JP4877168B2 - 車両用空調装置 - Google Patents
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Description
エンジン(9)とラジエータ(10)との間で閉回路を形成する冷却水回路(11)と、
ラジエータ(10)を迂回して冷却水を流すように冷却水回路(11)に接続されたバイパス回路(14)と、
冷却水回路(11)におけるラジエータ(10)の冷却水出口側とバイパス回路(14)との接続部に設けられたサーモスタット(15)とを備え、
サーモスタット(15)は、感温部材の温度による体積変化により弁体を変位させる冷却水温度応動弁であって、サーモスタット(15)により冷却水の流路を冷却水の温度に応じて冷却水回路(11)とバイパス回路(14)とに切り替える車両に適用される車両用空調装置であって、
車室内に空気を送風する送風機(4)と、エンジン(9)からの冷却水を熱源として送風機(4)の送風空気を加熱する加熱用熱交換器(6)と、加熱用熱交換器(6)に流入する冷却水の冷却水温度を周期的に検出する水温検出手段(13)と、水温検出手段(13)により検出された検出温度が所定設定温度以下の場合に、冷却水の昇温に応じて送風機(4)の送風量を増加させ、冷却水の降温に応じて送風機(4)の送風量を減少させるウォームアップ制御手段と、ウォームアップ制御手段による送風機(4)の送風量の制御が行なわれている場合に、水温検出手段(13)により検出された検出温度が、一周期前の検出温度よりも所定値を超えて降温している温度急低下状態か否かを判定する温度急低下判定手段とを備え、
ウォームアップ制御手段は、温度急低下判定手段により温度急低下状態と判定された場合に、送風機(4)の送風量を変化させない風量維持制御を開始し、水温検出手段(13)により検出された検出温度が、温度急低下判定手段により温度急低下状態と判定された時の水温検出手段(13)により検出された検出温度の一周期前の検出温度よりも高くなるまで風量維持制御を継続することを第1の特徴としている。
エンジン(9)とラジエータ(10)との間で閉回路を形成する冷却水回路(11)と、
ラジエータ(10)を迂回して冷却水を流すように冷却水回路(11)に接続されたバイパス回路(14)と、
冷却水回路(11)におけるラジエータ(10)の冷却水出口側とバイパス回路(14)との接続部に設けられたサーモスタット(15)とを備え、
サーモスタット(15)は、感温部材の温度による体積変化により弁体を変位させる冷却水温度応動弁であって、サーモスタット(15)により冷却水の流路を冷却水の温度に応じて冷却水回路(11)とバイパス回路(14)とに切り替える車両に適用される車両用空調装置であって、
車室内に空気を送風する送風機(4)と、エンジン(9)からの冷却水を熱源として送風機(4)の送風空気を加熱する加熱用熱交換器(6)と、加熱用熱交換器(6)に流入する冷却水温度を検出する水温検出手段(13)と、水温検出手段(13)により検出された検出温度を時定数処理して時定数処理温度を算出する時定数処理温度算出手段と、時定数処理温度算出手段により算出された時定数処理温度および水温検出手段(13)により検出され検出温度のうち大きい値を補正冷却水温度として採用する補正冷却水温度決定手段とを備え、
水温検出手段(13)により検出される検出温度が所定設定温度以下の場合に、補正冷却水温度の昇温に応じて送風機(4)の送風量を増加させ、補正冷却水温度の降温に応じて送風機(4)の送風量を減少させることを第2の特徴としている。
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図6に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る車両用空調装置の模式図である。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本第2実施形態では、上記第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
Twτ(n)=(1/τ)×Tw(n)+{(τ−1)/τ}×Tw(n−1)…(F1)
そして、数式F1で算出した時定数処理温度Twτ(n)と今回検出されたエンジン冷却水温度Tw(n)とを比較して高い温度を補正冷却水温度Tw**として採用し、図5の制御マップにより補正冷却水温度Tw**に対応する送風機4のブロアレベルを決定する。
