JP4876649B2 - 直流金属化フィルムコンデンサ - Google Patents

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本発明は各種電気機器等に使用される直流金属化フィルムコンデンサに関するものである。
図8はこの種の従来の直流金属化フィルムコンデンサの構成を示した断面図であり、図8において、11はコンデンサケース、12はこのコンデンサケース11に内蔵されたコンデンサ素子、13はこのコンデンサ素子12に接続されたリード線、14は上記コンデンサケース11内に充填された充填樹脂、15はコンデンサケース11の内側面とコンデンサ素子12間に設けられた積層板であり、この積層板15は銅やアルミニウム等の金属箔を十数ミクロン以上の厚さでエポキシ系等の樹脂板に密着させたものである。
このように構成された従来の直流金属化フィルムコンデンサは、温度や湿度の変化によりコンデンサ内部へ徐々に浸入する水分の経路を積層板15の金属箔で遮断し、水分がコンデンサ素子12に達する時間を遅らせることによりコンデンサ特性の低下を防ぐことができるというものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2003−338424号公報
しかしながら上記従来の直流金属化フィルムコンデンサでは、耐湿通電試験時にプラス極側電極が陽極酸化現象を起こすことにより金属蒸着電極が絶縁化し、その結果、容量が減少するという問題があった。
これはプラス極側の金属蒸着電極を構成するアルミニウムと水分中の水酸化物イオン(OH-)とが電気化学反応を起こして水酸化アルミニウムまたは酸化アルミニウムの膜を形成してしまうためであり、直流金属化フィルムコンデンサにおいては避けられない現象であるという課題があった。
本発明はこのような従来の課題を解決し、プラス極側電極が陽極酸化現象を起こしても、容量減少を極めて少なくすることができる直流金属化フィルムコンデンサを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明は、樹脂製の誘電体フィルム上にアルミニウムからなる金属蒸着電極を形成した金属化フィルムを一対の金属蒸着電極が誘電体フィルムを介して対向するように積層、または巻回することにより構成されたコンデンサ素子と、このコンデンサ素子の両端面に金属を溶射することにより形成されたメタリコンからなる一対の取り出し電極を有した直流金属化フィルムコンデンサにおいて、上記一対の金属化フィルムのうち、プラス極側の金属化フィルムに形成する金属蒸着電極の膜厚をマイナス極側の金属化フィルムに形成する金属蒸着電極の膜厚よりも厚くなるように構成したものである。
以上のように本発明による直流金属化フィルムコンデンサは、プラス極側の金属化フィルムに形成する金属蒸着電極の膜厚をマイナス極側の金属化フィルムに形成する金属蒸着電極の膜厚よりも厚くなるようにした構成により、蒸着膜中の密度が高くなり、膜中に水分が浸入し難くなるために容量減少劣化を抑えることができる。また、これに加えて、膜厚を厚くして抵抗値を下げることにより、容量減少に影響を与える程の大きな抵抗値に達するまでの時間を長くすることができるという効果が得られるものである。
(実施の形態)
以下、実施の形態を用いて、本発明の特に全請求項に記載の発明について説明する。
図1(a)、(b)は本発明の一実施の形態による直流金属化フィルムコンデンサの構成を示した平面図と正面図であり、図1において1は直流金属化フィルムコンデンサを示し、この直流金属化フィルムコンデンサ1はポリプロピレンフィルム等からなる誘電体フィルムの片面または両面に金属蒸着電極を形成した金属化フィルムを一対の金属蒸着電極が誘電体フィルムを介して対向するように巻回し、断面が小判形に形成され、両端面に一対の取り出し電極となるメタリコン1aを夫々設けて構成されたものである。
次に、具体的な実施例について説明する。
(実施例1)
マイナス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の厚みを100Åとし、これを1としたときのプラス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の厚みを1倍、1.2倍、1.6倍、1.8倍、2倍、3倍、4倍、10倍と変化させた金属化フィルムを夫々作製して直流金属化フィルムコンデンサを作製し、これらの直流金属化フィルムコンデンサを、85℃85%の耐湿通電試験を行って静電容量変化率を求めた。この結果を(表1)に、また、これをグラフ化した特性図を図2に示す。
Figure 0004876649
