリ52は、いずれもニッケル水素二次電池またはリチウムイオン二次電池などの二次電池として構成されている。バッテリ51,52のそれぞれとインバータ41,42とを接続する電力ライン56には、バッテリ51,52に対して並列に大容量のコンデンサ58が接続されている。バッテリ51の正極端子とインバータ41,42で共用の正極母線とを接続する電力ライン56の正極母線には、第1リレー61よりコンデンサ58側にモータMG1,MG2側からバッテリ51への電流を妨げるようダイオード65が接続されており、このダイオード65に対して並列に第3リレー63が接続されている。バッテリ52の正極端子とインバータ41,42で共用の正極母線とを接続する電力ライン56の正極母線には、第2リレー62よりコンデンサ58側にモータMG1,MG2側からバッテリ52への電流を妨げるようダイオード66が接続されており、このダイオード66に対して並列に第4リレー64が接続されている。また、バッテリ51,52は、製造時の個体差や経年変化により定格電圧が異なるものとなっている。実施例では、バッテリ51の定格電圧(例えば、210Vなど)はバッテリ52の定格電圧(例えば、200Vなど)より高いものとし、バッテリ51,52間に短絡電流が流れないよう、第1リレー61をオンとすると共に第2リレー62をオフとすることによりバッテリ51のみをモータMG1,MG2側に接続するか、または、第1リレー61をオフとすると共に第2リレー62をオンとすることによりバッテリ52のみをモータMG1,MG2側に接続するものとした。なお、実施例では、第1リレー61をオンとしてバッテリ51がモータMG1,MG2側に接続されている状態でバッテリ51から放電するときには第3リレー63をオフとしバッテリ51を充電するときには第3リレー63をオンとするものとし、第2リレー62をオンとしてバッテリ52がモータMG1,MG2側に接続されている状態でバッテリ52から放電するときには第4リレー64をオフとしバッテリ52を充電するときには第4リレー64をオンとするものとした。
電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートを備える。電子制御ユニット70には、バッテリ51,52のそれぞれの端子間に設置された電圧センサ53a,54aからの端子間電圧としての第1電池電圧Vb1,第2電池電圧Vb2やバッテリ51,52のそれぞれの正極端子に接続される電力ライン56の正極母線に取り付けられた電流センサ53b,54bからの充放電電流Ib1,Ib2,バッテリ51,52のそれぞれに取り付けられた温度センサ53c,54cからの電池温度Tb1,Tb2,コンデンサ58に対して並列に設置された電圧センサ59からのコンデンサ電圧Vcなどのバッテリ51,52を管理するのに必要な信号の他、エンジン22の状態を検出する種々のセンサからの信号,図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流などのモータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号,イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。また、電子制御ユニット70からは、第1リレー61,第2リレー62,第3リレー63,第4リレー64のそれぞれをオンオフする駆動信号やエンジン22を運転制御するための信号,インバータ41,42へのスイッチング制御信号などが出力ポートを介して出力されている。また、電子制御ユニット70は、バッテリ51,52を管理するために電流センサ53b,54bにより検出された充放電電流Ib1,Ib2の積算値に基づいてバッテリ51,52のそれぞれの残容量SOC1,SOC2を演算したり、演算した残容量SOC1,SOC2と電池温度Tb1,Tb2とに基づいてバッテリ51,52を充放電してもよい最大許容電力である各入出力制限を演算している。なお、第3リレー63や第4リレー64をオンオフするために判定されるバッテリ51,52の充放電状態は、例えば電流センサ53b,54bからの充放電電流Ib1,Ib2などに基づいて判定することができる。
