JP4875450B2 - 内視鏡、内視鏡用フードおよび内視鏡装置 - Google Patents
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また、前記規制部は、前記高周波ナイフのシースの先端を前記規制部の突当面に当接させた状態で前記高周波ナイフの先端を前記突出部の先端よりも前側で曲線状に移動させるように構成されていることが好適である。
また、前記フードの規制部は、前記揺動台の揺動にしたがって前記処置具のシースを揺動させたときに前記処置具のシースの先端を直線状に移動させるように構成されていることが好適である。
また、前記フードの規制部は、前記揺動台の揺動にしたがって前記処置具のシースを揺動させたときに前記処置具のシースの先端を曲線状に移動させるように構成されていることが好適である。
また、前記挿入部の先端部は、前記揺動台を前記挿入部の軸方向に対して直交する方向に移動可能なスライド機構と、前記処置具の移動を許容する範囲に開口された開口部とを備えていることが好適である。
また、上記課題を解決するために、本発明に係る、シースを有する処置具とともに用いられる内視鏡の挿入部の先端部に装着される内視鏡用フードは、前記内視鏡の挿入部の先端部に装着される筒状の装着部と、前記挿入部の先端面に対して突出されるように前記装着部から突出され生体組織に当接される筒状の突出部と、前記突出部に設けられ、前記内視鏡の処置具挿通チャンネルを通して突出される処置具のシースの先端を当接させる突当面を有するとともに、前記内視鏡の挿入部の先端部に配設される揺動台の揺動にしたがって前記処置具のシースを揺動させて、前記シースの先端を前記突当面に当接させた状態で所定の範囲内に前記シースの先端の移動を規制しつつ案内することが可能な長孔形状の規制部とを備えていることを特徴とする。
また、前記規制部は、前記揺動台の揺動にしたがって前記処置具のシースを揺動させたときに前記処置具のシースの先端を直線状に移動させるように構成されていることが好適である。
また、前記規制部は、前記揺動台の揺動にしたがって前記処置具のシースを揺動させたときに前記処置具のシースの先端を曲線状に移動させるように構成されていることが好適である。
また、前記規制部は、前記処置具のシースの拡大径部と前記揺動台の誘導路との係合により、前記シースの先端を直線状に移動させるように構成されていることが好適である。
また、前記規制部は、前記処置具のシースの拡大径部と前記揺動台の誘導路との係合により、前記シースの先端を曲線状に移動させるように構成されていることが好適である。
第1の実施の形態について図1ないし図10を用いて説明する。
図1に示すように、この実施の形態に係る内視鏡装置10は、内視鏡12と、内視鏡用フード14とを備えている。内視鏡12は、体腔内に挿入される挿入部22と、この挿入部22の基端部に設けられた操作部24と、この操作部24から延出されたユニバーサルコード26とを備えている。
照明光学系32は、照明窓32aと、この照明窓32aに照明光を導光するライトガイド(図示せず)とを備えている。このため、ユニバーサルコード26の端部に装着される照明装置(図示せず)からライトガイドに照明光を導光すると、ライトガイドおよび照明窓32aを通して先端硬性部72の先端から照明光が出射される。したがって、被処置体が照明される。
挿入部22の可撓管部76は、体腔内の管腔の形状に沿って曲げられる。この可撓管部76の先端部には、湾曲部74と接続するための口金(図示せず)が固定されている。
なお、湾曲管82の先端には、湾曲管82の湾曲状態を制御するための牽引ワイヤ(図示せず)の先端が固定されている。牽引ワイヤは、湾曲管82の各湾曲駒82aのワイヤ受部(図示せず)にそれぞれ配設されている。このため、牽引ワイヤの進退によって湾曲管82が所望の状態に湾曲される。牽引ワイヤの基端は操作部24の後述する湾曲操作ノブ162(図1参照)に連結されている。
