JP4874216B2 - ドア開閉制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の側面に形成された開口部を閉塞するスライドドアの開閉を制御するドア開閉制御装置に関するものであって、特に、動力を用いてスライドドアを開閉制御するドア開閉制御装置に関するものである。
車両の側面に形成された開口部を閉塞するスライドドアを駆動して、開口部を開閉するドア開閉装置と、当該ドア開閉装置と連携し、スライドドアの開閉制御を行うドア開閉制御装置とが広く知られている。
ドア開閉装置は、モータと、クラッチおよびワイヤードラムを有し、モータが生成した動力は、クラッチを介してワイヤードラムに伝達される。したがって、クラッチを連結状態にした場合には、モータからワイヤードラムに動力が伝達され、クラッチを非連結状態にした場合には、モータからワイヤードラムへの動力伝達は遮断される。ワイヤードラムは、回転することにより、一方からワイヤーケーブルを巻き取り、他方からワイヤーケーブルを引き出して、スライドドアを開閉するものであり、ワイヤードラムの回転方向により、スライドドアの移動方向が決定する。
ところで、上述したドア開閉装置は、ワイヤーケーブルがたるまないように設けたテンション機構と、クラッチにおける遊びとにより、車両が傾斜している場合(特に、車両が前下がりとなるように傾斜している場合)に、スライドドアの自重により、スライドドアがドア開閉装置よりも先行し、スライドドアがギクシャクと脈動する現象(以下、この現象をハンチングという)を生じていた。そこで、ドア開閉制御装置は、車両の傾斜を検出し、スライドドアのハンチングを抑制することが求められていた。
また、ドア開閉制御装置は、スライドドアを安全に開閉させるために、PWM運転しているモータの電流値を監視して、電流値が所定値を超えた場合に、挟み込みと判定して、スライドドアを反転作動させている。
なお、車両の傾斜角度を求め、この傾斜角度をスライドドアの開閉制御に反映させたスライドドアの開閉制御装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平11−236783号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたスライドドアの開閉制御装置は、PWM運転しているモータのDuty比に基づいてスライドドアの移動方向における車両の傾斜角度を求め、当該車両の傾斜角度をスライドドアの閉塞直前区間(ハーフラッチ位置からフルラッチ位置までの区間)におけるスライドドアの開閉制御に反映させるものであり、上述した車両が傾斜状態にある場合におけるスライドドアのハンチングを解決するものではない。
また、特許文献1に開示されたスライドドアの開閉制御装置は、モータのPWM運転を確認しているにもかかわらず、スライドドアが移動されない場合に、異物が挟み込まれていると判定するものであり、異物の挟み込みを敏感に判定することができない。
本発明は、上記実情に鑑みて、スライドドアをスムーズに開閉することができるドア開閉制御装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るドア開閉制御装置5は、車両本体1の側部に形成した開口部2を閉塞するスライドドア3のドア速度を検出し、前記スライドドア3を開閉するドア開閉装置4を予め定めた運転パターンに基づいてフィードバック制御するドア開閉制御装置5において、全開位置と減速開始位置との間で停止した半開状態にあるスライドドア3を前記ドア開閉装置4が全閉位置に閉塞移動させる場合に、前記スライドドア3が前記半開状態あるとの判定に基づき、前記スライドドア3の閉塞移動開始後に前記予め定めた運転パターンの減速開始タイミングCを早めることを特徴とする。
また、本発明に係るドア開閉制御装置5は、上記発明において、前記半開状態にあるスライドドア3を閉塞する場合には、車両が傾斜していると判定することを特徴とする。
