JP4873892B2 - 共焦点内視鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、体腔内の共焦点走査画像を観察するための共焦点内視鏡に関する。
近年、共焦点走査を行うための共焦点観察部材を備え、体腔内の共焦点走査画像を観察可能とした、共焦点内視鏡システムが利用されつつある。この様なシステムとしては、特許文献1に開示されているもののような、通常の内視鏡の処置具挿通チャンネルに共焦点観察部材としての共焦点観察プローブを挿通させたものや、内視鏡の先端部に共焦点観察用部材が内蔵された部分(共焦点観察部)が形成されている、いわゆる共焦点内視鏡等がある。
共焦点走査とは、レーザ光等の光束(以下、入射光束と称す)を集光レンズで所定の位置に集光し、その集光位置からの戻り光を集光位置と共役の位置で合焦させ、合焦させた光の光量から集光位置の輝度情報を得るものである。入射光束の照射位置を連続的に変化させることによって、入射光束のビーム軸に垂直な二軸(以下、X軸およびY軸と称す)での走査を行い、入射光束の光軸に垂直な所定の平面の画像を得ることができる。
特開2000−121961
上記のように、共焦点走査においては、入射光束を所定の位置に集光させるものである。この集光する光の強度は比較的大きいため、光を組織内に透過させて組織内で集光させることが可能である。入射光束を組織内で集光させながらX軸およびY軸方向に走査を行うことによって、組織を入射光束のビーム軸に垂直な面でスライスした断面像が得られる。
また、共焦点観察用部材の対物光学系を入射光束のビーム軸に平行な方向に駆動することによって、入射光束の集光位置を入射光束のビーム軸に平行な軸(以下、Z軸と称す)方向に変化させることが可能である。上記構成によって、任意の深度の断面像を観察したり、Z軸深度の異なる複数の断層像から組織の三次元断層画像を形成したりすることが可能となる。
特許文献1に開示されているもののような従来の共焦点システムにおいては、通常、共焦点システムが接続される光源装置に各種操作手段が設けられ、この操作手段を操作することによって、共焦点観察プローブの集光位置のZ軸深度の調整を行うようになっている。一方、内視鏡観察を行う際は、通常片手で内視鏡のハンドル部を把持する。このため、内視鏡観察を行いながら共焦点観察プローブの集光点のZ軸深度を変える場合は、術者の手の届く範囲内に光源装置を配置する必要があり、術者によっては必ずしも操作しやすい状態とは言えなかった。また、内視鏡観察、共焦点観察をしながらさらに鉗子等の処置具を用いて各種処置を行う場合、一方の手で内視鏡のハンドルを把持した状態で、光源装置と処置具の双方を他方の手で操作する必要があるため、処置の手順が煩雑なものとなっていた。
上記の問題を解決するため、本発明は、光源装置が内視鏡本体から離れていても共焦点観察用部材による入射光束の集光位置のZ軸深度を調整可能であり、及び/または、内視鏡観察、共焦点観察をしながら処置具の操作を行うことが容易な共焦点内視鏡を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の共焦点内視鏡は、共焦点観察用部材を構成する光学部材の少なくとも一部を駆動して共焦点観察における入射光束の集光位置の深度を変化させるZ軸深度調節機構を操作するための操作手段が、共焦点内視鏡のハンドル部に設けられていることを特徴とする。
従って、本発明によれば、片手で内視鏡を把持しながらその手でZ軸深度調節機構を操作できるようになる。このため、光源装置が内視鏡本体から離れていても共焦点観察における入射光束の集光位置のZ軸深度を調整可能である。また、内視鏡を把持していない方の手で光源の調整、処置具の操作等を行うことができるようになるため、共焦点観察をしながら処置具の操作を行うといった、複雑な操作を平易に行うことができるようになる。
また、操作手段の構成としては、第1のボタンが押下されると該集光位置の深度を深くするよう前記Z軸深度調節機構が駆動され、第2のボタンが押下されると該集光位置の深度を浅くするよう前記Z軸深度調節機構が駆動されるものが考えられる。或いは、ボタンが所定時間以上押下され続けるとZ軸深度調節機構が駆動され、ボタンが所定間隔で2度押下されるとZ軸深度調節機構による集光位置の深度変化方向が切り替わるようなものが考えられる。