第1の案内路54aは、内視鏡12の挿入部22内に配設された処置具挿通用案内路としての第1のチャンネルパイプ52aに連続して形成されている。すなわち、第1の案内路54aの基端部には、第1の処置具誘導チャンネル42の第1のチャンネルパイプ52aが接続されている。この第1の案内路54aは、第1のチャンネルパイプ52aを通した第1の処置具SP1(図3参照)を先端側(第1の収容室56a側)に案内(導入)する。
さらに、この第1の処置具誘導台58aには、第1の操作ワイヤ102の先端が支持されている。図2に示すように、第1の操作ワイヤ102の先端には、略円柱状の係止部材(ワイヤ端末部材)102aが固定されている。係止部材102aは、第1の処置具誘導台58aから抜けることが防止された状態で支持されている。そして、特に、この係止部材102aは、第1の処置具誘導台58aの第1の回転軸62aよりも先端側で第1の処置具誘導台58aに配設されている。
なお、第1の処置具SP1の回動範囲MSvは、本体92および先端カバー94の第1のチャンネル開口部60aの大きさを適宜に設定することによっても規定することができる。後述するが、先端硬性部72に装着される内視鏡用フード14によって設定することもできる。
すなわち、第2の処置具誘導台58bの下面132aの左寄りと上面132bの右寄りには、それぞれ切欠部142a,142bが形成されている。これら切欠部142a,142bには、それぞれ第2の操作ワイヤ104と第3の操作ワイヤ106が挿入される開孔部144a,144bが上下方向(縦方向)に形成されている。第2の操作ワイヤ104と第3の操作ワイヤ106は、それぞれ略円柱状の係止部材(ワイヤ端末部材)104a,106aを介してそれぞれ開孔部144a,144bの裏方向から回動自在に取り付けられている。すなわち、この第2の処置具誘導台58bには、1対の第2および第3の操作ワイヤ104,106の先端の係止部材104a,106aが、第2の処置具誘導台58bから抜けることが防止された状態で支持されている。
これら第2および第3の操作ワイヤ104,106の基端は手元側の処置具誘導台操作機構(図示せず)を介して操作部24の後述する第2の処置具誘導台操作ノブ(第2の操作ノブ)168(図1参照)に固定されている。このため、操作部24の第2の操作ノブ168を操作すると、第2および第3の操作ワイヤ104,106を介して第2の処置具誘導台58bがその操作力を受けて第2の回転軸62bによって第2の処置具誘導台58bが左右方向に回動(揺動)する。すなわち、操作部24の第2の操作ノブ168を操作すると、第2の処置具誘導台58bは、当接面138a,138bが第2の収容室56bの壁面140に当接するまでの間(所定の回動範囲MSh)を自在に回動する。言い換えると、このような回動の規制は、先端硬性部72の第2の収容室56bの壁面140と、第2の処置具誘導台58bの2つの当接面138a,138bとが突き当たることで規制される。そして、このような回動の規制による両操作ワイヤ104,106の先端側の最大ストローク長は、処置具誘導台操作機構(図示せず)内に設けられた牽引ストッパ構造(図示せず)の最大ストローク長よりも短く設定されている。
なお、第2の処置具誘導台58bがニュートラル(第2の処置具SP2が真っ直ぐに延出された状態)のとき、第2の操作ワイヤ104および第3の操作ワイヤ106には、それぞれ張力がかけられた状態で接続されている。第2の処置具誘導台58bから突出する第2の処置具SP2は、図4中に実線および破線で示すように、例えばストレート状態で第2の処置具SP2を内視鏡12の挿入部22の先端から15mm突出させた状態で誘導操作したとき、内視鏡画像の視野内(観察範囲)を超えない範囲で略左右方向に動く。ここで、第2の処置具SP2の先端は円弧状に動くが、別に直線状に動くような機構にしても構わない(図13および図14に示す第4の実施の形態参照)。
把持部152は操作部本体154の下側に配設されている。この把持部152は、術者(操作者)の例えば左手Lhで把持される。
