JP4873167B2 - 工業用大型延伸ロール形成用縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物 - Google Patents

工業用大型延伸ロール形成用縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP4873167B2
JP4873167B2 JP2007109327A JP2007109327A JP4873167B2 JP 4873167 B2 JP4873167 B2 JP 4873167B2 JP 2007109327 A JP2007109327 A JP 2007109327A JP 2007109327 A JP2007109327 A JP 2007109327A JP 4873167 B2 JP4873167 B2 JP 4873167B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicone rubber
rubber composition
condensation reaction
curable silicone
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007109327A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008101184A (ja
Inventor
弘 茂木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP2007109327A priority Critical patent/JP4873167B2/ja
Priority to US11/857,836 priority patent/US20080076864A1/en
Priority to TW096135505A priority patent/TWI415900B/zh
Priority to KR1020070096430A priority patent/KR101362573B1/ko
Publication of JP2008101184A publication Critical patent/JP2008101184A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4873167B2 publication Critical patent/JP4873167B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L21/00Compositions of unspecified rubbers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/09Carboxylic acids; Metal salts thereof; Anhydrides thereof
    • C08K5/098Metal salts of carboxylic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/01Use of inorganic substances as compounding ingredients characterized by their specific function
    • C08K3/017Antistatic agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/10Metal compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/10Metal compounds
    • C08K3/105Compounds containing metals of Groups 1 to 3 or of Groups 11 to 13 of the Periodic Table
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/18Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
    • C08K3/24Acids; Salts thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/0008Organic ingredients according to more than one of the "one dot" groups of C08K5/01 - C08K5/59
    • C08K5/0075Antistatics

