JP4875654B2 - 過給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排気を利用して給気を昇圧させる過給機を複数備えた過給装置に関し、特に、舶用ディーゼル機関や陸上発電機用ディーゼル機関等に搭載されて好適な過給装置に関するものである。
排気を利用して給気を昇圧させる過給機を複数備えた過給装置としては、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。
特開昭60−166716号公報(第1図)
ところで近年、省エネルギー化の観点から複数台の過給機のうちの少なくとも1台に、排気ガスのエネルギーを電力として回収する発電機を備えた、いわゆるハイブリッド排気タービン過給機を採用したいとのニーズが高まってきている。
しかしながら、発電機を備えたハイブリッド排気タービン過給機と、発電機を備えていない排気タービン過給機とが混在する過給装置では、排気タービン過給機はディーゼル機関の負荷に応じて最適な回転数で運転され、ハイブリッド排気タービン過給機は発電機で動力が食われる(消費される)分、最適な回転数よりも低い回転数で運転されることとなる。そのため、排気タービン過給機を単にハイブリッド排気タービン過給機に置き換えただけでは、ハイブリッド排気タービン過給機のコンプレッサ部を通過する流量が減って、ハイブリッド排気タービン過給機にサージングが発生してしまうおそれがある。
また、このようなサージングが発生しないように、ハイブリッド排気タービン過給機の回転数を制御するには、複雑な演算を瞬時に処理することのできる高価な制御装置が必要となり、製造コストの高騰化を招いてしまうといった問題点もある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、複雑な演算を瞬時に処理する高価な制御装置を用いることなく、簡単な構成でハイブリッド排気タービン過給機の回転数を制御することができて、製造コストを抑制することができ、ハイブリッド排気タービン過給機のサージングを防止することができる過給装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明に係る過給装置は、エンジン本体から導かれた排気ガスによって駆動されるタービン部と、このタービン部により駆動されて前記エンジン本体に外気を圧送するコンプレッサ部とを有し、前記エンジン本体の運転中、常に運転状態とされる少なくとも1台の排気タービン過給機と、前記エンジン本体から導かれた排気ガスによって駆動されるタービン部と、このタービン部により駆動されて前記エンジン本体に外気を圧送するコンプレッサ部と、前記タービン部および前記コンプレッサ部の回転軸と連結される回転軸を有する発電機とを有し、前記エンジン本体の運転中、前記排気タービン過給機と並列運転状態とされる少なくとも1台のハイブリッド排気タービン過給機と、前記排気タービン過給機に取り付けられて前記排気タービン過給機の回転数を検出する回転センサからの信号を受けて、その信号に応じて前記ハイブリッド排気タービン過給機の前記発電機に指令信号を発し、前記ハイブリッド排気タービン過給機の回転数と前記排気タービン過給機の回転数とが一致するように、前記発電機の発電量を制御する制御器とを備えている。
本発明に係る過給装置によれば、複雑な演算を瞬時に行う高価な制御装置を用いることなく、簡単な構成でハイブリッド排気タービン過給機の回転数を排気タービン過給機の回転数に一致させることができるので、製造コストを抑制することができて、ハイブリッド排気タービン過給機のサージングを防止することができる。
また、本発明に係る過給装置を具備したディーゼル機関によれば、過給装置を構成するハイブリッド排気タービン過給機のサージングが防止されることとなるので、ディーゼル機関を構成する給気マニホールドおよびシリンダ内に、常に最適な圧力の過給空気(外気)が供給(蓄積)されることとなるので、エンジン出力を安定的に向上させることができて、機関全体の信頼性を向上させることができる。
本発明に係る過給装置の運転方法は、エンジン本体から導かれた排気ガスによって駆動されるタービン部と、このタービン部により駆動されて前記エンジン本体に外気を圧送するコンプレッサ部とを有し、前記エンジン本体の運転中、常に運転状態とされる少なくとも1台の排気タービン過給機と、前記エンジン本体から導かれた排気ガスによって駆動されるタービン部と、このタービン部により駆動されて前記エンジン本体に外気を圧送するコンプレッサ部と、前記タービン部および前記コンプレッサ部の回転軸と連結される回転軸を有する発電機とを有し、前記エンジン本体の運転中、前記排気タービン過給機と並列運転状態とされる少なくとも1台のハイブリッド排気タービン過給機と、前記排気タービン過給機に取り付けられて前記排気タービン過給機の回転数を検出する回転センサからの信号を受けて、その信号に応じて前記ハイブリッド排気タービン過給機の前記発電機に指令信号を発する制御器とを備えた過給装置の運転方法であって、前記エンジン本体の運転中、前記ハイブリッド排気タービン過給機の回転数と前記排気タービン過給機の回転数とが一致するように、前記発電機の発電量を前記制御器により制御するようにした。
