JP6569623B2 - 蓄電システム - Google Patents

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Description

この発明は、蓄電システムに関し、特に、並列に接続された第1及び第2の蓄電部を備える蓄電システムに関する。
特許第5682708号公報(特許文献1)は、並列に接続された第1及び第2の蓄電装置を備える蓄電システムを開示する。第1及び第2の蓄電装置には、第1及び第2のリレーがそれぞれ直列に接続されている。第1及び第2の蓄電装置間においては、起電圧の高い蓄電装置から起電圧の低い蓄電装置に循環電流が流れることが許容されている。第1及び第2のリレーは、循環電流によって第1及び第2の蓄電装置の電圧差が所定値以下となった後に開放される。
したがって、この蓄電システムによれば、次回の第1及び第2のリレーの閉成時において、第1及び第2の蓄電装置の電圧差が所定値以下であるため、第1及び第2の蓄電装置間に生じる突入電流を抑制することができる(特許文献1参照)。
特許第5682708号公報
上記特許文献1に開示されている蓄電システムにおいては、第1及び第2の蓄電装置間の電圧調整のために循環電流が生じることによって、電気エネルギーの一部が熱等で消費される。その結果、たとえば、この蓄電システムを搭載する車両が第1及び第2の蓄電装置に蓄えられた電力を用いて走行できる距離は短くなる。
この発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、第1及び第2の蓄電部を備える蓄電システムにおいて、循環電流による蓄電部間の電圧調整を行なうことなく、リレーの閉成時に蓄電部間に生じる突入電流を抑制することである。
この発明のある局面に従う蓄電システムは、負荷装置に電力を供給する。負荷装置は、電力線対間に接続されたコンデンサを含む。この蓄電システムは、第1及び第2の蓄電部と、第1及び第2のリレーと、制御装置とを備える。第1及び第2の蓄電部は、電力線対間において並列に接続されている。第1及び第2のリレーは、電力線対間において第1及び第2の蓄電部にそれぞれ直列に接続されている。制御装置は、第1及び第2のリレーを制御する。制御装置は、第1及び第2の蓄電部のうち電圧が高い方の蓄電部が最初にコンデンサに電気的に接続されるように第1及び第2のリレーを制御する。制御装置は、第1及び第2の蓄電部のうち電圧が低い方の蓄電部の電圧とコンデンサの電圧との差が所定値以下となった場合に、第1及び第2の蓄電部の両方がコンデンサに電気的に接続されるように第1及び第2のリレーを制御する。
この蓄電システムにおいては、第1及び第2の蓄電部のうち電圧が高い方の蓄電部(高電圧蓄電部)が最初にコンデンサに接続される。その後、他方の蓄電部(低電圧蓄電部)の電圧とコンデンサの電圧との差が所定値以下となった場合に、低電圧蓄電部がコンデンサに接続される。高電圧蓄電部から見て、低電圧蓄電部の方がコンデンサよりもインピーダンスが高いため、低電圧蓄電部とコンデンサとの接続時に高電圧蓄電部から低電圧蓄電部に流れる電流は限定的である。また、低電圧蓄電部とコンデンサとの電圧差が所定値以下であり、低電圧蓄電部とコンデンサとの接続時に低電圧蓄電部からコンデンサに流れる電流は限定的であるため、低電圧蓄電部とコンデンサとを接続するためのリレーの閉成は、実質的に無電弧で行なわれる。したがって、この蓄電システムによれば、循環電流による蓄電部間の電圧調整を行なわなかったとしても特に新たな問題を生じることなく、リレーの閉成時に蓄電部間に生じる突入電流を抑制することができる。
この発明によれば、第1及び第2の蓄電部を備える蓄電システムにおいて、循環電流による蓄電部間の電圧調整を行なうことなく、リレーの閉成時に蓄電部間に生じる突入電流を抑制することができる。
本実施の形態に従う車両に搭載される蓄電システムの構成図である。 車両におけるシステムメインリレーの閉成タイミングの一例を説明するための図である。 システムメインリレーの閉成に関する処理手順を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[車両の構成]
図1は、本実施の形態に従う車両に搭載される蓄電システムの構成図である。図1を参照して、車両1は、電池パック10と、PCU50と、制御装置100とを含む。電池パック10は、PCU50に電力を供給する。PCU50は、電池パック10から供給された電力を用いてたとえば不図示のモータジェネレータを駆動する。これにより、車両1の走行駆動力が生成される。
また、PCU50は、車両1の制動動作時又は加速度の低減時等にモータジェネレータによって発電された電力を、たとえば電池パック10に供給する。電池パック10は、PCU50から供給された電力を蓄える。
PCU50は、不図示のコンバータ及びインバータを含み、さらに、コンデンサ52と電圧センサ54とを含む。コンデンサ52は、平滑コンデンサである。コンデンサ52は、電力線PL,NL間に接続されている。電圧センサ54は、コンデンサ52の電圧VLを検知する。電圧センサ54は、検知結果を示す信号を制御装置100に出力する。
