JP2010127239A - 舶用ディーゼル機関 - Google Patents

舶用ディーゼル機関 Download PDF

Info

Publication number
JP2010127239A
JP2010127239A JP2008304887A JP2008304887A JP2010127239A JP 2010127239 A JP2010127239 A JP 2010127239A JP 2008304887 A JP2008304887 A JP 2008304887A JP 2008304887 A JP2008304887 A JP 2008304887A JP 2010127239 A JP2010127239 A JP 2010127239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
engine body
turbine
compressor
motor generator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008304887A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Shiraishi
啓一 白石
Artinian Herman
アーティニアン ハーマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CALNETICS Inc
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
CALNETICS Inc
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CALNETICS Inc, Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical CALNETICS Inc
Priority to JP2008304887A priority Critical patent/JP2010127239A/ja
Publication of JP2010127239A publication Critical patent/JP2010127239A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

【課題】エンジン本体の機関出力にあわせて過給機の回転数を追従させることができる舶用ディーゼル機関を提供すること。
【解決手段】エンジン本体の機関出力が増加するときには、電動発電機29を電動機として機能させ、コンプレッサ部14を構成するコンプレッサ羽根車24の回転数を、エンジン本体の機関出力に追従して増加させるとともに、エンジン本体の機関出力が低下するときには、電動発電機29を発電機として機能させ、コンプレッサ部14を構成するコンプレッサ羽根車24の回転数を、エンジン本体の機関出力に追従して低下させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、舶用ディーゼル機関に関し、特に、排気を利用して給気を昇圧させる過給機を備えた舶用ディーゼル機関に関するものである。
排気を利用して給気を昇圧させる過給機を備えた舶用ディーゼル機関としては、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。
