JP4441232B2 - 外付けチャンネル及びこれを備えた内視鏡装置 - Google Patents
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ここで、生体組織の状態や処置の仕方に応じて様々な種類の処置具を用いる必要があり、使用している内視鏡チャンネルの内径よりも大きい外径の処置具を用いる場合がある。このような場合には、処置具が挿通可能なチューブ等のルーメンをメディカルテープやゴムバンド等を用いて内視鏡の挿入部の基端部(近位端)から先端部(遠位端)まで外付け状態で添設し、このルーメン内を通して処置具を体腔内に導き、処置を行っている。
また、このような外付け用のルーメンの1つとして、挿入部の湾曲性の影響を低減した状態で取り付けることができる外付け用のルーメンも知られている(例えば、特許文献1参照)。
請求項1に係る発明は、柔軟な第1のルーメンと、該第1のルーメンに沿って延在する柔軟な第2のルーメンと、前記第1のルーメン及び前記第2のルーメンを内視鏡の挿入部の外面に着脱可能に固定する固定部と、前記第1のルーメンの近位端と連通可能な吸引源と、前記吸引源との連通又は遮断を選択する切替弁と、を備える外付けチャンネルを提供する。
この発明に係る外付けチャンネルにおいては、内視鏡の挿入部に沿って、第1のルーメン及び第2のルーメンを固定部により装着することで、例えば、第1のルーメンを介して処置具を体腔内に導入して所定の処置を行いながら、第2のルーメンを介して体液等の吸引を行える。このように、第1のルーメン及び第2のルーメンより機能性を向上させることができる。
この発明に係る内視鏡装置においては、外付けチャンネルを利用して、生体組織に対して複数の処置を同時に行うことができるので、より効率的な処置を施すことができる。
本実施形態の内視鏡補助装置(外付けチャンネル)1は、図1に示すように、内視鏡システム2の構成品である内視鏡装置3の挿入部4の外表面に沿って取り付けられるものである。
上記内視鏡システム2は、上記内視鏡装置3と、該内視鏡装置3に照明光を供給する光源装置5と、内視鏡装置3の図示しない撮像素子を駆動させる電気信号と撮像素子から伝送された電気信号とを映像信号に生成するビデオプロセッサ6と、該ビデオプロセッサ6により生成された映像信号を受けて内視鏡像を表示するモニタ7とから構成されている。
なお、上記撮像素子は、対物光学系18を構成している一部である。また、上記光源装置5から供給された照明光は、照明光学系19から照射されるようになっている。また、可撓管部17の基端側は、接続部20を介して上記操作部11に接続されている。
また、操作部11には、図1に示すように、湾曲部16を任意の方向に湾曲させる湾曲操作部21及び撮像素子により撮像された内視鏡像を静止させたり、撮像素子のレリーズを指示するリモートスイッチ22が設けられている。
また、上記内視鏡補助装置1は、チューブ体30、該チューブ体30を挿入部4に固定する第1の固定部31及び第2の固定部32、チューブ体30の基端側に接続されている開口口体33を備えている。
第1の固定部25は、シリコンゴム等の伸縮可能なエラストマ材料からなるリングである。なお、挿入部4の長手方向に第1の固定部25を複数用いて、チューブ体30を固定しても構わない。
第2の固定部32は、ポリプロビレン等の弾性変形可能な樹脂からなり、対をなす図示しない腕部が2対設けられており、各々の腕部に弾性変形を利用してチューブ体30と接続部20とを同時に固定できるようになっている。
上記吸引口体37は、開口口体33の内部において、分岐回路38を介して第1のルーメン25と接続されていると共に、分岐回路39を介して第2のルーメン26に接続されている。
なお第1の処置具挿通用鉗子栓35、第2の処置具挿通用鉗子栓36及び切替スイッチ41は、操作部11の把持部10に対して、湾曲操作部21と同一側に配置されるようになっている。
更に、図1に示すように、吸引口体37には、吸引ビン45を介して吸引ポンプ46に接続された吸引チューブ47が接続されている。なお、吸引口体37は、吸引チューブ47を接続しないときに、上述した処置具挿通用鉗子栓と同様の鉗子栓を取り付けることも可能である。
まず、内視鏡補助装置1を内視鏡装置3に装着する。即ち、チューブ体30を挿入部4に沿わせた状態で、第2の固定部32の2対の腕部にチューブ体30と接続部20とを挟み込んで固定する。また、同時に、第1の固定部31によりチューブ体30及び挿入部4を遠位端で束ねるようにして固定する。なお、第1の固定部31を複数使用する場合には、挿入部4の長さ方向に沿って適当な間隔を維持して固定する。そして、吸引口体37に吸引チューブ47を接続する。
更に、3方活栓40の回転に応じて、第1のルーメン25により体腔内の汚物等を吸引しながら第2のルーメン26に処置具を挿通して適切な処置を施したり、第1のルーメン25及び第2のルーメン26からそれぞれ処置具を挿通して適切な処置を施すこともできる。
また、第1のルーメン25及び第2のルーメン26は、共に吸引口体37を介して吸引チューブ47に接続されているので、吸引チューブ47が2本ある場合と比較して内視鏡装置3の操作性の向上を図ることができる。
なお、本発明は、同時に処置を行うことのみを目的としないのは言うまでもない。
第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態の開口口体33では、第1のルーメン25又は第2のルーメン26を介して汚物等を吸引可能に構成されていたのに対し、第2実施形態の開口口体50では、第1のルーメン25を利用して汚物等を吸引でき、第2のルーメン26を利用して生体組織に流体を供給できる点である。
また、第1実施形態の挿入部6は、内視鏡補助装置1が固定されるときに、位置決めがなされていなかったのに対し、第2実施形態の挿入部6は、検査に応じて位置決めがなされている点である。
また、開口口体50は、第2のルーメン26に接続するように、軟性のチューブである送気水チューブ54が外部に向けて延出しており、該送気水チューブ54の一端には第2のルーメン26内に流体を供給する注入手段であるシリンジ55が装着されている。
第1の推奨固定位置56は、対物光学系19から得られる内視鏡像の上側に対応する位置に配されており、その形状は、チューブ体30の遠位端側の外周面形状に合うように形成されている。なお、第1の推奨固定位置56には、視認可能な指標として“EMR”と表示されている。
第2の推奨固定位置57は、対物光学系19から得られる内視鏡像の左側に対応する位置に配されており、その形状は、挿入部4の遠位端側の外周面形状に合うように形成されている。なお、第2の推奨固定位置57には、第1の推奨固定位置56の指標とは異なる視認可能な指標として“GI”と表示されている。