操作部本体154には、湾曲操作ノブ162と、第1の処置具誘導台操作ノブ164と、スイッチ部166とが配設され、ユニバーサルコード26が延出されている。湾曲操作ノブ162、第1の処置具誘導台操作ノブ164およびスイッチ部166は、左手Lhの指により操作される。すなわち、湾曲操作ノブ162、第1の処置具誘導台操作ノブ164およびスイッチ部166は、左手Lhの指が届く範囲に配設されている。湾曲操作ノブ162は、牽引ワイヤを介して湾曲部74を所望の方向に湾曲させるものである。第1の処置具誘導台操作ノブ164は、第1の操作ワイヤ102によって第1の処置具誘導台58aに機械的に接続されている。このため、第1の処置具誘導台操作ノブ164を操作することによって、第1の処置具誘導台58aが上下方向に回動される。スイッチ部166は、送気・送水チャンネル36から送気や送水させるための送気・送水ボタン、前方送水用チャンネル38から液体を送液するための送水ボタン、さらには、図示しない内視鏡画像の制御などを行うための各種ボタンが配設されている。なお、送水ボタンは、上述した送水路を通して先端硬性部72に設けられた前方送水口38aから液体を排出させて被処置体を覆っている血液などを除去する際などに使用される。送気・送水ボタンは、上述した送気・送水路を通して先端硬性部72に設けられた送気送水ノズル36aから気体や液体を排出させて観察窓34aや照明窓32a(特に観察窓34a)を洗浄して、各窓32a,34aに付着した汚れを落とし、被処置体(生体)の組織を視認し易くするときなどに使用される。
図6(B)および図6(C)に示すように、スコープ保持部174には、フック178がフック固定ピン178aによってスコープ保持部174に固定されている。このフック178は、内視鏡12の操作による重量のバランスが崩れたときなどに、操作部本体154やユニバーサルコード26がスコープ保持部174の各溝174a,174bから浮き上がって脱落することを防止するといった安全上の理由により配設されている。フック178を外して操作部本体154を持ち上げて、溝174a,174bに対する係合を解除すれば、操作部24を簡単にスコープホルダ172から取り外すことができる。
なお、フック178は、フック固定ピン178aによる一点支持であるため、スコープ保持部174に対して回動自在である。
図9に示すように、病変Lの周位を適当な間隔おきに円周状に点状にマーキングMをしておく。病変Lを含む粘膜に対して略垂直に内視鏡装置10のフード14を押し当てたとき、2つのマーキングMの間隔は、フード14の突出部184の規制部188を通して観察可能な範囲内に入ることが好適である。すなわち、隣接する点状マーキングMを内視鏡12の観察視野FOV内に極力入れるようにしておく。
点状マーキングMにフード14のガイド開口部188bを密着させた状態で、第2の処置具誘導台58bを回動操作する。このとき、フード14の突出部184の規制部188により第2の処置具である高周波ナイフSP2の刃先Cの左右方向の移動量を規制することができるとともに、突出長を均一に保つことができる。このため、高周波ナイフの刃先Cなどの第2の処置具SP2の先端を左右方向に直線的に所定の範囲内で移動させることができるとともに、所定の突出量を規定した状態で処置を行うことができる。そうすると、生体組織の厚さなどが分かっている場合に、穿孔を防止した状態で高周波ナイフなどを用いて組織を切開することができる。したがって、処置具の操作性に優れた内視鏡装置10を提供することができる。
また、規制部188の処置具先端突当面188aは、中央部が縁部側に比べて凸状でなく、直線状であっても構わない。
次に、第2の実施の形態について図11を用いて説明する。この実施の形態は第1の実施の形態の変形例であって、第1の実施の形態で説明した部材と同一の部材または同一の作用を有する部材には主として同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
ここでは、第1の実施の形態で説明した内視鏡用フード14の構成の変形例について説明する。第1の実施の形態のフード14と区別するため、本実施の形態に係るフードには符号14bを付す。
