JP4874115B2 - 光ファイバーをスプライス・コネクターに設けるためのデバイス - Google Patents

光ファイバーをスプライス・コネクターに設けるためのデバイス Download PDF

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Description

発明の詳細な説明
本発明は、光ファイバー・コネクターに光ファイバーを設けるためのデバイスに関する。より詳細には、本発明は、光ファイバー・コネクターに光ファイバーを設けるための手持ち式ツールの形態を有したデバイスに関する。
光ファイバーを機械的にスプライス(または接続)する際、一般的には、光ファイバー・コネクターを用い光学的損失が少ない満足のいくスプライス(または接続部)が形成されるように、光ファイバーの端面を処理する必要がある。このことは、例えば、各々の光ファイバーの端面が角度を成して形成されることを伴うものであり、即ち、光ファイバーの長手方向軸に対して非垂直な端面が形成されることになる。光ファイバーの端面が角度を成しているので、端面から光ファイバーに沿って光が後方へと反射する望ましくない現象を減じることができる利点がもたらされる。ちなみに、「後方反射(back reflection)」があると、光ファイバーを介した光の通信が乱されることになる。角度を成す端面が相互に向かい合って緊密に相互に接触するように、2つの光ファイバーをスプライスすることが一般的に望ましい。なぜなら、そのようにスプライスされると、通常は、光学的損失が少なく、それに伴って後方反射が最小限となるからである。
国際特許出願WO98/54608号には、光ファイバーに対して角度を付けてクリーブ(または劈開)するツールが開示されている。ツールは、2つのクランピング・ブロック(clamping block)によって張力下で光ファイバーをクランプ(または挟持)し、アンビル(anvil)によってクランピング・ブロックの間の光ファイバーを移動させてファイバーの一部に局所的な剪断力を与え、それによって、光ファイバーに切り目(または刻み目)をつけて光ファイバーをクリーブするものである。光ファイバーの切り目部分が張力および剪断力を受けるので、光ファイバーの軸に垂直な方向からずれた角度でファイバーがクリーブされる。クリーブ・ツールを用いて、フェルールが取り付けられている光ファイバーをクリーブしてもよい。更に、偏光保持ファイバー(PM光ファイバー)に対しては、ファイバーに予め取り付けられたフェルールを、クリーブ・ツールに一定の向きに配置し、PM光ファイバーの偏光軸に対するクリーブの角度を正確な向きとなるようにしてもよい。
端面が角度を成す光ファイバーをスプライスすると上述のような利点があるわけであるが、スプライスを正確に形成することが一般的に熟練を要し、時間のかかる操作であり、熟練した技術者の技能を必要とする。また、かかるスプライスの形成は、技術者の技能に依存するので、スプライスの品質が一定し得ない。
本発明は、スプライスの品質を一定に保ちつつ、メカニカル・スプライスの形成(特に、角度を成す端面を有したファイバー同士を接続する機械的なスプライス)を簡易にすることを目的としている。特に、本発明は、かかるスプライスを形成する際の難しい操作を省いて、形成されるスプライスをより一定なものにすることを目的としている。
従って、本発明では、光ファイバーをコネクターに設けるためのデバイスであって、
光ファイバー・クリーブ機構(または光ファイバーを劈開するための機構)、
コネクター保持手段、および
ファイバー挿入機構
を有して成り、
光ファイバー・クリーブ機構によって光ファイバーをクリーブしてファイバーの端部を形成することができ、また、挿入機構によってファイバーの端部をコネクター保持手段で保持されたコネクターへと挿入できるように構成されているデバイスが提供される。
デバイスには、光ファイバー(例えば、別の光ファイバーとスプライスするのに適当な光ファイバー)の端部を処理するクリーブ機構が含まれているだけでなく、デバイスの保持手段によって保持されたコネクター内に光ファイバーの処理された端部を挿入するためのファイバー挿入機構も含まれている。従って、かかるデバイスでは、難しい操作を必要とせず、デバイスを扱う人が操作について難しい判断をしなくてもよい。結果的に、かかるデバイスを用いると、光ファイバー・スプライスを多く形成する際に生じ得るばらつきを減らすことができ、スプライスが高い品質となる。好ましくは、かかるデバイスは手動ツールである。
誤解を避けるために、本明細書で用いられる「挿入」(光ファイバーをコネクターに挿入することに関して用いられる「挿入」)という用語は、コネクター内への挿入を意味しており、その他の場合では、コネクターに光ファイバーが設けられるように光ファイバーをコネクターに配置すること(または、光ファイバーをコネクターに設けた後に、引き続いてその光ファイバーを単に固定(例えばクランプ)すること)を意味している。
本発明の第2要旨では、本発明の第1要旨の設置デバイスの使用(または使用方法)が提供され、それによって、光ファイバーを光ファイバー・コネクターに設けることができる。
好ましくは、コネクターは少なくとも2つのパーツを有して成る。かかる少なくとも2つのパーツの間には、光デバイスの挿入機構によって光ファイバーが挿入される。コネクターのパーツが、設置デバイスのウエッジ部材(または割込み部材もしくは略楔形状の部材、wedge member)によって開けられることによって、光ファイバーをコネクター内に挿入することができる。有利には、デバイスのコネクター、ウエッジ部材およびコネクター保持手段は、ウエッジ部材がコネクターの一部のみを一時的に開けることができるように構成されているので、コネクターの開かれていない別の部分はそのままにして、コネクターの開いた部分に光ファイバーを取り付けることができるようになっている。これによって、例えば、コネクターに既に取り付けられている光ファイバーの据付け状態には支障をきたすことなく、光ファイバーをコネクターに設けることができる。