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

本発明は、工業用大型延伸ロール形成用縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物に関し、より詳しくは十分な帯電防止性能に優れた絶縁性を有する縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物に関する。
シリコーンゴムは、優れた耐候性、電気特性、低圧縮永久歪み性、耐熱性、耐寒性等の特性を有しているため、電気機器、自動車、建築、医療、食品を始めとして様々な分野で広く使用されている。また、縮合硬化型の室温硬化性シリコーンゴム組成物は、室温で硬化してエラストマー状の硬化物を形成するものであり、絶縁材料、シール材料、ポッティング材料、型取り用母型材料、タンポ印刷用材料、工業用大型ロール等の用途に広く使用されている。特に工業用大型延伸機に使用される工業用大型延伸ロールは、直径1m×長さ5mといった大きなものであり、過酸化物硬化型シリコーンゴムでは硬化物を張り合わせる際の継ぎ目が問題となり、付加硬化型等の加熱硬化型のシリコーンゴムでは、寸法面で製造が困難であり、縮合硬化型の室温硬化性シリコーンゴムが使用されている。
これらのシリコーンゴムは、一般的には高重合度のオルガノポリシロキサンと補強性充填材とを含有する組成物の形で供給される。この組成物は、ドウミキサー、二本ロール等の混合装置を用いて原料ポリマーに補強性充填材や各種分散剤を混合することにより調製される。オルガノポリシロキサンやシリカ等の補強性充填材は電気絶縁材料であり、それを配合して得られるシリコーンゴム組成物及びその硬化物であるシリコーンゴムは、各種物質との接触により帯電してしまい、静電気が発生したり、空気中の塵を吸着したりしてしまうなどの問題があった。特にプラスティックフィルムなどの延伸用の工業用大型延伸機では、大型延伸ロールの摩擦により発生する静電気により延伸されたプラスティックフィルムにピンホールが発生する等大きな問題となっている。
従来、帯電防止ゴムは、帯電防止剤として、ポリエーテル系帯電防止剤(特表2002−500237号公報:特許文献1)や、カーボンブラック(特表2002−507240号公報、特開2002−327122号公報:特許文献2、3)を使用している。ポリエーテル系帯電防止剤を使用した場合は、高温ではポリエーテルが分解してしまい、十分な帯電防止効果が発現しないという問題がある。
特表2002−500237号公報 特表2002−507240号公報 特開2002−327122号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、絶縁性を維持し、帯電防止性に優れたシリコーンゴムとなり得、特に静電気の発生による空気中の塵を吸着してしまうなどの問題を改善することができる工業用大型延伸ロール形成用縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物及び工業用大型延伸ロールを提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物に、イオン導電性帯電防止剤を少量加えることにより、絶縁性を維持し、帯電防止性に優れた硬化物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
従って、本発明は、
(A)分子中に少なくとも2個のシラノール基を有するオルガノポリシロキサン、
(B)シリカ微粉末、
(C)スズ系硬化触媒、
(D)架橋剤、
(E)イオン導電性帯電防止剤
を含有してなり、絶縁性及び帯電防止性能を有する硬化物を与えることを特徴とする工業用大型延伸ロール形成用縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物及び上記縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物の硬化物をシャフト上に形成してなる工業用大型延伸ロールを提供する。
本発明の縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物は、絶縁性を維持し、帯電防止性に優れる硬化物を与えるものであり、また、着色も自由にできる。
本発明の縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物は、イオン導電性帯電防止剤を含有させてなるものである。
本発明に用いられる縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物としては、室温で硬化するものであり、特にベースポリマーとして分子中に少なくとも2個のシラノール基を有するオルガノポリシロキサンを使用し、必要により補強性シリカ等の充填剤を配合し、硬化剤としてアルコキシシランを用いたものが好ましい。より好ましくは、下記(A)〜(E)成分を配合してなるものである。
(A)分子中に少なくとも2個のシラノール基を有するオルガノポリシロキサン、
(B)シリカ微粉末、
(C)スズ系硬化触媒、
(D)架橋剤、
(E)イオン導電性帯電防止剤
〔(A)分子中に少なくとも2個のシラノール基を有するオルガノポリシロキサン〕
(A)成分としては、下記平均組成式(1)で示されるものを用いることができる。
Figure 0004873167
[式中、R1は独立に非置換又は置換の一価炭化水素基であり、nは25℃における粘度が0.0001〜0.5mm2/sとなる正数である。]
一般式(1)中、R1で表される非置換又は置換の一価炭化水素基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等の炭素原子数10以下、好ましくは1〜8、特に好ましくは1〜6の低級アルキル基;ビニル基、アリル基、イソプロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル基等のアルケニル基;(メタ)アクリロイル基;(メタ)アクリロイルオキシ基;シクロヘキシル基等のシクロアルキル基;フェニル基、トリル基、ナフチル基等のアリール基;ベンジル基、2−フェニルエチル基等のアラルキル基;及び、これらの基の水素原子の一部又は全部がハロゲン原子等で置換された基、例えば、クロロメチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基等の、炭素原子数1〜10、好ましくは1〜8、特に好ましくは1〜6のものが挙げられる。これらの一価炭化水素基は、必要に応じて、その水素原子の少なくとも一部がヒドロキシル基で置換されていてもよい。中でも、メチル基、フェニル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基であることが好ましく、メチル基であることが特に好ましい。