また、本発明に係るドア開閉制御装置5は、上記発明において、前記フィードバック制御が、比例―積分―微分制御であることを特徴とする。
また、本発明に係るドア開閉制御装置5は、上記発明において、前記スライドドア3が車両室内側に移動させる湾曲部を通過する際のドア速度を予め定めた低速にすることを特徴とする。
本発明に係るドア開閉制御装置5は、全開位置と減速開始位置との間で停止した半開状
態にあるスライドドア3をドア開閉装置4が全閉位置に閉塞移動させる場合に、スライドドア3が半開状態にあるとの判定に基づき、スライドドア3の閉塞移動開始後に予め定めた運転パターンの減速開始タイミングCを早め、閉め切り直前におけるスライドドア3のドア速度を予め定めた低速にするので、スライドドアのハンチングを抑制できる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るドア開閉制御装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は本発明に係るドア開閉制御装置を適用したスライドドアを示す図、図2は図1に示したドア開閉装置を示す概念図である。
本発明に係るドア開閉制御装置は、ドア開閉装置4を制御して、車両本体1の側部に形成した開口部2を閉塞するスライドドア3を開閉制御するものである。
スライドドア3は、図1に示すように、アッパーレール7と、ロワーレール8と、センターレール9とにより支持されている。アッパーレール7は、車両本体1に形成した開口部2の上縁に取り付けてあり、ロワーレール8は開口部2の下縁に取り付けてある。また、センターレール9は車両の後部であるクォータパネル10の側面に取り付けてある。なお、アッパーレール7、ロワーレール8、センターレールは、閉塞直前で車両室内側に大きく湾曲している。
スライドドア3には、アッパーブラケット11と、ロワーブラケット12と、センターブラケット13とが取り付けてある。アッパーブラケット11は、スライドドア3の前方上縁部に取り付けてあり、アッパーレール7に摺動自在に係合している。ロワーブラケット12は、スライドドア3の前方下縁部に取り付けてあり、ロワーレール8に摺動自在に係合している。また、センターブラケット13はスライドドア3の後方中央部の車両室内側に取り付けてあり、センターレール9に摺動自在に係合している。このため、スライドドア3は車両前後方向に摺動自在であり、開口部2を開閉可能である。
また、スライドドア3の後縁部中央にはラッチ装置14が取り付けてあり、開口部2の後縁にはストライカ15が取り付けてある。ラッチ装置14は、全閉状態の直前でスライドドア3を一時的に保持するハーフラッチ状態に移行し、全閉状態でスライドドア3を保持するフルラッチ状態に移行するものであり、スライドドア3を閉塞すると、ラッチ装置14とストライカ15とが係合し、スライドドア3の閉塞状態を維持する。なお、スライドドア3の前縁部中央にラッチ装置16を取り付ける一方、開口部2の前縁部にストライカ17を取り付けてもよい。
また、ラッチ装置14,16には、スライドドア3の閉塞時にハーフラッチ状態を検出した場合にフルラッチ状態にストライカ15,17を引き込むクローザ装置(図示せず)と、スライドドアの開放時に開放操作にしたがってフルラッチ状態からスライドドア3を解放するアンラッチ状態にするためのソレノイドなどからなるリリース装置(図示せず)とが設けてある。
また、スライドドア3の前方下方には全開ホルダー18が取り付けてあり、開口部2の後縁下方には全開ストライカ19が取り付けてある。このため、スライドドア3を全開すると、全開ホルダー18と全開ストライカ19とが係合し、スライドドア3の全開状態を維持する。
ドア開閉装置4は、上述したスライドドア3を開閉するものであり、クォータパネル10の内部空間に配設してある。ドア開閉装置4は、図2に示すように、ベースプレート41、駆動モータ42、減速機構43、クラッチ44、ワイヤードラム45および電磁ブレーキ46を有し、ベースプレート41を介して車両本体1に固定してある。