(1)上記第2実施形態では、数式F1による時定数処理、すなわち今回検出されたエンジン冷却水温度Tw(n)に時定数τを持たせて、一周期前のエンジン冷却水温度Tw(n−1)との加重平均により時定数処理温度Twτを算出したが、例えば、エンジン冷却水温度の移動平均を算出して時定数処理温度Twτを算出してもよい。
Claims (2)
- 車両に搭載されたエンジン(9)で発生した熱を回収した冷却水を冷却するラジエータ(10)と、
前記エンジン(9)と前記ラジエータ(10)との間で閉回路を形成する冷却水回路(11)と、
前記ラジエータ(10)を迂回して前記冷却水を流すように前記冷却水回路(11)に接続されたバイパス回路(14)と、
前記冷却水回路(11)における前記ラジエータ(10)の冷却水出口側と前記バイパス回路(14)との接続部に設けられたサーモスタット(15)とを備え、
前記サーモスタット(15)は、感温部材の温度による体積変化により弁体を変位させる冷却水温度応動弁であって、前記サーモスタット(15)により前記冷却水の流路を前記冷却水の温度に応じて前記冷却水回路(11)と前記バイパス回路(14)とに切り替える車両に適用される車両用空調装置であって、
車室内に空気を送風する送風機(4)と、
前記冷却水を熱源として前記送風機(4)の送風空気を加熱する加熱用熱交換器(6)と、
前記加熱用熱交換器(6)に流入する冷却水の冷却水温度を周期的に検出する水温検出手段(13)と、
前記水温検出手段(13)により検出された検出温度が所定設定温度以下の場合に、冷却水の昇温に応じて前記送風機(4)の送風量を増加させ、冷却水の降温に応じて前記送風機(4)の送風量を減少させるウォームアップ制御手段と、
前記ウォームアップ制御手段による前記送風機(4)の送風量の制御が行なわれている場合に、前記水温検出手段(13)により検出された検出温度が、一周期前の検出温度よりも所定値を超えて降温している温度急低下状態か否かを判定する温度急低下判定手段とを備え、
前記ウォームアップ制御手段は、
前記温度急低下判定手段により前記温度急低下状態と判定された場合に、前記送風機(4)の送風量を変化させない風量維持制御を開始し、
前記水温検出手段(13)により検出された検出温度が、前記温度急低下判定手段により前記温度急低下状態と判定された時の前記水温検出手段(13)により検出された検出温度の一周期前の検出温度よりも高くなるまで前記風量維持制御を継続することを特徴とする車両用空調装置。 - 車両に搭載されたエンジン(9)で発生した熱を回収した冷却水を冷却するラジエータ(10)と、
前記エンジン(9)と前記ラジエータ(10)との間で閉回路を形成する冷却水回路(11)と、
前記ラジエータ(10)を迂回して前記冷却水を流すように前記冷却水回路(11)に接続されたバイパス回路(14)と、
前記冷却水回路(11)における前記ラジエータ(10)の冷却水出口側と前記バイパス回路(14)との接続部に設けられたサーモスタット(15)とを備え、
前記サーモスタット(15)は、感温部材の温度による体積変化により弁体を変位させる冷却水温度応動弁であって、前記サーモスタット(15)により前記冷却水の流路を前記冷却水の温度に応じて前記冷却水回路(11)と前記バイパス回路(14)とに切り替える車両に適用される車両用空調装置であって、
車室内に空気を送風する送風機(4)と、
前記冷却水を熱源として前記送風機(4)の送風空気を加熱する加熱用熱交換器(6)と、
前記加熱用熱交換器(6)に流入する冷却水温度を検出する水温検出手段(13)と、
前記水温検出手段(13)により検出された検出温度を時定数処理して時定数処理温度を算出する時定数処理温度算出手段と、
前記時定数処理温度算出手段により算出された前記時定数処理温度および水温検出手段(13)により検出され検出温度のうち大きい値を補正冷却水温度として採用する補正冷却水温度決定手段とを備え、
前記水温検出手段(13)により検出される検出温度が所定設定温度以下の場合に、前記補正冷却水温度の昇温に応じて前記送風機(4)の送風量を増加させ、前記補正冷却水温度の降温に応じて前記送風機(4)の送風量を減少させることを特徴とする車両用空調装置。
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