繰り返し単位数nは、前記オルガノポリシロキサンの25℃における粘度が0.0001〜0.5mm2/sの範囲となる数であり、好ましくは0.0005〜0.1mm2/s、特に好ましくは0.0005〜0.05mm2/sの範囲となる数である。なお、本発明において、粘度はオストワルド粘度計により測定できる。
上記一般式(1)で表されるオルガノポリシロキサンは、一般に、オルガノシクロポリシロキサンとアルカリ触媒又は酸触媒とを混合し、加熱して、シロキサン結合の開裂と再結合とを含む平衡化反応を行い、水又はシラノール基を含有する低分子化合物を停止剤として用いて、反応を停止することにより得られる。
ここで用いられるアルカリ触媒としては、例えば、水酸化カリウム、テトラアルキルホスホニウムハイドロオキサイド、テトラアルキルアンモニウムハイドロオキサイド等が挙げられ、好ましくは水酸化カリウムが挙げられる。酸触媒としては、硫酸、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸等が挙げられ、好ましくはメタンスルホン酸が挙げられる。
本発明に用いられる上記オルガノポリシロキサンの具体例としては、下記一般式(2−1)〜(2−5)で表されるものが挙げられるが、これらに限定されるものではない。なお、以下の一般式中、Phはフェニル基を示す。
Figure 0004873167
[式中、nは、25℃における粘度が0.0001〜0.5mm2/sとなる数である。]
Figure 0004873167
[式中、mは1以上の整数であり、n’は0以上の整数であり、但し、m+n’は25℃における粘度が0.0001〜0.5mm2/sとなる数である。]
Figure 0004873167
[式中、mは1以上の整数であり、n’は0以上の整数であり、但し、m+n’は25℃における粘度が0.0001〜0.5mm2/sとなる数である。]
Figure 0004873167
[式中、mは1以上の整数であり、n’は0以上の整数であり、但し、m+n’は25℃における粘度が0.0001〜0.5mm2/sとなる数である。]
Figure 0004873167
[式中、nは、25℃における粘度が0.0001〜0.5mm2/sとなる数である。]
〔(B)シリカ微粉末〕
本発明の縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物には、機械的強度などを付与するため、(A)成分のオルガノポリシロキサンに、(B)シリカ微粉末を配合することが望ましい。この補強性シリカ微粉末は、その表面が表面処理剤(有機ケイ素化合物)で疎水化処理されていることが好ましい。前記疎水化処理されていることにより、上記(A)成分との混合後のシリコーンコンパウンドの経時的凝集による増粘を抑制し、硬化触媒や架橋剤(アルコキシシラン類)との混合後、作業に必要なポットライフを十分に確保することができる。
疎水化処理されるシリカ微粉末の種類は特に限定されず、従来のシリコーンゴム組成物に使用されているものを用いることができ、例えば、沈澱シリカ、ヒュームドシリカ、焼成シリカ等が一般に使用され、特にゴム強度を向上させることができる点から、ヒュームドシリカが好適である。
シリカ微粉末の表面処理剤としては、加水分解性基を有するモノマー又はその部分加水分解縮合物からなる有機ケイ素化合物が用いられる。例えば、前記シリカ微粉末表面を、モノメチルシリル基、ジメチルシリル基、トリメチルシリル基等で覆うことができるものが好ましい(これらのシリル基において、ケイ素原子の結合手は、メチル基と結合している結合手を除き、すべてSi−O−Siで示されるシロキサン構造を形成する酸素原子と結合している)。具体例としては、1,3−ジビニルテトラメチルジシラザン、1,3−ジメチルテトラビニルジシラザン、ヘキサメチルジシラザン等のヘキサオルガノジシラザン、オクタメチルトリシラザン、1,5−ジビニルヘキサメチルトリシラザン等のオクタオルガノトリシラザンなどのオルガノシラザン;メチルトリメトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、プロピルトリメトキシシラン、ブチルトリメトキシシラン等のアルキルトリアルコキシシラン;ジメチルジメトキシシラン、ジエチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジエチルジエトキシシラン等のジアルキルジアルコキシシラン;ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリス(メトキシエトキシ)シラン等のアルケニルトリアルコキシシラン;ジビニルジメトキシシラン、ジビニルジエトキシシラン等のジアルケニルジアルコキシシラン;トリメチルメトキシシラン、トリエチルメトキシシラン等のトリアルキルアルコキシシラン;トリビニルメトキシシラン、トリビニルエトキシシラン等のトリアルケニルアルコキシシラン;トリメチルクロロシラン、ジメチルジクロロシラン、メチルトリクロロシラン、ビニルトリクロロシラン、ジビニルジクロロシラン、トリビニルクロロシラン等のオルガノクロロシラン;クロロプロピルトリメトキシシラン等のシランカップリング剤;ジメチルポリシロキサン、オルガノハイドロジェンポリシロキサン等の有機ケイ素化合物が挙げられ、これらの部分加水分解縮合物であってもよい。中でも、ケイ素原子に結合する置換基が加水分解性基であるもの以外はメチル基であるシラン系カップリング剤、及びオルガノシラザン類が好ましく、特に好ましくはオルガノシラザン類である。
これらのシリカ微粉末は、予め粉体の状態で直接疎水化処理されることが好ましい。シリカ表面の疎水化処理の方法は特に限定されず、周知の技術を使用することができる。例えば、常圧で密閉された機械混練装置に上記未処理のシリカ微粉末と表面処理剤とを入れ、室温あるいは加熱した状態で混合処理する。必要に応じて、不活性ガス存在下で前記の処理を行っても、触媒を使用して処理を促進してもよい。混練後、得られた混合物を乾燥することにより表面処理物が調製される。
この疎水化処理により、シリカ表面に存在するシラノール基が疎水性基へと変換される。変換後のシリカ表面の疎水性基がカーボン量として2.0質量%以上であることが好ましく、より好ましくは2.0〜20質量%、更に好ましくは2.5〜12質量%、特に好ましくは3.0〜8質量%である。変換後のシリカ表面の疎水性基がカーボン量として2.0質量%未満であると混合されたシリコーンコンパウンドの経時安定性が悪くなる場合がある。
なお、シリカ表面の疎水性基のカーボン量は、シリカ表面のシラノール基に由来するヒドロキシル基が、例えばシラザン等により処理されて−O−Si(CH33となったものについて、13C−NMRで測定したデータから算出することができる。
上記の疎水化処理後のシリカ微粉末は、BET吸着法による比表面積が50m2/g以上であることが好ましく、より好ましくは50〜600m2/gであり、特に好ましくは100〜400m2/gである。比表面積が50m2/g未満では混合されたシリコーンコンパウンドの強度が低い場合がある。
これらは、1種単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