或いは、操作手段が、第1の位置と第2の位置との間で移動可能なレバーを有し、このレバーを第1の位置に移動させると該集光位置の深度を深くするようZ軸深度調節機構が駆動され、レバーを第2の位置に移動させると集光位置の深度を浅くするようZ軸深度調節機構が駆動され、第1の位置と第2の位置との中間の位置に前記レバーが位置する時は集光位置の深度は変化しないようなる構成としてもよい。
また、上記レバーは、共焦点内視鏡の挿入管彎曲操作を行うためのダイヤルと同軸に設けられた回転軸に軸支され、この回転軸の周りを回動して第1の位置と第2の位置との間を移動する構成としてもよい。
また、ハンドル内に、その軸方向に進退可能となっている棒状のスイッチ部材と、スイッチ部材が進退する領域の一端および他端にそれぞれ設けられた第1および第2のスイッチ受けとが配置されており、スイッチ部材と第1のスイッチ受けとが接触することによって集光位置の深度を深くするようZ軸深度調節機構が駆動され、スイッチ部材と第2のスイッチ受けとが接触することによって集光位置の深度を浅くするようZ軸深度調節機構が駆動され、スイッチ部材とレバーとは、レバーが該第1の位置にある時にスイッチ部材と第1のスイッチ受けとが接触し且つレバーが第2の位置にある時にスイッチ部材と第2のスイッチ受けとが接触するようにコンロッドを介して連結されている。
このような構成とすると、所定方向に進退可能なスイッチ部材と、一対のスイッチ受けを備えたスイッチ機構と、レバーとを互いに離れた場所に設けることが可能である。この構成は、レバーを共焦点内視鏡の挿入管の彎曲操作を行うためのダイヤルの近辺に設ける際等に有用である。すなわち、複雑な機構が集中しているダイヤル近辺から離れた位置にスイッチ機構を設けることが可能となり、スイッチ機構を必要以上に小型化する必要がない。また、このスイッチ機構は、スイッチ部材が一対のスイッチ受け間を直線状またはやや彎曲した曲線状に移動するような、細長い構造を有するものである。ハンドル内には内視鏡先端部に向かう、ライトガイド、チューブ、ケーブル類等が通っている。このため、ハンドル内の空隙部は、一般に内視鏡先端部に向かう細長い形状となる。上記のような構造のスイッチ機構であれば、この空隙部に収めることが可能であり、ハンドル部の形状を大幅に変更することなくスイッチ機構をハンドル内に埋め込むことができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態による共焦点内視鏡装置の全体図を示したものである。本実施形態による内視鏡装置1は、共焦点内視鏡100を有する。共焦点内視鏡100は、共焦点内視鏡100のハンドル部105から遠位端側に向かって延びている挿入管103を有し、この挿入管103の先端部には共焦点観察部110が設けられている。この共焦点観察部110には、図示しない共焦点観察用部材が内蔵されている。また、ハンドル部105から、第1連結チューブ107および第2連結チューブ109が近位端側に向かって延びている。
挿入管103、ハンドル部105、および第1連結チューブ107の内部には、共焦点走査画像形成のための光束を通過させるための第1のライトガイドが設けられている。この第1のライトガイドの遠位端は共焦点観察部110に内蔵された共焦点観察用部材と接続されており、また第1のライトガイドの近位端は第1連結チューブ107の近位端に設けられた第1コネクタ130と接続されている。第1コネクタ130は、内視鏡装置1の共焦点画像観察装置200に接続される。
共焦点画像観察装置200は、その内部にレーザ等の光束を発生させる光源装置を備えており、光束を第1のライトガイドを介して共焦点観察部110内の共焦点観察用部材に送り込む。共焦点観察用部材は、この光束(入射光束)を体腔内の所定位置(集光点)で集光させ、その戻り光をライトガイドに送る。第1のライトガイドを介して共焦点画像観察装置200に戻った戻り光は、共焦点画像観察装置200内に備えられた光学部材によって、集光点と共役な位置で合焦されるようになっている。