駆動モータ42は、ベースプレート41に対して横置きに取り付けてあり、出力軸(図示せず)にウォームギア421が取り付けてある。減速機構43は、互いに噛合する複数の減速ギア431,432からなり、その入力側の減速ギア431が駆動モータ42のウォームギア421に噛合している。
クラッチ44は、クラッチ軸441を有しており、当該クラッチ軸441に設けた歯車(図示せず)が減速機構43の出力側の減速ギア432に噛合している。したがって、クラッチ44のクラッチ軸441には、駆動モータ42の回転が減速機構43を介して伝達されることになる。本実施例におけるクラッチ44は、電磁クラッチであり、連結状態と非連結状態とを電気的に自由に切り替え可能である。したがって、クラッチ軸441に伝達された駆動モータ42の回転を当該クラッチ軸441から後段の駆動系に任意に伝達可能である。
ワイヤードラム45は、クラッチ軸441の周りに回転可能に設けてある。このワイヤードラム45は、上記クラッチ軸441から後段の駆動系として構成してある。すなわち、クラッチ44によって減速機構43とワイヤードラム45との間を、連結状態と非連結状態とに電気的に自由に切り替えられることになる。ワイヤードラム45には、2本のワイヤーケーブル47,48の一端側がそれぞれ連結して巻装してある。一方のワイヤーケーブル47の他端側は、車両本体1側に回転可能に支承された前側プーリ35を経由してスライドドア3のセンターブラケット13に連結してある。他方のワイヤーケーブル48の他端側は、車両本体1側に回転可能に支承された後側プーリ36を経由してセンターブラケット13に連結してある。
電磁ブレーキ46は、電気的制御で作動してワイヤードラム45に制動を掛けるものである。
上述したドア開閉装置4は、駆動モータ42を駆動することによって、減速機構43および連結状態にしたクラッチ44を介してワイヤードラム45がクラッチ軸441の周りを回転する。ここで、図2においてワイヤードラム45が時計回りに回転した場合、一方のワイヤーケーブル47がワイヤードラム45に巻き取られ、他方のワイヤーケーブル48がワイヤードラム45から引き出されることになる。このため、スライドドア3が前側プーリ35寄りである閉ドア方向に移動して、車両本体1の開口部2を閉塞する。反対に、ワイヤードラム45が反時計回りに回転した場合、一方のワイヤーケーブル47がワイヤードラム45から引き出され、他方のワイヤーケーブル48がワイヤードラム45に巻き取られることになる。この結果、スライドドア3が後側プーリ36寄りである開ドア方向に移動して、車両本体1の開口部2を開放する。
図3はドア開閉装置およびドア開閉制御装置を示すブロック図である。
図3に示すドア開閉制御装置5は、予め格納してあるデータやプログラムにしたがってドア開閉装置4を統括的に制御する開閉制御部51を有している。開閉制御部51には、電力供給系として電圧検出部52、PWM制御回路53、電流検出回路54およびクラッチ制御回路55が接続してある。電圧検出部52および電流検出回路54は、入力部511を介して開閉制御部51に接続してあり、PWM制御回路53およびクラッチ制御回路55は、出力部512を介して開閉制御部51に接続してある。また、開閉制御部51には、検出系としてモータ速度検出回路56およびドア速度検出回路57が入力部511を介して接続してある。さらに、開閉制御部51には、スイッチ群としてメインスイッチ61、運転席スイッチ62、後席スイッチ63、インナーハンドルスイッチ64、アウターハンドルスイッチ65およびキーレススイッチ66が入力部511を介して接続してある。
電圧検出部52は、車両本体1に搭載してあるバッテリー20の電圧を検出するものであり、電圧検出部52で検出された電圧は、入力部511を介して開閉制御部51に入力される。また、バッテリー20の電圧は、PWM制御回路53から電流検出回路54を経て上述した駆動モータ42に供給される。さらに、バッテリー20の電圧は、クラッチ制御回路55を経て上述したクラッチ44に供給される。