特開2002−227707号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された舶用ディーゼル機関では、過給機の排気タービン上流側に熱容量の大きい脱硝装置が配置されている。そのため、エンジン本体の機関出力(負荷)が増加したとしても、過給機の排気タービンに流入する(達する)排気ガスの温度は、時間的に遅れて上昇することとなり、過給機の回転数がエンジン本体の機関出力に追従せず、一時的な給気不足を招くおそれがあった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、エンジン本体の機関出力にあわせて過給機の回転数を追従させることができる舶用ディーゼル機関を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明に係る舶用ディーゼル機関は、エンジン本体から導かれた排気ガスによって駆動されるタービン部と、このタービン部により駆動されて前記エンジン本体に外気を圧送するコンプレッサ部と、前記タービン部および前記コンプレッサ部の回転軸と連結される回転軸を有する電動発電機とを有するハイブリッド排気タービン過給機と、前記エンジン本体と前記タービン部とを結ぶ排気管の途中に設けられた脱硝装置とを備えた舶用ディーゼル機関であって、前記エンジン本体の機関出力が増加するときには、前記電動発電機が電動機として機能し、前記コンプレッサ部を構成するコンプレッサ羽根車の回転数が、前記エンジン本体の機関出力に追従して増加するとともに、前記エンジン本体の機関出力が低下するときには、前記電動発電機が発電機として機能し、前記コンプレッサ部を構成するコンプレッサ羽根車の回転数が、前記エンジン本体の機関出力に追従して低下することとなる。
また、本発明に係るハイブリッド排気タービン過給機は、エンジン本体から導かれた排気ガスによって駆動されるタービン部と、このタービン部により駆動されて前記エンジン本体に外気を圧送するコンプレッサ部と、前記タービン部および前記コンプレッサ部の回転軸と連結される回転軸を有する電動発電機とを有し、かつ、前記エンジン本体と前記タービン部とを結ぶ排気管の途中に脱硝装置を備えた舶用ディーゼル機関に装着されるハイブリッド排気タービン過給機であって、前記エンジン本体の機関出力が増加するときには、前記電動発電機が電動機として機能し、前記コンプレッサ部を構成するコンプレッサ羽根車の回転数が、前記エンジン本体の機関出力に追従して増加するとともに、前記エンジン本体の機関出力が低下するときには、前記電動発電機が発電機として機能し、前記コンプレッサ部を構成するコンプレッサ羽根車の回転数が、前記エンジン本体の機関出力に追従して低下することとなる。
本発明に係る舶用ディーゼル機関または本発明に係るハイブリッド排気タービン過給機によれば、エンジン本体の機関出力を増加させるときには、電動発電機が電動機として使用され、この電動発電機により、コンプレッサ部を構成するコンプレッサ羽根車の回転数が、エンジン本体の機関出力に追従して(あわせて)増加されるとともに、エンジン本体の機関出力を低下させるときには、電動発電機が発電機として使用され、この電動発電機により、コンプレッサ部を構成するコンプレッサ羽根車の回転数が、エンジン本体の機関出力に追従して低下されることとなる。
これにより、エンジン本体の機関出力を増減させる際、タービン部を構成するタービンに流入する(達する)排気ガスの温度に関係なく、電動発電機の回転数、すなわち、コンプレッサ羽根車の回転数を、エンジン本体の機関出力に追従させて(あわせて)増減させることができ、エンジン本体の一時的な給気不足あるいは給気過多を防止することができるとともに、機関全体の信頼性を向上させることができる。
本発明に係る舶用ディーゼル機関の運転方法は、エンジン本体から導かれた排気ガスによって駆動されるタービン部と、このタービン部により駆動されて前記エンジン本体に外気を圧送するコンプレッサ部と、前記タービン部および前記コンプレッサ部の回転軸と連結される回転軸を有する電動発電機とを有するハイブリッド排気タービン過給機と、前記エンジン本体と前記タービン部とを結ぶ排気管の途中に設けられた脱硝装置とを備えた舶用ディーゼル機関の運転方法であって、前記エンジン本体の機関出力が増加するときには、前記電動発電機を電動機として機能させ、前記コンプレッサ部を構成するコンプレッサ羽根車の回転数を、前記エンジン本体の機関出力に追従して増加させるとともに、前記エンジン本体の機関出力が低下するときには、前記電動発電機を発電機として機能させ、前記コンプレッサ部を構成するコンプレッサ羽根車の回転数を、前記エンジン本体の機関出力に追従して低下させることとなる。