以下に、本発明の好ましいオプションとしての特徴を説明する。尚、本発明の理解を促すために、一例として、図面を参照して本発明の好ましい態様を幾つか説明する。
図1は、光ファイバー・コネクターに光ファイバーを取り付けるための本発明のデバイス50の態様を示している。デバイス50は、光ファイバー・クリーブ機構51(図1では示していないが図3および図4で示している)、コネクター保持手段53および光ファイバー挿入機構55を有して成る。デバイス50の要素は、デバイスのメイン・ボディ57の一部を構成している。デバイス50は手持ち式ツールの形態を有しており、メイン・ボディ57の他にハンドル59および61を含んでいる。
図3および図4を参照してクリーブ機構51を説明する。コネクター保持手段53は、光ファイバー・コネクター1を受けるクレードル(または受け台もしくは架台、cradle)の形態を一般的に有している。デバイス50に使用されるコネクターの好ましい形態は、図7および図8に示されるような形態(出願人による係属中の英国特許出願第0325697.1号に記載されている)である。尚、英国特許出願第0325697.1号は引用により文献全体を本明細書に組み入れられるものである。クレードル53(コネクター1を保持しているクレードル)は、矢印Aに示されるように、デバイスのメイン・ボディ57を横断して一方の側部から他方の側部へとスライドするように構成されている。クレードルおよびコネクターがデバイスの一方の側に位置する場合では、光ファイバーがコネクターの一方の側に設けられることになり、クレードルおよびコネクターがデバイスの他方の側に位置する場合、別の光ファイバーがコネクターの他方の側に設けられることになる。このようにして、2つの光ファイバーをコネクターに設けてスプライスを形成することができたり、または、有利には単一の光ファイバーのみをコネクターに設けて、その後に用いられる別の光ファイバーとスプライスできる状態を得ることができたりする。
光ファイバー挿入機構55は、光ファイバーを保持および処理(または取扱い)できる機構である。図1に示す挿入機構55の態様は、光ファイバーを支持するサポート63を有して成る。かかるサポート63は、半ディスク(half disc)の形態を一般に有しており、光ファイバーを保持できる溝部65を有している。半ディスク形状のサポート63の周縁の一方の側部(「a」で示す側)の溝は、その対向する側部(「b」で示す側)の溝よりも深くなっている。溝の深さは、半ディスク形状サポート63の周縁に沿ってaポイントからbポイントまで徐々に減少している。これにより、半ディスク形状サポート63の周縁に配置されている回転可能な光ファイバー・ロック67を用いて、光ファイバーをサポート63上にクランプ(または「ロック」)させることができる。回転可能な光ファイバー・ロック67は、半径方向の中心点を中心にして、矢印Bに示すようにサポートの周縁に沿ってaポイントとbポイントとの間をピボット回転する。ファイバー・ロック67がaポイントにある場合、溝65に配置された光ファイバーはファイバー・ロック67ではクランプされないが、ファイバー・ロックがbポイントにある場合では、ファイバー・ロック67は溝部の光ファイバーをクランプすることになる。尚、挿入機構55は、溝65に配置された光ファイバーをクランプする更なるクランプ69を含んでいる。ファイバー・ロック67がbポイントにある場合、更なるクランプ69もまた光ファイバーをクランプする。
挿入機構55のサポート63は、デバイスのメイン・ボディ57に対して動かすことができるようになっている。それゆえ、サポート63は、それによってクランプされた光ファイバーに対して処理(または操作)を加えることができる。特に、サポート63を図1に示す矢印Cの方向に回転させることができ、メイン・ボディ57に対して直立状態(垂直状態)の向きと、2つの「フラットな」向き(メイン・ボディ57に対してフラットとなる向き)との間において回転することができる。第1のフラットな向きでは、図1に示すようにサポート63は右側へと回転した状態にあり、サポート63の一部分が、メイン・ボディの凹部73に配置されることになる。第1のフラットな向きと対向する第2のフラットな向きにおいては、サポート63の一部分はメイン・ボディのもう1つの凹部73(サポートを中心にして反対側にある凹部73)に配置されることになる。サポート63が回転移動するのに加えて、サポート63は、メイン・ボディ57へと向かう方向にシャフト75に沿って直線的に移動することができ、また、メイン・ボディ57から離れる方向にシャフト75に沿って直線的に移動することができる。このようにサポートを直線的に移動させることによって、後ほど説明するが、サポートによって保持された光ファイバーを、メイン・ボディ57の主面77に平行な面上で直線的に移動させることができ、クレードル53によって保持された光ファイバー・コネクター内へと光ファイバーを移動させることができる。
図1のデバイスの主たる特徴を簡単に説明してきたが、次に、かかるデバイスに使用される好ましい光ファイバー・コネクターについて説明する。