PWM制御回路53は、駆動モータ42に供給する電圧制御を行うものであり、電圧の印加時間を変えることによって、駆動モータ42のモータ回転速度、すなわちスライドドア3の移動速度が可変される。
電流検出回路54は、駆動モータ42にかかる電流値を検出するためのものである。なお、PWM制御回路53による駆動モータ42の出力調節は、1周期(例えば2000Hz)中の電圧印加時間の調節(Duty制御)で行われる。そして、最大出力時ではDuty比が100%となるから電圧波形は直流電圧そのものになるため、駆動モータ42の実際の負荷電流値は電流検出回路54で直接測定できる。一方、加速領域および減速領域でのDuty比は100%未満となり、印加電圧の波形はパルス状となって駆動モータ42は実質的に交流駆動される。この交流駆動領域では、電流値が連続して変動するので、これをならす必要がある。そこで、電流検出回路54では、所定の補正係数を交流電流値に乗算することで、駆動モータ42の実際の負荷に基づいた補正電流値(負荷電流)を得る。
クラッチ制御回路55は、クラッチ44に対してバッテリー20からの電圧の供給を行うとともに、クラッチ44の駆動指令を行うためのものである。
モータ速度検出回路(モータ速度検出手段)56は、駆動モータ42に対して配設した回転センサ81からの信号を得て主にモータの回転速度を検出するものである。回転センサ81は、例えばウォームギア421に噛合する入力側の減速ギア431を固定する回転軸など、駆動モータ42の出力軸の回転が減速されることなく伝達される回転軸に設けてある。回転センサ81は、図には明示しないが上記回転軸とともに回転可能に設けた円盤状の永久磁石盤と、ホール素子(ホールIC)とからなる。ホール素子は、永久磁石盤の回転を検知してパルス信号を出力する。モータ速度検出回路56は、パルス信号を得ることによって駆動モータ42の回転速度を検出可能である。
ドア速度検出回路(ドア速度検出手段)57は、ワイヤードラム45に対して配置した回転センサ82からの信号を得て主にスライドドア3の移動速度を検出するものである。回転センサ82は、ワイヤードラム45の回転が減速されることなく伝達される回転軸に設けてある。回転センサ82は、図には明示しないが、回転軸とともに回転可能に設けた円盤状の永久磁石盤と、二個のホール素子(ホールIC)とからなる。各ホール素子は、永久磁石盤の回転を検知してそれぞれ位相の異なるパルス信号を出力する。ドア速度検出回路57は、異なるパルス信号を得ることによって、ドラムの回転速度および回転方向を検出可能である。つまり、ドア速度検出回路57は、スライドドア3のドア速度と開閉方向とを検出可能である。また、ドア速度検出回路57は、得たパルス信号を、入力部511を介して開閉制御部51に出力可能である。
メインスイッチ61は、上述したドア開閉装置4の開閉制御を有効にするものであり、メインスイッチ61がオン状態にある場合にのみ、ドア開閉装置4の開閉制御が可能になる。したがって、メインスイッチ61がオフ状態にある場合には、手動でスライドドア3を開閉することになる。その他のスイッチ群(運転席スイッチ62、後席スイッチ63、インナーハンドルスイッチ64、アウターハンドルスイッチ65およびキーレススイッチ66)は、ドア開閉制御装置5に操作入力を出力するものであり、それぞれ一つのスライドドア開閉操作用の操作ボタン(図示せず)を有している。
また、開閉制御部51には、スライドドア3の運転パターンが予め記憶してある。運転パターンには、ドア閉塞パターンと、ドア開放パターンとがある。図4はスライドドアのドア閉塞パターンを示す速度線図であり、図5はスライドドアのドア開放パターンを示す速度線図である。
ドア閉塞パターンは、図4に示すように、スライドドア3の全開位置Aから全閉位置(D−E)までのドア移動量にドア速度を関連付けて規定したものである。具体的には、全開位置Aから加速し(A−B間)、高速(等速)でスライドドア3を閉作動した後(B−C間)、減速して(C−D間)全閉位置(D−E間)に至るように規定してある。ドア閉塞パターンにおいて、減速を開始するタイミングCを減速開始タイミングCと称する。