本発明に係るハイブリッド排気タービン過給機の運転方法は、エンジン本体から導かれた排気ガスによって駆動されるタービン部と、このタービン部により駆動されて前記エンジン本体に外気を圧送するコンプレッサ部と、前記タービン部および前記コンプレッサ部の回転軸と連結される回転軸を有する電動発電機とを有し、かつ、前記エンジン本体と前記タービン部とを結ぶ排気管の途中に脱硝装置を備えた舶用ディーゼル機関に装着されるハイブリッド排気タービン過給機の運転方法であって、前記エンジン本体の機関出力が増加するときには、前記電動発電機を電動機として機能させ、前記コンプレッサ部を構成するコンプレッサ羽根車の回転数を、前記エンジン本体の機関出力に追従して増加させるとともに、前記エンジン本体の機関出力が低下するときには、前記電動発電機を発電機として機能させ、前記コンプレッサ部を構成するコンプレッサ羽根車の回転数を、前記エンジン本体の機関出力に追従して低下させることとなる。
本発明に係る舶用ディーゼル機関の運転方法または本発明に係るハイブリッド排気タービン過給機の運転方法によれば、エンジン本体の機関出力を増加させるときには、電動発電機が電動機として使用され、この電動発電機により、コンプレッサ部を構成するコンプレッサ羽根車の回転数が、エンジン本体の機関出力に追従して(あわせて)増加されるとともに、エンジン本体の機関出力を低下させるときには、電動発電機が発電機として使用され、この電動発電機により、コンプレッサ部を構成するコンプレッサ羽根車の回転数が、エンジン本体の機関出力に追従して低下されることとなる。
これにより、エンジン本体の機関出力を増減させる際、タービン部を構成するタービンに流入する(達する)排気ガスの温度に関係なく、電動発電機の回転数、すなわち、コンプレッサ羽根車の回転数を、エンジン本体の機関出力に追従させて(あわせて)増減させることができ、エンジン本体の一時的な給気不足あるいは給気過多を防止することができるとともに、機関全体の信頼性を向上させることができる。
本発明に係る舶用ディーゼル機関によれば、エンジン本体の機関出力にあわせて過給機の回転数を追従させることができるという効果を奏する。
以下、本発明に係る舶用ディーゼル機関の一実施形態について、図1から図4を参照しながら説明する。
図1は本実施形態に係る舶用ディーゼル機関の概略構成図、図2は図1に示すハイブリッド排気タービン過給機の縦断面図、図3は図2に示すハイブリッド排気タービン過給機を消音器の側から見た一部切開斜視図、図4は本発明に係る舶用ディーゼル機関の作用効果を説明するためのグラフである。
図1に示すように、本実施形態に係る舶用ディーゼル機関1は、図示しないディーゼルエンジン本体(本実施形態では低速2サイクルディーゼル機関)と、脱硝装置2と、ハイブリッド排気タービン過給機3とを備えている。
ディーゼルエンジン本体(以下「エンジン本体」という。)を構成するクランク軸(図示せず)には、プロペラ軸(図示せず)を介してスクリュープロペラ(図示せず)が直接的または間接的に取り付けられている。また、エンジン本体には、シリンダライナ(図示せず)、シリンダカバー(図示せず)等からなるシリンダ部(図示せず)が設けられており、各シリンダ部内には、クランク軸と連結されたピストン(図示せず)が配置されている。さらに、各シリンダ部の排気ポート(図示せず)は、排気ガスマニホールド4と接続されており、排気ガスマニホールド4は、排気管L1を介してハイブリッド排気タービン過給機3と接続されている。
脱硝装置2は、エンジン本体とハイブリッド排気タービン過給機3とを結ぶ排気管L1の途中、すなわち、エンジン本体の下流側で、かつ、ハイブリッド排気タービン過給機3の上流側に設けられている。この脱硝装置2は、例えば、脱硝触媒を備えるとともに、還元剤供給装置(図示せず)からアンモニア等の還元剤の供給を受ける脱硝反応器(図示せず)等を備えた装置である。そして、各シリンダ部から流出した排気ガスは、脱硝装置2を通過した後、ハイブリッド排気タービン過給機3のタービン部12で駆動源として利用されることとなる。