(B)成分の配合量は、(A)成分100質量部に対して1〜100質量部であることが好ましく、より好ましくは5〜50質量部、更に好ましくは10〜40質量部である。1〜100質量部の範囲を満たすと、得られる縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物は、機械的強度、作業性及び加工性に優れたものとなる。
〔(C)スズ系硬化触媒〕
(C)スズ系硬化触媒は、縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物の硬化の促進に用いられるものである。具体例としては、スズオクトエート、スズカプリレート、スズオレエート等のカルボン酸金属塩や、ジメチルスズジバーサテート、ジブチルスズジバーサテート、ジブチルスズジアセテート、ジブチルスズジオクトエート、ジブチルスズジオレエート、ジフェニルスズジアセテート、酸化ジブチルスズ、ジブチルスズジメトキシド、ジブチルビス(トリエトキシ)スズ、ジオクチルスズジラウレートのような有機スズ化合物等が挙げられる。前記有機スズ化合物中の金属スズ分が1〜50質量%であるスズ化合物が、硬化触媒として好適に用いられ、より好ましくは5〜40質量%、更に好ましくは8〜35質量%のものである。
(C)成分の配合量は有効量であればよいが、具体的には(A)成分100質量部に対して0.01〜10質量部であることが好ましく、より好ましくは0.1〜5質量部、特に好ましくは0.2〜4質量部である。0.01〜10質量部の範囲であると、得られる縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物は、硬化性及び離型性に優れ、該組成物を硬化し、成形して得られる母型のウレタン型取り耐久性にも優れ、硬化シリコーンゴムの保存安定性、耐熱性等の特性にも優れたものとなる。
〔(D)架橋剤〕
本発明の縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物には、必要に応じて、硬化物の架橋密度を高めるために、(C)硬化触媒とともに(D)架橋剤を併用することができる。該架橋剤としては、例えば、一般式(3)で表わされる化合物及び/又はその部分加水分解縮合物が好適に用いられる。
2 aSiX4-a (3)
[式中、R2は非置換又は置換の一価炭化水素基であり、Xは加水分解性基であり、aは0又は1である。]
一般式(3)中、R2で表される非置換又は置換の一価炭化水素基としては、前記のR1について例示したものが挙げられ、好ましくは、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ビニル基及びフェニル基であり、特に好ましくはメチル基である。
Xで表される加水分解性基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基等のアルコキシ基、メチルエチルケトオキシム基等のケトオキシム基、イソプロペノキシ基等のアルケニルオキシ基、アセトキシ基等のアシロキシ基、ジメチルアミノキシ基等のアミノキシ基等が挙げられ、好ましくはアルコキシ基であり、特に好ましくはメトキシ基、エトキシ基である。
具体例としては、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、ブチルトリメトキシシラン、ブチルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、メチルトリス(メトキシエトキシ)シラン等の3官能性アルコキシシラン;テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン等の4官能性アルコキシシラン;メチルトリプロペノキシシラン、メチルトリアセトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、メチルトリ(ブタノキシム)シラン、ビニルトリ(ブタノキシム)シラン、フェニルトリ(ブタノキシム)シラン、プロピルトリ(ブタノキシム)シラン、テトラ(ブタノキシム)シラン、3,3,3−トリフルオロプロピルトリ(ブタノキシム)シラン、3−クロロプロピルトリ(ブタノキシム)シラン、メチルトリ(プロパノキシム)シラン、メチルトリ(ペンタノキシム)シラン、メチルトリ(イソペンタノキシム)シラン、ビニルトリ(シクロペンタノキシム)シラン、メチルトリ(シクロヘキサノキシム)シラン及びこれらの部分加水分解縮合物等が挙げられ、好ましくはアルコキシシラン類とその部分加水分解縮合物である。
(D)成分の配合量は、(A)成分100質量部に対して0.1〜10質量部であることが好ましく、より好ましくは0.2〜8質量部、特に好ましくは0.3〜5質量部である。配合量が0.1質量部未満であると混合されたシリコーンコンパウンドが未硬化となる場合があり、10質量部より多いと所定の物性(硬度、強度)が得られない場合がある。
〔(E)イオン導電性帯電防止剤〕
本発明は、上記(A)〜(D)成分を含む縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物に、(E)成分としてイオン導電性帯電防止剤を配合する。
本発明の縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物に含有させるイオン導電性帯電防止剤は、カーボンブラックのような電子導電性物質ではなく、イオン導電性物質であれば特に制限されないが、リチウム塩が好ましい。
具体的には、LiBF4、LiClO4、LiPF6、LiAsF6、LiSbF6、LiSO3CF3、LiN(SO2CF32、LiSO349、LiC(SO2CF33、LiB(C654などが例示される。これらは、単独で用いてもよく、あるいは2種以上を併用してもよい。
イオン導電性帯電防止剤は、縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物中の分散性を向上させ、安定した効果を発揮させるために、オルガノポリシロキサンでペースト化しておくことが好ましい。この場合、オルガノポリシロキサンは生ゴム状でもオイル状でもよい。好ましくはジメチルポリシロキサン、メチルビニルポリシロキサンである。また、このペーストには、作業性を向上させるために補強性シリカや珪藻土等の充填剤を添加してもよい。この場合、オルガノポリシロキサンとして上記(A)成分のオルガノポリシロキサンの一部を用いることができ、また、上記(B)成分のシリカ微粉末の一部を充填剤としてペーストに配合してもよい。
ペーストにおけるイオン導電性帯電防止剤の濃度は、好ましくは2〜90質量%、より好ましくは5〜80質量%、特に好ましくは10〜50質量%である。イオン導電性帯電防止剤の濃度が2質量%未満であると帯電防止能力が不十分となる場合があり、90質量%より多いとばらつきが大きくなる場合がある。