第2の処置具である高周波ナイフSP2の刃先Cがフード14bの規制部188のガイド開口部188bのいずれの位置にあっても、フード14bの先端面192に対する刃先Cの突出量PL2は略均一である。このため、病変Lに対して第2の処置具SP2を対峙させた場合、体壁が曲面状態であっても、第1の実施の形態で説明したように、生体組織の厚さなどが分かっている場合に、穿孔を防止した状態で高周波ナイフなどを用いて組織を切開することができる。また、フード14bの先端面に対する刃先Cの突出量PL2が略均一であるので、フード14bを傾けた状態(病変Lに対して第2の処置具SP2を斜めに対峙させた状態)で使用しても、フード14bの先端面192に対する刃先Cの突出量PL2は略均一であるので、穿孔を防止した状態で高周波ナイフなどを用いて組織を切開することができる。したがって、処置具の操作性に優れた内視鏡装置10を提供することができる。
次に、第3の実施の形態について図12を用いて説明する。この実施の形態は第1の実施の形態の変形例であって、第1の実施の形態で説明した部材と同一の部材または同一の作用を有する部材には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
ここでは、第1の実施の形態で説明した内視鏡用フード14の構成の変形例について説明する。第1の実施の形態のフード14と区別するため、本実施の形態に係るフードには符号14cを付す。
第2の処置具である高周波ナイフSP2の刃先Cがフード14cの規制部188のガイド開口部188bのいずれの位置にあっても、フード14cの先端面192に対する刃先Cの突出量PL2は略均一である。このため、第1の実施の形態で説明したように、生体組織の厚さなどが分かっている場合に、穿孔を防止した状態で高周波ナイフなどを用いて組織を円弧状などの曲線状に切開することができる。したがって、処置具の操作性に優れた内視鏡装置10を提供することができる。
次に、第4の実施の形態について図13および図14を用いて説明する。この実施の形態は第1の実施の形態の変形例であって、第1の実施の形態で説明した部材と同一の部材または同一の作用を有する部材には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
ここでは、第1の実施の形態で説明した内視鏡用フード14の構成の変形例について説明する。第1の実施の形態のフード14と区別するため、本実施の形態に係るフードには符号14dを付す。
第2の処置具である高周波ナイフSP2が、第2の処置具誘導台58bの左右方向のスライドに伴ってスライドする。このため、第2の処置具である高周波ナイフSP2の刃先Cのフード14dの先端面192に対する突出量PL2は、略均一である。このため、第1の実施の形態で説明したように、生体組織の厚さなどが分かっている場合に、穿孔を防止した状態で高周波ナイフなどを用いて組織を直線状に切開することができる。したがって、処置具の操作性に優れた内視鏡装置10を提供することができる。
次に、第5の実施の形態について図15および図16を用いて説明する。この実施の形態は第1、第2および第4の実施の形態の変形例であって、第1、第2および第4の実施の形態で説明した部材と同一の部材または同一の作用を有する部材には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
ここでは、第1、第2および第4の実施の形態で説明した内視鏡用フード14,14b,14dの構成の変形例について説明する。第1、第2および第4の実施の形態のフード14,14b,14dと区別するため、本実施の形態に係るフードには符号14eを付す。
高周波ナイフSP3の刃先Cがフード14eの規制部188のガイド開口部188bのいずれの位置にあっても、フード14eの先端面192に対する刃先Cの突出量PL2は略均一である。このため、体壁が曲面状態であっても、第1の実施の形態で説明したように、生体組織の厚さなどが分かっている場合に、穿孔を防止した状態で高周波ナイフなどを用いて組織を切開することができる。
次に、第6の実施の形態について図17を用いて説明する。この実施の形態は第1、第2、第4および第5の実施の形態の変形例であって、第1、第2、第4および第5の実施の形態で説明した部材と同一の部材または同一の作用を有する部材には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