(表1)から明らかなように、本実施の形態による直流金属化フィルムコンデンサは、マイナス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の厚みを100Åとし、これを1としたときのプラス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の厚みを1倍(100Å)、1.2倍(120Å)、1.6倍(160Å)としたものの静電容量変化率は、1754時間経過時で−10%〜−6%と大きく、耐湿性が悪いことが分かる。
また、同1.8倍(180Å)、2倍(200Å)、3倍(300Å)、4倍(400Å)、10倍(1000Å)としたものの静電容量変化率は、2710時間経過時で−5.5%〜0.9%と小さく、耐湿性に優れていることが分かる。
(実施例2)
マイナス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の厚みを275Åとし、これを1としたときのプラス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の厚みを1倍、1.2倍、1.6倍、1.8倍、2倍、3倍、4倍と変化させた金属化フィルムを夫々作製して直流金属化フィルムコンデンサを作製し、これらの直流金属化フィルムコンデンサを、85℃85%の耐湿通電試験を行って静電容量変化率を求めた。この結果を(表2)に、また、これをグラフ化した特性図を図3に示す。
Figure 0004876649
(表2)から明らかなように、本実施の形態による直流金属化フィルムコンデンサは、マイナス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の厚みを275Åとし、これを1としたときのプラス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の厚みを1倍(275Å)、1.2倍(330Å)、1.6倍(440Å)としたものの静電容量変化率は、2888時間経過時で−8%〜−4.7%と大きく、耐湿性が悪いことが分かる。
また、同1.8倍(495Å)、2倍(550Å)、3倍(825Å)、4倍(1100Å)としたものの静電容量変化率は、3845時間経過時で−3.2%〜0.8%と小さく、耐湿性に優れていることが分かる。
(実施例3)
マイナス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の厚みを400Åとし、これを1としたときのプラス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の厚みを1倍、1.2倍、1.6倍、1.8倍、2倍と変化させた金属化フィルムを夫々作製して直流金属化フィルムコンデンサを作製し、これらの直流金属化フィルムコンデンサを、85℃85%の耐湿通電試験を行って静電容量変化率を求めた。この結果を(表3)に、また、これをグラフ化した特性図を図4に示す。
Figure 0004876649
(表3)から明らかなように、本実施の形態による直流金属化フィルムコンデンサは、マイナス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の厚みを400Åとし、これを1としたときのプラス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の厚みを1倍(400Å)、1.2倍(480Å)、1.6倍(640Å)としたものの静電容量変化率は、3845時間経過時で−10%〜−3.9%と大きく、耐湿性が悪いことが分かる。
また、同1.8倍(720Å)、2倍(800Å)としたものの静電容量変化率は、3845時間経過時で−0.9%〜0.9%と小さく、耐湿性に優れていることが分かる。
以上のように本実施の形態による直流金属化フィルムコンデンサは、マイナス極側の金属化フィルムに形成する金属蒸着電極の膜厚を1としたとき、プラス極側の金属化フィルムに形成する金属蒸着電極の膜厚を1.8倍以上にする構成により、耐湿性に優れ、静電容量変化率が少ない直流金属化フィルムコンデンサを実現することができるようになるものである。
なお、プラス極側の金属化フィルムに形成する金属蒸着電極の膜厚を1000Å以上にしようとすると、金属蒸着電極形成時(蒸着時)に誘電体フィルムに著しい熱ダメージを与えてしまい、特性劣化を引き起こすために好ましくない。
(実施例4)
マイナス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の抵抗値を15Ω/□(15Ω/□を超えると蒸着が困難になり、安定した抵抗値が得られないことから、上限値として設定した)とし、これと組み合わされるプラス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の抵抗値を3Ω/□、6Ω/□、7Ω/□、8Ω/□と変化させた金属化フィルムを夫々作製(3Ω/□未満は蒸着時に誘電体フィルムに著しい熱ダメージが加わることから、下限値として設定した)して直流金属化フィルムコンデンサを作製し、これらの直流金属化フィルムコンデンサを、85℃85%の耐湿通電試験を行って静電容量変化率を求めた。この結果を(表4)に、また、これをグラフ化した特性図を図5に示す。