なお、この(触媒式)脱硝装置2は作動温度が高い(高温でないと反応しない)ため、ハイブリッド排気タービン過給機3の上流側に配置する必要がある。
図2または図3に示すように、ハイブリッド排気タービン過給機3は、排気管L1を介してエンジン本体から導かれた排気ガス(燃焼ガス)11によって駆動されるタービン部12と、このタービン部12により駆動されて前記エンジン本体に外気13を圧送するコンプレッサ部14と、これらタービン部12とコンプレッサ部14との間に設けられてこれらを支持するケーシング15とを主たる要素として構成されたものである。
ケーシング15には、一端をタービン部12側に突出させ、他端をコンプレッサ部14に突出させた回転軸16が挿通されている。この回転軸16は、ケーシング15に設けられた軸受17によって、軸線回りに回転可能に支持されている。また、ケーシング15には、潤滑油溜め(図示せず)から軸受17まで潤滑油を供給する潤滑油供給路18が設けられている。
一方、ケーシング15の下端部は、回転軸16の軸線方向においてケーシング15を一点で支持する(回転軸16の軸線方向と直交する方向においては、二点以上で支持する場合もある)脚部15aとなっており、この脚部15aは、床面に設置された基台(図示せず)に固定されるようになっている。すなわち、ハイブリッド排気タービン過給機3の重量は、この脚部15aを介して基台に伝達されるようになっている。
なお、図中の符号Pはパンチング・プレートである。このパンチング・プレートPは、その一端部がタービン部12の下端部に固定されているとともに、その他端部がケーシング15の脚部15aと同様、基台に固定されている。そして、このパンチング・プレートPは、脚部15aのようにハイブリッド排気タービン過給機3の重量を支持することを主たる目的とするものではなく、ハイブリッド排気タービン過給機3が基台に対して動揺(振動)しないようにすることを主たる目的とするものである。
タービン部12は、排気管L1の出口端に接続されて排気ガス11が供給される排気ガス通路20と、この排気ガス通路20内に供給された排気ガス11の流れを受けて回転駆動されるタービン21とを有している。
タービン21は、タービン・ロータ22と、タービン・ノズル23とを備えている。タービン・ロータ22は、回転軸16の一端部に設けられた、円盤状のタービン・ディスク22aと、このタービン・ディスク22aの外周上に取り付けられた、翼型断面を有する複数枚のタービン・ブレード22bとを備えている。
また、タービン・ノズル23は、複数枚のノズル・ガイド・ベーン23aを環状に配置して構成されたものであり、タービン・ブレード22bの上流側に配置されている。
排気ガス通路20は、排気管L1の出口端に接続されてノズル・ガイド・ベーン23aおよびタービン・ブレード22bに排気ガス11を導く供給路20aと、タービン21の半径方向外側に向かって設けられて、タービン21を通過した排気ガス11を排気管L2(図1参照)を介してファンネル(図示せず)に導く送出路20bとを有している。
コンプレッサ部14は、回転駆動されることで外気13を径方向外側に送出するコンプレッサ羽根車24と、このコンプレッサ羽根車24の周囲を囲んでコンプレッサ羽根車24が送出した外気13を圧縮する渦巻き室25とを有している。
コンプレッサ羽根車24は、回転軸16の他端部に取り付けられた、略円盤状のハブ24aと、このハブ24aの外表面から半径方向外側に向かって延びるとともに、周方向に沿って環状に設けられた複数枚の羽根24bとを備えている。
コンプレッサ部14の上流側には、エンジン本体の給気系統に接続された消音器(サイレンサ)26が隣接配置されており、この消音器26を通過した外気13は、流入路27を介してコンプレッサ羽根車24の羽根24bに導かれるようになっている。また、コンプレッサ部14の下流側に配置された給気管L3には、図示しないインタークーラやサージタンク等が接続されており、渦巻き室25を通過した外気13は、これらインタークーラやサージタンク等を通過した後、エンジン本体の給気マニホールド(図示せず)に供給されるようになっている。