本発明に係る過給装置の運転方法によれば、複雑な演算を瞬時に行う高価な制御装置を用いることなく、簡単な構成でハイブリッド排気タービン過給機の回転数を排気タービン過給機の回転数に一致させることができるので、製造コストを抑制することができて、ハイブリッド排気タービン過給機のサージングを防止することができる。
本発明に係る過給装置によれば、複雑な演算を瞬時に処理する高価な制御装置を用いることなく、簡単な構成でハイブリッド排気タービン過給機の回転数を制御することができて、製造コストを抑制することができ、ハイブリッド排気タービン過給機のサージングを防止することができるという効果を奏する。
以下、本発明に係る過給装置の一実施形態について、図1から図3を参照しながら説明する。
図1は本実施形態に係る過給装置を具備した舶用ディーゼル機関の概略構成図、図2は図1に示すハイブリッド排気タービン過給機の縦断面図、図3は図2に示すハイブリッド排気タービン過給機を消音器の側から見た一部切開斜視図である。
図1に示すように、舶用ディーゼル機関1は、ディーゼルエンジン本体(例えば、低速2サイクルディーゼル機関)2と、過給装置3とを備えている。
ディーゼルエンジン本体(以下「エンジン本体」という。)2を構成するクランク軸(図示せず)には、プロペラ軸(図示せず)を介してスクリュープロペラ(図示せず)が直接的または間接的に取り付けられている。また、エンジン本体2には、シリンダライナ(図示せず)、シリンダカバー(図示せず)等からなるシリンダ部4が設けられており、各シリンダ部4内には、クランク軸と連結されたピストン(図示せず)が配置されている。さらに、各シリンダ部4の排気ポート(図示せず)は、排気マニホールド5と接続されており、排気マニホールド5は、第1の排気管L1を介して、過給装置3を構成する排気タービン過給機6のタービン部6aの入口側と接続され、第2の排気管L2を介して、過給装置3を構成するハイブリッド排気タービン過給機7のタービン部7aの入口側と接続されている。一方、各シリンダ部4の給気ポート(図示せず)は、給気マニホールド8と接続されており、給気マニホールド8は、第1の給気管L3を介して排気タービン過給機6のコンプレッサ部6bと接続され、第2の給気管L4を介してハイブリッド排気タービン過給機7のコンプレッサ部7bと接続されている。
そして、タービン部6a,7aを通過した排気ガスはそれぞれ、タービン部6a,7aの出口側に接続された排気管L5,L6を介してファンネル(図示せず)に導かれた後、船外に排出されるようになっている。
また、コンプレッサ部6b,7bの入口側に接続された給気管L7,L8にはそれぞれ、消音器(図示せず)が配置されており、この消音器を通過した外気が、コンプレッサ部6b,7bにそれぞれ導かれるようになっている。一方、コンプレッサ部6b,7bの出口側に接続された給気管L3,L4の途中には、空気冷却器(インタークーラ)9,10や図示しないサージタンク等が接続されており、コンプレッサ部6b,7bを通過した外気は、これら空気冷却器9,10やサージタンク等を通過した後、エンジン本体2の給気マニホールド8に供給されるようになっている。
さて、本実施形態に係る過給装置3は、少なくとも1台(本実施形態では1台)の排気タービン過給機6と、少なくとも1台(本実施形態では1台)のハイブリッド排気タービン過給機7と、制御器Cとを備えている。
排気タービン過給機6は、第1の排気管L1を介してエンジン本体2から導かれた排気ガス(燃焼ガス)によって駆動されるタービン部6aと、このタービン部6aにより駆動されてエンジン本体2に外気を圧送するコンプレッサ部6bと、これらタービン部6aとコンプレッサ部6bとの間に設けられてこれらを支持するケーシング(図示せず)とを主たる要素として構成されたものである。
また、ケーシングには、一端部をタービン部6a側に突出させ、他端部をコンプレッサ部6bに突出させた回転軸6cが挿通されている。回転軸6cの一端部は、タービン部6aを構成するタービン・ロータ(図示せず)のタービン・ディスク(図示せず)に取り付けられており、回転軸6cの他端部は、コンプレッサ部6bを構成するコンプレッサ羽根車(図示せず)のハブ(図示せず)に取り付けられている。
図2または図3に示すように、ハイブリッド排気タービン過給機7は、第2の排気管L2(図1参照)を介してエンジン本体2から導かれた排気ガス(燃焼ガス)11によって駆動されるタービン部7aと、このタービン部7aにより駆動されて前記エンジン本体2に外気13を圧送するコンプレッサ部7bと、これらタービン部7aとコンプレッサ部7bとの間に設けられてこれらを支持するケーシング15とを主たる要素として構成されたものである。