Figure 0004876649
(表4)から明らかなように、本実施の形態による直流金属化フィルムコンデンサは、マイナス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の抵抗値を15Ω/□とし、これと組み合わされるプラス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の抵抗値を7Ω/□、8Ω/□としたものの静電容量変化率は、2776時間経過時で−12.5%〜−14.3%と大きく、耐湿性が悪いことが分かる。
また、同3Ω/□、6Ω/□としたものの静電容量変化率は、2776時間経過時で−3.3%〜−6.0%と小さく、耐湿性に優れていることが分かる。
(実施例5)
マイナス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の抵抗値を8Ω/□とし、これと組み合わされるプラス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の抵抗値を3Ω/□、7Ω/□、9Ω/□、10Ω/□、11Ω/□、12Ω/□と変化させた金属化フィルムを夫々作製して直流金属化フィルムコンデンサを作製し、これらの直流金属化フィルムコンデンサを、85℃85%の耐湿通電試験を行って静電容量変化率を求めた。この結果を(表5)に、また、これをグラフ化した特性図を図6に示す。
Figure 0004876649
(表5)から明らかなように、本実施の形態による直流金属化フィルムコンデンサは、マイナス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の抵抗値を8Ω/□とし、これと組み合わされるプラス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の抵抗値を11Ω/□、12Ω/□としたものの静電容量変化率は、2086時間経過時で−3.8%〜−6.9%と大きく、耐湿性が悪いことが分かる。
また、同3Ω/□、7Ω/□、9Ω/□、10Ω/□としたものの静電容量変化率は、2776時間経過時で−1.1%〜−4.0%と小さく、耐湿性に優れていることが分かる。
(実施例6)
マイナス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の抵抗値を3Ω/□とし、これと組み合わされるプラス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の抵抗値を3Ω/□、7Ω/□、10Ω/□、13Ω/□、14Ω/□、15Ω/□と変化させた金属化フィルムを夫々作製して直流金属化フィルムコンデンサを作製し、これらの直流金属化フィルムコンデンサを、85℃85%の耐湿通電試験を行って静電容量変化率を求めた。この結果を(表6)に、また、これをグラフ化した特性図を図7に示す。
Figure 0004876649
(表6)から明らかなように、本実施の形態による直流金属化フィルムコンデンサは、マイナス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の抵抗値を3Ω/□とし、これと組み合わされるプラス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の抵抗値を14Ω/□、15Ω/□としたものの静電容量変化率は、2776時間経過時で−15.2%〜−18.2%と大きく、耐湿性が悪いことが分かる。
また、同3Ω/□、7Ω/□、10Ω/□、13Ω/□としたものの静電容量変化率は、2776時間経過時で0.6%〜−3.3%と小さく、耐湿性に優れていることが分かる。
以上のように本実施の形態による直流金属化フィルムコンデンサは、プラス極側の金属化フィルムに形成する金属蒸着電極の抵抗値を3〜13Ω/□とした構成により、耐湿性に優れ、静電容量変化率が少ない直流金属化フィルムコンデンサを実現することができるようになるものである。
なお、金属化フィルムに形成する金属蒸着電極の抵抗値を3Ω/□未満にする場合には、蒸着時に誘電体フィルムに著しい熱ダメージが加わることから好ましくなく、また、同15Ω/□を超えるようにする場合には蒸着が困難になり、安定した抵抗値が得られないことから好ましくないものである。
(実施例7)