消音器26の中央部には、その内部に、ハブ24aの端面に向かって先細となるように形成された凹所28aを有するシェルハウジング28が設けられているとともに、凹所28a内には、(高速誘導)電動発電機29が収容されている。シェルハウジング28は、流入路27内に設けられた複数枚(例えば、4枚)のサポート30を介してコンプレッサ部14(流入路27を形成する半径方向外側の壁面)に固定されている。そして、シェルハウジング28の外側表面は、流入路27を形成する半径方向内側の壁面を構成している。
電動発電機29は、電動機と発電機とが可逆なもの(電動機にも発電機にもなるもの)であり、その回転軸29aが、回転軸16と同一回転軸線上に位置するように配置されているとともに、この回転軸29aは、ハブ24aを貫通して消音器26の側に突出する回転軸16の一端部先端と、カップリング31を介して連結されている。すなわち、電動発電機29の回転軸29aは、回転軸16とともに回転するようになっている。
また、電動発電機29は、船内(本実施形態では機関室内)に別途設置された発電機(図示せず)から電力の供給を受けて、電動機として機能するよう、船内に別途設置された発電機と電気的に接続されているとともに、電動発電機29が発電機として発生した電力を船内電源として使用(利用)することができるよう、機関室内の配電盤等と電気的に接続されている。
そして、このように構成された電動発電機29は、エンジン本体の機関出力(負荷)を増加させる(上げる)ときには電動機として使用され、エンジン本体の機関出力を低下させる(下げる)ときには発電機として使用される。
すなわち、図4に示すように、エンジン本体の機関出力を増加させるときには、ハイブリッド排気タービン過給機3を構成する電動発電機29が電動機として使用され、この電動発電機29により、コンプレッサ羽根車24の回転数が、エンジン本体の機関出力に追従して(あわせて)増加されることとなる。
一方、エンジン本体の機関出力を低下させるときには、ハイブリッド排気タービン過給機3を構成する電動発電機29が発電機として使用され、この電動発電機29により、コンプレッサ羽根車24の回転数が、エンジン本体の機関出力に追従して(あわせて)低下されることとなる。
なお、機関出力の増減は、例えば、エンジン本体の各シリンダ部に取り付けられた燃料ポンプの吐出流量に基づいて算出されるようになっている。
本実施形態に係る舶用ディーゼル機関1によれば、エンジン本体の機関出力を増加させるときには、電動発電機29が電動機として使用され、この電動発電機29により、コンプレッサ羽根車24の回転数が、エンジン本体の機関出力に追従して(あわせて)増加されるとともに、エンジン本体の機関出力を低下させるときには、電動発電機29が発電機として使用され、この電動発電機29により、コンプレッサ羽根車24の回転数が、エンジン本体の機関出力に追従して低下されることとなる。
これにより、エンジン本体の機関出力を増減させる際、タービン21に流入する(達する)排気ガス11の温度に関係なく、ハイブリッド排気タービン過給機3を構成する電動発電機29の回転数、すなわち、コンプレッサ羽根車24の回転数を、エンジン本体の機関出力に追従させて(あわせて)増減させることができ、エンジン本体の一時的な給気不足あるいは給気過多を防止することができるとともに、機関全体の信頼性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る舶用ディーゼル機関の概略構成図である。 図1に示すハイブリッド排気タービン過給機の縦断面図である。 図2に示すハイブリッド排気タービン過給機を消音器の側から見た一部切開斜視図である。 本発明に係る舶用ディーゼル機関の作用効果を説明するためのグラフである。
符号の説明
1 舶用ディーゼル機関
2 脱硝装置
3 ハイブリッド排気タービン過給機
11 排気ガス
12 タービン部
14 コンプレッサ部
16 回転軸
24 コンプレッサ羽根車
29 電動発電機
29a 回転軸
L1 排気管