ドア開放パターンは、図5に示すように、スライドドア3の全閉位置Oから全開位置(R−S)までのドア移動量にドア速度を関連付けて規定したものである。具体的には、全閉位置Oから低速でスライドドア3を作動した後(O−P間)、加速して(P−Q間)高速(等速)でスライドドア3を作動する(Q−R間)。その後、減速して全開位置(R−S間)に至るように規定してある。ドア開放パターンにおいて、低速から加速を開始するタイミングPを加速開始タイミングPと称する。
また、開閉制御部51には、ドア位置検出プログラム(ドア位置検出手段)、ドア開放プログラム(ドア開放手段)、ドア閉塞プログラム(ドア閉塞手段)、傾斜判定プログラム(傾斜判定手段)、傾斜判定解除プログラム(傾斜判定解除手段)、追操作判定プログラム(追操作判定手段)、追操作解除判定プログラム(追操作解除判定手段)、挟み込み判定プログラム(挟み込み判定手段)等の運転プログラムが記憶してある。図6はドア開放プログラムを説明するブロック線図、図7は傾斜判定プログラムを説明するタイムチャート、図7は追操作判定プログラム、追操作解除判定プログラムおよび挟み込み判定プログラムを説明するタイムチャートである。
ドア位置検出プログラム(ドア位置検出手段)は、ドア速度検出回路57から入力部511を介して入力されたパルス信号をカウントすることにより、スライドドア3の位置を検出するものであり、ワイヤーケーブル47,48の経年変化(伸び)を考慮して、スライドドア3の開閉の都度、スライドドア3の全閉位置でパルス信号を初期化(パルスカウント初期値=0)する。
ドア開放プログラム(ドア開放手段)は、予め記憶したドア開放パターンにしたがってスライドドア3を開放するものであり、ドア開放パターンにしたがってフィードバック制御するように規定してある。ここで用いるフィードバック制御は、比例−積分−微分制御(PID制御)であり、ドア速度検出回路57により検出されたドア速度がドア開放パターンに一致するように、PWM制御回路53を制御する。
図6を参照して、ドア開放プログラムをさらに具体的に説明する。
まず、ドア開放パターンに基づいて、ドア移動量に関連付けられたドア速度から駆動モータ42の目標速度Vnを求める。そして、この目標速度Vnとモータ速度検出回路56から取得した駆動モータ42の実速度Vmとの差分値(Vn−Vm)を今回偏差Hen0とする。
そして、今回偏差Hen0に積分ゲインKiを乗じた積分要素(Ki(Hen0))、今回偏差Hen0と前回偏差Hen1の差分値(Hen0−Hen1)に比例ゲインKpを乗じた比例要素(Kp(Hen0−Hen1))、今回偏差と前回偏差の差分値(Hen0−Hen1)から前回偏差と前々回偏差の差分値(Hen1−Hen2)を差し引いたものに微分(偏差)ゲインKdを乗じた微分要素(Kd{(Hen0−Hen1)−(Hen1−Hen2)})の総和(Ki(Hen0)+Kp(Hen0−Hen1+Kd{(Hen0−Hen1)−(Hen1−Hen2)}))をフィードバック要素として求める。
このようにして求めたフィードバック要素は、フィードバック要素制限プログラムを経由した後、Duty比に変換して前回の制御量(Z-1)に加算される。この結果、制御量(PWM制御回路53におけるDuty比)が求められる。なお、通常状態において、フィードバック要素制限プログラムは無効化されており、今回の制御量は求めたフィードバック要素に前回の制御量(Z-1)を加算したものとなる。
ドア閉塞プログラム(ドア閉塞手段)は、予め記憶したドア閉塞パターンにしたがってスライドドア3を閉塞するものであり、ドア閉塞パターンにしたがってフィードバック制御するように規定してある。ここで用いるフィードバック制御も、比例−積分−微分制御(PID)制御であり、ドア速度検出回路57により検出されたドア速度がドア閉塞パターンに一致するように、PWM制御回路53を制御する。