電子制御ユニット70によるバッテリ51,52の管理は、バッテリ51の残容量SOC1が上限値S1hi(例えば、80%や85%など)以下になると共にバッテリ52の残容量SOC2が下限値S2lw(例えば、30%や35%など)以上になるように行なわれており、さらに、実施例では、バッテリ51,52の前述の各入出力制限の範囲内で且つバッテリ51の第1電池電圧Vb1がバッテリ52の第2電池電圧Vb2以下にならないようにモータMG1,MG2が駆動制限されることによって行なわれるものとした。また、モータMG1,MG2側に接続するバッテリ51とバッテリ52との切り替えは、実施例では、バッテリ51がモータMG1,MG2側に接続されている状態でバッテリ51の残容量SOC1が制御上の下限値S1lw(例えば、25%や30%など)未満になったときにバッテリ51から電圧がより低いバッテリ52への切り替えが行なわれ、バッテリ52がモータMG1,MG2側に接続されている状態でバッテリ52の残容量SOC2が制御上の上限値S2hi(例えば、85%や90%など)以上になったときにバッテリ52から電圧がより高いバッテリ51への切り替えが行なわれるものとした。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、運転者によるアクセルペダル83の踏み込み量に対応するアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸32に出力すべき要求トルクを計算し、この要求トルクに対応する要求動力が駆動軸32に出力されるように、エンジン22とモータMG1とモータMG2とが運転制御される。エンジン22とモータMG1とモータMG2の運転制御としては、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてが遊星歯車機構30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されて駆動軸32に出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御するトルク変換運転モードや要求動力とバッテリ51,52の充放電に必要な要求電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ51,52の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部が遊星歯車機構30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求動力が駆動軸32に出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する充放電運転モード、エンジン22の運転を停止してモータMG2からの要求動力に見合う動力を駆動軸32に出力するよう運転制御するモータ運転モードなどがある。ここで、トルク変換運転モードは、充放電運転モードのうちバッテリ51,52の充放電が行なわれない状態であるから、実質的な制御における差異はないため、以下、両者を合わせてエンジン運転モードという。また、エンジン運転モードとモータ運転モードとの切り替えは、エンジン運転モードで走行している最中に要求動力と要求電力との和が所定パワー未満となったときなどにモータ運転モードに切り替えられ、モータ運転モードで走行している最中に要求動力と要求電力との和が所定パワー以上となったときなどにエンジン運転モードに切り替えられる。所定パワーとしては、エンジン22を比較的効率よく運転することができるパワー領域の下限値近傍の値などを用いることができる。したがって、実施例のハイブリッド自動車20では、バッテリ51,52のうちのいずれがモータMG1,MG2側に接続されているかに拘わらずにエンジン運転モードとモータ運転モードとの切り替えが行なわれ、バッテリ51の残容量SOC1の上限値S1hi以下かつバッテリ51より電圧が低いバッテリ52の残容量SOC2の下限値S2lw以上の範囲内でバッテリ51,52の充放電が行なわれるから、単一のバッテリのみを備えるものに比して、減速時や降坂時などにモータMG2からの回生電力をより多く蓄電することができると共にモータ運転モードでの走行時間や走行距離をより長くすることができる。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作、特にバッテリ51,52を切り替える際の動作について説明する。図2は電子制御ユニット70により実行されるリレー制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定時間毎(例えば数msec毎)に繰り返し実行される。
リレー制御ルーチンが実行されると、電子制御ユニット70のCPU72は、まず、バッテリ51,52の残容量SOC1,SOC2など制御に必要なデータを入力し(ステップS100)、第1リレー61と第2リレー62の状態を調べる処理を実行する(ステップS110)。ここで、バッテリ51,52の残容量SOC1,SOC2は、電流センサ53b,54bにより検出された充放電電流Ib1,Ib2の積算値に基づいて演算されたものを入力するものとした。