ここでは、第1、第2、第4および第5の実施の形態で説明した内視鏡用フード14,14b,14d,14eの構成の変形例について説明する。第1、第2、第4および第5の実施の形態のフード14,14b,14d,14eと区別するため、本実施の形態に係るフードには符号14fを付す。
高周波ナイフSP3の刃先Cがフード14fの規制部188のガイド開口部188bのいずれの位置にあっても、フード14fの先端面192に対する刃先Cの突出量PL2は略均一である。このため、第1の実施の形態で説明したように、生体組織の厚さなどが分かっている場合に、穿孔を防止した状態で高周波ナイフなどを用いて組織を切開することができる。したがって、処置具の操作性に優れた内視鏡装置10を提供することができる。
次に、第7の実施の形態について図18を用いて説明する。この実施の形態は第1、第2、第4ないし第6の実施の形態の変形例であって、第1、第2、第4ないし第6の実施の形態で説明した部材と同一の部材または同一の作用を有する部材には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
ここでは、第1、第2、第4ないし第6の実施の形態で説明した内視鏡用フード14,14b,14d,14e,14fの構成の変形例について説明する。第1および第2の実施の形態のフード14,14b,14d,14e,14fと区別するため、本実施の形態に係るフードには符号14gを付す。
高周波ナイフSP3が第2の処置具誘導台58bに係合された状態でこの第2の処置具誘導台58bが挿入部22の中心軸に対して直交する方向にスライドするので、フード14gの先端面192に対する刃先Cの突出量PL2は略均一である。このため、第1の実施の形態で説明したように、生体組織の厚さなどが分かっている場合に、穿孔を防止した状態で高周波ナイフなどを用いて組織を切開することができる。したがって、処置具の操作性に優れた内視鏡装置10を提供することができる。
内視鏡体腔内挿入用バルーンが着脱自在に装着されるバルーン付き内視鏡またはバルーン付き内視鏡挿入補助具に関する。
内視鏡装置では、膨張/収縮するバルーンが様々な用途で用いられている。例えば、超音波検査装置では、超音波プローブの先端の超音波走査部を包囲して超音波伝達媒体を充填するためにバルーンが用いられ、超音波内視鏡では挿入部の先端の超音波トランスデューサを包囲して超音波伝達媒体を充填するためにバルーンが用いられる。また、内視鏡の挿入部を体腔内に固定する用途で挿入部の先端にバルーンが装着されたり、オーバーチューブ等の内視鏡挿入補助具を体腔内に固定する用途で挿入補助具の先端にバルーンが装着されたりしている。
バルーンが取付対象物の装着部に正しく装着されているか否かは、目視又は拡大鏡を使って装着部を念入りに確認するしかなく、従来から手間がかかっている。また、仮に正しく装着されていないことに気づかなくても、一応、バルーンは膨張/収縮可能であるため、検査前に発見できずに、検査途中でバルーンが急に収縮したり、バルーンが完全に膨張せずに体腔内との固定力が弱く滑りやすい等、検査に悪影響を及ぼすおそれがある。
上記の課題を解決するために、バルーン付き挿入具は、挿入具の先端部外周面に着脱自在に被覆可能な伸縮自在なバルーンと、前記挿入具の内部に形成された流体給排管路と、前記流体給排管路の先端が、被覆された前記バルーンの内方に開口する流体給排管路開口部と、前記流体給排管路の後端に接続され、流体の注入/吸引により前記バルーンを膨張/収縮させる流体給排制御手段と、前記バルーンの着脱自在な取付け部をまたいで軸方向に延びる大気連通溝とを具備する。
バルーン装着不良防止手段によって、バルーンが取付対象物の装着部に正しく装着されているか否かを簡単に確認することができるため、検査途中でバルーンが外れたりすることを防止して、安定した検査を行うことができる。
以下、図面を参照しながらバルーンを有する内視鏡を実施するための実施例について説明する。
(第1の実施例)
第1の実施例について図19ないし図23を用いて説明する。