図7は、好ましい光ファイバー・コネクターの要素を示している。コネクター1は、長手方向に2分割された2つのパーツ3,5から成るコネクター・ボディを有して成る。2つのパーツ3,5は、コネクター・ボディの半部材とみなすことができる。第1パーツ3はベース・パーツ3と呼び、第2パーツ5は蓋パーツ5と呼ぶ。パーツ3および5の各々は、長手方向チャンネルを含んでいる。かかる長手方向チャンネルは、パーツが一体となって閉じるとコネクター・ボディ内で延在する長手方向ボア7を規定するものである。ボア7には、使用に際してコネクターにスプライスされる光ファイバー9が収容される。
ボア7は、長手方向の中央に第1領域11を有し、また、第1領域11の両端に第2領域13を有しており、更に、第2領域13の各端部(第1領域11に隣接する第2領域端部とは反対側の端部)に第3領域15を有している。各々の第2領域13は、第1領域11によりも大きい径を有しており、各々の第3領域15は、それに隣接する第2領域よりも大きい径を有している。コネクター・ボディの蓋パーツ5およびベース・パーツ3が一体的に緊密にクランプされると、ボア7の第1領域11の寸法は、被覆部が剥ぎ取られた裸の光ファイバーが緊密な締り嵌め状態(tight clamping fit)で収容されるような寸法となる。裸の光ファイバーは、約125μmの外径を有していることが好ましい。ボア7の第2領域および第3領域の各々は、光ファイバーの被覆された領域を収容する寸法を有している。直径がそれぞれ異なる第2領域と第3領域は、コネクターで2つの異なるサイズの被覆されたファイバー(即ち、被覆物の厚さが異なるファイバー)を収容できるようになっている。第2領域が直径250μmの被覆されたファイバーを収容する寸法を有し、第3領域が直径900μmの被覆されたファイバーを収容する寸法を有していることが一般に好ましい。尚、第2領域および第3領域が他の寸法のファイバーを収容する寸法を有していてもかまわない。用いられる光ファイバーのサイズがどのようなサイズであっても、光ファイバーの端部は、被覆物が除かれて光ファイバーが剥きだしになっており、第1領域に収容される。一方、光ファイバーの被覆された部分は、第2領域または第3領域に収容される。
コネクター・ボディの一方のパーツ(好ましくはベース・パーツ3)は、そのボアの第1領域11の部分に断面が半円形状のチャンネルを含んでいる。コネクター・ボディの他方のパーツ(好ましくは蓋パーツ5)は、適所にて光ファイバーをガイドして保持できる小さい凹部17を除いて、その第1領域が実質的にフラットになっていることが好ましい。ボアの第1領域の断面が円形でなくフラットな部分を含んでいるので、第1領域で裸の光ファイバーをしっかりとクランプできる。しかしながら、第2領域および第3領域は、断面が実質的に円形であることが好ましい第2領域および第3領域の一方または双方は、光ファイバーの個々の被覆部に切り込みを入れて軸方向に引張り抵抗をもたらすように構成された保持部材19を1つ以上含むものであってもよい。保持部材が設けられていると、特に、時間の経過にともなって生じ得るクリープに対処できる。
コネクターには、光ファイバー・スプライスの取付け前又はその取付けの間において、ボア7の端部を閉鎖(好ましくは封止)するように構成されたプラグ21が含まれてもよい。好ましくは、プラグ21は、埃または他のごみがコネクター内に入るのを防止する。また、プラグ21は、スプライスの整合性に悪影響をもたらすことになる水がコネクター内に入るのを好ましくは防止する。プラグはボアから取り外すことができ、それにより、光ファイバーをボアに挿入することができる。
図7に示すように、コネクター・ボディの少なくとも一方のパーツ(好ましくは蓋パーツ5)は、複数のセクション23および25に分けられている。セクション23,25は、コネクター・ボディのクランピング・セクションである。図示するように、クランピング・セクションは5つ設けられており、ボア7の第1領域11に裸の光ファイバーを直接クランプするように配置された3つのメイン・クランピング・セクション23、および、ボア7の第2領域または第3領域に光ファイバーの被覆された部分を直接クランプするように配置された2つの付加的なクランピング・セクション25が設けられている。
コネクターには、断面が略U形状の弾性金属部材の形態の弾性クランプ部材29が含まれている。弾性クランプ部材29は、コネクター・ボディの外側にて保持されるように構成されている。弾性クランプ部材29は、蓋パーツ5とベース・パーツ3とを一体に保持するように構成されており、蓋パーツ5とベース・パーツ3とが、使用に際してスプライスされた光ファイバーの周囲をしっかりとクランプできるようになっている。弾性クランプ部材の2つの略平行なアームはクランピング・セクションが形成されるように分けられており、かかるクランピング・セクションがコネクター・ボディの個々のクランピング・セクション23および25に対するパーツを成している。弾性クランプ部材のクランピング・セクション31が用いられることによって、コネクターのクランピング・セクション23,25が、光ファイバーをそれぞれ独立にクランプできる。弾性クランプ部材29の長手方向の中央のクランピング・セクションは、コネクター・ボディにて突出部35が受容されるように構成された開口部を含んでおり、それにより、クランプ部材がコネクター・ボディの適所に保持されることになる。