傾斜判定プログラム(傾斜判定手段)は、図7に示すように、モータ速度検出回路56により検出されたモータ速度Vmと、ドア速度検出回路57により検出されたドア速度Vdとに基づいて、傾斜判定を行うものであり、スライドドア3の開閉操作の開始から所定時間内に、ドア速度Vdとモータ速度Vmとの速度差Vd−Vmが予め定めた速度差を超えた場合には、車両が傾斜していると判定する。
具体的には、スライドドア3の閉塞時に、ドア速度Vdが先行して速くなり、ドア速度Vdとモータ速度Vmとの速度差Vd−Vmが予め定めた速度差を超えた場合には、車両が前下がりとなるように傾斜していると判定し、スライドドア3の開放時に、ドア速度Vdが先行して速くなり、ドア速度Vdとモータ速度Vmとの速度差Vd−Vmが予め定めた速度差を超えた場合には、車両が前上がりとなるように傾斜していると判定する。つまり、スライドドア3の移動方向に向かって下がるように傾斜していると判定する。
このように、車両が傾斜していると判定した場合には、傾斜判定フラグをオンにする。傾斜判定フラグがオンとなっている場合には、ドア開放プログラムおよびドア閉塞プログラムの比例−積分−微分制御におけるフィードバック要素をフィードバック要素制限プログラムにおいて、車両傾斜時要素に調整する。車両傾斜時要素は、比例要素、積分要素、微分要素の総和を制限したものであり、上述したフィードバック要素制限プログラムを有効化することにより、比例要素、積分要素および微分要素の総和を制限し、車両傾斜時要素に調整される。したがって、制御量(PWM制御回路53におけるDuty比)が制限され、ドア速度を目標速度に早期に収束できる。
傾斜判定解除プログラム(傾斜判定解除手段)は、車両が傾斜していると判定した時から所定時間経過後のハンチング判定位置を求め、所定時間経過後にスライドドア3がハンチング判定位置に到達していない場合に、傾斜判定を解除し、フィードバック要素の調整を解除するものである。
ハンチング判定位置は、スライドドア3がハンチングしているか否かを判定するためのものであり、目標速度と所定時間とに基づいて求めたドア到達位置よりもスライドドア3の位置が先行してもハンチングが生じないドア到達位置をハンチング判定位置とする。
傾斜判定の解除は、上述した傾斜判定フラッグをオフにすることを意味し、傾斜フラッグをオフにすることにより、フィードバック要素の調整は解除される。すなわち、上述したフィードバック制限プログラムを無効化し、以後フィードバック要素に前回の制御量(Z-1)を加算した今回の制御量によって、駆動モータ42が駆動される。
また、スライドドア3の閉塞時に、傾斜判定フラグがオンになった場合には、車両が前下がりとなるように傾斜しているので、図4に示すように、ドア閉塞パターンの減速開始タイミングを早めることにする(CからC’に移動させる)。
また、半開状態にあるスライドドア3を閉塞する場合には、実際に車両が傾斜しているか否かにかかわらず、車両が傾斜していると判定して、ドア閉塞パターンの減速開始タイミングCを早めることにする(CからC’に移動させる)。
一方、スライドドア3の開放時に、傾斜判定フラグがオンになった場合には、車両が前上がりとなるように傾斜しているので、図5に示すように、ドア開放パターンの加速開始タイミングPを遅らせることにする(PからP’に移動させる)。
追操作判定プログラム(追操作判定手段)は、図8に示すように、傾斜判定プログラムと同様に、モータ速度検出回路56により検出されたモータ速度Vmと、ドア速度検出回路57により検出されたドア速度Vdとに基づいて、追操作判定を行うものであり、スライドドア3の開閉操作の開始から所定時間経過後に、ドア速度Vdとモータ速度Vmとの速度差Vd−Vmが予め定めた速度差を超えた場合には、追操作が行われたと判定する。なお、追操作とは、ドア開閉装置4の作動中に、乗員等によりスライドドア3の移動方向に補助操作がなされたことを意味する。