電池パック10は、電池スタック20,30,40と、電圧センサ22,32,42と、システムメインリレー24,34,44,62と、プリチャージリレー64と、制限抵抗66と、電力線PL,NLとを含む。
電池スタック20,30,40は、電力線PL,NL間において互いに並列に接続されている。電池スタック20,30,40の各々は、直列に接続された複数の単電池を含む。単電池は、たとえば、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池である。
電圧センサ22,32,42は、電池スタック20,30,40にそれぞれ並列に接続されている。電圧センサ22,32,42は、電池スタック20,30,40の端子間電圧をそれぞれ検知する。電圧センサ22,32,42は、検知結果を示す信号を制御装置100に出力する。
システムメインリレー24,34,44は、電力線PL,NL間において、電池スタック20,30,40の正極にそれぞれ直列に接続されている。システムメインリレー62は、電力線NL上において、ノード68(電池スタック20,30,40の負極側)とPCU50との間に接続されている。
プリチャージリレー64は、システムメインリレー62に並列に接続されている。プリチャージリレー64には、制限抵抗66が直列に接続されている。
システムメインリレー24,34,44の少なくとも何れかが閉成され、さらに、システムメインリレー62及びプリチャージリレー64の何れかが閉成されると、電池パック10とPCU50とは電気的に接続される。車両1においては、システムメインリレー24,34,44の何れかの閉成時(コンデンサ52のプリチャージ時)に、最初は、システムメインリレー62の開放状態が維持され、プリチャージリレー64が閉成される。プリチャージリレー64には制限抵抗66が直列接続されているため、電池パック10からコンデンサ52への突入電流が抑制される。
制御装置100は、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置、及び入出力バッファ(いずれも不図示)を含む。制御装置100は、各センサ等からの入力信号に応じて、車両1の動作を制御する。なお、制御装置100による制御は、ソフトウェアにより実現されてもよいし、専用のハードウェア(電子回路)により実現されてもよい。
[電池スタック間に生じ得る循環電流の抑制]
上述のように、車両1においては、電池スタック20,30,40が並列に接続されている。この電池スタック20,30,40間で電圧の差が生じることがある。電池スタック20,30,40の電圧に差がある場合に、車両システムの起動時に仮にシステムメインリレー24,34,44が同時に閉成されると、電池スタック20,30,40間で突入電流が生じる可能性がある。
車両システムの起動時における電池スタック20,30,40間の突入電流を抑制するために、たとえば、車両システムの停止前に電池スタック20,30,40間で循環電流を許容する方法が考えられる。この方法によれば、車両システム停止時には電池スタック20,30,40間の電圧が略同一となるため、次回車両システムの起動時にシステムメインリレー24,34,44が同時に閉成されたとしても、電池スタック20,30,40間において突入電流は生じない。
しかしながら、この方法によれば、車両システム停止前に生じる循環電流により、電池スタック20,30,40に蓄えられた電力の一部が熱等で消費される。その結果、電池スタック20,30,40に蓄えられた電力によって車両1が走行できる距離は短くなる。
循環電流を許容することによる電池スタック20,30,40間の電圧調整を行なうことなく、システムメインリレー24,34,44の閉成時に電池スタック20,30,40間に生じる突入電流を抑制するために、本実施の形態に従う車両1に含まれる制御装置100は、以下のような制御を実行する。
制御装置100は、電圧が最も高い電池スタック(たとえば、電池スタック20)が最初にコンデンサ52に電気的に接続されるようにシステムメインリレー24,34,44を制御する。そして、制御装置100は、電圧が最も低い電池スタック(たとえば、電池スタック40)の電圧とコンデンサ52の電圧との差が所定値以下となった場合に、電圧が最も高い電池スタックと電圧が最も低い電池スタックとの両方がコンデンサ52に電気的に接続されるようにシステムメインリレー24,34,44を制御する。たとえば、所定値は、電圧が最も低い電池スタックがコンデンサ52に接続された場合に、電圧が最も低い電池スタックとコンデンサ52との間で生じる電流が問題を生じない範囲に収まるように予め決定されている。たとえば、所定値は0(ゼロ)であってもよい。
また、制御装置100は、2番目に電圧が低い電池スタック(たとえば、電池スタック30)の電圧とコンデンサ52の電圧との差が所定値以下となった場合に、電池スタック20,30,40のすべてがコンデンサ52に電気的に接続されるようにシステムメインリレー24,34,44を制御する。