コネクター・ボディおよび弾性クランプ部材は、ボア7の第1領域11に対応するように構成された3つの別個のメイン・クランピング・セクションを含んでいるので、コネクターにてスプライスされた2つの光ファイバーの剥ぎ取られた裸の部分をそれぞれ独立にクランプすることができる。特に、第1メイン・クランピング・セクション23aは、裸の第1光ファイバーのみをクランプし、第2メイン・クランピング・セクション23bは、裸の第1光ファイバーおよび第2光ファイバーの双方をクランプし、第3メイン・クランピング・セクション23は、裸の第2光ファイバーのみをクランプする。結果的に、後にコネクターに取り付けられる第2光ファイバーとスプライスできるような状態で、第1光ファイバーをコネクターに取り付けることができることである。下記でも説明するが、第1光ファイバーの端面は、逆反射が最小限になるように、光ファイバーの長手方向軸に対して非直角にクリーブされていることが好ましい。光ファイバーを第2光ファイバー(第2光ファイバーもまた非直角な端面を有している)とスプライスし易くする方法として、コネクターにおいて第1光ファイバーの端面の向きが決められること及び保持されることが好ましい。第1光ファイバーに対して第1メイン・クランピング・セクション23aのクランプを開放せずに、第2光ファイバーをコネクター・ボディ内に導入して第1光ファイバーとスプライスできるということは、第1光ファイバーの向きが保持されることを意味している。
図8は、組み合わされたコネクターの断面を模式的に示しており、蓋パーツ3とベース・パーツ5とを僅かに離隔させ、スプライスされる光ファイバーを挿入し易くする態様が示されている。蓋パーツ3とベース・パーツ5とが一体的になることによって、弾性クランプ部材29の開口側には凹部35が形成される。デバイス50のウエッジ部材(wedge member)37が凹部35に挿入されると、ウエッジ部材37の傾斜した側壁38が、凹部の側壁36と協働することによって、蓋パーツとベース・パーツとが所定の分だけ離されることになる。これによって、光ファイバーをボア7へと軸方向に挿入し易くなる。ウエッジ部材37は、下記で説明するが、コネクターの個々のクランピング・セクションにて蓋パーツとベース・パーツとを選択的に開けることができるようになっている。
図1のデバイス50の主たる要素および図7,8のコネクターについて説明してきたが、次に、デバイスの残りの部分およびデバイスの機能を図2のフローチャート、図1のデバイスおよび他の図を参照して説明する。
デバイス50を使用して光ファイバーをコネクター内に設ける(それによって、予め設けられたファイバーとのスプライスを形成する、または、その後に設けられる別の光ファイバーとのスプライスの形成に対して準備が整うように第1光ファイバーを設ける)には、まず、デバイスのメイン・ボディ57のボタン79を押す。ボタン79を押すと、ハンドル61が開くことになる(即ち、ハンドル61がハンドル59から離れるように回転する)か、または、ハンドル61の開きが少なくとも確保される。次いで、ボタン79を解放する。そして、光ファイバーが取り付けられるコネクターの側部に応じて、コネクター保持手段53(即ち、クレードル)を、メイン・ボディの主面77の左側または右側へと移動させる。図1で示すコネクター1の右側に光ファイバーが設けられる場合、クレードル53が、それとは逆に示されるデバイスの左側へと移動させることになる。
コネクター1がクレードル53内に挿入されるが、コネクターを2つのパーツ3および5に分割する面がデバイス50のメイン・ボディの主面77に略平行となり、かつ、弾性クランプ部材29の開いた側部が挿入機構55とは逆の方向を向いてデバイスのウエッジ部材37の方向を向くように、コネクター1がクレードル53内に挿入される。次いで、ウエッジ・ハンドル81を回して「開いた」位置にすると、コネクターの関連する半部材のパーツ3とパーツ5との間にウエッジ部材37が挿入される(矢印Dの方向にウエッジ部材37が挿入される)ので、(以下で説明されるような)設置操作の後の工程においてコネクターの関連する半部材に光ファイバーを挿入することができる。図1で示すように、光ファイバーをコネクター1の右側に設けることができるように、クレードル53(コネクター1を保持するクレードル)は、主面77の左側に配置されている。クレードル53、コネクター1、ウエッジ部材37および開口部83の相対的な位置は図9に模式的に示されている。クレードル53が左側に配置されていると、クレードルによって保持されたコネクターの右側がウエッジ部材によって開口できるようにウエッジ部材37が設けられており、また、その逆で、クレードル53が右側に配置されていると、クレードルによって保持されたコネクターの左側がウエッジ部材によって開口できるようにウエッジ部材37が設けられていることは、図9(および図1)から最も明確に理解できる。図9では、開口部83(光ファイバー9が挿入されクリーブされるためのボア)は、クレードル53から離隔しており、光ファイバーを開口部に挿入できるようになっており、好ましい1つの構成である。図1においては、クレードル53が左側(または右側)にある場合ではクレードルの一部が開口部83と重なる構成となっており、クレードルにスロット部84が設けられて光ファイバーを開口部83に挿入できる構成となっている。このような構成は、別の好ましい構成である。
次いで、光ファイバーをクリーブして、光ファイバーの端部を、クレードル53に保持されたコネクター1に挿入する場合、ボタン79をもう1回押す(押した状態を保持する)。ボタン79が押されると、クリーブ機構のクランプ機構が開いて、デバイスのメイン・ボディ57の主面77の開口部83を介して光ファイバーをクリーブ機構に挿入することができる。尚、図1にはクリーブ機構を示しておらず、クリーブ機構は図3、4および5を参照して下記で説明する。上述したように、光ファイバーの端部領域は被覆部が除かれて光ファイバーが剥きだしの状態となっているが、光ファイバーの被覆部の端部(光ファイバーが剥きだしの状態になっている端部側)がクリーブ機構の停止部材に当接するまで光ファイバーが開口部83内に挿入される。そして、ボタン79を解放すると、クリーブ機構のクランプ機構によって、挿入された光ファイバーがクランプされる。