図19には、超音波診断装置である超音波内視鏡210を示す。この内視鏡210は、体腔内に挿入される可撓性を有する挿入部212と、この挿入部212の基端部に連結された操作部214とを備えている。操作部214の側部からは、遠位部に図示しない光源部に着脱自在に接続される光源用コネクタ216aを有する光源ケーブル216と、遠位部に超音波用コネクタ218aを有する超音波コード218とが延出されている。
なお、図20に示すように、バルーン252には、破線による斜線を付してある。バルーン252は、膨張および収縮可能な筒状の膨張体254と、締め環256a,256bとを備えている。膨張体254は、例えば薄いシリコーンゴム材等のような弾力性に富む素材により形成されている。締め環256a,256bは、膨張体254の一端および他端にそれぞれ一体にOリング状に形成され、内視鏡210の挿入部212の後述する円周溝272a,272bに嵌合される。このため、締め環256a,256bは、膨張体254の内側および外側を挿入部212の円周溝272a,272bに対して水密に固定する。
この状態で、超音波トランスデューサ242から超音波が送受信する。このため、被験者の診断が支障なく行なわれる。つまり、バルーン252は、挿入部212に正確に装着されているため、確実に膨らみ、また、膨らんだ状態で挿入部212を前後に進退させてもバルーン252内の水が洩れることがなく安定して超音波診断などの検査を行なうことができる。
第2の実施例について図24および図25を用いて説明する。この実施例は第1の実施例の変形例であって、第1の実施例で説明した部材と同一の部材や同一の作用を有する部材には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
図24に示すように、図21に示すバルーン252の構造およびバルーン252の先端硬性部222に対する固定構造が一部異なる。本実施例では、図24に示すように、バルーン252の先端側は挿入部212の先端硬性部222の外周に糸258で巻回されて固定されている。このため、このバルーン252は、挿入部212の先端硬性部222に対して着脱不能である。一方、バルーン252の基端側は、図21に示すバルーン252と同様、Oリング状の締め環256bによって円周溝272bに対して着脱自在である。
第3の実施例について図26を用いて説明する。この実施例は第1および第2の実施例の変形例であって、第1および第2の実施例で説明した部材と同一の部材や同一の作用を有する部材には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
バルーン付きの内視鏡310(図28参照)でなくても、図26に示すように、内視鏡320と組み合わせて使用可能なオーバーチューブ322のようなバルーン付きの内視鏡挿入補助具でも構わない。その場合、流体給排管路228は、図26に示すようにオーバーチューブ322の例えば肉厚内(又は内面)に形成されている。
第4の実施例について図27ないし図34を用いて説明する。この実施例は第1ないし第3の実施例の変形例であって、第1ないし第3の実施例で説明した部材と同一の部材や同一の作用を有する部材には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
図27ないし図34は、第3の実施例(図26参照)とは異なる形態のバルーン付きの内視鏡挿入補助具330を示す。この内視鏡挿入補助具330は、1回限りの使用で廃棄するディスポーザブル品であっても良いし、そうではなく使用後に洗浄、消毒、滅菌を行って再使用するリユース品であっても良い。
内視鏡検査を行う検査前では、図28(B)に示すように、内視鏡挿入補助具330のシャフト334を第1のチャンネル382の先端側開口から挿通して、バルーン部材332を内視鏡310の先端硬性部222の外周面付近に装着する。
なお、バルーン252は、バルーン制御装置368を作動させることにより、先端側開口部228a、第1の通気溝364a、コイル部材352とワイヤ356の隙間、第2の通気溝364bを通してバルーン制御装置368により排気されて収縮する。