共焦点画像観察装置200の内部で合焦された光束(合焦光)は、共焦点画像観察装置200内に設けられたフォトディテクタによって検知され、その強度が計測される。また、挿入管103、ハンドル部105、および第1連結チューブ107の内部には、共焦点観察部110を制御するための信号ケーブルが通されている。共焦点画像観察装置200は、信号ケーブルに所定の信号を送ることによって入射光束の集光点の位置を光軸に垂直な2軸(X軸およびY軸)方向に走査させることができる。共焦点画像観察装置200はX−Y平面上で走査して得られた合焦光の強度から、共焦点観察画像を形成する。
形成された共焦点観察画像は、共焦点画像観察装置200に接続された第1のモニタ400のスクリーン上に表示される。
また、内視鏡100の先端部には、対物光学系とこの対物光学系の像を撮像するCCDが備えられている。CCDの出力およびCCDのドライブ信号を伝達する信号ケーブルおよび、内視鏡100の先端部の周囲を照射するための光束を通過させる第2のライトガイドが、挿入管103、ハンドル部105、および第2連結チューブ109の内部に通されている。第2連結チューブ109の近位端には第2コネクタ120が設けられており、この第2コネクタ120は通常観察用プロセッサ300に接続されている。
通常観察用プロセッサ300は、第2のライトガイドに光を供給するための光源と、CCDを制御するための制御部と、CCDからの出力を処理して通常観察画像を形成する画像処理部とを内部に備えている。通常観察用プロセッサ300には第2のモニタ500が接続されており、形成された通常観察画像はこの第2のモニタ500のスクリーン上に表示される。
以上のように、本実施形態の内視鏡装置1は、一台の内視鏡100を用いて、体腔内の被検部の共焦点観察画像と通常観察画像とを観察することが可能である。また、内視鏡100に設けられた処置具口から生検鉗子等の処置具を、内視鏡内部に設けられた処置具挿通チャンネルを通して内視鏡先端部から突出させ、体腔内の組織採取等の各種処置を行うことができるようになっている。
共焦点内視鏡100の操作は、術者が左手にてハンドル部105を把持した状態で行われる。ハンドル部105には、左手で操作可能なスイッチ・ダイヤルなどの操作手段150が設けられており、術者はハンドル部105を把持したまま、左手でこの操作手段150を操作して、共焦点内視鏡100の各種操作を行う。この操作手段150にて操作可能な処理としては、通常は動画として第2のモニタ500に表示されている通常観察画像のフリーズ処理、通常観察画像及び/または共焦点観察画像を図示しないプリンタに印刷するコピー処理、内視鏡の挿入管103の先端部を任意の方向に彎曲させる先端部彎曲操作、および、後述するZ軸深度調整処理がある。
共焦点観察とは、あるXY平面上の組織の断層画像を得るものである。Z軸深度調整とは、共焦点観察において、入射光束の集光位置の深さ、すなわち観察するXY平面の位置を光軸(Z軸)方向にずらして、任意の深度(Z軸深度)の断層像を観察可能とするものである。Z軸深度を調整するための、Z軸調整用操作手段の構成につき、以下説明する。Z軸深度の調整は、共焦点観察部110に内蔵された共焦点観察用部材の対物光学系をZ軸方向に駆動することによって行われる。共焦点観察部110には、共焦点観察部110に内蔵された共焦点観察用部材の対物光学系を駆動するためのモータが備えられており、このモータは操作手段150を操作することによって動作する。
図2はハンドル部105の拡大図である。操作手段150は、内視鏡の挿入管103の先端部をそれぞれX軸およびY軸方向に彎曲させる際に回転操作される第1および第2のダイヤル151、152、フリーズ処理を行う際に押下されるフリーズボタン153、コピー処理を行う際に押下されるコピーボタン154、Z軸調整用操作手段160を備える。
Z軸調整用操作手段160はプラスボタン161およびマイナスボタン162を備える。プラスボタン161が押下されると、集光位置が遠位側に遠ざかるように共焦点観察110の対物光学系が移動するようモータが駆動される。また、マイナスボタン162が押下されると、集光位置が近位側に近づくように共焦点観察110に内蔵された共焦点観察用部材の対物光学系が移動するようモータが駆動される。プラスボタン161およびマイナスボタン162のそれぞれが押下されると、所定の信号がハンドル部105に内蔵された図示しないコントローラに送信され、このコントローラが所望のモータ駆動パルスをモータに送る。