クリーブ機構によってクランプされると、次に、開口部83から延在する光ファイバーをサポート63の溝65に配置して、挿入機構のサポート63の周縁部に沿うように設ける。次いで、ピボット回転可能なファイバー・ロック67を、サポートの周縁部の周りにてaの位置からbの位置まで回転させることになるが、ファイバー・ロック67とサポート63との間でファイバーがクランプされ、更なるクランプ69によってクランプされるまで回転させる。尚、更なるクランプ69は、ファイバー・ロックが回転することによって駆動または作動するものである。
クリーブ機構および挿入機構の双方によって光ファイバーが確実にクランプされている状態において、ファイバーをクリーブして、角度を成すファイバー端面を形成する(別のファイバーとスプライスを形成できる状態となる)。ハンドル61がロック状態(ハンドルがロックされて閉まる状態)になるまで、ハンドル61がハンドル59に向かうようにハンドル61を握ることによって、クリーブを実施する。光ファイバーの被覆部の端部が停止部に当接するまで光ファイバーがクリーブ機構内に挿入されるので、裸ファイバーのクリーブ・ポイントと被覆部の端部との間の距離が、クリーブ機構の寸法によって決められた一定の標準的な長さとなる。結果的に、デバイスによってクリーブされる光ファイバーはどれも、実質的に同一の端部領域を有することになる。かかる実質的に同一の端部領域では、被覆物が除去された端部から端面までの裸光ファイバー部分の長さが標準的な長さとなると共に、端面の角度もまた標準的になる。このように光ファイバーの処理が「標準化」されることによって、光ファイバー間のスプライスの標準化が容易になり、また、スプライスが所望通りに整合し易くなる。
ハンドル61が閉のロック状態にあり、光ファイバーのクリーブが実施されると、クリーブ機構は、コネクターに挿入される光ファイバー部分への保持を解除する。尚、光ファイバーの主たる部分からクリーブされた光ファイバー端部は、捨てられることになるが、この時点では、クランプ機構によって依然クランプされた状態にある。ハンドル61が閉にあると、挿入機構55のサポート63は、直立のロックされた状態(図1参照)から開放されて動くことが可能になるので、光ファイバーが操作されて、クレードル53に保持されたコネクター1に光ファイバーを設けることができる。
挿入機構55を用いた光ファイバーの処理操作に際しては、まず、シャフト75上に設けられたサポート63をメイン・ボディ57の主面77から遠ざかる方向に持ち上げる。そのように持ち上げて動かすことによって、サポート63のロック状態が解除されるので、矢印Cで示される方向にサポート63を直立状態から回転させることが可能となる。そして、サポート63を、クレードル53およびコネクター1から離れる向きに回転させる。即ち、サポート63を図1の右側へと回転させる。なお、クレードルおよびコネクターがデバイスの右側に位置する場合にはサポート63を左側へと回転させる。サポートは、クレードルおよびコネクターが存在する側とは反対の側に回転することになり、その結果、サポートによって保持された光ファイバーを、コネクターのボア7に沿うようにコネクター1内へと軸方向に挿入することができるようになる。上述したように、サポート63を、デバイス50のメイン・ボディ57の主面77に平行な「フラットな」向きとなるまで回転させる。サポート63がフラットな向きになると、それによって、サポートによって保持された光ファイバー9もまた主面77に平行な面に存在することになる。実際、デバイスの構成は、クランプ69から延在する光ファイバー9の端部が、クレードル53に保持されたコネクター1のボア7と同軸となるようになっている。従って、サポート63をシャフト75に沿ってコネクターに向かって単に押圧することによって、光ファイバーがコネクター1に挿入されることになる。サポートは、適所にてロック状態となるまで押圧されるので、コネクター内へと挿入される光ファイバー9の長さは予め決められていることになる。また、サポートは弾性的にシャフト75に取り付けられているので、コネクター1に設けられている別の光ファイバーが既に存在する場合、新しく挿入された光ファイバーは所定の挿入力でもって予め設けられた光ファイバーの端部に対して抗するように押圧されることになる。これにより、2つの光ファイバーの端面との間の緊密な接触が確保されるので、光学的損失が少ないスプライスが形成される。
コネクター1の関連のある側部は、光ファイバーの挿入が容易となるように僅かに開いていることに留意されたい。尚、上述したように、ウエッジ・ハンドル81を「開」の位置に回すことによって、関連するウエッジ部材37がコネクターをこじ開けることになるので、コネクター1の関連のある側部が僅かに開いた状態となる。光ファイバーがコネクターの関連する側部内に挿入されると、コネクターの当該側部が閉鎖され光ファイバーがコネクターの適所に固定されることになる。これは、ウエッジ・ハンドル81を「閉」の位置に回して、ウエッジ部材37をコネクターから抜くことによって行う。コネクターに光ファイバーが固定されている状態において、ファイバー・ロック67を回転させてポイントaまで戻すことによって、挿入機構のサポート63から光ファイバーを解放することができる。