このような操作を繰り返すことで、短時間に内視鏡310の先端を腸管ICの深部に進めることができる。
図33に示すように、大腸ICの襞裏に病変Lがあっても、視野FOVの外に位置するために見落とされる可能性がある。しかし、内視鏡挿入補助具330を装着していれば、図34に示すように内視鏡310を引き抜きながら観察する際、バルーン252を膨らました状態で腸管IC内を滑らすと、見え難かった襞裏の病変Lも視野FOV内に確認することができる。したがって、病変Lの見落としを低減させることができる。
Claims (16)
- シースを有する高周波ナイフともに用いられる内視鏡であって、
体腔内に挿入される挿入部と、
前記挿入部の基端部に設けられた操作部と、
前記挿入部に配設された処置具誘導チャンネルと、
前記処置具誘導チャンネルの先端部に配設され、前記処置具誘導チャンネルから突出された前記高周波ナイフのシースを揺動させることが可能な揺動台と、
前記挿入部の先端部に配設されたフードと
を具備し、
前記フードは、
前記挿入部の先端部に装着される筒状の装着部と、
前記挿入部の先端面に対して突出されるように前記装着部から突出された筒状の突出部と、
前記突出部に設けられ、前記高周波ナイフのシースの先端を当接させる突当面を有するとともに、前記揺動台の揺動にしたがって前記高周波ナイフのシースの先端を前記突当面に当接させた状態で所定の範囲内に前記シースの先端の移動を規制しつつ案内することが可能な長孔形状の規制部と
を備えていることを特徴とする内視鏡。 - 前記フードの規制部は、前記高周波ナイフのシースの先端を前記規制部の突当面に当接させた状態で前記高周波ナイフの先端を前記フードの先端よりも前側で直線状に移動させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
- 前記フードの規制部は、前記高周波ナイフのシースの先端を前記規制部の突当面に当接させた状態で前記高周波ナイフの先端を前記フードの先端よりも前側で曲線状に移動させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
- シースを有する高周波ナイフとともに用いられる内視鏡の挿入部の先端部に装着される内視鏡用フードであって、
前記内視鏡の挿入部の先端部に装着される筒状の装着部と、
前記挿入部の先端面に対して突出されるように前記装着部から突出され生体組織に当接される筒状の突出部と、
前記突出部に設けられ、前記内視鏡の処置具挿通チャンネルを通して突出される前記高周波ナイフのシースの先端を当接させる突当面を有するとともに、前記内視鏡の挿入部の先端部に配設される揺動台の揺動にしたがって前記高周波ナイフのシースを揺動させて、前記シースの先端を前記突当面に当接させた状態で所定の範囲内に前記シースの先端の移動を規制しつつ案内することが可能な長孔形状の規制部と
を備えていることを特徴とする内視鏡用フード。 - 前記規制部は、前記高周波ナイフのシースの先端を前記規制部の突当面に当接させた状態で前記高周波ナイフの先端を前記突出部の先端よりも前側で直線状に移動させるように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡用フード。
- 前記規制部は、前記高周波ナイフのシースの先端を前記規制部の突当面に当接させた状態で前記高周波ナイフの先端を前記突出部の先端よりも前側で曲線状に移動させるように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡用フード。
- シースを有する処置具ともに用いられる内視鏡であって、
体腔内に挿入される挿入部と、
前記挿入部の基端部に設けられた操作部と、
前記挿入部に配設された処置具誘導チャンネルと、
前記処置具誘導チャンネルの先端部に配設され、前記処置具誘導チャンネルから突出される前記処置具のシースを揺動させることが可能な揺動台と、
前記挿入部の先端部に配設されたフードと
を具備し、
前記フードは、
前記挿入部の先端部に装着される筒状の装着部と、
前記挿入部の先端面に対して突出されるように前記装着部から突出された筒状の突出部と、