イオン導電性帯電防止剤の添加量は、ベースポリマーである(A)成分100質量部に対して0.0001〜5質量部、好ましくは0.0005〜3質量部、より好ましくは0.001〜1質量部、特に好ましくは0.001〜0.5質量部である。0.0001質量部より少ないと帯電防止効果が不十分な場合があり、5質量部より多いと、絶縁性が維持されなかったり、シリコーンゴムの物性や耐熱性などに悪影響を与えるおそれがある。
〔その他の任意成分〕
本発明のシリコーンゴム組成物には、上記(A)〜(E)成分以外にも、本発明の縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物の特性を損なわない範囲において、必要に応じて、該組成物の他の特性を向上させるためにその他の添加剤を更に配合することができる。
例えば、粘度調整等のために希釈剤として、両末端トリメチルシリル基封鎖ジメチルポリシロキサン等を配合することができる。補強性充填剤又は沈降防止剤として、あるいは電気伝導性の付与剤として、カーボンブラック等を配合することができる。充填剤、増量剤又は熱伝導性充填剤として、石英粉、溶融石英、球状シリカ、ケイソウ土、ゼオライト、炭酸カルシウム、二酸化チタン、酸化鉄、アルミナ、球状アルミナ、水酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、硫酸マグネシウム等を配合することができる。炭酸塩、水酸化塩等の鉛化合物を放射線遮蔽のために配合することができ、その他にも、無機顔料、有機染料等の着色剤、酸化セリウム、炭酸亜鉛、炭酸マンガン、ベンゾトリアゾール、白金化合物等の耐熱性向上剤もしくは難燃性向上剤を配合することもできる。該組成物の硬化を促進するために、あるいは該組成物の硬化を全体が均一となるように良好に行うために、水;メタノール、エタノール、プロパノール等のアルコール類;又はメチルセロソルブ等のセロソルブ類を添加してもよい。
本発明のシリコーンゴム組成物の調製は、(A)〜(E)成分、及びその他の任意成分をプラネタリーミキサー、品川ミキサー等の公知の混合機を用いて混合すればよい。特に、これらの配合順序は、(A)成分と(B)成分とを混合した後に、イオン導電性帯電防止剤成分と(D)成分と(C)成分とを添加して、混合することが好ましい。
得られたシリコーンゴム組成物は室温で硬化するが、硬化条件として具体的には10〜30℃で16〜72時間とすることができる。
このようにして得られたシリコーンゴム組成物の硬化物の体積抵抗率は、1GΩ・m以上、特に2GΩ・m以上であることが好ましく、これにより十分使用可能な絶縁レベルとすることができる。
また、シリコーンゴム組成物の硬化物の帯電防止性能としては、スタチックオネストメーター(シシド静電気(株)製)を用いて、シリコーンゴム成形物の表面に、コロナ放電により静電気を6kVチャージした後、その帯電圧が半分になる時間(半減期)が、2分以内、特に1分以内であることが好ましい。
本発明の縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物の硬化物は、絶縁性を維持し、帯電防止性に優れるため、工業用大型延伸機に使用される工業用大型延伸ロールに使用することができる。
以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に制限されるものではない。
帯電量及び体積固有抵抗値は、下記の方法により測定した。
帯電量測定
スタチックオネストメーター(シシド静電気(株)製)を用いて、成形物の表面に、コロナ放電により静電気を6kVチャージした後、その帯電圧が半分になる時間(半減期)を測定した。
体積固有抵抗値測定
JIS−K6249に基づいて測定した。
帯電防止剤ペーストを下記のように調製した。
[帯電防止剤ペースト1の調製]
末端がトリメチルシリル基で封鎖されたジメチルポリシロキサン42質量部、比表面積が110m2/gである疎水化処理されたヒュームドシリカ(R−972、日本アエロジル(株)製)8質量部、LiN(SO2CF32を20質量%含有するアジピン酸エステル50質量部を混練し、帯電防止剤ペースト1を調製した。
[帯電防止剤ペースト2の調製]
末端がトリメチルシリル基で封鎖されたジメチルポリシロキサン42質量部、比表面積が110m2/gである疎水化処理されたヒュームドシリカ(R−972、日本アエロジル(株)製)8質量部、25℃における粘度が75mm2/sであるポリエーテル変性シリコーンオイル(KF351F、信越化学工業(株)製)50質量部を混練し、帯電防止剤ペースト2を調製した。
[実施例1]
両末端がシラノール基で封鎖されたジメチルポリシロキサン(粘度:0.005mm2/s)100部と、疎水化処理されたヒュームドシリカ(Musil 120A、信越化学工業(株)製、BET吸着法による比表面積:180m2/g、シリカ表面の疎水性基:カーボン量として2.8質量%)40部と、ヘキサメチルジシラザン5部と、水2.5部とをニーダー内において、室温で1時間混合した。次いで、ニーダー内部の温度を60分かけて160℃まで昇温して、その温度を保ったまま4時間混合を継続した。この組成物100質量部に対し、帯電防止剤ペースト1を0.05質量部、更に硬化触媒であるジオクチルスズジラウレート(金属スズ分16質量%)1.0部と、架橋剤であるフェニルトリメトキシシラン2.2部と、両末端トリメチルシリル基封鎖のジメチルポリシロキサン1.8部とを混合することにより調製した硬化剤5質量部を25℃で1分間混合し、シリコーンゴム組成物を調製した。
このシリコーンゴム組成物で2mm厚のシートを作製し、23℃で72時間硬化した。このシリコーンゴムシートの帯電量(半減期)、体積固有抵抗値を測定した。結果を表1に示す。
[実施例2]
帯電防止剤ペースト1の添加量を0.01質量部にした以外は実施例1と同様にして帯電量、体積固有抵抗値を測定した。結果を表1に示す。
[比較例1]
帯電防止剤を添加しない以外は実施例1と同様にして帯電量、体積固有抵抗値を測定した。結果を表1に示す。
[比較例2]
帯電防止剤ペースト1のかわりに、帯電防止剤ペースト2を使用した以外は実施例1と同様にして帯電量、体積固有抵抗値を測定した。結果を表1に示す。
Figure 0004873167
[実施例3]
直径1000mm×長さ5000mmのステンレスシャフトの表面に、室温硬化型液状シリコーンゴム用プライマーAQ−1(信越化学工業(株)製)を塗布した。更にこの上に実施例1の組成物を塗布し、23℃で48時間硬化し、ゴム厚さ20mm、長さ5000mmの工業用大型シリコーンゴムロールを作製した。
この工業用大型シリコーンゴムロールをポリエチレンフィルムの延伸ロールとして組み込み、稼働させ、1000m延伸を行い、摩擦により発生した静電気によるロール表面の埃の有無によるポリエチレンフィルム上のピンホール不良を確認したが、ピンホール数は0であった。
[比較例3]
実施例3において、実施例1の組成物に代えて、比較例1の帯電防止剤を添加しない室温硬化性シリコーンゴム組成物を使用し、同様に延伸ロールとして組み込んだところ、560m延伸した時点でピンホールが発生し、1000m延伸後のピンホール数は32個であった。