その後は、デバイス要素を初期状態に戻すか、または、デバイスからコネクターを取り外したり、別のファイバーをコネクターの他方の側に設けたりする。かかる場合、クリーブ機構に設けられたクランプ機構のクランプ1を解除すべくボタン79を押圧すると、光ファイバーの主たる部分からクリーブされた光ファイバーの不要な端部がリリース(または解放)される。尚、ボタン79を押すことによって、ハンドル61の閉状態が解除される。次に、ボタンの押圧を解放すると、クリーブ機構のクランプ機構が、初期の閉鎖状態(クランプ状態)に戻ることになる。サポート63をクレードル53から遠ざかる方向へとシャフト75に沿うようにスライドさせた後、サポートおよびシャフトを直立の向きとなるまで回転させ、その後、サポートが適所にてロックされるまでサポートをシャフトに対して押し下げることによって、サポートを直立状態に戻すことができる。
別の光ファイバーをコネクターに設ける場合(コネクターの他方の側に設けて、既に設けられている光ファイバーとスプライスさせる場合)、クレードル53(コネクターを依然含んでいるクレードル53)をデバイスの主面77の反対側へと移動させ、上述したような操作を繰り返す。他の光ファイバーをコネクターに設けない場合には、コネクターをクレードル53から取り外し、クレードルを主面77の中央へと移動させ、そして、ハンドル61を元の閉のロック状態にまで動かす。他の光ファイバーをコネクターに設けない場合とは、光ファイバーが設けられたことによって既にスプライスが形成された場合、または、その後のスプライスに備えて、単に1つの光ファイバーのみをコネクターに設ける場合を指す。以上により、デバイスは、別のコネクターとの別の光ファイバー取付け操作に対して準備された状態となる。
本願明細書の最初の方で説明したように、デバイスのクリーブ機構51によるクリーブで生じた光ファイバー端部の各々の面は、光ファイバーの長手方向軸に対する直角の方向からずれた角度を成している。クリーブが好ましく実施される原理は、国際公開(WO)第98/54608号に実質的に記載されている。クリーブ機構の態様の細部は図4に示す。図4は、クリーブ機構の2つの離隔したクランプ(「クランプ1」および「クランプ2」)によってクランプされた光ファイバー9を示している。2つのクランプ間の距離を僅かに増加させると(例えば、クランプを他のクランプから離すように移動させると)、2つのクランプの間で光ファイバーが張力を受けるように光ファイバーが設けられている。アンビル91は、光ファイバーが張力および剪断力を受けるようにクランプ間の光ファイバーを動かすので、切込み用ブレード93によって光ファイバーに切り込みが入れられることになる。これにより、光ファイバー軸に対して非直角な角度で光ファイバーがクリーブされる。
図3は、クリーブ機構51の全体を示している。かかるクリーブ機構51は、前の段落で説明した要素を有して成ると共に、2つの更なるクランプ(クランプ3およびクランプ4)をも有して成る。クランプ1および2は、剥きだしの裸の光ファイバーを直接的にクランプする。クランプ3は、小さい直径(例えば250μm)を有する被覆された光ファイバーの被覆部をクランプする。クランプ4は、より大きい直径(例えば900μm)を有する光ファイバーの被覆部をクランプする。即ち、用いられる光ファイバーのサイズに応じて、被覆された光ファイバーがクランプ3またはクランプ4のいずれかによってクランプされる。図5には、250μmの光ファイバーおよび900μmの光ファイバーをクランプするクランプ3およびクランプ4の位置が模式的に示されている。
デバイスのクランプ機構、取付け機構(ファイバー挿入機構)およびコネクター保持機構の相対的な向きは、クリーブ機構で角度を成した端面を形成する本発明の態様(上述した態様)にとっては極めて重要である。角度を成す端面を有した2つのファイバーの間で光学的損失の少ないスプライスを形成するには、2つのファイバーの端面が相互に180度の角度を成して対向するように(光ファイバーの長手方向軸を含んだ回転軸の回りで180°回転して対向するように)、2つのファイバーを同軸に設けなければいけない。ファイバー端部と同軸になるようにしなければならない。このような態様は図6に模式的に示されている。このような態様を得るには、コネクターが保持手段(クレードル)53に保持される際、クリーブ面がコネクター1のボア7に対して直交する必要がある。取付け機構によって、スプライスされる2つの光ファイバーが180°の角度を成して対向するようになる。2つのファイバーの第1ファイバーは、取付け機構によって、直立のクリーブの向きから取付けの向きへと90°回転することになる。2つのファイバーの第2ファイバーは、直立のクリーブ向きから(反対側の)取付けの向きへと第1ファイバーの場合とは逆方向に90°回転することになる。結果的に、図6に示すように、2つの光ファイバーの角度を成す端面が相互に180°対向して設けられることになる。