ケーシング15には、一端をタービン部7a側に突出させ、他端をコンプレッサ部7bに突出させた回転軸16が挿通されている。この回転軸16は、ケーシング15に設けられた軸受17によって、軸線回りに回転可能に支持されている。また、ケーシング15には、潤滑油溜め(図示せず)から軸受17まで潤滑油を供給する潤滑油供給路18が設けられている。
一方、ケーシング15の下端部は、回転軸16の軸線方向においてケーシング15を一点で支持する(回転軸16の軸線方向と直交する方向においては、二点以上で支持する場合もある)脚部15aとなっており、この脚部15aは、床面に設置された基台(図示せず)に固定されるようになっている。すなわち、ハイブリッド排気タービン過給機7の重量は、この脚部15aを介して基台に伝達されるようになっている。
なお、図中の符号Pはパンチング・プレートである。このパンチング・プレートPは、その一端部がタービン部7aの下端部に固定されているとともに、その他端部がケーシング15の脚部15aと同様、基台に固定されている。そして、このパンチング・プレートPは、脚部15aのようにハイブリッド排気タービン過給機7の重量を支持することを主たる目的とするものではなく、ハイブリッド排気タービン過給機7が基台に対して動揺(振動)しないようにすることを主たる目的とするものである。
タービン部7aは、第2の排気管L2の出口端に接続されて排気ガス11が供給される排気ガス通路20と、この排気ガス通路20内に供給された排気ガス11の流れを受けて回転駆動されるタービン21とを有している。
タービン21は、タービン・ロータ22と、タービン・ノズル23とを備えている。タービン・ロータ22は、回転軸16の一端部に設けられた、円盤状のタービン・ディスク22aと、このタービン・ディスク22aの外周上に取り付けられた、翼型断面を有する複数枚のタービン・ブレード22bとを備えている。
また、タービン・ノズル23は、複数枚のノズル・ガイド・ベーン23aを環状に配置して構成されたものであり、タービン・ブレード22bの上流側に配置されている。
排気ガス通路20は、第2の排気管L2の出口端に接続されてノズル・ガイド・ベーン23aおよびタービン・ブレード22bに排気ガス11を導く供給路20aと、タービン21の半径方向外側に向かって設けられて、タービン21を通過した排気ガス11を排気管L6(図1参照)を介してファンネル(図示せず)に導く送出路20bとを有している。
コンプレッサ部7bは、回転駆動されることで外気13を径方向外側に送出するコンプレッサ羽根車24と、このコンプレッサ羽根車24の周囲を囲んでコンプレッサ羽根車24が送出した外気13を圧縮する渦巻き室25とを有している。
コンプレッサ羽根車24は、回転軸16の他端部に取り付けられた、略円盤状のハブ24aと、このハブ24aの外表面から半径方向外側に向かって延びるとともに、周方向に沿って環状に設けられた複数枚の羽根24bとを備えている。
コンプレッサ部7bの上流側には、エンジン本体2の給気系統に接続された消音器(サイレンサ)26が隣接配置されており、この消音器26を通過した外気13は、流入路27を介してコンプレッサ羽根車24の羽根24bに導かれるようになっている。また、コンプレッサ部7bの下流側に配置された第2の給気管L4には、空気冷却器(インタークーラ)10や図示しないサージタンク等が接続されており、渦巻き室25を通過した外気13は、これら空気冷却器10やサージタンク等を通過した後、給気マニホールド8に供給されるようになっている。
消音器26の中央部には、その内部に、ハブ24aの端面に向かって先細となるように形成された凹所28aを有するシェルハウジング28が設けられているとともに、凹所28a内には、(高速誘導)発電機29が収容されている。シェルハウジング28は、流入路27内に設けられた複数枚(例えば、4枚)のサポート30を介してコンプレッサ部7b(流入路27を形成する半径方向外側の壁面)に固定されている。そして、シェルハウジング28の外側表面は、流入路27を形成する半径方向内側の壁面を構成している。
発電機29の回転軸29aは、回転軸16と同一回転軸線上に位置するように配置されているとともに、ハブ24aを貫通して消音器26の側に突出する回転軸16の一端部先端と、カップリング31を介して連結されている。すなわち、発電機29の回転軸29aは、回転軸16とともに回転するようになっている。
また、発電機29は、船内(本実施形態では機関室内)に別途設置された配電盤等と電気的に接続されており、発電機29が発電機として発生した電力を船内電源として使用(利用)することができるようになっている。
制御器Cは、排気タービン過給機6に取り付けられて排気タービン過給機6の回転数を検出する回転センサ(図示せず)からの信号を受けて、その信号に応じてハイブリッド排気タービン過給機7の発電機29に指令信号を送り(発し)、ハイブリッド排気タービン過給機7の回転数と排気タービン過給機6の回転数とが同じになる(一致する)ように、発電機29の発電量を制御するものである。