前記突出部に設けられ、前記処置具のシースの先端を当接させる突当面を有するとともに、前記揺動台の揺動にしたがって前記処置具のシースを揺動させて、前記シースの先端を前記突当面に当接させた状態で所定の範囲内に前記シースの先端の移動を規制しつつ案内することが可能な長孔形状の規制部と
を備えていることを特徴とする内視鏡。 - 前記フードの規制部は、前記揺動台の揺動にしたがって前記処置具のシースを揺動させたときに前記処置具のシースの先端を直線状に移動させるように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の内視鏡。
- 前記フードの規制部は、前記揺動台の揺動にしたがって前記処置具のシースを揺動させたときに前記処置具のシースの先端を曲線状に移動させるように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の内視鏡。
- 前記挿入部の先端部は、
前記揺動台を前記挿入部の軸方向に対して直交する方向に移動可能なスライド機構と、
前記処置具の移動を許容する範囲に開口された開口部と
を備えていることを特徴とする請求項7ないし請求項9のいずれか1に記載の内視鏡。 - シースを有する処置具とともに用いられる内視鏡の挿入部の先端部に装着される内視鏡用フードであって、
前記内視鏡の挿入部の先端部に装着される筒状の装着部と、
前記挿入部の先端面に対して突出されるように前記装着部から突出され生体組織に当接される筒状の突出部と、
前記突出部に設けられ、前記内視鏡の処置具挿通チャンネルを通して突出される処置具のシースの先端を当接させる突当面を有するとともに、前記内視鏡の挿入部の先端部に配設される揺動台の揺動にしたがって前記処置具のシースを揺動させて、前記シースの先端を前記突当面に当接させた状態で所定の範囲内に前記シースの先端の移動を規制しつつ案内することが可能な長孔形状の規制部と
を備えていることを特徴とする内視鏡用フード。 - 前記規制部は、前記揺動台の揺動にしたがって前記処置具のシースを揺動させたときに前記処置具のシースの先端を直線状に移動させるように構成されていることを特徴とする請求項11に記載の内視鏡用フード。
- 前記規制部は、前記揺動台の揺動にしたがって前記処置具のシースを揺動させたときに前記処置具のシースの先端を曲線状に移動させるように構成されていることを特徴とする請求項11に記載の内視鏡用フード。
- 体腔内に挿入される挿入部に誘導路を備えた処置具誘導チャンネルを有する内視鏡と、
前記挿入部の先端部に装着されるフードと、
前記内視鏡の処置具誘導チャンネルから突出されるシースを有する処置具と
を具備する内視鏡装置であって、
前記内視鏡の挿入部は、前記処置具誘導チャンネルから突出される処置具のシースを所定の範囲内で揺動可能な揺動台を先端硬性部に有し、
前記フードは、
前記内視鏡の挿入部の先端部に装着される筒状の装着部と、
前記挿入部の先端面に対して突出されるように前記装着部から突出され生体組織に当接される筒状の突出部と
を備え、
前記処置具のシースは、前記内視鏡の処置具誘導チャンネルを通して前記挿入部の先端部から突出される処置具のシースの突出量を規制するように、その一部に前記揺動台の誘導路に係合される拡大径部を備え、
前記フードは、前記突出部に設けられ、前記処置具のシースの拡大径部と前記揺動台の誘導路とが係合した状態で前記揺動台の揺動にしたがって前記処置具のシースの先端を所定の範囲内に前記シースの先端の移動を規制しつつ案内することが可能な長孔形状の規制部をさらに備えていることを特徴とする内視鏡装置。 - 前記規制部は、前記処置具のシースの拡大径部と前記揺動台の誘導路との係合により、前記シースの先端を直線状に移動させるように構成されていることを特徴とする請求項14に記載の内視鏡装置。
- 前記規制部は、前記処置具のシースの拡大径部と前記揺動台の誘導路との係合により、前記シースの先端を曲線状に移動させるように構成されていることを特徴とする請求項14に記載の内視鏡装置。
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