以上のように、本実施形態においては、集光位置を遠位側に遠ざけるためのプラスボタン161と、集光位置を近位側に近づけるためのマイナスボタン162と、を制御してZ軸深度を調整するようになっているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、一個のボタンで近位側および遠位側の深度調整を行ってもよい。この場合、該ボタンを所定間隔で2回押しすることによりZ軸深度調整の方向をトグル変更し、このボタンを長押しした時に、ボタンの2回押しによって設定された方向にZ軸深度の調整記ためのモータ駆動が行われる。このとき、他のボタンはZ軸方向の位置を基準位置に戻すボタンとしてもよい。
以上説明した本発明の第1の実施形態においては、一対のボタンを用いて入射光束のZ軸深度の調整を行っている。しかしながら本発明は上記構成に限定されるものではなく、また、内視鏡100のハンドル部105に設けられた他の手段によって入射光束のZ軸深度の調整を行う構成としてもよい。以下に説明する本発明の第2の実施形態の内視鏡装置は、一対のボタンの代わりにレバーを用いたZ軸調整用操作手段160を用いている。
図3は、本発明の第2の実施形態による、内視鏡装置1の共焦点内視鏡100のハンドル部105周辺を示したものである。本実施形態は、第1の実施形態におけるボタン161、162の代わりにレバー163を用いて入射光束のZ軸深度の調整を行うZ軸調整用操作手段160を備えたものである。本実施形態の他の構成は第1の実施形態と同一であるため、その説明は省略する。
内視鏡の挿入管103の先端部をそれぞれX軸およびY軸方向に彎曲させる際に回転操作される第1および第2のダイヤル151、152は、同一の回転軸によって軸支されている。Z軸深度調整用のレバー163は第1のダイヤル151と第2のダイヤル152との間に、第1および第2のダイヤル151、152は、同一の回転軸によって軸支されており、内視鏡100の術者はこの回転軸周りにレバー163を動かすことができる。
本実施形態においては、上記のようにレバー163によってZ軸深度の調整が行われる。したがって、第1の実施形態のプラスボタン161、マイナスボタン162と略同位置に配置されている一対のボタン156、155に他の機能を割り当てることが可能である。例えばボタン155にCCDの測光方式をアベレージ方式とピーク方式との間で切り換えるための機能を割り当て、ボタン156にVCR制御機能、或いはエンハンスト切換機能を割り当てることができる。
レバー163の構造につき、以下説明する。図4および図5は、内視鏡100のハンドル部105を第1および第2のダイヤル151、152の回転軸RAに垂直な一平面で切断した断面図である。図4はレバー163を時計回りに回転させてレバー163が回転軸RAに対して図中8時の位置に達した時の状態を示したものである。また、図5はレバーを反時計回りに回転させてレバー163が回転軸RAに対して図中6時の位置に達した時の状態を示したものである。
図4および5に示されているように、ハンドル部105内の空隙部の一端(図中右側)には第1のスイッチ受け171aが、他端(図中左側)には第2のスイッチ受け171bが設けられている。このスイッチ受け171a、171bの間には棒状のスイッチ部材173が配置されている。スイッチ部材173は、第1のスイッチ受け171aと第2のスイッチ受け171bの間で、図中左右方向に進退可能に構成されている。
スイッチ部材173の一端(図中右端)には第1のスイッチ端子173aが、他端(図中左端)には第2のスイッチ端子173bが形成されている。第1のスイッチ受け171aと第2のスイッチ受け171bとの間隔は、スイッチ部材173の長軸方向寸法よりも充分大きく構成されているので、スイッチ部材173は、「第1のスイッチ端子173aと第1のスイッチ受け171aとが接触する」「第2のスイッチ端子173bと第2のスイッチ受け171bとが接触する」「どちらのスイッチ部材とも接触しない」という3種類の状態を取る。第1および第2のスイッチ端子173aおよび173bと、内視鏡100のコントローラは図示しないリード線によって接続されている。スイッチ部材173が第1のスイッチ受け171aに向かって移動して第1のスイッチ端子173aと第1のスイッチ受け171aとが接触すると、コントローラはリード線を介してこの接触を検知する。この時、コントローラは集光位置が遠位側に遠ざかるように共焦点観察部110に内蔵された共焦点観察用部材の対物光学系が移動するようモータを駆動する。また、スイッチ部材173が第2のスイッチ受け171bに向かって移動して第2のスイッチ端子173bと第2のスイッチ受け171bとが接触すると、コントローラはリード線を介してこの接触を検知する。この時、コントローラは集光位置が近位側に近づくように共焦点観察部110に内蔵された共焦点観察用部材の対物光学系が移動するようモータを駆動する。