電圧が最も高い電池スタックから見て、電圧が最も低い電池スタックの方がコンデンサ52よりもインピーダンスが高いため、電圧が最も低い電池スタックとコンデンサ52との接続時に電圧が最も高い電池スタックから電圧が最も低い電池スタックに流れる電流は限定的である。また、電圧が最も低い電池スタックの電圧とコンデンサ52の電圧との差が所定値以下であり、電圧が最も低い電池スタックからコンデンサ52に流れる電流は限定的であるため、電圧が最も低い電池スタックとコンデンサ52とを電気的に接続するためのリレーの閉成は、実質的に無電弧で行なわれる。これらは、電圧が2番目に低い電池スタックとコンデンサ52とを接続する場合も同様である。したがって、車両1によれば、循環電流による電池スタック20,30,40間の電圧調整を行なわなかったとしても特に新たな問題を生じることなく、システムメインリレー24,34,44の閉成時に電池スタック20,30,40間に生じる突入電流を抑制することができる。
図2は、車両1におけるシステムメインリレー24,34,44の閉成タイミングの一例を説明するための図である。図2を参照して、横軸は時間を示し、縦軸は電圧センサ54の検知結果を示す。なお、この例では、電池スタック20,30,40のうち、電池スタック20の電圧が最も高く、次に電池スタック30の電圧が高く、電池スタック40の電圧が最も低いものとする。
電池スタック20,30,40のうち電池スタック20の電圧が最大であるため、時刻t0において、制御装置100は、システムメインリレー24(電池スタック20に対応)を閉成する。この時点では、システムメインリレー62及びプリチャージリレー64の何れも閉成されていないため、電圧センサ54は0Vを示す。すなわち、システムメインリレー24の閉成は、無電弧で行なわれる。
時刻t1において、制御装置100は、プリチャージリレー64を閉成する。これにより、電池スタック20とコンデンサ52とは電気的に接続される。上述の通り、プリチャージリレー64には制限抵抗66が直列接続されているため、電池スタック20からコンデンサ52への突入電流は抑制される。
その後、コンデンサ52の電圧VLが上昇し、時刻t2において、電圧センサ54の検知結果が、最も電圧が低い電池スタック40の電圧と同一のVB3に達したものとする。このタイミングで、制御装置100は、システムメインリレー44(電池スタック40に対応)を閉成するための制御を実行する。システムメインリレー44が閉成されたとしても、電池スタック20から見て、電池スタック40の方がコンデンサ52よりもインピーダンスが高いため、電池スタック20から電池スタック40に流れる電流は限定的である。すなわち、電池スタック20から電池スタック40に流れる突入電流は抑制される。また、電池スタック40とコンデンサ52とは電圧が同一であるため、電池スタック40からコンデンサ52に流れる電流は限定的である。すなわち、システムメインリレー44の閉成は、実質的に無電弧で行なわれる。
その後、さらにコンデンサ52の電圧VLが上昇し、時刻t3において、電圧センサ54の検知結果が、2番目に電圧が低い電池スタック30の電圧と同一のVB2に達したものとする。このタイミングで、制御装置100は、システムメインリレー34(電池スタック30に対応)を閉成するための制御を実行する。この場合においても、電池スタック20から電池スタック30に流れる電流、及び、電池スタック30からコンデンサ52に流れる電流は限定的である。
その後、コンデンサ52の電圧が所定電圧(たとえば、電池スタック20の電圧VB1近傍)に達した後に、制御装置100は、システムメインリレー62を閉成するための制御を実行し、プリチャージリレー64を開放するための制御を実行する(不図示)。このように、車両1によれば、循環電流による電池スタック20,30,40間の電圧調整を行なうことなく、システムメインリレー24,34,44の閉成時に電池スタック20,30,40間に生じる突入電流を抑制することができる。
次に、車両1におけるシステムメインリレー24,34,44の閉成に関する具体的処理手順について説明する。
[リレーの閉成処理手順]
図3は、システムメインリレー24,34,44の閉成に関する処理手順を示すフローチャートである。図3を参照して、このフローチャートに示される処理は、ユーザから車両システムの起動指示を受けた後、制御装置100により実行される。
制御装置100は、電池スタック20,30,40のうち最も電圧が高い電池スタックに対応するシステムメインリレー(システムメインリレー24,34又は44)を閉成するための制御を実行する(ステップS100)。その後、制御装置100は、プリチャージリレー64を閉成するための制御を実行する(ステップS110)。
上述のように、車両1においては、電圧が最も高い電池スタックに対応するシステムメインリレーが閉成された後、電圧の低い電池スタックに対応するシステムメインリレーから順に閉成される。制御装置100は、次に閉成するシステムメインリレーに対応する電池スタックの電圧が何番目(n番目)に低いかを示す変数nを内部メモリに記憶する。ステップS110においてプリチャージリレー64が閉成されると、制御装置100は、変数nの初期値として1を代入する(ステップS120)。