第1リレー61がオンで第2リレーがオフのときには、バッテリ51,52のうち電圧が高い方のバッテリ51がモータMG1,MG2側に接続されているため、入力したバッテリ51の残容量SOC1が下限値S1lw未満になっているか否かを判定し(ステップS120)、バッテリ51の残容量SOC1が下限値S1lw未満のときには、バッテリ51からの放電電力によりモータMG1,MG2を駆動している最中にバッテリ51からバッテリ52に切り替える必要が生じたものと判断し、第1リレー61をオフとする(ステップS130)。なお、ステップS120でバッテリ51の残容量SOC1が下限値S1lw以上のときには、バッテリ51の接続を継続すると判断し、そのままリレー制御ルーチンを終了する。
続いて、電圧センサ54bにより検出されたバッテリ52の端子間電圧としての第2電池電圧Vb2と電圧センサ59により検出されたコンデンサ58のコンデンサ電圧Vcとを入力する処理と入力したコンデンサ電圧Vcが第2電池電圧Vb2と同じ値になったか否かを判定する処理とを繰り返し行なう(ステップS140,S150)。即ち、コンデンサ58からの放電電力によりモータMG1,MG2を駆動することによりコンデンサ電圧Vcが第2電池電圧Vb2まで低下するのを待つのである。そして、コンデンサ電圧Vcが第2電池電圧Vb2と同じ値になったときに、第2リレー62をオンとして(ステップS160)、リレー制御ルーチンを終了する。コンデンサ電圧Vcが第2電池電圧Vb2と同じ値になったか否かは、両電圧の電圧差が実質的になくなったと判断できる範囲として実験や解析などにより予め定められた値0を含む所定の電圧差範囲内になったか否かにより判定することができる。
図3に、モータMG1,MG2側に接続するバッテリ51,52を切り替えるときの第1リレー61の状態と第2リレー62の状態とバッテリ51,52の残容量SOC1,SOC2とコンデンサ電圧Vc,第1電池電圧Vb1,第2電池電圧Vb2との時間変化の一例を示す。図中、実線で示すコンデンサ58のコンデンサ電圧Vcと比較するためにバッテリ51の第1電池電圧Vb1とバッテリ52の第2電池電圧Vb2とをそれぞれ一点鎖線と二点鎖線とで示している。いま、バッテリ51からの放電電力によりモータMG1,MG2を駆動しているときを考える。バッテリ51の残容量SOC1が下限値S1lw未満に至り第1リレー61をオフとしたときのコンデンサ電圧Vcは第2電池電圧Vb2より高い第1電池電圧Vb1に略一致している(時刻t11)。第1リレー61と第2リレー62とが共にオフの状態となったため、モータMG1,MG2はコンデンサ58からの放電電力により駆動するものとなり、コンデンサ電圧Vcは低下する。そして、コンデンサ電圧Vcが第2電池電圧Vb2に略一致したときに第2リレー62をオンとする(時刻t12)。ここで、比較例としてコンデンサ58を備えない場合を考えると、第1リレー61をオフとしたときに第2リレー62を直ちにオンとしないとモータMG1,MG2の駆動に必要な電力が不足する場合や、第1リレー61をオフとしたときに第2リレー62を直ちにオンとするとモータMG1,MG2側から電圧がより低いバッテリ52に大電流が流れバッテリ52を劣化させる場合が生じ得る。したがって、コンデンサ58を設け、コンデンサ58からの放電により第2リレー62のバッテリ52側の電圧とコンデンサ58側の電圧とが略一致するよう調整された後に第2リレー62をオンとするから、バッテリ52への大電流などを抑制して、バッテリ51からバッテリ52への切り替えを行なうことができる。なお、コンデンサ58の容量は、こうしたバッテリ51からバッテリ52への切り替え時や後述するバッテリ52からバッテリ51への切り替え時に生じ得るコンデンサ58への充放電電力などに基づいて必要とされる十分な容量のものを用いることになる。
ステップS110で第1リレー61がオフで第2リレー62がオンのときには、バッテリ51,52のうち電圧が低い方のバッテリ52がモータMG1,MG2側に接続されているため、入力したバッテリ52の残容量SOC2が上限値S2hi以上になっているか否かを判定し(ステップS170)、バッテリ52の残容量SOC2が上限値S2hi以上のときには、バッテリ52を充電しながらモータMG1,MG2を駆動している最中にバッテリ52からバッテリ51に切り替える必要が生じたものと判断し、第2リレー62をオフとする(ステップS180)。なお、ステップS170でバッテリ52の残容量SOC2が上限値S2hi未満のときには、バッテリ52の接続を継続すると判断し、そのままリレー制御ルーチンを終了する。