Claims (4)

  1. エンジン本体から導かれた排気ガスによって駆動されるタービン部と、このタービン部により駆動されて前記エンジン本体に外気を圧送するコンプレッサ部と、前記タービン部および前記コンプレッサ部の回転軸と連結される回転軸を有する電動発電機とを有するハイブリッド排気タービン過給機と、
    前記エンジン本体と前記タービン部とを結ぶ排気管の途中に設けられた脱硝装置とを備えた舶用ディーゼル機関であって、
    前記エンジン本体の機関出力が増加するときには、前記電動発電機が電動機として機能し、前記コンプレッサ部を構成するコンプレッサ羽根車の回転数が、前記エンジン本体の機関出力に追従して増加するとともに、
    前記エンジン本体の機関出力が低下するときには、前記電動発電機が発電機として機能し、前記コンプレッサ部を構成するコンプレッサ羽根車の回転数が、前記エンジン本体の機関出力に追従して低下することを特徴とする舶用ディーゼル機関。
  2. エンジン本体から導かれた排気ガスによって駆動されるタービン部と、このタービン部により駆動されて前記エンジン本体に外気を圧送するコンプレッサ部と、前記タービン部および前記コンプレッサ部の回転軸と連結される回転軸を有する電動発電機とを有し、かつ、前記エンジン本体と前記タービン部とを結ぶ排気管の途中に脱硝装置を備えた舶用ディーゼル機関に装着されるハイブリッド排気タービン過給機であって、
    前記エンジン本体の機関出力が増加するときには、前記電動発電機が電動機として機能し、前記コンプレッサ部を構成するコンプレッサ羽根車の回転数が、前記エンジン本体の機関出力に追従して増加するとともに、
    前記エンジン本体の機関出力が低下するときには、前記電動発電機が発電機として機能し、前記コンプレッサ部を構成するコンプレッサ羽根車の回転数が、前記エンジン本体の機関出力に追従して低下することを特徴とするハイブリッド排気タービン過給機。
  3. エンジン本体から導かれた排気ガスによって駆動されるタービン部と、このタービン部により駆動されて前記エンジン本体に外気を圧送するコンプレッサ部と、前記タービン部および前記コンプレッサ部の回転軸と連結される回転軸を有する電動発電機とを有するハイブリッド排気タービン過給機と、
    前記エンジン本体と前記タービン部とを結ぶ排気管の途中に設けられた脱硝装置とを備えた舶用ディーゼル機関の運転方法であって、
    前記エンジン本体の機関出力が増加するときには、前記電動発電機を電動機として機能させ、前記コンプレッサ部を構成するコンプレッサ羽根車の回転数を、前記エンジン本体の機関出力に追従して増加させるとともに、
    前記エンジン本体の機関出力が低下するときには、前記電動発電機を発電機として機能させ、前記コンプレッサ部を構成するコンプレッサ羽根車の回転数を、前記エンジン本体の機関出力に追従して低下させることを特徴とする舶用ディーゼル機関の運転方法。
  4. エンジン本体から導かれた排気ガスによって駆動されるタービン部と、このタービン部により駆動されて前記エンジン本体に外気を圧送するコンプレッサ部と、前記タービン部および前記コンプレッサ部の回転軸と連結される回転軸を有する電動発電機とを有し、かつ、前記エンジン本体と前記タービン部とを結ぶ排気管の途中に脱硝装置を備えた舶用ディーゼル機関に装着されるハイブリッド排気タービン過給機の運転方法であって、
    前記エンジン本体の機関出力が増加するときには、前記電動発電機を電動機として機能させ、前記コンプレッサ部を構成するコンプレッサ羽根車の回転数を、前記エンジン本体の機関出力に追従して増加させるとともに、
    前記エンジン本体の機関出力が低下するときには、前記電動発電機を発電機として機能させ、前記コンプレッサ部を構成するコンプレッサ羽根車の回転数を、前記エンジン本体の機関出力に追従して低下させることを特徴とするハイブリッド排気タービン過給機の運転方法。
JP2008304887A 2008-11-28 2008-11-28 舶用ディーゼル機関 Pending JP2010127239A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008304887A JP2010127239A (ja) 2008-11-28 2008-11-28 舶用ディーゼル機関