Claims (6)

  1. (A)分子中に少なくとも2個のシラノール基を有するオルガノポリシロキサン、
    (B)シリカ微粉末、
    (C)スズ系硬化触媒、
    (D)架橋剤、
    (E)イオン導電性帯電防止剤
    を含有してなり、絶縁性及び帯電防止性能を有する硬化物を与えることを特徴とする工業用大型延伸ロール形成用縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物。
  2. イオン導電性帯電防止剤が、リチウム塩である請求項1記載の縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物。
  3. イオン導電性帯電防止剤が、LiBF4、LiClO4、LiPF6、LiAsF6、LiSbF6、LiSO3CF3、LiN(SO2CF32、LiSO349、LiC(SO2CF33、LiB(C654から選ばれる1種又は2種以上のリチウム塩であることを特徴とする請求項2記載の縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物。
  4. イオン導電性帯電防止剤が、オルガノポリシロキサンでペースト化されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物。
  5. 硬化物の体積抵抗率が、1GΩ・m以上である請求項1〜4のいずれか1項記載の縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項記載の縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物の硬化物をシャフト上に形成してなる工業用大型延伸ロール。
JP2007109327A 2006-09-22 2007-04-18 工業用大型延伸ロール形成用縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物 Active JP4873167B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007109327A JP4873167B2 (ja) 2006-09-22 2007-04-18 工業用大型延伸ロール形成用縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物
US11/857,836 US20080076864A1 (en) 2006-09-22 2007-09-19 Silicone rubber composition which cures by condensation
TW096135505A TWI415900B (zh) 2006-09-22 2007-09-21 Condensation reaction hardening type silicone rubber composition
KR1020070096430A KR101362573B1 (ko) 2006-09-22 2007-09-21 축합 반응 경화형 실리콘 고무 조성물