続いて、電圧センサ53bにより検出されたバッテリ51の端子間電圧としての第1電池電圧Vb1と電圧センサ59により検出されたコンデンサ58のコンデンサ電圧Vcとを入力する処理と入力したコンデンサ電圧Vcが第1電池電圧Vb1と同じ値になったか否かを判定する処理とを繰り返し行なう(ステップS190,S200)。即ち、コンデンサ58を充電しながらモータMG1,MG2を駆動することによりコンデンサ電圧Vcが第1電池電圧Vb1まで上昇するのを待つのである。そして、コンデンサ電圧Vcが第1電池電圧Vb1と同じ値になったときに、第1リレー61をオンとして(ステップS210)、リレー制御ルーチンを終了する。コンデンサ電圧Vcが第1電池電圧Vb1と同じ値になったか否かは、両電圧の電圧差が実質的になくなったと判断できる範囲として実験や解析などにより予め定められた値0を含む所定の電圧差範囲内になったか否かにより判定することができる。
いま、バッテリ52を充電しながらモータMG1,MG2を駆動しているときを考える。図3に示すように、バッテリ52の残容量SOC2が上限値S2hi以上に至り第2リレー62をオフとしたときのコンデンサ電圧Vcは第1電池電圧Vb1より低い第2電池電圧Vb2に略一致している(時刻t21)。第1リレー61と第2リレー62とが共にオフの状態となったため、モータMG1,MG2はコンデンサ58を充電しながら駆動するものとなり、コンデンサ電圧Vcは上昇する。そして、コンデンサ電圧Vcが第1電池電圧Vb1に略一致したときに第1リレー61をオンとする(時刻t22)。ここで、比較例としてコンデンサ58を備えない場合を考えると、第2リレー62をオフとしたときに第1リレー61を直ちにオンとしないとモータMG1,MG2の駆動による余剰な電力によりインバータ41,42やモータMG1,MG2が不安定な駆動状態になる場合や、第2リレー62をオフとしたときに第1リレー61を直ちにオンとするとバッテリ51から電圧がより低いモータMG1,MG2側に大電流が流れバッテリ51を劣化させる場合が生じ得る。したがって、コンデンサ58を設け、コンデンサ58への充電により第1リレー61のバッテリ51側の電圧とコンデンサ58側の電圧とが略一致するよう調整された後に第1リレー61をオンとするから、バッテリ51からの大電流などを抑制して、バッテリ52からバッテリ51への切り替えを行なうことができる。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、電圧が異なる2つのバッテリ51,52に対して並列に第1リレー61,第2リレー62よりモータMG1,MG2側にコンデンサ58を設け、放電中のバッテリ51から電圧がより低いバッテリ52に切り替える際には、オンとしている第1リレー61をオフとした後にモータMG1,MG2の駆動に伴うコンデンサ58からの放電によりコンデンサ電圧Vcが第2電池電圧Vb2まで低下するのを待って第2リレー62をオンとし、充電中のバッテリ52から電圧がより高いバッテリ51に切り替える際には、オンとしている第2リレー62をオフとした後にモータMG1,MG2の駆動に伴うコンデンサ58への充電によりコンデンサ電圧Vcが第1電池電圧Vb1まで上昇するのを待って第1リレー61をオンとするから、モータMG1,MG2側に接続するバッテリ51,52をより適正に切り替えることができる。もとより、電圧が異なる2つのバッテリ51,52をモータMG1,MG2側に接続する第1リレー61,62を同時にオンとすることはないから、バッテリ51,52間に短絡電流が流れるのを回避することができる。さらに、第1リレー61,第2リレー62に代えてバッテリ側とモータ側との間で電圧を昇降圧して調整する昇圧コンバータを備えるものに比して昇降圧に伴う電力損失やスイッチングによる高周波ノイズなどを抑制することができる。
実施例の駆動装置を搭載したハイブリッド自動車20では、電圧が異なる2つの二次電池としてのバッテリ51,52を備えるものに適用して説明したが、電圧が異なる3つの二次電池や4つ以上の二次電池を備えるものに適用するものとしてもよい。例えば、製造時の個体差や経年変化により定格電圧が第1バッテリ,第2バッテリ,第3バッテリの順に低くなっている二次電池が互いに並列に接続されている場合、放電中の第2バッテリから第3バッテリに切り替えると共に充電中の第3バッテリから第1バッテリに切り替えるものとしてもよい。
実施例の駆動装置を搭載したハイブリッド自動車20では、第1リレー61,第2リレー62よりコンデンサ58側にモータMG1,MG2側からバッテリ51,バッテリ52への電流を妨げるようダイオード65,66およびこれらに並列に接続された第3リレー63,第4リレー64を設けるものとしとしたが、ダイオード65,66と第3リレー63,第4リレー64とを設けないものとしてもよい。