マイナス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の抵抗値を4Ω/□、5Ω/□、6Ω/□、10Ω/□、15Ω/□、20Ω/□、25Ω/□(26Ω/□以上は生産が困難なため、25Ω/□を上限とした)と変化させた金属化フィルムを夫々作製し、これと組み合わされるプラス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の厚みを上記マイナス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の厚みの1.8倍とした金属化フィルムを夫々作製し、このプラス極側の金属化フィルムに形成された金属蒸着電極の抵抗値を測定したところ、(表7)に示すように、夫々、2.2Ω/□、2.8Ω/□、3.3Ω/□、5.6Ω/□、8.3Ω/□、11.1Ω/□、13.9Ω/□となり、これらの金属化フィルムを組み合わせて直流金属化フィルムコンデンサを作製した。
また、比較例として、プラス極側とマイナス極側の金属化フィルムに夫々形成された金属蒸着電極の抵抗値が同じ値のものを組み合わせて直流金属化フィルムコンデンサを作製し、この比較例に対する本実施例の直流金属化フィルムコンデンサの絶縁破壊電圧比を求めた結果を(表7)に示す。
Figure 0004876649
(表7)から明らかなように、本実施の形態による直流金属化フィルムコンデンサは、マイナス極側の金属化フィルムを形成する金属蒸着電極の抵抗値を4Ω/□、5Ω/□としたものの比較例に対する絶縁破壊電圧比は大きな改善は見られないものの、同抵抗値を6Ω/□、10Ω/□、15Ω/□、20Ω/□、25Ω/□とした場合の比較例に対する絶縁破壊電圧比は1.16〜1.48倍と大きくなり、耐電圧特性が大きく向上することが分かるものである。
以上のように本実施の形態による直流金属化フィルムコンデンサは、マイナス極側の金属化フィルムに形成する金属蒸着電極の抵抗値を6〜25Ω/□とすることにより、耐電圧特性を大きく向上させることができるようになるものである。
本発明による直流金属化フィルムコンデンサは、耐湿性に優れ、静電容量変化率が少なく、かつ、耐電圧特性が高いという効果を有し、各種電気機器用、電子機器用等として有用である。
(a)本発明の一実施の形態による直流金属化フィルムコンデンサの構成を示した平面図、(b)同正面図 同実施例1の耐湿通電試験による静電容量変化率を示した特性図 同実施例2の耐湿通電試験による静電容量変化率を示した特性図 同実施例3の耐湿通電試験による静電容量変化率を示した特性図 同実施例4の耐湿通電試験による静電容量変化率を示した特性図 同実施例5の耐湿通電試験による静電容量変化率を示した特性図 同実施例6の耐湿通電試験による静電容量変化率を示した特性図 従来の直流金属化フィルムコンデンサの構成を示した断面図
符号の説明
1 直流金属化フィルムコンデンサ
1a メタリコン

Claims (2)

  1. 樹脂製の誘電体フィルム上にアルミニウムからなる金属蒸着電極を形成した金属化フィルムを一対の金属蒸着電極が誘電体フィルムを介して対向するように積層、または巻回することにより構成されたコンデンサ素子と、このコンデンサ素子の両端面に金属を溶射することにより形成されたメタリコンからなる一対の取り出し電極を有した直流金属化フィルムコンデンサにおいて、上記一対の金属化フィルムのうち、マイナス極側の金属化フィルムに形成する金属蒸着電極の膜厚が100〜400Åで、プラス極側の金属化フィルムに形成する金属蒸着電極の膜厚が180〜1000Åで、且つ上記マイナス極側の金属化フィルムに形成する金属蒸着電極の膜厚を1としたとき、上記プラス極側の金属化フィルムに形成する金属蒸着電極の膜厚を1.8以上とし、且つ上記マイナス側の金属化フィルムに形成する金属蒸着電極の抵抗値を6Ω/□以上としたことを特徴とする直流金属化フィルムコンデンサ。
  2. 樹脂製の誘電体フィルム上にアルミニウムからなる金属蒸着電極を形成した金属化フィルムを一対の金属蒸着電極が誘電体フィルムを介して対向するように積層、または巻回することにより構成されたコンデンサ素子と、このコンデンサ素子の両端面に金属を溶射することにより形成されたメタリコンからなる一対の取り出し電極を有した直流金属化フィルムコンデンサにおいて、上記一対の金属化フィルムのうち、マイナス極側の金属化フィルムに形成する金属蒸着電極の抵抗値が6〜15Ω/□で、プラス極側の金属化フィルムに形成する金属蒸着電極の抵抗値が3.3〜8.3Ω/□で、且つ上記マイナス極側の金属化フィルムに形成する金属蒸着電極の膜厚を1としたとき、上記プラス極側の金属化フィルムに形成する金属蒸着電極の膜厚を1.8以上とし、且つ上記プラス極側の金属化フィルムに形成する金属蒸着電極の膜厚を180Å以上としたことを特徴とする直流金属化フィルムコンデンサ。
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