次に、シリンジ55の中に、所定の流体、例えば、胃粘膜に付着している粘液を除去するためのガスコン水や、粘膜の観察を容易にするために散布する色素や、食道や胃や大腸の観察を容易にするために空気や二酸化炭素等の気体を入れる。
第3実施形態と第2実施形態との異なる点は、第2実施形態の開口口体50では、送気水チューブ54にシリンジ55を接続して、第2のルーメン26内に流体を供給したが、第3実施形態の開口口体50では、図7に示すように、第2のルーメン26内に空気や二酸化炭素等の気体を供給するポンプ60を備えている点である。
なお、送気水チューブ55には、開閉弁61が介在されている。
このように構成された内視鏡補助装置及び内視鏡装置によれば、開閉弁61を開状態にすることで、第2のルーメン26から生体組織に対して気体を放出することができ、より検査の幅が広がり、更なる検査の効率化を図ることができる。なお、開閉弁61により、気体の吐出量等を調整することができる。
第4実施形態と第3実施形態との異なる点は、第3実施形態では、送気水チューブ54にポンプ60を接続して、第2のルーメン26内に気体を供給したが、第4実施形態では、図8に示すように、ポンプ60と開閉弁61との間に送水タンク62が介在されている点である。
このように構成された内視鏡補助装置及び内視鏡装置によれば、ポンプ60からの加圧により、送水タンク62内の水や色素等の液体を第2のルーメン26から生体組織に供給することができ、より検査の幅が広がり、更なる検査の効率化を図ることができる。
こうすることで、第1のルーメン25を利用して体液等の吸引及び処置具の挿通が行え、第2のルーメン26を利用して送水が行え、第3のルーメンを利用して送気が行えるので、より複合的な検査ができ、さらに検査の効率化を図ることができる。また、この場合には、チューブ体30及び挿入部4には、管路が不要となる。そのため、挿入部4の洗浄消毒が外表面のみとなるので、洗浄消毒が容易となる。更に、チューブ体30をシングルユースで用いることで、従来と比較して洗浄消毒の工程が低減でき、短時間で次の検査を行うことができる。
第5実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、第1のルーメン25及び第2のルーメン26内に、必要に応じて処置具を挿通していたのに対し、第5実施形態では、第2のルーメン26内に注射針70が収納されている点である。
即ち、図9に示すように、第2のルーメン26内には、上記注射針70が収納されており、該注射針70の内部の管路71は、チューブ体30の近位端側に配された図示しない操作手段(シリンジ)に接続されている。つまり、操作手段を操作することで、管路71を介して、注射針70の先端から生理食塩水や止血剤等を生体組織に放出できるようになっている。
第6実施形態と第5実施形態との異なる点は、第5実施形態では、第2のルーメン26内に、注射針70が収納されていたのに対し、第6実施形態では、第2のルーメン26内に熱源75を有するプローブが収納されている点である。
即ち、図10に示すように、第2のルーメン26内には、上記プローブが収納されており、該プローブには熱源75を発熱させるための電流を送る電線76が接続されている。また、電線76は、チューブ体30の近位端側に配された図示しない制御装置に接続されている。
第7実施形態と第5実施形態との異なる点は、第5実施形態では、第2のルーメン26内に、注射針70が収納されていたのに対し、第7実施形態では、第2のルーメン26内に複数の発信コイル80が収納されている点である。
即ち、図11に示すように、第2のルーメン26内には、上記発信コイル80が該第2のルーメン26内に全長に亘って一定間隔毎に配されている。また、各発信コイル80には、チューブ体30の近位端側に配された図示しない制御装置に接続された電線81が接続されている。なお、本実施形態の第2のルーメン26は、遠位端側が密閉(閉口)するようになっている。
このように、体腔内におけるチューブ体30の形状を常に認識できるので、内視鏡の操作を行い易く、効率的な検査を行うことができる。
第8実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、チューブ体30に、第1のルーメン25及び第2のルーメン26が配されていたのに対し、第8実施形態では、図12に示すように、チューブ体30に第1のルーメン25に沿って第3のルーメン90及び第4のルーメン91が配され、第2のルーメン26に沿って第5のルーメン92が配されている点である。
上記第3のルーメン90内には、第1のルーメン25の遠位端側に軸支された板状の処理装置起立装置94に一端が接続されたワイヤ95が収納されている。また、上記第4のルーメン91内には、遠位端側に該第4のルーメン91の遠位端を曲げるコイル状の形状記憶合金96が配されている。この形状記憶合金96には、電線97が接続され、該電線97はチューブ体30の近位端側に配された図示しない制御装置に接続されている。なお、第4のルーメン91の遠位端側は、閉口している。
このように、処置具の向きを変えたり、第1のルーメン25(第4のルーメン90及び第5のルーメン91を含む)及び第2のルーメン26(第5のルーメン92を含む)の向きを変更することができるので、自由度の高い動きを実現でき、内視鏡検査をより効率的に行うことができる。
また、本発明には、以下のものが含まれる。
〔付記項1〕
柔軟で細長く、遠位端は開放し近位端まで延出する第1のルーメンと、
該第1のルーメンに沿って遠位端から近位端まで延出する第2のルーメンとを有し、
遠位端近傍に内視鏡挿入部遠位端近傍に着脱自在に固定できる第1の固定部と、近位端近傍に内視鏡挿入部近位端近傍に着脱自在に固定できる第2の固定部とを有することを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項2〕
付記項1に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記第1のルーメンの近位端が、吸引源に連通していることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項2a〕
付記項2に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記吸引源との連通又は遮断を選択する切替弁を有することを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項3〕
付記項1に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記第1のルーメンの近位端が、内視鏡処置装置を連通できる開口を有することを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項4〕