実施例では、遊星歯車機構30を介してのエンジン22およびモータMG1による動力とモータMG2による動力とを駆動軸32に出力して走行するハイブリッド自動車20に適用して説明したが、エンジンからの動力の全てを発電機による発電に用いてバッテリを充電すると共にバッテリからの電力を電動機に供給し電動機からの動力により走行するハイブリッド自動車や、エンジンを備えずに走行用の動力源として電動機のみを備える電気自動車に適用するものとしてもよい。
また、こうしたハイブリッド自動車に適用するものに限定されるものではなく、自動車以外の列車などのハイブリッド車や船舶,航空機などの移動体に搭載される駆動装置の形態や建設設備などの移動しない設備に組み込まれた駆動装置の形態としても構わない。さらに、こうした駆動装置の制御方法の形態としてもよい。
ここで、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、モータMG2が「電動機」に相当し、バッテリ51,52が「二次電池」に相当し、第1リレー61や第2リレー62が「二次電池用リレー」に相当し、コンデンサ58が「コンデンサ」に相当し、電圧センサ53a,54aが「電池電圧検出手段」に相当し、電圧センサ59が「コンデンサ電圧検出手段」に相当し、バッテリ51の残容量SOC1が下限値S1lw未満に至り第1リレー61をオフとしてコンデンサ電圧Vcが低下して第2電池電圧Vb2に略一致するのを待って第2リレー62をオンとする図2のリレー制御ルーチンのステップS110〜S160の処理を実行する電子制御ユニット70が「放電時リレー制御手段」に相当し、バッテリ52の残容量SOC2が上限値S2hiよ以上に至り第2リレー62をオフとしてコンデンサ電圧Vcが上昇して第1電池電圧Vb1に略一致するの待って第1リレー61をオンとする図2のリレー制御ルーチンのステップS170〜S210の処理を実行する電子制御ユニット70が「充電時リレー制御手段」に相当する。また、エンジン22が「内燃機関」に相当し、モータMG1がハイブリッド車における「発電機」に相当し、遊星歯車機構30が「3軸式動力入出力手段」に相当する。さらに、モータMG1は、駆動装置における「電動機」にも相当する。
ここで、「電動機」としては、同期発電電動機として構成されたモータMG1やモータMG2に限定されるものではなく、誘導電動機など、動力を入出力するものであれば如何なるタイプの電動機であっても構わない。「二次電池」としては、2つのバッテリ51,52に限定されるものではなく、互いに並列に接続されて電動機と電力のやり取りが可能で製造時の個体差や経時変化により電圧が異なる二次電池であれば3つ以上など如何なるものとしても構わない。「二次電池用リレー」としては、第1リレー61,第2リレー62に限定されるものではなく、複数の二次電池の各々の電動機側への電気的な接続および接続の解除を行なうものであれば3つ以上など如何なるものとしても構わない。「コンデンサ」としては、コンデンサ58に限定されるものではなく、複数の二次電池用リレーより電動機側で複数の二次電池に対して並列に接続されて電動機と電力のやり取りが可能なコンデンサであれば如何なるものとしても構わない。「電池電圧検出手段」としては、電圧センサ53a,54aに限定されるものではなく、複数の二次電池の各々の電圧を検出する複数のものであれば如何なるものとしても構わない。「コンデンサ電圧検出手段」としては、電圧センサ59に限定されるものではなく、コンデンサの電圧を検出するものであれば如何なるものとしても構わない。「放電時リレー制御手段」としては、単一の電子制御ユニットにより構成されるものではなく複数の電子制御ユニットによる組み合わせにより構成されるものとしてもよい。また、「放電時リレー制御手段」としては、バッテリ51の残容量SOC1が下限値S1lw未満に至り第1リレー61をオフとしてコンデンサ電圧Vcが低下して第2電池電圧Vb2に略一致するのを待って第2リレー62をオンとするものに限定されるものではなく、複数の二次電池のうち任意の第1の二次電池のみが電動機側に接続された状態で第1の二次電池からの放電を伴って電動機を駆動している最中に第1の二次電池の蓄電量が所定の低蓄電量未満に至り複数の二次電池のうち第1の二次電池より電圧が低い任意の第2の二次電池を第1の二次電池に替えて電動機側に接続するよう要求されたとき、複数の二次電池用リレーのうち第1の二次電池に対応する第1リレーをオフとした状態でコンデンサからの放電を伴って電動機が駆動されるよう第1リレーを制御し、その後に検出されたコンデンサの電圧が検出された第2の二次電池の電圧に略一致したときに複数の二次電池用リレーのうち第2の二次電池に対応する第2リレーをオンとした状態で電動機が駆動されるよう前記第2リレーを制御するものであれば如何なるものとしても構わない。