レバー163とスイッチ部材173とはコンロッド175を介して連結されている。このコンロッド175によって、レバー163の動きとスイッチ部材173の動きとが連動するようになっている。図4に示されているように、レバー163が回転軸RAに対して8時の位置にある時は、スイッチ部材173は内視鏡遠位端側(図中右側)に押し込まれて第1のスイッチ端子173aが第1のスイッチ受け171aと接触する。この結果、入射光束の集光位置は内視鏡の遠位側に遠ざかり、すなわちZ軸深度は深くなる。また、図5に示されているように、レバー163が回転軸RAに対して6時の位置にある時は、スイッチ部材173は内視鏡近位端側(図中左側)に引き込まれて第2のスイッチ端子173bが第2のスイッチ受け171bと接触する。この結果、入射光束の集光位置は内視鏡の近位側に近づき、すなわちZ軸深度は浅くなる。
また、レバー163が回転軸RAに対して図中6時から8時の間、すなわち図4の状態と図5の状態との中間の状態にある時は、スイッチ部材173はスイッチ受け171a、171bのいずれとも接触しない。この状態では、コントローラはモータ駆動のためのドライブ信号を出力せず、入射光束のZ軸方向の集光位置は変化しない。
上記のように、本実施形態によれば、内視鏡の近位端側から遠位端側に延びる(すなわち内視鏡のライトガイドや信号ケーブルに略平行に延びる)直線状の空隙部にスイッチ部材を設ける構成としている。このような構成においては、ライトガイドや信号ケーブルの隙間にスイッチ部材とスイッチ受けからなるスイッチ機構を形成可能であり、ハンドル部のサイズを必要以上に大型化することなく、Z軸深度を調整するための操作部160を設けることが可能となる。
本発明の第1の実施形態による共焦点内視鏡装置の全体図を示したものである。 本発明の第1の実施形態による共焦点内視鏡のハンドルの拡大図である。 本発明の第2の実施形態による、共焦点内視鏡のハンドル周辺を示した拡大図である。 本発明の第2の実施形態による、共焦点内視鏡のハンドルを第1および第2のダイヤルの回転軸に垂直な一平面で切断した断面図である。 本発明の第2の実施形態による、共焦点内視鏡のハンドルを第1および第2のダイヤルの回転軸に垂直な一平面で切断した断面図である。
符号の説明
1 共焦点内視鏡装置
100 共焦点内視鏡
105 ハンドル
110 共焦点観察部
150 操作手段
151 第1のダイヤル
152 第2のダイヤル
153 フリーズボタン
154 コピーボタン
160 Z軸調整用操作手段
161 プラスボタン
162 マイナスボタン
163 レバー
171a 第1のスイッチ受け
171b 第2のスイッチ受け
173 スイッチ部材
173a 第1のスイッチ端子
173b 第2のスイッチ端子
200 共焦点画像観察装置
300 通常観察用プロセッサ

Claims (2)

  1. 被検部の映像を観察するための通常観察用光学系と、被検部の共焦点走査観察画像を得るための共焦点観察用部材が内蔵された共焦点観察部と、を有する共焦点内視鏡であって、
    前記共焦点観察用部材を構成する光学部材の少なくとも一部を駆動して、共焦点観察における集光位置の深度を変化させるZ軸深度調節機構と、
    Z軸深度調節機構を操作するための操作手段と、
    を有し、
    前記操作手段が前記共焦点内視鏡のハンドル部に設けられたボタンを有し、前記ボタンが所定時間以上押下され続けると前記Z軸深度調節機構が駆動され、前記ボタンが所定間隔で2度押下されると前記Z軸深度調節機構による該集光位置の深度変化方向が切り替わることを特徴とする共焦点内視鏡。
  2. 前記操作手段は、前記共焦点観察における集光位置を所定の基準位置に戻すための基準位置復帰ボタンを有することを特徴とする請求項1に記載の共焦点内視鏡。
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