本発明のデバイスは、好ましくは、以下で説明するような更なる有利な特徴を幾つか有している。デバイスは、手動ツールであることが好ましく、更には手持ち式であることが好ましい。デバイスは、例えば電気を用いて作動および/または自動化するものであってもよいが、全て手動で操作できることが好ましい。デバイスは手持ち式であってもよいものの、取付け手段を含むものが好ましい。そのような取付け手段によって、デバイスを「ネットワーク要素」、即ち、光通信ネットワークの要素(例えばケーブル・スプライス・クロージャーまたはキャビネット)に取り付けることができる。デバイスは好ましくはメンテナンスが不要となっており、光ファイバーの設置を所定の回数分だけ実施したら処分できるものが好ましい。このことは、デバイスの使用者に難しい操作を要求しない取付デバイスを提供するという本発明の目的に沿ったものである。上述したように、クリーブ機構は、デバイスのメイン・ボディ内に設けられていることが好ましく、デバイスの開口部から光ファイバーを単に挿入するだけで光ファイバーをクリーブ機構にアクセスさせることができるようになっている。使用者は(光ファイバーの挿入時以外では)クリーブ機構にアクセスできないようになっていることが好ましい。つまり、クリーブ機構は、例えばメンテナンスまたは切込み用ブレードの交換に際してアクセスできないようになっていることが好ましい。その代わり、クリーブ機構の切込み用ブレードが、ブレードの新しい部分が供されるようになっていることが好ましく「間欠送りされる(index)ようになっていることが好ましく」、そのようなブレードの新しい部分によって、クリーブされる各々のファイバーまたはファイバー束に対して切込みを入れることができるようになっている。このことは、デバイスをメンテナンスしなくてもよい点で有利である。
本発明のデバイスは、出願人による係属中の英国特許出願第0412003.6号(B447)の明細書および特許請求の範囲に記載された非ウエッジ状スプライス・アッセンブリに対してそのまま使用できるようになっている。尚、英国特許出願第0412003.6号は引用により文献全体を本明細書に組み入れられる。そのような使用に際しては、上述のウエッジ部材を、尖端となっていない「プッシャー」部材に換えて用いてもよい。尚、かかる「プッシャー」部材では、ウエッジ作用ではなく、コネクター・ボディの適当な部分に必要な圧迫作用が生じるようになっており、それによって、コネクター・ボディのクランプ部分が相互に離れるように押圧されることになる。
図1は、本発明のデバイスの主たる構成要素の態様を示した図である。 図2は、図1のデバイスを用いる際の主な工程を纏めたフローチャートである。 図3は、本発明のデバイスの光ファイバー・クリーブ機構の態様を示した断面図である。 図4は、図3のクリーブ機構の詳細を示した別の断面図である。 図5は、本発明のデバイスにクリーブされた光ファイバーのクランプ箇所を示した模式図である。 図6は、本発明のデバイスによって光ファイバー・スプライスを形成する態様を示した模式図である。 図7は、本発明のデバイスに使用される光ファイバー・コネクターの態様を示した図である。 図8は、本発明のデバイスによってコネクターをいわゆる「ウエッジで開ける態様」を模式的に示した図である。 図9は、図8の「ウエッジで開ける態様」を模式的に示しており、本発明のウエッジ部材を用いてコネクターの選択された半分を開き、残りの半分には支障をきたすことなくその開いた半分に対して光ファイバーを設ける態様を示している。

Claims (28)

  1. 光ファイバーを、メカニカル・スプライスを形成するためのコネクターに設けるためのデバイスであって、
    光ファイバー・クリーブ機構、
    コネクター保持手段、および
    ファイバー挿入機構
    を有して成り、
    「光ファイバー・クリーブ機構により光ファイバーをクリーブして光ファイバーの端部の形成を可能とする第1の向き」から「コネクター保持手段で保持されたコネクター内へと光ファイバーの端部を挿入することを可能とする第2の向き」へとファイバー挿入機構を動かすことができるようになっており、また
    光ファイバーがクリーブされ、コネクターに挿入される間において、光ファイバーがファイバー挿入機構によって保持される状態が保たれているように該デバイスが構成されており
    コネクター保持手段は、コネクターのためのクレードルを有して成り、
    該クレードルが、デバイスの、ファイバー挿入機構が取り付けられている主面上で動くことができるようになっており、
    クレードルは、一方の挿入位置と他方の挿入位置との間で動くことができ、クレードルが一方の挿入位置に配置されたときにコネクターの一方の端部から挿入機構によって光ファイバーが挿入され、かつクレードルが他方の挿入位置に配置されているときにコネクターのもう一方の端部から前記光ファイバーとは別の光ファイバーが挿入機構によって挿入されることにより、コネクターにて光ファイバー・スプライスが形成され、
    ファイバー挿入機構がその第1の向きを挟んで互いに反対側に位置することになるファイバー挿入機構の対向する2つの第2の向きが存在し、
    対向する第2の向きにおいては、クレードルの2つの対向する挿入位置にそれぞれ配置される光ファイバーがコネクター内に挿入されることになる
    デバイス。
  2. 光ファイバーの端部がコネクターに対して予め決められた向きでコネクターに挿入される、請求項1に記載のデバイス。
  3. 光ファイバー・クリーブ機構は、光ファイバーをクリーブして、形成された光ファイバーの端部の端面を光ファイバーの長手方向軸に対して非直角な角度に向き決めするように構成されている、請求項1または2に記載のデバイス。
  4. 挿入機構による光ファイバーのコネクターへの挿入では、ファイバーの非直角な端面の向きがコネクターに対して所定のようになる、請求項3に記載のデバイス。
  5. メイン・ボディを有して成り、そのメイン・ボディ内に光ファイバー・クリーブ機構が設けられている、請求項1〜4のいずれかに記載のデバイス。
  6. メイン・ボディの開口部に光ファイバーを単に挿入するだけで、クリーブされる光ファイバーを光ファイバー・クリーブ機構にアクセスさせることができる、請求項5に記載のデバイス。