「充電時リレー制御手段」としては、単一の電子制御ユニットにより構成されるものではなく複数の電子制御ユニットによる組み合わせにより構成されるものとしてもよい。また、「充電時リレー制御手段」としては、バッテリ52の残容量SOC2が上限値S2hi以上に至り第2リレー62をオフとしてコンデンサ電圧Vcが上昇して第1電池電圧Vb1に略一致するの待って第1リレー61をオンとするものに限定されるものではなく、複数の二次電池のうち任意の第3の二次電池のみが電動機側に接続された状態で第3の二次電池への充電を伴って電動機を駆動している最中に第3の二次電池の蓄電量が所定の高蓄電量以上に至り複数の二次電池のうち第3の二次電池より電圧が高い任意の第4の二次電池を第3の二次電池に替えて電動機側に接続するよう要求されたとき、複数の二次電池用リレーのうち第3の二次電池に対応する第3リレーをオフとした状態でコンデンサへの充電を伴って電動機が駆動されるよう第3リレーを制御し、その後に検出されたコンデンサの電圧が検出された第4の二次電池の電圧に略一致したときに複数の二次電池用リレーのうち第4の二次電池に対応する第4リレーをオンとした状態で電動機が駆動されるよう第4リレーを制御するものであれば如何なるものとしても構わない。また、「内燃機関」としては、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関に限定されるものではなく、水素エンジンなど如何なるタイプの内燃機関であっても構わない。「発電機」としては、同期発電電動機として構成されたモータMG1に限定されるものではなく、誘導電動機など、動力を入出力するものであれば如何なるタイプの発電機としても構わない。「3軸式動力入出力手段」としては、上述の遊星歯車機構30に限定されるものではなく、ダブルピニオン式の遊星歯車機構を用いるものや複数の遊星歯車機構を組み合わせて4以上の軸に接続されるものやデファレンシャルギヤのように遊星歯車とは異なる差動作用を有するものなど、駆動軸と内燃機関の出力軸と発電機の回転軸との3軸に接続され、3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力するものであれば如何なるものとしても構わない。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、駆動装置やハイブリッド車の製造産業などに利用可能である。
本発明の一実施例としての駆動装置を搭載したハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 実施例の電子制御ユニット70により実行されるリレー制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 モータMG1,MG2側に接続するバッテリ51,52を切り替えるときの第1リレー61の状態と第2リレー62の状態とバッテリ51,52の残容量SOC1,SOC2とコンデンサ電圧Vc,第1電池電圧Vb1,第2電池電圧Vb2との時間変化の一例を示す説明図である。
符号の説明
20 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 クランクシャフト、30 遊星歯車機構、32 駆動軸、34 デファレンシャルギヤ、36a,36b 駆動輪、41,42 インバータ、51,52 バッテリ、53a,54a 電圧センサ、53b,54b 電流センサ、53c,54c 温度センサ、56 電力ライン、58 コンデンサ、59 電圧センサ、61 第1リレー、62 第2リレー、63 第3リレー、64 第4リレー、65,66 ダイオード、70 電子制御ユニット、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、MG1,MG2 モータ。

Claims (4)

  1. 動力を入出力する少なくとも一つの電動機と、互いに並列に接続されて前記電動機と電力のやり取りが可能で製造時の個体差および/または経時変化により電圧が異なる複数の二次電池と、を備える駆動装置であって、
    前記複数の二次電池の各々の前記電動機側への電気的な接続および接続の解除を行なう複数の二次電池用リレーと、
    前記複数の二次電池用リレーより前記電動機側で前記複数の二次電池に対して並列に接続されて前記電動機と電力のやり取りが可能なコンデンサと、
    前記複数の二次電池の各々の電圧を検出する複数の電池電圧検出手段と、
    前記コンデンサの電圧を検出するコンデンサ電圧検出手段と、