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006257315 2006-09-22
JP2006257315 2006-09-22
JP2007109327A JP4873167B2 (ja) 2006-09-22 2007-04-18 工業用大型延伸ロール形成用縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008101184A JP2008101184A (ja) 2008-05-01
JP4873167B2 true JP4873167B2 (ja) 2012-02-08

Family

ID=39225861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007109327A Active JP4873167B2 (ja) 2006-09-22 2007-04-18 工業用大型延伸ロール形成用縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20080076864A1 (ja)
JP (1) JP4873167B2 (ja)
KR (1) KR101362573B1 (ja)
TW (1) TWI415900B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8222341B2 (en) * 2009-03-17 2012-07-17 Mearthane Products Corporation Semi-conductive silicone polymers
EP2915852B1 (en) * 2012-11-05 2019-10-09 Momentive Performance Materials Japan LLC Heat curable silicone rubber composition
EP2915851B1 (en) * 2012-11-05 2019-02-20 Momentive Performance Materials Japan LLC Thermosetting addition reaction type silicone resin composition
US10883028B2 (en) 2017-12-26 2021-01-05 Nano And Advanced Materials Institute Limited Room temperature curable polyoranopolysloxane silicone sealant composition, the silicone sealant and method for preparing thereof
KR102211932B1 (ko) * 2019-08-21 2021-02-04 정준석 실리콘 고무용 대전방지 첨가제 조성물 및 이를 포함하는 대전방지 실리콘 고무 조성물