このように、追操作されたと判定した場合には、追操作判定フラグをオンにする。
追操作解除判定プログラム(追操作解除判定手段)は、追操作判定フラグがオンになっている場合に有効となるものであり、追操作判定フラグがオフの場合には、追操作解除判定プログラムは有効とならない。
追操作解除判定プログラムは、モータ速度検出回路56により検出されたモータ速度Vmと、ドア速度検出回路57により検出されたドア速度Vdと、モータ速度増加量に基づいて、追操作解除判定が行われる。追操作解除判定プログラムは、追操作判定フラグがオンになっている場合に、減速後加速したドア速度Vdと、モータ速度Vmとが予め定めた速度差内に収束し、かつ、ドア速度増加量が予め定めた所定量を超えた場合に、スライドドア3の追操作が解除されたと判定する。なお、追操作解除とは、上述した追操作が中断されたことを意味する。
このように、追操作が解除されたと判定した場合には、追操作解除判定フラグを所定時間オンにする。
挟み込み判定プログラム(挟み込み判定手段)は、乗員の手足等が車両の開口部とスライドドアとの間に挟み込まれた状態を判定するものである。挟み込み判定プログラムは、図8に示すように、電流検出回路54から出力された負荷電流(補正電流)を監視することにより、挟み込みを判定するものであり、予め定めた判定値Itを超える負荷電流を検出した場合には、挟み込みと判定する。
ここで、乗員等による追操作が解除された場合には、挟み込みと同様に、負荷電流が上昇するので、判定値Itを低く定めた場合には、追操作の解除を挟み込みと判定する事態が生じる。一方、判定値Itを高く定めた場合には、大きな力がかかるまでは、挟み込みと判定することができない。
そこで、上述した追操作解除判定フラグがオンになった場合には、その後の所定時間については、挟み込み判定プログラムの挟み込み判定値Itを緩くする。具体的には、挟み込み判定に用いる負荷電流の判定値Itを所定時間だけこれよりも高い判定値It’として、挟み込み判定値を緩くする。
そして、挟み込み判定プログラムが挟み込みと判定した場合には、駆動モータ42の回転方向を反転して、スライドドア3の移動方向を反対方向に切り替え、所定量だけスライドドア3を移動させる。具体的には、スライドドア3を閉方向に操作していた場合には、スライドドア3を開方向に所定量移動させ、開方向に操作していた場合には、スライドドア3を閉方向に所定量移動させる。
上述した実施例に係るドア開閉制御装置5は、スライドドア3の開閉操作の開始から所定時間内に、ドア速度とモータ速度との速度差が予め定めた速度差を超えた場合に、車両が傾斜していると判定し、比例−積分−微分制御の比例要素、積分要素および微分要素の総和を制限するので、ドア速度を目標速度に早期に収束できる。
また、車両が傾斜していると判定した時から所定時間経過後のスライドドア3がハンチング判定位置に到達していない場合には、ハンチングが収束していると判定し、傾斜判定を解除する。この結果、予め定めた運転パターンに基づいて駆動モータ42を比例−積分−微分制御できる。
また、車両が前下がりに傾斜していると判定した場合には、予め定めた閉塞パターンの減速開始タイミングを早め、閉め切り直前の湾曲部におけるスライドドア3のドア速度を低速にするので、スライドドア3のハンチングを抑制できる。
また、半開状態にあるスライドドア3を閉塞する場合には、車両が傾斜しているか否かにかかわらず、車両が傾斜していると判定し、ドア閉塞パターンの減速開始タイミングを早め、閉め切り直前の湾曲部におけるスライドドア3のドア速度を低速にするので、スライドドア3のハンチングを抑制できる。
また、車両が前上がりに傾斜していると判定した場合には、予め定めた開放パターンの加速開始タイミングPを遅らせ、開け始めの湾曲部におけるスライドドア3のドア速度を低速にするので、スライドドア3のハンチングを抑制できる。