    前記複数の二次電池のうち任意の第1の二次電池のみが前記電動機側に接続された状態で前記第1の二次電池からの放電を伴って前記電動機を駆動している最中に前記第1の二次電池の蓄電量が所定の低蓄電量未満に至り前記複数の二次電池のうち前記第1の二次電池より電圧が低い任意の第2の二次電池を前記第1の二次電池に替えて前記電動機側に接続するよう要求されたとき、前記複数の二次電池用リレーのうち前記第1の二次電池に対応する第1リレーをオフとした状態で前記コンデンサからの放電を伴って前記電動機が駆動されるよう前記第1リレーを制御し、その後に前記検出されたコンデンサの電圧が前記検出された第2の二次電池の電圧に略一致したときに前記複数の二次電池用リレーのうち前記第2の二次電池に対応する第2リレーをオンとした状態で前記電動機が駆動されるよう前記第2リレーを制御する放電時リレー制御手段と、
    前記複数の二次電池のうち任意の第3の二次電池のみが前記電動機側に接続された状態で前記第3の二次電池への充電を伴って前記電動機を駆動している最中に前記第3の二次電池の蓄電量が所定の高蓄電量以上に至り前記複数の二次電池のうち前記第3の二次電池より電圧が高い任意の第4の二次電池を前記第3の二次電池に替えて前記電動機側に接続するよう要求されたとき、前記複数の二次電池用リレーのうち前記第3の二次電池に対応する第3リレーをオフとした状態で前記コンデンサへの充電を伴って前記電動機が駆動されるよう前記第3リレーを制御し、その後に前記検出されたコンデンサの電圧が前記検出された第4の二次電池の電圧に略一致したときに前記複数の二次電池用リレーのうち前記第4の二次電池に対応する第4リレーをオンとした状態で前記電動機が駆動されるよう前記第4リレーを制御する充電時リレー制御手段と、
    を備える駆動装置。
  2. 請求項1記載の駆動装置と内燃機関とを搭載し、前記電動機は車軸に連結された駆動軸に接続されてなるハイブリッド車。
  3. 請求項2記載のハイブリッド車であって、
    動力を入出力する発電機と、
    前記駆動軸と前記内燃機関の出力軸と前記発電機の回転軸との3軸に接続され、該3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段と、
    を備えるハイブリッド車。
  4. 動力を入出力する少なくとも一つの電動機と、互いに並列に接続されて前記電動機と電力のやり取りが可能で製造時の個体差および/または経時変化により電圧が異なる複数の二次電池と、前記複数の二次電池の各々の前記電動機側への電気的な接続および接続の解除を行なう複数の二次電池用リレーと、前記複数の二次電池用リレーより前記電動機側で前記複数の二次電池に対して並列に接続されて前記電動機と電力のやり取りが可能なコンデンサと、を備える駆動装置の制御方法であって、
    前記複数の二次電池のうち任意の第1の二次電池のみが前記電動機側に接続された状態で前記第1の二次電池からの放電を伴って前記電動機を駆動している最中に前記第1の二次電池の蓄電量が所定の低蓄電量未満に至り前記複数の二次電池のうち前記第1の二次電池より電圧が低い任意の第2の二次電池を前記第1の二次電池に替えて前記電動機側に接続するよう要求されたとき、前記複数の二次電池用リレーのうち前記第1の二次電池に対応する第1リレーをオフとした状態で前記コンデンサからの放電を伴って前記電動機が駆動されるよう前記第1リレーを制御し、その後に前記コンデンサの電圧が前記第2の二次電池の電圧に略一致したときに前記複数の二次電池用リレーのうち前記第2の二次電池に対応する第2リレーをオンとした状態で前記電動機が駆動されるよう前記第2リレーを制御し、前記複数の二次電池のうち任意の第3の二次電池のみが前記電動機側に接続された状態で前記第3の二次電池への充電を伴って前記電動機を駆動している最中に前記第3の二次電池の蓄電量が所定の高蓄電量以上に至り前記複数の二次電池のうち前記第3の二次電池より電圧が高い任意の第4の二次電池を前記第3の二次電池に替えて前記電動機側に接続するよう要求されたとき、前記複数の二次電池用リレーのうち前記第3の二次電池に対応する第3リレーをオフとした状態で前記コンデンサへの充電を伴って前記電動機が駆動されるよう前記第3リレーを制御し、その後に前記コンデンサの電圧が前記第4の二次電池の電圧に略一致したときに前記複数の二次電池用リレーのうち前記第4の二次電池に対応する第4リレーをオンとした状態で前記電動機が駆動されるよう前記第4リレーを制御する、
    ことを特徴とする駆動装置の制御方法。
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