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0784560B2 (ja) * 1986-12-19 1995-09-13 東芝シリコ−ン株式会社 シリコ−ンゴム組成物
US20040132919A1 (en) * 1997-12-24 2004-07-08 Toshikazu Kobayashi Antistatic polymer composition and moldings thereof
JP2000248183A (ja) * 1999-02-26 2000-09-12 Dow Corning Toray Silicone Co Ltd シリコーンゴム組成物
KR100722896B1 (ko) * 2000-04-12 2007-05-30 산꼬 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 제전성 조성물
JP2003082232A (ja) * 2001-09-07 2003-03-19 Shin Etsu Chem Co Ltd 半導電ローラ用シリコーンゴム組成物及び半導電ローラ
JP2003119387A (ja) * 2001-10-10 2003-04-23 Shin Etsu Chem Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP4209608B2 (ja) * 2001-11-14 2009-01-14 信越化学工業株式会社 室温硬化性シリコーンゴム組成物
JP3977239B2 (ja) * 2002-12-04 2007-09-19 信越化学工業株式会社 液状シリコーン組成物の製造方法
JP3959366B2 (ja) * 2003-04-11 2007-08-15 信越化学工業株式会社 室温硬化性シリコーンゴム組成物
JP4367631B2 (ja) * 2004-04-12 2009-11-18 信越化学工業株式会社 室温硬化型導電性シリコーンゴム組成物
JP4508794B2 (ja) * 2004-09-14 2010-07-21 信越化学工業株式会社 防汚性縮合硬化型オルガノポリシロキサン組成物及び水中構造物
JP4905626B2 (ja) * 2005-02-15 2012-03-28 信越化学工業株式会社 絶縁性シリコーンゴム組成物及びその硬化物

Also Published As

Publication number Publication date
TW200819503A (en) 2008-05-01
KR101362573B1 (ko) 2014-02-13
US20080076864A1 (en) 2008-03-27
TWI415900B (zh) 2013-11-21
JP2008101184A (ja) 2008-05-01
KR20080027197A (ko) 2008-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5581764B2 (ja) シリコーンゴム組成物及び帯電防止性シリコーンゴム硬化物の耐圧縮永久歪性を向上する方法
TWI389978B (zh) Insulating silicone rubber composition
JP4209608B2 (ja) 室温硬化性シリコーンゴム組成物
JP5872964B2 (ja) 導電性室温硬化型フルオロシリコーンゴム組成物
US20080260981A1 (en) Antistatic silicone rubber mold-making material
JP2631572B2 (ja) 導電性シリコーンゴム組成物
JP6468322B2 (ja) シリコーンゴム系硬化性組成物および成形体
EP3533838B1 (en) Heat-resistant millable silicone rubber composition
JP4873167B2 (ja) 工業用大型延伸ロール形成用縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物
EP3623399B1 (en) Self-welding high dielectric silicone rubber composition and self-welding high dielectric tape
JP2007526373A (ja) シリコーンゴム
JP2019019241A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物、およびこれを含有するシール剤、コーティング剤、接着剤、成形物
JP5589936B2 (ja) 親水性シリコーンゴム部材
JPH0339550B2 (ja)
CN109694579B (zh) 硅酮组合物、硅酮橡胶固化物、和电力线缆
JP4656339B2 (ja) 縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物
JP3959366B2 (ja) 室温硬化性シリコーンゴム組成物
JP4334632B2 (ja) ポリマー碍子用シリコーンゴム組成物及びポリマー碍子
JP2007180044A (ja) ポリマー碍子の高電圧電気絶縁特性を改善する方法
CN101220206A (zh) 通过缩合固化的硅橡胶组合物
CN114269861B (zh) 混炼型硅橡胶组合物、硅橡胶固化物及电力电缆连接用电绝缘构件
JP6738776B2 (ja) シリコーンゴム組成物
JP4386981B2 (ja) 高電圧電気絶縁体用シリコーンゴム組成物及びポリマー碍子
JPH07242825A (ja) 導電性シリコーンゴム組成物およびその製造方法
JP2008156579A (ja) 導電性シリコーンゴム組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110802

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110810

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111026

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111108

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4873167

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150