付記項3に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記開口には、前記第1のルーメンから外界への流体の流出を防止する弁体が設けられていることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項5〕
付記項3に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記開口近傍には、前記吸引源に連通する管路との分岐を有していることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項6〕
付記項1に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記第2のルーメンが、遠位端及び近位端の両側において開放していることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項7〕
付記項6に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記第2のルーメンの近位端が、吸引源に連通していることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項8〕
付記項6に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記第2のルーメンの近位端が、内視鏡処置装置を連通できる開口を有することを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項9〕
付記項8に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記開口には、前記第2のルーメンから外界への流体の流出を防止する弁体が設けられていることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項10〕
付記項8に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記開口近傍には、前記吸引源に連通する管路との分岐を有していることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項11〕
付記項2に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記第1のルーメンと前記第2のルーメンとが、共通の管路を介して吸引源に連通していることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項12〕
付記項2に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記第1のルーメン及び或いは前記第2のルーメンと吸引源との間の連通又は閉鎖を選択可能な切替弁を有することを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項13〕
付記項1に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記第1のルーメン及び前記第2のルーメンの材質は、エラストマであることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項14〕
付記項13に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記エラストマが、合成ゴムであることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項15〕
付記項14に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記合成ゴムが、シリコンゴムであることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項16〕
付記項13に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記エラストマが、ウレタン樹脂であることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項17〕
付記項13に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記エラストマが、フッ素樹脂であることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項18〕
付記項6に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記第2のルーメンの近位端には、該第2のルーメン内に流体を送り出す注入手段を有することを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項18a〕
付記項18に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記注入手段が、シリンジであることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項19〕
付記項18に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記注入手段が、前記第2のルーメンの遠位端から流体を吐出可能なポンプであることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項20〕
付記項18に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記第2のルーメンの遠位端から吐出する流体が、気体であることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項21〕
付記項18に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記第2のルーメンの遠位端から吐出する流体が、空気であることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項22〕
付記項18に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記第2のルーメンの遠位端から吐出する流体が、二酸化炭素であることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項23〕