また、スライドドア3の開閉操作の開始から所定時間経過した後に、ドア速度とモータ速度との速度差が予め定めた速度差を超えた場合に、追操作判定プログラムが、スライドドア3が追操作されていると判定する。その後、減速後加速したドア速度と、モータ速度とが予め定めた速度差内に収束し、かつ、ドア速度増加量が予め定めた所定量を超えた場合に、追操作解除プログラムがスライドドア3の追操作が解除されたと判定し、所定時間、スライドドアの挟み込み判定値を緩くする。この結果、挟み込みを敏感に判定するように、判定値Itを小さくしても、スライドドア3の挟み込みの誤判定を防止できる。
以上のように、本発明に係るドア開閉制御装置は、スライドドアの開閉に有用であり、特に、スライドドアを開閉するドア開閉装置のドア開閉制御装置に適している。
本発明に係るドア開閉制御装置を適用したスライドドアを示す図である。 図1に示したドア開閉装置を示す概念図である。 ドア開閉装置およびドア開閉制御装置を示すブロック図である。 スライドドアの閉塞パターンを示す速度線図である。 スライドドアの開放パターンを示す速度線図である。 ドア開閉プログラムを説明するブロック線図である。 傾斜判定プログラムを説明するタイムチャートである。 追操作判定プログラム、追操作解除判定プログラムおよび挟み込み判定を説明するタイムチャートである。
符号の説明
1 車両本体
2 開口部
3 スライドドア
4 ドア開閉装置
41 ベースプレート
42 駆動モータ
421 ウォームギア
43 減速機構
431 減速ギア
432 減速ギア
44 クラッチ
441 クラッチ軸
45 ワイヤードラム
46 電磁ブレーキ
47 ワイヤーケーブル
48 ワイヤーケーブル
5 ドア開閉制御装置
51 開閉制御部
511 入力部
512 出力部
52 電圧検出部
53 PWM制御回路
54 電流検出回路
55 クラッチ制御回路
56 モータ速度検出回路
57 ドア速度検出回路
61 メインスイッチ
62 運転席スイッチ
63 後席スイッチ
64 インナーハンドルスイッチ
65 アウターハンドルスイッチ
66 キーレススイッチ
7 アッパーレール
8 ロワーレール
9 センターレール
10 クォータパネル
11 アッパーブラケット
12 ロワーブラケット
13 センターブラケット
14 ラッチ装置
15 ストライカ
16 ラッチ装置
17 ストライカ
18 全開ホルダー
19 全開ストライカ
20 バッテリー
35 前側プーリ
36 後側プーリ
81 回転センサ
82 回転センサ
Vd ドア速度
Vm モータ速度(実速度)
Vn モータ速度(目標速度)
Ki 積分ゲイン
Kp 比例ゲイン
Kd 微分ゲイン
Hen0 今回偏差
Hen1 前回偏差
Hen2 前々回偏差
C,C’ 減速開始タイミング
P,P’ 加速開始タイミング
It,It’ 判定値

Claims (4)

  1. 車両本体1の側部に形成した開口部2を閉塞するスライドドア3のドア速度を検出し、前記スライドドア3を開閉するドア開閉装置4を予め定めた運転パターンに基づいてフィードバック制御するドア開閉制御装置5において、
    全開位置と減速開始位置との間で停止した半開状態にあるスライドドア3を前記ドア開閉装置4が全閉位置に閉塞移動させる場合に、前記スライドドア3が前記半開状態にあるとの判定に基づき、前記スライドドア3の閉塞移動開始後に前記予め定めた運転パターンの減速開始タイミングCを早めることを特徴とするドア開閉制御装置5。
  2. 前記半開状態にあるスライドドア3を閉塞する場合には、車両が傾斜していると判定することを特徴とする請求項1に記載のドア開閉制御装置5。
  3. 前記フィードバック制御は、比例―積分―微分制御であることを特徴とする請求項1または2に記載のドア開閉制御装置5。
  4. 前記スライドドア3が車両室内側に移動させる湾曲部を通過する際のドア速度を予め定めた低速にすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のドア開閉制御装置5。
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