その後、制御装置100は、n番目に電圧が低い電池スタックの電圧(n番目に電圧が低い電池スタックに対応する電圧センサの検知結果)と、コンデンサ52の電圧(電圧センサ54の検知結果)との差が所定値以下か否かを判定する(ステップS130)。n番目に電圧が低い電池スタックの電圧とコンデンサ52の電圧との差が所定値より大きいと判定されると(ステップS130においてNO)、制御装置100は、差が所定値以下になるまで待機する。
n番目に電圧が低い電池スタックの電圧とコンデンサ52の電圧との差が所定値以下であると判定されると(ステップS130においてYES)、制御装置100は、n番目に電圧が低い電池スタックに対応するシステムメインリレーを閉成する(ステップS140)。その後、制御装置100は、電池スタック20,30,40にそれぞれ対応するシステムメインリレー24,34,44のすべてが閉成されたか否かを判定する(ステップS150)。
システムメインリレー24,34,44の一部が閉成されていないと判定されると(ステップS150においてNO)、制御装置100は、変数nに1を加算する(ステップS160)。その後、処理はステップS130に移行する。ステップS130〜S160の処理は、システムメインリレー24,34,44のすべてが閉成されるまで繰り返し実行される。
システムメインリレー24,34,44のすべてが閉成されたと判定されると(ステップS150においてYES)、制御装置100は、コンデンサ52の電圧が所定電圧に達したか否かを判定する(ステップS170)。コンデンサ52の電圧が所定電圧に達していないと判定されると(ステップS170においてNO)、制御装置100は、コンデンサ52の電圧が所定電圧に達するまで待機する。
コンデンサ52の電圧が所定電圧に達したと判定されると(ステップS170においてYES)、制御装置100は、システムメインリレー62を閉成するための制御を実行する(ステップS180)。その後、制御装置100は、プリチャージリレー64を開放するための制御を実行する(ステップS190)。これにより、このフローチャートに示される処理は完了する。
以上のように、本実施の形態に従う車両1において、制御装置100は、電圧が最も高い電池スタック(たとえば、電池スタック20)が最初にコンデンサ52に電気的に接続されるようにシステムメインリレー24,34,44を制御する。そして、制御装置100は、他の電池スタック(たとえば、電池スタック40)の電圧とコンデンサ52の電圧との差が所定値以下となった場合に、他の電池スタックと電圧が最も高い電池スタックとの両方がコンデンサ52に電気的に接続されるようにシステムメインリレー24,34,44を制御する。
これにより、車両1によれば、循環電流による電池スタック20,30,40間の電圧調整をすることなく、システムメインリレー24,34,44の閉成時に電池スタック20,30,40間に生じる突入電流を抑制することができる。
なお、上記実施の形態においては、電池スタック20,30,40間の突入電流を抑制するために、システムメインリレー24,34,44の閉成順序が調整された。しかしながら、本技術の適用範囲はこれに限定されない。たとえば、複数の電池パックが並列接続される車両においても、複数の電池パック間での突入電流を抑制するために本技術を適用することができる。この場合には、たとえば、複数の電池パックの各々にシステムメインリレーが設けられ、複数の電池パックのうち電圧が最も高い電池パックに対応するシステムメインリレーを最初に閉成し、その後、電圧が低い電池パックに対応するシステムメインリレーから順番に閉成してもよい。
また、上記実施の形態においては、3個の電池スタック(電池スタック20,30,40)が並列に接続された。しかしながら、並列に接続される電池スタック(蓄電部)の数はこれに限定されない。たとえば、2個であってもよいし、4個以上であってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、10 電池パック、20,30,40 電池スタック、22,32,42,54 電圧センサ、24,34,44,62 システムメインリレー、50 PCU、52 コンデンサ、64 プリチャージリレー、66 制限抵抗、68 ノード、100 制御装置、PL,NL 電力線。

Claims (1)

  1. 負荷装置に電力を供給する蓄電システムであって、前記負荷装置は、電力線対間に接続されたコンデンサを含み、
    前記電力線対間において並列に接続された第1及び第2の蓄電部と、
    前記電力線対間において前記第1及び第2の蓄電部にそれぞれ直列に接続された第1及び第2のリレーと、
    前記第1及び第2のリレーを制御するように構成された制御装置とを備え、
    前記制御装置は、
    前記第1及び第2の蓄電部のうち電圧が高い方の蓄電部が最初に前記コンデンサに電気的に接続されるように前記第1及び第2のリレーを制御し、
    前記第1及び第2の蓄電部のうち電圧が低い方の蓄電部の電圧と前記コンデンサの電圧との差が所定値以下となった場合に、前記第1及び第2の蓄電部の両方が前記コンデンサに電気的に接続されるように前記第1及び第2のリレーを制御する、蓄電システム。
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