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008304887A JP2010127239A (ja) 2008-11-28 2008-11-28 舶用ディーゼル機関

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010127239A true JP2010127239A (ja) 2010-06-10

Family

ID=42327804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008304887A Pending JP2010127239A (ja) 2008-11-28 2008-11-28 舶用ディーゼル機関

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010127239A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012026432A1 (ja) * 2010-08-26 2012-03-01 三菱重工業株式会社 舶用脱硝システムおよびこれを備えた船舶ならびに舶用脱硝システムの制御方法
WO2012026387A1 (ja) * 2010-08-26 2012-03-01 三菱重工業株式会社 舶用脱硝システムおよびこれを備えた船舶
WO2013089159A1 (ja) * 2011-12-16 2013-06-20 三菱重工業株式会社 排気タービン過給機
DE102014220677A1 (de) * 2014-10-13 2016-04-14 Continental Automotive Gmbh Verfahren zum Betreiben eines Aufladesystems eines Verbrennungsmotors und Verbrennungsmotor mit einem Aufladesystem
KR20170012470A (ko) 2015-01-09 2017-02-02 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 내연 기관, 내연 기관의 제어 장치 및 방법
WO2017122567A1 (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 三菱重工業株式会社 内燃機関、内燃機関の制御装置及び方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002227707A (ja) * 2001-01-30 2002-08-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 舶用ディーゼル機関
JP2003193865A (ja) * 2001-12-27 2003-07-09 Kansai Tlo Kk ガスタービン発電システム及びガスタービン動力システムおよびその起動方法
JP2005009315A (ja) * 2003-06-16 2005-01-13 Nissan Diesel Motor Co Ltd エンジンの2段過給装置
JP2006501393A (ja) * 2002-09-30 2006-01-12 ジュゼッペ フェルラーロ モータ/発電機ユニットに連結された過給機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002227707A (ja) * 2001-01-30 2002-08-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 舶用ディーゼル機関
JP2003193865A (ja) * 2001-12-27 2003-07-09 Kansai Tlo Kk ガスタービン発電システム及びガスタービン動力システムおよびその起動方法
JP2006501393A (ja) * 2002-09-30 2006-01-12 ジュゼッペ フェルラーロ モータ/発電機ユニットに連結された過給機
JP2005009315A (ja) * 2003-06-16 2005-01-13 Nissan Diesel Motor Co Ltd エンジンの2段過給装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012026432A1 (ja) * 2010-08-26 2012-03-01 三菱重工業株式会社 舶用脱硝システムおよびこれを備えた船舶ならびに舶用脱硝システムの制御方法
WO2012026387A1 (ja) * 2010-08-26 2012-03-01 三菱重工業株式会社 舶用脱硝システムおよびこれを備えた船舶
CN103026021A (zh) * 2010-08-26 2013-04-03 三菱重工业株式会社 船舶用脱硝系统及设有该系统的船舶
CN103052774A (zh) * 2010-08-26 2013-04-17 三菱重工业株式会社 船舶用脱硝系统及具备该系统的船舶、以及船舶用脱硝系统的控制方法
WO2013089159A1 (ja) * 2011-12-16 2013-06-20 三菱重工業株式会社 排気タービン過給機
JP2013124660A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 排気タービン過給機
DE102014220677A1 (de) * 2014-10-13 2016-04-14 Continental Automotive Gmbh Verfahren zum Betreiben eines Aufladesystems eines Verbrennungsmotors und Verbrennungsmotor mit einem Aufladesystem
KR20170012470A (ko) 2015-01-09 2017-02-02 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 내연 기관, 내연 기관의 제어 장치 및 방법
US10094263B2 (en) 2015-01-09 2018-10-09 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Internal combustion engine, and device and method for controlling internal combustion engine
WO2017122567A1 (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 三菱重工業株式会社 内燃機関、内燃機関の制御装置及び方法
KR20180091884A (ko) 2016-01-15 2018-08-16 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 내연 기관, 내연 기관의 제어 장치 및 방법
KR20200040939A (ko) 2016-01-15 2020-04-20 미쓰비시주코마린마시나리 가부시키가이샤 내연 기관, 내연 기관의 제어 장치 및 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4875654B2 (ja) 過給装置
KR101052447B1 (ko) 배기 터빈 과급기
JP4898491B2 (ja) パワータービン試験装置
JP4247217B2 (ja) 排気タービン過給機
JP4648347B2 (ja) ハイブリッド排気タービン過給機
KR101536549B1 (ko) 하이브리드 배기 터빈 과급기
JP2009257097A (ja) 排気エネルギー回収装置
KR101340686B1 (ko) 하이브리드 배기 터빈 과급기
JP2010127239A (ja) 舶用ディーゼル機関
KR20180037072A (ko) 과급기 및 모터 냉각 방법
EP3111056B1 (en) A turbocompound unit
EP3319210B1 (en) Electric motor support mechanism, compressor, and supercharger
JP2009191794A (ja) ハイブリッド排気タービン過給機
JP7183303B2 (ja) ターボチャージャ
JP2008208734A (ja) 2段圧縮式排気タービン過給機
CN111448373B (zh) 增压器
JP5320193B2 (ja) 排気タービン過給機
JP6165564B2 (ja) 軸流タービン、ターボ過給機、内燃機関、及び船舶

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20111027

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20111027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120904

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121204

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130618