  7. 挿入機構によって光ファイバーを操作すると、光ファイバーの端部がコネクターに挿入される、請求項1〜6のいずれかに記載のデバイス。
  8. ファイバー挿入機構は、光ファイバーをコネクターに挿入するために、光ファイバーのクリーブされた端部を、光ファイバーの長手方向軸(光ファイバーのクリーブされた端部から延在する軸)に沿った方向でコネクター・ホルダーに対して移動させる、請求項7に記載のデバイス。
  9. ファイバー挿入機構による光ファイバーの軸方向への移動には、コネクター内に光ファイバーが充分に挿入されて、コネクター・ホルダーに対するファイバー挿入機構の相対位置が固定される、ファイバー挿入機構のロック状態となるまで、ファイバー挿入機構が移動することが含まれる、請求項8に記載のデバイス。
  10. ファイバー挿入機構がそのロック状態にある場合、ファイバー挿入機構の弾性手段が光ファイバーに対して光ファイバーをコネクター内に挿入する方向の力を加える、請求項9に記載のデバイス。
  11. ファイバー挿入機構が湾曲した形状のサポートを有して成り、
    光ファイバーの端部がコネクターに挿入される際に光ファイバーを当該サポートで保持する、請求項1〜10のいずれかに記載のデバイス。
  12. 湾曲サポートは、少なくとも部分的なディスクを有して成り、そのディスクの周縁で光ファイバーを保持する、請求項11に記載のデバイス。
  13. ファイバー挿入機構は、光ファイバーがクリーブされる間において光ファイバーをクランプする、請求項1〜12のいずれかに記載のデバイス。
  14. 光ファイバーがクリーブされた後、光ファイバーがコネクター内に挿入されるまで、ファイバー挿入機構による光ファイバーのクランプ状態が維持される、請求項13に記載のデバイス。
  15. サポートの少なくとも部分的なディスクに設けられたピボット式ファイバー・ロック部材を、ディスクの少なくとも一部の周縁の回りで回転させることによって、光ファイバーをサポートにクランプおよび保持する、請求項12に従属する場合の請求項13または14に記載のデバイス。
  16. ファイバー・ロック部材の回転によって光ファイバーがサポートの周縁の溝部に捕捉されるようになっており、
    溝部の深さは、サポートの周縁に沿ってファイバー・ロック部材の回転方向に減少している、請求項15に記載のデバイス。
  17. 光ファイバーをコネクターに挿入するために、ファイバー挿入機構は、第1の向きと第2の向きとの間において光ファイバーの端部をコネクター・ホルダーに対して回転させる、請求項7に記載のデバイス。
  18. ファイバー挿入機構によって、光ファイバーが実質的に90°回転する、請求項17に記載のデバイス。
  19. 光ファイバー・クリーブ機構は、光ファイバーの端面の一部において、光ファイバーが挿入される方向に対して実質的に垂直な端面を有し、かつ光ファイバーの端面の残りの部分が非直角な端面を有するよう光ファイバーをクリーブするように構成されており、それによって、コネクター保持手段によって保持されたコネクター内に光ファイバーが挿入される方向に対して実質的に垂直な方向の面に光ファイバーの端面が存在する、請求項3に記載のデバイス。
  20. コネクターでスプライスされる2つの光ファイバーの非直角な端面は、光ファイバーの長手方向軸を含んだ回転軸の回りで180°回転した状態で対向している、請求項19に記載のデバイス。
  21. コネクター保持手段によって保持されたコネクターを開いて、コネクター内に光ファイバーを挿入できるように、コネクター保持手段に対して動くことができるウエッジ部材を1つ又はそれよりも多く更に有して成る、請求項1〜20のいずれかに記載のデバイス。
  22. コネクターが、ベース・パーツと蓋パーツとから成り、当該パーツの少なくとも一つは、複数のクランピング・セクションを有していて、蓋パーツおよびベース・パーツがクランピング・セクションにおいて、選択的に開けられるようになっており、
    1つ又はそれよりも多くのウエッジ部材がさらに、クレードルの各々の挿入位置に隣接して配置されており、
    ウエッジ部材が、クレードルによって保持されたコネクターの個々のパーツだけを開き、コネクターの個々の対向する端部内に光ファイバーを挿入できるように構成されている、請求項21に記載のデバイス。
  23. 少なくとも1つのハンドルを更に有して成り、該ハンドルを動作状態となるまで動かすと、光ファイバー・クリーブ機構によって光ファイバーがクリーブされる、請求項1〜22のいずれかに記載のデバイス。
  24. 手で作動させられる、請求項1〜23のいずれかに記載のデバイス。
  25. 光ファイバー・コネクターに光ファイバーを設ける、請求項1〜24のいずれかに記載のデバイスの使用。
  26. コネクターが少なくとも蓋パーツとベース・パーツを有して成り、その少なくとも2つのパーツの間に光ファイバーをデバイスのファイバー挿入機構を用いて挿入する、請求項25に記載の使用。
  27. コネクター内に光ファイバーを挿入することができるように、ウエッジ部材によってコネクターのパーツを開ける、請求項21に従属する場合の請求項26に記載の使用。
  28. デバイスのコネクター、ウエッジ部材およびコネクター保持手段は、ウエッジ部材がコネクターの長手方向の半部材を一時的に開けるような構成となっており、それによって、コネクターの開かれた長手方向の半部材とは別の半部材を開かないようにしつつ、コネクターの開かれた半部材に光ファイバーを挿入する、請求項27に記載の使用。
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