本実施形態では、例えば、エンジン本体2の負荷状態があまり(ほとんど)変化しない通常航海(例えば、大洋航海)時に、発電機29で発生させたい発電量分だけハイブリッド排気タービン過給機7の出力が大きくなるように設定されている。ハイブリッド排気タービン過給機7の出力を大きくする方法としては、例えば、タービン部7aに流入する(を通過する)排気ガス11の流量をタービン部6aに流入する排気ガス11の流量よりも多く(例えば、タービン部6aに流入する排気ガス11の1.25倍に)したり、コンプレッサ部7bに流入する(を通過する)外気13の流量をコンプレッサ部6bに流入する外気13の流量よりも少なくしたり(例えば、コンプレッサ部6bに流入する外気13の0.8倍にしたり)することを具体例として挙げることができる。
本実施形態に係る過給装置3によれば、複雑な演算を瞬時に行う高価な制御装置を用いることなく、簡単な構成でハイブリッド排気タービン過給機7の回転数を排気タービン過給機6の回転数に一致させることができるので、製造コストを抑制することができて、ハイブリッド排気タービン過給機7のサージングを防止することができる。
なお、上述した実施形態では、排気タービン過給機6およびハイブリッド排気タービン過給機7をそれぞれ一台ずつ具備した舶用ディーゼル機関について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、排気タービン過給機6を2台以上および/またはハイブリッド排気タービン過給機7を2台以上具備した舶用ディーゼル機関にも適用することができる。
本発明の一実施形態に係る過給装置を具備した舶用ディーゼル機関の概略構成図である。 図1に示すハイブリッド排気タービン過給機の縦断面図である。 図2に示すハイブリッド排気タービン過給機を消音器の側から見た一部切開斜視図である。
符号の説明
1 舶用ディーゼル機関
2 エンジン本体
3 過給装置
6 排気タービン過給機
6a タービン部
6b コンプレッサ部
7 ハイブリッド排気タービン過給機
7a タービン部
7b コンプレッサ部
11 排気ガス
13 外気
16 回転軸
29 発電機
29a 回転軸
C 制御器

Claims (3)

  1. エンジン本体から導かれた排気ガスによって駆動されるタービン部と、このタービン部により駆動されて前記エンジン本体に外気を圧送するコンプレッサ部とを有し、前記エンジン本体の運転中、常に運転状態とされる少なくとも1台の排気タービン過給機と、
    前記エンジン本体から導かれた排気ガスによって駆動されるタービン部と、このタービン部により駆動されて前記エンジン本体に外気を圧送するコンプレッサ部と、前記タービン部および前記コンプレッサ部の回転軸と連結される回転軸を有する発電機とを有し、前記エンジン本体の運転中、前記排気タービン過給機と並列運転状態とされる少なくとも1台のハイブリッド排気タービン過給機と、
    前記排気タービン過給機に取り付けられて前記排気タービン過給機の回転数を検出する回転センサからの信号を受けて、その信号に応じて前記ハイブリッド排気タービン過給機の前記発電機に指令信号を発し、前記ハイブリッド排気タービン過給機の回転数と前記排気タービン過給機の回転数とが一致するように、前記発電機の発電量を制御する制御器とを備えていることを特徴とする過給装置。
  2. 請求項1に記載の過給装置を備えてなることを特徴とするディーゼル機関。
  3. エンジン本体から導かれた排気ガスによって駆動されるタービン部と、このタービン部により駆動されて前記エンジン本体に外気を圧送するコンプレッサ部とを有し、前記エンジン本体の運転中、常に運転状態とされる少なくとも1台の排気タービン過給機と、
    前記エンジン本体から導かれた排気ガスによって駆動されるタービン部と、このタービン部により駆動されて前記エンジン本体に外気を圧送するコンプレッサ部と、前記タービン部および前記コンプレッサ部の回転軸と連結される回転軸を有する発電機とを有し、前記エンジン本体の運転中、前記排気タービン過給機と並列運転状態とされる少なくとも1台のハイブリッド排気タービン過給機と、
    前記排気タービン過給機に取り付けられて前記排気タービン過給機の回転数を検出する回転センサからの信号を受けて、その信号に応じて前記ハイブリッド排気タービン過給機の前記発電機に指令信号を発する制御器とを備えた過給装置の運転方法であって、
    前記エンジン本体の運転中、前記ハイブリッド排気タービン過給機の回転数と前記排気タービン過給機の回転数とが一致するように、前記発電機の発電量を前記制御器により制御するようにしたことを特徴とする過給装置の運転方法。
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