付記項18に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記第2のルーメンの遠位端から吐出する流体が、水であることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項24〕
付記項18に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記第2のルーメンの遠位端から吐出する流体が、粘膜観察に用いる色素であることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項25〕
付記項1に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記第2のルーメンの近位端近傍には、遠位端側からの操作で進退する針が収納されていることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項26〕
付記項25に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記針の遠位端から流体を吐出することを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項27〕
付記項26に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記流体が、近位端側に配された注入口から注入されることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項28〕
付記項8に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記内視鏡装置が、前記第2のルーメンの端部から熱を放出する装置であることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項29〕
付記項8に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記内視鏡装置が、粘膜を把持する鉗子であることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項30〕
付記項1に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記第2のルーメンに、長手方向に配置した複数の発信コイルと、各発信コイルの位置を検出する検出手段とが設けられていることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項31〕
付記項30に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記第2のルーメンの遠位端が、外界と気密を保持した状態で密閉されていることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項32〕
付記項1に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記第1のルーメン及び/又は前記第2のルーメンの遠位端に、ルーメン内を挿通した内視鏡処置装置の向きを変更する処置装置起立手段を設けたことを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項33〕
付記項1に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記第1のルーメン及び/又は前記第2のルーメンの遠位端を曲げる曲げ手段を有していることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項34〕
付記項1に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記第1のルーメンの断面積は、前記第2のルーメンの断面積より大きくなるように設定され、
前記第1のルーメンが内視鏡の挿入部と隣接して配されると共に、前記第2のルーメンの少なくとも一部が第1のルーメンと内視鏡の挿入部の包絡線の内部に配されることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項35〕
付記項34に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記第2のルーメンが、前記第1のルーメンと内視鏡の挿入部の包絡線の内部に配されていることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項36〕
付記項1に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記第1のルーメンの近位端開口と前記第2のルーメンの近位端開口とが、内視鏡の操作部に対して同一側に配されていることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項37〕
付記項36に記載の外付けチャンネルにおいて、
前記第1のルーメンと前記第2のルーメンとが、内視鏡の操作部の湾曲操作部と同一側に配されていることを特徴とする外付けチャンネル。
〔付記項38〕
柔軟で細長く、遠位端は開放し近位端まで延出する第1のルーメンと、遠位端近傍に内視鏡挿入部遠位端近傍に着脱自在に固定できる第1の固定部と、近位端近傍に内視鏡挿入部近位端近傍に着脱自在に固定できる第2の固定部とを有する外付けチャンネルと、
前記第1の固定部を装着する被固定部を有する内視鏡とを備えることを特徴とする内視鏡。
〔付記項39〕
付記項38に記載の内視鏡において、
前記被固定部に視認可能な指標を設けたことを特徴とする内視鏡。
〔付記項40〕
付記項38に記載の内視鏡において、
選択して固定可能な複数の被固定部を有することを特徴とする内視鏡。
〔付記項41〕
付記項40に記載の内視鏡において、
前記複数の被固定部に、異なる視認可能な指標を設けたことを特徴とする内視鏡。
3 内視鏡装置
25 第1のルーメン
26 第2のルーメン
27 固定部
Claims (2)
- 柔軟な第1のルーメンと、
該第1のルーメンに沿って延在する柔軟な第2のルーメンと、
前記第1のルーメン及び前記第2のルーメンを内視鏡の挿入部の外面に着脱可能に固定する固定部と、
前記第1のルーメンの近位端と連通可能な吸引源と、
前記吸引源との連通又は遮断を選択する切替弁と、
を備えることを特徴とする外付けチャンネル。 - 請求項1に記載の外付けチャンネルを備えていることを特徴とする内視鏡装置。
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